JP2003329274A - 天板付き空気浄化機の吸込み口用カバー装置 - Google Patents
天板付き空気浄化機の吸込み口用カバー装置Info
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Abstract
る空気浄化機において、その浄化済み空気を天板の吸込
み口に誘導するための吸込み口用カバー装置を提供する
ことを目的とする。 【手段】フィルター8で浄化された空気の一部A2を上
向きに流し、更に吸込み口用カバー4の空間部4sを再
び天板の吸込み口3に戻すための還流通路15が本体部
2の内部に形成されている。床面に吹き出る浄化済み空
気A1の空気量が減り、人への悪影響を防止できると共
に、浄化された空気の一部A2が吸込みカバー4により
確実に吸込み口3へ誘導できるため、浄化効率が向上す
る。
Description
汚れた空気を浄化するテーブル型空気浄化装置、或いは
スタンド型(カウンター型)の空気浄化装置のように、
天板を備えた家具型空気浄化装置の空気吸込み口のカバ
ー装置に関するものである。
板の下面に取付けた筒型又は箱型の本体にフィルタやフ
ァン等の浄化機構を内臓している。
面から直接床に吹出したり(例えば特開平9−1552
31号公報参照)、本体の側面に形成した吹出し口から
外向きに排出したりしている。
ように浄化済み空気を本体の下部において吹出すもの
は、すっきりしたデザインにできる利点があるが、冬季
等で室温が低い状況において使用した場合、冷たい浄化
済み空気が使用者の足に当って、寒さを感じたり違和感
を覚えたりすることがあるという問題がある。
は、天板に空気吸引口を開口し、天板下面には、フィル
タ等を備えたハウジングケースを固着し、そのハウジン
グケース内には前記空気吸引口から天板の上方に突出す
る通気ダクトを設けてる。この構成より、煙を空気と共
に空気吸引口から、ハウジングケース内に引き込み、フ
イルタにより浄化されて、その通気ダクト上方の排気部
から排出される為、この通気ダクトの排気部から排気し
た空気が直接人の足元に吹きつけることがなく、人の足
元を冷やしたりすることが無くなる。
構成では、通気ダクトが天板の上方に突出しているた
め、体裁が悪いと共に天板の使用時には邪魔になるとい
う問題があり、会議室のように書類等を広げて使用する
場所には不向きであった。また、この場合、浄化された
空気は全て室内に排出されるため、フィルタの劣化等で
取り除けなかった汚れは、再び室内に放出され浄化効率
が悪いものであった。
のような現状を改善するために、浄化された空気を循環
させ浄化効率を向上させる空気浄化機において、その空
気を天板の吸込み口に誘導するための吸込み口用カバー
装置を提供することを目的とする。
いて、空気浄化機は、全周を人が囲むことのできる天板
と、天板の下方に配置された本体部を備えており、前記
天板には、汚れた空気の吸込み口が開口している。
するフィルター及びファンと、浄化済み空気の一部を吸
込み口の近傍まで戻す還流通路と、還流通路に戻らなか
った残りの浄化空気を外部に放出する吹出し口とが備え
られており、還流通路に戻った浄化済み空気を放出する
循環噴気口を天板の近傍に配置している。
ーは、吸込み口と循環噴気口を覆うように蓋状に形成さ
れ、吸込み口に略対応する位置に、汚れた空気を吸込む
為の複数の開口部と、循環噴気口より噴気される浄化済
み空気が、吸込み口に流れ込む空間部を形成している。
そして、水平方向に位置ずれしないように、天板と係止
可能な係止手段を設けている。
段は、吸込み用カバーの裏面側に少なくとも2箇所に当
該吸込み用カバーより下方に突出してなる突出体を設
け、当該突出体は、吸込み口若しくは循環噴気口の何れ
かの開口縁に当接して構成している。
段は、吸込み用カバーの裏面側に少なくとも2箇所に当
該吸込み用カバーより下方に突出してなる板状体を設
け、当該板状体は、吸込み口若しくは循環噴気口の何れ
かの開口縁に当接してなり、循環噴気口より噴気される
浄化済み空気が、吸込み口に流れ込めるように開口部或
いは切欠部を形成して構成している。
基づいて説明する。図1、図2は、本発明に係る吸込み
口用カバー装置を備えた天板付き空気浄化機を示してい
る。図3は天板付き空気浄化機の正面図、図4は要部の
平面図、要部を右側面視した一部断面図、図6は他の実
施例の要部平面図、図7は他の実施例の要部を正面視し
た一部断面図、他の実施例の一部を透視した要部斜視図
を示している。
3は吸込み口、4は吸込み口用カバー、15は還流通
路、A0は煙により汚れた空気、A1は浄化済み空気、
A2は還流通路を流れる浄化済み空気をそれぞれ示して
いる。
るテーブルタイプ、或いは人が立ったままで使用するカ
ウンタータイプの空気浄化機に適用しており、空気浄化
機は、平面視略矩形の天板1と、その下方に配置した本
体部2をと備えている。天板1の形態は、本体部2の上
面の面積と同程度の大きさでも良い。
り、吸込み口3には、煙により汚れた空気A0を吸込む
為の複数の開口部4aを備えた吸込み口用カバー4を着
脱自在に装着している。
面視略四角状(箱型)のボディ5におけるコーナー部の
下端から放射状に延びる脚6とを備えている。ボディ5
の一面にはメンテナンス用の扉7を設けいるので、メン
テナンス作業は、扉7の固定ねじ7aを外して扉7を開
けて(或いは取り外して)、後述するフィルタユニット
8等の交換を行う。
タユニット8と、モータ9で駆動される吸引用のファン
(シロッコファン)10とが内臓されている。ボディ5
の下端部は、図示しない複数の角孔からなる吹出し口1
2を有する底板11を備えており、モータ9とファン1
0は図示しない排気口を設けた固定板14を介し、ボデ
ィ5に固定されている。尚、実施例では、吹出し口12
は、前述したように底板11に設けているので、浄化済
み空気A1はその吹出し口12を通り床面方向に排気さ
れる。ここで、浄化済み空気A1を放出し易いように前
記脚6の下方には高さ調節可能なアジャスタ6a(キャ
スターでも良い)を設け、底板11と床面との間に空隙
部を形成している。また、吹出し口12は、ボディ5の
側面のみ又はコーナー部のみに設けても良いし、或い
は、底板11とボディ5の側面又はコナー部のそれぞれ
に設けても良い。
ットや、殺菌・脱臭機能を高めるための光触媒ユニット
や活性炭ユニットなどを並設してもよい。また、フィル
タユニット8は使いきりのものを使用すれば、メンテナ
ンス作業が容易となる。
る左右側板5の内側には、前記固定板14の排気口と連
通する隙間を下方に設けて隔壁13を配置している。そ
して、ボディ5の上部には、後述する循環噴気口1bに
連通するダクト16を、吸込み空間17を隔てる隔壁1
3aと天板1の下面及びボディ5の一部により構成して
いる。更に、吸込み口用カバー4は、循環噴気口1bと
吸込み口3に連通する空間部4sを有し、吸込み口3と
循環噴気口1bを覆うように蓋状に形成されており、こ
れらにより浄化済み空気A2の還流通路15が形成され
ている。
3の周囲4箇所に形成している。当該循環噴気口1b
は、必要に応じて多く設けても良いし、少なくしても良
く、最低限一つ設ければ良い。
用カバー4は、前記吸込み口3に略対応する位置にあ
り、また、吸込み口用カバー4の裏面側には、吸込み口
3の開口縁1aのコーナー部分4箇所に当接するように
突出体としての突出ピン4bを溶接して固定しているの
で、天板1に係止でき水平方向のズレが阻止できる。実
施例では、当該突出ピン4bは、吸込み口3の開口縁1
bに当接するようにしたが、循環噴気口1bの開口縁に
当接するようにしても良く、必要に応じてその吸込み口
3の開口縁1aと循環噴気口1bの開口縁の両方に当接
するようにしてもよい。
8に示すように、前記突出ピン4bの代替部品として、
吸込み用カバー4の裏面側に突出してなる側面視階段状
の板状体4cを、吸込み用カバー4の四辺に隙間がそれ
ぞれ空くように溶接して取り付けても良い。この板状体
4cには、循環噴気口1bより噴気される浄化済み空気
A2が吸込み口3に流れ込み易いように開口部4csを
形成している。また、この開口部4csの代わりに図示
しないが当該板状体4cを中央等で切断して切欠部を形
成してもよい。なお、4dは人体を感知し空気浄化機を
作動さす人体検知センサー(図示ぜず)を天板上に設置
する場合の切欠き部である。
空気A1の一部A2は、ボディ5の還流通路15を通り
循環噴気口1bから噴気し、吸込み口用カバー4の空間
部4sを流れ(突出ピン4bの場合は、その突出ピン
間。また、板状体4cの場合は、吸込み用カバー4の四
辺に隙間及びその板状体4cの開口部4Sを流れ
る。)、再び吸込み口3に吸引される。このように浄化
済み空気が循環することで、フィルタの劣化等で汚れや
臭気が全て取り除けない場合であっても再度浄化が可能
となり、浄化効率が向上する。
を還流通路を介して天板の吸込み口近傍に形成された、
循環噴気口により放出された空気が、確実に吸込み口に
案内されるため、浄化効率が向上すると共に、浄化済み
空気が使用者の足にあたることを抑制して、使用者が浄
化済み空気によって悪影響を受けることを防止又は低減
できる。
み口用カバーの突出体が天板に係止し、水平方向のずれ
を防止できるので、確実に吸込み用カバーの位置が確保
され、循環噴気口により放出された空気が吸込み口に案
内される。
み口用カバーの突出板が天板の吸込み口に面で当接する
ため、よりガタツクことなく安定して水平方向のずれを
防止できるので、確実に吸込み用カバーの位置が確保さ
れ、循環噴気口により放出された空気が吸込み口に案内
される。
Claims (3)
- 【請求項1】汚れた空気の吸込み口を形成した天板と、
天板下方に配置された本体部とを備えており、本体部に
は、汚れた空気を浄化するフィルター及びファンと、浄
化済み空気の一部を吸込み口の近傍まで戻す還流通路
と、その還流通路に戻らなかった残りの浄化済み空気を
外部に放出する吹出し口とが備えられており、還流通路
に戻った浄化済み空気を放出する循環噴気口を前記吸込
み口近傍に配置している天板付き空気浄化機において、
天板上に設置される前記吸込み口用カバーは、前記吸込
み口と前記循環噴気口を覆うように蓋状に形成され、前
記吸込み口に略対応する位置に、汚れた空気を吸込む為
の複数の開口部と、前記循環噴気口より噴気される浄化
済み空気が、前記吸込み口に流れ込む空間部を形成して
なり、更に水平方向に位置ずれしないように前記天板と
係止可能な係止手段を設けたことを特徴とする天板付き
空気清浄機の吸込み口用カバー装置 - 【請求項2】前記係止手段は、前記吸込み用カバーの裏
面側に少なくとも2箇所に当該吸込み用カバーの下端よ
り下方に突出してなる突出体を設け、当該突出体は、前
記吸込み口又は前記循環噴気口の何れか若しくは両方の
開口縁に当接してなることを特徴とする請求項1記載の
天板付き空気清浄機の吸込み口用カバー装置 - 【請求項3】前記係止手段には、前記吸込み用カバーの
裏面側に少なくとも2箇所に当該吸込み用カバーの下端
より下方に突出してなる板状体を設け、当該板状体は、
前記吸込み口又は前記循環噴気口の何れか若しくは両方
の開口縁に当接してなり、前記循環噴気口より噴気され
る浄化済み空気が、前記吸込み口に流れ込めるように開
口部或いは切欠部を形成したとを特徴とする請求項1記
載の天板付き空気清浄機の吸込み口用カバー装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002132713A JP3836752B2 (ja) | 2002-05-08 | 2002-05-08 | 天板付き空気浄化機の吸込み口用カバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002132713A JP3836752B2 (ja) | 2002-05-08 | 2002-05-08 | 天板付き空気浄化機の吸込み口用カバー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003329274A true JP2003329274A (ja) | 2003-11-19 |
JP3836752B2 JP3836752B2 (ja) | 2006-10-25 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002132713A Expired - Fee Related JP3836752B2 (ja) | 2002-05-08 | 2002-05-08 | 天板付き空気浄化機の吸込み口用カバー装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3836752B2 (ja) |
-
2002
- 2002-05-08 JP JP2002132713A patent/JP3836752B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3836752B2 (ja) | 2006-10-25 |
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