JPH0239998Y2 - - Google Patents

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JPH0239998Y2
JPH0239998Y2 JP17310887U JP17310887U JPH0239998Y2 JP H0239998 Y2 JPH0239998 Y2 JP H0239998Y2 JP 17310887 U JP17310887 U JP 17310887U JP 17310887 U JP17310887 U JP 17310887U JP H0239998 Y2 JPH0239998 Y2 JP H0239998Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば船舶の甲板上に複数段に積付
けられる上下のコンテナを連結するコンテナ連結
金具に係り、特に連結金具の上下を逆にして装着
するのを防止する誤装着防止構造の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、多数のコンテナを船舶に積載する場
合、その一部は船艙内に積付けらるが、他のもの
は、甲板上に例えば3段に積付けられる。
ところで、コンテナを多段に甲板積みする場
合、各コンテナを単に上下に積付けたのでは、船
の揺れ等により荷崩れするおそれがあるため、通
常は、例えば特開昭61−104986号公報、特開昭61
−113587号公報、あるいは特開昭61−113588号公
報等に示されているコンテナ連結金具を用い、上
段コンテナ下端の下部コーナキヤステイングと下
段コンテナ上端の上部コーナキヤステイングとを
相互に連結する方法が採られている。
ところで、前記従来のコンテナ連結金具を用い
て上下のコンテナを連結する場合、通常は、コン
テナを地上約1mの高さ位置まで吊上げて停止さ
せ、作業員が入力でコンテナ連結金具の上部コー
ンを下部コーナキヤステイングの孔に係止する。
そしてその後、この連結金具付きのコンテナ(上
段コンテナ)を、甲板上に予め載置されている1
段目あるいは2段目のコンテナ(下段コンテナ)
上に載置する。すると、オートロツク構造の下部
コーンが、下段コンテナの上部コーナキヤステイ
ングの孔に接触して強制的にオープン状態とな
り、その後オートロツク機構のばね圧で再びロツ
ク状態に戻されて上部コーナキヤステイングの孔
に係止される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上の構成を有する従来のコンテナ連結金具に
おいては、連結金具の上下を逆にして装着するの
を防止するため、下部コーンのみをオートロツク
構造にして上部コーンはオートロツク構造にしな
い方法、あるいは上部コーンと下部コーンの形状
を相互に異ならしめる方法、さらには上部コーン
と下部コーンの色を変える方法等種々の方策が採
られている。
ところが、これら従来の誤装着防止方法は、い
ずれも作業員の注意を喚起することにより誤装着
を防止する方法であるため、コンテナ連結金具の
取扱いに不慣れな作業員が作業を行なう場合に
は、コンテナ連結金具の上下を逆にして装着して
しまうおそれがある。そしてこの場合には、上下
のコンテナを連結できなくなつたり、あるいは仮
え連結できても、装着作業および取外し作業が非
常に面倒になるという問題がある。
本考案は、かかる現況に鑑みてなされたもの
で、上下を逆にしてコンテナに装着してしまうお
それが全くないコンテナ連結金具を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上段コンテナの下部コーナキヤステ
イングと下段コンテナの上部コーナキヤステイン
グとの間に配される連結金具本体と;この連結金
具本体を、軸廻りに回動可能に上下に貫通するシ
ヤフトと;このシヤフトの上端部に固設され、前
記下部コーナキヤステイングの孔に係脱される上
部コーンと;前記シヤフトの下端部に固設され、
前記上部コーナキヤステイングの孔に係脱される
下部コーンと;前記シヤフトを回動させて各コー
ンの各コーナキヤステイングの孔への係脱を行な
うオペレーシヨンハンドルと;前記連結金具本体
の下部コーナキヤステイングとの接触面からばね
圧で下方に突出する誤装着防止部材と;を備え、
前記下部コーンを下部コーナキヤステイングの孔
に挿入した際に、前記誤装着防止部材が下部コー
ナキヤステイングの下面に当接して下部コーンの
下部コーナキヤステイングの孔への係合を阻止す
るようになつていることを特徴とする。
〔作用〕
本考案に係るコンテナ連結金具においては、連
結金具本体の下部コーナキヤステイングとの接触
面からばね圧で下方に突出する誤装着防止部材が
設けられている。このため、コンテナ連結金具の
上下を逆にして下部コーンを下部コーナキヤステ
イングの孔に挿入しても、誤装着防止部材が下部
コーナキヤステイングの下面に当接して下部コー
ンの下部コーナキヤステイングの孔への係合が阻
止され、コンテナ連結金具の誤装着を完全に防止
することが可能となる。
なお、コンテナ連結金具を正規状態で使用する
場合には、下部コーンを上部コーナキヤステイン
グの孔に挿入した際に、誤装着防止部材が上部コ
ーナキヤステイングの上面に当接することになる
が、この場合には、上段コンテナの重量が誤装着
防止部材に作用することになるので、誤装着防止
部材はばね圧に抗し連結金具本体内に没入し、何
等故障なく下部コーンを上部コーナキヤステイン
グの孔に係合させることが可能となる。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案に係るコンテナ連結金具の一例
を示すもので、このコンテナ連結金具1は、上段
コンテナの下部コーナキヤステイング2と下段コ
ンテナの上部コーナキヤステイング3との間に配
される金具本体4を備えている。この金具本体4
の上面には、第1図,第2図および第4図に示す
ように前記下部コーナキヤステイング2の孔2a
の形状に倣つた概略長方形状をなす嵌入部5が一
体に設けられ、また金具本体4の下面には、第1
図ないし第3図に示すように前記上部コーナキヤ
ステイング3の孔3aの形状に倣つた概略長方形
状をなす嵌入部6が一体に設けられている。そし
てこの金具本体4には、前記両嵌入部5,6の中
央部を上下に貫通し中心軸O廻りに回動可能なシ
ヤフト7が設けられており、このシヤフト7の上
端部には上部コーン8が、また下端部には下部コ
ーン9がそれぞれ固設され、シヤフト7と一体に
作動するようになつている。
また前記シヤフト7の上下方向中央部には、第
1図ないし第3図に示すように先端が金具本体4
の開口部4aを通して金具本体4外にほぼ水平に
突出するオペレーシヨンハンドル10の基端が固
定されており、このオペレーシヨンハンドル10
は、第2図および第3図に一点鎖線で示す上部コ
ーン用オープンポジシヨンから二点鎖線で示す下
部コーン用オープンポジシヨンまで水平方向に揺
動可能となつている。そして前記両オープンポジ
シヨンの間には、第2図および第3図に実線で示
すように両コーン8,9をロツク状態にするロツ
クポジシヨンが形成されている。
前記各コーン8,9は、第1図ないし第5図に
示すように中心軸Oに直交する方向から見て概略
台形状あるいは山形状をなし、かつ中心軸O方向
から見て概略菱形状をなす形状に形成されてお
り、その稜線部には、第2図および第3図に示す
ように中心軸O方向から見てS字状に屈曲する接
触面11がそれぞれ形成されている。この接触面
11は、中心軸Oから点A,Bに向かつて下り勾
配をなし、かつ点Bから点Aに向かつて下り勾配
をなす曲面に形成されており、この接触面11
は、後に詳述するように各コーナキヤステイング
2,3の孔2a,3aの周縁に接触してロツク状
態の各コーン8,9を強制的にオープン状態にす
るためのガイド面をなしている。
すなわち、前記各コーン8,9は、第2図およ
び第3図に実線で示すようにオペレーシヨンハン
ドル10をロツクポジシヨンに位置させた際に
は、その端部が各嵌入部5,6の外形から外側に
突出した状態となつており、またオペレーシヨン
ハンドル10を、第2図および第3図に一点鎖線
で示す上部コーン用オープンポジシヨンおよび二
点鎖線で示す下部コーン用オープンポジシヨンに
位置させた際には、各コーン8,9の外形が各嵌
入部5,6の外形内に完全に位置するようになつ
ている。そして、オペレーシヨンハンドル10を
ロツクポジシヨンに位置させた状態で、各コーン
8,9を各コーナキヤステイング2,3に装着す
ることにより、各コーン8,9の接触面11が各
コーナキヤステイング2,3の孔2a,3aの周
縁に接触し、各コーン8,9に第2図および第3
図において反時計廻りの力が作用し、ロツク状態
の各コーン8,9が強制的に回動してオープン状
態となるようになつている。
一方、前記金具本体4内には、第6図に示すよ
うにオペレーシヨンハンドル10をロツクポジシ
ヨンに位置させた状態から、正逆両方向に対して
ばね圧で付勢するオートロツク機構12が組込ま
れており、このオートロツク機構12により、オ
ペレーシヨンハンドル10が常時ロツクポジシヨ
ンに保持されるようになつている。そしてオペレ
ーシヨンハンドル10は、第2図に実線で示すよ
うにロツクポジシヨンに保持さされた状態で、図
中右側に振られた状態となつており、これによ
り、コーナキヤステイング3,3をラツシングロ
ツドを用いて甲板上に固定する際に、オペレーシ
ヨンハンドル10がラツシングロツドに接触して
ラツシングできないといつた不具合を回避できる
ようになつている。
前記オートロツク機構12は、第6図ないし第
9図に示すようにシヤフト7からオペレーシヨン
ハンドル10とは逆の側に突出する作動片13
と、シヤフト7の図中反時計廻りの回動時にのみ
作動片13に連動して図中左方にスライドする連
動金具14aと、シヤフト7の図中時計廻りの回
動時のみ作動片13に連動して図中右方にスライ
ドする連動金具14bと、両連動金具14a,1
4bを常時離れる方向に押圧付勢するコイルスプ
リング15と、このコイルスプリング15の伸縮
作動およびそれに伴なう各連動金具14a,14
bのスライドをガイドするガイド軸16とを備え
ており、シヤフト7は、前記コイルスプリング1
5の押圧付勢力により両連動金具14a,14b
および作動片13を介し正逆両回動方向に対し付
勢され、これによりオペレーシヨンハンドル10
が常時ロツクポジシヨンに保持されるようになつ
ている。
前記金具本体4の嵌合部5には、第1図および
第2図に示すようにストツパピン17aとコイル
スプリング17bと押しボルト17cとからなる
仮固定機構17が組込まれており、この仮固定機
構17は、オペレーシヨンハンドル10を下部コ
ーン用オープンポジシヨンに位置させた際に、ス
トツパピン17aの先端がオペレーシヨンハンド
ル10の一側縁に係合し、前記オートロツク機構
12のばね圧に抗しオペレーシヨンハンドル10
を下部コーン用オープンポジシヨンに仮固定でき
るようになつている。
また、この仮固定機構17は、下部コーン9が
オートロツク機構12のばね圧で上部コーナキヤ
ステイング3の孔3aに係止される際には、孔3
aと嵌入部6との間のクリアランスにより、オペ
レーシヨンハンドル10が下部コーン用オープン
ポジシヨンの手前まで揺動してきて再びロツクポ
ジシヨンまで戻つてしまうので作動せず、したが
つて、人為的にオペレーシヨンハンドル10を下
部コーン用オープンポジシヨンまで揺動させた場
合にのみ作動するようになつている。
また前記金具本体4の両コーナキヤステイング
2,3の間に介装される部分には、第1図,第2
図、第10図および第11図に示すように誤装着
防止装置18が設けられている。
この誤装着防止装置18は、金具本体4の下部
コーナキヤステイング2上端面との接触面から下
方に突出する誤装着防止ピン18aと、この誤装
着防止ピン18aを突出方向に押圧付勢するコイ
ルスプリング18bと、このコイルスプリング1
8bの端部を支持する押しボトル18cとから構
成されており、前記誤装着防止ピン18aの金具
本体4からの突出寸法は、第11図に示すように
作業員が誤つて下部コーン9を下部コーナキヤス
テイング2の孔2aに挿入してしまつた場合に、
下部コーン9が孔2aを通過してしまわないだけ
の値に設定され、また前記コイルスプリング18
bのばね圧は、第11図に示す状態で作員員がコ
ンテナ連結金具1を上方に押し上げても、誤装着
防止ピン18aが金具本体4内に没入してしまわ
ないだけの値に設定されている。そしてこれによ
り、万一作業員が誤つて下部コーン9を下部コー
ナキヤステイング2の孔2aに挿入してしまつた
場合でも、下部コーン9が下部コーナキヤステイ
ング2の孔2aに係合されることがなくなつて誤
装着を防止できるようになつている。
次に、本実施例の作用について説明する。
コンテナ連結金具1の不使用状態においては、
第1図ないし第6図に示すようにオペレーシヨン
ハンドル10は、オートロツク機構12のばね圧
によりロツクポジシヨンに位置しており、上下の
各コーン8,9は、第2図および第3図に示すよ
うにその端部が嵌入部5,6の外形から外側に突
出した状態となつている。
この状態で、作業員がコンテナ連結金具1を把
持し、上部コーン8を下部コーナキヤステイング
2の孔2aにあてがつて上方に押し上げると、下
部コーナキヤステイング2の孔2aの周縁部が上
部コーン8の接触面11に接触し、上部コーン8
には、第2図において反時計廻りに回動させる力
が加えられる。
上部コーン8が、第2図において反時計廻りに
回動すると、これと一体のシヤフト7も同一方向
に回動し、オペレーシヨンハンドル10は、第7
図に示すロツクポジシヨンから第8図に示す上部
コーン用オープンポジシヨン側に揺動し始める。
すると、作動片13および連動金具14aを介し
てコイルスプリング15が圧縮され、シヤフト7
には、第7図に示す状態に戻そうとする力が作用
する。このため、上部コーン8が下部コーナキヤ
ステイング2の孔2aを完全に通過すると、第1
0図に示すように元の状態に自動的に復帰する。
すなわち、上部コーン8が下部コーナキヤステイ
ング2にオートロツクされる。
ところで、コンテナ連結金具1を下部コーナキ
ヤステイング2に装着する際に、作業員が誤つて
コンテナ連結金具1の上下を逆にし、下部コーン
9を下部コーナキヤステイング2の孔2aに挿入
しようとした場合には、誤装着防止装置18によ
り下部コーン9が下部コーナキヤステイング2の
孔2aに係止されず、これにより誤装着が防止さ
れる。
すなわち、下部コーン9を下部コーナキヤステ
イング2の孔2aにあてがつて上方に押し上げる
と、下部コーナキヤステイング2の孔2aの周縁
部が下部コーン9の接触面11に接触し、下部コ
ーン9には、第3図において反時計廻りに回動さ
せる力が加えられ、下部コーン9の前記孔2aへ
の挿入が許容される。
ところが、下部コーン9の先端がある程度孔2
aに挿入されると、第11図に示すように誤装着
防止装置18の誤装着防止ピン18aの先端が下
部コーナキヤステイング2の下面に当接し、下部
コーン9がそれ以上孔2aに挿入されるのを阻止
する。このため、下部コーン9は孔2aに係合さ
れず、作業者は誤装着であることを即座に知るこ
とができる。したがつて、下部コーナキヤステイ
ング2の孔2aには、上部コーン8のみが係合さ
れることになる。
このようにして、上部コーン8を下部コーナキ
ヤステイング2に装着したならば、コンテナ連結
金具1が装着されたコンテナ(上段コンテナ)を
吊上げ、甲板上の1段目あるいは2段目のコンテ
ナ(下段コンテナ)の上に載置する。すると、下
部コーン9の接触面11が下段コンテナの上部コ
ーナキヤステイング3の孔3aの周縁部に接し、
下部コーン9には、第3図において反時計廻りに
回動させる力が加えられる。
下部コーン9が、第3図において反時計廻りに
回動すると、これと一体のシヤフト7も同方向に
回動し、オペレーシヨンハンドル10は、第7図
に示すロツクポジシヨンから第9図に示す下部コ
ーン用オープンポジシヨン側に揺動し始める。す
ると、作動片13および連動金具14bを介して
コイルスプリング15が圧縮され、シヤフト7に
は、第7図に示す状態に戻そうとする力が作用す
る。このため、下部コーン9が上部コーナキヤス
テイング3の孔3aを完全に通過すると、下部コ
ーン9はロツク状態に自動的に復帰する。すなわ
ち、下部コーン9が上部コーナキヤステイング3
にオートロツクされる。
ところで、この場合にも、下部コーン9を下部
コーナキヤステイング2の孔2aに挿入する場合
と同様、下部コーン9の先端がある程度孔3aに
挿入されると、誤装着防止装置18の誤装着防止
ピン18aの先端が上部コーナキヤステイング3
の上面に当接することになるが、この場合には、
上段コンテナの重量が誤装着防止ピン18aに加
わるので、誤装着防止ピン18aはコイルスプリ
ング18bの付勢力に抗し金具本体4内に没入
し、何等支障なく下部コーン9を上部コーナキヤ
ステイング3に装着することができる。
なお、前記実施例においては、上下のコーン
8,9がともにオートロツク構造をなすコンテナ
連結金具1を例に採つて説明したが、下部コーン
9のみがオートロツク構造のコンテナ連結金具
等、他の構造のコンテナ連結金具にも同様に適用
することができる。
また、誤装着防止装置18は、誤装着防止ピン
18aを用いたものに限らず、例えば、長手方向
中間部を支点として揺動するアームの一端をスプ
リングで付勢し、アームの他端を金具本体4から
突出させるようにしたもの等、他の構造の誤装着
防止部材を用いるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係るコンテナ連
結金具は、連結金具本体の下部コーナキヤステイ
ングとの接触面からばね圧で下方に突出する誤装
着防止部材を有しているので、誤装着が物理的に
阻止され、取扱いに不慣れな作業員が装着作業を
行なつても、コンテナ連結金具の上下を逆にして
コンテナに装着してしまうおそれが全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すコンテナ連結
金具の正面図、第2図は第1図の平面図、第3図
は第1図の底面図、第4図は第1図の右側面図、
第5図はコンテナ連結金具の概略斜視図、第6図
は第1図の−線拡大断面図、第7図は第6図
の要部拡大図、第8図はオペレーシヨンハンドル
と上部コーン用オープンポジシヨンに位置させた
際の第7図相当図、第9図はオペレーシヨンハン
ドルを下部コーン用オープンポジシヨンに位置さ
せた際の第7図相当図、第10図および第11図
は誤装着防止装置の効果をそれぞれ示す説明図で
ある。 1……コンテナ連結金具、2……下部コーナキ
ヤステイング、2a,3a……孔、3……上部コ
ーナキヤステイング、4……金具本体、7……シ
ヤフト、8……上部コーン、9……下部コーン、
10……オペレーシヨンハンドル、12……オー
トロツク機構、17……仮固定機構、18……誤
装着防止装置、18a……誤装着防止ピン、18
b……コイルスプリング、18c……押しボル
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上段コンテナの下部コーナキヤステイングと
    下段コンテナの上部コーナキヤステイングとの
    間に配される連結金具本体と;この連結金具本
    体を、軸廻りに回動可能に上下に貫通するシヤ
    フトと;このシヤフトの上端部に固設され、前
    記下部コーナキヤステイングの孔に係脱される
    上部コーンと;前記シヤフトの下端部に固設さ
    れ、前記上部コーナキヤステイングの孔に係脱
    される下部コーンと;前記シヤフトを回動させ
    て各コーンの各コーナキヤステイングの孔への
    係脱を行なうオペレーシヨンハンドルと;前記
    連結金具本体の下部コーナキヤステイングとの
    接触面からばね圧で下方に突出する誤装着防止
    部材と;を備え、前記下部コーンを下部コーナ
    キヤステイングの孔に挿入した際に、前記誤装
    着防止部材が下部コーナキヤステイングの下面
    に当接して下部コーンの下部コーナキヤステイ
    ングの孔への係合を阻止することを特徴とする
    コンテナ連結金具。 2 オペレーシヨンハンドルは、先端が連結金具
    本体からほぼ水平に突出して水平方向に揺動可
    能となつていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のコンテナ連結金具。 3 上部コーンは、オペレーシヨンハンドルを揺
    動方向一端の上部コーン用オープンポジシヨン
    に位置させた際に下部コーナキヤステイングの
    孔との係合が解除されるとともに、オペレーシ
    ヨンハンドルを揺動方向中間のロツクポジシヨ
    ンに位置させた際に下部コーナキヤステイング
    の孔に係止されるようになつており、かつ下部
    コーンは、オペレーシヨンハンドルを揺動方向
    他端の下部コーン用オープンポジシヨンに位置
    させた際に上部コーナキヤステイングの孔との
    係合が解除されるとともに、オペレーシヨンハ
    ンドルを前記ロツクポジシヨンに位置させた際
    に上部コーナキヤステイングの孔に係止される
    ようになつていることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第2項記載のコンテナ連結金具。 4 オペレーシヨンハンドルは、連結金具本体内
    に組込まれ連結金具の可動部分を正逆両方向に
    対しばね圧で付勢するオートロツク機構によ
    り、常時ロツクポジシヨンに保持されているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第3項
    記載のコンテナ連結金具。 5 連結金具本体は、下部コーン用オープンポジ
    シヨンでオートロツク機構のばね圧に抗し連結
    金具の可動部分を仮固定する仮固定機構を有し
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第4項記載のコンテナ連結金具。
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