JP2006049030A - 放電灯用点灯回路 - Google Patents

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守 持田
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Abstract

【課題】 共振回路14の構成部品12、13の性能のばらつきによる悪影響を受けにくく、また、回路構成が比較的簡単で部品点数が比較的少ない複数放電灯用の点灯回路を提供する。
【解決手段】 放電灯18、19とコンデンサ21、23とが直列に接続されることによりそれぞれ構成された複数の直列回路22、24は、共振回路14の共振出力が個別に入力されるように互いに並列接続されている。そして、複数の直列回路22、24のそれぞれの放電灯18または19とコンデンサ21または23との中点25または26は、複数の直列回路22、24のうちの別の少なくとも1つの直列回路の放電灯19または18とコンデンサ23または21との中点26または25にインダクタ27を介して接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、高周波電源の高周波出力が入力される共振回路の共振出力によって複数個の放電灯を点灯させるようにした放電灯用点灯回路に関するものである。
共通の高周波電源を用いて複数個の放電灯を点灯させるように構成された放電灯用点灯回路として、図2に示す直列点灯方式のものや図3に示す並列点灯方式のものが、従来から知られている。
図2に示す従来の直列点灯方式の放電灯用点灯回路においては、チョークコイル12および共振コンデンサ13から成る直列共振回路14が、高周波電源11の一方の出力15と他方の出力16との間に接続されている。また、この直列共振回路14は、高周波電源11の一方の出力15とチョークコイル12との間に接続された直流成分遮断用コンデンサ17を附加的に含んでいる。そして、この直流成分遮断用コンデンサ17、チョークコイル12および共振コンデンサ13は、高周波電源11の第1の出力15と第2の出力16との間において、順次直列接続されている。また、共振コンデンサ13には、互いに同一の種類であってよい第1の放電灯18と第2の放電灯19との直列回路が並列に接続される。なお、第1および第2の放電灯18、19は、互いに同一の種類の蛍光灯であってよい。
図2に示す従来の直列点灯方式の放電灯用点灯回路においては、第1および第2の放電灯18、19の始動時には、高周波電源11は、従来から周知のように、定常動作時(すなわち、通常点灯時)よりも高い出力周波数で動作を開始してから、直列共振回路14の共振周波数まで出力周波数を連続的に可変(すなわち、低下)させる。このために、チョークコイル12および共振コンデンサ13から成る直列共振回路14が共振動作を行うので、第1および第2の放電灯18、19がそれぞれ点灯する。また、調光動作が行われると、高周波電源11の出力周波数が直列共振回路14の共振点(すなわち、共振周波数)から次第に遠ざかるので、直列共振回路14の共振出力電流が次第に減少し、このために、第1および第2の放電灯18、19に流れこむ電流がそれぞれ次第に減少し、この結果、これら第1および第2の放電灯18、19の光度がこの調光動作に応じて次第に低下する。この図2に示す回路の場合、第1および第2の放電灯18、19に対して共通の直列共振回路14を用いることができるので、回路構成が簡単で部品点数を少なくすることができる。また、第1および第2の放電灯18、19には互いにほぼ同一の値の電流を流すことができるので、第1の放電灯18の光度と第2の放電灯19の光度とを互いにほぼ同一にすることができる。
一方、図3に示す従来の並列点灯方式の放電灯用点灯回路においては、第1および第2の放電灯18、19ごとに互いに独立しかつ互いに並列接続された第1および第2の直列共振回路14a、14bが、共通の高周波電源11の第1および第2の出力15、16の間にそれぞれ接続されている。図3において、図2と共通の部分には同一の符号を付して、その説明を必要に応じて省略する。
図3において、第1の直列共振回路14aは、第1のチョークコイル12aおよび第1の共振コンデンサ13aから成り、高周波電源11の一方の出力15と第1のチョークコイル12aとの間に接続された第1の直流成分遮断用コンデンサ17aを付加的に含んでいる。そして、第1の直流成分遮断用コンデンサ17a、第1のチョークコイル12aおよび第1の共振コンデンサ13aは、高周波電源11の第1の出力15と第2の出力16との間において、順次直列接続されている。また、第2の直列共振回路14bは、第2のチョークコイル12bおよび第2の共振コンデンサ13bから成り、高周波電源11の一方の出力15と第2のチョークコイル12bとの間に接続された第2の直流成分遮断用コンデンサ17bを附加的に含んでいる。そして、第2の直流成分遮断用コンデンサ17b、第2のチョークコイル12bおよび第2の共振コンデンサ13bは、高周波電源11の第1の出力15と第2の出力16との間において、順次直列接続されている。さらに、第1の共振コンデンサ13aには、第1の放電灯18が並列接続されるとともに、第2の共振コンデンサ13bには、第2の放電灯19が並列接続されている。
図3に示す従来の並列点灯方式の放電灯用点灯回路においては、第1および第2の放電灯18、19の始動時には、高周波電源11は、従来から周知のように、定常動作時(すなわち、通常点灯時)よりも高い出力周波数で動作を開始してから、第1および第2の直列共振回路14a、14bの共振周波数まで出力周波数を連続的に可変(すなわち、低下)させる。このために、第1のチョークコイル12aおよび第1の共振コンデンサ13aから成る第1の直列共振回路14aが共振動作を行うので、第1の放電灯18が点灯する。これとともに、第2のチョークコイル12bおよび第2の共振コンデンサ13bから成る第2の直列共振回路14bが共振動作を行うので、第2の放電灯19が点灯する。また、調光動作が行われると、高周波電源11の出力周波数が直列共振回路14a、14bの共振点(すなわち、共振周波数)から次第に遠ざかるので、直列共振回路14a、14bの共振出力電流が次第に減少し、このために、第1および第2の放電灯18、19に流れこむ電流がそれぞれ次第に減少し、この結果、これら第1および第2の放電灯18、19の光度がこの調光動作に応じてそれぞれ次第に低下する。この図3に示す回路の場合、高周波電源11の出力電圧は、互いに並列接続されている第1および第2の放電灯18、19に個別に印加されるから、放電灯が1個の場合とほぼ同一の比較的低い電圧であってよい。
しかし、図2に示す従来の直列点灯方式の放電灯用点灯回路の場合には、第1の放電灯18と第2の放電灯19との直列回路に共通の直列共振回路14の出力を印加するようにしているので、この共通の直列共振回路14の出力電圧が図3に示す回路の場合に較べて約2倍の大きさである必要がある。そして、この共通の直列共振回路14の出力電圧は、第1および第2の放電灯18、19の管長が大きくなるの従って高くする必要があり、また、調光動作によって第1および第2の放電灯18、19の光度を低下させるに従ってこれらの放電灯18、19のインピーダンスが高くなるために同様に高くする必要がある。このために、図2に示す回路は、第1および第2の放電灯18、19の管長が比較的小さい場合に使用用途が制限される。
また、図3に示す従来の並列点灯方式の放電灯用点灯回路の場合には、第1および第2の放電灯18、19ごとに独立している第1および第2の直列共振回路14a、14bが必要であるので、第1および第2の放電灯18、19ごとに第1および第2のチョークコイル12a、12b、第1および第2の共振コンデンサ13a、13bおよび第1および第2の直流成分遮断用コンデンサ17a、17bが必要であり、このために、回路構成が比較的複雑で部品点数が比較的多くなる。また、第1および第2のチョークコイル12a、12bの性能や第1および第2の共振コンデンサ13a、13bの性能の相互のばらつきに基づいて第1および第2の直列共振回路14a、14bの性能が相互にばらつくので、第1および第2の放電灯18、19に流れこむ電流に相互にばらつきを生じ、このために、第1の放電灯18の光度と第2の放電灯19の光度とが相互にばらついたものとなる。特に、調光動作によって高周波電源11の出力周波数を直列共振回路14a、14bの共振周波数から十分に遠ざけて第1および第2の放電灯18、19を十分に低光度にすると、第1の放電灯18の光度の第2の放電灯19の光度との相互のばらつきは、一層顕著に現われる。
本発明は、従来の直列点灯方式および並列点灯方式の放電灯用点灯回路の上述のような欠点を比較的簡単な回路構成でもって効果的に是正し得るようにしたものである。
本発明は、高周波電源の高周波出力が入力される共振回路と、放電灯とコンデンサとが直列に接続されることによりそれぞれ構成された複数の直列回路とを備え、上記複数の直列回路は、上記共振回路の共振出力がそれぞれ入力されるように互いに並列接続され、上記複数の直列回路のそれぞれの上記放電灯と上記コンデンサとの中点は、上記複数の直列回路のうちの別の少なくとも1つの直列回路の上記放電灯と上記コンデンサとの中点にインダクタを介して接続されていることを特徴とする放電灯用点灯回路に係るものである。なお、本発明においては、上記共振回路が、チョークコイルおよび共振コンデンサを備えた直列共振回路であり、上記チョークコイルが、互いに並列接続された上記複数の直列回路に直列接続され、上記共振コンデンサが、互いに並列接続された上記複数の直列回路に並列接続されていてよい。また、本発明においては、上記放電灯の光度が、上記高周波電源の上記高周波出力を制御(例えば、周波数制御)することによって、低光度まで連続的に調光されるように構成されていてよい。
さらに、本発明においては、上記複数の直列回路が2つであるのが好ましい。この場合、2つの上記放電灯のうちのいずれか1方の放電灯が点灯した後に、他方の放電灯が上記インダクタと上記他方の放電灯に直列接続された上記コンデンサとの共振動作によって点灯し得るように構成されていてよい。また、2つの上記放電灯の通常点灯時には、上記インダクタに流れる電流が実質的に零になるように構成されていてよい。
本発明によれば、複数の放電灯に対して共通の共振回路を用いることができるので、この共振回路のチョークコイル、共振コンデンサなどの構成部品の性能のばらつきによる悪影響を受けにくく、また、回路構成が比較的簡単で部品点数を比較的少なくすることができる。また、共振回路の出力電圧は、互いに並列接続されている複数の放電灯に個別に印加されるから、放電灯が1個の場合とほぼ同一の比較的低い電圧であってよい。さらに、複数の放電灯には互いにほぼ同一の値の電流を流すことができるので、複数の放電灯を低光度にしたときでも、複数の放電灯の光度を互いにほぼ同一にすることができ、このために、複数の放電灯間の光度差を補正することができる。
また、請求項6に記載した発明によれば、放電灯の始動時に補正用として機能するインダクタに流れる電流は、放電灯の通常点灯時には実質的に零であるので、電力損失を抑えることができ、また、インダクタのコアを小型にすることができる。
つぎに、本発明による放電灯用点灯回路の一実施例を図1を参照して説明する。なお、この図1に示す実施例においても、互いに同一の種類であってよい2個の放電灯18、19が用いられている。また、これらの放電灯18、19は、互いに同一の種類の蛍光灯であってよい。さらに、図1において、図2および図3と共通の部分には同一の符号を付して、その説明を必要に応じて省略する。
図1に示す放電灯用点灯回路においては、チョークコイル12および共振コンデンサ13から成る直列共振回路14が、高周波電源11の一方の出力15と他方の出力16との間に接続されている。また、この直列共振回路14は、高周波電源11の一方の出力15とチョークコイル12との間に接続された直流成分遮断用コンデンサ17を附加的に含んでいてよい。そして、この直流成分遮断用コンデンサ17、チョークコイル12および共振コンデンサ13は、高周波電源11の第1の出力15と第2の出力16との間において、順次直列接続されている。この場合、チョークコイル12は、放電灯18、19への電流を制限する素子として機能する。なお、高周波電源11は、一対のMOSFET28a、28bを備えた従来から周知のものであってよく、従来から周知のように、矩形波状の高周波電圧を出力するように構成されていてよい。また、LC直列共振回路14は、従来から周知のように、高周波電源11からの矩形波状の高周波電圧を正弦波の高周波電圧に変換して、放電灯18、19の始動時には放電灯18、19の始動に必要な高電圧を発生させるとともに、放電灯18、19の点灯後(換言すれば、定常動作時)には放電灯18、19の電流を制限するように構成されていてよい。
また、図1に示すように、第1の放電灯18と第1のコンデンサ21との第1の直列回路22と、第2の放電灯19とコンデンサ23との第2の直列回路24とが共振コンデンサ13にそれぞれ並列に接続されている。さらに、第1の直列回路22の中点(すなわち、第1の放電灯18と第1のコンデンサ21との中点)25と、第2の直列回路24の中点(すなわち、第2の放電灯19と第2のコンデンサ23との中点)26との間には、インダクタ(具体的には、コイルであってよい)27が接続されている。なお、第1および第2のコンデンサ21、23は、直流成分遮断用として機能することができるので、前述の直流成分遮断用コンデンサ17は必要に応じて省略することができる。
図1に示す放電灯用点灯回路においては、第1および第2の放電灯18、19の始動時には、高周波電源11は、従来から周知のように、定常動作時(換言すれば、通常点灯時で平衡状態)よりも高い出力周波数で動作を開始してから、直列共振回路14の共振周波数まで出力周波数を連続的に可変(すなわち、低下)させる。このために、チョークコイル12および共振コンデンサ13から成る直列共振回路14が共振動作を行うので、第1および第2の放電灯18、19のうちのいずれか一方がまず放電を開始して点灯する。この結果、この放電を開始した方の放電灯18または19と、まだ放電していない方の放電灯19または18と直列接続されているコンデンサ23または21とを通してインダクタ27に電流が流れるので、このインダクタ27とこのコンデンサ23または21(すなわち、まだ放電していない方の放電灯19または18を含む直列回路24または22のコンデンサ)との共振動作によって、インダクタ27の両端に高電圧が発生する。そして、この高電圧はすでに放電している方の放電灯18または19を通して他方の放電灯(すなわち、まだ放電していないためにインピーダンスが高い放電灯)19または18に集中的に印加されるので、この他方の放電灯19または18も放電を開始して点灯する。なお、第1および第2の放電灯18、19のいずれもが放電を開始して点灯することによって通常点灯状態になると、第1および第2のコンデンサ21、23のそれぞれの両端間の電圧が互いにほぼ等しくなるので、インダクタ27の両端間の電圧も実質的に零になり、このために、このインダクタ27を流れる電流も実質的に零になる。
さらに、図1に示す放電灯用点灯回路においては、調光動作が行われると、高周波電源11の出力電流が直列共振回路14の共振周波数から次第に高い方(または低い方)に遠ざかるので、直列共振回路14の出力電流が次第に減少し、このために、第1および第2の放電灯18、19に流れこむ電流がそれぞれ次第に減少し、この結果、これら第1および第2の放電灯18、19の光度がこの調光動作に応じて次第に低下する。この場合、これら第1および第2の放電灯18、19がインピーダンスの差に基づいて互いに不平衡になっていると、第1および第2のコンデンサ21、23の両端間の電圧も同様に不平衡になるので、インダクタ27に電流が流れ、このために、インダクタ27と第1および第2のコンデンサ21、23との間でエネルギーの授受が行われる。したがって、補正用として機能するインダクタ27のインダクタンスならびに第1および第2のコンデンサ21、23の容量をそれぞれ適当な値に設定することによって、第1および第2の放電灯18、19のインピーダンスの差を補償することができる。なお、インダクタ27と第1または第2のコンデンサ21または23とが上述のように共振動作を行うためには、第1および第2のコンデンサ21、23の容量は十分小さく設定されるのが好ましい。この結果、第1および第2の放電灯18、19には互いにほぼ同一の値の電流を流すことができるので、第1および第2の放電灯18、19をそれぞれ低光度にしたときでも、第1の放電灯18の光度と第2の放電灯19の光度とを互いにほぼ同一にすることができ、このために、第1および第2の放電灯18、19の間の光度差を補正することができる。
図1に示す放電灯用点灯回路によれば、次の(a)項〜(d)項に記載の効果を奏することができる。
(a)第1および第2の放電灯18、19に対して共通の直列共振回路14を用いることができるので、チョークコイル12および共振コンデンサ13の性能のばらつきによる悪影響を受けにくく、また、回路構成が比較的簡単で部品点数を比較的少なくすることができる。
(b)直列共振回路14の出力電圧は、互いに並列接続されている第1および第2の放電灯18、19に個別に印加されるから、放電灯が1個の場合とほぼ同一の比較的低い電圧であってよい。
(c)第1および第2の放電灯18、19には互いにほぼ同一の値の電流を流すことができるので、第1および第2の放電灯18、19を低光度にしたときでも、第1の放電灯18の光度と第2の放電灯19の光度とを互いにほぼ同一にすることができ、このために、第1および第2の放電灯18、19間の光度差を補正することができる。
(d)放電灯18、19の始動時に補正用として機能するインダクタ27に流れる電流は、通常点灯時には実質的に零であるので、電力損失を抑えることができ、また、インダクタ27のコアを小型にすることができる。
以上において、本発明の一実施例について詳細に説明したが、本発明は、この実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に基づいて各種の変更および修正が可能である。
例えば、上述の実施例においては放電灯を2個用いるようにしたが、3個またはそれよりも多い放電灯を用いる場合にも、本発明を適用することができる。例えば、放電灯を3個用いる場合には、第3の放電灯と第3のコンデンサとの第3の直列回路を第1および第2の直列回路22、24と同様に共振コンデンサ13に並列に接続するとともに、上記第3の直列回路の中点と第1の直列回路22の中点25および/または第2の直列回路24の中点26との間に第2および/または第3のインダクタを接続すればよい。
また、上述の実施例においては、共振回路としてチョークコイル12および共振コンデンサ13から成る直列共振回路14を用いるようにしたが、並列共振回路を用いるようにしてもよい。この場合、この並列共振回路は、図1において、この図1に示す共振コンデンサ13と、この図1に示すチョークコイル12を共振コンデンサ13に並列接続されるように接続変更した共振コンデンサとから成っていてよい。具体的には、この接続変更した共振コンデンサは、その一端を直流成分遮断用コンデンサ17を介して高周波電源11の一方の出力15に接続されるとともに、その他端を高周波電源11の他方の出力16に接続されていてよく、また、必要な場合には、放電灯18、19への電流を制限する手段または素子を設ければよい。
本発明による放電灯用点灯回路の一実施例を示す回路図である。 従来の放電灯用点灯回路の一例を示す回路図である。 従来の放電灯用点灯回路の別の一例を示す回路図である
符号の説明
11 高周波電源
12 チョークコイル
13 共振コンデンサ
14 直列共振回路
18 第1の放電灯
19 第2の放電灯
21 第1のコンデンサ
22 第1の直列回路
23 第2のコンデンサ
24 第2の直列回路
27 インダクタ(コイル)

Claims (6)

  1. 高周波電源の高周波出力が入力される共振回路と、放電灯とコンデンサとが直列に接続されることによりそれぞれ構成された複数の直列回路とを備え、
    上記複数の直列回路は、上記共振回路の共振出力がそれぞれ入力されるように互いに並列接続され、
    上記複数の直列回路のそれぞれの上記放電灯と上記コンデンサとの中点は、上記複数の直列回路のうちの別の少なくとも1つの直列回路の上記放電灯と上記コンデンサとの中点にインダクタを介して接続されていることを特徴とする放電灯用点灯回路。
  2. 上記共振回路が、チョークコイルおよび共振コンデンサを備えた直列共振回路であり、
    上記チョークコイルが、互いに並列接続された上記複数の直列回路に直列接続され、
    上記共振コンデンサが、互いに並列接続された上記複数の直列回路に並列接続されていることを特徴とする請求項1に記載の放電灯用点灯回路。
  3. 上記放電灯の光度が、上記高周波電源の上記高周波出力を周波数制御することによって、低光度まで連続的に調光されるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の放電灯用点灯回路。
  4. 上記複数の直列回路が2つであることを特徴とする請求項1、2または3に記載の放電灯用点灯回路。
  5. 2つの上記放電灯のうちのいずれか1方の放電灯が点灯した後に、他方の放電灯が上記インダクタと上記他方の放電灯に直列接続された上記コンデンサとの共振動作によって点灯し得るように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の放電灯用点灯回路。
  6. 2つの上記放電灯の通常点灯時には、上記インダクタに流れる電流が実質的に零になるように構成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の放電灯用点灯回路。
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