JP3823373B2 - アルギナーゼ活性促進剤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、木通の抽出エキスを有効成分として含有するアルギナーゼ活性促進剤に、特に、皮膚中で水分を保持する保湿物質を皮膚細胞に産生させて皮膚に潤いと艶を与える効果に優れた皮膚外用剤の形態にあるもの、に関する。
【0002】
【従来の技術】
アルギナーゼは、アルギニンをオルニチンと尿素に加水分解する尿素サイクル中の酵素であり、脊椎動物の肝臓、腎臓などをはじめ生物界に広く分布している。ヒト皮膚においても、その存在は古くから知られており、アルギナーゼは、表皮細胞の増殖に関連したポリアミン生合成やプロリン生合成のためのオルニチンの供給酵素として知られている。しかしながら、この酵素の皮膚中での生理機能を保湿因子の産生に関連づけた報告は見あたらず、さらに皮膚中のアルギナーゼ活性を調節し皮膚に保湿効果を与えることを目的とする薬剤も知られていない。
また、化粧料などの皮膚外用剤の大きな目的の一つに肌荒れ防止・改善があるけれども、従来、この目的達成のために、各種保湿物質の配合が行われてきた。しかしながら、これらの保湿剤を用いた手法は、皮膚表面におけるその物質の物理化学的な保湿の性質を利用しているだけであり、その物質の皮膚細胞におよぼす生理的な機能に基づくものではない。また、このような保湿物質は皮膚から除去されるとその効果が消失するため、その効果は一過性であると言わざるを得ない。従って、皮膚細胞に働きかけ保湿物質の産生を促す薬剤の開発が望まれていた。
一方、木通(モクツウ)はアケビまたはその他同属植物の蔓性の茎を採取し輪切りにして乾燥させたものであり、古来より漢方薬の成分として用いられてきた生薬である。木通の作用としては、ストレス胃潰瘍発生予防効果があること{薬第95巻1179頁(1975年)}、利尿作用があること{Chem. Phar. Bull. 第27巻1464頁(1979年)}、抗炎症作用を有すること{日本薬学会第90年会発表(1970年)}が知られている。しかし、木通が、アルギナーゼ活性を高めること、またこれにより木通を含む皮膚外用剤が皮膚中の尿素産生を増大させて皮膚保湿能力を高める作用をもつことは全く知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、木通の抽出エキスを有効成分として含有するアルギナーゼ活性促進剤、及び皮膚細胞のアルギナーゼ活性を促進させることにより皮膚が本来持つ保湿物質を増大させて皮膚に潤いと艶を与える効果に優れた皮膚外用剤の形態にあるものを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、このような事情に鑑み、皮膚が本来持つ保湿性を向上させるべく皮膚中の保湿成分の産生機序について鋭意研究を重ねてきた。その結果、表皮におけるアルギナーゼの機能は、細胞の増殖に関するものが主ではなく、皮膚細胞の分化過程において発現する保湿因子としての尿素の産生が主であることを見いだした。そこで本発明者らはこの発見に基づき、表皮細胞内に存在するアルギナーゼを誘導し、これにより皮膚保湿因子としての尿素の産生量を増やす薬物の探索を続けた結果、木通抽出エキスが皮膚細胞中のアルギナーゼを誘導することを見いだし、またそれを皮膚外用剤に配合することにより、上記目的を達成することができるアルギナーゼ活性促進剤を得ることに成功し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、木通の抽出エキスを有効成分として含有するアルギナーゼ活性促進剤、及び皮膚外用剤の形態にあるものを提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明に係る木通の抽出エキスとは、木通を、炭化水素、エステル類、ケトン類、エーテル類、ハロゲン化炭化水素類、アルコール類、及び水のいずれか1種又は2種以上と共に加熱還流あるいは浸漬し、濾過して得られるものをいう。好ましくは、本発明に係る木通の抽出エキスとは、乾燥後粉砕した30gの木通に300mlの水を加え、70℃に加熱し、そして還流しながら3時間、温浸した水抽出物をいう。この際得られる抽出エキスを濃縮して乾燥固形物として用いてもよく、また上記効果を有する成分をさらに分離精製した画分を用いてもよい。
【0006】
本発明における木通抽出エキスの配合量は、乾燥固形物として皮膚外用剤全量中0.0001〜10重量%が好ましく、特に0.01〜5重量%の範囲が好ましい。0.0001重量%未満である場合、アルギナーゼ活性を増大させて保湿成分を産生せしめる効果が十分に達成できないことがあり、また、10重量%を越えて配合しても効果の増大は期待できない。
【0007】
本発明の皮膚外用剤は化粧料、医薬品、医薬部外品など外皮に適用される物を指し、従ってその剤形も水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末系、油液系、ゲル系、軟膏系、水−油二層系、水−油−粉末三層系など幅広い形態を取り得る。
本発明の皮膚外用剤は、木通抽出エキスの他に通常化粧品や医薬品などの皮膚外用剤に用いられる水性成分、粉末、界面活性剤、油剤、保湿剤、アルコール類、pH調節剤、防腐剤、酸化防止剤、増粘剤、色素、香料などを必要に応じて適宜配合することにより調製されることができる。
【0008】
また、本発明の皮膚外用剤は、必要により更に公知の薬剤を添加しても良い。これらの薬剤としては、例えば、アスコルビン酸誘導体、プラセンタエキス、グルタチオンなどの美白効果を有する薬剤、グリセリン、ソルビトールなどの保湿効果を有する薬剤、グリチルレチン酸誘導体、インドメタシンなどの抗炎症剤、アロエ、ヘチマ、ユリなどの抽出物、ビオチン、パントテン酸などの賦活剤、ビタミンE誘導体、ニコチン酸誘導体などの血行促進剤などが挙げられ、このような薬剤を用いることにより当抽出物との相乗効果により皮膚に潤いと艷を与えることができる。
【0009】
【実施例】
以下の実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、本発明は、これにより限定されてはならない。
実施例1:アルギナーゼ活性促進剤
木通抽出エキス
木通を、株式会社金井藤吉商店(東京都千代田区鍛冶町1−9−11)から入手した。乾燥後粉砕した30gの木通に300mlの水を加え70℃で3時間加熱した。その後、濾過により抽出液から不溶物を除去し、得られた濾液を減圧乾固して木通抽出エキスを得た。
【0010】
アルギナーゼ活性促進剤としての評価
上記操作により得られた木通抽出エキスを用いてアルギナーゼ活性促進作用の測定を行った。
ヒト表皮細胞を直径10cmの培養皿内に蒔き、培養皿内が細胞で完全に覆われる程度まで培養を継続した。その後、木通抽出エキスをその培地中濃度が(抽出エキス乾燥重量として)0〜0.01重量%となるように添加し、そして4日間培養した。培養後、その培地と細胞を回収し、培地中のアルギナーゼの反応により生じた尿素量と、細胞中のアルギナーゼ活性量を、測定した。各濃度ポイントはすべて5点ずつ行った。
培地中の尿素量を、和光純薬工業株式会社製の尿素窒素−テストワコーを取り扱い説明書に従って使用することにより測定した。培地0.02mlと発色試薬(発色原液Aと発色原液Bを5:1で混合したもの)5.0mlを混和し沸騰水浴中で25分間加熱後、流水中で冷却し分光光度計を用いて530nmの吸光度を測定し、別に求めた尿素の検量線より培地中の尿素量を換算した。
【0011】
細胞中のアルギナーゼ活性量の測定を、細胞を1mlの25mMトリス−塩酸緩衝液pH7.5中でホモジナイズしたホモジネートを用いて測定した。ホモジネート0.05ml、を1.5mlの栓付きのマイクロチューブに移し取りアルギナーゼの活性化のため50℃で10分間加熱処理を行った。0.04mlの0.1Mアルギニン溶液を添加し37℃にて30分間インキュベートした。インキュベート終了後0.01mlの60%過塩素酸を添加・混和し酵素反応を停止させ、そして10,000gで遠心分離を行い、そして得られた上清の尿素量を、上述の培地中の尿素量と同様の方法にて測定した。ここで、1時間当たり1マイクロモルの尿素を産生する量をアルギナーゼ1ユニットとした。培地中の尿素量、細胞内のアルギナーゼ活性量とも無添加の場合を100として、5点の平均値を表1に示す。
【0012】
Figure 0003823373
【0013】
この結果より本発明に係るアルギナーゼ活性促進剤が、アルギナーゼの活性促進作用効果に優れていることがわかる。
【0014】
実施例2:ヘアレスマウス塗布試験によるアルギナーゼ活性促進剤の効果
上述の通り、アルギナーゼ活性促進剤としての木通抽出エキスは、培養細胞レベルにおいてアルギナーゼ活性を促進し尿素の産生量を増大させることは明らかであるが、さらに動物を使用した試験においても同様の作用効果を示すかどうかを調べるために、次のような試験を行った。
【0015】
星野実験動物より購入した6週齢の雄性ヘアレスマウス(各群10匹)を用い0.01%の木通抽出エキスを含む50%エタノール溶液200μlを塗布し、その後この塗布を1日2回の頻度で30日間連続して行った。塗布期間終了後、SKICON−200を用いて皮表角質層水分含量を測定した後、マウス皮膚を採取し0.24M塩化アンモニウムpH9.4中に0℃で30分間浸した後、ピンセットを用いて真皮より剥離し表皮のみを採取した。採取した表皮を湿重量の19倍量の生理緩衝食塩水でホモジナイズした後、遠心分離を行い、その上清の尿素量とアルギナーゼ活性量を測定した。尿素量の測定を、上述の培地中の尿素量を測定する方法で、アルギナーゼ活性量の測定を、上述の培養細胞のアルギナーゼ活性量の測定と同様の方法で行った。抽出エキスを含まない50%エタノールのみの塗布群(比較例1)と擬似操作だけ群(比較例2)とを比較例として用いた。擬似塗布群を100として、各群の皮表角質層水分含量、表皮ホモジネート中の尿素量、及びアルギナーゼ活性量を表2に示す。
Figure 0003823373
【0016】
表2の結果から明らかなように本発明のアルギナーゼ活性促進剤はヘアレスマウス表皮中のアルギナーゼ活性を上昇させ、尿素量を増加させ、そして角質層の水分含量を増大させることが明らかとなった。
また、本試験において本発明に係るアルギナーゼ活性促進剤を塗布した部位に、副作用、例えば、炎症性の過敏反応の発生、紅斑の発生は見られず、それ故、本発明に係るアルギナーゼ活性促進剤が、副作用を呈さない範囲内で有効にアルギナーゼ活性を促進し、尿素量の産生を増大させ、そして角質層の水分含量を増大させることができることを確認した。
【0017】
以下の実施例3〜6において、本発明に係る皮膚外用剤の配合の例を挙げる。
Figure 0003823373
Aに属する成分を湯浴上で溶かし(油相)、そして別にBに属する成分を加熱溶解する(水相)。得られた油相に水相を添加し、撹拌して乳化させ、そして冷却して軟膏剤を得た。
【0018】
Figure 0003823373
上記各成分を70℃におい均一に乳化させて、乳液とした。
【0019】
Figure 0003823373
上記各成分を均一に溶かしてパック剤を得た。
【0020】
Figure 0003823373
【0021】
精製水に、グリセリン及び1,3−ブチレングリコールを溶解して、水溶液を得た。一方、別にエタノール、木通抽出エキス及びPOE(20)オレイルエーテルを混合した。この混合物を上記水溶液に添加し、溶解し、そして濾過して化粧水を得た。
【0022】
【発明の効果】
以上詳述したごとく、本発明は、新規、かつ、有効なアルギナーゼ活性促進剤を提供することができ、そしてその皮膚外用剤の形態にあるものは、角質層の水分含量を増大させる優れた皮膚保湿効果を有し、肌荒れ皮膚の改善に有用であり、かつ、安全性の高いものである。

Claims (2)

  1. 木通(モクツウ)の抽出エキスを有効成分として含有するアルギナーゼ活性促進剤。
  2. 皮膚外用剤の形態にある、請求項1に記載のアルギナーゼ活性促進剤。
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