JPH0711439Y2 - 減光可能な蛍光灯点灯回路 - Google Patents
減光可能な蛍光灯点灯回路Info
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- JPH0711439Y2 JPH0711439Y2 JP1991021526U JP2152691U JPH0711439Y2 JP H0711439 Y2 JPH0711439 Y2 JP H0711439Y2 JP 1991021526 U JP1991021526 U JP 1991021526U JP 2152691 U JP2152691 U JP 2152691U JP H0711439 Y2 JPH0711439 Y2 JP H0711439Y2
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- dimming
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- inverter
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はバス、電車などの車両
の車内を照明するために取り付けられ、減光することが
できる減光可能な蛍光灯点灯回路に関する。
の車内を照明するために取り付けられ、減光することが
できる減光可能な蛍光灯点灯回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の減光可能な蛍光灯点灯回路
示す。電源端子11及び12間に与えられる直流電力は
直流−交流変換回路、いわゆるインバータ13により交
流電力に変換される。端子11,12間には必要に応じ
てろ波用コンデンサ14が接続される。インバータ13
は例えばトランジスタ15のコレクタが端子11に接続
され、エミッタは出力トランス16のエミッタ巻線17
及びベース巻線18の各一端に接続され、ベースはバイ
アス用抵抗器21,22の各一端に接続されると共にバ
イアス用コンデンサ23の一端に接続される。エミッタ
巻線17の他端は端子12に接続され、ベース巻線18
の他端は抵抗器22,コンデンサ23の各他端に接続さ
れる。抵抗器21の他端は端子11に接続される。出力
トランス16の二次巻線24の両端間にフライホイル用
コンデンサ25が接続される。
示す。電源端子11及び12間に与えられる直流電力は
直流−交流変換回路、いわゆるインバータ13により交
流電力に変換される。端子11,12間には必要に応じ
てろ波用コンデンサ14が接続される。インバータ13
は例えばトランジスタ15のコレクタが端子11に接続
され、エミッタは出力トランス16のエミッタ巻線17
及びベース巻線18の各一端に接続され、ベースはバイ
アス用抵抗器21,22の各一端に接続されると共にバ
イアス用コンデンサ23の一端に接続される。エミッタ
巻線17の他端は端子12に接続され、ベース巻線18
の他端は抵抗器22,コンデンサ23の各他端に接続さ
れる。抵抗器21の他端は端子11に接続される。出力
トランス16の二次巻線24の両端間にフライホイル用
コンデンサ25が接続される。
【0003】今電源端子11及び12間に直流電圧が加
わると、バイアス用抵抗器21を通じてトランジスタ1
5にベース電流が流れ、これが増幅されてトランジスタ
15にエミッタ電流が流れる。このエミッタ電流は出力
トランス16のエミッタ巻線17に流れ、このエミッタ
巻線17に電磁結合されたベース巻線18に出力の一部
が取り出され、この出力はバイアス用抵抗器22及びバ
イアス用コンデンサ23を経てトランジスタ15のベー
スに正帰還される。この正帰還により発振が発生持続し
出力トランス16に高周波の発振出力が得られる。この
ようなブロッキング発振によるインバータ13により直
流電力は交流電力に変換される。この発振周波数は出力
トランス16のインダクタンスとフライホイル用コンデ
ンサ25の容量との共振回路定数でほゞ決まり、一般に
は20KHz程度に選定されている。
わると、バイアス用抵抗器21を通じてトランジスタ1
5にベース電流が流れ、これが増幅されてトランジスタ
15にエミッタ電流が流れる。このエミッタ電流は出力
トランス16のエミッタ巻線17に流れ、このエミッタ
巻線17に電磁結合されたベース巻線18に出力の一部
が取り出され、この出力はバイアス用抵抗器22及びバ
イアス用コンデンサ23を経てトランジスタ15のベー
スに正帰還される。この正帰還により発振が発生持続し
出力トランス16に高周波の発振出力が得られる。この
ようなブロッキング発振によるインバータ13により直
流電力は交流電力に変換される。この発振周波数は出力
トランス16のインダクタンスとフライホイル用コンデ
ンサ25の容量との共振回路定数でほゞ決まり、一般に
は20KHz程度に選定されている。
【0004】インバータ13の出力端、即ち二次巻線2
4の両端26,27の一方26は安定器用巻線(チョー
ク)28,減光用巻線(チョーク)29を通じて蛍光灯
31の一端に接続され、蛍光灯31の他端は出力端子2
7に接続される。出力端26にトリガ用コンデンサ32
が接続され、巻線28,29の接続点及び出力端27間
に蛍光灯31のフィラメントトランス33の一次側が接
続される。蛍光灯34も同様に安定器用巻線35,減光
用巻線36を通じて出力端26,27間に接続され、そ
のフィラメントトランス37の一次側は巻線35,36
の接続点及び出力端27間に接続される。更に蛍光灯3
8は安定器用巻線41,減光用巻線42を介して出力端
26,27間に接続され、そのフィラメントトランス4
3の一次側は巻線41,42の接続点及び出力端27間
に接続される。なお各蛍光灯31,34,38にはトリ
ガ近接導体44,45,46がそれぞれ設けられてい
る。減光用巻線29,36,42の各両端間にそれぞれ
減光用スイッチ47,48,49が接続される。
4の両端26,27の一方26は安定器用巻線(チョー
ク)28,減光用巻線(チョーク)29を通じて蛍光灯
31の一端に接続され、蛍光灯31の他端は出力端子2
7に接続される。出力端26にトリガ用コンデンサ32
が接続され、巻線28,29の接続点及び出力端27間
に蛍光灯31のフィラメントトランス33の一次側が接
続される。蛍光灯34も同様に安定器用巻線35,減光
用巻線36を通じて出力端26,27間に接続され、そ
のフィラメントトランス37の一次側は巻線35,36
の接続点及び出力端27間に接続される。更に蛍光灯3
8は安定器用巻線41,減光用巻線42を介して出力端
26,27間に接続され、そのフィラメントトランス4
3の一次側は巻線41,42の接続点及び出力端27間
に接続される。なお各蛍光灯31,34,38にはトリ
ガ近接導体44,45,46がそれぞれ設けられてい
る。減光用巻線29,36,42の各両端間にそれぞれ
減光用スイッチ47,48,49が接続される。
【0005】バス車両においては運転席の照明用に例え
ば蛍光灯31が用いられ、客席側の照明用に蛍光灯3
4,38が用いられるが、運転席側の照明は客席側のそ
れよりも常に暗くする点より安定器用巻線28,減光用
巻線29は、それぞれ安定器用巻線35,41,減光用
巻線36,42よりも巻数が多くされてある。減光用ス
イッチ47,48,49は運転席の近くに設けられ、か
つ連動とされてある。必要に応じてスイッチをオフとし
て運転中における防眩対策とされる。
ば蛍光灯31が用いられ、客席側の照明用に蛍光灯3
4,38が用いられるが、運転席側の照明は客席側のそ
れよりも常に暗くする点より安定器用巻線28,減光用
巻線29は、それぞれ安定器用巻線35,41,減光用
巻線36,42よりも巻数が多くされてある。減光用ス
イッチ47,48,49は運転席の近くに設けられ、か
つ連動とされてある。必要に応じてスイッチをオフとし
て運転中における防眩対策とされる。
【0006】今減光用スイッチ47〜49がオンにされ
ている全光状態のときには、出力トランスの二次巻線2
4の出力はそれぞれ安定器用巻線28,35及び41と
減光用スイッチ47,48及び49を経てそれぞれの蛍
光灯31,34及び38に加わり全光状態で点灯する。
またフィラメントトランス33,37及び43はそれぞ
れの蛍光灯31,34及び38のフィラメントを予熱
し、蛍光灯31,34及び38の点灯を安定にしてい
る。
ている全光状態のときには、出力トランスの二次巻線2
4の出力はそれぞれ安定器用巻線28,35及び41と
減光用スイッチ47,48及び49を経てそれぞれの蛍
光灯31,34及び38に加わり全光状態で点灯する。
またフィラメントトランス33,37及び43はそれぞ
れの蛍光灯31,34及び38のフィラメントを予熱
し、蛍光灯31,34及び38の点灯を安定にしてい
る。
【0007】次に減光用スイッチ47,48,49がオ
フにされて減光状態のときには、安定器用巻線28,3
5及び41とそれぞれの減光用巻線29,36及び42
とが直列に接続され、ランプ電流を制限するインダクタ
ンスの値は大きくなる。出力トランスの二次巻線24の
出力はそれぞれの安定器用巻線28,35及び41と減
光用巻線29,36及び42とをそれぞれ経て蛍光灯3
1,34及び38に加わり、ランプ電流は全光状態より
も減少したものとなり、蛍光灯31,34及び38は減
光状態で点灯する。
フにされて減光状態のときには、安定器用巻線28,3
5及び41とそれぞれの減光用巻線29,36及び42
とが直列に接続され、ランプ電流を制限するインダクタ
ンスの値は大きくなる。出力トランスの二次巻線24の
出力はそれぞれの安定器用巻線28,35及び41と減
光用巻線29,36及び42とをそれぞれ経て蛍光灯3
1,34及び38に加わり、ランプ電流は全光状態より
も減少したものとなり、蛍光灯31,34及び38は減
光状態で点灯する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】図1に示した従来の点
灯回路においては各灯具からの配線は各灯具ごとに電源
用配線と減光用配線とが必要であった。このため配線量
が多く車内配線の費用を高くする欠点があった。また減
光用スイッチ47〜49は多連動のものを必要とし、高
価であった。
灯回路においては各灯具からの配線は各灯具ごとに電源
用配線と減光用配線とが必要であった。このため配線量
が多く車内配線の費用を高くする欠点があった。また減
光用スイッチ47〜49は多連動のものを必要とし、高
価であった。
【0009】この考案の目的は配線数が少なく、減光用
に多連スイッチを必要とせず、全体として安価に構成す
ることができる減光可能な蛍光灯点灯回路を提供するこ
とにある。
に多連スイッチを必要とせず、全体として安価に構成す
ることができる減光可能な蛍光灯点灯回路を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案によれば、減光
状態においてランプ電流を制限する減光用巻線が各蛍光
灯に共通に直列に挿入される。各蛍光灯のフィラメント
トランスは減光用巻線に設けたタップと直流−交流変換
回路の一方の出力端との間に接続される。また減光用巻
線の少なくとも一部を短絡する減光用スイッチが設けら
れ、全光状態ではこの減光用スイッチをオンにして減光
用巻線が挿入されていない状態にすることができるよう
にされる。
状態においてランプ電流を制限する減光用巻線が各蛍光
灯に共通に直列に挿入される。各蛍光灯のフィラメント
トランスは減光用巻線に設けたタップと直流−交流変換
回路の一方の出力端との間に接続される。また減光用巻
線の少なくとも一部を短絡する減光用スイッチが設けら
れ、全光状態ではこの減光用スイッチをオンにして減光
用巻線が挿入されていない状態にすることができるよう
にされる。
【0011】一つの蛍光灯(最前灯)と、他の蛍光灯で
フィラメントトランスを接続する減光用巻線のタップを
異ならせ、前記最前灯のフィラメントトランスの一次巻
線に減光用巻線の一部が直列に接続され、その直列回路
に共振用コンデンサが並列に接続される。全光状態では
減光用スイッチのオンにより、この共振用コンデンサと
フィラメントトランス一次巻線のインダクタンスとの並
列共振回路が形成され、共振状態となるが、これに対し
減光状態では、減光用スイッチのオフにより、フィラメ
ントトランスの一次巻線に直列に減光用巻線(チョー
ク)の一部のインダクタンスが付加されることとなり、
この回路は共振状態ではなくなる。これにより、この回
路のインピーダンスは低くなり、この回路に流れる電流
が増加し、即ちこの回路がブリータ(バイパス負荷)と
して作用し、減光用巻線と安定器用巻線とにおける電圧
降下が大きくなり、ここの蛍光灯の両端電圧は下がり、
この蛍光灯(最前灯)のみ非常に暗くするかまたは消灯
することができる。これにより、バス車両の照明に適用
したとき、運転席の照明として効果を有する。
フィラメントトランスを接続する減光用巻線のタップを
異ならせ、前記最前灯のフィラメントトランスの一次巻
線に減光用巻線の一部が直列に接続され、その直列回路
に共振用コンデンサが並列に接続される。全光状態では
減光用スイッチのオンにより、この共振用コンデンサと
フィラメントトランス一次巻線のインダクタンスとの並
列共振回路が形成され、共振状態となるが、これに対し
減光状態では、減光用スイッチのオフにより、フィラメ
ントトランスの一次巻線に直列に減光用巻線(チョー
ク)の一部のインダクタンスが付加されることとなり、
この回路は共振状態ではなくなる。これにより、この回
路のインピーダンスは低くなり、この回路に流れる電流
が増加し、即ちこの回路がブリータ(バイパス負荷)と
して作用し、減光用巻線と安定器用巻線とにおける電圧
降下が大きくなり、ここの蛍光灯の両端電圧は下がり、
この蛍光灯(最前灯)のみ非常に暗くするかまたは消灯
することができる。これにより、バス車両の照明に適用
したとき、運転席の照明として効果を有する。
【0012】
【実施例】図2はこの考案の実施例を示し、図1と対応
する部分には同一符号を付けてある。この実施例では減
光用巻線(チョーク)51の一端がインバータ13の出
力端26に接続され、減光用巻線51の他端は共振用コ
ンデンサ52を通じて安定器用巻線28の中間タップに
接続される。減光用巻線51にはタップ53,54が設
けられ、出力端26に遠い方のタップ54に波形整形用
コンデンサ55,56及び57をそれぞれ通じて蛍光灯
31,34及び38の各一端が接続され、更にタップ5
4及び安定器用巻線28のタップ間にフィラメントトラ
ンス33の一次側が接続される。蛍光灯31,34及び
38の各他端は安定器用巻線28,35及び41をそれ
ぞれ通じて出力端27に接続される。出力端26に近い
減光用巻線51のタップ53にフィラメントトランス3
7,43の各一次側の一端が接続され、これらの一次側
の他端は各蛍光灯34,38の他端に接続される。また
フィラメントトランス37,43の各一次側と並列に並
列共振用コンデンサ58,59が接続される。減光用巻
線51の巻線の一部を短絡することができる減光用スイ
ッチ61がタップ53,54間に接続される。
する部分には同一符号を付けてある。この実施例では減
光用巻線(チョーク)51の一端がインバータ13の出
力端26に接続され、減光用巻線51の他端は共振用コ
ンデンサ52を通じて安定器用巻線28の中間タップに
接続される。減光用巻線51にはタップ53,54が設
けられ、出力端26に遠い方のタップ54に波形整形用
コンデンサ55,56及び57をそれぞれ通じて蛍光灯
31,34及び38の各一端が接続され、更にタップ5
4及び安定器用巻線28のタップ間にフィラメントトラ
ンス33の一次側が接続される。蛍光灯31,34及び
38の各他端は安定器用巻線28,35及び41をそれ
ぞれ通じて出力端27に接続される。出力端26に近い
減光用巻線51のタップ53にフィラメントトランス3
7,43の各一次側の一端が接続され、これらの一次側
の他端は各蛍光灯34,38の他端に接続される。また
フィラメントトランス37,43の各一次側と並列に並
列共振用コンデンサ58,59が接続される。減光用巻
線51の巻線の一部を短絡することができる減光用スイ
ッチ61がタップ53,54間に接続される。
【0013】動 作 今減光用スイッチ61が閉じている全光状態のとき、減
光用巻線51は減光用スイッチ61で巻線の一部(タッ
プ53〜54間)が短絡されていて、この巻線部分に電
磁結合された各巻線部分、即ち、出力端26側の端末〜
タップ53間及びタップ54〜他方の端末間は、巻線5
1が共通の磁心に巻かれて互いに密結合状態にあるた
め、それらのインピーダンスがゼロとなり、つまり短絡
状態となる。
光用巻線51は減光用スイッチ61で巻線の一部(タッ
プ53〜54間)が短絡されていて、この巻線部分に電
磁結合された各巻線部分、即ち、出力端26側の端末〜
タップ53間及びタップ54〜他方の端末間は、巻線5
1が共通の磁心に巻かれて互いに密結合状態にあるた
め、それらのインピーダンスがゼロとなり、つまり短絡
状態となる。
【0014】この問題を更に詳しく述べよう。中間タッ
プ53,54が設けられている巻線51を単巻変圧器
(オートトランス)と同様にみることができ、例えば巻
線51の全コイル間を一次巻線、中間タップ53〜54
間を二次巻線と考えることができる。従って、この巻線
51は交流的に見れば周知のように、一次巻線と二次巻
線とをオートトランス(単巻変圧器)ではなく普通のト
ランスのように別々の巻線(巻数は図2の場合と同じと
する)で巻いた場合と全く同じ電気的特性を示すのであ
る。電磁的に密結合された理想変圧器としたとき、一次
巻線(全コイル)の巻数をn1 ,二次巻線(タップ53
〜54間)の巻数をn2 とし、二次巻線の両端を抵抗R
で終端して一次巻線の両端から見たインピーダンスをZ
1 とすれば、Z1 はZ1 =(n2 1/n2 2)×Rで表され
る。従って、R=0(スイッチ61で短絡した状態に対
応する)とすれば、Z1 =0となるのである。即ち、二
次巻線の短絡は一次巻線の短絡となり、インピーダンス
は0となる。
プ53,54が設けられている巻線51を単巻変圧器
(オートトランス)と同様にみることができ、例えば巻
線51の全コイル間を一次巻線、中間タップ53〜54
間を二次巻線と考えることができる。従って、この巻線
51は交流的に見れば周知のように、一次巻線と二次巻
線とをオートトランス(単巻変圧器)ではなく普通のト
ランスのように別々の巻線(巻数は図2の場合と同じと
する)で巻いた場合と全く同じ電気的特性を示すのであ
る。電磁的に密結合された理想変圧器としたとき、一次
巻線(全コイル)の巻数をn1 ,二次巻線(タップ53
〜54間)の巻数をn2 とし、二次巻線の両端を抵抗R
で終端して一次巻線の両端から見たインピーダンスをZ
1 とすれば、Z1 はZ1 =(n2 1/n2 2)×Rで表され
る。従って、R=0(スイッチ61で短絡した状態に対
応する)とすれば、Z1 =0となるのである。即ち、二
次巻線の短絡は一次巻線の短絡となり、インピーダンス
は0となる。
【0015】中間タップ間を短絡された巻線51両端の
インピーダンスがゼロであるから、端子26側の端末〜
タップ53間のインピーダンスも、タップ54〜他方の
端末間のインピーダンスも共にゼロになるのである。
インピーダンスがゼロであるから、端子26側の端末〜
タップ53間のインピーダンスも、タップ54〜他方の
端末間のインピーダンスも共にゼロになるのである。
【0016】以上の説明から明らかなように、図3の等
価回路に示すように出力端26は各波形整形用コンデン
サ55,56,57と直接接続され、またフィラメント
トランス33の一次側も出力端26と直結された回路と
等価となる。出力トランス16の二次巻線24の出力は
巻線が短絡状態の減光用巻線51とそれぞれの波形整形
用コンデンサ55,56及び57を経て、またそれぞれ
の安定器用巻線28,35及び41を経て、それぞれの
蛍光灯31,34及び38に加わり全光状態で点灯す
る。このときの車両の最前灯の蛍光灯31は運転手の防
眩対策として安定器用巻線28のインピーダンスを乗客
側の蛍光灯34,38の安定器用巻線35,41のイン
ピーダンスよりも大きくして最前灯のみ暗くしてある。
安定器用巻線28のインダクタンスを大きくすると、こ
こでの電圧降下が大きくなり蛍光灯31の点灯が悪くな
るが、図3に示すごとくフィラメントトランス33のイ
ンダクタンスと並列共振用コンデンサ52を共振させる
ことによりこの回路のインピーダンスを大きくし安定器
用巻線28での電圧降下を最小限にしている。これによ
り蛍光灯31に加わる点灯起動時のランプ電圧を高く
し、蛍光灯31の点灯を容易にしている。
価回路に示すように出力端26は各波形整形用コンデン
サ55,56,57と直接接続され、またフィラメント
トランス33の一次側も出力端26と直結された回路と
等価となる。出力トランス16の二次巻線24の出力は
巻線が短絡状態の減光用巻線51とそれぞれの波形整形
用コンデンサ55,56及び57を経て、またそれぞれ
の安定器用巻線28,35及び41を経て、それぞれの
蛍光灯31,34及び38に加わり全光状態で点灯す
る。このときの車両の最前灯の蛍光灯31は運転手の防
眩対策として安定器用巻線28のインピーダンスを乗客
側の蛍光灯34,38の安定器用巻線35,41のイン
ピーダンスよりも大きくして最前灯のみ暗くしてある。
安定器用巻線28のインダクタンスを大きくすると、こ
こでの電圧降下が大きくなり蛍光灯31の点灯が悪くな
るが、図3に示すごとくフィラメントトランス33のイ
ンダクタンスと並列共振用コンデンサ52を共振させる
ことによりこの回路のインピーダンスを大きくし安定器
用巻線28での電圧降下を最小限にしている。これによ
り蛍光灯31に加わる点灯起動時のランプ電圧を高く
し、蛍光灯31の点灯を容易にしている。
【0017】全光時には、フィラメントトランス37,
43の一次巻線の両端に、それぞれ蛍光灯34,38の
ランプ電圧にほゞ等しい電圧が印加される。次に減光用
スイッチ61が開かれ減光状態のときには減光用巻線5
1の巻線は短絡状態から開放され、減光用巻線51、正
確には巻線51中の出力端26及びタップ54間の部分
はそれぞれの安定器用巻線28,35及び41と直列に
加えられ、ランプ電流を減少させる。出力トランスの二
次巻線24の出力は減光用巻線51とそれぞれの波形整
形用コンデンサ55,56及び57を経て、またそれぞ
れの安定器用巻線28,35及び41を経て、それぞれ
蛍光灯31,34及び38に加わり減光状態に点灯す
る。このとき最前灯の蛍光灯31は消灯させたい場合は
図2の例のように減光用巻線51中のタップ54より並
列共振用コンデンサ52側の部分(全光状態のときのよ
うに短絡状態ではない)がフィラメントトランス33の
一次巻線と直列に加わり、その直列回路と共振用コンデ
ンサ52とで作る並列共振回路の反共振周波数は、イン
バータ13の発振周波数より低くされる。従って、その
並列回路はインバータ13の発振周波数では共振しなく
なる。これによりこの回路のインピーダンスは小さくな
り、これがブリーダの役目となって減光用巻線51と安
定器用巻線28とにおける電圧降下が非常に大きくな
り、最前灯の蛍光灯31に加わるランプ電圧は非常に小
さくなり、蛍光灯の点灯電圧以下となり、最前灯の蛍光
灯31を消灯させることができる。
43の一次巻線の両端に、それぞれ蛍光灯34,38の
ランプ電圧にほゞ等しい電圧が印加される。次に減光用
スイッチ61が開かれ減光状態のときには減光用巻線5
1の巻線は短絡状態から開放され、減光用巻線51、正
確には巻線51中の出力端26及びタップ54間の部分
はそれぞれの安定器用巻線28,35及び41と直列に
加えられ、ランプ電流を減少させる。出力トランスの二
次巻線24の出力は減光用巻線51とそれぞれの波形整
形用コンデンサ55,56及び57を経て、またそれぞ
れの安定器用巻線28,35及び41を経て、それぞれ
蛍光灯31,34及び38に加わり減光状態に点灯す
る。このとき最前灯の蛍光灯31は消灯させたい場合は
図2の例のように減光用巻線51中のタップ54より並
列共振用コンデンサ52側の部分(全光状態のときのよ
うに短絡状態ではない)がフィラメントトランス33の
一次巻線と直列に加わり、その直列回路と共振用コンデ
ンサ52とで作る並列共振回路の反共振周波数は、イン
バータ13の発振周波数より低くされる。従って、その
並列回路はインバータ13の発振周波数では共振しなく
なる。これによりこの回路のインピーダンスは小さくな
り、これがブリーダの役目となって減光用巻線51と安
定器用巻線28とにおける電圧降下が非常に大きくな
り、最前灯の蛍光灯31に加わるランプ電圧は非常に小
さくなり、蛍光灯の点灯電圧以下となり、最前灯の蛍光
灯31を消灯させることができる。
【0018】また減光用巻線51を各蛍光灯に共通に使
用しているが、減光用巻線51にフィラメントトランス
37及び43に対するタップ53を設けることによりフ
ィラメントトランス37および43の一次巻線の両端に
印加する電圧を、それぞれ蛍光灯34及び38のランプ
電圧(放電灯の性質から、減光時も全光時のランプ電圧
にほゞ等しい)よりタップ53〜54間の電圧だけ増加
させる。減光時には減光用巻線51のインピーダンスに
より蛍光灯34,38のランプ電流が減少し、フィラメ
ントの温度が低下するのを、フィラメント巻線にかゝる
電圧を上げてフィラメントの予熱電流をふやして防いで
いる。もし、フィラメントの温度が低下した状態である
と、放電が不安定となり、ランプ特性のばらつきによ
り、非点灯となるもの、非点灯と点灯とを行き来するも
の、点灯するものなど点灯状態にばらつきが生じる。し
かし、この考案では上述のようにフィラメントトランス
の両端電圧を上げてフィラメントの予熱が最適に行わ
れ、乗客側の蛍光灯34,38の点灯を安定確実に持続
させ、点灯状態のばらつきを少なくしている。
用しているが、減光用巻線51にフィラメントトランス
37及び43に対するタップ53を設けることによりフ
ィラメントトランス37および43の一次巻線の両端に
印加する電圧を、それぞれ蛍光灯34及び38のランプ
電圧(放電灯の性質から、減光時も全光時のランプ電圧
にほゞ等しい)よりタップ53〜54間の電圧だけ増加
させる。減光時には減光用巻線51のインピーダンスに
より蛍光灯34,38のランプ電流が減少し、フィラメ
ントの温度が低下するのを、フィラメント巻線にかゝる
電圧を上げてフィラメントの予熱電流をふやして防いで
いる。もし、フィラメントの温度が低下した状態である
と、放電が不安定となり、ランプ特性のばらつきによ
り、非点灯となるもの、非点灯と点灯とを行き来するも
の、点灯するものなど点灯状態にばらつきが生じる。し
かし、この考案では上述のようにフィラメントトランス
の両端電圧を上げてフィラメントの予熱が最適に行わ
れ、乗客側の蛍光灯34,38の点灯を安定確実に持続
させ、点灯状態のばらつきを少なくしている。
【0019】減光用スイッチ61は減光用巻線51の少
なくとも一部を短絡できればよく、タップ53,54以
外の部分に接続してもよい。波形整形用コンデンサ55
〜57は直流分を遮断して交流でのみ動作させるための
ものであるが、省略してもよい。蛍光灯の数は図示例に
限られるものでない。
なくとも一部を短絡できればよく、タップ53,54以
外の部分に接続してもよい。波形整形用コンデンサ55
〜57は直流分を遮断して交流でのみ動作させるための
ものであるが、省略してもよい。蛍光灯の数は図示例に
限られるものでない。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように、各蛍光灯との接続
配線はタップ53,54に接続される共通線2本とアー
ス線とで行うことができ、配線数が少なく、配線の費用
が安価となる。また第2灯目以後の蛍光灯34,38の
減光時のフィラメントトランスの一次巻線の両端に印加
する電圧を、点灯時のランプ電圧より減光用巻線51の
タップ間の電圧だけ増加させることにより、減光状態で
のフィラメントの予熱を多くし、点灯を安定確実に持続
させ、点灯状態のばらつきの少ない減光の可能な一電源
多灯方式の車両用の照明器具を得ることができる。減光
用スイッチ61は1個のみでよく高価な多連スイッチを
必要としない。
配線はタップ53,54に接続される共通線2本とアー
ス線とで行うことができ、配線数が少なく、配線の費用
が安価となる。また第2灯目以後の蛍光灯34,38の
減光時のフィラメントトランスの一次巻線の両端に印加
する電圧を、点灯時のランプ電圧より減光用巻線51の
タップ間の電圧だけ増加させることにより、減光状態で
のフィラメントの予熱を多くし、点灯を安定確実に持続
させ、点灯状態のばらつきの少ない減光の可能な一電源
多灯方式の車両用の照明器具を得ることができる。減光
用スイッチ61は1個のみでよく高価な多連スイッチを
必要としない。
【0021】また減光用巻線51に並列共振用コンデン
サ52側に巻線(タップ54及びコンデンサ52間の巻
線)を設ける場合は全光状態のときには、フィラメント
トランス33と並列共振用コンデンサ52の回路が反共
振するようにして、これのインピーダンス大きくし、ま
た減光状態のときにはフィラメントトランス33と並列
共振用コンデンサ52の回路が反共振しないようにし
て、これのインピーダンスを小さくし、これがブリーダ
の回路として構成され、全光状態のとき最前灯の蛍光灯
31が充分に点灯するように、ランプ電圧を上げたとき
でも、減光状態のときに最前灯の蛍光灯31を消灯させ
ることができる。これにより運転手の防眩対策をするこ
とができる。
サ52側に巻線(タップ54及びコンデンサ52間の巻
線)を設ける場合は全光状態のときには、フィラメント
トランス33と並列共振用コンデンサ52の回路が反共
振するようにして、これのインピーダンス大きくし、ま
た減光状態のときにはフィラメントトランス33と並列
共振用コンデンサ52の回路が反共振しないようにし
て、これのインピーダンスを小さくし、これがブリーダ
の回路として構成され、全光状態のとき最前灯の蛍光灯
31が充分に点灯するように、ランプ電圧を上げたとき
でも、減光状態のときに最前灯の蛍光灯31を消灯させ
ることができる。これにより運転手の防眩対策をするこ
とができる。
【図1】従来の蛍光灯点灯回路を示す接続図。
【図2】この考案による蛍光灯点灯回路の一例を示す接
続図。
続図。
【図3】図2において全光状態のときの蛍光灯31部分
の等価回路図。
の等価回路図。
11,12 電源端子 13 直流−交流変換回路 26,27 直流−交流変換回路の出力端 28,35,41 安定器用巻線 31,34,38 蛍光灯 33,37,43 フィラメントトランス 51 減光用巻線 53,54,62 タップ 61 減光用スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 インバータと、減光用巻線と、減光用ス
イッチと、第1乃至第n(nは2以上の整数)蛍光灯
と、第1乃至第n安定器用巻線と、第1乃至第nフィラ
メントトランスと、第1乃至第n共振用コンデンサとを
具備する減光可能な蛍光灯点灯回路であって、上記イン
バータは、入力直流電力を交流電力に変換して出力する
ものであり、上記減光用巻線は、一端が上記インバータ
の一方の出力端に、他端が上記第1共振コンデンサの一
端にそれぞれ接続され、上記インバータ側に第1中間タ
ップ、上記第1共振コンデンサ側に第2中間タップをそ
れぞれ有するものであり、上記減光用スイッチは、上記
減光用巻線の所定の区間に接続され、上記第1乃至第n
蛍光灯を減光状態にするとき開放され、全光状態にする
とき閉成されるものであり、上記第i(i=1,2,…
n)蛍光灯は、その一端が上記減光用巻線の第2中間タ
ップに接続され、他端が上記第i安定器用巻線の一端に
接続され、上記第i(i=1,2,…n)安定器用巻線
は、その一端が上記第i蛍光灯に、他端が上記インバー
タの他端にそれぞれ接続され、第1安定器用巻線は、そ
のインダクタンスが第2乃至第n安定器用巻線のインダ
クタンスより大きく設定され、上記第i(i=1,2,
…n)フィラメントトランスは、一次巻線と一対の二次
巻線とを有し、その二次巻線は上記第i蛍光灯のフィラ
メントに予熱電流を供給し、第1フィラメントトランス
は、その一次巻線の一端が上記減光用巻線の第2中間タ
ップに、他端が上記第1安定器用巻線の端子にそれぞれ
接続され、第j(j=2〜n)フィラメントトランス
は、その一次巻線の一端が上記減光用巻線の第1中間タ
ップに、他端が上記第j蛍光灯の他端にそれぞれ接続さ
れ、上記第1共振コンデンサは、その一端が上記減光用
巻線の他端に、他端が上記第1フィラメントトランスの
一次巻線の他端にそれぞれ接続され、上記第j(j=2
〜n)共振コンデンサは上記第jフィラメントトランス
の一次巻線と並列に接続され、その共振周波数は上記イ
ンバータの出力の周波数にほゞ等しく設定され、上記第
1フィラメントトランスの一次巻線と上記減光用巻線の
第2中間タップ乃至他端の直列回路と、上記第1共振コ
ンデンサとで作る並列共振回路の反共振周波数は、全光
状態において上記インバータの出力の周波数にほゞ等し
く設定され、減光状態において上記インバータの出力の
周波数より小さく設定されるものである、減光可能な蛍
光灯点灯回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991021526U JPH0711439Y2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 減光可能な蛍光灯点灯回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991021526U JPH0711439Y2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 減光可能な蛍光灯点灯回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0499394U JPH0499394U (ja) | 1992-08-27 |
JPH0711439Y2 true JPH0711439Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=31756458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991021526U Expired - Lifetime JPH0711439Y2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 減光可能な蛍光灯点灯回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711439Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635397A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-08 | Toshiba Electric Equip | Device for firing discharge lamp |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP1991021526U patent/JPH0711439Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0499394U (ja) | 1992-08-27 |
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