JP3850947B2 - コンテナ連結具 - Google Patents

コンテナ連結具 Download PDF

Info

Publication number
JP3850947B2
JP3850947B2 JP09905697A JP9905697A JP3850947B2 JP 3850947 B2 JP3850947 B2 JP 3850947B2 JP 09905697 A JP09905697 A JP 09905697A JP 9905697 A JP9905697 A JP 9905697A JP 3850947 B2 JP3850947 B2 JP 3850947B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cone
handle
shaft
container
stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP09905697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10291585A (ja
Inventor
博行 高口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Seiki Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Seiki Iron Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Seiki Iron Works Co Ltd filed Critical Taiyo Seiki Iron Works Co Ltd
Priority to JP09905697A priority Critical patent/JP3850947B2/ja
Priority to US09/059,442 priority patent/US6164862A/en
Priority to TW087105612A priority patent/TW380110B/zh
Priority to DE19816891A priority patent/DE19816891C2/de
Priority to KR1019980013574A priority patent/KR100310020B1/ko
Publication of JPH10291585A publication Critical patent/JPH10291585A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3850947B2 publication Critical patent/JP3850947B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D90/00Component parts, details or accessories for large containers
    • B65D90/0006Coupling devices between containers, e.g. ISO-containers
    • B65D90/0013Twist lock
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2590/00Component parts, details or accessories for large containers
    • B65D2590/0008Coupling device between containers
    • B65D2590/0016Lashings means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、積み重ねられた上下のコンテナを連結するコンテナ連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、多数のコンテナを船舶輸送する場合、多段に積み重ねたコンテナの各段におけるコンテナ間にコンテナ連結具を組込み、そのコンテナ連結具により上下のコンテナを連結し、コンテナの積み重ね後に、上段のコンテナとデッキに取付けたデッキ金具との間にターンバックルによって緊締し得る固締具をかけ渡して上段のコンテナを固定している。
【0003】
上記コンテナ連結具として、実公平5−23514号に記載されたものが従来から知られている。このコンテナ連結具は、連結具本体の上下に上部コーンと下部コーンとを設け、各コーンのそれぞれを連結具本体に支持されたハンドルの揺動操作によって係合位置と係合解除位置との間で回転させるようにしている。
【0004】
上記コンテナ連結具を用いるコンテナの連結は、コンテナの吊り下げ状態において、そのコンテナの下面隅部に設けられた係合孔に上部コーンを係合して、コンテナの下面にコンテナ連結具を取り付けた状態でそのコンテナを先に積み込まれたコンテナ上に載置し、下部コーンが下段側コンテナの上面四隅部に設けられた係合孔内に侵入する際、係合孔の内周縁に対する接触により下部コーンを係合解除位置に向けて回動させ、その下部コーンが係合孔内に完全に嵌り込んだとき、スプリングの弾力により下部コーンを係合位置まで回動させて係合孔に係合させるようにしている。
【0005】
また、コンテナの積みおろしに際しては、ハンドルを揺動させ、下部コーンと係合孔の係合を解除させた状態で上段側コンテナを引き上げ、そのコンテナをオペレータがハンドル操作できる位置まで下降させたのち、ハンドルを揺動させ、上部コーンと係合孔の係合を解除してコンテナからコンテナ連結具を取外すようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のコンテナ連結具においては、ハンドルを右方向又は左方向への揺動によって上部コーン又は下部コーンを係合解除位置まで回動させる構成であるため、ハンドルの揺動方向から上下いずれのコーンが係合解除されるか分らず、下部コーンを係合解除させる場合、ハンドルの誤操作により上部コーンを係合解除させることがある。特に、コンテナ連結具が上下逆に使用された場合にハンドルが誤操作されることが多い。
【0007】
この場合、上段側コンテナの積みおろしによって下段側コンテナの上面側にコンテナ連結具が残るため、下段側コンテナ上に乗ってコンテナ連結具を取り除く必要が生じ、非常に手間がかかる問題がある。
【0008】
また、複数のコンテナを多段に積み重ねたとき、コンテナ連結具のそれぞれは高所に配置され、その高所に配置されたコンテナ連結具のハンドルをデッキ上から水平方向に揺動させて下部コーンを係合解除させるため、レバーに対して効果的に操作力を加えることができず、操作性が悪いとともに、ハンドル操作に専用の操作金具が必要であるという問題もある。
【0009】
この発明の課題は、上下逆の使用が可能であり、その逆の使用においても上下コーンの係合解除用のハンドルが誤操作されることが少ない操作性および安全性に優れたコンテナ連結具を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明においては、上下のコンテナ間に配置されるフランジの上下に、コンテナのコーナ金具に設けられた略長方形の係合孔にほぼぴったりと嵌り合う位置決め用の突出部を設けた連結具本体と、上記各突出部の端面に貫通する回転軸挿入孔に挿入され、その両端に上記係合孔に係合可能な第1コーンおよび第2コーンが設けられた回転軸と、前記フランジの外周面から上記回転軸挿入孔に貫通するハンドル挿入孔に挿通されたハンドル軸を有し、そのハンドル軸の外端に横向きにレバー部を設けたハンドルと、前記回転軸の回転によって引き伸ばされ、その復元弾性によって第1、第2コーンのそれぞれ両端部が、そのコーンと対向する突出部の端面外周縁から外方に突出する係合状態まで回転軸を復帰回転させるスプリングと、前記ハンドル軸の内端に設けられたL形アームを有し、そのL形アームの先端部を回転軸に形成された軸方向に長いガイド孔に挿入して、前記ハンドルの横向きとされたレバー部の押上げによるL形アームのハンドル軸を中心とする回転により第1コーンと第2コーンのうち、上側に配置された側のコーンが係合解除される方向に回転軸を回転させると共に、ハンドルの横向きとされたレバー部の引き下げによるL形アームのハンドル軸を中心とする回転により第1コーンと第2コーンのうち、下側に配置された側のコーンが係合解除される方向に回転軸を回転させる回転伝達機構と、前記フランジの上下面に貫通するストッパ挿入孔にスライド自在に挿入されたストッパを有し、そのストッパの外周に設けたストッパピンと回転軸の外周に設けた突部の係合によって上側のコーンの両端部が突出部の端面外周縁内に納まる係合解除位置に向けて回転軸が回転するのを防止し、ストッパ挿入孔内にストッパを押し込むことによって回り止めが解除される回り止め機構とから成る構成を採用している。
【0011】
ここで、コンテナの係合孔に対するコーンの抜き差しの容易化を図るため、前記第1コーンおよび第2コーンを係合解除位置に回転変位させた位置において回転軸を仮止めする仮止め機構を設けておく。
【0012】
また、回転伝達機構として、ハンドル軸の内端部にL形のアームを設け、そのアームの先端部を回転軸の外周に設けた軸方向に長いガイド孔に挿入した構成のものを採用することができる。
【0013】
上記のように構成すれば、コンテナ連結具を上下逆にして使用することができると共に、その逆の使用においてもレバー部を押し上げることにより連結具本体の上側に配置されたコーンが係合解除されることになり、また、レバー部を引き下げることにより連結具本体の下側に配置されたコーンが係合解除され、ハンドルが誤操作されることはきわめて少ない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1乃至図4に示すように、連結具本体1は、上下のコンテナC1 、C2 間に配置されるフランジ2の上側に位置決め用の第1突出部3を設け、かつ下側に第2突出部4を設けている。
【0016】
第1突出部3および第2突出部4のそれぞれは、図3に示すように、コンテナC1 、C2 のコーナ金具Aに設けられた略長方形の係合孔aにほぼぴったりと嵌り合う大きさとされている。
【0017】
連結具本体1には第1突出部3の上面および第2突出部4の下面に貫通する回転軸挿入孔5と、フランジ2の外周面から上記回転軸挿入孔5に貫通するハンドル挿入孔6が設けられている。また、フランジ2の上下面に貫通するストッパ挿入孔7と、そのストッパ挿入孔7と前記回転軸挿入孔5とを連通させる上下方向に長いピン孔8とが形成されている。
【0018】
連結具本体1は、図5に示すように、回転軸挿入孔5およびハンドル挿入孔6の軸心を含む平面に沿って分割され、ボルト9およびナット10の締付けによって互に連結されている。
【0019】
回転軸挿入孔5には回転軸11が挿入されて回転自在に支持され、その回転軸11の上端および下端に第1コーン12と第2コーン13とが設けられている。
【0020】
第1コーン12および第2コーン13は第1突出部3および第2突出部4の外周面内に収納可能な大きさとされ、外周の各面にはテーパ面12a、13aが形成されて先が細くなっている。また、第1コーン12および第2コーン13のそれぞれは、回転軸11の軸方向から見た状態において相対的に所要の傾むきをもって回転軸11の上下端に設けられている。
【0021】
回転軸11に連結されたスプリング14は、回転軸11の回転によって引き伸ばされ、その復元弾力によって、第1コーン12および第2コーン13の両端部が、各コーンと対向する突出部3、4の外周面から外方に突出する係合状態まで回転軸11は復帰回転される。
【0022】
回転軸11の回転操作用のハンドル15は、ハンドル軸16の端部にレバー部17を設け、そのレバー部17の端部に突部17aを設けた構成とされ、上記ハンドル軸16がハンドル挿入孔6にスライド自在に、かつ回転自在に支持され、スプリング18によって外方向に押圧されている。
【0023】
ハンドル15の回転は回転伝達機構19を介して回転軸11に伝達される。回転伝達機構19は、回転軸11に軸方向に長いガイド孔20を形成し、ハンドル軸16の内端部に設けたL形アーム21の先端部を上記ガイド孔20に挿入している。
【0024】
ハンドル15のレバー部17は、第1コーン12および第2コーン13のそれぞれ両端部が、そのコーンと対向する突出部3、4の外周面から外方に突出する係合状態において横向きとされ、上記レバー部17の押し上げによる回転軸11の回転によって第1コーン12は第1突出部3の外周面内に全体が納まる係合解除位置に回転変位される。また、レバー部17の引き下げによる回転軸11の回転によって第2コーン13は第2突出部4の外周面内に全体が納まる係合解除位置に回動変位される。
【0025】
ハンドル15は、回転軸11との間に設けた仮止め機構22によって第1コーン12および第2コーン13を係合解除させた両位置に仮止めされる。
【0026】
仮止め機構22は、ガイド孔20の両側面における略中央位置に一対の切欠部23、24を設け、各切欠部23、24に対するアーム21の先端部の係合によってハンドル15および回転軸11を仮止めする。
【0027】
回転軸11は、回り止め機構25によってその上側に配置されたコーンが係合位置から係合解除位置に向けて回転するのが防止される。
【0028】
回り止め機構25は、図4に示すように、前記ストッパ挿入孔7にストッパ26をスライド自在に挿入し、そのストッパ26の外周に前記ピン孔8内に挿入されるストッパピン27を設け、回転軸11の外周面には上記ストッパピン27がピン孔8の両端に当接する位置においてそのストッパピン27と回転軸11の周方向で対向する第1突部28および第2突部29を設けている。
【0029】
ここで、ストッパ26は、ストッパピン27がピン孔8の両端に当接する状態においてフランジ2の上面又は下面に端部が突出し、そのストッパ26をストッパ挿入孔7内に押し込むことによってストッパピン27は第1突部28又は第2突部29に対して回転軸11の軸方向に位置がずれ、回転軸11の回り止めが解除されるようになっている。
【0030】
なお、ハンドル15におけるハンドル軸16は、連結具本体1内に設けた突部30に対するアーム21の後端部の当接によって回転角が制限され、上記突部30にアーム21が当接する少し手前の位置でアーム21の先端部が切欠部23、24に係合するようになっている(図1参照)。
【0031】
実施の形態で示すコンテナ連結具は上記の構造から成り、図3および図4は上記コンテナ連結具によって上下のコンテナC1 、C2 を互に連結した状態を示す。すなわち、第1突出部3は上段側コンテナC1 の下面の係合孔aに挿入され、第1コーン12はその第1突出部3の外周面から外方に両端部が突出して上記係合孔aに係合している。
【0032】
また、第2突出部4は下段側コンテナC2 の上面の係合孔aに挿入され、第2コーン13はその第2突出部4の外周面から両端部が外方に突出して係合孔aに係合している。
【0033】
第1コーン12および第2コーン13の係合状態において、ハンドル15のレバー部17は横向きの状態とされ、また、ストッパ26はストッパ挿入孔7内に押し込められ、ストッパピン27は第1突部28および第2突部29に対して回転軸11の軸方向に位置がずれている。
【0034】
多段に積み重ねられたコンテナC1 、C2 において、上段側のコンテナC1 は、その下部コーナ金具Aの外周面の係合孔bとデッキに取付けられたデッキ金具との間にターンバックルによって緊締される固縛具によって固定される。
【0035】
ここで、固縛具は、図6に示すように、フック31を先端に有するロッド30と、そのロッド30を軸方向に緊張する図示省略のターンバックルとから成り、上記ロッド30のフック31はコーナ金具Aの外周面の係合孔bに係合され、上記ターンバックルの締付けによってロッド30が軸方向に引かれ、上段側コンテナC1 が固定される。
【0036】
上記固締具の緊締時、コンテナ連結具のハンドル15はコンテナC1 、C2 の外周面より外方に突出しているため、そのハンドル15のレバー部17にロッド30が当接することがきわめて多い。
【0037】
このとき、ハンドル15は、そのハンドル軸16が軸方向にスライド自在に支持され、スプリング18によって外方向に押圧されているため、ロッド30の緊締時、ハンドル15はロッド30により押圧されて内方向に移動する。このため、ロッド30に曲がりが生じるという不都合の発生はなく、ロッド30の直線状の緊張によって上段側のコンテナC1 をきわめて強固に固定することができる。
【0038】
上段側コンテナC1 の積みおろしに際しては、固締具を取外したのち、ハンドル15のレバー部17を引き下げる。そのレバー部17の引き下げによって回転軸11は、第2コーン13が第2突出部4の外周面内に納まる係合解除方向に回転する。
【0039】
L形アーム21の先端部が切欠部23に嵌合位置までハンドル15が回転されると、第2コーン13は第2突出部4の外周面内に全体が納まる係合解除状態となり、上記アーム21の先端部と切欠部23の係合によってハンドル15は仮り止めされ、第2コーン13は係合解除状態に保持される。
【0040】
このとき、第1コーン12は上段側コンテナC1 の係合孔aに係合する状態にあり、上段側コンテナC1 の引き上げによって、その上段側コンテナC1 と共にコンテナ連結具が引き上げられ、第2コーン13および第2突出部4が下段側コンテナC1 の係合孔aから引き抜かれ、上下のコンテナC1 、C2 が分離される。
【0041】
図7および図8は、上段側コンテナC1 を引き上げた状態を示し、ストッパ26は自重により下降してストッパピン27がピン孔8の下端で受けられ、その先端部が第2突部29と回転軸11の周方向で対向している。
【0042】
上段側コンテナC1 の吊り上げ搬送時、ハンドル15のレバー部17は引き上げ状態で仮止めされ、第1コーン12は係合孔aと係合する状態に保持されているため、上段側コンテナC1 からコンテナ連結具が外れ落ちるという不都合の発生はない。
【0043】
上段側コンテナC1 の搬送時、仮に、レバー部17が障害物に当接してアーム21の先端部と切欠部23の係合が解除され、スプリング14の弾力により第1コーン12が係合解除される方向に回転軸11が回転したとしても、ストッパ26のストッパピン27が第2突部29と回転軸11の周方向で対向しているため、回転軸11はストッパピン27と第2突部29の当接によって回り止めされる。
【0044】
このため、第1コーン12は、上段側コンテナC1 の係合孔aと係合する状態に保持され、コンテナ連結具が上段側コンテナC1 から外れ落ちるという不都合の発生は皆無であり、きわめて安全である。
【0045】
コンテナ連結具は、上段側コンテナC1 の積みおろし後、その上段側コンテナC1 から取り外す。
【0046】
コンテナ連結具の取外しに際しては、レバー部17を横向きとしたのち、ストッパ26を押し上げ、ストッパピン27を第2突部29に対して回転軸11の軸方向に位置をずらしたのち、レバー部17をさらに押し上げる。
【0047】
レバー部17の押し上げによって、回転軸11は第1コーン12が係合解除される方向に回転し、アーム21の先端部が切欠部24と係合する位置までハンドル15が回転されると、アーム21の先端部と切欠部24の係合によってハンドル15および回転軸11が仮止めされ、また、第1コーン12は第1突出部3の外周面内に全体が納まる係合解除状態とされる。
【0048】
このため、コンテナ連結具は自重によって下降し、第1コーン12および第1突出部3は上段側コンテナC1 の係合孔aから抜け出し、コンテナ連結具が取外される。
【0049】
なお、コンテナの積み重ねに際しては、レバー部17の押し上げによって、第1コーン12を係合解除状態としたのち、吊り上げられたコンテナC1 の下面の係合孔aに第1突出部3を挿入し、第1コーン12が係合孔a内に完全に挿入された状態でレバー部17を引き下げて水平状態に戻し、第1コーン12および第2コーン13を係合状態とする。そして、そのコンテナC1 を先に積み込まれたコンテナC2 上に載置して、第2突出部4を下段側コンテナC2 の係合孔aに挿入する。
【0050】
係合孔aに対する第2コーン13の挿入時、係合孔aの内周と第2コーン13のテーパ面13aとの接触により、第2コーン13は係合解除方向に回動し、第2コーン13が係合孔a内に完全に挿入されると、スプリング14の復元弾性によって第2コーン13は係合状態に戻され、係合孔aと係合する。
【0051】
上記のようなコンテナの連結に際し、コンテナ連結具は、第1コーン12を下とし、第2コーン13を上として上下逆にして使用してもよい。
【0052】
コンテナ連結具の上下逆の使用においても、レバー部17を引き下げることによって下側の第1コーン12が係合解除され、レバー部17を押し上げることによって上側の第2コーン13が係合解除される。
【0053】
また、上段側コンテナC1 の積みおろし時、ストッパ26は自重で下降し、ストッパピン27が第1突部28と回転軸11の周方向で対向するため、レバー部17は横向きの状態から押し上げることができず、コンテナ連結具は、上段側コンテナC1 に連結された状態に保持され、落下する危険は皆無である。
【0054】
【発明の効果】
以上のように、この発明においては、回転軸の回転操作用ハンドルにレバー部を設け、そのレバー部を押し上げることにより上側のコーンが係合解除され、引き下げることにより下側のコーンが係合解除されるため、レバー部の揺動によって上下いずれのコーンが係合解除されるのか分り易く、ハンドルが誤操作されることが少なく、しかも、コーンの係合解除はレバー部の押し上げおよび引き下げであるため、レバー部の操作に専用の操作金具を必要とせず、例えば、棒の先端にフックを設けた単純な構造の操作金具によってレバー部を操作することができ、コンテナ連結具の着脱時の操作性の向上を図ることができる。
【0055】
また、第1コーンおよび第2コーンは仮止め機構によって係合解除状態に保持されるため、コンテナの係合孔に対する突出部の抜き差し時にレバー部を揺動させた位置で保持する必要がなく、コンテナ連結具の着脱の操作性をさらに向上させることができる。
【0056】
さらに、上段側コンテナの下面にコンテナ連結具が取付けられた状態でのコンテナ搬送時、ストッパピンは回転軸に設けられた突部と回転軸の周方向で対向して、上側のコーンが係合解除される方向に回転軸が回転するのが防止されるため、コンテナからコンテナ連結具が脱落するという不都合の発生はなく、きわめて安全である。
【0057】
また、フランジの上下に貫通するストッパ孔にストッパをスライド自在に挿入し、回転軸の外周にはストッパに設けられたストッパピンと回転軸の周方向で対向する2つの突部を回転軸の軸方向に間隔をおいて設けたことにより、コンテナ連結具の上下の使用においてもコンテナからコンテナ連結具が脱落するのを防止することができ、コンテナ連結具の上下逆の使用も可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコンテナ連結具の実施の形態を示す一部切欠正面図
【図2】同上の平面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】図2のIV−IV線に沿った断面図
【図5】同上の分解斜視図
【図6】上段側コンテナの固定状態を示す一部切欠正面図
【図7】上段側コンテナの積みおろし状態を示す縦断側面図
【図8】同上の縦断背面図
【符号の説明】
1 上段側コンテナ
2 下段側コンテナ
A コーナ金具
a 係合孔
1 連結具本体
2 フランジ
3 第1突出部
4 第2突出部
5 回転軸挿入孔
6 ハンドル挿入孔
7 ストッパ挿入孔
8 ピン孔
11 回転軸
12 第1コーン
13 第2コーン
14 スプリング
15 ハンドル
16 ハンドル軸
17 レバー部
18 スプリング
19 回転伝達機構
20 ガイド孔
21 アーム
22 仮止め機構
23 切欠部
24 切欠部
25 回り止め機構
26 ストッパ
27 ストッパピン
28 第1突部
29 第2突部

Claims (3)

  1. 上下のコンテナ間に配置されるフランジの上下に、コンテナのコーナ金具に設けられた略長方形の係合孔にほぼぴったりと嵌り合う位置決め用の突出部を設けた連結具本体と、上記各突出部の端面に貫通する回転軸挿入孔に挿入され、その両端に上記係合孔に係合可能な第1コーンおよび第2コーンが設けられた回転軸と、前記フランジの外周面から上記回転軸挿入孔に貫通するハンドル挿入孔に挿通されたハンドル軸を有し、そのハンドル軸の外端に横向きにレバー部を設けたハンドルと、前記回転軸の回転によって引き伸ばされ、その復元弾性によって第1、第2コーンのそれぞれ両端部が、そのコーンと対向する突出部の端面外周縁から外方に突出する係合状態まで回転軸を復帰回転させるスプリングと、前記ハンドル軸の内端に設けられたL形アームを有し、そのL形アームの先端部を回転軸に形成された軸方向に長いガイド孔に挿入して、前記ハンドルの横向きとされたレバー部の押上げによるL形アームのハンドル軸を中心とする回転により第1コーンと第2コーンのうち、上側に配置された側のコーンが係合解除される方向に回転軸を回転させると共に、ハンドルの横向きとされたレバー部の引き下げによるL形アームのハンドル軸を中心とする回転により第1コーンと第2コーンのうち、下側に配置された側のコーンが係合解除される方向に回転軸を回転させる回転伝達機構と、前記フランジの上下面に貫通するストッパ挿入孔にスライド自在に挿入されたストッパを有し、そのストッパの外周に設けたストッパピンと回転軸の外周に設けた突部の係合によって上側のコーンの両端部が突出部の端面外周縁内に納まる係合解除位置に向けて回転軸が回転するのを防止し、ストッパ挿入孔内にストッパを押し込むことによって回り止めが解除される回り止め機構とから成るコンテナ連結具。
  2. 前記ガイド孔の側面に、第1コーンおよび第2コーンが係合解除された状態でアームの先端部が係合して回転軸を仮止めする切欠部を設けた請求項1に記載のコンテナ連結具。
  3. 前記ハンドルをハンドル軸の軸方向にスライド自在に支持し、そのハンドルをスプリングによって外方向に押圧した請求項1又は2に記載のコンテナ連結具。
JP09905697A 1997-04-16 1997-04-16 コンテナ連結具 Expired - Lifetime JP3850947B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09905697A JP3850947B2 (ja) 1997-04-16 1997-04-16 コンテナ連結具
US09/059,442 US6164862A (en) 1997-04-16 1998-04-14 Container coupling tool
TW087105612A TW380110B (en) 1997-04-16 1998-04-14 Container connector
DE19816891A DE19816891C2 (de) 1997-04-16 1998-04-16 Container-Kupplung
KR1019980013574A KR100310020B1 (ko) 1997-04-16 1998-04-16 콘테이너연결구

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09905697A JP3850947B2 (ja) 1997-04-16 1997-04-16 コンテナ連結具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10291585A JPH10291585A (ja) 1998-11-04
JP3850947B2 true JP3850947B2 (ja) 2006-11-29

Family

ID=14237014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09905697A Expired - Lifetime JP3850947B2 (ja) 1997-04-16 1997-04-16 コンテナ連結具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3850947B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105668060B (zh) * 2016-03-03 2019-03-01 昆山吉海实业公司 一种集装箱公路运输用半自动锁

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10291585A (ja) 1998-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100310020B1 (ko) 콘테이너연결구
KR950004672B1 (ko) 콘테이너의 연결구
JP5368429B2 (ja) コンテナ連結金具
US4591307A (en) Corner fitting with retractable twist lock
KR102253300B1 (ko) 선적 컨테이너를 적소에 잠금하기 위한 컨테이너 모서리 잠금 장치
US4925226A (en) Manually operated cargo container hook apparatus
US4518186A (en) Automatic coupling device for loading platforms
JPH10299737A (ja) コンテナ連結具
WO2007120094A1 (en) Safety lock for coupling devices and use of the coupling device for lashing of containers.
US5791808A (en) Semi-automatic twistlock
JP3850947B2 (ja) コンテナ連結具
US5340181A (en) Hook apparatus for lifting a heavy object
JP3822944B2 (ja) コンテナ連結具
NZ221428A (en) Latchable connector for lifting line to concrete panel
JP3924165B2 (ja) コンテナ連結具
US3746377A (en) Coupler
US4641399A (en) Interconnecting container lock
JP3827795B2 (ja) コンテナの位置決め金具
US4294479A (en) Safety lifting hooks
GB2134080A (en) Cargo carriers
JPH0676097B2 (ja) コンテナ連結具
JPH055192Y2 (ja)
KR0139493Y1 (ko) 트레일러와 콘테이너 자동연결장치
JPH0239998Y2 (ja)
JPH0532286U (ja) 作業艇揚収装置の連結装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110908

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110908

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120908

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130908

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term