JP3837383B2 - 燃料電池電源装置 - Google Patents
燃料電池電源装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3837383B2 JP3837383B2 JP2002350562A JP2002350562A JP3837383B2 JP 3837383 B2 JP3837383 B2 JP 3837383B2 JP 2002350562 A JP2002350562 A JP 2002350562A JP 2002350562 A JP2002350562 A JP 2002350562A JP 3837383 B2 JP3837383 B2 JP 3837383B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel cell
- control device
- power supply
- heat
- fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
定置式の燃料電池電源装置が開発されつつあり、例えば固体高分子形燃料電池で直流電力を生じさせ、この直流電力をインバータを介して交流電力に変換して取り出すようにしたものがある。この種の燃料電池電源装置で、原燃料として都市ガス等の炭化水素系燃料が用いられる場合は、水素を主体とした燃料に改質するための燃料改質装置が単一のユニットケース内に内蔵される。ユニットケース内には、この他に燃料電池本体、全体の制御を行う制御装置、燃料電池に関連して設けられるポンプやファン等の補機類が内蔵される。
【0003】
燃料改質装置は通常、改質器、CO変成器、CO除去器とから構成され、これらの機器内にはそれぞれ所定の触媒が充填されており、これらの触媒はいずれも高温で作用するため加熱する必要がある。このため、改質器にはバーナが併設され、起動時にはこのバーナで原燃料を燃焼させ、改質器内の触媒を約650〜700℃に昇温する。又、改質器の昇温に伴ってCO変成器、CO除去器の触媒も徐々に昇温するが、起動時の改質ガスは不安定であるため、直ちに燃料電池に供給せずにPGバーナに送り込んで燃焼する。
【0004】
一方、制御装置は多数の電子部品から構成されており、この制御装置は熱から保護しなければならない。このため、制御装置は燃料改質装置から遠ざけて配置する必要があり、その手段としては例えばユニットケース内を仕切り壁によって二分し、一方の仕切り部屋内に燃料改質装置を配設すると共に、他方の仕切り部屋内に制御装置を配設している(例えば、特許文献1)。
【0005】
この場合、ポンプやファン等の補機類は制御装置側の部屋の下段に設置され、更に燃料電池を冷却するための水タンクと関連付けて、中段には燃料電池が配置される。中段及び下段はこれらの部材によって占有されるため、前記制御装置は必然的に上段に設置されることになる。
【0006】
又、断熱隔壁によりパッケージ内を燃料電池及び燃料改質装置を含む高温装置室と、電力変換装置及び計測制御装置を含む電気装置室とに画成し、電気装置室の外壁に形成された換気孔から吸入した空気を断熱隔壁に形成された通風孔を介して高温装置室に導き、温度の上昇した空気を高温装置室内に吸気口を有するブロワ(例えば、反応空気ブロワ或は燃焼空気ブロワ)で吸入することにより発生する強制風流によってパッケージ内を強制換気するようにした技術が開示されている(例えば、特許文献2)。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−185180号公報
【特許文献2】
特開平5−290868号公報
【特許文献3】
特開平11−233131号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1の場合には、ユニットケース内を二分する仕切り壁が必要となり、又特許文献2の場合にはパッケージ内を高温装置室と電気装置室とに画成する断熱隔壁が必要となるため、ユニットケース又はパッケージが大きくなって小型コンパクトの要求が満足できない問題がある。又、特許文献1では、燃料電池も固体高分子形の場合は作動温度が約80℃に昇温するため、直上の制御装置を熱気の上昇によって加熱してしまう問題があった。これを防止するために、仕切り壁の上部に水パイプを配設して冷却するようにしているが、水パイプの外周面で凝縮した水滴が制御装置に滴下する難点があった。特許文献2では、高温装置室内において燃料改質装置と燃料電池とが横方向に隣接配置されているため、強制換気はするものの高温の燃料改質装置により燃料電池が熱影響を受けて性能低下を引き起こす問題がある。
【0009】
本発明は、このような従来の事態に対処するためになされ、仕切り壁又は断熱隔壁を不要としてユニットケースを小型コンパクトにし、且つ構成部材の作動(作用)温度の高低によって配置を高温のものから順に上段から定めることにより、高熱による影響を極力避けて各構成部材が性能低下を引き起こすことなく作動できるようにし、しかも制御装置を熱から保護すると共に、水パイプの水滴からも保護するようにした燃料電池電源装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、本発明の請求項1は、単一のユニットケース内に燃料電池本体、燃料改質装置、燃料電池で発生した直流電力を電源出力仕様に変換する電力変換装置、電源装置全体の制御を行う制御装置及び補機類を内蔵した燃料電池電源装置において、前記燃料改質装置は、全体が断熱材によって被覆されるとともに前記ユニットケースの上段に配設され、前記制御装置と前記燃料電池本体とは、断熱材が間挿されるとともに前記ユニットケースの中段位置に配設されることを特徴とする燃料電池電源装置である。
【0011】
又、本発明の請求項2は、請求項1の燃料電池電源装置において、前記制御装置は、背面側および外周部を断熱材によって被覆されていることを特徴とする。
【0012】
更に、本発明の請求項3は、請求項1又は請求項2の燃料電池電源装置において、前記制御装置と燃料電池本体との間に熱交換器を設けたことを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項4は、請求項3の燃料電池電源装置において、前記熱交換器は、燃料電池本体から排出される反応ガスと貯湯タンクの水との間で熱交換することを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項5は、請求項1乃至請求項4いずれか1項の燃料電池電源装置において、前記ユニットケースに設けられた第1吸気口と前記制御装置とを連結するダクトを設け、且つ前記断熱材に第2吸気口と排気口とを設けたことを特徴とする。
【0015】
上記のような構成の本発明では、燃料改質装置はユニットケースの上段に配設するので仕切り壁又は断熱隔壁を設ける必要がなくなり、制御装置は中段位置に燃料電池と共に配設したので高温雰囲気の燃料改質装置による熱影響を極力避けることができる。又、制御装置を断熱材で被覆することにより、更に制御装置と燃料電池との間に熱交換器を設けることで、或は外部から取り込んだ空気で制御装置を空冷することで制御装置を熱から充分保護することができる。この場合、従来のような冷却用の水パイプが不要となり、制御装置を水滴から保護することもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る燃料電池電源装置の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は、単一のユニットケースの外装板を取り除いた状態での前面側の概略斜視図である。図2は、背面側の概略斜視図である。図3は、燃料電池電源装置のシステム構成を示す説明図である。図4は、本発明に係る燃料電池電源装置の他の実施形態を示す説明図である。図5(a)は本発明に係る燃料電池電源装置の概略正面図、(b)はそのY−Y線概略断面図、(c)は制御装置での空気の流れを示す概略斜視図である。
【0017】
図1において、1は単一ユニットケースのフレームであり、棚を形成する横桟1a、1bにより上、中、下段に区分され、上段の側方には補助棚1cが設けられている。
【0018】
2は上段の横桟1a上に配設された燃料改質装置であり、全体が断熱材によって被覆され、図示は省略したが内部には改質器と、改質器バーナと、CO変成器と、CO除去器とが設けられている。
【0019】
補助棚1cの上には改質器バーナ用空気ポンプ3が配設され、燃料改質装置2内の改質器に管接続されている。改質器バーナ用空気ポンプ3の前方にはPGバーナ4が補助棚1cに吊り下げ状態に固定され、燃料改質装置2内のCO除去器に管接続されている。
【0020】
5は中段の横桟1b上に取り付けられた制御装置であり、基板上に多数の電子部品が実装されて形成されており、この制御装置5の背面側及び外周部は断熱材5a、5bでそれぞれ被覆されている。
【0021】
6は燃料電池本体であり、図2のように中段に位置させて固定され、前記制御装置5と背中合わせの状態になっている。制御装置5の背面側断熱材5aは燃料電池本体6の発熱が制御装置5に熱伝導するのを阻止する。又、制御装置5の外周部側の断熱材5bは燃料改質装置2又はPGバーナ4等からの放射熱を阻止する。
【0022】
7は燃料電池本体6の側方に配設された電力変換装置(電源ボックス)であり、DC/ACインバータ及びDC/DCコンバータ、補機用コンバータ等が内蔵され、燃料電池本体7で発電された直流電力を交流電力に変換し、又は補機等を駆動するために直流電力を安定化する。
【0023】
下段の底板上には、燃料改質装置2の改質器に原燃料を送り込むための燃料ポンプ8や、燃料電池本体6に反応空気を送り込むための空気ポンプ9等の補機が配設されている。又、図2のように燃料電池本体6の下方には冷却及びガス加湿用の水タンク10が設けられている。
【0024】
図2において、4aはPGバーナ4に空気を供給するためのファンであり、2aは燃料改質装置2のCO除去器を冷やすためのファンである。その他に、説明は省略するが熱回収用の複数の熱交換器が適所に配設され、更に各部材を接続するための配管や電気的配線が実装されている。
【0025】
図示は省略したが、フレーム1の前面、両側面、背面及び上面には外装板がそれぞれ取り付けられて単一のユニットケース11(図4)が構成され、ユニットケース11の前面要所には排気ガスの排出口11aが設けられ、この排出口11aの内側には排気ダクト(図略)が接続される。
【0026】
このように構成された燃料電池電源装置により発電するには、図3にその概略を示すように天然ガス又はメタノール等の原燃料を前記燃料ポンプ8により燃料改質装置2に送り込む。起動時には、改質器バーナに原燃料を送り込んで燃焼させ、この燃焼ガスによって改質器の触媒を所定温度まで昇温させる。
【0027】
燃料改質装置2により水素主体の改質ガスが生成されるが、前記のように起動時の段階では改質ガスが安定していないため、改質ガスを前記PGバーナ4に送り込んで燃焼させる。
【0028】
燃料改質装置2による改質ガスが安定した時点で、PGバーナ4での燃焼を停止し、改質ガスを燃料電池本体6に供給して発電を行う。この場合、燃料電池本体6は固体高分子型燃料電池であって、アノード(燃料極)に改質ガスが供給されると共に、カソード(空気極)には空気ポンプ9により反応空気が供給され、固体高分子電解質膜を介して電気化学反応が生じることにより直流電力が発電される。
【0029】
この際、固体高分子電解質膜を湿潤状態に保持するため、改質ガス及び/又は反応空気を水タンク10で加湿してから燃料電池本体6に供給する。又、電気化学反応により燃料電池本体6は徐々に昇温するが、これを適正運転温度(約80℃)に保持するために水タンク10から冷却水を燃料電池本体6の冷却部に供給して冷却し、冷却後に水タンク10に戻す。
【0030】
燃料電池本体6で発電した直流電力は、電力変換装置7に導入されそのDC/DCコンバータで昇圧され、又はDC/ACインバータにより交流電力に変換されて出力される。又、補機用コンバータで安定化した直流電力は、ポンプやファン等の補機類の駆動電源として使用され、交流電力は家庭内の電気機器の駆動電源として利用される。
【0031】
これら一連の発電運転において、前記制御装置5は燃料改質装置2、燃料電池本体6、電力変換装置7、その他補機類の動作を制御する。
【0032】
制御装置5は、前記のようにユニットケース11内の中段位置に燃料電池本体6と背中合わせに配設され、背面側の断熱材5aによって燃料電池本体6とは熱遮断され、外周部の断熱材5bによって直上の燃料改質装置2及び側方のPGバーナ4とは熱遮断されている。これにより、制御装置5は高熱の影響を殆ど受けない。又、この場合は制御装置5の上方に冷却用の水パイプが無いため、凝縮水の滴下が全く生じず、水濡れからも完全に保護される。
【0033】
前記燃料改質装置2は、ユニットケース11の上段に位置させたことから従来のようにユニットケース11内を仕切り壁又は断熱隔壁で二分する必要がない。燃料改質装置2の改質器バーナ又はPGバーナ4からの燃焼排ガスは前記排気ダクトに流入してユニットケース11前面の排気口11a(図5)から外部に排出される。図示は省略したが、排気ダクトの要所に熱交換器を設けて燃焼排ガスと熱交換を行い、燃焼排ガスの温度を下げて排気口から外部に排出する。又、熱交換器から熱回収して貯湯タンク12(図4)の水を加温することにより熱電併給(コージェネレーション)するように構成する。燃料改質装置2の内部にも熱交換器(図略)を設けて熱回収を行うことが好ましい。
【0034】
図4は、本発明の他の実施形態を示す概略説明図である。この実施形態においては、上記制御装置5と燃料電池本体6との間に熱交換器13を設けたことを特徴とする。この熱交換器13は、燃料電池本体6から排出される反応ガスと貯湯タンク12の水との間で熱交換する。例えば、カソードから排出される未反応空気は燃料電池本体6の作動温度とほぼ同じ温度(約80℃)を有しており、貯湯タンク12からの水との間で効率良く熱交換を行うことができる。これにより、燃料電池本体6の熱から制御装置5を保護すると共に、排出反応ガスの熱を貯湯タンク12の水を加温する熱源として有効利用する。
【0035】
又、燃料電池本体6から排出される反応ガスのうち、アノードから排出される未反応改質ガス(未反応に終わった改質ガス)を利用して熱交換器13により熱交換することもできる。この場合は、燃料電池本体6のアノードから排出される未反応改質ガスと貯湯タンク12の水との間で熱交換させる。アノードから排出される未反応改質ガスは燃料電池本体6の作動温度とほぼ同じ温度(約80℃)を有しており、貯湯タンク12の水との間で効率良く熱交換することができる。熱交換後の未反応改質ガスは前記燃料改質装置2の改質器バーナに導入されて燃焼される。
【0036】
このようにして、燃料電池本体6から排出される未反応空気又は未反応改質ガスと貯湯タンク12の水とにより熱交換器13で熱交換させることで、燃料電池本体6側から前記制御装置5に高熱が伝達するのを阻止して制御装置5を熱から保護できると共に、貯湯タンク12の水を加温する熱源として有効利用することができる。尚、熱交換器13は前記断熱材5a、5bと併用することも可能である。
【0037】
図5(a)は、ユニットケース11の要所例えば前面下部に設けられ第1吸気口11bから取り込んだ空気を利用して制御装置5を空冷する実施形態を示すものである。この場合、第1吸気口11bから取り込んだ空気は、図5(b)、(c)のようにダクト14を介して前記断熱材5bの底面に設けた第2吸気口5cから制御装置5の前面側に流入させ、断熱材5bの側面に設けた排気口5dから流出させる。これにより、制御装置5を空冷することができる。
【0038】
又、断熱材5bの排気口5dから排出した空気は、図示を省略した管路を介して前記改質器バーナやPGバーナに燃焼用空気を送り込むための空気ポンプ3及び/又は燃料電池本体6に反応空気を送り込むための空気ポンプ9に供給することができる。尚、前記ダクト14内には、図示は省略したが空気取込用のファン及び空気清浄用のフィルタを設けることが好ましい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る請求項1の発明によれば、単一のユニットケース内に構成部材を内蔵した燃料電池電源装置において、燃料改質装置はユニットケースの上段に配設し、制御装置はほぼ中段に断熱材を介して燃料電池と背中合わせに配設したので、熱を遮断するための仕切り壁又は断熱隔壁を設けて二分する必要がなく、又冷却用の水パイプを上部に設ける必要がなくなる。これにより、ユニットケースを小型コンパクトに形成できると共に、作動温度の高い(約700℃)改質器を上段、次に温度の高い(約80℃)燃料電池本体を中段、温度の比較的低い(約60℃以下)補機類を下段にそれぞれ配置することから各構成部材の性能を低下させることなく作動させることができ、又制御装置を水濡れから完全に保護することができる。
【0040】
又、本発明に係る請求項2の発明によれば、請求項1の燃料電池電源装置において、前記制御装置は断熱材により被覆されているので、制御装置への熱伝達を遮断して周囲の高温から保護することができる。
【0041】
本発明に係る請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の燃料電池電源装置において、前記制御装置と燃料電池本体との間に熱交換器を設けたので、制御装置への熱伝達を積極的に遮断して周囲の高温から保護することができる。
【0042】
本発明に係る請求項4の発明によれば、請求項3の燃料電池電源装置において、前記熱交換器は、燃料電池本体から排出される反応ガスと貯湯タンクの水との間で熱交換することを特徴とし、これにより燃料電池側の熱から制御装置を保護すると共に、貯湯タンクの水を加温する熱源として有効利用することができる。
【0043】
更に、本発明に係る請求項5の発明によれば、請求項1乃至請求項4いずれか1項の燃料電池電源装置において、前記ユニットケースに設けられた第1吸気口と前記制御装置とを連結するダクトを設け、且つ前記断熱材に第2吸気口と排気口とを設けたので、前記ユニットケースの吸気口から取り込んだ空気を制御装置に誘導して空冷することができる。前記熱交換器と組み合わせることで、より一層効率良く制御装置を熱から保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料電池電源装置の実施形態を示すもので、外装板を外した状態で前面側から見た概略斜視図である。
【図2】同じく、背面側から見た概略斜視図である。
【図3】燃料電池電源装置のシステム構成を示す説明図である。
【図4】本発明に係る燃料電池電源装置の他の実施形態を示す説明図である。
【図5】本発明に係る燃料電池電源装置の更に他の実施形態を示すもので、(a)は燃料電池電源装置の概略正面図、(b)はそのY−Y線概略断面図、(c)は制御装置での空気の流れを示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1…フレーム
2…燃料改質装置
3…改質器バーナ用空気ポンプ
4…PGバーナ
5…制御装置
5a、5b…断熱材
6…燃料電池本体
7…電力変換装置
8…燃料ポンプ
9…空気ポンプ
10…水タンク
11…ユニットケース
11b…吸気口
12…貯湯タンク
13…熱交換器
14…ダクト
Claims (5)
- 単一のユニットケース内に燃料電池本体、燃料改質装置、燃料電池で発生した直流電力を電源出力仕様に変換する電力変換装置、電源装置全体の制御を行う制御装置及び補機類を内蔵した燃料電池電源装置において、
前記燃料改質装置は、全体が断熱材によって被覆されるとともに前記ユニットケースの上段に配設され、
前記制御装置と前記燃料電池本体とは、断熱材が間挿されるとともに前記ユニットケースの中段位置に配設される
ことを特徴とする燃料電池電源装置。 - 前記制御装置は、背面側および外周部を断熱材によって被覆されていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池電源装置。
- 前記制御装置と前記燃料電池本体との間に熱交換器を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の燃料電池電源装置。
- 前記熱交換器は、前記燃料電池本体から排出される反応ガスと貯湯タンクの水との間で熱交換することを特徴とする請求項3記載の燃料電池電源装置。
- 前記ユニットケースに設けられた第1吸気口と前記制御装置とを連結するダクトを設け、且つ前記断熱材に第2吸気口と排気口とを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか1項記載の燃料電池電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002350562A JP3837383B2 (ja) | 2002-01-29 | 2002-12-02 | 燃料電池電源装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002-20354 | 2002-01-29 | ||
JP2002020354 | 2002-01-29 | ||
JP2002350562A JP3837383B2 (ja) | 2002-01-29 | 2002-12-02 | 燃料電池電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003297409A JP2003297409A (ja) | 2003-10-17 |
JP3837383B2 true JP3837383B2 (ja) | 2006-10-25 |
Family
ID=29404754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002350562A Expired - Fee Related JP3837383B2 (ja) | 2002-01-29 | 2002-12-02 | 燃料電池電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3837383B2 (ja) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4991097B2 (ja) * | 2004-09-16 | 2012-08-01 | 京セラ株式会社 | 燃料電池発電装置 |
JP5123465B2 (ja) * | 2005-02-18 | 2013-01-23 | パナソニック株式会社 | 燃料電池発電システム |
KR100595113B1 (ko) | 2005-03-07 | 2006-06-30 | 삼성에스디아이 주식회사 | 펌프 진동 및 소음 방지 구조가 구비된 연료 전지 시스템 |
JP2007193963A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃料電池発電装置 |
JP4950497B2 (ja) * | 2006-01-25 | 2012-06-13 | 東芝燃料電池システム株式会社 | 燃料電池発電装置およびその換気方法 |
EP2127012B1 (en) * | 2007-03-22 | 2011-06-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Fuel cell system |
JP2008243595A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Kyocera Corp | 燃料電池装置 |
JP5277573B2 (ja) * | 2007-07-02 | 2013-08-28 | 富士電機株式会社 | 燃料電池発電装置 |
CA2708052A1 (en) | 2007-12-05 | 2009-06-11 | Panasonic Corporation | Fuel cell power generation system |
JP5026383B2 (ja) * | 2008-10-09 | 2012-09-12 | パナソニック株式会社 | 燃料電池発電システム |
JP5132379B2 (ja) * | 2008-03-24 | 2013-01-30 | 京セラ株式会社 | 燃料電池装置 |
JP5422911B2 (ja) * | 2008-04-25 | 2014-02-19 | アイシン精機株式会社 | 燃料電池システム |
JP5026353B2 (ja) * | 2008-06-23 | 2012-09-12 | パナソニック株式会社 | 燃料電池発電システム |
JP5431018B2 (ja) | 2008-08-07 | 2014-03-05 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池システム |
JP2010062133A (ja) | 2008-08-07 | 2010-03-18 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池システム |
JP5439266B2 (ja) | 2010-04-21 | 2014-03-12 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池システム |
JP5524693B2 (ja) | 2010-04-21 | 2014-06-18 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池システム |
JP2011249024A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Panasonic Corp | 燃料電池システム |
JPWO2012090964A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2014-06-05 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 燃料電池システム |
JP5907331B2 (ja) * | 2011-05-20 | 2016-04-26 | 株式会社ノーリツ | 燃料電池発電装置 |
JP5902550B2 (ja) * | 2012-05-10 | 2016-04-13 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池システム |
JP5057601B2 (ja) * | 2012-06-05 | 2012-10-24 | パナソニック株式会社 | 燃料電池発電システム |
JP5057600B2 (ja) * | 2012-06-05 | 2012-10-24 | パナソニック株式会社 | 燃料電池発電システム |
JP5974721B2 (ja) * | 2012-08-09 | 2016-08-23 | 株式会社豊田自動織機 | 電池パック |
JP6068202B2 (ja) * | 2013-03-06 | 2017-01-25 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池システム |
DE102020102518A1 (de) * | 2020-01-31 | 2021-08-05 | ME Energy - Liquid Electricity GmbH | Ladesäule |
-
2002
- 2002-12-02 JP JP2002350562A patent/JP3837383B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003297409A (ja) | 2003-10-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3837383B2 (ja) | 燃料電池電源装置 | |
JP5318506B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP4991097B2 (ja) | 燃料電池発電装置 | |
JP6082417B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP6068202B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JPH05290868A (ja) | パッケ−ジ型燃料電池発電装置の換気構造 | |
JP2006507639A (ja) | 電気化学燃料電池における熱エネルギー制御 | |
JP3138118B2 (ja) | パッケージ型燃料電池発電装置 | |
JPH10284105A (ja) | パッケージ型燃料電池発電装置 | |
JP3945978B2 (ja) | 燃料電池電源装置 | |
JP5026383B2 (ja) | 燃料電池発電システム | |
JP2006107979A (ja) | 燃料電池ユニット | |
JP2016177883A (ja) | 空気予熱器及び発電装置 | |
JP2002008687A (ja) | 燃料電池発電装置 | |
JP5444828B2 (ja) | 燃料電池発電装置 | |
JP6198984B1 (ja) | 燃料電池システム | |
JPH097624A (ja) | 固体電解質型燃料電池 | |
JPH0922719A (ja) | ポータブル燃料電池及びその運転方法 | |
JPH09289030A (ja) | 固体電解質燃料電池モジュール | |
JPH0777132B2 (ja) | 燃料電池発電装置 | |
JP3177391B2 (ja) | ポータブル燃料電池 | |
JP6278653B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2002208427A (ja) | 燃料電池用改質装置 | |
JP5057601B2 (ja) | 燃料電池発電システム | |
JP2011029117A (ja) | 燃料電池装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060425 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060626 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060725 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060731 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804 Year of fee payment: 3 |
|
S201 | Request for registration of exclusive licence |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314201 |
|
S201 | Request for registration of exclusive licence |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314201 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130804 Year of fee payment: 7 |
|
S211 | Written request for registration of transfer of exclusive licence |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314213 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314531 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S211 | Written request for registration of transfer of exclusive licence |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314213 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314531 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S211 | Written request for registration of transfer of exclusive licence |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314213 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |