JP3826109B2 - 運搬具およびそれを用いた固定方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、コイル状に巻かれた鋼材等の重量のある運搬物を車両に積載して運搬するための運搬具およびそれを用いた固定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
運搬物の運搬は、運搬手段としてトラック、トレーラあるいは船舶がよく用いられている。転がりやすい形状を成している運搬物をトラック等に積載し安全に運搬するためには、それに適した運搬具が必要とされ、その固定方法も特殊である。転がりやすい円環形状をした運搬物をトラック等により運送するために、従来より特殊な運搬具を用いて積載し固定する方法が種々提案されている(例えば、特許文献1〜特許文献6)。これらの提案には、コイル状運搬物の運搬にパレットを用いること(特許文献1参照)や、コイル状運搬物の外周側面に架台を当接すること(特許文献2、3、5、6参照)、スタンションを運搬物の円環状平面に支持させる(特許文献4、5参照)など様々なものが提案されている。また運搬物も様々なものがあり、直径が1000〜1600mm、重量が5〜10t程度の大きな運搬物を運搬する場合もある。運搬物の幅も様々である。
【0003】
一方、長距離運搬には、トラック、トレーラによる運搬に加えて、ターミナル駅間を貨物列車により輸送することが行われている。貨物列車による輸送は、運行ダイヤグラム通りで渋滞による影響もなく、ターミナル駅への到着時刻が正確であること、長距離輸送に利用すれば輸送時間の短縮化を図ることができること、CO2排出量を削減できることなどのメリットがある。したがって、重量のある運搬物についても、トラック、トレーラによる運搬に加えて、貨物列車による運搬を安全に行うことができる運搬具およびそれを用いた固定方法が要望されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−54550号公報
【特許文献2】
特開2001−315780号公報
【特許文献3】
特開2001−278379号公報
【特許文献4】
特開2000−247392号公報
【特許文献5】
特開平11−342945号公報
【特許文献6】
特開昭53−53487号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、安全運搬上、トラックやトレーラあるいは貨物列車は急停車を余儀なくされる場合がある。特に、貨物列車の場合、各車両の連結時や、急停車時において非常に大きな慣性力が発生し易く、運搬物に生じる車両前後方向の慣性力が極めて大きい。更には、発進時においても、大きな慣性力が生じうる。一方で、重量のある運搬物であっても、高速輸送可能な貨物列車に対応して運搬物を強固に固定することができれば、その固定方法はトラック、トレーラあるいは船舶にも十分適用できるため、運搬物をトラック、トレーラ、船舶、貨物列車間で相互に積み替えて運搬することも可能となる。
【0006】
そこで、本発明は、重量のある運搬物を、荷崩れしないように強固に固定するための運搬具およびその運搬具を用いた固定方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る運搬具は、スタンションを立設するためのスタンションスポットが設けられた載置台に、中空部を有する運搬物を、この中空部の中心軸を運搬進行方向と平行にして固定する運搬具において、運搬進行方向と平行に載置台に敷設され、運搬物を左右両側から支持する架台と、運搬物を運搬進行方向の前後から挟むように配置する一対の尺角と、一対の尺角により運搬物を運搬進行方向の前後から挟んだ状態で、運搬進行方向の前後から挟むように立設する一対のスタンションと、運搬物の中空部に挿通され、一対のスタンションを尺角の上端より高い位置で引っ張る第1の引張り手段とを備えることを特徴とする(請求項1)。
【0008】
この運搬具により、架台を運搬進行方向と平行に載置台に敷設して運搬物を左右両側から支持させることで、左右方向への荷崩れを防止することができる。また一対の尺角により運搬物を運搬進行方向の前後から挟み、一対のスタンションにより、一対の尺角を運搬進行方向の前後から挟む。そして、第1の引張り手段を運搬物の中空部に挿通し、第1の引張り手段を一対のスタンションの間で尺角の上端より高い位置で引っ張ることにより、尺角からスタンションへ加わる荷重の荷重点が、スタンションの下方における下方支持点と、スタンションの上方の第1の引張り手段の位置における上方支持点との間にあるため、運搬物に運搬進行方向へ強い集中荷重が加わったとしても、集中荷重を分散して安定的かつ強固に運搬物を載置台に固定することができる。
【0009】
さらに、運搬具には、載置台に載置した運搬物を、運搬進行方向に対する垂直方向において、上側から掛けられて載置台に固縛する固縛手段を備えるとよい(請求項2)。このような固縛手段を用いることで、運搬進行方向に対して垂直方向の固定をより強固にすることができる。
【0010】
さらに、運搬具には、運搬進行方向に延在する鉛直平面内において、載置台に対してスタンションを所定の高さから下向き斜めに引張る第2の引張り手段を備えてもよい(請求項3)。この第2の引張り手段を用いることで、スタンションを運搬進行方向により強固に固定することができる。
【0011】
本発明に係る運搬具を用いた固定方法は、スタンションを立設するためのスタンションスポットが設けられた載置台に、中空部を有する運搬物を、この中空部の中心軸を運搬進行方向と平行にして固定する運搬具を用いた固定方法において、架台を運搬進行方向と平行に載置台に敷設し、運搬物を左右両側から支持するステップと、一対の尺角により運搬物を運搬進行方向の前後から挟むと共に、一対のスタンションを運搬進行方向の前後から一対の尺角を挟むように立設するステップと、第1の引張り手段により運搬物の中空部に挿通し、一対のスタンションを尺角の上端より高い位置で引っ張るステップとを含むことを特徴とする(請求項4)。
【0012】
この方法により、架台により運搬物の左右方向への荷崩れを防止することができる。また、運搬物が一対の尺角と一対のスタンションにより運搬進行方向の前後から挟まれ、第1の引張り手段が運搬物の中空部に挿通されてスタンション間で尺角の上端よりも高い位置で張られるので、尺角からスタンションへ加わる荷重点が、スタンションの下方支持点と、スタンションの上方の第1の引張り手段の位置における上方支持点との間にあるため、運搬物に運搬進行方向へ集中荷重が加わったとしても、集中荷重を分散して安定的かつ強固に運搬物を載置台に固定することができる。
【0013】
本発明に係る運搬具は、スタンションを立設するためのスタンションスポットが設けられた載置台に運搬物を固定する運搬具において、運搬進行方向と平行に載置台に敷設され、運搬物を左右両側から支持する架台と、運搬物を運搬進行方向の前後から挟むように配置する一対の尺角と、一対の尺角により運搬物を運搬進行方向の前後から挟んだ状態で、運搬進行方向の前後から挟むように立設する一対のスタンションとを備え、スタンションは、スタンションスポット内に差し込まれる互いに平行な2本の立設部とこの立設部間を連結する連結部とから門型を成し、この連結部は運搬進行方向と平行になる向きに延在するように配置されることを特徴とする(請求項5)。
【0014】
この運搬具により、架台を運搬進行方向と平行に載置台に敷設して運搬物を左右両側から支持させることで、左右方向への荷崩れを防止することができる。また、一対の尺角により運搬物を運搬進行方向の前後から挟むように配置する。そして、一対の門型のスタンションを、その連結部が運搬進行方向と平行となる向きに延在するように配置するため、尺角からスタンションへ加わる強い荷重をスタンション全体で確実に受けることができ、運搬進行方向に対して安定的かつ強固に運搬物を載置台に固定することができる。
【0015】
さらに、運搬具は、載置台に載置した運搬物を、運搬進行方向に対する垂直方向において、上側から掛けられて載置台に固縛する固縛手段を備えるとよい(請求項6)。この固縛手段を用いることで、運搬進行方向に対して垂直方向の固定をより強固にすることができる。
【0016】
本発明に係る運搬具を用いた固定方法は、スタンションを立設するためのスタンションスポットが設けられた載置台に、運搬物を固定する運搬具を用いた固定方法において、架台を運搬進行方向と平行に載置台に敷設し、運搬物を左右両側から支持する第1のステップと、一対の尺角により運搬物を運搬進行方向の前後から挟むように配置すると共に、一対のスタンションを一対の尺角を運搬進行方向の前後から挟むように立設する第2のステップとを含むものであり、第2のステップにおいて、スタンションはスタンションスポット内に差し込まれる互いに平行な2本の立設部とこの立設部間を連結する連結部とから門型を成し、この連結部を運搬進行方向と平行になる向きに延在させるように配置することを特徴とする(請求項7)。
【0017】
この方法により、架台によって左右方向への荷崩れを防止することができる。また、一対の尺角により運搬物が運搬進行方向の前後から挟まれるように配置される。そして、一対の門型のスタンションを、その連結部が運搬進行方向と平行となる向きに延在するように配置されるため、尺角からスタンションへ加わる強い荷重をスタンション全体で確実に受けることができ、運搬進行方向に対して安定的かつ強固に運搬物を載置台に固定することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、中空部を有する運搬物としてコイル状運搬物(以下、「コイル」という)を例に挙げ、コイルを載置台に固定する運搬具とそれを用いた運搬方法について詳細に説明する。
【0019】
<第1の実施の形態>
図1〜図3に示すように、コイル18A,18B(例えば、重量のある帯鋼コイル、鋼線財コイル)は運搬物であり、載置台としてコンテナ10が用いられる。コンテナ10は、その長手方向を車両の進行方向と合わせた向きで、トラック、トレーラ、貨物列車などの車両に搭載される。コンテナ10の上面10aには、矩形のスタンションスポット12が、長手方向(運搬進行方向X)に延在するA列、B列、C列上に所定の間隔で穿設されている。また、コンテナ上面10aの左右には、所定箇所にラッシングリングなどの係止具36A,36B,36C,36Dが設けられている。
【0020】
このコンテナ10にコイル18A、18Bを固定するための運搬具には、(a)一対の架台16A,16Bと、(b)A列,C列にあるスタンションスポット12に差し込まれて立設させるスタンション14と、(c)一対の尺角22A,22Bと、(d)B列のスタンションスポット12に差し込まれて立設させる前後一対のスタンション24A,24Bと、(e)コイル18Aとコイル18Bとで挟持されるスペーサ20A,20Bと、(f)矢板26A,26Bと、(g)スタンション24A,24B間を連結するワイヤ(第1の引張り手段)28と、(h)コイル18A,18Bを上側から掛けて固縛するワイヤ(固縛手段)32,34と、(i)スタンション24A,24Bとコンテナ10の上面10aとの間で張り渡されるワイヤ(第2の引張り手段)38,40とが用いられる。
【0021】
架台16A,16Bは、棒状の角状木材であり、長手方向の一辺が面取りされた台形の断面形状を有する。架台16A,16Bの長さは、複数のコイル18A,18Bを支持するのに十分な長さを有する。架台16A,16Bは、コイル18A,18Bを左右両側から支持するために、運搬進行方向Xと略平行に敷設される。なお、コイル18A,18Bを架台16A,16B上に載せることを考慮して、架台16A,16Bは、面取りされた斜面16A−1,16B−1を内側上向きにして、コンテナ上面10aに敷設される。更に、架台16A,16Bは、A列、C列のスタンションスポット12に差し込まれたスタンション14と当接することで、位置決めされる。
【0022】
一対の尺角22A、22Bは、コイル18A,18Bを運搬進行方向Xの前後から挟むように配置するものである。これに対して、一対のスタンション24A,24Bは、運搬進行方向Xの前後から、一対の尺角22A,22Bを挟むように立設させるものである。各スタンション24A,24Bは、その上端部が、尺角22A,22Bの上端よりも高く位置すると共に、コイル18A,18Bの中空部Sの最下端よりも高くなるような十分長いものである。これによって、スタンション24A,24B間をワイヤ(第1の引張り手段)28で連結することができる。
【0023】
直方体形状のスペーサ20A,20Bは、コイル18A,18Bの間に挟まれるように配置され、コイル18A,18Bが互いに接触することを回避させ、運搬中のコイル18A,18Bの損傷を防止する。スペーサ20A,20Bはコイル18A,18Bの間隙の上方及び下方に配置される。
【0024】
矢板26A,26Bは、尺角22A,22Bによるコイル18A、18Bへの押圧力を発生させるためのものであり、くさび形の断面を有している。一方の矢板26Aは、スタンション24Aと尺角22Aの境界に上側から打ち込まれ、他方の矢板26Bは、スタンション24Bと尺角22Bの境界に上側から打ち込まれる。
【0025】
ワイヤ(第1の引張り手段)28は、コイル18A,18Bの中空部Sを挿通し、スタンション24A、24B間で連結されて、尺角22A,22Bの上端より高い位置でスタンション24A、24を引っ張るものである。なお、スタンション24A,24Bの素材は、SPA、SM490などの鉄鋼が好ましい。
【0026】
運搬進行方向Xに対する垂直方向において、一方のワイヤ32(固縛手段)は、上方からコイル18Aの周面に掛けられて、コイル18Aをコンテナ上面10aに固縛する。同様に、他方のワイヤ34(固縛手段)は、運搬進行方向Xに対する垂直方向において、上方からコイル18Bの周面に掛けられて、コイル18Bをコンテナ上面10aに固縛する。各ワイヤ32、34を用いることで、運搬進行方向Xに対する垂直方向において、コイル18A,18Bの固定をより強固にすることができる。
【0027】
ワイヤ(第2の引張り手段)38は、運搬進行方向Xに延在する鉛直平面内において、コンテナ上面10aに向けてスタンション24Aを所定の高さから下向き斜めに引っ張るものである。同様に、ワイヤ(第2の引張り手段)40は、運搬進行方向Xに延在する鉛直平面内において、コンテナ上面10aに向けてスタンション24Bを所定の高さから下向き斜めに引っ張るものである。このようなワイヤ38,40を用いることで、スタンション24A,24Bを運搬進行方向Xにより強固に固定することができる。
【0028】
次に、この運搬具を用いて、コイル18A,18Bをコンテナ上面10aに固定する方法について説明する。まず、図1〜図3に示すように、コンテナ上面10aに設けられた左右のA列およびC列のスタンションスポット12内に、スタンション14を差し込んで、複数本のスタンション14を鉛直方向に立設させる。そして、一対の架台16A,16Bを、運搬進行方向Xと平行なA列およびC列に立設されたスタンション14の内側に当接されるように敷設する
【0029】
そして、クレーンなどを利用して吊り上げられたコイル18A,18Bは、その中空部Sの中心軸が運搬進行方向Xと平行になるようにしてコンテナ上面10aに降ろされる。このとき、コイル18A,18Bの周面は架台16A,16Bによって左右両側から支持される。コイル18A,18Bの間隙の上方及び下方には、スペーサ20A,20Bを配置する。これにより、コイル18A,18Bが互いに接触することを避けることができ、運搬中のコイル18A,18Bの損傷を防止できる。
【0030】
さらに、一対の直方体の尺角22A,22Bをコンテナ上面10a上に置き、一対の尺角22A,22Bで、コイル18A,18Bを運搬進行方向Xの前後から挟む。さらに、尺角22A,22Bを運搬進行方向Xの前後から挟むように、スタンション24A,24Bを中央B列のスタンションスポット12に差し込んで立設させる。このとき、スタンション24A,24Bの上端部は、尺角22A,22Bの上端よりも高く位置すると共に、かつコイル18A,18Bの中空部Sの最下端よりも高くなっている。
【0031】
次に、図3および図4に示すように、矢板26Aをスタンション24Aと尺角22Aの境界に上側から打ち込む。同様に、くさび形の矢板26Bをスタンション24Bと尺角22Bの境界に上側から打ち込む。矢板26A,26Bを打ち込むことにより、尺角22A,22Bでコイル18A,18Bを押圧する力が発生する。その後、ワイヤ28をコイル18A,18Bの中空部S内に挿通させ、尺角24A,24Bの上端より高い位置でスタンション24A,24Bの間をワイヤ28で連結し、スタンション24A,24Bを所定の緊張状態まで引っ張る。
【0032】
ここで、ワイヤ28でスタンション24A,24B間を連結する例として、代表的な例を図5に示す。スタンション24A,24Bには、外側に複数の係止具30a,30bを上下方向に列をなすように設けておく。これに対し、ワイヤ28の一端部にはリング28aを設け、他端部にはフック付荷締機28bを設けておく。そして、係止具30a,30bの中で同じ高さのものを1つずつ選択して、その係止具30a,30bにワイヤ28を挿通する。さらに、リング28aとフック付荷締機28bを引き合わせ、フック付荷締機28bのフック部をリング28aに引っ掛け、フック付荷締機28bの操作によりワイヤ28を所定の緊張状態まで引っ張る。各スタンション24A,24Bにおいて、複数の係止具30a,30bは、ワイヤ28を引張する高さを調節することができるので、積載するコイル18A,18Bの大きさによって中空部Sの位置が異なるような場合でも対応可能である。なお、スタンション24A,24Bを引っ張る手段は、上記のようなワイヤ28の代わりに、スタンション24A,24Bに係止するフックを有する鎖あるいは鉄棒等であってもよい。
【0033】
さらに、図1〜図3に示すように、運搬進行方向Xに対する垂直方向において、上側からコイル18Aの周面にワイヤ32を掛けるようにして、コイル18Aをコンテナ上面10aに固縛する。同様に、ワイヤ34により、運搬進行方向Xに対する垂直方向において、上側からコイル18Bの周面に掛けるようにして、コイル18Bをコンテナ上面10aに固縛する。
【0034】
ここで、ワイヤ32,34の構成と固縛の仕方について説明する。図2に示すように、ワイヤ32はその両端にフック32a,32bを有し、その途中にリングとフック付荷締機から成る荷締部32cが設けられている。一方のフック32aは、コンテナ上面10aに設けられた一方の係止具36Aに係止させ、他方のフック32bは、コンテナ上面10aに設けられた他方の係止具36Cに係止させる。そして、荷締部32cを用いてワイヤ32を所定の緊張状態まで張ってコイル18Aを固縛する。
【0035】
同様に、ワイヤ34も、その両端にフック34a,34bを有し、その途中にリングとフック付荷締機から成る荷締部34cが設けられている。一方のフック34aは、コンテナ上面10aに設けられた一方の係止具36Bに係止させ、他方のフック34bは、コンテナ上面10aに設けられた他方の係止具36Dに係止させる。そして、荷締部34cを用いてワイヤ34を所定の緊張状態まで張ってコイル18Bを固縛する。係止具36A〜36Dはラッシングリングなどがよい。
【0036】
さらに、運搬進行方向Xに延在する鉛直平面内において、コンテナ上面10aに向けて、スタンション24A,24Bの所定の高さから下向き斜めにワイヤ38,40をそれぞれ張る。この場合、ワイヤ38,40をスタンション24A,24Bに掛ける高さは、ワイヤ28をスタンション24A,24Bに掛ける高さである。
【0037】
ここで、ワイヤ38,40の構成と張り方について説明する。図3に示すように、ワイヤ38はその両端にフック38a,38bを有し、ワイヤ38の途中には、リングとフック付荷締機から成る荷締部38cが設けられている。一方のフック38aをコンテナ上面10aの前端に設けられた係止具36Eに掛け、他方のフック38bをスタンション24Aの係止具30aに掛ける。そして、荷締部38cの操作によりワイヤ38を所定の緊張状態まで張る。
【0038】
ワイヤ40も同様に、その両端にフック40a,40bを有し、ワイヤ40の途中には、リングとフック付荷締機から成る荷締部40cが設けられている。一方のフック40aをコンテナ上面10aの後端に設けられた係止具36Fに掛け、他方のフック40bをスタンション24Bの係止具30bに掛ける。そして、荷締部40cの操作によりワイヤ40を所定の緊張状態まで張る。係止具36E,36Fも係止具36A〜Dと同様にラッシングリングなどがよい。
【0039】
次に、図6を参照して、スタンション24A,24B及びワイヤ28にかかる力学的作用について説明する。なお、スタンション24A,24Bの下端部がコンテナ上面10aに穿設されたスタンションスポット12に埋設されていることを考慮する。
【0040】
ここで、連結した貨物車両が急停車した場合を想定すると、矢印X方向が運搬進行方向であるから、各車両の急停車により生じる非常に大きな慣性力により、尺角22Aの上端部から大きな集中荷重Fが運搬進行方向Xに加わる。このとき、スタンション24Aの支持点としては、その最下端であって後側の支持点42a、コンテナ上面10aの位置における前側の支持点42bが想定される。そして、スタンション24Aがワイヤ28により引っ張られる着力点を支持点と考えれば、スタンション24Aに集中荷重Fが加わる荷重点は、下方の支持点42bと上方の支持点42eの間に存在することになる。よって、集中荷重Fを支持点42b,42eで支持することができるので、集中荷重Fは分散され、支持点42bにかかる荷重が軽減される。このようにして、大きな集中荷重に対し安定した強固な固定構造が実現できる。
【0041】
なお、この力学的作用は、貨物車両を連結するとき、車両が急発進するとき、あるいは車両がバックしているときの急停車時も同様である。
【0042】
また、運搬するコイルが1つである場合、図7および図8に示すように、コイル18を尺角22A,22Bで直接挟持すればよい。また、尺角22A,22Bに対してそれぞれ1本ずつスタンション24A,24Bを立設したが、固定強化のため尺角22Aに対して複数本のスタンション24Aを立設し、尺角22Bに対して複数本のスタンション24Bを立設させてもよい。このとき、ワイヤ28を複数本用意し、コイル18A,18Bの中空部Sを各ワイヤ28が挿通するようにして、スタンション24A,24B間でワイヤ28を張る。また、運搬物は円環状のコイルであったが、運搬物がコイルのような円環状でなくとも、中空部を有する運搬物であればよく、例えば外周が多角形等であっても運搬物を固定することが可能である。
【0043】
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態について、運搬具を用いた運搬物の固定状態を図9〜図11に示す。このコンテナ10にコイル18A、18Bを固定するための運搬具には、一対の架台16A,16Bと、A列,C列に立設するスタンション14と、B列のスタンションスポット12に立設する門型形状の一対のスタンション44A,44Bと、コイル18A,18B間を離間させた間隙に挟持させるスペーサ20A,20Bと、矢板26A,26Bと、コイル18A,18Bを上側から掛けて固縛するワイヤ32,34とが用いられる。
【0044】
第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、コイル18A,18Bに挿通するワイヤ28は用いずに、門型のスタンション44A,44Bを用いる点である。門型のスタンション44A,44Bはそれぞれ、2本の立設部44A−1,44A−2とこれを連結する連結部44A−3から成る。スタンション44A,44Bの高さは、スタンションスポット12に差し込んだときに尺角22A,22Bと略同じ高さになるように設計することが望ましい。
【0045】
次に、これらの運搬具を用いて、コイル18A,18Bをコンテナ上面10aに固定する方法について説明する。まず、第2の実施の形態において、
(a)架台16A,16Bを運搬進行方向Xと平行に、コンテナ上面10aに敷設し、架台16A,16BとA列およびC列に立設したスタンション14とにより、コイル18A,18Bを左右両側から支持すること、
(b)コイル18A,18Bを、コンテナ上面10a上にコイル18A,18Bの中心軸が車両進行前後方向と平行に載置すること、
(c)運搬進行方向Xの前後からコイル18A,18Bを挟むように、尺角22A,22Bを配置すること、
は、上述の第1の実施の形態と共通する。
【0046】
さらに、運搬進行方向Xの前後から、尺角22A,22Bを、スタンション44A,44Bによって挟むように、スタンション44A,44Bの立設部44A−1,44A−2,44B−1,44B−2はB列のスタンションスポット12に差し込まれる。このとき、スタンション44A,44Bの連結部44A−3,44A−3が、運搬進行方向Xと平行に延在するように、立設部44A−1,44A−2,44B−1,44B−2は、スタンションスポット12に差し込まれる。スタンション44Bも同様に、その連結部44A−3が、運搬進行方向Xと平行に延在するようにスタンションスポット12に差し込む。スタンション44A,44Bがスタンションスポット12に差し込まれて立設している状態では、スタンション44A,44Bと尺角22A,22Bは設計上略同じ高さになる。
【0047】
そして、図9、図11に示すように、くさび形の矢板26Aを、スタンション44Aと尺角22Aの境界に上側から打ち込む。同様に、くさび形の矢板26Bをスタンション44Bと尺角22Bの境界に上側から打ち込む。矢板26A,26Bを打ち込むことによって、尺角22A,22Bによりコイル18A,18Bを押圧する力が発生する。
【0048】
さらに、図9,図10に示すように、ワイヤ(固縛手段)32により、運搬進行方向Xに対して垂直方向に、上側からコイル18Aの周面に掛けるようにして、コイル18Aをコンテナ上面10aに固縛する。同様に、ワイヤ(固縛手段)34により、運搬進行方向Xに対して垂直方向に、上側からコイル18Bの周面に掛けるようにして、コイル18Bをコンテナ上面10aに固縛する。
【0049】
次に、図12を参照して、本第2の実施の形態の力学的作用について説明する。なお、スタンション44Aの立設部44A−1,44A−2がコンテナ上面10aに穿設されたスタンションスポット12に差し込まれていることを考慮する。
【0050】
ここで、連結した貨物車両が急停車した場合を想定すると、矢印X方向が進行方向Xであるから、各車両の急停車により生じる非常に大きな慣性力により、尺角22Aの上端部から大きな集中荷重Fが運搬進行方向Xに加わる。このような状態のとき、スタンション44Aは、その最下端の後側の支持点46a,46bと、コンテナ上面10aの位置における前側の支持点46c,46dが想定される。更に、スタンション44Aの連結部44A−3の高さが、集中荷重Fを受ける尺角22Aの上端部と略同じ高さであるので、スタンション44Aに加わる強い荷重をスタンション44全体で確実に受けることができる。したがって、コイル18A,18Bを運搬進行方向Xに対して安定的かつ強固に固定することができる。さらに、第1の実施の形態と比較して、スタンション間にワイヤを連結する作業が不要であるので作業性がよい。
【0051】
なお、運搬するコイルが1つである場合、図13および図14に示すようにコイル18を尺角22A、22Bで直接挟持すればよい。また、運搬物は円環状のコイルであったが、運搬物に中空部があることは必要でなく、例えば円盤状、ドラム状の運搬物あるいは直方体状運搬物等でも固定することができる。また、尺角22A,22Bに対してそれぞれ1本ずつスタンション44A,44Bを立設したが、尺角22Aに対して、複数本のスタンション44Aを、連結部44A−3が運搬進行方向Xと平行に延在する向きにして立設させ、尺角22Bに対して、複数本のスタンション44Bを、連結部44B−3が運搬進行方向Xと平行に延在する向きにして立設させてもよい。
【0052】
以上、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記第1および第2の実施の形態において、尺角22A,22Bの素材は木材に限らず、適宜選択してもよい。また、載置台としてコンテナを用いる場合は、側面にフォークリフトの爪部を挿入するフォークポケットが設けてられているものが用いられる。また、運搬物であるコイルの外周面を固縛するワイヤはコイル一つにつきワイヤ1本であったが、これに限らず、必要に応じて運搬物1つにつき複数本で固縛してもよい。また、一対の架台の代わりに、上面がV字状に凹んだ一体形状の架台であってもコイルの外周面を下から保持することができる。また、スペーサは、コイル18A、18Bとほぼ同じ直径を有する円板状あるいは円環状の部材であってもよく、形状や大きさは適宜設計できる。
【0053】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明に係る運搬具およびその運搬具を用いた固定方法よれば、重量のある運搬物を荷崩れしないように強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る運搬具の第1の実施の形態を示す斜視図。
【図2】図1におけるコイルの固定状態を示す正面図。
【図3】図1におけるコイルの固定状態を示す側面図。
【図4】矢板を尺角とスタンションとの境界に打ち込む様子を示す斜視図。
【図5】スタンションを示す図。
【図6】スタンション、ワイヤ及び尺角に対する力学的作用を模式的に説明する図。
【図7】第1の実施の形態に係る運搬具を用いて単一のコイルを載置台上で固定している状態を示す斜視図。
【図8】図7におけるコイルの固定状態を示す側面図。
【図9】第2の実施の形態に係る運搬具を用いて複数のコイルを載置台上で固定している状態を示す斜視図。
【図10】図9におけるコイルの固定状態を示す正面図。
【図11】図9におけるコイルの固定状態を示す側面図。
【図12】スタンション及び尺角に対する力学的作用を模式的に説明する図。
【図13】第2の実施の形態に係る運搬具を用いて単一のコイルを載置台上で固定している状態を示す斜視図。
【図14】図13におけるコイルの固定状態を示す側面図。
【符号の説明】
10…コンテナ(載置台)、10a…コンテナ上面、12…スタンションスポット、14,24A,24B,44A,44B…スタンション、16A,16B…架台、18,18A,18B…コイル(運搬物)、20A,20B…スペーサ、22A,22B…尺角、26A,26B…矢板、28…ワイヤ(第1の引張り手段)、32,34…ワイヤ(固縛手段)、38,40…ワイヤ(第2の引張り手段)、X…運搬進行方向。

Claims (7)

  1. スタンションを立設するためのスタンションスポットが設けられた載置台に、中空部を有する運搬物を、この中空部の中心軸を運搬進行方向と平行にして固定する運搬具において、
    前記運搬進行方向と平行に前記載置台に敷設され、前記運搬物を左右両側から支持する架台と、
    前記運搬物を前記運搬進行方向の前後から挟むように配置する一対の尺角と、
    前記一対の尺角により前記運搬物を前記運搬進行方向の前後から挟んだ状態で、前記運搬進行方向の前後から挟むように立設する一対の前記スタンションと、
    前記運搬物の中空部に挿通され、前記一対のスタンションを前記尺角の上端より高い位置で引っ張る第1の引張り手段と、
    を備えることを特徴とする運搬具。
  2. さらに、前記載置台に載置した前記運搬物を、前記運搬進行方向に対する垂直方向において、上側から掛けられて前記載置台に固縛する固縛手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の運搬具。
  3. さらに、前記運搬進行方向に延在する鉛直平面内において、前記載置台に向けて前記スタンションを所定の高さから下向き斜めに張る第2の引張り手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の運搬具。
  4. スタンションを立設するためのスタンションスポットが設けられた載置台に、中空部を有する運搬物を、この中空部の中心軸を運搬進行方向と平行にして固定する運搬具を用いた固定方法において、
    架台を前記運搬進行方向と平行に前記載置台に敷設し、前記運搬物を左右両側から支持するステップと、
    一対の尺角により前記運搬物を前記運搬進行方向の前後から挟むと共に、一対の前記スタンションを前記運搬進行方向の前後から前記一対の尺角を挟むように立設するステップと、
    第1の引張り手段により前記運搬物の前記中空部に挿通し、前記一対のスタンションを前記尺角の上端より高い位置で引っ張るステップと、
    を含むことを特徴とする運搬具を用いた固定方法。
  5. スタンションを立設するためのスタンションスポットが設けられた載置台に運搬物を固定する運搬具において、
    前記運搬進行方向と平行に前記載置台に敷設され、前記運搬物を左右両側から支持する架台と、
    前記運搬物を前記運搬進行方向の前後から挟むように配置する一対の尺角と、
    前記一対の尺角により前記運搬物を前記運搬進行方向の前後から挟んだ状態で、前記運搬進行方向の前後から挟むように立設する一対の前記スタンションとを備え、
    前記スタンションは、前記スタンションスポット内に差し込まれる互いに平行な2本の立設部とこの立設部間を連結する連結部とから門型を成し、この連結部は前記運搬進行方向と平行になる向きに延在するように配置されることを特徴とする運搬具。
  6. さらに、前記載置台に載置した前記運搬物を、前記運搬進行方向に対する垂直方向において、上側から掛けられて前記載置台に固縛する固縛手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の運搬具。
  7. スタンションを立設するためのスタンションスポットが設けられた載置台に、運搬物を固定する運搬具を用いた固定方法において、
    架台を前記運搬進行方向と平行に前記載置台に敷設し、前記運搬物を左右両側から支持する第1のステップと、
    一対の尺角により前記運搬物を前記運搬進行方向の前後から挟むように配置すると共に、一対の前記スタンションを前記一対の尺角を前記運搬進行方向の前後から挟むように立設する第2のステップとを含むものであり、
    前記第2のステップにおいて、前記スタンションは前記スタンションスポット内に差し込まれる互いに平行な2本の立設部とこの立設部間を連結する連結部とから門型を成し、この連結部を前記運搬進行方向と平行になる向きに延在させるように配置することを特徴とする運搬具を用いた固定方法。
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