JP3836752B2 - 天板付き空気浄化機の吸込み口用カバー装置 - Google Patents

天板付き空気浄化機の吸込み口用カバー装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、煙草の煙等により汚れた空気を浄化するテーブル型空気浄化装置、或いはスタンド型(カウンター型)の空気浄化装置のように、天板を備えた家具型空気浄化装置の空気吸込み口のカバー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、天板付き空気清浄機は、一般に天板の下面に取付けた筒型又は箱型の本体にフィルタやファン等の浄化機構を内臓している。
【0003】
そして、浄化された空気を全て、本体の下面から直接床に吹出したり(例えば特開平9−155231号公報参照)、本体の側面に形成した吹出し口から外向きに排出したりしている。
【0004】
ここで、特開平9−155231号公報のように浄化済み空気を本体の下部において吹出すものは、すっきりしたデザインにできる利点があるが、冬季等で室温が低い状況において使用した場合、冷たい浄化済み空気が使用者の足に当って、寒さを感じたり違和感を覚えたりすることがあるという問題がある。
【0005】
そこで、特開平6−343519号公報では、天板に空気吸引口を開口し、天板下面には、フィルタ等を備えたハウジングケースを固着し、そのハウジングケース内には前記空気吸引口から天板の上方に突出する通気ダクトを設けてる。この構成より、煙を空気と共に空気吸引口から、ハウジングケース内に引き込み、フイルタにより浄化されて、その通気ダクト上方の排気部から排出される為、この通気ダクトの排気部から排気した空気が直接人の足元に吹きつけることがなく、人の足元を冷やしたりすることが無くなる。
【0006】
しかし、特開平6−343519号公報の構成では、通気ダクトが天板の上方に突出しているため、体裁が悪いと共に天板の使用時には邪魔になるという問題があり、会議室のように書類等を広げて使用する場所には不向きであった。また、この場合、浄化された空気は全て室内に排出されるため、フィルタの劣化等で取り除けなかった汚れは、再び室内に放出され浄化効率が悪いものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、このような現状を改善するために、浄化された空気を循環させ浄化効率を向上させる空気浄化機において、その空気を天板の吸込み口に誘導するための吸込み口用カバー装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、請求項1において、空気浄化機は、全周を人が囲むことのできる天板と、天板の下方に配置された本体部を備えており、前記天板には、汚れた空気の吸込み口が開口している。
【0009】
一方、前記本体部には、汚れた空気を浄化するフィルター及びファンと、浄化済み空気の一部を吸込み口の近傍まで戻す還流通路と、還流通路に戻らなかった残りの浄化空気を外部に放出する吹出し口とが備えられており、還流通路に戻った浄化済み空気を放出する循環噴気口を天板の近傍に配置している。
【0010】
更に、天板上に設置される吸込み口用カバーは、吸込み口と循環噴気口を覆うように蓋状に形成され、吸込み口に略対応する位置に、汚れた空気を吸込む為の複数の開口部と、循環噴気口より噴気される浄化済み空気が、吸込み口に流れ込む空間部を形成している。そして、水平方向に位置ずれしないように、天板と係止可能な係止手段を設けている。
【0011】
請求項2では、請求項1において、係止手段は、吸込み用カバーの裏面側に少なくとも2箇所に当該吸込み用カバーより下方に突出してなる突出体を設け、当該突出体は、吸込み口若しくは循環噴気口の何れかの開口縁に当接して構成している。
【0012】
請求項3では、請求項1において、係止手段は、吸込み用カバーの裏面側に少なくとも2箇所に当該吸込み用カバーより下方に突出してなる板状体を設け、当該板状体は、吸込み口若しくは循環噴気口の何れかの開口縁に当接してなり、循環噴気口より噴気される浄化済み空気が、吸込み口に流れ込めるように開口部或いは切欠部を形成して構成している。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1、図2は、本発明に係る吸込み口用カバー装置を備えた天板付き空気浄化機を示している。図3は天板付き空気浄化機の正面図、図4は要部の平面図、要部を右側面視した一部断面図、図6は他の実施例の要部平面図、図7は他の実施例の要部を正面視した一部断面図、他の実施例の一部を透視した要部斜視図を示している。
【0014】
ここで、図中符号1は天板、2は本体部、3は吸込み口、4は吸込み口用カバー、15は還流通路、A0は煙により汚れた空気、A1は浄化済み空気、A2は還流通路を流れる浄化済み空気をそれぞれ示している。
【0015】
本実施形態は、人が椅子に腰掛けて使用するテーブルタイプ、或いは人が立ったままで使用するカウンタータイプの空気浄化機に適用しており、空気浄化機は、平面視略矩形の天板1と、その下方に配置した本体部2をと備えている。天板1の形態は、本体部2の上面の面積と同程度の大きさでも良い。
【0016】
天板1の中央部には吸込み口3が空いており、吸込み口3には、煙により汚れた空気A0を吸込む為の複数の開口部4aを備えた吸込み口用カバー4を着脱自在に装着している。
【0017】
本体部2は、コーナー面が面取りされた平面視略四角状(箱型)のボディ5におけるコーナー部の下端から放射状に延びる脚6とを備えている。ボディ5の一面にはメンテナンス用の扉7を設けいるので、メンテナンス作業は、扉7の固定ねじ7aを外して扉7を開けて(或いは取り外して)、後述するフィルタユニット8等の交換を行う。
【0018】
図3に示すように、ボディ5には、フィルタユニット8と、モータ9で駆動される吸引用のファン(シロッコファン)10とが内臓されている。ボディ5の下端部は、図示しない複数の角孔からなる吹出し口12を有する底板11を備えており、モータ9とファン10は図示しない排気口を設けた固定板14を介し、ボディ5に固定されている。尚、実施例では、吹出し口12は、前述したように底板11に設けているので、浄化済み空気A1はその吹出し口12を通り床面方向に排気される。ここで、浄化済み空気A1を放出し易いように前記脚6の下方には高さ調節可能なアジャスタ6a(キャスターでも良い)を設け、底板11と床面との間に空隙部を形成している。また、吹出し口12は、ボディ5の側面のみ又はコーナー部のみに設けても良いし、或いは、底板11とボディ5の側面又はコナー部のそれぞれに設けても良い。
【0019】
なお、ボディ5の内部には、ごみ取り用ネットや、殺菌・脱臭機能を高めるための光触媒ユニットや活性炭ユニットなどを並設してもよい。また、フィルタユニット8は使いきりのものを使用すれば、メンテナンス作業が容易となる。
【0020】
次に、図3に示すように、ボディ5における左右側板5の内側には、前記固定板14の排気口と連通する隙間を下方に設けて隔壁13を配置している。そして、ボディ5の上部には、後述する循環噴気口1bに連通するダクト16を、吸込み空間17を隔てる隔壁13aと天板1の下面及びボディ5の一部により構成している。更に、吸込み口用カバー4は、循環噴気口1bと吸込み口3に連通する空間部4sを有し、吸込み口3と循環噴気口1bを覆うように蓋状に形成されており、これらにより浄化済み空気A2の還流通路15が形成されている。
【0021】
また、循環噴気口1bは、天板の吸込み口3の周囲4箇所に形成している。当該循環噴気口1bは、必要に応じて多く設けても良いし、少なくしても良く、最低限一つ設ければ良い。
【0022】
更に、図4、図5に示すように、吸込み口用カバー4は、前記吸込み口3に略対応する位置にあり、また、吸込み口用カバー4の裏面側には、吸込み口3の開口縁1aのコーナー部分4箇所に当接するように突出体としての突出ピン4bを溶接して固定しているので、天板1に係止でき水平方向のズレが阻止できる。実施例では、当該突出ピン4bは、吸込み口3の開口縁1bに当接するようにしたが、循環噴気口1bの開口縁に当接するようにしても良く、必要に応じてその吸込み口3の開口縁1aと循環噴気口1bの開口縁の両方に当接するようにしてもよい。
【0023】
また、他の実施例として、図6、図7、図8に示すように、前記突出ピン4bの代替部品として、吸込み用カバー4の裏面側に突出してなる側面視階段状の板状体4cを、吸込み用カバー4の四辺に隙間がそれぞれ空くように溶接して取り付けても良い。この板状体4cには、循環噴気口1bより噴気される浄化済み空気A2が吸込み口3に流れ込み易いように開口部4csを形成している。また、この開口部4csの代わりに図示しないが当該板状体4cを中央等で切断して切欠部を形成してもよい。なお、4dは人体を感知し空気浄化機を作動さす人体検知センサー(図示ぜず)を天板上に設置する場合の切欠き部である。
【0024】
次に、空気浄化機を運転すると、浄化済み空気A1の一部A2は、ボディ5の還流通路15を通り循環噴気口1bから噴気し、吸込み口用カバー4の空間部4sを流れ(突出ピン4bの場合は、その突出ピン間。また、板状体4cの場合は、吸込み用カバー4の四辺に隙間及びその板状体4cの開口部4Sを流れる。)、再び吸込み口3に吸引される。このように浄化済み空気が循環することで、フィルタの劣化等で汚れや臭気が全て取り除けない場合であっても再度浄化が可能となり、浄化効率が向上する。
【0025】
【発明の効果】
本発明においては、浄化済み空気の一部を還流通路を介して天板の吸込み口近傍に形成された、循環噴気口により放出された空気が、確実に吸込み口に案内されるため、浄化効率が向上すると共に、浄化済み空気が使用者の足にあたることを抑制して、使用者が浄化済み空気によって悪影響を受けることを防止又は低減できる。
【0026】
更に、請求項2のように構成すれば、吸込み口用カバーの突出体が天板に係止し、水平方向のずれを防止できるので、確実に吸込み用カバーの位置が確保され、循環噴気口により放出された空気が吸込み口に案内される。
【0027】
更に、請求項3のように構成すれば、吸込み口用カバーの突出板が天板の吸込み口に面で当接するため、よりガタツクことなく安定して水平方向のずれを防止できるので、確実に吸込み用カバーの位置が確保され、循環噴気口により放出された空気が吸込み口に案内される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使用状態図である。
【図2】本発明の要部分解斜視図である。
【図3】天板付き空気浄化機の正面図である。
【図4】要部平面図である。
【図5】要部の右側面視一部断面図である。
【図6】他の実施例の要部平面図である。
【図7】他の実施例の要部の正面視一部断面図である。
【図8】他の実施例の一部透視した要部斜視図である。
【符号の説明】
1 天板
2 本体部
3 吸込み開口
4 吸込み口用カバー
5 ボディ
6 脚
7 扉
8 フィルターユニット
9 モータ
10 ファン
12 吹出し孔
13 隔壁
14 固定板
15 循環通路
16 ダクト
17 吸込み空間

Claims (3)

  1. 汚れた空気の吸込み口を形成した天板と、天板下方に配置された本体部とを備えており、
    本体部には、汚れた空気を浄化するフィルター及びファンと、
    浄化済み空気の一部を吸込み口の近傍まで戻す還流通路と、
    その還流通路に戻らなかった残りの浄化済み空気を外部に放出する吹出し口とが備えられており、
    還流通路に戻った浄化済み空気を放出する循環噴気口を前記吸込み口近傍に配置している天板付き空気浄化機において、
    天板上に設置される前記吸込み口用カバーは、
    前記吸込み口と前記循環噴気口を覆うように蓋状に形成され、
    前記吸込み口に略対応する位置に、汚れた空気を吸込む為の複数の開口部と、
    前記循環噴気口より噴気される浄化済み空気が、前記吸込み口に流れ込む空間部を形成してなり、更に水平方向に位置ずれしないように前記天板と係止可能な係止手段を設けたことを特徴とする天板付き空気清浄機の吸込み口用カバー装置
  2. 前記係止手段は、前記吸込み用カバーの裏面側に少なくとも2箇所に当該吸込み用カバーの下端より下方に突出してなる突出体を設け、
    当該突出体は、前記吸込み口又は前記循環噴気口の何れか若しくは両方の開口縁に当接してなることを特徴とする請求項1記載の天板付き空気清浄機の吸込み口用カバー装置
  3. 前記係止手段には、前記吸込み用カバーの裏面側に少なくとも2箇所に当該吸込み用カバーの下端より下方に突出してなる板状体を設け、
    当該板状体は、前記吸込み口又は前記循環噴気口の何れか若しくは両方の開口縁に当接してなり、前記循環噴気口より噴気される浄化済み空気が、前記吸込み口に流れ込めるように開口部或いは切欠部を形成したとを特徴とする請求項1記載の天板付き空気清浄機の吸込み口用カバー装置
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