JP3832074B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複数の放電灯を高周波で点灯させ、かつ、その光出力を可変とする調光用の放電灯点灯装置に関する
【0002】
【従来の技術】
図20に放電灯を高周波で点灯させる従来の放電灯点灯装置の一例(第1の従来例)を示す。本回路は商用電源ACを整流回路1により整流平滑して得られる直流電圧を、発振制御部5が発振する例えば周波数約45kHzの高周波信号で駆動回路6を通じてインバータ部2のスイッチング素子Q1,Q2をスイッチングさせることによって、高周波電圧に変換し、この高周波電圧をチョークコイル(インダクタ)CH及びコンデンサC2によって構成される共振回路3を介して放電灯4に供給する。コンデンサC1は直流カット用のコンデンサであり、その容量は、通常、共振回路3のコンデンサC2の容量に対して比較的大きな値(C2≪C1)となるように設定される。
【0003】
また、放電灯4の光出力を変化させて、放電灯4を調光させる場合には、スイッチング素子Q1,Q2のスイッチング周波数(発振周波数)を変化させる周波数調光方式がよく用いられる。この場合調光信号7を発振制御部5に与え発振制御部5の発振周波数を変化させることによって共振回路3のインピーダンスを変化させ、放電灯4に流れるランプ電流を変えることにより、放電灯4を調光する。
【0004】
図21はこの放電灯点灯装置において放電灯4を調光させる場合の出力電圧の周波数特性を示す。放電灯4の等価インピーダンスをR、チョークコイルCHのインダクタンスをL1とすると、共振回路3のインピーダンスZは次式で表される。 Z=jωL1 +{1/〔(1/R)+jωC2)〕}
よって、共振回路3の固有振動周波数は、全点灯時、及び調光点灯時の等価インピーダンスをそれぞれRfull、Rdim とすると(Rfull<Rdim )、次のようになる。
【0005】
【数1】
Figure 0003832074
【0006】
となり、図21に示すような周波数特性が得られる。
これに対して、インバータ部2の発振周波数は、スイッチング素子Q1,Q2のストレス軽減のため、図のように、固有振動周波数よりも大きな値に設定される。全点灯時(a)、及び調光点灯時(b)の発振周波数をそれぞれft,full 、ft,dimとすると(ftdim >ftfull>f0 )、この時の動作点は図21のD点とE点になる。
【0007】
しかし、図22に示すように、放電灯4はランプ電流が小さくなるほどランプ電圧が大きくなるという負特性を持っているため、放電灯点灯装置の特性としては、調光するほど出力電圧が大きくなるような特性でなければ、調光時に放電灯4を安定に点灯させることができない。
図20の放電灯点灯装置では、調光点灯時(b)の出力電圧を大きくするには発振周波数ft,dimを無負荷時(c)の固有振動周波数に近付ければ良いが、調光点灯時(b)の発振周波数は調光が深くなるほど大きくなり、無負荷時(c)の固有振動周波数f0 との差が大きくなるため、調光時の出力電圧を大きくするには限界がある。このため、特に、調光比が30%以下の深調光時には、放電灯4がちらついたり、立消えしてしまうという問題がある。
【0008】
このような問題点に対して、放電灯4を調光比30%以下の低光束まで安定した点灯状態を得る事のできる放電灯点灯装置として、図23に示す放電灯点灯装置が既に提案されている。この第2の従来例では、従来のチョークコイルCHとコンデンサC2で構成される共振回路3(第1の共振回路)の他に、放電灯4と直列にコンデンサC3(第2の共振回路)を挿入することによって、放電灯4の調光点灯時の発振周波数を共振回路3の固有振動周波数に近付け、出力電圧を大きくしている。
【0009】
図24は図23の放電灯点灯装置の出力電圧の周波数特性を示したものである。全点灯時、及び調光点灯時の固有振動周波数を(第1の従来例)の場合と同様に求めると、以下の式で与えられる。
【0010】
【数2】
Figure 0003832074
【0011】
ただし、ここでは、計算の簡略化のため、全点灯時(a)と調光点灯時(b)の放電灯4の等価インピーダンスをそれぞれ次式のように近似している。
Rfull≒0、Rdim ≒∞
つまり、チョークコイルCHのインダクタンスL1とコンデンサC1、C3の容量の設定によって、全点灯時(a)と調光点灯時(b)の固有振動周波数を任意に設定することができるため、調光点灯時(b)の発振周波数を無負荷時(c)の固有振動周波数に近付けることによって調光時の出力電圧を大きくすることができ、放電灯4を安定に点灯させることができるのである。
【0012】
この放電灯点灯装置によれば、調光比30%以下の調光点灯時においても安定した点灯状態を得ることができる。
この場合、放電灯4に流れるランプ電流の直流成分はコンデンサC3でカットできるため、直流カット用のコンデンサC1は削除しても問題ない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
次に、この放電灯点灯装置で複数の放電灯を点灯させる場合を考える。この場合、図25や図26に示すような放電灯点灯装置が考えられる。図25の回路は、インバータ部2が共通で、各放電灯41…に対応してコンデンサC21…,チョークコイルCH1…からなる第1の共振回路31…を備えるとともに、各放電灯41…に対応して第2の共振回路を構成するコンデンサC31…を備え、また直流カット用コンデンサC11…を夫々に対応して設けたものである。
【0014】
図25の回路がインバータ部2を各放電灯41…で共有するようにしたものであるに対して、図26回路は、各放電灯41…に対応してスイッチング素子Q11…,Q21及び駆動回路61…からなるインバータ部21…を設けたもので、各インバータ部21…で発振制御部5を共有している。
しかし、いずれの場合も一つの放電灯に対して一つの共振回路が必要となるため、チョークコイルCH1…のインダクタンスや、コンデンサC21…の容量等の部品のバラツキによって各放電灯41…に流れるランプ電流が異なり、放電灯4…間の光出力にバラツキを生じるという問題点がある。
【0015】
図26の回路では、インバータ部21…が独立しているため、各放電灯41…毎に発振周波数を設定可能であるから、各放電灯41…のランプ電流を検出して、各ランプ電流が等しくなるようにインバータ部21…の発振周波数をフィードバック制御することもできるが、この場合、インバータ部21…の制御が複雑になり、また、部品点数が増えることによって放電灯点灯装置が大型化し、放電灯点灯装置のコストアップになるという問題がある。
【0016】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは2つの共振回路を設け、調光点灯時にはインバータ部の発振周波数を第1の共振回路の固有振動周波数の近傍で動作させることによって、放電灯の安定した点灯に必要な電圧を供給し、そのインバータ部と第1の共振回路の一部を共用することによって、部品点数を削減して装置の小型化を図り、且つ各放電灯に流れるランプ電流が等しくなるような回路構成とすることによって、放電灯間の光出力の差を少なくした放電灯点灯装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明では、直流電源に接続され、この直流電圧を高周波電圧に変換するインバータ部と、このインバータ部の出力段に接続され、インダクタとコンデンサが直列に接続されている第1の共振回路と、少なくとも1つのコンデンサを有する第2の共振回路と、複数の放電灯からなる負荷回路と、インバータ部の発振周波数を変化させることにより放電灯を調光点灯させる発振制御部を備えた放電点灯装置において、第1の共振回路のコンデンサの両端には、第2の共振回路と負荷回路が直列に接続され、第2の共振回路と負荷回路が、各放電灯のランプ電流が等しくなるように構成されており、かつ、調光点灯時のインバータ部の発振周波数を第1の共振回路の固有振動周波数の近傍に設定したことを特徴とする。
【0018】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、第2の共振回路は各放電灯に流れるランプ電流を等しくするバランサを有して成ることを特徴とする。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、放電灯のフィラメントに予熱電流を供給する予熱回路を備え、予熱回路の電源は、第1の共振回路のチョークコイルの2次側より供給することを特徴とする。
【0019】
請求項4の発明では、請求項1の発明において、発振制御部は、電源投入後の経過時間を計測するタイマ回路と、タイマ回路の出力に応じて、先行予熱時と、始動時、及び点灯時の発振周波数を切り替える手段と、調光下限時発振周波数>始動時の発振周波数>第1の共振回路の固有振動周波数の関係となるようにしたことを特徴とする。
【0020】
請求項5の発明では、請求項1の発明において、第2の共振回路はバランサを有し、1灯点灯時の等価回路の固有振動周波数が、第1の共振回路の固有振動周波数の近傍の値となるようにバランサのインダクタンスを設定したことを特徴とする。
請求項6の発明では、請求項4の発明において、第2の共振回路はバランサを有し、1灯点灯時の等価回路の固有振動周波数が、1灯点灯時固有振動周波数>始動時発振周波数>第1の共振回路の固有振動周波数の関係となるようにしたことを特徴とする。
【0021】
請求項7の発明では、請求項4の発明において、長方形のプリント基板の長手方向に対して両端に入力端子と出力端子を有し、入力端子側から第2の共振回路、第1の共振回路、出力端子の順に部品を実装したことを特徴とする。
請求項8の発明では、請求項2の発明において、少なくともインバータ部のスイッチング素子部からなる出力段と第1の共振回路のインダクタの間にバランサを配置したことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の基本回路構成を示す。本発明では、負荷回路40を構成する各放電灯41…に対してインバータ部2と第1の共振回路3を共通とすることによって部品点数を削減し、装置の小型化を実現している。また、第2の共振回路8は負荷回路40の複数の放電灯41…の各ランプ電流が等しくなるように構成することによって、放電灯間の光出力の差を小さくしている。全点灯時、及び嗣光点灯時の発振周波数は、それぞれの状態での固有振動周波数f0 ,f0 ’に対して、上述の第2の従来例の図24に示すような条件で動作させ、調光点灯時おいても放電灯の安定点灯に必要な2次電圧を供給するものである。尚図1中インバータ部2は直流電源DCを入力してスイッチング部により高周波に変換するようになっていおり、スイッチング部のスイッチング素子を駆動する駆動回路を内蔵し、この駆動回路に対して発振信号を供給する発振制御部5を付設してある。
【0023】
以下、本発明の具体的な実施形態を以下説明する。
(実施形態1)
本実施形態は、2灯の放電灯41,42を直列点灯させるようになっているもので、インバータ部2に入力する直流電源は商用電源ACを平滑回路を備えた整流回路1によって整流平滑して得る。
【0024】
インバータ部2はこの直流電源の電圧を、スイッチング素子Ql、Q2を駆動回路6により交互にスイッチングすることによって高周波電圧に変換する。
スイッチング素子Q2の両端には、第1の共振回路3を構成するチョークコイルCHと、コンデンサC2を接続している。この第1の共振回路3はスイッチング素子Q1の両端に接続してもよい。
【0025】
コンデンサC2の両端には第2の共振回路8のコンデンサC3と2灯の放電灯41,42を直列に接続している。つまり放電灯41,42の直列回路からなる負荷回路40をコンデンサC3と第1の共振回路3を介してインバータ部2の出力段に接続してある。
インバータ部2の発振周波数は発振制御部5によって決定され、その発振周波数でスイッチング素子Q1、Q2を交互にスイッチングさせる。この発振周波数を調光信号7に応じて変化させることによって、放電灯41,42に流れるランプ電流を変化させ、放電灯41,42を調光する。
【0026】
このような回路構成であれば、第2の従来例と同様に、全点灯時と調光点灯時の固有振動周波数をそれぞれ任意に設定することができるため、図24に示すような出力電圧の周波数特性を得ることができ、調光点灯時においても高い2次電圧を供給することができる。
また、2灯の放電灯41,42に流れるランプ電流は直列点灯であるため等しくなり、2灯問の光出力差は共振回路の部品の定数のバラツキの影響を受けることはない。
【0027】
ここでは、放電灯の灯数を2灯としているが、3灯以上の複数の場合であっても効果は同じである。
また整流回路1は所定の直流電圧が得られればどのような回路構成でもよく、例えば昇圧チョッパ回路のように、スイッチング回路を用いて完全平滑してもよい。
【0028】
インバータ部2は変形ハーフプリッジ型の回路としているが、一石式や、ハーフプリッジ型の他の回路構成でもよい。
第2の共振回路8は、全点灯時の固有振動周波数f0'が調光点灯時の固有振動周波数f0 よりも小さくなり、図24に示すような出力電圧の周波数特性が得られれば、例えば、図3のようにインダクタL3にコンデンサC3を直列接続したLC共振回路のような構成であってもよい。
(実施形態2)
図4に本実施形態の回路構成を示す。本実施形態は2灯の放電灯41,42を並列接続した負荷回路40を用いて放電灯41,42を並列点灯させるものである。
【0029】
実施形態1の回路では、2灯の放電灯41,42を直列点灯としているため、装置の出力電圧としてはランプ電圧の2倍の電圧が必要となり、ランプ管長が比較的長く、高いランプ電圧を必要とする放電灯には適していない。しかし、放電灯を並列接続すれば出力電圧はランプ電圧に等しくなるが、2灯に同じ電圧を印加しても放電灯のバラツキによってランプ電流に差が生じる場合がある。
【0030】
この対策として、第2の共振回路8に各放電灯41,42に直列に接続するコンデンサC31,32の他にバランサ9を設けており、これによって2灯の放電灯41,42に流れるランプ電流を等しくなるようにしている。
本実施形態の構成によれば、実施形態1と同等の効果が得られる。
尚整流回路1、インバータ部2、第1の共振回路3の構成は(実施形態1)と同様に、どのような構成であってもよい。
(実施形態3)
図5に本実施形態の回路構成を示す。
【0031】
実施形態2の回路では、第2の共振回路8のバランサ9の出力段からそれぞれコンデンサC31,32を介して負荷回路40内の放電灯41,42に電流が流る構成である。この構成では、仮に、放電灯41,42のランプ電流にバラツキが生じた場合に、そのランプ電流の差によってバランサ9にインダクタンスが発生し、そのインダクタンスとコンデンサC31,32によってそれぞれ共振回路を構成することになる。この共振動作によってランプ電流の差がさらに大きくなり、光出力の差が大きくなることがある。
【0032】
このため、本実施形態では第2の共振回路8の入力側からコンデンサC3、バランサ9の順で配置している。この構成であれば、仮に、放電灯41,42にバラツキが生じた場合でも、バランサ9とコンデンサC3の共振動作の影響がランプ電流の差に影響することがなくなる。
尚整流回路1、インバータ部2、第1の共振回路3の構成は実施形態1と同様に、どのような構成であってもよい。
(実施形態4)
図6に本実施形態の回路構成を示す。本実施形態は4灯の放電灯41〜44を並列接続した負荷回路40を用いて、各放電灯41〜44を並列点灯させるものである。直列点灯では、放電灯の灯数が増えると、その分点灯装置の出力電圧を高くすることが必要となり、特に、高いランプ電圧を必要とする放電灯を適合負荷とする点灯装置においては装置のストレスが大きくなるため、使用部品を大型化する必要があり、装置の小型化には不利である。
【0033】
本実施形態の場合、図6に示すように、第2の共振回路8に91乃至93のバランサを3つ用いることによって実現してある。つまり第1のバランサ91に、二つのバランサ92,93を接続し、この二つのバランサ92,93にコンデンサC31〜34を介して放電灯41〜44を夫々接続してある。
このような構成であれば、各放電灯41〜44に流れるランプ電流を等しくすることができ、放電灯間の光出力差を小さくすることができる。
【0034】
もちろん、図7に示すように、共振回路8のバランサとコンデンサの位置を入れ替えても効果は同じである。この場合コンデンサはC3の一つのみとなる。
尚整流回路1、インバータ部2、第3の共振回路3の構成は実施形態Iと同様に、どのような構成であってもよい。
(実施形態5)
図8に本実施形態の回路構成を示す。
【0035】
実施形態4では共振回路8のバランサの数が増えるため、ランプ電圧が比較的低い放電灯を適合負荷とする点灯装置にあっては、装置の小型化には逆に不利となることがある。よって、放電灯の負荷回路構成を直並列回路にすれば、バランサの数を少なくでき、装置の小型化に有利である。
そこで本実施形態では4灯の放電灯41〜44の内2灯づつ直列に接続した負荷回路40を用い、それぞれの2灯の直列回路を共振回路8のコンデンサC31,32を介してバランサ9に接続してある。
【0036】
もちろん、図9に示すように、共振回路8のバランサ9とコンデンサの位置を入れ替えても効果は同じである。この場合コンデンサはC3の一つのみとなる。
尚整流回路1、インバータ部2、第1の共振回路3の構成は実施形態1と同様に、どのような構成であってもよい。
(実施形態6)
図10に本実施形態の基本回路構成を示す。
【0037】
放電灯として蛍光ランプを点灯させる場合、通常、予熱回路が必要となる。この回路の目的は、放電灯の始動時に始動電圧を印カロする前に放電灯のフィラメントに予熱電流を流すことによって、フィラメントの温度を上昇させて熱電子が放出しやすい状態にして、エミッタの飛散を防止し、放電灯の長寿命化を図るものである。また、放電灯の調光点灯時においては、ランプ電流が減少することによりフィラメントのスポット温度が低下するため、予熱電流を流すことによってフィラメント温度を上昇させ、放電灯の安定した点灯状態を得ると共に、始動時と同様にエミッタの飛散を防止して放電灯の長寿命化を図るものである。
【0038】
本実施形態では、この予熱回路10の電源を第1の共振回路3のチョークコイルCHに2次巻線を設けてこの2次巻線から供給するようにしたものである。
この場合、上述のように、放電灯の調光点灯時には2次電圧(共振電圧)が大きくなるため、予熱回路に供給される電圧も大きくなり、鋼光時の予熱電流を全点灯時よりも大きくすることが容易となる。
【0039】
本実施形態の具体的な回路例を図11に示す。
ここでは、蛍光ランプからなる2灯の放電灯41,42を直列接続した負荷回路40を用いてこれら放電灯41,42を直列点灯させている。この場合、予熱回路10は、図11に示すように3つの予熱経路で構成することができる。つまり共通接続した両放電灯41,42のフィラメントは共通の予熱経路で予熱を行ない、直列回路の両端側のフィラメントは別々の予熱経路で予熱を行なう。
【0040】
ここで予熱回路10は第1の共振回路3のチョークコイルCHの1次巻線と2次巻線の巻数比と、予熱用のコンデンサC41〜C43の容量を、調光点灯時に最適な予熱電流が得られるように設定してある。
上記のような本実施形態の構成であれば、予熱回路10として新たに予熱トランスを設ける必要が無く、部品点数を削減でき、装置の小型化を実現することができる。
【0041】
図12は、蛍光ランプからなる2灯の放電灯41,42を並列接続した負荷回路40を用いて両放電灯41,42を並列に点灯きせる場合の具体例を示す。この場合の予熱回路10は図示するように第1の共振回路3のチョークコイルCHに設けた2次巻線に予熱用のコンデンサC41〜44を介して各放電灯41,42のフィラメントを夫々接続した構成となっている。
【0042】
本具体例も図11の回路構成と同様の効果が得られ、部品点数を削減することができる。
尚各例の整流回路1、インバータ部2、第1の共振回路3の構成は実施形態1と同様に、どのような構成であってもよい。
また第2の共振回路8、及び負荷回路40の構成は、実施形態1から実施形態5に示すどの回路構成であってもよい。
( 実施形態7)
図13に本実施形態の基本回路構成を示す。
【0043】
蛍光ランプを点灯させる放電灯点灯装置においては、先述のように、始動時に、まずフィラメントを充分に予熱し、その後、放電灯の放電開始に必要な電圧を印加し、放電灯が放電を開始すると、所定のランプ電流が流れるように出力を制御する必要がある。このため、通常の放電灯点灯装置では、図10の構成に上記の制御を行うためにタイマ回路11を設けて、始動時に先行予熱、始動、点灯の出力の切り替えを行う制御回路が設けられている。
【0044】
このような制御を行なう場合に、従来の放電灯点灯装置においてよく用いられている始動方法は先行予熱時の発振周波数、始動時の発振周波数及び点灯時の発振周波数をタイマ回路11によって切り替える方式である。
このような制御を追加した場合の本実施形態の回路構成を図14に示し、当該装置の出力電圧の周波数特性を図15に示す。本実施形態の発振制御部5は、タイマ回路11からの出力によって周波数設定部50に入力される信号が切り替えられ、先行予熱時、始動時、及び点灯時の発振周波数はそれぞれの周波数設定部51〜53の信号で決定される。点灯周波数設定部53には調光信号7が入力され、調光信号に応じて信号を変化させるようにする。
【0045】
先行予熱時には、放電灯41〜42がまだ放電を開始していないため、放電灯の等価インピーダンスは非常に大きな値(Rla≒∞)となっており、点灯装置の出力電圧の周波数特性は、図21の無負荷時(c)のカーブと同様に、図15の(a)に示すカーブとなる。ここで、この時の発振周波数をfyとすると、動作点は図15のA点となる。この時の2次電圧Vy は、放電灯がコールドスタートしない電圧となるように設定され、且つこの時の予熱電流はフィラメントのエミッタが飛散しないように、タイマ回路11で設定された先行予熱時間内にフィラメント温度が充分に上昇するような電流を供給しなければならない。
【0046】
次に、先行予熱時間が経過すると、発振周波数を下げて放電灯の始動に充分な電圧まで出力電圧を大きくする。この時の発振周波数をfsとすると、動作点は図15のB点となる。この時の2次電圧Vsが放電灯の始動電圧以上の電圧となるように発振周波数fsを設定する。放電灯が放電を開始するとランプの等価インピーダンスは小さくなり、点灯時の出力電圧の周波数特性は図15の(b) に示すカーブヘと変化する。
【0047】
その後、タイマ回路11で設定される始動時間を経過すると、発振周波数は可変となり、発振周波数に応じて放電灯の光出力を変化できるようにする。全点灯時(E点)の発振周波数をft,full 、放電灯の光出力が最も小さくなる調光下限(D点)での発振周波数を、 ft,dimとすると、発振制御部5の出力周波数をこのft,full とft,dimの間で調光信号に応じて変化させれば、放電灯の光出力を変化させ、調光することことができる。
【0048】
本実施形態では、始動時の発振周波数は無負荷時の固有振動周波数よりも大きく、且つ調光下限における発振周波数( 点灯時の発振周波数の最大値) よりも小さくなるように、共振回路3,8の各部品定数と発振制御部5の出力周波数を設定することを特徴とする。つまり、各周波数の関係は次の通りである。
0 <fs<ft,dim
始動時の発振周波数が無負荷時の固有振動周波数よりも小さくなると、インバータ部2は進相モードで動作することになり、スイッチング素子に過大なストレスが印加されることになる。
【0049】
また、始動時の発振周波数を調光下限における発振周波数よりも大きくすると、放電灯が放電を開始した直後には調光下限よりも更に小さい光出力で点灯させることになり、チラツキが生じて点灯状態が不安定になり、放電灯が立ち消えしてしまうことが考えられる。
よって、発振周波数を上記のように設定することによって、この問題点を回避することができ、調光点灯時においても安定した始動をすることができる。
【0050】
尚整流回路1、インバータ部2、第1の共振回路3の構成は実施形態1と同様に、どのような構成であってもよい。
また第2の共振回路8及び負荷回路40の構成は、実施形態1から実施形態5に示すどの回路構成であってもよい。
( 実施形態8)
図16は本実施形態の装置の出力電圧の周波数特性を示したものである。本実施形態の回路構成は実施形態7と同じであるので、ここでは省略する。
【0051】
実施形態2の回路構成で示したように、2灯の放電灯41,42を並列点灯させる場合にはバランサ9が良く用いられる。バランサ9は上述の2灯のランプ電流を等しくなるようにする機能のほかに、始動時において双方の放電灯41,42に充分な始動電圧を供給する機能が有る。これは、通常、放電灯の始動時には、2灯の放電灯41,42の始動電圧のバラツキなどによって、どちらか一方の放電灯が先に放電を開始する。この時、点灯した放電灯の等価インピーダンスが小さくなることによって、バランサ9が無い場合には、もう一方の放電灯に始動するのに充分な電圧を得ることができずに、一方の放電灯のみしか点灯させることができなくなる。ここで、バランサ9を挿入することによって、一方の放電灯が先に放電を開始した時に、バランサ9には点灯した方の放電灯に接続された巻線に電流が流れることによって電圧が発生し、もう一方の巻線に電圧が誘起されることによって、もう一方の放電灯にも充分な始動電圧を供給することができるのである。
【0052】
ここで、この場合の装置の出力電圧の周波数特性の変化の一例を図16に示す。図16の(a)と(c)に示したカーブは先の実施形態7の図15に示したカーブと同じである。
始動時に一方の放電灯が先に点灯すると、放電灯の等価インピーダンスが小さくなることによって、放電灯を含む共振回路3,8の等価回路は図17に示す回路となり、バランサの巻線のインダクタンスL2とコンデンサC3によって、先行予熱時とは異なる新たな共振回路が生じることになる。この1灯点灯の状態での装置の出力電圧の周波数特性は図16の(b)に示すカーブとなる。この時の動作点はB点からB’点へと変化し、出力電圧もに変化する。
【0053】
よって、図17の回路の固有振動周波数f0"を無負荷時の固有振動周波数f0 に近づけ、2次電圧Vs' が放電灯の始動電圧以上の値となるようにバランサ9のインダクタンスを設定すれば、1灯のみが放電を開始した後も、発振周波数fsを変化させることなくもう一方の放電灯に始動電圧を印加することができる。
これにより、発振制御部5の回路を複雑にすることなく放電灯41,42を2灯とも確実に始動させることができ、部品点数を削減できる。
【0054】
尚整流回路1、インバータ部2、第1の共振回路3の構成は実施形態1と同様に、どのような構成であってもよい。
第2の共振回路3、及び負荷回路40の構成は、実施形態2から実施形態5に示すどの回路構成であってもよい。尚E点は全点灯時、C点は始動点を示す。
(実施形態9)
実施形態8において無負荷時と1灯点灯時の固有振動周波数を等しくなるようにバランサ9のインダクタンスを設定した場合、共振回路3,8の部品定数によっては、バランサ9のインダクタンスが非常に大きな値になる場合が有る。この場合、バランサ9の形状が大きくなり、装置の小型化に適さなくなる。
【0055】
よって、本実施形態では、放電灯の1灯点灯時にはインバータ部2の発振周波数を1灯点灯時の固有振動周波数よりも小さな値で動作させることを特徴とする。つまり、各周波数の関係は次式の通りである。
0 <fs<f0
この場合、1灯点灯時にインバータ部2のスイッチング素子Q1,Q2のストレスが大きくなることが考えられる。しかし図18に示すようにl灯点灯時においても始動時と同様に充分な始動電圧が得られる周波数特性となっていれば、一方の放電灯が点灯した直後にもう一方の放電灯にも充分な始動電圧が印加され、瞬時に2灯の放電灯41,42とも点灯させることができ、点灯時の(c) のカーブに移行するため、スイッチング素子Q1,Q2のストレスが瞬間的に大きくなるだけである。よって、この時のストレスがスイッチング素子Q1,Q2の耐圧以内であれば、装置が破壊に至る恐れはない。このような条件でインバータ部2を動作させれば、バランサ9のインダクタンスを大きくする必要がない為、バランサ9のインダクタンスを小さくしてバランサ9を小型化することができ、これによって装置を小型化することができる。
【0056】
尚整流回路1、インバータ部2、第1の共振回路3の構成は実施形態1と同様に、どのような構成であってもよい。
第2の共振回路8及び負荷回路40の構成は、実施形態2から実施形態5に示すどの回路構成であってもよい。
尚図18の(a)〜(c)の各カーブ及びB点、C点は上述した同様な特性図に準ずる。
(実施形態10)
図19(a)乃至(c)は図14の放電灯点灯装置をプリント基板20上に部品実装し、パターン配線を施した時の状態の一例を示す。
【0057】
従来の放電灯点灯装置では、例えば、図23に示す1灯用の放電灯点灯装置を長方形のプリント基板に実装する場合、図19(c)に示すようにチョークコイルCHと出力端子30との間に多数の長いパターンP1が必要となり、パターンP1を配線するプリント基板20の長手方向に対して両端に入力端子(電源端子)(図示せず)と出力端子30を設け、 長手方向に沿ってインバータ部2から、第1の共振回路3、第2の共振回路8の順で部品実装する場合が多い。このような順序で実装することによって、放電灯4ヘと供給する電流を最短のパターン長で配線することができ、プリント基板20を小型化する上で非常に有利である。
【0058】
しかし、図14に示す回路の場合には、第1の共振回路3のチョークコイルCHの2次巻線から2灯の放電灯41,42のフィラメントへ予熱回路10を介して電流を供給しているため、 従来の部品配置では、 図19(b)に示すようにチョークコイルCHと出力端子30の間に多数の長いパターンP1が必要となり、パターンを配線する上で大きな制約を受ける。この制約は放電灯の灯数が増えるほど厳しくなる。
【0059】
よって、本実施形態では、図19(a)に示すように、第1の共振回路3と第2の共振回路8の位置を入れ替えることを特徴とする。このような配置にすることによって、第1の共振回路3のチョークコイルCHを出力端子30の近くに実装することができ、 多数必要である放電灯4のフィラメントヘのパターン配線を短くすることができるため、部品実装の上で有利となり、点灯装置の小型化を実現できる。また発熱体であるチョークコイルCHをインバータ部2のスイッチング素子Q1,Q2から遠くに配置することができ、半導体部品の温度も低減できる。
【0060】
尚整流回路1、インバータ部2、第1の共振回路3の構成は実施形態1と同様に、どのような構成であってもよい。
第2の共振回路8及び負荷回路40の構成は、実施形態1から実施形態5に示すどの回路構成であってもよい。
【0061】
【発明の効果】
請求項1の発明は、直流電源に接続され、この直流電圧を高周波電圧に変換するインバータ部と、このインバータ部の出力段に接続され、インダクタとコンデンサが直列に接続されている第1の共振回路と、少なくとも1つのコンデンサを有する第2の共振回路と、複数の放電灯からなる負荷回路と、インバータ部の発振周波数を変化させることにより放電灯を調光点灯させる発振制御部を備えた放電点灯装置において、第1の共振回路のコンデンサの両端には、第2の共振回路と負荷回路が直列に接続され、第2の共振回路と負荷回路が、各放電灯のランプ電流が等しくなるように構成されており、かつ、調光点灯時のインバータ部の発振周波数を第1の共振回路の固有振動周波数の近傍に設定したので、複数の放電灯を低光束まで安定に点灯させることができ、且つ放電灯間の光出力差を小さくすることができるという効果がある。
【0062】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、第2の共振回路は各放電灯に流れるランプ電流を等しくするバランサを有しているので、請求項1の発明と同様にバランサにより放電灯間の光出力差を小さくすることができるという効果がある。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、放電灯のフィラメントに予熱電流を供給する予熱回路を備え、予熱回路の電源は、第1の共振回路のチョークコイルの2次側より供給するので、予熱回路の部品を共振回路の部品と共有するので装置の小型化が図れるという効果がある。
【0063】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、発振制御部は、電源投入後の経過時間を計測するタイマ回路と、タイマ回路の出力に応じて、先行予熱時と、始動時、及び点灯時の発振周波数を切り替える手段と、調光下限時発振周波数>始動時発振周波数>第1の共振回路の固有振動周波数とするので、インバータ部のスイッチング素子に過大なストレスを与えることなく、また放電灯の放電開始直後の不安定状態を回避でき、調光点灯時においても安定とした始動ができるという効果がある。
【0064】
請求項5の発明は、請求項1の発明において、第2の共振回路はバランサを有し、1灯点灯時の等価回路の固有振動周波数が、第1の共振回路の固有振動周波数の近傍の値となるようにバランサのインダクタンスを設定してあるので、始動時の発振周波数を変化させることなく全ての放電灯を確実に点灯させることができるという効果がある。
【0065】
請求項6の発明は、請求項4の発明において、第2の共振回路はバランサを有し、1灯点灯時の等価回路の固有振動周波数が、1灯点灯時固有振動周波数>始動時発振周波数>第1の共振回路の固有振動周波数の関係となるようにしたので、インバータ部のスイッチング素子のストレスを始動時の瞬間的なものとすることができ、そのためバランサのインダクタンスを大きくする必要がなく、結果小型なバランサを用いることができ、装置の小型化が図れるという効果がある。
【0066】
請求項7の発明は、請求項4の発明において、長方形のプリント基板の長手方向に対して両端に入力端子と出力端子を有し、入力端子側から第2の共振回路、第1の共振回路、出力端子の順に部品を実装しているので、多数接続される放電灯のフィラメントへのパターン配線を短くすることができて、部品の実装上で有利となり、装置の小型化が図れるという効果がある。
【0067】
請求項8の発明は、請求項2の発明において、少なくともインバータ部のスイッチング素子部からなる出力段と第1の共振回路のインダクタの間にバランサを配置したので、発熱体である第1の共振回路のインダクタをインバータ部のスイッチング素子から離れた位置に配置することができ、半導体部品であるスイッチング素子の温度を低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本回路構成図である。
【図2】本発明の実施形態1の回路構成図である。
【図3】同上の共振回路の一例を示す回路図である。
【図4】本発明の実施形態2の回路構成図である。
【図5】本発明の実施形態3の回路構成図である。
【図6】本発明の実施形態4の回路構成図である。
【図7】同上の同上の別の例の回路構成図である。
【図8】本発明の実施形態5の回路構成図である。
【図9】同上の別の例の回路構成図である。
【図10】本発明の実施形態6の基本回路構成図である。
【図11】同上の回路構成図である。
【図12】同上の別の例の回路構成図である。
【図13】本発明の実施形態7の回路構成図である。
【図14】同上の別の例の回路構成図である。
【図15】同上の動作説明図である。
【図16】本発明の実施形態8の動作説明図である。
【図17】同上に用いる共振回路の等価回路図である。
【図18】本発明の実施形態9の動作説明図である。
【図19】本発明の実施形態10の実装例の説明図である。
【図20】従来例の回路構成図である。
【図21】同上の動作説明図である。
【図22】同上の動作説明用ランプ特性図である。
【図23】別の従来例の回路構成図である。
【図24】同上の動作説明図である。
【図25】他の従来例の回路構成図である。
【図26】その他の従来例の回路構成図である。
【符号の説明】
2 インバータ部
3 第1の共振回路
5 発振制御部
8 第2の共振回路
40 負荷回路
41〜4n 放電灯
DC 直流電源
C2 コンデンサ
CH チョークコイル

Claims (8)

  1. 直流電源に接続され、この直流電圧を高周波電圧に変換するインバータ部と、このインバータ部の出力段に接続され、インダクタとコンデンサが直列に接続されている第1の共振回路と、少なくとも1つのコンデンサを有する第2の共振回路と、複数の放電灯からなる負荷回路と、インバータ部の発振周波数を変化させることにより放電灯を調光点灯させる発振制御部を備えた放電点灯装置において、第1の共振回路のコンデンサの両端には、第2の共振回路と負荷回路が直列に接続され、第2の共振回路と負荷回路が、各放電灯のランプ電流が等しくなるように構成され、且つ調光点灯時のインバータ部の発振周波数を第1の共振回路の固有振動周波数の近傍に設定することを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 第2の共振回路に各放電灯に流れるランプ電流を等しくするバランサを備えたことを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 放電灯のフィラメントに予熱電流を供給する予熱回路を備えるとともに、予熱回路の電源を第1の共振回路のチョークコイルの2次側より供給することを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  4. 発振制御部に、電源投入後の経過時間を計測するタイマ回路と、タイマ回路の出力に応じて、先行予熱時、始動時及び点灯時の発振周波数を切り替える手段とを備え、調光下限時の発振周波数>始動時の発振周波数>第1の共振回路の固有振動周波数の関係となるようにしたことを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  5. 第2の共振回路にバランサを備え、1灯点灯時の等価回路の固有振動周波数が、第1の共振回路の固有振動周波数の近傍の値となるようにバランサのインダクタンスを設定したことを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  6. 第2の共振回路にバランサを備え、1灯点灯時の等価回路の固有振動周波数が、1灯点灯時の固有振動周波数>始動時の発振周波数>第1の共振回路の固有振動周波数の関係となるようにしたことを特徴とする請求項4記載の放電灯点灯装置。
  7. 長方形のプリント基板の長手方向に対して両端に入力端子と出力端子を有し、入力端子側から第2の共振回路、第1の共振回路、出力端子の順に部品を実装したことを特徴とする請求項3記載の放電灯点灯装置。
  8. 少なくともインバータ部のスイッチング素子部からなる出力段と第1の共振回路のインダクタの間にバランサを配置したことを特徴とする請求項2記載の放電灯点灯装置。
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