JP3237638U - トラック・トレーラー荷台における円形貨物荷崩れ防止スダレ治具 - Google Patents
トラック・トレーラー荷台における円形貨物荷崩れ防止スダレ治具 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】荷崩れし易い円形貨物の重量のある積載貨物を、トラック・トレーラーの荷台に安定して積載させる簡便な治具を提供する。【解決手段】平板木材を3分割しベルト9をリベット8で固定し一体化することで、円形貨物の上部へスダレ状にベース体1を掛けることができ、円形貨物を上部から全体的に押さえることを特徴としている。【選択図】図1
Description
本考案は、トラック・トレーラーの貨物車両における円形貨物、製鉄所、鋼材メーカー等から出荷させる線材コイル等の重量のある円形貨物をトラック・トレーラーの荷台に簡便に安定させるための荷崩れ防止スダレ治具に関するものである。
トラック・トレーラー(7)の貨物輸送車両おいて、円形貨物(2)の荷崩れは輸送上の重大交通事故につながるとともに積載貨物の損傷などによる貨物の品質低下にも繋がるため、その防止対策は重要であり従来、重量のある円形貨物(2)を積載するトラック・トレーラー(7)の貨物輸送車両においては円形貨物(2)上部からワイヤー(3)と荷締め機(4)にて円形貨物(2)を押さえて荷台と固縛していた。円形貨物(2)にワイヤー(3)が点で接触する為に円形貨物(2)とワイヤー(3)間には疵養生のため木材や養生資材を多く使い養生資材の健全性を都度確認し使用しなければならず手間もかかり、それでも円形貨物(2)の安定化の完全を期すことは困難であった。
製鉄所および鉄鋼・鋼材メーカー等から出荷される線材コイルは、直径0.7~2メートルあり、その重量は1~3トン程度の単位で結束されているが、しかしながら、円形貨物(2)は鉄鋼線材の集合体であるため重量があり、また表面疵防止の観点から個々の結束状態が必ずしも頑強でない場合が多く荷崩れが生じ易い貨物である。したがって、トラック・トレーラー(7)に積載都度、木材・養生資材を使い人海戦術的に多くの作業工数も費やしていた。本考案は、これ等の不都合を解消するものであり、木材・養生資材を必要最小限にすることと、円形貨物(2)の疵の発生防止は勿論のこと荷崩れ防止も完全に実行されるようにした、トラック・トレーラー(7)における重量のある円形貨物(2)の荷崩れ防止スダレ治具を提供するものである。
本考案は、ベース体(1)を円形貨物(2)上部からのワイヤー(3)と荷締め機(4)による固縛時に円形貨物(2)の重量物を上部から平板平面で押さえるようにワイヤー(3)と荷締め機(4)にて荷台と固定することでトラック・トレーラー荷台(7)における円形貨物荷崩れ防止スダレ治具である。
以上のように、本考案は、簡便な治具でありながら、積載貨物(2)の安定化は勿論のこと、積み込み作業の迅速化し省力化し、積み荷の固定に要する資材を省資源化し、また積載貨物に対する疵の発生をも皆無とすることが出来る極めてすぐれた考案である。
トラック・トレーラー荷台(6)の多くは縦長であり、上面は平坦である。通常は両サイドと前後部4面にはアオリ(5)が設けられており、積載貨物の転倒防止の配慮がなされているが、これだけでは積載貨物(2)の安定化は困難である。本考案はトラック・トレーラー(7)における荷台上に積載された円形貨物(2)の荷姿を保持されるものであるがその基本構成は、平板木材を3分割しベルト(9)をリベット止め(8)し一体化することで、円形貨物(2)上部からの円形貨物(2)全体を押さえるようにワイヤー(3)と荷締め機(4)にて荷台と固定することでトラック・トレーラー荷台(6)における円形貨物荷崩れ防止スダレ治具となる。
以下、図面とともに本考案の詳細について説明する。図1は、本考案のベース体(1)について、その構成示した傾斜図である。ベース体(1)は、平板木材を3分割しベルト(9)をリベット(8)で固定し一体化することで、円形貨物(2)の上部へスダレ状にベース体(1)を掛けることができ、円形貨物(2)を上部からり全体に押さえることができる。図2は、上述した本考案のベース体(1)を用いて、実際のトラック・トレーラーの荷台(6)における配設の構成を一例として示した実施例を示す平面図である。図3、はトラック・トレーラー(7)とトラック・トレーラー荷台(6)を示しており、イメージ図として図示している。トラック荷台に積載された円形貨物(2)の上部にベース体(1)を3本一組としてスダレ状に掛けて、長さ方向に並行して7組を配設し、トラック・トレーラーの荷台(6)における円形貨物荷崩れ防止スダレ治具として配設し、積載貨物(2)との関係を示す平面図である。
図4は、このように構成された本考案治具は積載貨物(2)の上部にスダレ状に掛ける説明図である。円形貨物(2)を図示の場合のように左側から右側の後方に向け次ぎ次ぎに載貨させればよいから、積載作業は極めて速やかに行われる。図5は、所定の量を積載した後は、通常の積載同様、積み荷の要所要所をワイヤー(3)、荷締め機(4)で固縛すればよい。
以上、本考案についての上記説明は、何れもトラック・トレーラー(7)における実施を対象として行った。積載貨物(2)については線材コイルを実施例として説明したが、これに限定されるものでなく、同様の積載貨物においても同様の効果を発揮するので、線材コイル以外の円形貨物(2)に適用した場合においても本考案の実施に含まれる。
1 ベース体
2 円形貨物
3 ワイヤー
4 荷締め機
5 アオリ
6 トラック・トレーラー荷台
7 トラック・トレーラー
8 リペット
9 ベルト
2 円形貨物
3 ワイヤー
4 荷締め機
5 アオリ
6 トラック・トレーラー荷台
7 トラック・トレーラー
8 リペット
9 ベルト
Claims (1)
- 荷崩れし易い線材コイル等の円形で重量のある円形貨物を、トラック・トレーラーの荷台に安定して積載させるため線材コイル上部の半円部分の上部にベース体を積載し、ベース体上部からワイヤーと荷締め機にて円形貨物を平面で押さえ荷台と固縛できる円形貨物荷崩れ防止スダレ治具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022000686U JP3237638U (ja) | 2022-02-03 | 2022-02-03 | トラック・トレーラー荷台における円形貨物荷崩れ防止スダレ治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022000686U JP3237638U (ja) | 2022-02-03 | 2022-02-03 | トラック・トレーラー荷台における円形貨物荷崩れ防止スダレ治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3237638U true JP3237638U (ja) | 2022-05-30 |
Family
ID=81756830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022000686U Active JP3237638U (ja) | 2022-02-03 | 2022-02-03 | トラック・トレーラー荷台における円形貨物荷崩れ防止スダレ治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3237638U (ja) |
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2022
- 2022-02-03 JP JP2022000686U patent/JP3237638U/ja active Active
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