JP3834265B2 - 糊付け装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数枚重ねた伝票や帳票類を綴じるために背糊を自動的に噴射塗布する糊付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、伝票、帳票あるいは冊子などの背面に背糊を自動的に塗布する装置としては、糊箱内を通過する糊引きベルトによって糊を供給して塗布するものが一般的であった。また、この糊引きベルトによって糊を供給して塗布する場合には、糊を付着させる際に用いられるブラシの扱いに経験と勘が必要であり、熟練した作業者でなければ使いこなすのが困難であったため、この糊箱をノズル型としてノズル内を糊引きベルトが通過するようにした改良型も提案されている。
【0003】
例えば、特開平9−183277号公報には、「自動丁合貼込機における糊塗布装置」として、「コンベヤーのチェンを駆動するメインシャフトと連結するエンコーダーにより出される同期信号と、移送通路に対して配置したセンサー装置により感知する貼込紙信号とをコンピューターを内蔵したコントロールボックスに入力し、そのコンピューターを設定操作し、そのコンピューターからコンベヤーに対して配置され、電磁開閉弁を具え、圧縮エアーと加圧糊液の供給を受ける糊液噴射ノズルを、貼込紙に対して糊液の塗布を開始する位置と糊液の塗布を停止する位置を出力して糊液を貼込紙に塗布する糊塗布装置」が開示されている。この糊塗布装置では、従来の糊引ベルトをノズルとして、さらにコンピューター制御として塗布位置などを制御することによって、経験の浅い作業員でも塗布作業が容易にできるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来の技術においては、確かに塗布位置はコンピューターによって制御できるため、糊の塗布の幅が狭く一回の移動で塗布が完了する場合には塗布のむらが生じることがない。しかしながら、糊の塗布の幅が広くノズルが被塗布面で上下に少しずつシフトしながら左右に一の端部から他の端部まで往復運動しなければならないような場合においては、塗布面の左右の端部における塗布開始位置と停止位置の近傍における塗布のむらを防止できないという課題があった。
【0005】
コンピューター制御によって糊を塗布するノズルは、伝票や帳票などの被糊付け書類の背面の端部で一旦停止し、そのとき糊の噴射も停止して所定の距離ほど上方にシフト移動してから再び糊の噴射を始めて左右に移動を開始する。しかし、そのとき再度の移動開始に対して糊の噴射がわずかに遅れてしまう。従って、端部では糊が付着しないことが多い。それでこの糊の噴射のタイミングを早めることも考えられるが、そうすると停止したままのノズルから糊が噴射されるために端部においては多量の糊がついてしまい均一な糊の塗布ができず、きれいな仕上げもできないという課題があった。
【0006】
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、ノズルによって糊を噴射して塗布する糊付け装置において、被糊付け書類の背面の端部において糊付けむらをなくし、簡単かつ均一にそして確実に書類の背を綴じることができる糊付け装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明である糊付け装置は、複数枚重ねた紙類を綴じるために背糊を噴射塗布する糊付け装置において、被糊付け紙類の背面に所定の距離を隔てて配置される糊噴射ノズルと、この糊噴射ノズルに供給される糊を貯留する糊容器と、この糊容器と糊噴射ノズルを接続する糊送出管と、糊容器を加圧する与圧機と、糊噴射ノズルを紙類の背面に沿って移動させるために設置される噴射塗布ガイドとを有し、糊噴射ノズルは紙類の背面を上下に所定の距離を移動しながら、左右に紙類背面の一の端部から他の端部へ水平移動し、一の端部及び他の端部近傍においては、これら両端部の中間の位置における速度よりも減速して糊を噴射塗布し、糊送出管の一の端部が糊容器内に貯留される糊に浮かぶフロートを備えて糊容器内に導入されたものである。
上記構成の糊付け装置においては、紙類背面の一の端部及び他の端部近傍で糊噴射ノズルが水平方向へ単位時間に移動する距離を小さくすることによって、糊噴射ノズルが一の端部及び他の端部で上下方向にシフト移動する際に、噴射ノズルから糊の噴射を一旦停止させて再び噴射させても両端部において糊の不塗布あるいは塗布むらを生じることがなく均一に仕上げることができる。
また、糊送出管の一の端部がフロートを備えて糊容器内に導入されているため、糊の液面に沿ってフロートが浮き沈みして、糊送出管の一の端部にかかる水頭圧を一定に保つという作用を有する。従って、糊の使用によって糊の液面が下降しても、与圧機による加圧とあいまって糊の突出圧を一定に保持するという作用を有する。
【0009】
さらに、請求項に記載の発明である糊付け装置は、請求項記載の糊付け装置において、紙類の背面に噴射塗布された糊に空気を供給する送風ノズルを糊噴射ノズル近傍に設けたものである。
上記構成の糊付け装置においては、送風ノズルによって噴射塗布された糊に空気を供給して早期に糊を乾燥させるという作用を有する。
【0010】
最後に請求項に記載の発明である糊付け装置は、請求項1又は請求項記載の糊付け装置において、糊噴射ノズルに供給される洗浄用水を貯留する洗浄用水容器と、この洗浄用水容器と糊噴射ノズルを接続する洗浄用水送出管とを有するものである。
上記構成の糊付け装置においては、洗浄用水を糊噴射ノズルに供給することによって糊付け作業を終了したときに、糊を洗浄除去することによって糊のノズル内での固着を防止するという作用を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態に係る糊付け装置を図1乃至図4に基づき説明する。
図1は本実施の形態に係る糊付け装置の外観図である。図1において、糊付け装置1は、枠体2によって構成され支持脚25によって支持される直方体の構造内に設けられる装置であり、噴射塗布機支持具4に支えられつつ2本の噴射塗布ガイド3に懸架された噴射塗布機5を備えている。この噴射塗布機5には糊噴射ノズル14が設けられていると同時に糊噴射ノズル14の傍に温風ノズル15が設けられている。また、糊タンク6には糊噴射ノズル14によって噴射される糊が貯留されており、この糊は糊タンク6上部に設けられた糊送出ノズル9を介して糊送出パイプ12で糊噴射ノズル14まで移送される。さらに糊タンク6上面には、糊を噴射させるための与圧パイプ11が与圧ノズル8を介して設けられ、この与圧パイプ11は図示されない与圧機に接続され糊タンク6内を加圧している。
【0012】
糊タンク6の隣には洗浄用水タンク7が設けられており、同様に与圧ノズル10を介して与圧パイプ13が図示されない与圧機に接続されている。この洗浄用水タンク7には糊噴射ノズル14へ供給して糊噴射ノズル14内の糊を洗浄除去する洗浄用水が貯留されている。
作業員は、被糊付け書類20をワークセット用台車16の台車背部21に載置し、把手17を持ちローラー19を転がしながら糊付け装置1内に搬送する。そして傾斜脚18によって被糊付け書類20を所定の角度ほど傾斜させる。また、前述の噴射塗布機5は、噴射塗布ガイド3によって所定の角度ほど傾斜されるが、その角度と傾斜脚18によって被糊付け書類20が傾斜される角度は略同一である。なお、この所定の角度とは5度程度が好ましい。
被糊付け書類20は、書類固定部支持柱23,23の間に架設された書類固定スライド部24と書類固定押さえ部22によって噴射塗布機5の前に固定される。
【0013】
図2を参照しながら本実施の形態に係る糊付け装置の糊付け動作について説明する。図2は本実施の形態に係る糊付け装置の作動状況を示す概念図である。図2において、図1に示される部分と同一部分については同一符号を付し、その構成の説明は省略する。被糊付け書類20に糊を噴射塗布する噴射塗布機5には、糊噴射ノズル14と吹き付けた糊を乾燥するための温風ノズル15が備えられている。糊噴射ノズル14へ供給される糊32は糊タンク6に貯留されているが、糊送出パイプ12の端部には、糊32の液位近傍に浮くフロート31が設けられている。このフロート31については、図4を参照しながら後述する。
【0014】
被糊付け書類20をセットした後、噴射塗布機5は被糊付け書類20の下側から上側に向かって糊を噴射塗布する。その際には、前述のとおり図示されない噴射塗布機支持具に支えられつつ噴射塗布ガイド3に沿って上方へ移動する。また、噴射塗布機5は、被糊付け書類20の右端から左端へ糊噴射ノズル14を移動させ、左端で移動と糊の噴射塗布を一旦停止し、その後上方へシフト移動し、再度移動と糊の噴射塗布を開始する。次に糊噴射ノズル14が、右端へ到達した場合には、同様に移動と糊の噴射塗布を一旦停止してさらに上方へシフト移動し、再度移動と糊の噴射塗布を開始する。この動作を繰り返しながら、被糊付け書類20の背面の下方から上方へと移動していく。
【0015】
この作業中、温風ノズル15は温風36を吹きながら糊噴射ノズル14によって噴射塗布された糊32を乾燥させる。温風ノズル15を設けることによって、噴射塗布された糊の「たれ」を防止し早期に乾燥させることができる。被糊付け書類20に糊付けが終了しても、その糊が乾燥していないと被糊付け書類20をワークセット用台車16から取り外すことができないため糊付けの作業が終了すると同時にほぼ背面全体に亘って糊が乾燥している状態が好ましいのである。温風ノズル15は、糊噴射ノズル14が下方から上方へ移動することから糊噴射ノズル14の下方の位置へ設置することが望ましい。
【0016】
この一連の作業を終了した後には、洗浄用水タンク7内に貯留された洗浄用水33を糊噴射ノズル14に導き糊噴射ノズル14内に溜まった糊を洗浄除去する。この作業によって、糊32が糊噴射ノズル14内で固まることなく、次回の糊付け作業時においても円滑に使用することができる。
なお、符号35はガイドレールを示しており、作業員がワークセット用台車16を押しながら被糊付け書類20をセットする際にローラー19を案内するためのものである。
【0017】
ここで、本実施の形態における糊付け装置では糊噴射ノズル14の右端及び左端近傍での移動速度を減速するように制御しているが、この制御に関して図3を用いて説明する。
図3は本実施の形態に係る糊付け装置の糊噴射ノズルが移動する軌跡を模式的に表した概念図である。図3において、被糊付け書類の背面に向かって右側下部に原点リミットスイッチ41の位置が設けられている。この位置から、糊噴射ノズルは矢印で示されるとおり左方向へ糊を噴射塗布しながらx軸リミットスイッチ42が備えられる位置まで移動する。図中楕円状に示される符号44が噴射領域パターンであり、糊噴射ノズルによる一の噴射で糊が飛散する範囲を示している。x軸リミットスイッチ42の備えられた左端まで移動すると前述のとおり、上方へシフト移動するが、そのシフトは、シフト前後で噴射領域パターン44が少し重なるような位置になるように制御されている。
このように左右に移動しながら糊を噴射塗布するが、左右の端、すなわち図中符号Aで表される原点リミットスイッチ41とx軸リミットスイッチ42の近傍の領域においては、糊噴射ノズル14の移動速度を減速している。
【0018】
このように減速することによって、左右の端部で上方へシフト移動する際の、再度の移動開始に対して糊の噴射がわずかに遅れてしまう現象に対して追従することが可能となる。糊噴射ノズルの移動は電気的に制御されており制御信号に応答する時間が短いため、その駆動は制御信号に追従が容易である。しかしながら、糊は、機械的な圧力の伝播によって噴射されるため制御信号に応答する時間は比較的遅くまた応答時間のばらつきも大きい。従って、糊の噴射タイミングと糊噴射ノズルの移動タイミングの整合性を維持することが非常に困難であるが、このように図中符号Aで示される領域において、減速することによって多少のタイミングのずれが生じても適量の糊を噴射塗布することが可能である。
【0019】
次第に上方へ糊噴射ノズル14の位置がずれていき、最後にy軸リミットスイッチ43の位置まで移動して最終的に停止する。この位置で停止すると被糊付け書類の背面に糊を噴射塗布する作業が終了する。
なお、x軸リミットスイッチ42とy軸リミットスイッチ43の位置は、被糊付け書類の大きさによって予め設定しておく。
【0020】
本実施の形態においては、リミットスイッチによる制御について説明したが、このリミットスイッチに代えて、例えば光を発しながら被糊付け書類の背面によって反射される光をセンサーで受けて位置を検出しながら制御してもよい。
また、噴射塗布機の糊噴射ノズルと被糊付け書類の背面までの距離の設定は150mm程度が最適であることを実験によって確認しているが、この距離を正確に出すためには、位置決め治具を設けるとよい。
【0021】
次に図4を参照しながら糊付け装置の糊タンクの構成と糊の噴射塗布の方法について説明する。図4は本実施の形態に係る糊付け装置の糊タンクの概念図である。図4において、糊タンク6には糊32が貯留されており、糊32を円滑に供給するために図示されない与圧機から与圧ノズル8を介して与圧パイプ11から圧力が加えられている。また、糊タンク6の上面には与圧パイプ11の他に糊送出ノズル9を介して糊送出パイプ12が設置されている。与圧パイプ11からの圧力によって糊32の液面が押され、糊送出パイプ12に糊32が送出され、糊送出パイプ12に接続されている糊噴射ノズルに糊が供給される。
【0022】
その際、糊32の液面には糊送出パイプ12の糊タンク6内の端部に設けられたフロート31が浮いているため、糊送出パイプ12の配置を一定にしておきさえすれば糊送出パイプ12に係る糊32による水頭圧を一定に保つことができる。従って、与圧パイプ11からの加圧を一定にしておけば、糊32の水頭圧は一定に維持できることから糊噴射ノズルから噴射される糊の圧力は一定に維持でき、糊タンク6内の糊32の液位にかかわらず、糊の噴射塗布を均一に行うことができ常に一定の仕上げを行うことが可能となる。
【0023】
このように糊32は、この与圧パイプ11による加圧とわずかな糊32の水頭圧によって噴射され、ポンプなどの動力を使用しないエジェクター、すなわち霧吹きの原理を使用している。
このような原理によれば、糊は目的以外の場所に飛散することが多いが、その解決策として与圧パイプ11からの加圧圧力を高くするよりも低く抑えることが望ましい。そのため、糊32の水頭圧の変動による影響がより大きいのである。このことからも本実施の形態のフロート31による糊32水頭圧一定の工夫が効を奏するのである。
また、図1では示していないが、枠体を囲むようにビニールシートで覆うように構成してもよい。このような構成によれば、装置の周囲に糊の飛散を防止することができるし、作業環境の整備にも効果がある。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1乃至請求項記載の糊付け装置においては、紙類背面の一の端部及び他の端部近傍で糊噴射ノズルが水平方向への移動速度を減速するので、糊噴射ノズルが一の端部及び他の端部で上下方向にシフト移動する際に、噴射ノズルから糊の噴射を一旦停止させて再び噴射させても両端部において糊の不塗布あるいは塗布むらを生じることがなく均一に仕上げることができる。
また、フロートによって糊容器内の糊の液位にかかわらず糊送出管へかかる水頭圧を一定にできるため、与圧機からの加圧を一定にしておけば、糊噴射ノズルから噴射される糊の圧力を一定に維持でき糊の噴射塗布を均一に行うことができる。それによって常に一定の仕上げを行うことも可能となる。
【0026】
さらに、特に本発明の請求項に記載の糊付け装置においては、送風ノズルを設けることによって、噴射塗布された糊の「たれ」を防止して早期に乾燥させることができる。
【0027】
特に請求項に記載の糊付け装置においては、洗浄用水を糊噴射ノズルに供給して溜まった糊を洗浄除去できるので、糊噴射ノズル内は糊で固まることなく、次回の糊付け作業時においても円滑に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る糊付け装置の外観図である。
【図2】本実施の形態に係る糊付け装置の作動状況を示す概念図である。
【図3】本実施の形態に係る糊付け装置の糊噴射ノズルが移動する軌跡を模式的に表した概念図である。
【図4】本実施の形態に係る糊付け装置の糊タンクの概念図である。
【符号の説明】
1…糊付け装置 2…枠体 3…噴射塗布ガイド 4…噴射塗布機支持具 5…噴射塗布機 6…糊タンク 7…洗浄用水タンク 8…与圧ノズル 9…糊送出ノズル 10…与圧ノズル 11…与圧パイプ 12…糊送出パイプ 13…与圧パイプ 14…糊噴射ノズル 15…温風ノズル 16…ワークセット用台車 17…把手 18…傾斜脚 19…ローラー 20…被糊付け書類 21…台車背部 22…書類固定押さえ部 23…書類固定部支持柱 24…書類固定スライド部 25…支持脚 31…フロート 32…糊 33…洗浄用水 34…洗浄用水送出パイプ 35…ガイドレール 36…温風 41…原点リミットスイッチ 42…x軸リミットスイッチ 43…y軸リミットスイッチ 44…噴射領域パターン

Claims (3)

  1. 複数枚重ねた紙類を綴じるために背糊を噴射塗布する糊付け装置において、被糊付け紙類の背面に所定の距離を隔てて配置される糊噴射ノズルと、この糊噴射ノズルに供給される糊を貯留する糊容器と、この糊容器と前記糊噴射ノズルを接続する糊送出管と、前記糊容器を加圧する与圧機と、前記糊噴射ノズルを前記紙類の背面に沿って移動させるために設置される噴射塗布ガイドとを有し、前記糊噴射ノズルは前記紙類の背面を上下に所定の距離を移動しながら、左右に紙類背面の一の端部から他の端部へ水平移動し、前記一の端部及び他の端部近傍においては、これら両端部の中間の位置における速度よりも減速して糊を噴射塗布し、前記糊送出管の一の端部は、前記糊容器内に貯留される糊に浮かぶフロートを備えて前記糊容器内に導入されることを特徴とする糊付け装置。
  2. 前記糊噴射ノズル近傍に設けられ前記紙類の背面に噴射塗布された糊に空気を供給する送風ノズルを有することを特徴とする請求項記載の糊付け装置。
  3. 前記糊噴射ノズルに供給される洗浄用水を貯留する洗浄用水容器と、この洗浄用水容器と前記糊噴射ノズルを接続する洗浄用水送出管とを有することを特徴とする請求項1又は請求項記載の糊付け装置。
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