JP3824079B2 - 天端出し補助具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は天端出し補助具に関する。
【0002】
この種の天端出し補助具は建築物などの基礎台、基礎柱等の基礎工事において、鉄製型枠内に打込んだコンクリートないしはモルタルの、いわゆる天端ならし、即ち基礎の所定の高さを得ると共に表面を水平にならすように、いわゆる天端出し、即ち打込んだコンクリート、モルタル上に天端ならし材を流し込みをするレベルを示すように機能させるべく構成される。
【0003】
【従来の技術】
一般に建築物などの基礎台、基礎柱等の基礎工事においては所定の基礎高さを得ると共に基礎表面を水平にならす必要がある。この場合従来、基礎としてのコンクリート、モルタルの打込みと共に多数の釘を頭部が所定の打込みレベルを示すようにして、埋設する。ここで打込んだコンクリート、モルタルは一般に流動性に乏しいから、凝結・固化後その表面に多少とも凹凸が残る。従つて所定の打込みレベル近くまで打込んだコンクリート、モルタルの頂面に、更に天端ならし材を、釘で設定される所定のレベルまで流し込み、基礎の所定の高さを得ると共に表面を高度に水平にし、美麗に仕上げている。
【0004】
上述のような基礎工事においてコンクリート、モルタルの打込みに伴い単に釘を多数埋設する構成では、コンクリート、モルタルが硬化しておらず釘の夫々の頭部を所定のレベルに位置させることが至難である。また釘の埋設時に当初、仮に所定のレベルに位置させても、経時には釘の沈下あるいは傾きが生じて所定のレベルを正確に示し得ない等々の問題があった。
【0005】
しかして上述の問題に対し、打込んだコンクリート若しくはモルタルに対し、極めて円滑に所定位置まで埋入させ得、頭部を所定のレベルに正確に位置させると共に、コンクリート、モルタルと緊密に結合させ、基礎の所定の高さを得ることができ、表面を高度に水平化するに有効に寄与し得る天端出し補助具が提供される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の天端出し補助具は天端ならし材を流し込むに際し、流し込みのレベルを確実に識知しつつ実行できる。しかしながら上記の天端出し補助具の主部材としての細剛体において、その両端に水平方向に延びる円状の把持部を有しているが、一の補助具の細剛体に設けた把持部が他の補助具の細剛体に設けた把持部と相補的に設けられていて天端出し補助具を多量に箱詰めしたときからみ合い、使用時にからみを解く手間が極めて煩雑である問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によればこの目的は、下部にネジ山部が具備された補助具本体と、ネジ山部と同一のピッチで螺旋状に形成された細剛体とを備え、細剛体の両端部の夫々に把持部が設けられ、各把持部は円状に形成されて水平方向に延び、且つ各把持部が同一の方向に延設される天端出し補助具によって、達成される。
【0008】
【作用】
本発明によれば、天端出し補助具において螺旋状細剛体の把持部が同一の方向に向けて設けられていて、把持部が相互にからみ合うことを抑制でき、天端出し補助具の設置が簡便になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1〜図3を参照するに、本発明による天端出し補助具1には長手の補助具本体2が具備される。この補助具本体2は全体として長手の釘態様であり、好ましくは下端から半分以上に亙ってネジ山部3が具備される。この補助具本体2は螺旋状細剛体4に装着される。螺旋状細剛体4は剛製の線状様で且つ補助具本体2のネジ山部3と同一のピッチで螺旋状に形成されてあり、各端部に把持部6、6’が具備される。この把持部6、6’は水平方向に同一の形態で延びる。
【0010】
この場合補助具本体2のネジ山部3を螺旋状細剛体4に回転させながら侵入させる。補助具本体2の頂面にはこの補助具本体2を円滑に回動させるように、例えばドライバ態様の適宜の治具を挿入可能で且つ平面から見て十字状の係合凹溝5が具備される。且つ補助具本体2と螺旋状細剛体4とは好ましくは3cm程度、若しくはそれ以上に亙って連結するよう設けられる。
尚上述においては補助具本体2の頂面に十字状の係合凹溝5を設け、これにドライバ態様の治具で回動させる構成を開示したが、係合凹溝5は一字状にして例えば一のドライバ態様の治具で補助具本体2を回転させるように構成してもよい。
【0011】
これにより建造物などの基礎工事等において本発明による天端出し補助具1は、コンクリート、モルタルに埋設されることになるが、ここで補助具本体2を螺旋状細剛体4に対し、補助具本体2の頂面に設けた結合凹溝5に例えば+型のドライバーを係入して回転させ、螺旋状細剛体4に補助具本体2を装着する。
【0012】
しかして本発明による天端出し補助具1にあつては、基礎工事において例えば図4に示す如く打込まれるコンクリート、モルタルGDに装荷するとき、最初に螺旋状細剛体4をコンクリート、モルタルの頂面に配設した横筋材HSと縦筋材VSとの結着部に装着せしめ、固設する。次いで螺旋状細剛体4に補助具本体2を回転させつつ装着する。このとき図5に示す如く、レベル設定器LDから基準レベルとしてのレーザビームLBを水平に照射し、補助具本体2の頂部をレーザビームLBに合致させる。この合致作業が多数の螺旋状細剛体4に装着する多数の補助具本体2に対し行なわれ、更に具体的には合致作業において固定の螺旋状細剛体4に対し補助具本体2を適宜に進退させて個別に実現され得る。
【0013】
この後天端出しが行なわれた補助具本体2の頂部を目標として天端ならしが行なわれ、流し込まれる天端ならし材の平面のレベルが最適にされ得る。
【0014】
この場合螺旋状細剛体4の各端部に把持部6、6’が具備され、この把持部6、6’は水平方向に同一の形態で延び、箱等に収容しても細剛体4相互がからみ合うことを抑制する。
【0015】
【発明の効果】
上述のように構成された本発明の天端出し補助具によれば、コンクリート、モルタルの埋込み時にその頂部を所定の打込みレベルに正確に位置させ得、且つこの基礎上に流し込む天端ならし材を所定のレベルに高度に水平にし得、更に量産性に富み、充分な低廉化を実現できる等々の有用な効果に加え、細剛体のからみも有効に抑制できこの点での作業も大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の天端出し補助具の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】図2は図1の天端出し補助具の組立図である。
【図3】図3は図1の天端出し補助具の装着時の説明図である。
【図4】図4は図1の天端出し補助具の作業説明図である。
【図5】図5は図1の天端出し補助具の動作説明図である。
【符号の説明】
1 天端出し補助具
2 補助具本体
3 ネジ山部
4 螺旋状細剛体
6、6’ 把持部
LD レベル設定器
LB レーザビーム

Claims (1)

  1. 下部にネジ山部が具備された補助具本体と、ネジ山部と同一のピッチで螺旋状に形成された細剛体とを備え、細剛体の両端部の夫々に把持部が設けられ、各把持部は円状に形成されて水平方向に延び、且つ各把持部が同一の方向に延設される天端出し補助具。
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