JP2005044767A - 同軸ケーブル用コネクタの結線装置及び結線方法 - Google Patents

同軸ケーブル用コネクタの結線装置及び結線方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 同軸ケーブルと外部導体シェルとの位置決め精度が高く、折り曲げと圧着工程を連続して自動的に行なう同軸ケーブル用コネクタの結線装置及び方法を提供する。
【解決手段】 同軸ケーブル70と外部導体シェル80を位置決めして保持する位置決め保持部材10と、位置決め保持部材10を支持して水平方向に往復移動する可動支持台3と、圧着位置で垂直方向に摺動可能の圧着ダイ5とを備え、位置決め保持部材10は外部導体シェル80を起立姿勢で保持する筒状治具20,21と、外部導体シェル80と筒状部20,21を挟み付けるチャック部30と、同軸ケーブル70を可動支持台3の移動方向に延長して保持するケーブル案内体95と、可動支持台3の移動過程で外部導体シェル80を折り曲げる折り曲げ手段50とを有し、可動支持台3には圧着ダイ5の圧着上歯型と協働して外部導体シェル80の圧着口輪部をかしめる圧着下歯型が設けられている。
【選択図】 図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は、同軸ケーブル接続用のコネクタ、特にパソコンや携帯通信機器等のアンテナ線に使用される小型でL字形の同軸ケーブル用コネクタの結線装置及び結線方法に関するものである。
この種L字形の同軸ケーブル用コネクタは、コネクタ本体を形成する外部導体シェルが、相手側コネクタの外導体に嵌合する筒状部と、該筒状部の一側方に接続片を介して縦方向に連設された蓋部及び圧着口輪部とを有し、前記筒状部に収容した絶縁ハウジングに同軸ケーブルの中心導体に接続したコンタクトを装着したのち、前記蓋部及び圧着口輪部を前記接続片から前記筒状部の他側方に向けて折り曲げ、前記蓋部により前記筒状部の上部開口を覆うと共に、前記圧着口輪部により同軸ケーブルの絶縁体を収容した前記絶縁ハウジングの突出部とこれを保持する前記筒状部の突出部、外部導体及び外皮を圧着して、同軸ケーブルが前記外部導体シェルの前記筒状部の中心軸線に対して直角方向に延びるように結線される。
このような結線作業を自動機により行なうと、非常にコスト高になり、ランニングコストも大きいため、少量ロットの生産には不向きである。また、加工治具を用いて手作業により行なうと、外部導体シェルの折り曲げ工程で位置ずれが発生し易く、特に折り曲げ工程の治具から圧着工程の治具に移し替えるときに、外部導体シェルが脱落するおそれがあり、しかも該シェル内で絶縁ハウジングとコンタクトが位置ずれを起こし易い不安定な状態であるため、不良品の発生率が高く、生産性が低いという問題があった。
発明が解決しようとする課題
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、中心導体にコンタクトを接続した同軸ケーブルと外部導体シェルとの位置決め精度が高く、しかも両者を位置決め保持した状態で折り曲げ工程と圧着工程を連続して自動的に行なうことができ、不良率が大幅に低減し、生産性を高めることができる同軸ケーブル用コネクタの結線装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、中心導体にコンタクトを接続した同軸ケーブルと外部導体シェルとを定位置で位置決め保持した状態で折り曲げ工程と圧着工程を連続して自動的に行なうことができ、生産性の大幅な向上を図ることが可能な同軸ケーブル用コネクタの結線方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
上記目的を達成するために、本発明による結線装置は、同軸ケーブルの中心導体に接続したコンタクトを、コネクタ本体を形成する外部導体シェルの筒状部に収容した絶縁ハウジングに挿入して、前記同軸ケーブルと前記外部導体シェルを定位置に位置決めして保持する位置決め保持部材と、前記位置決め保持部材を支持して前記定位置から圧着位置まで水平方向に往復移動する可動支持台と、前記圧着位置に配置された垂直方向に摺動可能の圧着ダイとを備え、前記位置決め保持部材は、前記外部導体シェルの筒状部を嵌め合わせ、前記筒状部の一側方に接続片を介して連設された蓋部及び圧着口輪部が起立した姿勢で前記外部導体シェルを保持する筒状治具と、前記筒状治具に嵌め合わせた前記外部導体シェルの筒状部を挟み付けて保持固定するチャック部と、前記コンタクトが絶縁ハウジングに挿入して装着された前記同軸ケーブルを、前記可動支持台の移動方向に延長して保持するケーブル案内体と、前記可動支持台が前記定位置から前記圧着位置に移動する過程において、前記外部導体シェルの前記蓋部及び圧着口輪部を前記接続片から前記筒状部の他側方に向けて折り曲げ、前記蓋部により前記筒状部の上部開口を覆うと共に、前記圧着口輪部により前記同軸ケーブルの絶縁体を収容した前記絶縁ハウジングの突出部と前記同軸ケーブルの外部導体及び外皮を抱え込む折り曲げ手段と、を有し、一方、前記可動支持台には、前記圧着ダイの圧着上歯型と協働して前記圧着口輪部をかしめる圧着下歯型が設けられていて、前記折り曲げ手段により折り曲げられた前記圧着口輪部をかしめて、前記同軸ケーブルの絶縁体を収容した前記絶縁ハウジングの突出部、前記同軸ケーブルの外部導体及び外皮に圧着することを特徴とする。
前記外部導体シェルの前記筒状部は、下部開口端から軸線方向へ延びる複数のスリットを有し、複数の弾性胴片により筒状に形成されていると共に、前記各弾性胴片の先端部分に内側に突出する突曲部が設けられていて、一方、前記筒状治具の外周面に前記突曲部が係合する環状凹部を有し、前記突曲部と前記環状凹部との係合により、前記筒状治具に対する前記外部導体シェルの上下方向の位置決めを確保するように構成されている。
また、前記チャック部は、前記筒状治具に嵌め合わせた前記外部導体シェルの前記筒状部を挟み付ける一対のチャックアームを有し、両チャックアームの把持面に前記筒状部の前記スリットに係合する突部が設けられていて、前記スリットと前記突部との係合により、前記筒状治具に対する前記外部導体シェルの周方向の位置決めを確保するように構成されている。
上記構成により、中心導体にコンタクトを接続した同軸ケーブルと外部導体シェルとの位置決め精度が高められる。
前記折り曲げ手段は、前記筒状治具より前記圧着位置寄りにおいて、前記位置決め保持部材に前記移動方向に摺動自在に設けられた作動杆と、該作動杆の一端部に突設され、前記筒状治具に嵌め合わせて起立姿勢で保持した前記外部導体シェルの前記圧着口輪部に対向する押圧体と、前記作動杆の他端部に嵌装された押しばねとを有し、前記押しばねにより前記押圧体が前記筒状治具から離れる方向に付勢されており、前記位置決め保持部材が前記圧着位置に移動したとき、前記作動杆の他端部が装置固定部に当接して、前記作動杆が前記押しばねに抗して前記筒状治具に接近するように移動し、前記押圧体により前記蓋部及び前記圧着口輪部を押圧して前記接続片から折り曲げるように構成されている。
さらに、前記位置決め保持部材が、前記筒状治具の前記ケーブル案内体側に隣接する箇所に前記可動支持台に設けた前記圧着下歯型が挿通する開口部を有し、かつ、前記位置決め保持部材は、前記可動支持台に上下動可能に支持されていると共に、ばね手段によって上限位置に付勢されており、前記圧着位置において、前記圧着ダイにより前記位置決め保持部材が押し下げられると共に、前記圧着下歯型が前記開口部を通じて上方へ突出し、前記圧着上歯型と協働して前記圧着口輪部をかしめるように構成されている。
上記構成により、前記外部導体シェルの折り曲げ加工が、前記位置決め保持部材を前記圧着位置に移動する過程で行なわれ、続いて前記圧着口輪部の圧着工程が自動的に行なわれる。
また、前記筒状治具の筒孔に上下可能に配設された押し出しピンを作動アームにより持ち上げ、前記筒状治具に嵌め合わせた前記外部導体シェルの前記筒状部に収容されている前記絶縁ハウジングを押し上げて、前記外部導体シェルを前記筒状治具から取り外す押し出し手段を備えている構成にすれば、結線作業が完了した前記外部導体シェルを前記筒状治具から容易に取り出すことができる。
本発明による結線方法は、同軸ケーブルの中心導体に接続したコンタクトを、コネクタ本体を形成する外部導体シェルの筒状部に収容した絶縁ハウジングに挿入した前記同軸ケーブルと、前記筒状部の一側方に接続片を介して連設された蓋部及び圧着口輪部が起立した姿勢の前記外部導体シェルとを位置決め保持部材に位置決めして保持する工程と、前記位置決め保持部材を定位置から圧着位置まで水平方向に移動する工程と、前記位置決め保持部材が前記定位置から前記圧着位置に移動する過程において、前記外部導体シェルの前記蓋部及び圧着口輪部を前記接続片から前記筒状部の他側方に向けて折り曲げ、前記蓋部により前記筒状部の上部開口を覆うと共に、前記圧着口輪部により前記同軸ケーブルの絶縁体を収容した前記絶縁ハウジングの突出部と前記同軸ケーブルの外部導体及び外皮を抱え込む折り曲げ工程と、前記折り曲げ工程で折り曲げられた前記圧着口輪部をかしめて、前記同軸ケーブルの絶縁体を収容した前記絶縁ハウジングの突出部、前記同軸ケーブルの外部導体及び外皮に圧着する圧着工程と、を有していることを特徴とする。
上記構成により、前記外部導体シェルの折り曲げ工程と圧着工程を連続して自動的に行なうことができるので、生産性を大幅に向上させることが可能である。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図3は、本発明による同軸ケーブル用コネクタの結線装置の要部縦断側面図である。該結線装置は、基台1に配設したガイドレール2に沿って水平方向に往復移動する可動支持台3と、基台1に立設したコラム4に沿って垂直方向に摺動自在に設けられた圧着ダイ5とを備えている。圧着ダイ5の前側面には3枚の圧着上歯型6a,6b,6cが重ね合わせて装着されている。また、可動支持台3の後側面には、圧着上歯型6a,6b,6cと協働してかしめ作用を行なう3枚の圧着下歯型7a,7b,7cが重ね合わせて装着されている。
可動支持台3は、後述する位置決め保持部材10を支持して、図1に示す定位置と図2及び図3に示す圧着位置との間を往復移動するようになっている。位置決め保持部材10は取付台11の底部に固着した支持脚体12を介して可動支持台3に上下動自在に取り付けられ、かつ、押し上げばね8によって上方へ付勢され、上限位置で停止している。
上記した位置決め保持部材10の構成を説明する前に、該位置決め保持部材10により位置決め保持して結線組立作業に供する同軸ケーブル70とコネクタ本体を形成する外部導体シェル80の構成について説明する。
同軸ケーブル70は、図13に示すように、予め端末を処理して、中心導体71、絶縁体72及び外部導体73の三段にストリップし、中心導体71にソケットコンタクト75をはんだ付けにより接続したコンタクト付き同軸ケーブル70として準備される。ソケットコンタクト75は導電性金属板材を逆U字形にプレス加工して作られている。74は同軸ケーブル70の絶縁外皮である。
コネクタ本体を形成する外部導体シェル80は、図14に示すように、相手側コネクタ96の外導体97(図16参照)に嵌合する筒状部81と、該筒状部81の一側方に接続片82を介して縦方向(筒状部81の中心軸線方向)に連設された蓋部83及び圧着口輪部84,85,86とを有し、さらに、接続片82に対向する筒状部81の他側方の上端部に横方向へ突出する収容凹部87が形成されている。筒状部81は、下部開口端部から軸線方向へ延びる複数のスリット88が周方向に等間隔を隔て設けられていて、スリット88間に形成される複数の弾性胴片89により筒状に形成されていると共に、各弾性胴片89の先端部分に内側に突出する突曲部90が設けられている。該外部導体シェル80は前処理として筒状部81に絶縁ハウジング91が装着されている。絶縁ハウジング91はコンタクト付き同軸ケーブル70のコンタクト75が挿入する貫通孔92を有し、また、同軸ケーブル70の絶縁体72を支持する突出凹部93が横方向に突出して設けられている。さらにハウジング91の上端面の一側方には折り曲げ可能なハウジング蓋体94が連設されている。突出凹部93はハウジング91を筒状部81に装着したとき、収容凹部87に係合して収容される。
次に、位置決め保持部材10の構成を図4ないし図11に基づいて説明する。
図4は位置決め保持部材10が図1の定位置にある状態を示し、図5は位置決め保持部材10が図2の圧着位置にある状態を示している。該位置決め保持部材10は、図6の展開部品図に良く示されているように、取付台11に組み付けられる筒状治具20と、チャック機構部30と、ケーブル案内体45と、折り曲げ機構部50と、押し出し機構部60とを有している。
取付台11の中間部位には、圧着工程において圧着下歯型7a,7b,7cが挿通し上方へ突出するために横長の開口部13が上下方向に貫通して設けられている。また、取付台11の後部に重ね合わせて固定されるケーブル案内板14にも開口部13に対応する横長の開口部15が設けられている。開口部13,15の中央部位の内壁面には、上下方向に延びる治具取付溝16,17が同心状に設けられている。
筒状治具20は、ステンレス鋼のパイプ材により作られ、焼き入れ硬化されている。該筒状治具20は、案内板14の治具取付溝17に嵌挿して取り付けられ、図7に示すように、案内板14の上面に突出する上端部分により保持治具部21が形成されている。該保持治具部21は、外部導体シェル80が嵌合する相手側コネクタ96の外導体97(図16参照)と同一形状に構成されていて、外周面に筒状部81の突曲部90が係合する環状凹部22を有している。そして、外部導体シェル80の筒状部81を保持治具部21に嵌め合わせて、蓋部83及び圧着口輪部84,85,86が起立した姿勢で外部導体シェル80を保持させたとき、各弾性胴片89が弾性変形して突曲部90が環状凹部22に係合するときのクリック感により、嵌め合わせ位置を確認し、保持治具部21に対する外部導体シェル80の上下方向の位置決めを確保できるようになっている。
チャック機構部30は、図6及び図8に示すように、筒状治具20の保持治具部21に嵌め合わせた外部導体シェル80の筒状部81を挟み付ける一対のチャックアーム31,31を備えている。両チャックアーム31,31は先端に把持爪32,32、中間部位に取付孔33,33、後端部に作動アーム34,34が設けられていて、取付孔33,33を取付台11に突設した枢支ピン18に嵌合して該枢支ピン18を支点に揺動自在に取り付けられ、かつ、両作動アーム34,34の間に掛張した引っ張りばね35によって、図8に示すように、両把持爪32,32が開き勝手に付勢されている。また、両作動アーム34,34の間に配設した小判形のカム板36が取付台11に突設した支持ピン19に回動自在に支持され、該カム板36に連結した操作レバー37が取付台11の側方に突出しており、該操作レバー37を作業者が手指で操作して、カム板36を図9に示す横向きの姿勢に作動すると、両把持爪32,32が閉じて、筒状治具20に嵌め合わせた外部導体シェル80の筒状部81を両側から挟み付けて保持固定するようになっている。一方、図8(b)に示されているように、両把持爪32,32の円弧状に形成された把持面38,38には筒状部81のスリット88,88に係合する突部39,39が設けられていて、スリット88,88に係合した突部39,39により筒状治具20に対する外部導体シェル80の周方向の嵌め合わせ位置の僅かな誤差を調節して、周方向の位置決めを確保することができるようになっている。図6の40はチャック機構部30のカバープレートである。
上記のように筒状治具20の保持治具部21に嵌め合わせて位置決め保持された外部導体シェル80の筒状部81に装着されているハウジング91に、前述したコンタクト付き同軸ケーブル70のコンタクト75を挿入し、その絶縁体72をハウジング91の突出凹部93に収容させると、外部導体シェル80に対して同軸ケーブル70は自動的に位置決めされるが、ケーブル案内板14上に沿って延びる同軸ケーブル70をより正確に位置決めするため、ケーブル案内板14の後端部にばね線材を折り曲げ加工して作ったケーブル案内体45が取り付けられ、該ケーブル案内体45により同軸ケーブル70を挟み付けて係止し、同軸ケーブル70が可動支持台3及び位置決め保持部材10の移動方向に延長した姿勢で位置決め保持される。なお、絶縁ハウジング91にコクタント75を挿入したのち、ハウジング蓋体94を折り曲げて貫通孔92の上部開口を覆うようになっている。
折り曲げ機構部50は、図1ないし図6に示すように、筒状治具20より前方において可動台支持3の移動方向に配設される作動杆51を有している。該作動杆51は、位置決め保持部材10のカバープレート上に固定した支持板52に設けた取付孔53に貫通して軸方向へ摺動自在に取り付けられ、筒状治具20側へ突出した一方の端部に押圧体54が固着突設されている。該押圧体54は筒状治具20に嵌め合わせて起立姿勢で保持した外部導体シェル80の蓋部83及び圧着口輪部84,85,86に対向して配置される。一方、支持板52の前方へ突出する作動杆51の他方の端部には押しばね55が嵌装され、該押しばね55は支持板52の前端面と、作動杆51の先端に装着した止め金具56との間に保持され、そのばね圧で押圧体54は筒状治具20から離れる方向に付勢され、支持板52の後端面に当接して停止している。なお、図6に示すように、作動杆51の側面に軸方向に沿って面取り加工して形成した平坦面57に、支持板52の側壁から螺着した係止ボルト58の先端を当接させて作動杆51の回転が阻止されている。そして、可動支持台3に支持された位置決め保持部材10が、図1に示す定位置から、図2に示す圧着位置に移動する過程において、作動杆51の先端がコラム4に当接すると、作動杆51が押しばね55に抗して筒状治具20に接近するように相対的に移動し、該押圧体54によって外部導体シェル80の蓋部83及び圧着口輪部84,85,86が押圧され、接続片82から折り曲げられる。そして、折り曲げられた蓋部83により筒状部81の上部開口をハウジング蓋体94の上から覆うと共に、折り曲げられた圧着口輪部84,85,86によって同軸ケーブル70の絶縁体72を収容したハウジング突出凹部93と同軸ケーブル70の外部導体73及び絶縁性外皮74を抱え込むようになる(図5(b)参照)。
押し出し機構部60は、図6、図10及び図11に示すように、筒状治具20の筒孔に上下動可能に嵌装された押し出しピン61を有している。該押し出しピン61は取付台11の治具取付溝16を通じて下方へ突出しており、かつ、押し出しピン61の外周部に嵌装した押しばね62によって下方に付勢されており、常時は、図10に示すように、上端が筒状治具20の保持治具部21より下側に位置している。一方、取付台11には押し出しレバー63が枢支ピン65を介して摺動自在に取り付けられてている。押し出しレバー63は下端部から横方向へ延びる作動アーム64を有している。該作動アーム64は取付台11の底部に沿って横方向へ延び、押し出しピン61径大底部61aの下端面に当接してこれを支持している。そして、作業者が手指で押し出しレバー63を図11示すように押し下げると、作動アーム64が押し出しピン61を持ち上げ、筒状治具20の保持治具部21に嵌め合わせて保持されている外部導体シェル80の筒状部81に収容されている絶縁ハウジング91を押し上げることにより、外部導体シェル80を筒状治具20から取り外すことができるようになっている。
次に、上記構成を有する結線装置による同軸ケーブルコネクタの結線組立作業について説明する。
位置決め保持部材10が、図1及び図4に示す定位置にある状態にいて、図14に示すように絶縁ハウジング91を筒状部81に装着した外部導体シェル80を作業者がピンセット等で摘んで筒状治具20の保持治具部21に筒状部81を嵌め合わせ、前述のように筒状部81の突曲部90が保持治具部21の環状溝22に係合したときのクリック感によって、筒状治具20に対する外部導体シェル80の上下方向の位置決めを確認する。このとき外部導体シェル80の蓋部83及び圧着口輪部84,85,86がケーブル案内板14の上面に対して垂直に起立した姿勢で位置決め保持される。続いて、チャック機構部30のの操作レバー37を作業者が手指で図9(a)の位置に操作して、両把持爪32,32で筒状部81を両側から挟み付けると同時に、突部39,39が筒状部81のスリット88,88に係合して、筒状治具20に対する外部導体シェル80の周方向の嵌め合わせ位置を修正した姿勢で筒状部81が固定保持される。
次に、図13に示すように前処理したコンタクト付き同軸ケーブル70のコンタクト75を前述のように筒状治具20に位置決め保持されている外部導体シェル80の絶縁ハウジング91の貫通孔92に挿入し、同軸ケーブル70の絶縁体72を突出凹部93に収容して支持させると、外部導体シェル80に対して同軸ケーブル70が自動的に位置決めされるので、ハウジング蓋体94を折り曲げて、貫通孔92の上部開口と突出凹部93の上部を覆う。そして、ケーブル案内板14の上面に沿って延びる同軸ケーブル70をケーブル案内体45で挟み付けて、位置決め保持部材10の移動方向に正確に位置決め保持する。
このように同軸ケーブル70と外部導体シェル80が組み立て状態に位置決め保持されると、可動支持台3がエアシリング(図示せず)により図2に示す圧着位置まで移動して停止する。この移動の過程において、作動杆51の先端がコラム4に当接すると、作動杆51が押しばね55を圧縮して筒状治具20に接近するように相対的に移動し、押圧体54で外部導体シェル80の蓋部83及び圧着口輪部84,85,86を押圧して、垂直姿勢から約80度〜90度傾倒した姿勢に折り曲げる(図5参照)。
上記した折り曲げ工程に続く圧着工程を図3と図12を参照して説明する。
可動支持台3が圧着位置に停止した状態において、圧着ダイ5がエアシリング(図示せず)により下降せしめられる。圧着ダイ5が下降して支持板52に当接して位置決め保持部材10が押し上げばね8に抗して押し下げられると同時に、図12(b)に示すように、圧着上歯型6a,6b,6cが前述のように折り曲げられた外部導体シェル80の圧着口輪部84,85,86を押圧して同軸ケーブル70に沿うように更に折り曲げる。圧着ダイ5により押圧されて位置決め保持部材10が下降すると、可動支持台3に取り付けられている圧着下歯型7a,7b,7cが相対的に上昇し、開口部13,15(図6参照)を挿通して上方へ突出する。このように突出した圧着下歯型7a,7b,7cは圧着口輪部84,85,86に係合し、該圧着口輪部84,85,86を押し下げる圧着上歯型6a,6b,6cと協働して圧着口輪部84,85,86をかしめて、圧着口輪部84により同軸ケーブル70の絶縁体72を収容した絶縁ハウジング91の突出凹部93を圧着すると共に、圧着口輪部85により外部導体73を、そして圧着口輪部86により外皮74をそれぞれ圧着する(図12(c)参照)。圧着工程が完了すると、圧着ダイ5が上昇し、これに連動して位置決め保持部材10も押し上げばね8により押し上げられて上限位置に復帰する(図12(d)参照)。しかるのち、可動支持台3が図1に示す定位置まで戻る。
圧着工程が完了して可動支持台3が定位置に戻ると、チャック機構部30の操作レバー37を図8(a)に示す位置に戻して把持爪32,32による筒状部81の挟持を解除する。続いて、押し出し機構部60の押し出しレバー63を図11に示すように押し下げて、作動アーム64により押し出しピン61を持ち上げ、筒状治具20の保持治具部21に嵌め合わせて保持されている筒状部81内の絶縁ハウジング91を押し上げ、筒状治具20から外部導体シェル80を取り外して同軸ケーブル70と外部導体シェル80との結線組立体が完成する(図12(e)参照)。
図15は、上記のよう結線して組み立てた同軸ケーブル70と外部導体シェル80との接続部分を示している。中心導体71に接続したソケットコンタクト75は絶縁ハウジング91の貫通孔92の下部開口に露出し、貫通孔92の上部開口は折り曲げたハウジング蓋体94で覆われている。また筒状部81は折り曲げた蓋部83により上部開口が覆わると共に、圧着口輪部85を介して同軸ケーブル70の外部導体73に導通している。
図16は、上記のように同軸ケーブル70に結線した同軸ケーブル用コネクタの使用例を示しており、プリント配線板95に表面実装された相手側コネクタ96の円筒状の外部導体97に外部導体シェル80の筒状部81が嵌合すると共に、中心のピンコンタクト98に同軸ケーブル70の中心導体71に接続したソケットコンタクト75が嵌合して、電気的に接続されるものである。
発明の効果
以上説明したように、本発明の結線装置は、中心導体とコンタクトを接続した同軸ケーブルとコネクタ本体を形成する外部導体シェルとの位置決め精度が高く、しかも両者を正確に位置決め保持した状態で折り曲げ工程と圧着工程を連続して自動的に行なうことができるので、不良率の発生を大幅に低減して、生産性を高めることが可能である。また、装置の構成が比較的簡単で、半自動機として実施できるので、作業性、コスト面でも有利である。
本発明方法によれば、外部導体シェルの折り曲げ工程と圧着工程を連続して行なうことができるので、生産性を大幅に向上させることが可能である。
本発明による同軸ケーブル用コネクタの結線装置要部の縦断側面図である。 同上結線装置の折り曲げ工程を示す要部縦断側面図である。 同上結線装置の圧着工程を示す要部縦断側面図である。 同上結線装置の主要部を構成する位置決め保持部材が定位置にある状態を示しており、(a)は斜視図、(b)は要部拡大斜視図である。 同上結線装置の主要部を構成する位置決め保持部材が圧着位置にある状態を示しており、(a)は斜視図、(b)は要部拡大斜視図である。 同上位置決め保持部材の展開部品を示す斜視図である。 外部導体シェルの位置決め保持状態の説明図である。 チャック機構部の説明図で、(a)はチャックアームが開状態を示す平面図、(b)同要部拡大平面図である。 チャック機構部の説明図で、(a)はチャックアームが閉状態を示す平面図、(b)は同要部拡大平面図である。 押し出し機構部の説明図で、非作動状態を示す一部縦断正面図である。 押し出し機構部の説明図で、作動状態を示す一部縦断正面図である。 同上結線装置による圧着工程の説明図で、(a)は圧着開始位置、(b)は圧着ダイが下降し、圧着上歯型による外部導体シェルの押し下げ状態、(c)は圧着完了位置、(d)は圧着ダイが上昇し、圧着開始位置に戻った状態、(e)は位置決め保持部材が定位置に戻り、押し出し機構部が作動して同軸ケーブルが結線された外部導体シェルを取り外した状態を示している。 前処理したコンタクト付き同軸ケーブルを示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 前処理した外部導体シェルを示し、(a)は起立状態の側面図、(b)は同要部の平面図である。 同軸ケーブルと外部導体シェルとの接続部分を示し、(a)は要部拡大断面図、(b)は(a)のb−b線に沿う断面図である。 同軸ケーブル用コネクタの使用例を示す斜視図である。
符号の説明
3 可動支持台
4 コラム(装置固定部)
5 圧着ダイ
6a,6b,6c 圧着上歯型
7a,7b,7c 圧着下歯型
10 位置決め保持部材
11 取付台
20 筒状治具
21 保持治具部
22 環状凹部
30 チャック機構部
32,32 把持爪
39,39 突部
45 ケーブル案内体
50 折り曲げ機構部
51 作動杆
54 押圧体
60 押し出し機構部
61 押し出しピン
63 押し出しレバー
70 同軸ケーブル
71 中心導体
72 絶縁体
73 外部導体
74 外皮
75 ソケットコンタクト
80 外部導体シェル
81 筒状部
82 接続片
83 蓋部
84,85,86 圧着口輪部
87 収容凹部
90 突曲部
91 絶縁ハウジング
93 突曲凹部
94 ハウジング蓋体

Claims (7)

  1. 同軸ケーブルの中心導体に接続したコンタクトを、コネクタ本体を形成する外部導体シェルの筒状部に収容した絶縁ハウジングに挿入して、前記同軸ケーブルと前記外部導体シェルを定位置に位置決めして保持する位置決め保持部材と、
    前記位置決め保持部材を支持して前記定位置から圧着位置まで水平方向に往復移動する可動支持台と、
    前記圧着位置に配置された垂直方向に摺動可能の圧着ダイとを備え、
    前記位置決め保持部材は、
    前記外部導体シェルの筒状部を嵌め合わせ、前記筒状部の一側方に接続片を介して連設された蓋部及び圧着口輪部が起立した姿勢で前記外部導体シェルを保持する筒状治具と、
    前記筒状治具に嵌め合わせた前記外部導体シェルの筒状部を挟み付けて保持固定するチャック部と、
    前記コンタクトが絶縁ハウジングに挿入して装着された前記同軸ケーブルを、前記可動支持台の移動方向に延長して保持するケーブル案内体と、
    前記可動支持台が前記定位置から前記圧着位置に移動する過程において、前記外部導体シェルの前記蓋部及び圧着口輪部を前記接続片から前記筒状部の他側方に向けて折り曲げ、前記蓋部により前記筒状部の上部開口を覆うと共に、前記圧着口輪部により前記同軸ケーブルの絶縁体を収容した前記絶縁ハウジングの突出部と前記同軸ケーブルの外部導体及び外皮を抱え込む折り曲げ手段とを有し、
    一方、前記可動支持台には、前記圧着ダイの圧着上歯型と協働して前記圧着口輪部をかしめる圧着下歯型が設けられていて、前記折り曲げ手段により折り曲げられた前記圧着口輪部をかしめて、前記同軸ケーブルの絶縁体を収容した前記絶縁ハウジングの突出部、前記同軸ケーブルの外部導体及び外皮に圧着することを特徴とする同軸ケーブル用コネクタの結線装置。
  2. 前記外部導体シェルの前記筒状部は、下部開口端から軸線方向へ延びる複数のスリットを有し、複数の弾性胴片により筒状に形成されていると共に、前記各弾性胴片の先端部分に内側に突出する突曲部が設けられていて、
    一方、前記筒状治具の外周面に前記突曲部が係合する環状凹部を有し、前記突曲部と前記環状凹部との係合により、前記筒状治具に対する前記外部導体シェルの上下方向の位置決めを確保するように構成されている請求項1記載の同軸ケーブル用コネクタの結線装置。
  3. 前記チャック部は、前記筒状治具に嵌め合わせた前記外部導体シェルの前記筒状部を挟み付ける一対のチャックアームを有し、両チャックアームの把持面に前記筒状部の前記スリットに係合する突部が設けられていて、前記スリットと前記突部との係合により、前記筒状治具に対する前記外部導体シェルの周方向の位置決めを確保するように構成されている請求項2記載の同軸ケーブル用コネクタの結線装置。
  4. 前記折り曲げ手段は、前記筒状治具より前記圧着位置寄りにおいて、前記位置決め保持部材に前記移動方向に摺動自在に設けられた作動杆と、該作動杆の一端部に突設され、前記筒状治具に嵌め合わせて起立姿勢で保持した前記外部導体シェルの前記圧着口輪部に対向する押圧体と、前記作動杆の他端部に嵌装された押しばねとを有し、前記押しばねにより前記押圧体が前記筒状治具から離れる方向に付勢されており、前記位置決め保持部材が前記圧着位置に移動したとき、前記作動杆の他端部が装置固定部に当接して、前記作動杆が前記押しばねに抗して前記筒状治具に接近するように移動し、前記押圧体により前記蓋部及び前記圧着口輪部を押圧して前記接続片から折り曲げるように構成されている請求項1,2又は3記載の同軸ケーブル用コネクタの結線装置。
  5. 前記位置決め保持部材が、前記筒状治具の前記ケーブル案内体側に隣接する箇所に前記可動支持台に設けた前記圧着下歯型が挿通する開口部を有し、かつ、前記位置決め保持部材は、前記可動支持台に上下動可能に支持されていると共に、ばね手段によって上限位置に付勢されており、
    前記圧着位置において、前記圧着ダイにより前記位置決め保持部材が押し下げられると共に、前記圧着下歯型が前記開口部を通じて上方へ突出し、前記圧着上歯型と協働して前記圧着口輪部をかしめるように構成されている請求項1ないし4のいずれかに記載の同軸ケーブル用コネクタの結線装置。
  6. 前記筒状治具の筒孔に上下動可能に配設された押し出しピンを作動アームにより持ち上げ、前記筒状治具に嵌め合わせた前記外部導体シェルの前記筒状部に収容されている前記絶縁ハウジングを押し上げて、前記外部導体シェルを前記筒状治具から取り外す押し出し手段を備えている請求項1ないし5のいずれかに記載の同軸ケーブル用コネクタの結線装置。
  7. 同軸ケーブルの中心導体に接続したコンタクトを、コネクタ本体を形成する外部導体シェルの筒状部に収容した絶縁ハウジングに挿入した前記同軸ケーブルと、前記筒状部の一側方に接続片を介して連設された蓋部及び圧着口輪部が起立した姿勢の前記外部導体シェルとを位置決め保持部材に位置決めして保持する工程と、
    前記位置決め保持部材を定位置から圧着位置まで水平方向に移動する工程と、
    前記位置決め保持部材が前記定位置から前記圧着位置に移動する過程において、前記外部導体シェルの前記蓋部及び圧着口輪部を前記接続片から前記筒状部の他側方に向けて折り曲げ、前記蓋部により前記筒状部の上部開口を覆うと共に、前記圧着口輪部により前記同軸ケーブルの絶縁体を収容した前記絶縁ハウジングの突出部と前記同軸ケーブルの外部導体及び外皮を抱え込む折り曲げ工程と、
    前記折り曲げ工程で折り曲げられた前記圧着口輪部をかしめて、前記同軸ケーブルの絶縁体を収容した前記絶縁ハウジングの突出部、前記同軸ケーブルの外部導体及び外皮に圧着する圧着工程と、
    を有していることを特徴とする同軸ケーブル用コネクタの結線方法。
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