JP3830656B2 - 電源電圧調整回路及び半導体装置 - Google Patents

電源電圧調整回路及び半導体装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置用電源電圧調整回路及びその一部又は全部を含む半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路の設計では、製造プロセスのばらつきにより回路の動作速度が最も遅くなった場合でも正常動作するように、電源電圧を設定している。このため、設定された電源電圧は、半導体チップを正常動作させるのに必要な最低の電源電圧に比べて高く、無駄な電力を消費していることになる。
【0003】
この問題を解決するために、特開平3−16422号公報では、図20に示す構成を備えて、半導体チップ10に対する電圧変換回路20の出力電圧VDDIを制御回路30で調整している。すなわち、半導体チップ10内の本来の部分である半導体集積回路11とは独立に、半導体チップ10内に、電源電圧調整の目的のみに用いられる基準回路12及び遅延量検出回路13を備え、基準回路12内での信号伝播遅延時間を遅延量検出回路13で検出し、その検出量に応じ制御回路30により、電圧変換回路20を介し電源電圧VDDIを調整している。
【0004】
しかし、半導体集積回路11とは独立に基準回路12を備えているので、チップ内部での特性のばらつきにより、半導体集積回路11内での信号伝播遅延に応じた電源電圧を必ずしも適正に設定することができるとは限らない。
そこで、特開平4−160519号公報では、図21に示す如く、本来の半導体集積回路11A内の一部である遅延部14、例えばクリティカルパスの信号伝播遅延時間を、遅延量検出回路13により直接検出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、検出された遅延時間がアナログ量であり、極めて短い検出遅延時間、例えば、100psを精度よく取り扱う必要があるので、制御回路30Aに高精度のA/D変換回路を備えてデジタル値に変換した後に、制御内容を決定する必要があり、制御回路30Aの構成が複雑になる。
【0006】
また、遅延部14の後段に接続されたフリップフロップのセットアップタイムのばらつきが考慮されておらず、セットアップタイムの最大値を推定して電源電圧を調整しなければならない。
さらに、半導体チップ10Aの動作クロック周波数が切換可能である場合には、制御回路30Aにおいて周波数情報が必要であり、遅延量検出回路13の出力だけでは電源電圧VDDIを調整することができない。
【0007】
本発明の目的は、このような問題点に鑑み、より簡単な構成の電源電圧調整回路及び半導体装置を提供することにある。本発明の他の目的は、正常動作を保障すると共に低消費電力化を図るためのより適正な電源電圧に調整することが可能な電源電圧調整回路及び半導体装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】
本発明の第1態様では、例えば図1に示す如く、半導体集積回路に供給される電源電圧を調整する電源電圧調整回路において、該半導体集積回路は、第1フリップフロップの出力が配線又は組み合わせ回路である遅延部を介して第2フリップフロップのデータ入力端に供給されクロックに同期して動作する順序回路を備ており、
供給された所定値が該第1フリップフロップに保持されてから次のクロックパルスで該第2フリップフロップに保持された値に基づいて該電源電圧を調整する。
【0009】
この順序回路は、電源電圧調整のみを目的とした回路ではなく、半導体集積回路の機能を実現するための本来の回路の一部であり、例えばクリティカルパスである。
この電源電圧調整回路によれば、該順序回路が正常動作するかどうかで電源電圧を調整するので、第2フリップフロップのセットアップ時間、調整時のチップ温度、回路素子の動作特性の経年変化等を総合的に考慮して、半導体集積回路が正常動作するように電源電圧をできるだけ低い値に設定することができ、半導体集積回路の低消費電力化を図ることができるという効果を奏する。
【0010】
また、供給された所定値が該第1フリップフロップに保持されてから次のクロックパルスで該第2フリップフロップに保持された値に基づいて該電源電圧を調整するので、極めて短いアナログ遅延時間、例えば100psを精度よく取り扱う必要がある従来例よりもその構成が簡単になるという効果を奏する。
本発明の第2態様の電源電圧調整回路では、例えば図1に示す如く、第1態様において、上記所定値を生成し、上記次のクロックパルスの周期においてアクティブになる有効信号を生成する調整信号生成回路と、
該有効信号がアクティブの時に上記第2フリップフロップの出力値に基づいて該電源電圧を調整する制御回路とを有する。
【0011】
本発明の第3態様の電源電圧調整回路では、第1態様において、例えば図7に示す如く、
上記所定値を生成し、上記次のクロックパルスに対応した期待値を生成し、有効信号を生成する調整信号生成回路と、
上記クロックに同期して該期待値を保持する第3フリップフロップと、
該第3フリップフロップの出力値と上記第2フリップフロップの出力値とを比較する比較回路と、
該有効信号がアクティブの時に該比較回路の出力値に基づいて上記電源電圧を調整する制御回路とを有する。
【0012】
本発明の第4態様の電源電圧調整回路では、第1乃至第3態様のいずれか1つにおいて、例えば図1及び図6に示す如く、上記制御回路は、調整完了信号を出力し、
上記調整信号生成回路は、調整開始信号に応答して動作を開始し、該調整完了信号に応答して動作を完了する。
本発明の第5態様の電源電圧調整回路では、第4態様において、例えば図5に示す如く、上記制御回路は、上記有効信号がアクティブの時に上記第2フリップフロップに保持された値が、期待した値である場合には上記電源電圧をステップダウンし、期待した値でなくなった場合には上記電源電圧をステップアップして上記調整完了信号を生成する。
【0013】
本発明の第6態様の電源電圧調整回路では、第4態様において、例えば図9に示す如く、上記制御回路は、上記有効信号がアクティブの時に上記第2フリップフロップに保持された値が、期待した値でない場合には上記電源電圧をステップアップし、期待した値になった場合には上記調整完了信号を生成する。
本発明の第7態様の電源電圧調整回路では、第2乃至第6態様のいずれか1つにおいて、例えば図10に示す如く、上記制御回路は、上記第1フリップフロップに上記所定値が保持されその出力が取り出されてからその次のクロックパルスが上記第2フリップフロップに供給される迄の間の一部又は全部の期間における上記電源電圧を、その前後の該電源電圧よりも低くさせる。
【0014】
この電源電圧調整回路によれば、電源電圧が比較的低くて第2フリップフロップに保持されるデータが正常でない場合にも、該期間の前後において正常動作することが保障され、これにより、電源電圧調整の信頼性が向上するという効果を奏する。
本発明の第8態様の電源電圧調整回路では、第2乃至第6態様のいずれか1つにおいて、例えば図11に示す如く、
上記クロックは、その周波数が可変のクロック生成回路で生成され、
上記調整信号生成回路は、上記第1フリップフロップに上記所定値が保持されその出力が取り出されてからその次のクロックパルスが上記第2フリップフロップに供給される迄の間の一部又は全部における該クロックの周期が、その前後の該クロックの周期よりも短くなるように該クロック生成回路を制御する。
【0015】
この電源電圧調整回路によれば、クロック周期に対する遅延部での信号伝播遅延時間の割合が大きくなるので、上記第7態様と実質的に同じ効果が得られる。
本発明の第9態様の電源電圧調整回路では、例えば図12に示す如く、第2乃至第6態様のいずれか1つにおいて、上記クロックを遅延させる遅延素子と、
該クロックと該遅延素子を通ったクロックとの一方を選択して上記第1フリップフロップのクロック入力端に供給する選択回路とをさらに有し、
上記調整信号生成回路は、該選択回路に対し、少なくとも、上記第1フリップフロップに上記所定値が保持されてからその次のクロックパルスが上記第2フリップフロップに供給される迄の期間の一部において、該遅延素子を通ったクロックを選択させ、該期間以外において該遅延素子を通らないクロックを選択させる。
【0016】
この電源電圧調整回路によっても、上記第7態様と実質的に同じ効果が得られる。
本発明の第10態様の電源電圧調整回路では、第1乃至第9態様のいずれか1つにおいて、上記第1フリップフロップから上記第2フリップフロップまでの信号伝播経路が上記半導体集積回路のクリティカルパスである。
【0017】
本発明の第11態様の電源電圧調整回路では、第2乃至第10態様のいずれか1つにおいて、例えば図14に示す如く、上記半導体集積回路が形成されている半導体チップの温度に対応した量を検出する温度検出回路をさらに有し、
上記制御回路は、該量の変化に基づいて上記電源電圧を調整する。
半導体集積回路は、温度が上昇すると動作速度が低下するので、電源電圧調整後、次に電源電圧調整を行うまでの期間に、温度変動範囲内で正常動作するようにマージンを見込んで電源電圧を調整しておく必要がある。このマージンは狭い方が低消費電力化のために好ましい。この第11態様の電源電圧調整回路によれば、これが達成されるという効果を奏する。
【0018】
本発明の第12態様の電源電圧調整回路では、第11態様において、例えば図15に示す如く、上記温度検出回路は、
遅延素子が複数段接続された遅延回路と、
該遅延回路に供給するデータを変化させてから所定期間経過後に、変化した該データが該遅延素子を通過する段数に対応した量を検出する検出回路とを有する。
【0019】
この電源電圧調整回路によれば、信号伝播遅延量の変化を、温度変化に対応した量として検出することができるので、信号伝播遅延と関係して電源電圧を調整する上で好ましい。
本発明の第13態様の電源電圧調整回路では、例えば図15に示す如く、第12態様において、上記温度検出回路はさらに、
検出された上記段数に対応した量を記憶する記憶回路と、
該記憶回路の出力値に対する上記検出回路の出力値の変化量を検出する変化量検出回路とを有する。
【0020】
この記憶回路及び変化量検出回路を用いる替わりに、例えばマイクロコンピュータの機能を用いることもできるが、これらの回路は比較的簡単である。
本発明の第14態様の電源電圧調整回路では、第12又は13態様において、例えば図16に示す如く、上記温度検出回路は、上記遅延素子に接続された可変容量負荷素子をさらに有する。
【0021】
この電源電圧調整回路によれば、可変容量負荷素子の容量を変えることにより、同じ温度検出回路を用いて広範囲のクロック周期に対応することができる。
また、可変容量負荷素子の容量負荷が大きくなるほど温度検出感度が低くなるので、この感度を適当に調整するために可変容量負荷素子の容量を変えるようにすることもできる。
【0022】
本発明の第15態様の半導体装置では、第1乃至第14態様のいずれか1つに記載の電源電圧調整回路の一部又は全部を有する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の電源電圧調整回路を示す。
半導体集積回路11Bには、電源電圧VDDを電圧変換回路20Aで電圧VDDIに変換したものが供給される。例えばVDDは3.0Vであり、VDDIは2.0Vである。この電源電圧VDDIは、低消費電力化のため以下に述べるように、半導体集積回路11Bの製造プロセスのばらつきによる回路特性の変動に応じて、より低い電圧で正常動作するように、制御回路30Bで調整される。
【0025】
半導体集積回路11Bは、その機能を実現するための本来の回路の一部として、順序回路15を備えている。順序回路15は、Dフリップフロップ151のデータ出力端が遅延部152を介してDフリップフロップ153のデータ入力端に接続されている。Dフリップフロップ151及び153のクロック入力端にはクロックCLKが供給される。遅延部152は、組み合わせ回路又は比較的長い配線である。Dフリップフロップ153のデータ入力端には、Dフリップフロップ151から出力された信号PIに対応した信号POが伝播される。
【0026】
Dフリップフロップ151のデータ入力端には、通常動作の場合には不図示の回路から(直接又は例えば不図示のオアゲートを介して)、電源電圧VDDIの調整時には調整信号生成回路16から(直接又は例えば該オアゲートを介して)、入力データDINが供給される。Dフリップフロップ153のデータ出力端からのデータDOUTは、不図示の回路及び制御回路30Bに供給される。
【0027】
順序回路15は、好ましくは、Dフリップフロップ151のデータ出力端からDフリップフロップ153のデータ入力端までがクリティカルパスであるものを選定する。クリティカルパスは、例えば電源電圧VDDIを下げていって最初にDフリップフロップ153でセットアップエラーが生ずる遅延部152である。調整信号生成回路16には、順序回路15の通常使用時以外の時間帯にスタート信号STARTが供給される。この時間帯は例えば、電源投入直後又はシステムリセット直後の期間、或いは半導体集積回路11Bを含む半導体装置に対するチップセレクト信号が非活性のときの期間等である。
【0028】
調整信号生成回路16は、このスタート信号STARTのパルスに応答して、クロックCLKに対し所定位相の入力データDINを生成し、Dフリップフロップ151のデータ入力端に供給する。入力データDINは、クロックCLKのタイミングでまずDフリップフロップ151に保持される。正常動作の場合には、次のクロックCLKのパルスで、信号PIに対応した信号POがDフリップフロップ153に保持されると共に、このクロックのサイクルでアクティブになる有効信号EFCが調整信号生成回路16で生成されて制御回路30Bへ供給される。
【0029】
例えば、入力データDINの論理値が‘1’で、信号PIに対応した信号POの論理値が信号PIのそれに等しい場合には、上記「次のクロックCLKのパルス」で、出力データDOUTが‘1’になる。
制御回路30Bは、有効信号EFCがアクティブの期間に、出力データDOUTが‘1’(正常動作)であれば、電圧変換回路20Aに対し電源電圧VDDIをステップダウンさせるための電圧制御信号CTLを供給し、出力データDOUTが‘0’(セットアップエラー)であれば、電圧変換回路20Aに対し電源電圧VDDIをステップアップするための電圧制御信号CTLを供給して、信号伝播速度を上げる。制御回路30Bは、順序回路15が正常動作しかつ電源電圧VDDIが低い状態で、エンド信号ENDをアクティブにして調整信号生成回路16に供給する。これにより、調整信号生成回路16及び制御回路30Bでの動作が完了する。
【0030】
図5は、この電圧制御を比較的高い電圧、例えば2.5Vから開始する場合を示している。電源電圧VDDIの調整動作が繰り返され、有効信号EFCがアクティブのときに出力データDOUTが‘0’になれば、電源電圧VDDIが所定値だけステップアップされて電圧調整処理が終了する。
最後のステップアップの幅は、温度変動等に対するマージンを考慮して決定される。
【0031】
このように、順序回路15が正常動作するかどうかで電源電圧VDDIをステップアップ又はステップダウンして調整するので、Dフリップフロップ153のセットアップ時間、調整時のチップ温度、回路素子の動作特性の経年変化等を総合的に考慮して、半導体集積回路11Bが正常動作するように電源電圧VDDIをできるだけ低い値に設定することができ、半導体集積回路11Bの低消費電力化を図ることができる。
【0032】
また、高速/低速動作モードでクロックCLKの周波数が切り換えられる場合にも、周波数情報を用いることなく電源電圧VDDIを適正に調整することができる。
次に、図2及び図6を参照して、調整信号生成回路16の構成例を説明する。調整信号生成回路16は、RSフリップフロップ161と信号生成回路162とを備えている。スタート信号STARTの立ち上がりでRSフリップフロップ161がセットされ、その出力である調整期間信号TRMが‘1’になる。信号生成回路162は、調整期間信号TRMが‘1’のときに、次のクロックの立ち上がりで‘1’になっている入力データDINを生成し、次のクロックサイクルで‘1’になる有効信号EFCを生成する。信号生成回路162は、調整期間信号TRMが‘1’の間、入力データDINと有効信号EFCとを所定周期(図6では5クロックの周期)で生成する。制御回路30Bからのエンド信号ENDのパルスによりRSフリップフロップ161がリセットされて、信号生成回路162の信号生成動作が終了する。調整信号生成回路16は、このような簡単な動作をすればよいので、その構成が簡単になる。
【0033】
図3は、図1中の制御回路30Bの構成例を示す。
出力データDOUTは、一方ではインバータ31を介してアンドゲート32の入力端に供給され、他方ではアンドゲート33の入力端に直接供給される。アンドゲート32及び33の他方の入力端には、有効信号EFCが供給される。アンドゲート32及び33の出力はそれぞれ、アップパルス及びダウンパルスとしてアップダウンカウンタ34に供給される。
【0034】
したがって、有効信号EFCが‘1’のときのみ、出力データDOUTが‘1’(正常動作)であればダウンパルスが生成されてアップダウンカウンタ34のカウントが1減少し、‘0’(異常動作)であればアップパルスが生成されてアップダウンカウンタ34のカウントが1増加する。
アップダウンカウンタ34には、ロード入力端LDへのスタート信号STARTのパルスで初期値INID、例えば2進数‘1111’が設定される。
【0035】
図5中の電源電圧ステップアップ動作に対応したアップパルスは、遅延回路35を通り、エンド信号ENDとして出力される。
制御回路30Bは、このような簡単なデジタル処理をすればよいので、極めて短いアナログ遅延時間、例えば100psを精度よく取り扱う必要がある従来例よりもその構成が簡単になる。
【0036】
なお、アンドゲート32又は33の出力パルス数を増倍してそれぞれアップパルス又はダウンパルスとしてもよい。このようにすれば、VDDIのステップアップ幅とステップダウン幅を適当に異ならせることができる。
図4は、図1中の電圧変換回路20Aの構成例を示す。
この回路では、電源電圧VDDが、オン/オフ制御されるPMOSトランジスタ21を通り、平滑化回路22で平滑化され、電源電圧VDDIとして出力される。したがって、電源電圧VDDIは、PMOSトランジスタ21のゲートに供給されるパルスのデューティ比の時間平均値により定まる。
【0037】
電源電圧VDDIの配線とグランド電位の配線との間には、ラダー抵抗23が接続され、その分圧出力の1つが選択回路24で選択され、比較電位Vcpとして比較回路25の反転入力端に供給される。比較回路25の非反転入力端には、参照電位Vrefが供給される。選択回路24は、複数のスイッチ素子がトーナメント形式に接続された構成である。電圧制御信号CTLの値が大きいほど比較電位Vcpが低くなるように、選択回路24の各段のスイッチ素子群が連動してそれぞれ図3のアップダウンカウンタ34の各出力ビットでオン/オフ制御される。
【0038】
比較回路25の出力は、パルス幅変調回路26に供給される。パルス幅変調回路26は、周期が一定で、入力値に応じデューティ比を増減させたパルスを出力する。すなわち、パルス幅変調回路26は、Vref<Vcpであれば現在よりデューティ比の大きいパルスを出力し、逆の場合には現在よりデューティ比の小さいパルスを出力する。このパルスは、PMOSトランジスタ21のゲートに供給され、ゲート電位が低レベルのときにPMOSトランジスタ21がオンになる。
【0039】
したがって、Vref<Vcpであれば、PMOSトランジスタ21がオンになる時間が短くなって、電源電圧VDDIが低下する。逆に、Vref>Vcpとなれば、電源電圧VDDIが上昇する。その結果、電圧制御信号CTLに応じて該パルスのデューティ比の時間平均値が定まり、電圧制御信号CTLの値が小さい程、電源電圧VDDIの値が小さくなる。
【0040】
なお、図1において、電圧変換回路20A又は/及び制御回路30Bは、半導体集積回路11Bと同一半導体チップ内に形成されていてもよい。また、電源電圧VDDIを半導体集積回路11B内の一部の回路に用い、他の回路に他の電源電圧を用いる構成であってもよい。これらの点は、以下の実施形態についても同様である。
【0041】
[第2実施形態]
図7は、本発明の第2実施形態の電源電圧調整回路を示す。
この回路では、図1の調整信号生成回路16の替わりに、調整信号生成回路16AとDフリップフロップ153Aとイクスクルーシブオアゲート17とを備えている。調整信号生成回路16Aは、図8に示す如く、入力データDINを1クロック周期だけ遅延させた期待値入力データEINを生成し、これをDフリップフロップ153Aのデータ入力端に供給する。これにより、Dフリップフロップ153Aから出力される期待値EOUTは、順序回路15が正常動作する場合の出力データDOUTと一致する。調整信号生成回路16Aはさらに、有効信号EFCを生成し、制御回路30Cに供給する。期待値EOUTと出力データDOUTとはイクスクルーシブオアゲート17に供給され、両者が不一致のときにイクスクルーシブオアゲート17の出力EXが‘1’になる。この不一致信号EXは、制御回路30Cに供給される。
【0042】
制御回路30Cは、例えば図3において、データDOUTの替わりに、不一致信号EXをアンドゲート32の一方の入力端に直接供給し、不一致信号EXの論理値を反転したものをアンドゲート33の一方の入力端に供給する構成である。この場合、制御回路30Cは制御回路30Bと同じ動作になる。イクスクルーシブオアゲート17の替わりにイクスクルーシブノアゲートを用いれば、制御回路30Cの替わりに図3の制御回路30Bを用いることができる。
【0043】
他の点は、図1の場合と同一である。
図8は、図7の回路の動作を示すタイムチャートであり、最初に、電源電圧VDDIが比較的高くて正常動作し、その後、電源電圧VDDIが比較的低くて異常動作する場合を示している。電源電圧VDDIの制御動作自体は、上記第1実施形態の場合と同一になる。
【0044】
図9は、電圧制御動作の変形例を示す。
この例では、電源電圧VDDIが比較的低い状態からその調整動作が開始され、このため、不一致信号EXのパルスが生成される毎に電源電圧VDDIがステップアップされ、そして、不一致信号EXのパルスが生成されずに正常動作になったところ、又は、電源電圧VDDIをさらに一段ステップアップした後に、調整動作が停止される。最後のステップアップの幅は、温度変動等に対するマージンを考慮して決定される。
【0045】
この場合のエンド信号ENDは、例えば図3において、アンドゲート33の出力が遅延回路35を通って生成される。また、アップダウンカウンタ34の替わりに、より簡単なアップカウンタを用いることができる。
[第3実施形態]
図10(A)は、本発明の第3実施形態の電源電圧調整回路の概略構成を示す。図10(B)は、この回路の動作説明用タイムチャートである。
【0046】
この第3実施形態では、時点T1からT2迄の所定期間における電源電圧VDDIの値を、その前後の値よりも低くして、Dフリップフロップ153でのセットアップエラーが生じ易くしている。この所定期間は、遅延部152での信号伝播期間の一部であり、好ましくはその全部であって、Dフリップフロップ151に入力データDINが保持されてその出力が取り出される時点T1からその次のクロックパルスがDフリップフロップ153に供給される直前の時点T2迄の期間である。
【0047】
このような動作を実現するために、半導体集積回路11D内の調整信号生成回路16Bは、この期間に対応した期間で高レベルになる図10(B)に示すような期間信号DTRMを生成し、これを制御回路30Dに供給する。制御回路30Dはこれに応答して、電圧変換回路20Aに対しこの期間に電源電圧を所定値下げるための信号を供給する。これにより、電圧変換回路20Aから出力される電源電圧VDDIは、図10(B)に示す如く変化する。
【0048】
他の点は上記第1又は第2実施形態の場合と同一であり、順序回路15が正常動作する場合には、図10(B)において、実線から一点鎖線のように電源電圧VDDIがステップダウンされ、逆の場合には、一点鎖線から実線のように電源電圧VDDIがステップアップされる。
この第3実施形態によれば、電源電圧VDDIが比較的低くてDフリップフロップ153に保持されるデータが正常でない場合にも、時点T1より前と時点T2より後において正常動作することが保障される。すなわち、Dフリップフロップ151に入力データDINが保持されることが保障され、かつ、T2後において出力データDOUTと期待値EOUTの比較が正しく行われることが保障され、これにより、電源電圧VDDIの調整の信頼性が向上する。
【0049】
また、上記のような電源電圧VDDIの変化は、電圧調整時のみであるので、例えば図5において最後のステップアップ動作を省略することも可能になる。
[第4実施形態]
図11(A)は、本発明の第4実施形態の電源電圧調整回路の概略構成を示す。図11(B)は、この回路の動作説明用タイムチャートである。
【0050】
この回路では、調整信号生成回路16Bから出力される期間信号DTRMが、半導体集積回路11E内のクロック生成回路18に供給される。クロック生成回路18はこれに応答して、図11(B)に示す如く、例えば上記時点T1からT2までの期間において、その前後の期間よりも周期が短くなるクロックCLKを出力する。この期間は、時点T1からT2までより狭くしてもよいが、図10(B)のように電源電圧VDDIを低くするのではないので、時点T1からT2までより広くしてもよい。
【0051】
他の点は上記第3実施形態の場合と同一である。
この第4実施形態によれば、クロックCLKの周期に対する遅延部152での信号伝播遅延時間の割合が大きくなるので、上記第3実施形態のように電源電圧VDDIを変化させるのと実質的に同じになり、第3実施形態と同じ効果が得られる。
【0052】
[第5実施形態]
図12は、本発明の第5実施形態の電源電圧調整回路を示す。
この回路では半導体集積回路11F内において、クロックCLKを直接セレクタ154の一方の入力端に供給し、クロックCLKを遅延素子155に通してセレクタ154の他方の入力端に供給し、セレクタ154で選択された信号をクロックDCLKとしてDフリップフロップ151のクロック入力端に供給している。他方、調整信号生成回路16Cは、電源電圧調整期間の間高レベルとなる選択制御信号CNTLを生成してセレクタ154の選択制御入力端に供給している。セレクタ154は、信号CNTLが高レベルの間遅延素子155の出力を選択し、そうでないときは、直接供給されるクロックCLKを選択する。これにより、クロックDCLKは図13に示す如くなり、電圧調整期間において信号PIの立ち上がりが図7の場合よりも遅れ、信号POの立ち上がりも同様に遅れる。これに対し、Dフリップフロップ153のクロック入力端に供給されるクロックCLKは図7の場合と同一であるので、遅延部152による信号伝播遅延時間が図7の場合よりも見かけ上遅れたことになり、図10又は図11の場合と同様の効果が得られる。
【0053】
[第6実施形態]
図14は、本発明の第6実施形態の電源電圧調整回路を示す。
以上のような電源電圧調整は、順序回路15が異常動作する場合を含むので、少なくとも順序回路15の動作が関係する通常動作の時間帯には行うことができない。半導体集積回路は、温度が上昇すると動作速度が低下するので、以上のような電源電圧調整を行った後、次に電源電圧調整を行うまでの期間に、温度変動範囲内で正常動作するようにマージンを見込んで電源電圧VDDIを設定する必要がある。このマージンは狭い方が低消費電力化のために好ましい。
【0054】
そこで第6実施形態では、半導体チップ10B内において、例えば図7の半導体集積回路11Cと同一構成のものにさらに、温度検出回路19を備え、通常使用時の前記期間内に、半導体チップ10Bの温度変動に応じて電源電圧VDDIの調整を行うことにより、このマージンをより狭くしても正常動作が保障されるようにしている。
【0055】
制御回路30Eによる温度に応じた制御は、次のようにして行われる。
(A)上述のように順序回路15の動作結果に基づいて電源電圧VDDIを調整する間又はその付近の時間において、制御回路30Eは温度検出回路19の出力を読み取る。
(B)次にスタート信号STARTがアクティブになるまでの間において、制御回路30Eは、温度検出回路19の出力を読み取り、両者の差に応じて電圧変換回路20Aを介し電源電圧VDDIを調節する。
【0056】
他の点は、図7の場合と同一である。
図15は、温度検出回路19の新規な構成例を示す。
温度検出回路19は、温度を直接測定するよりも動作速度を測定したほうが電圧制御上好ましい。
そこで、この温度検出回路19では、Dフリップフロップ191のデータ出力端に、インバータが縦続接続された遅延回路192が接続されている。偶数個、例えば2個のインバータで1つの遅延段を構成している。遅延回路192の第1遅延段、第2遅延段及び第3遅延段の出力▲1▼〜▲3▼がそれぞれDフリップフロップ193〜195のデータ入力端に供給され、Dフリップフロップ193〜195のクロック入力端にクロックCLKAが供給される。このクロックCLKAは、以下のように必要時のみ供給されるものである。
【0057】
(1)Dフリップフロップ191に‘0’が保持されている状態で、Dフリップフロップ191のデータ入力端に、‘1’を供給する。クロックCLKAの立ち上がりでDフリップフロップ191にこの‘1’が保持され、その出力が遅延回路192内で伝播する。例えば上述のクロックCLKの一周期経過後に、次のクロックCLKAが立ち上がって、この伝播状態がDフリップフロップ193〜195に保持される。
【0058】
これを初期温度に対応した量として保持するために、Dフリップフロップ193〜195にそれぞれDフリップフロップ193A〜195Aが縦続接続されている。Dフリップフロップ193A〜195Aのクロック入力端には、クロックCLKAとクリア信号CLEARとの論理積をアンドゲート196でとったものが供給される。
【0059】
(2)クリア信号CLEARを立ち上げることにより、クロックCLKAの立ち上がりのタイミングでDフリップフロップ193〜195の出力がそれぞれDフリップフロップ193A〜195Aに保持される。次にクリア信号CLEARが低レベルに戻される。
Dフリップフロップ193〜195及び193A〜195Aの出力は、変化量検出回路197に供給される。変化量検出回路197は、温度の上昇又は下降及びその程度を論理演算するものである。変化量検出回路197の出力U1〜U3は温度上昇情報であり、変化量検出回路197の出力D1〜D3は温度低下情報である。Dフリップフロップ193〜195の出力がそれぞれDフリップフロップ193A〜195Aの出力と同じである場合には、変化量検出回路197の各出力ビットは‘0’になる。
【0060】
上記(A)は、上記(1)及び(2)の動作を行うことにより実行される。上記(B)での読み取りは、さらに上記(1)を行って、変化量検出回路197の出力を読み取ることにより実行される。変化量検出回路197の出力が0でなければ、最初のDフリップフロップ193A〜195Aの内容と後のDフリップフロップ193〜195の内容とが異なることになり、温度変化に対応したデータが変化量検出回路197から取り出される。
【0061】
例えば、上記(A)の(1)の1クロック周期で遅延回路192内において第2遅延段まで‘1’が伝播したとすると、(A)の(2)においてDフリップフロップ193A〜195Aの出力が‘110’になる。
その後、上記(B)の(1)の1クロック周期で遅延回路192内において第1遅延段までしか‘1’が伝播しなかったとすると、Dフリップフロップ193〜195の出力は‘100’となる。これにより、変化量検出回路197の出力は、変化の無い部分に対応したU1、D1、U3及びD3は‘0’のままであるが、最初に‘1’でその後‘0’になった部分に対応したU2及びD2はそれぞれ‘1’及び‘0’となる。すなわち温度上昇が検出されたことになる。逆に、遅延回路192内において第3遅延段まで‘1’が伝播したとすると、U3及びD3はそれぞれ‘0’及び‘1’となり、温度低下が検出されたことになる。
【0062】
変化量検出回路197の出力の変化は、信号伝播遅延時間の変化に対応しているので、制御回路30Eにより電源電圧VDDIをより正確に調整することが可能となり、結果として、消費電力をさらに低減することができる。
図16は、図15の回路の変形例を示す。
この温度検出回路19Aでは、図15の回路にさらに、可変容量負荷回路198が付加されている。可変容量負荷回路198は、遅延回路192の第1〜3遅延段の出力▲1▼〜▲3▼の各々に、NMOSトランジスタを3個縦続接続されたものの一端が接続され、その他端が開放され、NMOSトランジスタの各段毎にゲートが共通に接続されている。したがって、可変容量負荷回路198のゲート電位の組み合わせを変えることにより、遅延回路192のゲートの容量負荷が変化する。
【0063】
例えば図示のように、遅延回路192のゲートに近いほうから順に‘110’に対応したゲート電位を与えると、遅延回路192の各遅延段にNMOSトランジスタ2個分の容量負荷が増加したことになり、その分、遅延回路192内での信号伝播が遅延する。
可変容量負荷回路198のゲート電位の組み合わせを‘000’、‘100’、‘110’、‘111’と変えることにより、同じ温度検出回路19Aを用いて広い範囲のクロック周期に対応させることが可能となる。
【0064】
また、可変容量負荷回路198のゲート電位の組み合わせを‘000’、‘100’、‘110’、‘111’と変える毎に上述の(1)の動作を行い、変化量検出回路197の出力情報を総合することにより、図15の回路の場合よりもより精度良く温度に対応した量を検出することが可能となる。
さらに、可変容量負荷回路198の容量負荷が大きくなるほど温度検出感度が低くなるので、この感度を適当に調整するために可変容量負荷回路198へのゲート電位の組み合わせを変えるようにしてもよい。
【0065】
[第7実施形態]
以上の実施形態で行われる電源電圧VDDIの調整は、製品出荷後の使用段階で例えば電源投入直後毎に行うことができるが、製品出荷前のみにおいて、例えばチップ毎、ウェーハ毎又はロット毎に行ってもよい。この場合、例えば上記第6実施形態では、使用段階で温度による電源電圧VDDIのみの調整が行われる。高速/低速動作モードに応じてクロックCLKの周波数がダイナミックに切り替えられる場合には、製品出荷前において、動作モードに応じ電源電圧VDDIを調整し、そのデータを用いて、製品出荷後の使用段階で電源電圧VDDIを調整する必要がある。
【0066】
図17は、このような動作モードを有する場合の、本発明の第7実施形態の電源電圧調整回路を示す。
半導体チップ10C内には、例えば図1の半導体集積回路11Bにさらに、クロック生成回路18A、周波数情報出力回路40及び電圧情報記憶回路50を備えている。
【0067】
周波数情報出力回路40は、動作速度モード信号MODに応じてクロック生成回路18A及び電圧情報記憶回路50に周波数情報FIDを供給する。クロック生成回路18Aは、周波数情報FIDに応じた周波数のクロックCLKを半導体集積回路11Bに供給する。クロックCLKの周波数は例えば、動作速度モード信号MODが高速動作モードを示しているとき200MHzとなり、低速動作モードを示しているとき100MHzとなる。電圧情報記憶回路50には、製品出荷前において例えば上記いずれかの実施形態により決定された電源電圧VDDIの電圧情報VIDが、周波数情報FIDの値と対応させて格納される。電圧情報記憶回路50は、周波数情報FIDに対応した電圧情報VIDを制御回路30Fに供給し、制御回路30Fはこれに応答して、電圧変換回路20Aを介し電源電圧VDDIを調整する。
【0068】
図19は、図17の回路の動作を示すタイムチャートである。
例えば最初に高速処理が要求されて周波数情報FIDが‘11’のときに電圧情報記憶回路50から‘00110’が読み出され、制御回路30Fはこれに応答して、電圧変換回路20Aを介し電源電圧VDDIを、この‘00110’に対応した電圧になるように調整する。
電源電圧VDDIが高電位に調整される。ある時点Tcで動作速度モード信号MODが変化して周波数情報FIDが‘01’となり、これにより電圧情報記憶回路50から‘00011’が読み出され、制御回路30Fはこれに応答して、電圧変換回路20Aを介し電源電圧VDDIを、この‘00011’に対応した電圧になるように調整する。
【0069】
図18は、図17中の電圧情報記憶回路50の構成例を示す。
この例では、第1〜4動作速度モードに対応してそれぞれ51〜54を備えている。51〜54は互いに同一構成であり、n個のヒューズが電源電圧VDDの配線とグランド電位の配線との間に直列接続されている。第1〜4動作速度モードの各々について、出荷前の調整で上記のように電源電圧VDDIが決定され、電源電圧VDDIの値に対応した位置のヒューズが、レーザで切断される。
【0070】
i=1〜nの各々について、51〜54の電源電圧VDD側からi番目のヒューズと(i+1)番目のヒューズとの間のノード電位が、55iに供給される。551〜55nの各々の選択制御入力端には、2ビットの周波数情報FIDが供給され、例えば第1動作速度モードの場合には、551〜55nにより51の出力が選択される。例えばnがアンドゲート32の場合には、56により551〜55nの出力が5ビットの電圧情報VIDに変換される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の電源電圧調整回路を示す図である。
【図2】図1中の調整信号生成回路の構成例を示す図である。
【図3】図1中の制御回路の構成例を示す図である。
【図4】図1中の電圧変換回路の構成例を示す図である。
【図5】図1の回路の動作を示す概略タイムチャートである。
【図6】図1の回路の動作を示すタイムチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態の電源電圧調整回路を示す図である。
【図8】図7の回路の動作を示すタイムチャートである。
【図9】電圧制御動作の変形例を示す図である。
【図10】(A)は本発明の第3実施形態の電源電圧調整回路を示す概略図であり、(B)はこの回路の動作説明用タイムチャートである。
【図11】(A)は本発明の第4実施形態の電源電圧調整回路を示す概略図であり、(B)はこの回路の動作説明用タイムチャートである。
【図12】本発明の第5実施形態の電源電圧調整回路を示す図である。
【図13】図12の回路の動作を示すタイムチャートである。
【図14】本発明の第6実施形態の電源電圧調整回路を示す図である。
【図15】図14中の温度検出回路の構成例を示す図である。
【図16】図15の回路の変形例を示す図である。
【図17】本発明の第7実施形態の電源電圧調整回路を示す図である。
【図1 8】図17中の電圧情報記憶回路の構成例を示す図である。
【図19】図17の回路の概略動作を示すタイムチャートである。
【図20】従来の電源電圧調整回路を示す図である。
【図21】従来の他の電源電圧調整回路を示す図である。
【符号の説明】
10、10A〜10C 半導体チップ
11、11A、11B 半導体集積回路
14、152 遅延部
15 順序回路
151、153、153A、191、193〜195、193A、194A、195A Dフリップフロップ
16、16A 調整信号生成回路
161 RSフリップフロップ
162 信号生成回路
17 イクスクルーシブオアゲート
18、18A クロック生成回路
19、19A 温度検出回路
192 遅延回路
197 変化量検出回路
198 可変容量負荷回路
20、20A 電圧変換回路
30、30A〜30F 制御回路
34 アップダウンカウンタ
35 遅延回路
40 周波数情報出力回路
50 電圧情報記憶回路

Claims (14)

  1. 半導体集積回路に供給される電源電圧を調整する電源電圧調整回路において、該半導体集積回路は、第1フリップフロップの出力が配線又は組み合わせ回路である遅延部を介して第2フリップフロップのデータ入力端に供給されクロックに同期して動作する順序回路を備えており、
    該第1フリップフロップに供給する所定値を生成し、該所定値が該第2フリップフロップに保持されてから次のクロックパルスの周期においてアクティブになる有効信号を生成する調整信号生成回路と、
    該有効信号がアクティブの時に、該第2フリップフロップの出力値に基づいて該電源電圧を調整する制御回路とを有し、
    制御回路は、第1フリップフロップに所定値が保持され、その出力が取り出されてからその次のクロックパルスが第2フリップフロップに供給される迄の間の一部又は全部の期間における電源電圧を、その前後の該電源電圧よりも低くさせることを特徴とする電源電圧調整回路。
  2. 半導体集積回路に供給される電源電圧を調整する電源電圧調整回路において、該半導体集積回路は、第1フリップフロップの出力が配線又は組み合わせ回路である遅延部を介して第2フリップフロップのデータ入力端に供給されクロックに同期して動作する順序回路を備えており、
    該第1フリップフロップに供給する所定値を生成し、該所定値が該第2フリップフロップに保持されてから次のクロックパルスの周期においてアクティブになる有効信号を生成する調整信号生成回路と、
    該有効信号がアクティブの時に、該第2フリップフロップの出力値に基づいて該電源電圧を調整する制御回路とを有し、
    クロックは、その周波数が可変のクロック生成回路で生成され、
    調整信号生成回路は、第1フリップフロップに所定値が保持されその出力が取り出されてからその次のクロックパルスが第2フリップフロップに供給される迄の間の一部又は全部における該クロックの周期が、その前後の該クロックの周期よりも短くなるように該クロック生成回路を制御する、
    ことを特徴とする電源電圧調整回路。
  3. 半導体集積回路に供給される電源電圧を調整する電源電圧調整回路において、該半導体集積回路は、第1フリップフロップの出力が配線又は組み合わせ回路である遅延部を介して第2フリップフロップのデータ入力端に供給されクロックに同期して動作する順序回路を備えており、
    該第1フリップフロップに供給する所定値を生成し、該所定値が該第2フリップフロップに保持されてから次のクロックパルスの周期においてアクティブになる有効信号を生成する調整信号生成回路と、
    該有効信号がアクティブの時に、該第2フリップフロップの出力値に基づいて該電源電圧を調整する制御回路と、
    クロックを遅延させる遅延素子と、
    該クロックと該遅延素子を通ったクロックとの一方を選択して該第1フリップフロップのクロック入力端に供給する選択回路とを有し、
    調整信号生成回路は、該選択回路に対し、少なくとも、第1フリップフロップに所定値が保持されてからその次のクロックパルスが第2フリップフロップに供給される迄の期間の一部において、該遅延素子を通ったクロックを選択させ、該期間以外において該遅延素子を通らないクロックを選択させる、
    ことを特徴とする電源電圧調整回路。
  4. 半導体集積回路に供給される電源電圧を調整する電源電圧調整回路において、該半導体集積回路は、第1フリップフロップの出力が配線又は組み合わせ回路である遅延部を介して第2フリップフロップのデータ入力端に供給されクロックに同期して動作する順序回路を備えており、
    該第1フリップフロップに供給する所定値を生成し、該所定値が該第2フリップフロップに保持されてから次のクロックパルスに対応した期待値を生成し、該次のクロックパルスの周期においてアクティブになる有効信号を生成する調整信号生成回路と、
    該クロックに同期して該期待値を保持する第3フリップフロップと、
    該第3フリップフロップの出力値と上記第2フリップフロップの出力値とを比較する比較回路と、
    該有効信号がアクティブの時に該比較回路の出力値に基づいて該電源電圧を調整する制御回路とを有し、
    制御回路は、第1フリップフロップに所定値が保持され、その出力が取り出されてからその次のクロックパルスが第2フリップフロップに供給される迄の間の一部又は全部の期間における該電源電圧を、その前後の該電源電圧よりも低くさせることを特徴とする電源電圧調整回路。
  5. 半導体集積回路に供給される電源電圧を調整する電源電圧調整回路において、該半導体集積回路は、第1フリップフロップの出力が配線又は組み合わせ回路である遅延部を介して第2フリップフロップのデータ入力端に供給されクロックに同期して動作する順序回路を備えており、
    該第1フリップフロップに供給する所定値を生成し、該所定値が該第2フリップフロップに保持されてから次のクロックパルスに対応した期待値を生成し、該次のクロックパルスの周期においてアクティブになる有効信号を生成する調整信号生成回路と、
    該クロックに同期して該期待値を保持する第3フリップフロップと、
    該第3フリップフロップの出力値と上記第2フリップフロップの出力値とを比較する比較回路と、
    該有効信号がアクティブの時に該比較回路の出力値に基づいて該電源電圧を調整する制御回路とを有し、
    クロックは、その周波数が可変のクロック生成回路で生成され、
    調整信号生成回路は、第1フリップフロップに所定値が保持されその出力が取り出されてからその次のクロックパルスが第2フリップフロップに供給される迄の間の一部又は全部における該クロックの周期が、その前後の該クロックの周期よりも短くなるように該クロック生成回路を制御する、
    ことを特徴とする電源電圧調整回路。
  6. 半導体集積回路に供給される電源電圧を調整する電源電圧調整回路において、該半導体集積回路は、第1フリップフロップの出力が配線又は組み合わせ回路である遅延部を介して第2フリップフロップのデータ入力端に供給されクロックに同期して動作する順序回路を備えており、
    該第1フリップフロップに供給する所定値を生成し、該所定値が該第2フリップフロップに保持されてから次のクロックパルスに対応した期待値を生成し、該次のクロックパルスの周期においてアクティブになる有効信号を生成する調整信号生成回路と、
    該クロックに同期して該期待値を保持する第3フリップフロップと、
    該第3フリップフロップの出力値と上記第2フリップフロップの出力値とを比較する比較回路と、
    該有効信号がアクティブの時に該比較回路の出力値に基づいて該電源電圧を調整する制御回路と、
    クロックを遅延させる遅延素子と、
    該クロックと該遅延素子を通ったクロックとの一方を選択して第1フリップフロップのクロック入力端に供給する選択回路とを有し、
    調整信号生成回路は、該選択回路に対し、少なくとも、第1フリップフロップに該所定値が保持されてからその次のクロックパルスが第2フリップフロップに供給される迄の期間の一部において、該遅延素子を通ったクロックを選択させ、該期間以外において該遅延素子を通らないクロックを選択させる、
    ことを特徴とする電源電圧調整回路。
  7. 半導体集積回路に供給される電源電圧を調整する電源電圧調整回路において、該半導体集積回路は、第1フリップフロップの出力が配線又は組み合わせ回路である遅延部を介して第2フリップフロップのデータ入力端に供給されクロックに同期して動作する順序回路を備えており、
    該第1フリップフロップに供給する所定値を生成し、該所定値が該第2フリップフロップに保持されてから次のクロックパルスの周期においてアクティブになる有効信号を生成する調整信号生成回路と、
    該半導体集積回路が形成されている半導体チップの温度に対応した量を検出する温度検出回路と、
    該有効信号がアクティブの時に、該第2フリップフロップの出力値及び該温度に対応した量の変化に基づいて該電源電圧を調整する制御回路とを有し、
    温度検出回路は、遅延素子が複数段接続された遅延回路と、
    該遅延回路に供給するデータを変化させてから所定期間経過後に、変化した該データが該遅延素子を通過する段数に対応した量を検出する検出回路と、
    を備えることを特徴とする電源電圧調整回路。
  8. 半導体集積回路に供給される電源電圧を調整する電源電圧調整回路において、該半導体集積回路は、第1フリップフロップの出力が配線又は組み合わせ回路である遅延部を介して第2フリップフロップのデータ入力端に供給されクロックに同期して動作する順序回路を備えており、
    該第1フリップフロップに供給する所定値を生成し、該所定値が該第2フリップフロップに保持されてから次のクロックパルスに対応した期待値を生成し、該次のクロックパルスの周期において有効信号を生成する調整信号生成回路と、
    該クロックに同期して該期待値を保持する第3フリップフロップと、
    該第3フリップフロップの出力値と上記第2フリップフロップの出力値とを比較する比較回路と、
    該半導体集積回路が形成されている半導体チップの温度に対応した量を検出する温度検出回路と、
    該有効信号がアクティブの時に該比較回路の出力値及び該温度に対応した量の変化に基づいて該電源電圧を調整する制御回路とを有し、
    温度検出回路は、遅延素子が複数段接続された遅延回路と、
    該遅延回路に供給するデータを変化させてから所定期間経過後に、変化した該データが該遅延素子を通過する段数に対応した量を検出する検出回路と、
    を備えることを特徴とする電源電圧調整回路。
  9. 上記温度検出回路はさらに、
    検出された上記段数に対応した量を記憶する記憶回路と、
    該記憶回路の出力値に対する上記検出回路の出力値の変化量を検出する変化量検出回路と、
    を有することを特徴とする請求項7又は8に記載の電源電圧調整回路。
  10. 上記温度検出回路は、上記遅延素子に接続された可変容量負荷素子をさらに有することを特徴とする請求項7乃至9に記載の電源電圧調整回路。
  11. 上記制御回路は、調整完了信号を出力し、
    上記調整信号生成回路は、調整開始信号に応答して動作を開始し、該調整完了信号に応答して動作を完了することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに記載の電源電圧調整回路。
  12. 上記制御回路は、上記有効信号がアクティブの時に上記第2フリップフロップに保持された値が、期待した値である場合には上記電源電圧をステップダウンし、期待した値でなくなった場合には上記電源電圧をステップアップして上記調整完了信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の電源電圧調整回路。
  13. 上記制御回路は、上記有効信号がアクティブの時に上記第2フリップフロップに保持された値が、期待した値でない場合には上記電源電圧をステップアップし、期待した値になった場合には上記調整完了信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の電源電圧調整回路。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1つに記載の電源電圧調整回路の一部又は全部を有することを特徴とする半導体装置。
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