JP3827795B2 - コンテナの位置決め金具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のコンテナを積み重ねた状態で輸送する際に用いるコンテナの位置決め金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
貨物の輸送に用いられるコンテナは、図10に示すように、各コーナ部にコーナ金具1が取付けられている。このコーナ金具1のコンテナ表面に露出する3つの面板2にはそれぞれ係合孔3が設けられている。
【0003】
上記コンテナの複数をコンテナ船によって輸送する場合、各コンテナを多段に積み重ね、上下のコンテナを連結金具により連結してコンテナの崩れを防止している。
【0004】
上記連絡金具には、マニアルタイプのものとセミオートタイプのものとが知られている。マニアルタイプの連結金具は図10に示すように、フランジ11の上下にコーナ金具1の係合孔3に対して挿入可能な位置決め突部12a、12bを設け、下部位置決め突部12bを下側コーナ金具1の係合孔3に挿入し、縦軸を中心に全体を回転させて下部位置決め突部12bの対角位置に設けられた突出部13を係合孔3の周縁部に係合させて抜け止めし、その状態で先に積み込まれたコンテナC2 上に次のコンテナC1 を積み重ねて上部位置決め突部12aをコーナ金具1の係合孔3に挿入し、その上部位置決め突部12aの上端面に設けられたコーン14をハンドル15の操作により回動させ、上記コーン14の長さ方向両端部を係合孔3の周縁部に係合させるようにしている。
【0005】
一方、セミオートタイプの連結金具は、係合孔3に対する下部位置決め突部12bの挿入により、コーン14を自動的に回動させて長さ方向の両端部を係合孔3の周縁部に係合させ、ハンドル15の操作によりコーン14を係合解除させるようにしている。
【0006】
ここで、コンテナC1 、C2 には、40フィートの長さから成るコンテナと、20フィートの長さから成るコンテナとが存在する。このようなコンテナの積み重ねに際し、40フィートの長さのコンテナを積み込むスペースに20フィートの長さのコンテナを左右に2個並べて多段に積み重ねる場合が多くある。
【0007】
この場合、左右方向に並ぶコンテナの対向間隔が狭く、その間隔の範囲内で図10に示す連結金具10のハンドル15を操作することはできない。このため、上記連結金具を用いて左右に並ぶコンテナの内側部に位置する上下のコーナ金具1を連結することはできない。
【0008】
そのような不都合を解消するため、米国特許第4,277,212号明細書においては、左右方向に並ぶコンテナの内側部に位置する上下のコーナ金具を位置決めできるようにした位置決め金具が提案されている。
【0009】
上記明細書に記載された位置決め金具20は、図10に示すように、フランジ21の上下にコーナ金具1の係合孔3に挿入される位置決め突部22a、22bを設け、上部位置決め突部22aの一側に内方傾斜するテーパ面23を設け、他側上部に設けた突出部24の下面に傾斜面24aを形成している。
【0010】
また、下部位置決め突部22bの両側面における対角位置にコーナ金具1の係合孔3の周縁部が嵌合可能な切欠部25を形成して、その切欠部25の下方に係合片26を設けている。
【0011】
上記位置決め金具20は、既に述べた連結金具10との併用において上下のコンテナC1 、C2 を位置決めする。
【0012】
すなわち、先に積み込まれたコンテナC2 の上側隅部に設けられた外側コーナ金具1に連結金具10を取付け、内側コーナ金具1の係合孔3に位置決め金具20の下部位置決め突部22bを挿入し、その位置決め金具20を水平面上において回転して、係合片26を係合孔3の周縁部に係合させる。
【0013】
次に、上方に運び込まれたコンテナC1 を先に積み込まれたコンテナC2 上に向けて下降させ、上側コンテナC1 の下部に設けられた内側コーナ金具1の係合孔3を位置決め金具20の上部位置決め突部22aに嵌合し、その嵌合途中に、連結金具10のコーン14に外側コーナ金具1の係合孔3を嵌合させ、上記コーン14の傾斜面14aによって係合孔3の内周縁が案内される作用により、上部コンテナC1 を外側方に移動させ、上部位置決め突部22aの突出部24が係合孔3の周縁部に係合し、かつ連結金具10のコーン14がコーナ金具1の内部に臨む状態でハンドル15の操作によりコーン14を回動させ、上記コーン14の長さ方向両端部を係合孔3の周縁部に係合させる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、内側部のコーナ金具1を連結する従来の位置決め金具20においては、コーナ金具1の係合孔3の周縁部と係合する突出部24が上部位置決め突部の側面より側方に突出しているため、上方から落し込まれるコンテナC1 が水平面に対して傾斜して外側部が内側部より高くなっていると、図11に示すように、外側コーナ金具1の係合孔3に連結金具1の位置決め突部12aが嵌り、内側コーナ金具1の係合孔3の内周が位置決め金具20の上部位置決め突部22aの上面に当接して、その上部位置決め突部22aを係合孔3に挿入させることができず、下降させた上側コンテナC1 を吊り下げて積み込みのやり直しを行なう必要が生じる。
【0015】
このとき、連結金具10がセミオートタイプのものであると、係合孔3に挿入されたコーン14が係合孔3の周縁部に自動的に係合するため、その係合を解除した状態で積み込みのやり直しを行なう必要が生じ、非常に手間がかかる問題がある。
【0016】
また、セミオートタイプの連結金具10の使用において、積み込むコンテナC1 の両側面および端面が先に積み込まれた下側のコンテナC2 の側面および端面に対して傾きがあり、連結金具10の上部位置決め突部12aがコーナ金具1の係合孔3に挿入された場合にも、連結金具10の上部位置決め突部12aを内側コーナ金具1の係合孔3に挿入させることができず、コンテナC1 の積み重ねのやり直しを生じる必要がある。
【0017】
この発明の課題は、併用する連結金具の位置決め突部が外側コーナ金具の係合孔に先に挿入された場合でも、コンテナの傾きを修正することにより内側コーナ金具の係合孔に係合させることができるようにして、コンテナの積み重ねを能率よく行なうことができる位置決め金具を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明においては、積み重ねられた上側コンテナの下面のコーナ金具と下側コンテナの上面のコーナ金具間に配置されるフランジを有し、そのフランジの上面に上側コーナ金具に設けられた係合孔に着脱自在に取付けられる上部位置決め突部を設け、フランジの下面に下側コーナ金具に設けられた係合孔に挿入可能な下部位置決め突部を設けたコンテナの位置決め金具において、前記フランジの下面に設けられた下部位置決め突部の一側に下側コンテナの他側に向けて傾斜するテーパ面を形成し、かつ下部位置決め突部に上記テーパ面と同方向に傾斜して下部位置決め突部の他側面で開口する角形のガイド孔を設け、そのガイド孔内にラッチと、そのラッチを外方向に押圧するスプリングとを組込んでそのラッチの上側に上記テーパ面と同方向に傾斜し、上側コンテナの引き上げによって下側コンテナの係合孔から下部位置決め突部が引抜かれる時、その係合孔の周縁部で案内されて上側コンテナを斜め上方に移動させる傾斜面を設け、上記ラッチの先端部がガイド孔から外方に突出する状態でラッチを抜け止めする抜け止め手段を設け、かつラッチの先端部に前記テーパ面に対して逆方向に傾斜するテーパ面を形成した構成を採用している。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図9に基づいて説明する。
【0020】
図1乃至図3に示すように、この発明に係る位置決め金具30はフランジ31を有し、そのフランジ31の上下に位置決め突部32、33が設けられている。
【0021】
位置決め突部32、33のそれぞれは、図10に示すコーナ金具1の係合孔3に対して挿入可能とされ、上部位置決め突部32の両側面は下部位置決め突部33の両側面に対して傾斜している。
【0022】
また、上部位置決め突部32の両側面における対角位置には、コーナ金具1の係合孔3の周縁部が嵌合可能な切欠部34が形成され、その切欠部34上に係合片35が設けられている。
【0023】
前記フランジ31には、上部位置決め突部32の側面に沿って上下方向に延びるピン挿入孔36が設けられている。図4に示すように、上記ピン挿入孔36には回り止めピン37と、その回り止めピン37を上方向に向けて押圧するスプリング38とが組込まれている。回り止めピン37は摘み39を有し、その摘み39はフランジ31に形成された上下方向に延びるガイド孔40内にスライド自在に挿入され、上記ガイド孔40の上端に対する摘み39の当接により、回り止めピン37は抜け止めされている。
【0024】
図1および図3に示すように、下部位置決め突部33の一側にはテーパ面41が形成されている。また、下部位置決め突部33には、上記テーパ面41と同方向に傾斜する角形のガイド孔42が形成され、そのガイド孔42は下部位置決め突部33の他側面で開口している。
【0025】
ガイド孔42には、ラッチ43と、そのラッチ43を外方向に押圧するスプリング44とが組込まれている。ラッチ43の下面には突部45が設けられ、その突部45はガイド孔42の底面に形成されたガイド溝46内にスライド自在に挿入され、上記ガイド溝46の下端に対する突部45の当接によってラッチ43は抜け止めされている。
【0026】
なお、ラッチ43の抜け止め機構は図示例に限定されるものではない。例えば、ガイド孔42の頂壁下面に、ガイド孔42の開口に達するガイド溝を形成し、ラッチ43には上記ガイド溝にスライド自在に嵌合される突部を設け、その突部と位置決め金具の外周からガイド溝に向けてねじ込まれたストッパピンとの係合によってラッチを抜け止めしてもよい。
【0027】
実施の形態では、ラッチ43の組込みを可能とするため、ガイド孔42の頂壁下面に突部45の高さより少し深い凹部49を形成し、その凹部49にラッチ43の後端部を挿入したのち、ラッチ43をガイド孔42の底面に向けて移動させて、ガイド溝46に突部45を嵌合させるようにしている。
【0028】
ラッチ43の組込み後は、上記凹部49にガイド板50を挿入し、位置決め金具の外周からガイド板50にねじ込まれたねじ51の締付けにより、ガイド板50を固定している。
【0029】
ラッチ43は抜け止め状態において先端部が下部位置決め突部33の他側面より外方に突出し、その先端部に上記テーパ面41に対して逆方向に傾斜するテーパ面48が設けられている。
【0030】
図5乃至図7は、上記の構成から成る位置決め金具30を用いて、40フィートの長さのコンテナを積み重ねるスペースに20フィートの長さのコンテナを左右に2個並べて多段に積み重ねる場合の積み重ねを段階的に示す。
【0031】
コンテナの積み重ねに際しては、積み重ねようとするコンテナC1 の下面に設けられたコーナ金具の内側コーナ金具1に図1に示す位置決め金具30を取付け、外側コーナ金具1に連結金具10を取付ける。
【0032】
なお、連結金具10の取付けに際しては、図10に示す場合とは逆に、コーン14が下端に位置するように取付ける。
【0033】
内側コーナ金具1に対する位置決め金具30の取付けは、コーナ金具1の係合孔3に上部位置決め突部32を挿入し、フランジ31の上面がコーナ金具1の下面に当接する位置まで上部位置決め突部32を挿入したのち、位置決め金具30の全体を縦軸を中心に回転させて係合片35を係合孔3の周縁部に係合させる。
【0034】
係合孔3に対する上部位置決め突部32の挿入時、回り止めピン37は内側コーナ金具1の下面に当接し、それよりさらに上部位置決め突部32が挿入されることにより、停止状態にある回り止めピン37と上部位置決め突部32の相対的な移動により、回り止めピン37はピン挿入孔36内に挿入される。
【0035】
また、回り止めピン37は、位置決め金具30全体を回転させることにより係合片35を係合孔3の周縁部に係合させたとき、図9に示すように、ピン挿入孔36が係合孔3に対向するため、スプリング38の弾力により上方に移動して係合孔3内に突出し、その突出によって位置決め金具30は回り止めされ、係合片35は係合孔3の周縁部と係合する状態に保持される。
【0036】
図6は、積み重ねようとするコンテナC1 の下面のコーナ金具1に連結金具10および位置決め金具30を取付けた状態を示す。
【0037】
連結金具10および位置決め金具30の取付け後、コンテナC1 を先に積み込まれたコンテナC2 上に下降させると、上部コンテナC1 が傾きのない正しい姿勢である場合、位置決め金具30の下部位置決め突部33がその下方のコーナ金具1の係合孔3に侵入し始める。
【0038】
このとき、ラッチ43の先端部は下部位置決め突部33の他側面より突出しているため、ラッチ43の先端のテーパ面48が係合孔3の周縁部に当接し、それより上側コンテナC1 が下降されると、ラッチ43がガイド孔42内に後退する。
【0039】
下部位置決め突部33が係合孔3に所定量挿入されると、連結金具10の位置決め突部12aがその下方のコーナ金具1に設けられた係合孔3内に挿入される。
【0040】
位置決め金具30のフランジ31および連結金具10のフランジ11がコーナ金具1で支持される位置まで上側コンテナC1 が下降されると、ラッチ43の先端部が下側コーナ金具1の内部に臨むため、スプリング44の弾力により、ラッチ43が前進し、図7に示すように、先端部が下部位置決め突部33の他側面より突出する。
【0041】
ここで、連結金具10がマニアルタイプのものである場合、レバー15の揺動操作によりコーン14を回動させ、そのコーン14の長さ方向両端部を係合孔3の周縁部に係合させることによって上下のコンテナC1 、C2 は連結される。
【0042】
連結金具10がセミオートタイプであると、係合孔3に対する位置決め突部12aの挿入により、コーン14が自動的に回動して両端部が係合孔3の周縁部に係合し、上下のコンテナC1 、C2 が連結される。
【0043】
実施の形態で示す位置決め金具30においては、ラッチ43の先端に設けたテーパ面48に押圧力を受けると、ラッチ43はガイド孔42内に後退するため、コンテナC1 の積み重ねにおいて、そのコンテナC1 が水平面に対して傾き、あるいは垂直面に対して傾き、連結金具10の位置決め突部12aが係合孔3に先に挿入されたとしても、コンテナC1 の傾きを修正して、位置決め金具30の下部位置決め突部33の先端部をコーナ金具1の係合孔3に対向させると、ラッチ43の先端のテーパ面48は係合孔3の周縁に当接し、上記テーパ面48にコンテナC1 の重量が作用するため、ラッチ43はガイド孔42内に後退する。このため、位置決め金具30の下部位置決め突部33を係合孔3に確実に挿入することができ、コンテナC1 の積み重ねのやり直しを行なう必要がない。
【0044】
また、位置決め金具30の下部位置決め突部33の一側にはテーパ面41が形成されているため、上側コンテナC1 の下降時に、その上側コンテナC1 と下側コンテナC2 との間で左右方向に多少のずれがある場合でも、上側コンテナC1 の下降により上記テーパ面41が係合孔3の周縁部で案内されつつ下降するため、左右方向のずれは修正されることになり、位置決め金具30の下部位置決め突部33を係合孔3内に確実に挿入させることができる。
【0045】
積み重ねたコンテナC1 、C2 の積みおろしに際しては、連結金具10に設けられたハンドル15の操作によりコーン14を回動し、係合孔3の周縁部に対するコーン14の係合を解除したのち、上側コンテナC1 を引き上げる。
【0046】
上側コンテナC1 の引き上げにより、連結金具10の位置決め突部12aおよび位置決め金具30の下部位置決め突部22bが係合孔3から引き抜かれる。
【0047】
連結金具10の位置決め突部12aが係合孔3から完全に引き抜かれると、図8に示すように、ラッチ43の上側傾斜面43aが係合孔3の周縁部に当接する。その状態から上側コンテナC1 がさらに引き上げられると、係合孔3の周縁部に上側傾斜面43aが案内されるため、上側コンテナC1 は斜め上方に向けて移動し、ついには、位置決め金具30の下部位置決め突部33が係合孔3から引き抜かれ、上側コンテナC1 を積みおろしすることができる。
【0048】
【発明の効果】
以上のように、この発明においては、下部位置決め突部のガイド孔内にスライド自在に挿入されたラッチは、先端に形成されたテーパ面に上向きに押圧力を受けると、スプリングの弾力に抗してガイド孔内に後退するため、コンテナの積み重ね時に、併用する連結金具の位置決め突部が外側コーナ金具の係合孔に先に挿入されても、コンテナの傾きを修正することによって、位置決め金具の下部位置決め突部を内側コーナ金具の係合孔に確実に挿入することができる。このため、コンテナの積み重ねのやり直し作業を不要とすることができ、コンテナの積み重ねを能率よく行なうことができる。
【0049】
また、下部位置決め突部の一側にテーパ面を設けたことにより先に積み込まれたコンテナと後から積み込まれるコンテナの相互間に左右方向にずれがある場合でも、下部位置決め突部の先端が係合孔に挿入されると、係合孔の周縁部でテーパ面が案内されつつ下部位置決め突部が係合孔に挿入されるため、左右方向のずれは自動的に修正されることになり、コンテナの積み重ね時における下部位置決め突部の係合孔に対する位置合わせが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る位置決め金具の斜視図
【図2】同上の平面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】同上の一部切欠側面図
【図5】コンテナの積み重ねを示す正面図
【図6】コンテナの積み重ね前の状態を示す一部切欠正面図
【図7】コンテナの積み重ね状態を示す一部切欠正面図
【図8】コンテナの積みおろし途中の状態を示す一部切欠正面図
【図9】上部コーナ金具と上部位置決め突部の係合状態を示す断面図
【図10】従来の位置決め金具の使用状態を示す断面図
【図11】同上の位置決め金具の不完全な挿入状態を示す断面図
【符号の説明】
31 フランジ
32 上部位置決め突部
33 下部位置決め突部
41 テーパ面
42 ガイド孔
43 ラッチ
44 スプリング
48 テーパ面
Claims (1)
- 積み重ねられた上側コンテナの下面のコーナ金具と下側コンテナの上面のコーナ金具間に配置されるフランジを有し、そのフランジの上面に上側コーナ金具に設けられた係合孔に着脱自在に取付けられる上部位置決め突部を設け、フランジの下面に下側コーナ金具に設けられた係合孔に挿入可能な下部位置決め突部を設けたコンテナの位置決め金具において、前記フランジの下面に設けられた下部位置決め突部の一側に下側コンテナの他側に向けて傾斜するテーパ面を形成し、かつ下部位置決め突部に上記テーパ面と同方向に傾斜して下部位置決め突部の他側面で開口する角形のガイド孔を設け、そのガイド孔内にラッチと、そのラッチを外方向に押圧するスプリングとを組込んでそのラッチの上側に上記テーパ面と同方向に傾斜し、上側コンテナの引き上げによって下側コンテナの係合孔から下部位置決め突部が引抜かれる時、その係合孔の周縁部で案内されて上側コンテナを斜め上方に移動させる傾斜面を設け、上記ラッチの先端部がガイド孔から外方に突出する状態でラッチを抜け止めする抜け止め手段を設け、かつラッチの先端部に前記テーパ面に対して逆方向に傾斜するテーパ面を形成したことを特徴とするコンテナの位置決め金具。
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