JP3824933B2 - リベット加締め装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はリベット加締め装置に関し、特に電気コネクタをプリント基板に、電気コネクタと基板を挿通したリベットを加締めて固定するリベット加締め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
多数の電気コネクタをプリント基板(以下、単に基板という)上に、リベットにより加締めて固定するリベット加締め装置が、例えば、特開2000−334539号公報に開示されている。このリベット加締め装置は、下側にアンビル(支持型)を有し、このアンビルに対向して、リベットを加締めるためのクリンパを備えた上部工具ユニット(押圧型)を有する。リベット加締め装置は、また、電気コネクタを仮止めした基板を載置するコネクタホルダユニットをアンビルと上部工具ユニットの間に有し、さらに、リベットを加締める際に、アンビルを僅かに上昇させるリンク機構を有する。
【0003】
上記コネクタホルダユニットは円形をしており、基板もまた、円板状をしている。多数の電気コネクタが、リベットによりこの基板上に放射状に仮止めされ、基板を回転させるように滑らせながら、所定の位置でリベットを加締めて電気コネクタを基板に固定するようになっている。加締の際、押圧型および支持型との位置ずれによる基板の変形、或いはリベット加締め装置の損傷を防止するために、電気コネクタのリベットの位置決めがなされる。このリベットの位置決めは、コネクタホルダユニットの外周に形成された溝に、前述のリンク機構と連動した延長板が進入して、コネクタホルダユニットがその円周方向の所定位置に停止することによりなされる。これによりコネクタホルダユニットに取り付けられた基板、電気コネクタおよびリベットの位置決めがなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来技術においては、電気コネクタの位置決めのためには、コネクタホルダユニットやリンク機構が必要であり、リベット加締め装置の部品点数が多く複雑となる。この結果、価格も高価なものとなっていた。
【0005】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、部品点数が少なく、構造が簡単であり、安価なリベット加締め装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のリベット加締め装置は、リベットの一端の頭部を支持する支持型と、リベットの他端を加締める押圧型とを有し、電気コネクタを基板の下に、電気コネクタ側から挿通したリベットにより仮止めした基板組立体を、支持型と押圧型の間で横方向に移動させて位置決めし、押圧型と支持型によりリベットを加締めて、電気コネクタを基板に固定するよう構成されたリベット加締め装置において、支持型が、リベットの頭部を滑動するように支持する支持面と、支持面の基板組立体の移動方向の下流側に、リベットの頭部を受けてリベットの位置決めをする、支持面に隣接した支持面より低い凹部を有してなることを特徴とするものである。
【0007】
また、上記の支持面は、コネクタが移動される方向の上流側から下流側にかけて上方に傾斜する斜面を含むことができる。
【0008】
【発明の効果】
本発明のリベット加締め装置は、リベットの一端の頭部を支持する支持型が、リベットの頭部を滑動するように支持する支持面と、支持面の基板組立体の移動方向の下流側に、リベットの頭部を受けてリベットの位置決めをする、支持面に隣接した支持面より低い凹部を有しているので、複雑な機構を用いることなく、アンビル(支持型)とリベットとの協働関係により確実にリベットの位置決めを行うことができる。その結果、部品点数が少なく、構造が簡単であり、且つ安価な装置とすることができる。
【0009】
また、支持面が、コネクタが移動される方向の上流側から下流側にかけて上方に傾斜する斜面を含む場合は、電気コネクタが取付けられた基板の位置が、上下方向に多少ばらつきがあったとしても、確実に位置決めがなされる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のリベット加締め装置(以下単に装置という)1の好ましい実施の形態について、添付図を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の装置1の全体の斜視図を示す。図1に示すように、装置1は、略矩形のベース2と、このベース2の後端側でベース2から上方に突設された支柱4と、この支柱4から前方に向けて支柱4と一体に形成されたラム支持部6とを有する。なお、ここで、前方、後方とは、装置1を操作する作業者が位置する方、即ち矢印Fの向く方を前方といい、逆側を後方というものとする。
【0011】
ラム支持部6には、上下方向に延びる孔(図示せず)が形成されており、この孔の中に、円柱状のラム10が上下方向に摺動可能に保持されている。このラム10は図示しないラックを有する。このラックがラム支持部6に回動可能に軸支されたハンドル12により駆動されるピニオン歯車(図示せず)と噛合して、ハンドル12の回動により、ラム10がラム支持部6内を上下に移動するようになっている。ラム10の下部には、上部工具ユニット14が取り付けられている。
【0012】
この上部工具ユニット14は、ラム10の下部に取付けられた上プレート14aと、下プレート14bを有する。下プレート14bは、上プレート14aから挿通されて下プレート14bに固定されたボルト14dと、上プレート14aと下プレート14bとの間に配置された圧縮コイルばね14cとにより、上プレート14aの方に往復移動可能に取付けられている。
【0013】
また、ラム10の最下端には、図示しない、後述するリベット110(図3)の先端部112を加締めるための押圧型となるクリンパ(図示せず)が取付けられている。前述の下プレート14bには、さらに、このクリンパを案内するための、クリンパカバー14eが設けられている。加締めの際、このクリンパカバー14eが、リベット110の近傍の基板150(図3)に当接した後、クリンパが降下してリベット110の先端部112を加締めるようになっている。この加締めの態様の詳細については後述する。
【0014】
ラム支持部6の上端には、側方に延びるプレート20が、固設されている。このプレート20の外端部には、下死点調整ダイヤル22が取り付けられている。ラムの10の上端部には、この下死点調整ダイヤル22と協働して、ラム10の下死点、即ちラム10の上下方向の、最も下方の加締め位置を位置決めする下死点位置決め部材24が取り付けられている。下死点の位置を決定するこれらの部材22、24は、上記従来技術に開示された公知のものと同様な機能を有するものであるので、詳細な説明は省略する。
【0015】
また、装置1の前方からベース2上にかけて、基板支持部16が配置されている。基板支持部16は、前後方向に延びる長方形の基体18を有する。この基体18の長手方向の後端側はベース2上に取り付けられ、この後端側の基体18上に、上部工具ユニット14に対応する位置に下部工具ユニット8が取り付けられている。この下部工具ユニット8の詳細については後述する。
【0016】
基板支持部16は、さらに、この基体18から前方に延びる支持棹26、この支持棹26に直交し、且つ基体18から左右に突出するように基体18上に配置された支持棹28と、これらの支持棹26、28上に載置された環状受板30とを含む。各支持棹26、28には、前述の環状受板30を受容する支持ブロック33が取り付けられている。各支持ブロック33に環状受板30を受容する溝38が形成されており、また支持ブロック33の内側には、基板150を支持するための上向きの支持突起34が形成されている。支持ブロック33の外側に隣接して支持棹28には、基板150を位置決めする位置決め突起36を有する位置決めブロック32が取付けられている。
【0017】
位置決め突起36の上端には内向き即ち支持突起34の方を向いた位置決め面36aが形成されている。これによって、円形の基板150は、支持突起34により支持されると共に、位置決め面36aおよび後述するブロック56の前端56aに基板150の周縁(図示せず)が当接することによって、基板150の半径方向への移動(位置ずれ)が規制される。これらの支持ブロック33および位置決めブロック32は樹脂製であり、また、別体のものであるが、一体で構成してもよい。また、金属製であってもよい。
【0018】
環状受板30は、アルミニウム等の金属製からなり、全体が略環状の板に形成されているが、支持ブロック32に配置されたときに、下部工具ユニット8を受容する間隙40を有する。環状受板30は、下部工具ユニット8近傍で後方に延びる1対の延長部42を有している。延長部42は、基体18に取り付けられたブロック43に載置されている。このブロック43には、延長部42の後端縁42aの前後方向の位置決めを行うピン46が取り付けられており、ピン46に延長部42の後端縁42aが当接して延長部42の後方への移動が規制されている。また、後端縁42aには、図示しない切欠きが形成されており、この切欠きに蝶ねじ44が取り付けられて延長部42がブロック43に固定されている。
【0019】
次に、下部工具ユニット8について説明する。前述の環状受板30の間隙40には、下部工具ユニット8のアンビル即ち支持型50が配置され、基体18にねじ52により固定されている。また、この支持型50の前後をブラケット54とブロック56が、同様にねじ52により基体18に固定されている。ブラケット54は、基板150のコネクタ取付面103(図3)を支持するためのものであり、ブロック56は、その前端56aで基板150が後方へ移動するのを防止するためのものである。次に、支持型50について、図2を参照して詳細に説明する。
【0020】
図2は支持型50の拡大斜視図である。支持型50は、主ブロック58と、この主ブロック58に組み付けられる副ブロック60を有する。主ブロック58は矩形の基部62と、この基部62の中央からずれた位置に前後方向に亘って基部62に一体に突設された凸部64を有する。基部62の四隅にはボルト52(図1)を挿通する孔63が穿設されている。凸部64の前端および後端には、さらに上方に延びるガイド部66が形成されている。各ガイド部66には、外向き、即ち側方に向けて拡開するようにテーパ68が形成されている。また凸部64の上部は、側方且つ外方に向けて下方に傾斜した斜面64a、および副ブロック60側の側縁に沿って前後方向に延びる狭幅の平面64bとなっている。
【0021】
他方、副ブロック60は、基部62の大域面70上に凸部64に隣接して配置される。副ブロック60は、前述のガイド部66と同じ高さを有するガイド部72がガイド部66に位置合わせして形成されており、これらのガイド部72にも、右側側方に拡開するテーパ73が夫々形成されている。このテーパ73は、電気コネクタ100(図3)が移送されるときの案内乃至は逃げとなる。ガイド部72、72の間には、副ブロック60の頂部74が形成されている。
【0022】
頂部74は、平面64bと同じ高さを有する狭幅の平面76と、この平面76から右方、即ち基板150が移送されてくる上流側に下がるように傾斜した斜面74aから構成されている。斜面74aは斜面64aと同じ電気コネクタ100の移送方向の長さを有しているので、平面76の両側に同じように傾斜した斜面64a、74aが形成されていることになる。また、これらの斜面64a、74aおよび平面64b、76と、ガイド部66、72により、電気コネクタ100を案内する溝78が構成される。換言すると主ブロック58と副ブロック60とが協働して溝78を構成している。なお、平面76と斜面74aは、これらの上を後述するリベット110の頭部116が接触した状態で移動するので支持面という。
【0023】
また、副ブロック60の平面76には、電気コネクタ100のリベット110に対応して5つの切欠き82が、副ブロック60の下端に亘って形成されている。この切欠き82は、副ブロック60が主ブロック58と組み合わされると、主ブロック58の側面65と協働して、角穴を構成するように形成されている。角穴内には、下端が湾曲した扁平なV字状の凹部84が上面に形成された角柱86が挿入されている。
【0024】
角柱86は、角穴内に挿入しやすいように四隅に上面86bから下面86cに至る面取り86aが形成されている。角柱86の下面86cは、主ブロック58の大域面70により支持される。凹部84の下端は、平面64bおよび76から僅かに下がって位置している。主ブロック58と副ブロック60には、組立時に互いに連通するボルト穴80が横方向に各々形成されており、ボルト87により連結されて、主ブロック58と副ブロック60が相互に固定される。
【0025】
次に、基板に載置した電気コネクタ100のリベット110を加締める時の、リベット110の位置決めについて、図3を参照して説明する。図3は、基板に仮止めされた電気コネクタ100のリベット110を加締めるためにリベット110を位置決めした状態を基板組立体101とともに示す、支持型50の拡大断面図である。なお、ここで使用される電気コネクタ100は、前述の従来技術の特開2000−334539号に開示された電気コネクタと同様のものであるが、ここでは、その構造の概略のみ説明する。
【0026】
電気コネクタ100は、幅広のベース部102と、このベース部102から突設された板状の嵌合部104を有する。電気コネクタ100には、基部102から嵌合部104に至る複数の端子106が配設されている。この端子106には基部102から突出するタイン108が形成されている。
【0027】
電気コネクタ100の表面実装は、電気コネクタ100と基板150に挿通されたリベット110により行われる。即ち、電気コネクタ100の嵌合部104から、リベット110が基部102の底面102aに直角に電気コネクタ100に挿通され、さらに基板150の取付孔152に挿通され、基板150から突出したリベット110の先端部(他端)112が加締められて、電気コネクタ100が基板150に固定される。取付孔152は、リベット110を僅かに圧入状態で挿入するような内径寸法に設定されている。このためリベット110を挿通した電気コネクタ100は、基板150から脱落しないように基板150に保持、即ち仮止めされる。
【0028】
このリベット110は、本実施形態では電気コネクタ100に5本使用されている。リベット110が加締められると、端子106のタイン108は、基板150上の導電トレース(図示せず)に押圧されて、端子106と基板150との間に電気的接続がなされる。なお、図中114で示すのは、リベット110が各々挿通される5つの孔114aを有する金属板である。基板150はこの金属板114により保護され、加締め時にリベット110の先端部112は、この金属板114上に圧潰される。
【0029】
次に、電気コネクタ100が位置決めされる時の態様について説明する。電気コネクタ100は、基板150の下側になった、図3に示す状態で、基板150を矢印Aの方向に基板150ごと基板組立体101として移送される。即ち、操作者は、基板組立体101を手で持って、基板150が支持ブロック33とブラケット54によって支持された状態で、基板150全体を回転させて、基板150に固定したい電気コネクタ100を、上下の工具ユニット14、8の間に移送する。
【0030】
このときリベット110の頭部116は、環状受板30の表面30aの僅か上方、且つ前述の副ブロック60の平面76よりも低い位置にある。従って、矢印A方向に上流側から移送されてきた電気コネクタ100は、リベット110の頭部116が副ブロック60の斜面74a上を滑りながら、下流側の平面76の方へ移動する。また、前述の下死点調整ダイヤル22を回転させて加締め位置が所望の高さで行われるように調整する。
【0031】
基板150は前述の支持突起34およびブラケット54により、基板150のコネクタ取付面103が支持されているので、移送中、常にリベット110の頭部116が、斜面74a上を基板150の重量がかかった状態で滑るように移動する。換言すると、支持突起34の高さは、このような移動を可能とするように設定されている。
【0032】
そして、平面76に形成された凹部84即ち角柱86の凹部84に、リベット110の頭部116が図3に示すように着座する。リベット110の頭部116は、電気コネクタ100と基板150の重量が負荷された状態で斜面74a上を手動で移動するので、凹部84に頭部116が着座したときは、基板150を移動させる手にクリック感、或いは節度感といった位置決めがなされた時の明瞭な感触が得られる。このとき基板150は斜面74a上を上方に移動するので、前述のブラケット54の上方に僅かに浮き上がっている。
【0033】
しかる後、ハンドル12の操作により、加締めのために上部工具ユニット14が下方に移動して、クリンパがリベット110の先端部112を潰して加締め、電気コネクタ100を基板150に固定する。リベット110が加締められるとき、リベット110の頭部116の変形、端子106のタイン108の弾性による撓み吸収により、基板150は僅かに下方に移動するが、基板150の前述の浮き上がり量によりこの移動が吸収される。従って、基板150が変形する虞がない。加締め後は、さらに基板150を矢印A方向に移動させて、次の図示しない電気コネクタを加締める。加締めるための電気コネクタは、1個でもよいし、少数の電気コネクタでもよい。なお、加締めの際に、加締めの機械的衝撃によって、加締めが済んでいない他の電気コネクタ100のリベット110が基板150から下方にずれたとき、前述の環状受板30にリベット110の頭部116が当接してリベット110を支えるので、リベット110と電気コネクタ100が、基板150から脱落してしまうことはない。
【0034】
本発明の装置1は、以上の如く、部品点数が少なく、構造が簡単であり、且つ安価なものとすることができる。従って本発明の装置1を生産する上でも効率よく生産することができる。また、リベット110が直接的にアンビル(支持型)50の凹部84に位置決めされるので、位置決め精度がよい。また、この装置1は、基板150に既に取付けられた電気コネクタ100を補修するときに好適である。
【0035】
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形、変更が考えられることは勿論である。例えば、主ブロック58と副ブロック60の上部は傾斜面でなくとも、平坦面であってもよい。この場合は、確実な位置決めをするために、リベット110の頭部116は、この平坦面上を基板組立体の重量により付勢された状態で滑ることが必要である。これによりリベット110の頭部116が、凹部84内に節度感を与えて着座することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリベット加締め装置の全体を示す斜視図
【図2】本発明のリベット加締め装置の支持型の拡大斜視図
【図3】基板に仮止めされた電気コネクタのリベットを加締めるために、リベットを位置決めした状態を基板組立体とともに示す、支持型の拡大断面図
【符号の説明】
1 リベット加締め装置
50 支持型
74a 斜面(支持面)
76 平面(支持面)
84 凹部
100 電気コネクタ
101 基板組立体
110 リベット
112 先端部(他端)
116 頭部
150 プリント基板
Claims (1)
- リベットの一端の頭部を支持する支持型と、前記リベットの他端を加締める押圧型とを有し、電気コネクタを基板の下に、前記電気コネクタ側から挿通した前記リベットにより仮止めした基板組立体を、前記支持型と前記押圧型の間で横方向に移動させて位置決めし、前記押圧型と前記支持型により前記リベットを加締めて、前記電気コネクタを前記基板に固定するよう構成されたリベット加締め装置において、
前記支持型が、前記リベットの頭部を滑動するように支持する支持面と、該支持面の前記基板組立体の移動方向の下流側に、前記リベットの頭部を受けて前記リベットの位置決めをする、前記支持面に隣接した該支持面より低い凹部を有してなり、
前記支持面が、前記電気コネクタが移動される方向の上流側から前記下流側にかけて上方に傾斜する斜面を含むことを特徴とするリベット加締め装置。
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