JP3821367B2 - チャット提供システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

チャット提供システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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    • G06F16/93Document management systems
    • G06F16/94Hypermedia

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チャット提供システム、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、チャット文章やメールなどに添付されるファイルとチャット文章やメールの本文との対応関係を明確に表示することができるようにしたチャット提供システム、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、E(electronic)メールにおいては、送信するメールにファイル(バイナリファイルを含む)を添付して、所望する相手のメールアドレスに、メールを送信することが可能であり、文章以外の情報、例えば画像データなどを送信することができる。
【0003】
例えば、特開2001-265753には、送信するメールにマルチメディア文書へのリンク表示を添付して送信する文章への注釈付与方法が開示されている。すなわち、上記公報によれば、メールの送信側のコンピュータでは、送信するメールに、リンクするマルチメディア文書のURL(Uniform Resource Locator)を添付し、このメールを受信したコンピュータでは、メールの本文と共にURLを表示し、ユーザがそのURLを指定すると、指定されたURLに対応する情報を表示する。
【0004】
上述のように、受信したメールに、関連するマルチメディア文書のURLへのリンクが付加されていたり、ファイルが添付されていた場合、メールの受信者は、メールの本文の内容に基づいて、マルチメディア文書や、添付されているファイルの内容を予想する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、受信したメールに複数のファイルが添付されていた場合、または、複数のURLが付加されていた場合、メールの受信者は、本文の内容に対応する添付ファイル(またはURL)は、複数ある添付ファイル(またはURL)のうち、どれなのかを容易に把握することができないという課題があった。
【0006】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、チャット文章やメールなどに添付されるファイルとチャット文章やメールの本文との対応関係を明確に表示することができるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のチャット提供システムは、少なくとも1つのチャットサーバと複数のユーザ端末とから構成され、前記複数のユーザ端末が、前記チャットサーバを介して、チャット文章を含む第1の情報に、前記第1の情報とは異なる第2の情報を添付して相互に通信を行うチャット提供システムであって、前記複数のユーザ端末のそれぞれは、前記第2の情報へのリンクを前記チャット文章中に含む第1の情報、および前記第2の情報を前記チャットサーバに送信する送信手段と、他のユーザ端末から送信された前記第1の情報および前記第2の情報を受信する受信手段と、前記受信手段に受信された前記第1の情報をチャットログデータとしてチャットウィンドウに提示するとともに、提示されている前記チャットログデータに含まれている前記リンクが操作されたとき、前記第2の情報を前記第1の情報と対応付けて提示する提示手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
本発明の情報処理装置は、チャット文章を含む第1の情報に、前記第1の情報とは異なる第2の情報を添付して1以上の他の情報処理装置との間で送受することにより前記1以上の他の情報処理装置との間で第1の情報および第2の情報を共有してチャットを行う情報処理装置であって、前記1以上の他の情報処理装置に対して、前記第2の情報へのリンクを前記チャット文章中に含む前記第1の情報、および前記第2の情報を送信する送信手段と、前記1以上の他の情報処理装置のうちの何れかから送信された前記第1の情報および前記第2の情報を受信する受信手段と、前記受信手段に受信された前記第1の情報をチャットログデータとしてチャットウィンドウに提示するとともに、提示されている前記チャットログデータに含まれている前記リンクが操作されたとき、前記第2の情報を前記第1の情報と対応付けて提示する提示手段を備えることを特徴とする。
【0009】
1以上の他の情報処理装置とネットワークを介して接続される少なくとも1つのチャットサーバと、前記情報処理装置自身とが前記ネットワークを介して接続され、前記送信手段は、前記チャットサーバを介して、前記1以上の他の情報処理装置に対して、前記第2の情報へのリンクを前記チャット文章中に含む前記第1の情報、および前記第2の情報を送信し、前記受信手段は、前記チャットサーバを介して、前記1以上の他の情報処理装置のうちの何れかから送信された前記第1の情報、および前記第2の情報を受信することができる。
前記チャットウィンドウは、ログ表示エリアと表示ウィンドウとを少なくも含み、前記提示手段は、前記ログ表示エリアに前記第1の情報を表示させ、前記ログ表示エリアとともに前記チャットウィンドウに含まれる前記表示ウィンドウに前記第2の情報を表示させることで、前記第2の情報を前記第1の情報と対応付けることができる。
前記提示手段は、前記リンクが操作されたとき、提示されている前記チャットログデータに含まれている前記リンクから、提示されている前記第2の情報に向かう矢印をさらに提示することで、前記第2の情報を前記第1の情報と対応付けることができる。
前記提示手段は、前記チャットログデータに含まれている前記リンクを、他のチャット文章とは異なる表示態様にて提示することができる。
前記チャットウィンドウは、前記チャット文章の入力を受け付ける領域であるチャット入力エリアと、チャットログデータを提示するためのログ表示エリアと、前記第1の情報に添付するための第2の情報の候補を示すアイコンを表示する表示ウィンドウとを含むことができる。
前記第1の情報および前記第2の情報の作成を受け付ける第1の受付手段をさらに備え、
前記第1の受付手段は、前記表示ウィンドウに表示された前記第2の情報の候補を示す前記アイコンが、前記チャット入力エリアにドラッグアンドドロップされた場合、前記チャット入力エリアに入力中の前記チャット文章の後尾に、前記第2の情報と関連付ける前記リンクを作成することができる。
1以上の前記第2の情報を添付する旨の指示を受け付ける第2の受付手段をさらに設け、前記第1の受付手段は、ユーザの予め指定された所定の操作に対応して、前記第2の受付手段により添付の指示が受け付けられた前記第2の情報への前記リンクを、前記入力エリアに入力中の前記チャット文章の後尾に作成することができる。
【0011】
本発明の情報処理方法は、チャット文章を含む第1の情報に、前記第1の情報とは異なる第2の情報を添付して1以上の他の情報処理装置との間で送受することにより前記1以上の他の情報処理装置との間で第1の情報および第2の情報を共有してチャットを行う情報処理装置の情報処理方法であって、前記1以上の他の情報処理装置に対して、前記第2の情報へのリンクを前記チャット文章中に含む前記第1の情報、および前記第2の情報を送信する送信ステップと、前記1以上の他の情報処理装置のうちの何れかから送信された前記第1の情報および前記第2の情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップの処理で受信された前記第1の情報をチャットログデータとしてチャットウィンドウに提示するとともに、提示されている前記チャットログデータに含まれている前記リンクが操作されたとき、前記第2の情報を前記第1の情報と対応付けて提示する提示ステップとを含むことを特徴とする。
【0012】
本発明のプログラムは、チャット文章を含む第1の情報に、前記第1の情報とは異なる第2の情報を添付して1以上の他の情報処理装置との間で送受することにより前記1以上の他の情報処理装置との間で第1の情報および第2の情報を共有してチャットを行う情報処理装置を制御するコンピュータに、前記1以上の他の情報処理装置に対して、前記第2の情報へのリンクを前記チャット文章中に含む前記第1の情報、および前記第2の情報を送信する送信ステップと、前記1以上の他の情報処理装置のうちの何れかから送信された前記第1の情報および前記第2の情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップの処理で受信された前記第1の情報をチャットログデータとしてチャットウィンドウに提示するとともに、提示されている前記チャットログデータに含まれている前記リンクが操作されたとき、前記第2の情報を前記第1の情報と対応付けて提示する提示ステップとを実行させることを特徴とする。
【0021】
本発明のチャット提供システムにおいては、少なくとも1つのチャットサーバと複数のユーザ端末とから構成され、前記複数のユーザ端末が、前記チャットサーバを介して、チャット文章を含む第1の情報に、前記第1の情報とは異なる第2の情報を添付して相互に通信を行うチャット提供システムにおいて、前記複数のユーザ端末のうちの1つより、前記第2の情報へのリンクを前記チャット文章中に含む第1の情報、および前記第2の情報が前記チャットサーバに送信される。すると、前記複数のユーザ端末のうちの別のユーザ端末により、前記第1の情報および前記第2の情報が受信され、受信された前記第1の情報がチャットログデータとしてチャットウィンドウに提示されるとともに、提示されている前記チャットログデータに含まれている前記リンクが操作されたとき、前記第2の情報が前記第1の情報と対応付けて提示される。
【0022】
本発明の情報処理装置および方法並びにプログラムにおいては、チャット文章を含む第1の情報に、前記第1の情報とは異なる第2の情報を添付して1以上の他の情報処理装置との間で送受されることによって、前記1以上の他の情報処理装置との間で第1の情報および第2の情報を共有してチャットが行われる。その際、前記1以上の他の情報処理装置に対して、前記第2の情報へのリンクを前記チャット文章中に含む前記第1の情報、および前記第2の情報が送信される。一方、前記1以上の他の情報処理装置のうちの何れかから送信された前記第1の情報および前記第2の情報が受信され、受信された前記第1の情報がチャットログデータとしてチャットウィンドウに提示されるとともに、提示されている前記チャットログデータに含まれているリンクが操作されたとき、前記第2の情報が前記第1の情報と対応付けて提示される。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用したサービス提供システムの構成例を表している。このサービス提供システムにおいては、ネットワーク11に対して、インターネットサービスプロバイダ(ISP)12−1,12−2、チャットサーバ13、Webサーバ14、並びにクライアントコンピュータ15−1乃至15−nが接続されている。
【0025】
インターネットサービスプロバイダ12−1は、メールサーバ21−1、およびカスタマデータベース22−1を有している。メールサーバ21−1は、さらにPOP(Post Office Protocol)サーバ31−1とSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ32−1を有している。
【0026】
カスタマデータベース22−1は、インターネットサービスプロバイダ12−1のユーザの各種の情報を登録する。POPサーバ31−1は、ネットワーク11を介して、他のインターネットサービスプロバイダから受信されたメールの処理を主に管理する。SMTPサーバ32−1は、他のインターネットサービスプロバイダのメールサーバとの間でのメールの送受信を主に管理する。
【0027】
インターネットサービスプロバイダ12−2は、カスタマデータベース22−2を有するとともに、POPサーバ31−2とSMTPサーバ32−2からなるメールサーバ21−2を有している。この基本的な構成は、インターネットサービスプロバイダ12−1における場合と同様である。
【0028】
なお、図示はしないが、実際には、インターネットサービスプロバイダ12−1および12−2以外にも、複数のインターネットサービスプロバイダが、ネットワーク11に接続されている。以下の説明においては、インターネットサービスプロバイダ12−1と、インターネットサービスプロバイダ12−2を、特に区別する必要がない場合、インターネットサービスプロバイダ12と略記する。
【0029】
また、メールサーバ21−1とメールサーバ21−2を、特に区別する必要がない場合、メールサーバ21と略記する。また、カスタマデータベース22−1とカスタマデータベース22−2を、特に区別する必要がない場合、カスタマデータベース22と略記する。また、POPサーバ31−1とPOPサーバ31−2を、特に区別する必要がない場合、POPサーバ31と略記する。また、SMTPサーバ32−1とSMTPサーバ32−2を、特に区別する必要がない場合、SMTPサーバ32と略記する。
【0030】
チャットサーバ13は、例えば、ワークステーション、パーソナルコンピュータ等で構成され、チャットサーバプログラムを実行することで、チャットサーバとして機能する。
【0031】
すなわち、チャットサーバ13は、クライアントコンピュータ15−1乃至15−nのうち何れかのクライアントコンピュータ同士が入力したテキストデータ(以下、チャット文章と称する)を、チャットログデータとして、入力時刻順にチャットデータベース42に記憶させる。また、チャットサーバ13は、クライアントコンピュータ15−1乃至15−nのうち何れかのクライアントコンピュータ同士が、クライアントコンピュータ同士で共有するために添付したファイルを、チャットデータベース42に記憶させる。
【0032】
そして、チャットサーバ13は、チャットデータベース42に記憶させたチャットログデータ、および添付ファイルを、同じチャットルームでチャットを行っているクライアントコンピュータに供給する。このチャットデータベース42の管理は、チャットルーム管理部41が行っている。このようにして、チャットサーバ13は、クライアントコンピュータ15−1乃至15−nのうち何れかのクライアントコンピュータ同士がチャットを行うためのチャット環境を提供するようになっている。
【0033】
なお、図示はしないが、実際には、チャットサーバ13以外にも、複数のチャットサーバが、ネットワーク11に接続されている。
【0034】
Webサーバ14は、ネットワーク11を介した、クライアントコンピュータ15−1乃至15−nからの要求に従って、ホームページなどの様々な情報を提供する。なお、図示はしないが、実際には、Webサーバ14以外にも、複数のWebサーバが、ネットワーク11に接続されている。
【0035】
クライアントコンピュータ15−1乃至15−n(以下、クライアントコンピュータ15−1乃至15−nを個々に区別する必要がない場合、単に、クライアントコンピュータ15と略記する)は、他のクライアントコンピュータ15との間で、メールの送受信をするためのメールソフトを記憶しており、予め契約したインターネットサービスプロバイダ12に接続することにより、他のクライアントコンピュータ15との間で、メール(添付ファイルを含む)の送受信を行う。
【0036】
また、クライアントコンピュータ15は、チャットサーバ13が提供するチャット空間を、他のクライアントコンピュータ15との間で共有しながらチャットを行うためのチャットクライアントプログラムを記憶しており、このチャットクライアントプログラムと、チャットサーバ13におけるチャットサーバプログラムの実行により、クライアントコンピュータ15では、チャットを行うためのチャット空間が表示される。
【0037】
図2は、クライアントコンピュータ15の構成例を表している。このクライアントコンピュータ15は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータであり、ネットワーク11に対するアクセス機能を有している。図2において、CPU101は、ROM102に記憶されているプログラム、または記憶部109からRAM103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0038】
CPU101、ROM102、およびRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104にはまた、入出力インターフェース105も接続されている。
【0039】
入出力インターフェース105には、キーボードやマウス等で構成される入力部106、スピーカなどよりなる音声出力部107、CRT(CathodeRay Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるモニタ108、ハードディスクなどより構成される記憶部109、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部110が接続されている。
【0040】
入力部106は、例えば、CPU101に各種の指令を入力するとき、ユーザにより操作される。音声出力部107は、CPU101の制御の下、所定の音声データを再生するようになっている。モニタ108は、CPU101の制御の下、所定の情報を表示する。記憶部109は、例えば、OSや、クライアントコンピュータ15に供給するプログラム等を記憶している。
【0041】
通信部110は、ネットワーク11を介した通信処理を実行する。
【0042】
入出力インターフェース105にはまた、必要に応じてドライブ111が接続され、磁気ディスク112、光ディスク113、光磁気ディスク114、或いは半導体メモリ115などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部109にインストールされる。
【0043】
図3は、POPサーバ31の構成例を表している。このPOPサーバ31を構成するCPU131乃至入力部136、および記憶部138乃至半導体メモリ144は、図2のクライアントコンピュータを構成するCPU101乃至入力部106、および記憶部109乃至半導体メモリ115と基本的に同様の構成とされ、対応する名称のものは、対応する機能を有する。従って、それらの説明は、繰り返しになるので省略する。
【0044】
出力部137は、CRT、LCDなどよりなるモニタ、並びにスピーカなどよりなる。
【0045】
図4は、SMTPサーバ32の構成例を表している。このSMTPサーバ32を構成するCPU171乃至半導体メモリ184は、図3のPOPサーバ31を構成するCPU131乃至半導体メモリ144と基本的に同様の構成とされ、対応する名称のものは、対応する機能を有する。従って、それらの説明は、繰り返しになるので省略する。
【0046】
図5は、チャットサーバ13の構成例を表している。このチャットサーバ13を構成するCPU201乃至入出力インターフェース205、並びに入力部206乃至半導体メモリ215は、図2のクライアントコンピュータを構成するCPU101乃至半導体メモリ115と基本的に同様の構成とされ、対応する名称のものは、対応する機能を有する。従って、それらの説明は、繰り返しになるので省略する。チャットサーバ13においては、それ以外に、チャットルーム管理部41、が、入出力インターフェース205に接続されており、チャットルーム管理部41には、さらにチャットデータベース42が接続されている。
【0047】
チャットルーム管理部41は、クライアントコンピュータ15より、新規チャットルームの作成の指示を受信したとき、新規チャットルームにおいて、以後、交信されるデータを管理するための領域を、チャットデータベース42内に作成する。この領域には、チャットルームを識別するためのチャットルームIDが付される。
【0048】
また、新規チャットルーム用に作成された領域には、チャットログデータを管理する領域、および添付ファイルを管理する領域が作成され、以降、チャットログデータおよび添付ファイルは、それぞれの領域において管理される。
【0049】
なお、以下の説明において、チャットログデータを管理する領域を、チャットログデータ管理領域と、添付ファイルを管理する領域を、添付ファイル管理領域と、それぞれ称する。
【0050】
チャットルーム管理部41は、チャットを行っているクライアントコンピュータ15より、チャット文章を受信すると、チャット文章と共に送られてきたチャットルームIDに基づいて、チャットデータベース42内にある、対応するチャットルームを検索する。そして、チャットルーム管理部41は、受信したチャット文章を、そのチャットルーム内にあるチャットログデータ管理領域に、チャットログデータとして記憶させる。
【0051】
なお、チャットログ管理領域に、すでにチャットログデータが記憶されていた場合、チャットルーム管理部41は、すでに記憶されているチャットログデータに、受信したチャット文章を追加して、記憶を更新させる。
【0052】
また、クライアントコンピュータ15より受信されたチャット文章に、添付ファイル情報(添付ファイルの存在を示す情報)が記述されていた場合、チャットルーム管理部41は、チャット文章に記述されている添付ファイル情報ごと、チャットログデータ管理領域に記憶させる。そして、チャット文章と共に受信した添付ファイルを、添付ファイル管理領域に記憶させる。
【0053】
チャットルーム管理部41は、受信したチャット文章をチャットログデータとしてチャットデータベース42に記憶させた後、同じチャットルームでチャットを行っている全てのクライアントコンピュータ15(すなわち、同一のチャット空間を共有しているクライアントコンピュータ15)に対して、チャットデータベース42に記憶されているチャットログデータを、通信部210より送信する。
【0054】
ただし、送信されるのは、チャットログデータの内、受信したチャット文章に対応する部分のデータのみである。また、受信したチャット文章にファイルが添付されていた場合、チャットルーム管理部41は、チャットログデータと共に、添付ファイルも、通信部210より送信する。
【0055】
また、チャットルーム管理部41は、チャットルームにログインしているメンバの個々を識別、管理しており、すでに実行中のチャットに、新たにユーザがログインした場合、または、チャットからユーザがログアウトした場合、チャットルーム管理部41は、チャットルームにログインしているメンバに関する情報(以下、ログインユーザ情報と称する)を更新すると共に、更新したログインユーザ情報を、チャットルームにログインしている全てのクライアントコンピュータ15に送信する。
【0056】
次に、図6を参照しつつ、メールの送受信処理について説明する。なお、以下の説明においては、クライアントコンピュータ15−1を操作するユーザをユーザAとし、クライアントコンピュータ15−2を操作するユーザをユーザBとし、クライアントコンピュータ15−3を操作するユーザをユーザCとし、クライアントコンピュータ15−4を操作するユーザをユーザDとし、クライアントコンピュータ15−5を操作するユーザをユーザEとする。
【0057】
また、ユーザAは、インターネットサービスプロバイダ12−1と、予め契約を結んでおり、ユーザBは、インターネットサービスプロバイダ12−2と、予め契約を結んでいることとする。
【0058】
以下、ユーザAからユーザBに対して、メールを送信する場合を例に、メールの送受信処理について説明する。
【0059】
ステップS11において、クライアントコンピュータ15−1は、ユーザAによる入力部106を介したメールの作成を受け付ける。ユーザAは、ユーザBのクライアントコンピュータ15−2に送信するメールを作成する。このとき、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、文字データとしてのメールと共に、ファイルの添付も受け付ける。このメール作成処理の詳細な説明は、後述する。
【0060】
クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、入力部106を介して、ユーザAより、メール送信の指示が入力されたと判定したとき、ステップS12に進み、ステップS12において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、ステップS11で作成されたメールを、通信部110より、ネットワーク11を介して、インターネットサービスプロバイダ12−1のメールサーバ21−1に送信する。
【0061】
ステップS21において、メールサーバ21−1のSMTPサーバ32−1は、ステップS12でクライアントコンピュータ15−1が送信したメールを、通信部179を介して受信する。
【0062】
ステップS22において、SMTPサーバ32−1のCPU171は、ステップS21で受信したメールに含まれている、メールの送信先のメールアドレスを読み出し、読み出したメールアドレスに対応するインターネットサービスプロバイダ(ここでは、インターネットサービスプロバイダ12−2)のPOPサーバ31−2に対して、クライアントコンピュータ15−1からのメールを送信する。
【0063】
ステップS31において、メールサーバ21−2のPOPサーバ31−2は、ステップS22でSMTPサーバ32−1が送信したクライアントコンピュータ15−1からのメールを、通信部139を介して受信する。
【0064】
ステップS32において、POPサーバ31−2のCPU131は、ステップS31で受信したメールを、記憶部138に記憶させ、以降、クライアントコンピュータ15−2からアクセスがあるまで、管理する。
【0065】
ステップS41において、クライアントコンピュータ15−2は、入力部106を介して、ユーザBから、受信メールの有無を確認するよう指示が入力されると、ステップS42に進み、ステップS42において、クライアントコンピュータ15−2のCPU101は、通信部110から、POPサーバ31−2に対して、クライアントコンピュータ15−2宛のメールが届いているか否かを問い合わせる。
【0066】
ステップS33において、POPサーバ31−2の通信部139は、ステップS42のクライアントコンピュータ15−2からの問い合わせを受信し、ステップS34において、POPサーバ31−2のCPU131は、記憶部138に記憶されているメールを検索することにより、問い合わせてきたクライアントコンピュータ15−2のメールアドレスに対してメールが届いているか否かを判定する。
【0067】
ここでは、ステップS32で、記憶部138に記憶させたメールが、クライアントコンピュータ15−2宛のメールであるため、そのメールが検知される。
【0068】
そして、ステップS35において、POPサーバ31−2のCPU131は、ステップS34で検索した結果見つかった、クライアントコンピュータ15−2宛のメールを、通信部139から、クライアントコンピュータ15−2に対して送信する。
【0069】
ステップS43において、クライアントコンピュータ15−2の通信部110は、ステップS35でPOPサーバ31−2が送信したメールを受信し、ステップS44において、クライアントコンピュータ15−2のCPU101は、ステップS43で受信したメールをモニタ108に表示させる。なお、受信したメールの表示の詳細な説明は後述する。
【0070】
以上のようにして、クライアントコンピュータ15−1において、ユーザAにより作成されたメール(添付ファイルを含む)は、メールサーバ21−1、およびメールサーバ21−2を介して、クライアントコンピュータ15−2に送信され、クライアントコンピュータ15−2のモニタ108に表示される。
【0071】
次に、図7のフローチャートを参照しつつ、図6のステップS11の処理、すなわち、クライアントコンピュータ15−1での、メールの作成処理の詳細について説明する。
【0072】
ステップS61において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、入力部106より、新規送信メール作成の指示が入力されるまで待機しつづけ、新規送信メール作成の指示が入力された場合、ステップS62に進み、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、モニタ108に、新規送信メール作成用のウィンドウを表示させる。
【0073】
図8は、ステップS62において、クライアントコンピュータ15−1のモニタ108に表示される画面の例である。図8においては、画面のやや右よりにメール作成ウィンドウ301が表示されている。
【0074】
図8に示されるように、このメール作成ウィンドウ301は、作成したメールを送信するときにクリックされる送信キー302、作成されたメールの送信先のメールアドレスの入力を受け付ける宛先入力欄303、ほかに送信する相手がいる場合に、その相手のメールアドレスの入力を受け付けるCC入力欄304、同じく、ほかに送信する相手がいる場合に、その相手のメールアドレスの入力を受け付けるBCC入力欄304(ただし、こちらの場合、メール受信者は、同一のメールを受信するその他のクライアントコンピュータ15を知ることができない)、および、送信するメールのタイトルの入力を受け付ける件名入力欄306、並びに、メールの本文の入力を受け付ける文章入力欄307により構成されている。
【0075】
ステップS63において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、図8の宛先入力欄303に対して、メールの送信先のメールアドレスの入力を受け付ける(図8においては、「user-b@isp2.ne.jp」が入力される)。
【0076】
ステップS64において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、図8の件名入力欄306に対して、メールのタイトルの入力を受け付ける(図8においては、「link test mail」が入力される)。
【0077】
ステップS65において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、図8の文章入力欄307に対して、メールの本文の入力を受け付ける(図8においては、「これが」が入力される)。また、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、ファイルの添付を受け付ける。なお、ステップS65の処理の詳細な説明は後述する。
【0078】
ステップS66において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、送信キー302をクリックされることにより、メール作成ウィンドウ301にて作成されたメールを送信する指示を受け付けると、処理は図6のステップS12に進み、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、宛先入力欄303に入力されたメールアドレスに対して(CC入力欄304、およびBCC入力欄305にメールアドレスが入力された場合、それらに入力されたアドレスに対しても)、送信者のメールアドレス、件名入力欄306に入力された件名、文章入力欄307に入力された本文、および添付ファイルを含む情報を送信する処理を実行する(勿論、メールサーバを介する)。
【0079】
以上のようにして、クライアントコンピュータ15−1における新規メール作成処理が行われる。
【0080】
なお、上述における、ステップS63乃至ステップS65の処理は、上述した順番でなくてもよい。すなわち、ステップS63乃至ステップS65の処理は、どれを最初に実行し、どれを2番目に実行し、どれを最後に実行するようにしてもよい。例えば、メールの本文の入力を受け付けた後、件名の入力を受け付け、最後に、メールアドレスの入力を受け付けるようにしてもよい。また、メールアドレスの入力を受け付けた後、メールの本文の入力を受け付け、再度、メールアドレスの変更を受け付けるようなことも可能である。
【0081】
また、上述においては、CC入力欄304に対するメールアドレスの入力の受け付け、およびBCC入力欄305に対するメールアドレスの入力の受け付けについては言及していないが、これらの入力の受け付けも、ステップS63乃至ステップS65の処理の前後、およびステップS63乃至ステップS65の処理の間の任意のタイミングで行うようにすることが可能である。
【0082】
また、上述においては、クライアントコンピュータ15−1について説明したが、基本的な処理の手順は、クライアントコンピュータ15−2乃至15−nにおいても、同様である。
【0083】
次に、図9を参照しつつ、図7のステップS65の処理の詳細について説明する。
【0084】
ステップS101において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、図8の文章入力欄307にカーソルが合わせられ、キーボード(入力部106)を介して文字が入力されたか否かを判定し、文字が入力された場合、ステップS102に進み、入力された文字を文章入力欄307に表示させる。その後、処理はステップS101に戻る。
【0085】
例えば、図8に示されるように、文章入力欄307にカーソルが合わせられ、文字列「これが」が、キーボードより入力されると、文章入力欄307の所定の位置に(図8においては、左上から順に)入力された文字列「これが」が表示される。
【0086】
ステップS101において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101が、文章入力欄307には、文字は入力されていないと判定した場合、ステップS103に進み、CPU101は、文章入力欄307にファイルがドラッグアンドドロップされたか否かを判定し、文章入力欄307にファイルがドラッグアンドドロップされた場合、ステップS104に進み、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、文章入力欄307にドラッグアンドドロップされたファイルを添付ファイル表示欄に表示させると共に、文章入力欄307にリンク表示を表示させる。
【0087】
図8、図10、および図11を参照して、このステップS103およびステップS104の処理について説明する。
【0088】
例えば、図8に示される画面がクライアントコンピュータ15−1のモニタ108に表示されていたときに、ユーザAが入力部106から所定の操作を入力すると、モニタ108には、図10に示すように、ファイル表示ウィンドウ321が表示される。すなわち、図10は、クライアントコンピュータ15−1のモニタ108に表示される画面の例であり、図8の状態において、ファイル表示ウィンドウ321を表示するよう指示が、ユーザAにより入力された後の画面の例である。図10において、図8と同一の部分に関しては、同一の符号および名称を示している。図8と同一の部分に関しては、特に必要がない限り、説明の重複を避けるため、説明は省略する。
【0089】
図10に示されるように、クライアントコンピュータ15−1のモニタ108には、メール作成ウィンドウ301のほかに、画面左方にファイル表示ウィンドウ321が表示されている。ファイル表示ウィンドウ321の中には、このフォルダ内に管理されているファイル322が表示されている。本例においては、ファイル322のファイル名を「abc.jpg」とする。
【0090】
ユーザAは、図10に点線の矢印で示されるように、マウス(入力部106)の操作により、このファイル322を、メール作成ウィンドウ301内の文章入力欄307まで、ドラッグアンドドロップする。すると、ステップS103において、CPU101は、ファイル322が、文章入力欄307にドラッグアンドドロップされたと判定し、ステップS104に進む。
【0091】
ステップS104において、クライアントコンピュータ15−1のモニタ108に表示される画面の例を図11に示す。図11は、図10に示される画面において、ファイル322が、文章入力欄307までドラッグアンドドロップされた後のモニタ108に表示される画面の例を示している。なお、図11においては、図9および図10と同一の部分に関しては、同一の符号および名称を示してあり、それらに関する説明は、重複するので省略する。
【0092】
図11においては、メール作成ウィンドウ301内に、添付ファイル表示欄342が新たに表示され、添付ファイル表示欄342内には、図10において文章入力欄307にドラッグアンドドロップされたファイル322「abc.jpg」が、添付ファイル343として表示される。また、文章入力欄307内には、リンク表示341が表示されている。リンク表示341は、ファイル名「abc.jpg」として表示されている。なお、リンク表示341は、当初、ファイル名が表示されるが、ユーザは、入力部106に所定の操作を入力することにより、リンク表示341を、ファイル名から、その他の文字に変更することが可能である。
【0093】
リンク表示341には、下線が引かれる。また、リンク表示341は、文章入力欄307に入力されたその他の文字と区別するために、その他の文字とは異なる色とされる。このようにして、文章入力欄307内のリンク表示341「abc.jpg」と、添付ファイル343の間にリンクが張られる。

なお、図11において図中に描かれているリンク表示341を囲む点線、およびその点線の直下に書かれている「リンクが張られる」は、実際のクライアントコンピュータ15−1のモニタ108には表示されない。
【0094】
ステップS103およびステップS104のように、ファイルを文章入力欄307にドラッグアンドドロップすることで、添付ファイルにリンクを張るようにすることにより、ユーザは、直感的な操作で、容易に、添付ファイルと本文との間にリンクを張ることができる。
【0095】
ステップS104の処理が終了した後、処理は、ステップS101に戻る。
【0096】
図9に戻って、ステップS103において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101が、文章入力欄307にファイルがドラッグアンドドロップされていないと判定した場合、処理はステップS105に進む。
【0097】
ステップS105において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、入力部106を介して、ユーザAよりファイルを添付する指示が入力されたか否か判定し、入力部106を介して、ユーザAよりファイルを添付する指示が入力された場合、ステップS106に進み、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、モニタ108に、クライアントコンピュータ15−1が管理しているファイル(およびフォルダ)のリストを表示するウィンドウを表示させ、そのリストの中から、ユーザAによる、添付するファイルの指定を受け付ける。
【0098】
ステップS107において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、ステップS106でユーザAにより指定されたファイルを添付ファイル表示欄に、添付ファイルとして表示させる。
【0099】
図12および図13を参照して、ステップS105乃至ステップS107の処理について説明する。図12は、クライアントコンピュータ15−1のモニタ108に表示される画面の一例である。図12に示されるように、クライアントコンピュータ15−1のモニタ108には、メール作成ウィンドウ301が表示されている。メール作成ウィンドウ301内の送信キー302、宛先入力欄303、CC入力欄304、BCC入力欄305、件名入力欄306、および文章入力欄307は、図8における同一符号の部分と同一の機能を有している。なお、文章入力欄307には、文字列「複数の添付ファイルがある場合の例です。ここでファンクションキーを押すと、」が、既に入力されている(ステップS102の処理)。
【0100】
図12においては、添付キー371が示されている。ユーザAによるマウス(入力部106)の操作により、添付キー371がクリックされた場合、CPU101は、ステップS105において、ファイルの添付が指示されたと判定し、ステップS106において、クライアントコンピュータ15−1のモニタ108に、新たなウィンドウを表示し、そのウィンドウ内に、クライアントコンピュータ15−1内で管理されているファイルのリストを表示し、添付するファイルの指定を受け付ける。
【0101】
ステップS106において、ユーザAにより添付するファイルが指定されたとき、ステップS107に進み、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、ステップS106で指定されたファイルを、図13に示すように、添付ファイル表示欄342に、添付ファイル401−1乃至401−3として、モニタ108に表示させる。
【0102】
図13は、図12の状態において、ユーザAにより添付するファイルが指定された後のクライアントコンピュータ15−1のモニタ108に表示される画面の例である。図13においては、添付ファイル表示欄342が表示され、添付ファイル表示欄342内には、添付ファイル401−1乃至401−3が表示されている。ここでは、添付ファイル401−1(ファイル名は「abc.jpg」)、添付ファイル401−2(ファイル名は「def.jpg」)、および添付ファイル401−3(ファイル名は「ghi.jpg」)が、ユーザAにより、添付ファイルとして指定されたことを示している。
【0103】
なお、添付ファイルとして指定するファイルの個数は、これより多くても少なくても構わない。また、上述した例においては、一度に複数のファイルを添付ファイルとして指定したが、1個ずつ指定することも勿論可能である。
【0104】
以上のようにして、ステップS105乃至ステップS107の処理により、複数のファイルが、添付ファイルとして指定される。
【0105】
図9のステップS105において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101が、ユーザAよりファイルを添付する指示が入力されてはいないと判定した場合、処理はステップS108に進み、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、キーボード(入力部106)のファンクションキーが操作されたか否かを判定し、キーボード(入力部106)のファンクションキーが操作された場合、ステップS109に進む。
【0106】
ステップS109において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、ステップS105乃至ステップS107の一連の処理によりメールに添付することが指定されたファイルと、文章入力欄307に入力中の本文との間にリンクを張る処理を実行する。
【0107】
以下、図13乃至図17を参照しつつ、ステップS108およびステップS109の処理について説明する。なお、図14は、図13の次に、クライアントコンピュータ15−1のモニタ108に表示される画面の例であり、以下、図15乃至図17には、ステップS109においてクライアントコンピュータ15−1のモニタ108に表示される画面が、操作の順番に従って示されている。そこで、図13乃至図17において、同一の部分については、同一の符号により示し、説明の重複を避けるため、同一の部分についての説明は繰り返さない。
【0108】
図13に示されるような画面が、クライアントコンピュータ15−1のモニタ108に表示されていた場合、ステップS108において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101が、ファンクションキーが操作されたと判定すると、ステップS109に進み、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、図13に示される添付ファイル表示欄342内に表示されている添付ファイル401−1乃至401−3のうち、1番左に表示されている添付ファイル401−1を、図14に示すように、反転表示する。なお、図14中の添付ファイル401−1を囲む点線、および点線の直近にある「選択される」は、実際には表示されない。
【0109】
この状態で、キーボードのTABキーが操作された場合、図15に示されるように、添付ファイル401−1の反転表示は解除され、代わりに、1つ右隣の添付ファイル401−2が反転表示される。なお、図15中の添付ファイル401−2を囲む点線、および点線の直近にある「次候補が選択される」は、実際には表示されない。図15に示されるような画面が、クライアントコンピュータ15−1のモニタ108に表示されているときに、キーボードのEnterキーが操作された場合、図16に示すように、図15で反転表示されていた添付ファイル401−2のファイル名「def.jpg」が、文章入力欄307に、リンク表示411として表示される。なお、図16において、リンク表示411を囲む点線、および点線の直下にある「リンクが挿入される」は、実際には表示されない。
【0110】
このようにして、ユーザAは、TABキーで、添付ファイル表示欄342に表示されている複数の添付ファイル401−1乃至401−3の中から、所望する添付ファイル401−2を選択し、Enterキーで、選択した添付ファイル401−2を、リンク表示411として表示させ、リンクを挿入することができる。
【0111】
図17に示されるように、ユーザAは、リンク表示411を挿入した後に、さらに、文字を入力することが可能であり、図17においては、文字列「へのリンクを張ることができます。」が入力されている(ステップS102)。
【0112】
なお、図15の状態から、ユーザAによりさらにTABキーを操作された場合、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、添付ファイル401−2の反転表示を解除し、その右隣の添付ファイル401−3を反転表示させる。この状態で、Enterキーが操作された場合、文章入力欄307に入力されている文字列の最後尾に添付ファイル401−3のファイル名がリンク表示として表示される。
【0113】
また、このときさらにTABキーが操作された場合、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、添付ファイル401−3の反転表示を解除し、再度、添付ファイル401−1を反転表示させる。この状態で、Enterキーが操作された場合、文章入力欄307に入力されている文字列の最後尾に添付ファイル401−1のファイル名がリンク表示として表示される。
【0114】
以上のようにして、図9のステップS109において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、ユーザAが所望する添付ファイルと文章入力欄307に入力中の本文との間にリンクを張る。
【0115】
図9のステップS108において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101が、ファンクションキーは操作されていないと判定した場合、ステップS110に進み、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、入力部106から、上述した以外の処理の指示が入力された(例えば、図17の送信キー302がクリックされた)か否かを判定し、その他の指示が入力されていない場合、ステップS101に戻り、上述したステップS101以降の処理を繰り返す。
【0116】
ステップS110において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101が、入力部106から、上述した以外の処理の指示が入力されたと判定した場合、図9のフローチャートに示された処理を終了して、図7のステップS66に進む。
【0117】
以上のようにして、メールの内容の記入処理が実行される。
【0118】
なお、上述においては、ステップS108およびステップS109の処理を一回しか行っていないが、1つの添付ファイルにリンクを張った後、再度、他の添付ファイル(例えば図13の添付ファイル401−1、および添付ファイル401−3)にリンクを張るようにすることも勿論可能である。この場合、文章入力欄307には、入力中の文字列の間に、各添付ファイルに対応するリンク表示が、それぞれ表示されることになる。
【0119】
このように、複数の添付ファイルに対応する複数のリンク表示を、文章入力欄307に入力中の文章の適宜の位置に挿入することにより、文章入力欄307に入力される本文の文脈と添付ファイルの対応関係を明確にすることができる。
【0120】
次に、上述した図9のステップS109の処理の詳細について、図18のフローチャートを参照しつつ、説明する。
【0121】
ステップS151において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、メール作成ウィンドウ301内の添付ファイル表示欄342に、図13に示されるように、添付ファイルが表示されているか否かを判定し、メール作成ウィンドウ301内の添付ファイル表示欄342に、添付ファイルが表示されていない場合、図18のフローチャートの処理を終了し、図9のステップS101に戻る。
【0122】
ステップS151において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101が、メール作成ウィンドウ301内の添付ファイル表示欄342に、添付ファイルが表示されていると判定した場合、ステップS152に進む。
【0123】
ステップS152において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、図14に示されるように、添付ファイル表示欄342に表示されている添付ファイル401−1乃至401−3の内、一番左端の添付ファイル401−1を反転表示させる。
【0124】
ステップS153において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、ユーザによりキーボードのTABキーが操作されたか否かを判定し、TABキーが操作された場合、ステップS154に進み、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、図15に示されるように、添付ファイル表示欄342に表示されている添付ファイルの反転表示を、1つ隣の添付ファイルに移す(図14および図15においては、添付ファイル401−1から添付ファイル401−2に、反転表示させる添付ファイルの選択を移す)。
【0125】
ステップS153において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101が、ユーザによりキーボードのTABキーが操作されてはいないと判定した場合、ステップS155に進み、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、キーボードのEnterキーが操作されたか否かを判定し、キーボードのEnterキーが操作された場合、ステップS156に進む。
【0126】
ステップS156において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、図16に示されるように、反転表示されている添付ファイルのファイル名を、文章入力欄307にリンク表示411として表示させる。なお、このリンク表示411を構成する文字は、当初、添付ファイルのファイル名とされるが、後で、他の文字に変更することが可能である。
【0127】
ステップS156の処理の後、処理は、図9のステップS101に戻る。
【0128】
ステップS155において、クライアントコンピュータ15−1のCPU101が、Enterキーは操作されていないと判定した場合、ステップS157に進み、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、キーボードのESC(エスケープ)キーが操作されたか否かを判定し、ESCキーが操作された場合、ステップS158に進み、クライアントコンピュータ15−1のCPU101は、例えば図14の添付ファイル表示欄342に表示されている添付ファイル401−1の反転表示を解除する。
【0129】
その後、処理は、図9のステップS101に戻る。
【0130】
以上のようにして、ファイルのリンク処理が実行される。
【0131】
図19Aは、以上のようにして、添付ファイルにリンクを張った後、図6のステップS12で、メールサーバ21−1に送信される、メールの本文、および添付ファイルのデータの構成を示している。図19Bに示されるように、メールの本文および添付ファイルは、MIME(Multipurpose Internet Mail Extensions encoding)により、木構造を形成している。
【0132】
すなわち、図19Aにおいて、メールのデータは、メールヘッダ421、テキストとしてのメール本文422、HTML(Hyper Text Markup Language)としてのメール本文423、および添付ファイル424により構成されている。これらが、図19Bに示されるように木構造を形成している。
【0133】
また、図19AのHTMLとしてのメール本文423中の、添付ファイルへのリンクを示す記述(四角で囲まれた記述)425は、メール本文423と、添付ファイル424とのリンクを示している。
【0134】
すなわち、添付ファイルへのリンクを示す記述425「これが<A href="abc.jpg">abc.jpg</A>へのリンクです。」の「<A href="abc.jpg">abc.jpg</A>」の部分が、ファイル名「abc.jpg」の添付ファイルへのリンクを示している。
【0135】
以上、図19に示されたように木構造を形成するデータが、メールサーバを経由して、相手のクライアントコンピュータに送信される。
【0136】
次に、図6のステップS44の受信したメールの表示処理について、図20のフローチャート、および図21、図22に示されるクライアントコンピュータ15−2のモニタ108表示例を参照しつつ説明する。
【0137】
ステップS181において、クライアントコンピュータ15−2のCPU101は、図6のステップS43で受信したメールのデータより、メールの本文を読み出し、読み出した本文を、クライアントコンピュータ15−2のモニタ108の所定の位置に表示させる。
【0138】
図21は、クライアントコンピュータ15−2のモニタ108に表示された受信メールの例である。
【0139】
図21に示されるように、クライアントコンピュータ15−2のモニタ108には、受信メール表示ウィンドウ431が表示され、受信メール表示ウィンドウ431内には、メールの送信者のアドレス(図21においては、「user-a@isp1.ne.jp」)を表示する送信者アドレス表示欄432、受信されたメールのタイトル(図21においては「link test mail」を表示する件名表示欄433、受信されたメールの本文を表示する文章表示欄434、および受信されたメールに添付されているファイル(図21においては、添付ファイル437−1乃至437−3)を表示する添付ファイル表示欄436が表示される。
【0140】
図21に示されるように、クライアントコンピュータ15−2のモニタ108には、ステップS181において、受信メール表示ウィンドウ431が表示され、文章表示欄434には、受信されたメールの本文、図21においては、「複数のファイルがある場合の例です。ここでファンクションキーを押すと、def.jpgへのリンクを張ることができます。」が表示される。この本文中、「def.jpg」は、リンク表示435であり、下線が引かれ、他の文字とは異なる色で表示されている。
【0141】
ステップS182において、クライアントコンピュータ15−2のCPU101は、図21に示されているリンク表示435が、マウス(入力部106)によりクリックされたか否かを判定し、クリックされた場合、ステップS183に進み、クライアントコンピュータ15−2のCPU101は、図22に示すように、モニタ108に、添付ファイル表示ウィンドウ451を表示させ、添付ファイル表示ウィンドウ451内に、添付ファイルを表示させる。なお、図22においては、図21と同一の部分に関しては同一の符号をふってあり、その部分に関する説明は省略する。
【0142】
ステップS183において、添付ファイルをクライアントコンピュータ15−2のモニタ108に表示させたら直ちに、ステップS184に進み、ステップS184において、クライアントコンピュータ15−2のCPU101は、図22に示されるリンク矢印452をモニタ108に表示させる。
【0143】
すなわち、図22に示されるように、クライアントコンピュータ15−2のCPU101は、リンク表示435から、対応する添付ファイル表示ウィンドウ451に向けて、リンク矢印452を表示させる。
【0144】
このようにすることにより、ユーザBは、本文中のリンク表示435と、添付ファイル表示ウィンドウ451との関係を、一目瞭然で把握することが可能となる。
【0145】
その後、処理は、ステップS185に進む。
【0146】
ステップS182において、クライアントコンピュータ15−2のCPU101が、リンク表示435はクリックされていないと判定した場合、ステップS183およびステップS184はスキップし、ステップS185に進む。
【0147】
ステップS185において、クライアントコンピュータ15−2のCPU101は、図22のボタン453が、マウス(入力部106)によりクリックされたか否かを判定することにより、添付ファイルの表示を終了する指示が入力されたか否かを判定し、ボタン453がクリックされた場合、ステップS186に進み、クライアントコンピュータ15−2のCPU101は、図22の添付ファイル表示ウィンドウ451の表示を消去し、図21のモニタ108表示の状態に戻る。その後、処理は、ステップS187に進む。
【0148】
ステップS185において、クライアントコンピュータ15−2のCPU101が、ボタン453はクリックされていないと判定した場合、処理はステップS187に進む。
【0149】
ステップS187において、クライアントコンピュータ15−2のCPU101は、図21または図22の受信メール表示ウィンドウ431の右上方のボタン438が、マウス(入力部106)によりクリックされたか否かを判定することにより、受信メールの表示の終了が指示されたか否かを判定し、ボタン438がクリックされていない場合、処理はステップS182に戻り、上述したステップS182以降の処理が繰り返される。
【0150】
ステップS187において、クライアントコンピュータ15−2のCPU101が、ボタン438がクリックされたと判定した場合、処理はステップS188に進み、クライアントコンピュータ15−2のCPU101は、図21または図22の受信メール表示ウィンドウ431の表示を消去し、図20のフローチャートの処理を終了する。
【0151】
以上のようにして、メールを受信したクライアントコンピュータ15−2のユーザBは、クライアントコンピュータ15−1より送られてきたメールの本文を表示すると共に、本文中のリンク表示がクリックされた場合、リンク表示により示されたリンク先の添付ファイルを添付ファイル表示ウィンドウ451に表示させる。このようにすることにより、ユーザBは、受信したメールに複数のファイルが添付されていた場合においても、文章表示欄433に表示されている本文と、添付ファイルとの対応関係を容易に把握することができる。
【0152】
すなわち、ユーザBは、文章表示欄434に表示されている本文を読む中で、本文中に挿入されているリンク表示435をクリックすることにより、適宜、本文の文脈に沿ったファイルを参照することができる。
【0153】
なお、添付ファイルの表示には、メールソフトに含まれている表示用プログラムを利用することができる他、クライアントコンピュータ15にインストールされているその他のプログラム(ワードプロセッサ、表計算ソフト、画像処理ソフトなどを含む)を利用するようにしても良い。
【0154】
また、上述においては、複数ある添付ファイル437−1乃至437−3の内、1つの添付ファイルにしかリンクを張っていないが、複数の添付ファイルにリンクを張ることも勿論可能である。
【0155】
以上、本発明をメールに適用した場合の例について説明したが、次に、本発明をチャットに適用した場合の例について説明する。
【0156】
以下、図1のクライアントコンピュータ15−3乃至15−5の3つのクライアントコンピュータ間でのチャットを例に、説明する。なお、クライアントコンピュータ15−3を操作するユーザをユーザCと、クライアントコンピュータ15−4を操作するユーザをユーザDと、クライアントコンピュータ15−5を操作するユーザをユーザEとする。また、ユーザCのハンドルネームを「CCC」と、ユーザDのハンドルネームを「DDD」と、ユーザEのハンドルネームを「EEE」とする。
【0157】
クライアントコンピュータ15−5のユーザEが、チャット文章にファイルを添付して他のクライアントコンピュータ15−3,15−4と共有する場合を例として説明する。
【0158】
図23は、チャットクライアントプログラムを起動し、クライアントコンピュータ15−3乃至15−5の間でチャットが開始され、ユーザEにより、チャットログデータ「Eです。今度の企画会議の日程を決めましょう」が入力された後に、クライアントコンピュータ15−5のモニタ108に表示される画面の例である。
【0159】
図23に示されるように、クライアントコンピュータ15−5のモニタ108には、左方にチャットウィンドウ501が表示されている。チャットウィンドウ501は、チャットログデータが表示されるログ表示エリア502、チャット文章の入力を受け付ける入力エリア503、同一チャットルームでチャットを行っているユーザのハンドルネームを表示するユーザリスト表示エリア504、および入力エリア503に入力されたチャット文章を送信するときに操作される送信キー505から構成されている。
【0160】
図23においては、ログ表示エリア502には、チャットログデータ「Eです。今度の企画会議の日程を決めましょう」が表示されている。これは、また、ユーザリスト表示エリア504に表示されている「CCC」、「DDD」、および「EEE」は、このチャットルームでは、「CCC」、「DDD」、および「EEE」がチャットに参加していることを示している。
【0161】
以下、図24のフローチャートを参照して、図23に示される画面が、クライアントコンピュータ15−5のモニタ108に表示されている場合を例に、本発明を適用したチャットについて説明する。
【0162】
ステップS331において、クライアントコンピュータ15−5のCPU101は、図23の入力エリア503に、チャット文章の入力を受け付ける。図23においては、入力エリア503に、文字列「私のあいている日は」が入力された状態が示されている。ユーザEは、入力エリア503にカーソルを合わせ、キーボード(入力部106)を操作して、この文字列を入力することができる。
【0163】
ステップS332において、クライアントコンピュータ15−5のCPU101は、図25に示されるようにファイルの添付を受け付ける。
【0164】
すなわち、図25に示されるように、ユーザEは、まず、入力部106から所定の操作を入力することにより、ファイル表示ウィンドウ521を、クライアントコンピュータ15−5のモニタ108に表示させる。ファイル表示ウィンドウ521には、ファイル522−1(ファイル名は「予定.txt」)およびファイル522−2(ファイル名は「mno.jpg」)が表示されている。
【0165】
例えば、ファイル表示ウィンドウ521に表示されているファイル522−1が、点線の矢印により図示されるように、マウス(入力部106)の操作により、入力エリア503までドラッグアンドドロップされたとき、クライアントコンピュータ15−5のCPU101は、図26に示すように、ドラッグアンドドロップされたファイル522−1を、入力エリア503に入力中のチャット文章「私のあいている日は」の最後尾にリンク表示541「予定.txt」として、表示させる。
【0166】
ただし、この時点では、図26の入力エリア503のリンク表示541の後の文字列「のようになります。」は表示されていない。なお、図26においては、図25と同一の部分に関しては、同一の符号を付してあり、それらの機能は同一であるため、説明は省略する。
【0167】
このように、ユーザEがファイルを入力エリア503までドラッグアンドドロップすることにより、チャット文章中にリンク表示541が表示され、チャット文章とファイルとの間にリンクを張ることができる。なお、図26に示されるように、リンク表示541としては、当初、添付されるファイルのファイル名が表示されるが、ユーザEは、入力部106より所定の操作を入力することにより、リンク表示541の文字を変更することが可能である。また、図26に示されるように、リンク表示541には下線が引かれ、また、リンク表示541は、ほかのチャット文章とは異なる色で表示される。
【0168】
ユーザは、さらに、図26の入力エリア503に示されるように、文字列「のようになります。」を入力し、マウス(入力部106)を利用して、送信キー505をクリックすることにより、クライアントコンピュータ15−5のCPU101は、入力エリア503に入力中のチャット文章の送信が指示されたと判定し、ステップS333に進む。
【0169】
ステップS333において、クライアントコンピュータ15−5のCPU101は、図26に示される入力エリア503に入力されたチャット文章、およびチャット文章とリンクが張られたファイル(添付するべきと指定されたファイル)を、通信部110より、チャットサーバ13に送信する。
【0170】
チャットサーバ13の通信部210は、ステップS301において、ステップS333でクライアントコンピュータ15−5が送信したチャット文章および添付ファイルを受信し、ステップS302において、チャットサーバ13のCPU201(図5)からの指令により、チャットルーム管理部41は、ステップS301で受信されたチャット文章をチャットログデータとして、チャットデータベース42のチャットログデータ管理領域に記憶させると共に、添付ファイルを添付ファイル管理領域に記憶させる。
【0171】
ステップS303において、チャットサーバ13のチャットルーム管理部41は、CPU201からの指令により、ステップS302においてチャットデータベース42に記憶させたチャットログデータ、および添付ファイルを、通信部210よりクライアントコンピュータ15−3乃至15−5に対して送信させる。
【0172】
ステップS311において、クライアントコンピュータ15−3の通信部110は、ステップS303でチャットサーバ13が送信したチャットログデータおよび添付ファイルを受信し、クライアントコンピュータ15−3のCPU101は、受信したチャットログデータと添付ファイルを、記憶部109に記憶させる。
【0173】
ステップS312において、クライアントコンピュータ15−3のCPU101は、ステップS311において、記憶部109に記憶させたチャットログデータを、図27に示すように、モニタ108に表示させる。
【0174】
図27は、ステップS312において、クライアントコンピュータ15−3のモニタ108に表示される画面の例であり、モニタ108の左方には、チャットウィンドウ601が表示されている。チャットウィンドウ601は、図23に示したクライアントコンピュータ15−5のモニタ108のチャットウィンドウ501と同様に、チャットウィンドウ601は、ログ表示エリア602、入力エリア603、ユーザリスト表示エリア604、および送信キー605から構成されている。これらの機能は、図23のチャットウィンドウ501の同一名称の部分と同一の機能を有している。従って、それらの部分に関する説明は省略する。
【0175】
図27に示されるように、ログ表示エリア602には、ユーザEが、クライアントコンピュータ15−5を介して入力したチャットログデータ「Eです。今度の企画会議の日程を決めましょう」およびチャットログデータ「私のあいている日は予定.txtのようになります。」が表示されている。
【0176】
ここで、後者のチャットログデータ「私のあいている日は予定.txtのようになります。」は、ステップS333において、クライアントコンピュータ15−5が送信したチャットログデータであり、図26の入力エリア503に入力されているチャット文章「私のあいている日は予定.txtのようになります。」と同一のものである。このチャットログデータには、リンク表示606が挿入されており、リンク表示606は下線が引かれ、他のチャットログデータとは異なる色で表示されている。
【0177】
図27に示される画面がクライアントコンピュータ15−3のモニタ108に表示されているときに、ユーザCによるマウス(入力部106)の操作により、リンク表示606がクリックされると、クライアントコンピュータ15−3のCPU101は、リンク表示606とリンクが張られている添付ファイルの表示指示が入力されたと判定し、モニタ108に、図28に示されるような画面を表示させる。
【0178】
図28は、図27において、リンク表示606がマウスによりクリックされた後のクライアントコンピュータ15−3のモニタ108に表示される画面の例である。
【0179】
図28においては、添付ファイル表示ウィンドウ622が、画面の右方に表示され、添付ファイル表示ウィンドウ622内に、添付ファイルの内容が表示されている。また、リンク表示606から、リンク先の添付ファイル表示ウィンドウ622に向かうリンク矢印621が表示されている。
【0180】
クライアントコンピュータ15−3のCPU101は、このように、モニタ108上に添付ファイル表示ウィンドウ622を表示させ、その中に添付ファイルを表示させると共に、リンク表示606から添付ファイル表示ウィンドウ622に向かうリンク矢印621をモニタ108に表示させる。
【0181】
このようにして、クライアントコンピュータ15−3のユーザCは、ユーザEより送られてきた添付ファイルを閲覧することが可能となる。また、ユーザCは、リンク矢印621により、チャットログデータ中に挿入されているリンク表示606と、添付ファイル表示ウィンドウ622との対応関係を、一目瞭然で把握することが可能となる。
【0182】
図24のステップS321において、クライアントコンピュータ15−4の通信部110は、ステップS303でチャットサーバ13が送信したチャットログデータおよび添付ファイルを受信し、クライアントコンピュータ15−4のCPU101は、受信したチャットログデータと添付ファイルを、記憶部109に記憶させる。
【0183】
ステップS322において、クライアントコンピュータ15−4のCPU101は、ステップS321において、記憶部109に記憶させたチャットログデータをモニタ108に表示させる。このとき、クライアントコンピュータ15−4のモニタ108に表示される画面は、図27および図28に示されたクライアントコンピュータ15−3のモニタ108の画面と、基本的に同様の構成である。
【0184】
チャット文章および添付ファイルの送信者であるクライアントコンピュータ15−5の通信部110は、ステップS334において、ステップS303でチャットサーバ13が送信したチャットログデータおよび添付ファイルを受信し、クライアントコンピュータ15−5のCPU101は、受信したチャットログデータと添付ファイルを、記憶部109に記憶させる。
【0185】
ステップS335において、クライアントコンピュータ15−5のCPU101は、ステップS334において、記憶部109に記憶させたチャットログデータをモニタ108に表示させる。
【0186】
図29は、ステップS335において、クライアントコンピュータ15−5のモニタ108に表示される画面の例である。なお、図29において図23、図25、または図26と同一の部分については同一の符号が付されており、それらは、同一の機能を有している。
【0187】
図29において、ログ表示エリア502には、図23において既に表示されていたチャットログデータ「Eです。今度の企画会議の日程を決めましょう」の下に、新たなチャットログデータ「私のあいている日は予定.txtのようになります。」が表示されている。
【0188】
このチャットログデータには、リンク表示651「予定.txt」が挿入されており、このリンク表示651には下線が引かれ、他のチャットログデータとは異なる色で表示されている。
【0189】
クライアントコンピュータ15−5のモニタ108に図29に示されるような画面が表示されているときに、ユーザEのマウスの操作により、リンク表示651がクリックされると、クライアントコンピュータ15−5のCPU101は、リンク表示651にリンクする添付ファイルの表示指示が入力されたと判定し、モニタ108に、図30に示されるように、添付ファイル表示ウィンドウ662を表示させ、添付ファイル表示ウィンドウ662内に、添付ファイルの情報を表示させる。また、クライアントコンピュータ15−5のCPU101は、リンク表示651から添付ファイル表示ウィンドウ662に向かうリンク矢印661を表示させる。
【0190】
以上のようにして、本発明を適用したチャットにおいては、チャット文章にファイルを添付し、チャット文章と添付ファイルとの間にリンクを張ることができる。そして、チャットログデータを受け取ったクライアントコンピュータにおいては、モニタのログ表示エリアにチャットログデータと共にリンク表示を表示し、リンク表示をクリックされることにより、リンクを張られた対応する添付ファイルを表示する。このようにすることにより、ユーザは、チャット中に、他のユーザとファイルを共有したい場合、ごく簡単な操作により、ファイルを他のユーザと共有することが可能となる。
【0191】
なお、図24において、ステップS311、ステップS321、およびステップS334の処理は、基本的に同様の処理である。また、図24においてステップS312、ステップS322、およびステップS335の処理は、基本的に同様の処理である。
【0192】
次に、上述した図24のステップS312の処理の詳細について、図31のフローチャートを参照しつつ、説明する。なお、ステップS322、およびステップS335の処理も、ステップS312の処理と同様である。
【0193】
ステップS351において、クライアントコンピュータ15−3のCPU101は、図24のステップS311で受信したチャットログデータを、図27に示されるように、クライアントコンピュータ15−3のログ表示エリア602に表示させる。
【0194】
ステップS352において、クライアントコンピュータ15−3のCPU101は、図27に示されているリンク表示606が、マウス(入力部106)によりクリックされたか否かを判定し、クリックされた場合、ステップS353に進み、クライアントコンピュータ15−3のCPU101は、図28に示すように、モニタ108に、添付ファイル表示ウィンドウ622を表示させ、添付ファイル表示ウィンドウ622内に、添付ファイルを表示させる。
【0195】
ステップS353において、添付ファイルをクライアントコンピュータ15−3のモニタ108に表示させたら直ちに、ステップS354に進み、ステップS354において、クライアントコンピュータ15−3のCPU101は、図28に示されるリンク矢印621をモニタ108に表示させる。
【0196】
このようにすることにより、ユーザは、チャットログデータ中のリンク表示606と、添付ファイル表示ウィンドウ622との関係を、一目瞭然で把握することが可能となる。
【0197】
その後、処理は、ステップS355に進む。
【0198】
ステップS352において、クライアントコンピュータ15−3のCPU101が、リンク表示606はクリックされていないと判定した場合、ステップS353およびステップS354はスキップし、ステップS355に進む。
【0199】
ステップS355において、クライアントコンピュータ15−3のCPU101は、図28の添付ファイル表示ウィンドウ622の右上端にあるボタン623が、マウス(入力部106)によりクリックされたか否かを判定することにより、添付ファイルの表示を終了する指示が入力されたか否かを判定し、ボタン623がクリックされた場合、ステップS356に進み、クライアントコンピュータ15−3のCPU101は、図28の添付ファイル表示ウィンドウ622の表示を消去し、図27のモニタ表示の状態に戻る。その後、処理は、ステップS357に進む。
【0200】
ステップS355において、クライアントコンピュータ15−3のCPU101が、ボタン623はクリックされていないと判定した場合、処理はステップS357に進む。
【0201】
ステップS357において、クライアントコンピュータ15−3のCPU101は、図27または図28のチャットウィンドウ601の右上端のボタン607が、マウス(入力部106)によりクリックされたか否かを判定することにより、チャットの終了が指示されたか否かを判定し、ボタン607がクリックされていない場合、処理はステップS352に戻り、上述したステップS352以降の処理が繰り返される。
【0202】
ステップS357において、クライアントコンピュータ15−3のCPU101が、ボタン607がクリックされたと判定した場合、処理はステップS358に進み、クライアントコンピュータ15−3のCPU101は、図27または図28のチャットウィンドウ601の表示を消去し、図31のフローチャートの処理を終了する。
【0203】
以上のようにして、クライアントコンピュータ15−3のユーザCは、クライアントコンピュータ15−5より送られてきたチャットログデータを表示すると共に、チャットログデータ中のリンク表示がクリックされた場合、リンク表示により示されたリンク先の添付ファイルを添付ファイル表示ウィンドウ622に表示させる。これにより、ユーザCとユーザEの間で、同一のファイルが共有される。このことは、クライアントコンピュータ15−4についても同様である。
【0204】
なお、添付ファイルの表示には、メールソフトに含まれている表示用プログラムを利用することができる他、クライアントコンピュータ15にインストールされているその他のプログラム(ワードプロセッサ、表計算ソフト、画像処理ソフトなどを含む)を利用するようにしても良い。
【0205】
なお、上述したように、本発明をメールに適用した例およびチャットに適用した例においては、送信するメールまたはチャット文章に添付するファイルは、画像ファイル、またはテキストファイルであったが、クライアントコンピュータ15のモニタ108に表示可能なファイルであれば、その他のどのようなファイルでも構わない。さらに、音声データをファイルとして添付することも可能である。この場合、メールの受信者は、モニタ108に表示したメールの本文中にあるリンク表示をクリックすると、添付したファイルの音声データが、音声出力部107より出力される。
【0206】
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
【0207】
この記録媒体は、図3乃至図6に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスクフレキシブルディスクを含む),141,181,212、光ディスク113(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む),142,182,213、光磁気ディスク114(MD(Mini-Disk)を含む),143,183,214、もしくは半導体メモリ115,144,184,215などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM102,132,172,202や、記憶部109,138,178,209に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0208】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0209】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0210】
【発明の効果】
以上のごとく、本発明のサービス提供システムによれば、情報提供装置では、情報処理装置に、第2の情報へのリンクを含む第1の情報、および第2の情報を送信し、情報処理装置では、情報提供装置より受信された第1の情報を提示すると共に、提示されている第1の情報に含まれているリンクが操作された場合、第2の情報を提示するようにしたので、メールなどに添付されたファイルと、メールの本文との対応関係を明確に提示することが可能となる。
【0211】
また、本発明の情報提供装置によれば、情報処理装置に、第2の情報へのリンクを含む第1の情報、および第2の情報を送信するようにしたので、情報処理装置において、メールなどに添付されたファイルと、メールの本文との対応関係を明確に提示することが可能となる。
【0212】
さらに、本発明の情報処理装置によれば、情報提供装置より受信された第1の情報を提示すると共に、提示されている第1の情報に含まれているリンクが操作された場合、第2の情報を提示するようにしたので、メールなどに添付されたファイルと、メールの本文との対応関係を明確に提示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したサービス提供システムの構成を示す図である。
【図2】図1のクライアントコンピュータの構成を示すブロック図である。
【図3】図1のPOPサーバの構成を示すブロック図である。
【図4】図1のSMTPサーバの構成を示すブロック図である。
【図5】図1のチャットサーバの構成を示すブロック図である。
【図6】図1のサービス提供システムにおけるメールの送受信処理を説明するフローチャートである。
【図7】図6のステップS11の処理を詳細に説明するフローチャートである。
【図8】図7のステップS62において、クライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図9】図7のステップS65の処理を詳細に説明するフローチャートである。
【図10】図9のステップS103において、クライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図11】図9のステップS104において、クライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図12】図9のステップS105において、クライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図13】図9のステップS107において、クライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図14】図9のステップS109において、クライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図15】図9のステップS109において、図14の次にクライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図16】図9のステップS109において、図15の次にクライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図17】図16の次にクライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図18】図9のステップS109の処理を詳細に説明するフローチャートである。
【図19】送信されるメールのデータ構造を説明する図である。
【図20】図6のステップS44の処理を詳細に説明するフローチャートである。
【図21】図20のステップS181において、クライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図22】図20のステップS184において、クライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図23】チャットを行うクライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図24】図1のサービス提供システムにおけるチャット処理を説明するフローチャートである。
【図25】図24のステップS332において、クライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図26】図24のステップS332において、図25の次にクライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図27】図24のステップS312において、クライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図28】図24のステップS312において、図27の次にクライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図29】図24のステップS335において、クライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図30】図24のステップS335において、図29の次にクライアントコンピュータのモニタに表示される画面の例を示す図である。
【図31】図24のステップS312の処理を詳細に説明するフローチャートである。
【符号の説明】
11 ネットワーク, 12 インターネットサービスプロバイダ, 13 チャットサーバ, 14 Webサーバ, 15 クライアントコンピュータ, 21 メールサーバ, 22 カスタマデータベース, 31 POPサーバ, 32 SMTPサーバ, 41 チャットルーム管理部, 42 チャットデータベース

Claims (11)

  1. 少なくとも1つのチャットサーバと複数のユーザ端末とから構成され、前記複数のユーザ端末が、前記チャットサーバを介して、チャット文章を含む第1の情報に、前記第1の情報とは異なる第2の情報を添付して相互に通信を行うチャット提供システムであって、
    前記複数のユーザ端末のそれぞれは、
    前記第2の情報へのリンクを前記チャット文章中に含む第1の情報、および前記第2の情報を前記チャットサーバに送信する送信手段と、
    他のユーザ端末から送信された前記第1の情報および前記第2の情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段に受信された前記第1の情報をチャットログデータとしてチャットウィンドウに提示するとともに、提示されている前記チャットログデータに含まれている前記リンクが操作されたとき、前記第2の情報を前記第1の情報と対応付けて提示する提示手段と
    を備えることを特徴とするチャット提供システム。
  2. チャット文章を含む第1の情報に、前記第1の情報とは異なる第2の情報を添付して1以上の他の情報処理装置との間で送受することにより前記1以上の他の情報処理装置との間で第1の情報および第2の情報を共有してチャットを行う情報処理装置において、
    前記1以上の他の情報処理装置に対して、前記第2の情報へのリンクを前記チャット文章中に含む前記第1の情報、および前記第2の情報を送信する送信手段と、
    前記1以上の他の情報処理装置のうちの何れかから送信された前記第1の情報および前記第2の情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段に受信された前記第1の情報をチャットログデータとしてチャットウィンドウに提示するとともに、提示されている前記チャットログデータに含まれている前記リンクが操作されたとき、前記第2の情報を前記第1の情報と対応付けて提示する提示手段
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 1以上の他の情報処理装置とネットワークを介して接続される少なくとも1つのチャットサーバと、前記情報処理装置自身とが前記ネットワークを介して接続され、
    前記送信手段は、前記チャットサーバを介して、前記1以上の他の情報処理装置に対して、前記第2の情報へのリンクを前記チャット文章中に含む前記第1の情報、および前記第2の情報を送信し、
    前記受信手段は、前記チャットサーバを介して、前記1以上の他の情報処理装置のうちの何れかから送信された前記第1の情報、および前記第2の情報を受信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記チャットウィンドウは、ログ表示エリアと表示ウィンドウとを少なくも含み、
    前記提示手段は、前記ログ表示エリアに前記第1の情報を表示させ、前記ログ表示エリアとともに前記チャットウィンドウに含まれる前記表示ウィンドウに前記第2の情報を表示させることで、前記第2の情報を前記第1の情報と対応付ける
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記提示手段は、前記リンクが操作されたとき、提示されている前記チャットログデータに含まれている前記リンクから、提示されている前記第2の情報に向かう矢印をさらに提示することで、前記第2の情報を前記第1の情報と対応付ける
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記提示手段は、前記チャットログデータに含まれている前記リンクを、他のチャット文章とは異なる表示態様にて提示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記チャットウィンドウは、前記チャット文章の入力を受け付ける領域であるチャット入力エリアと、チャットログデータを提示するためのログ表示エリアと、前記第1の情報に添付するための第2の情報の候補を示すアイコンを表示する表示ウィンドウとを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1の情報および前記第2の情報の作成を受け付ける第1の受付手段をさらに備え、
    前記第1の受付手段は、前記表示ウィンドウに表示された前記第2の情報の候補を示す前記アイコンが、前記チャット入力エリアにドラッグアンドドロップされた場合、前記チャット入力エリアに入力中の前記チャット文章の後尾に、前記第2の情報と関連付ける前記リンクを作成する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 1以上の前記第2の情報を添付する旨の指示を受け付ける第2の受付手段をさらに備え、
    前記第1の受付手段は、ユーザの予め指定された所定の操作に対応して、前記第2の受付手段により添付の指示が受け付けられた前記第2の情報への前記リンクを、前記入力エリアに入力中の前記チャット文章の後尾に作成する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. チャット文章を含む第1の情報に、前記第1の情報とは異なる第2の情報を添付して1以上の他の情報処理装置との間で送受することにより前記1以上の他の情報処理装置との間で第1の情報および第2の情報を共有してチャットを行う情報処理装置の情報処理方法において、
    前記1以上の他の情報処理装置に対して、前記第2の情報へのリンクを前記チャット文章中に含む前記第1の情報、および前記第2の情報を送信する送信ステップと、
    前記1以上の他の情報処理装置のうちの何れかから送信された前記第1の情報および前記第2の情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップの処理で受信された前記第1の情報をチャットログデータとしてチャットウィンドウに提示するとともに、提示されている前記チャットログデータに含まれている前記リンクが操作されたとき、前記第2の情報を前記第1の情報と対応付けて提示する提示ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  11. チャット文章を含む第1の情報に、前記第1の情報とは異なる第2の情報を添付して1以上の他の情報処理装置との間で送受することにより前記1以上の他の情報処理装置との間で第1の情報および第2の情報を共有してチャットを行う情報処理装置を制御するコンピュータに、
    前記1以上の他の情報処理装置に対して、前記第2の情報へのリンクを前記チャット文章中に含む前記第1の情報、および前記第2の情報を送信する送信ステップと、
    前記1以上の他の情報処理装置のうちの何れかから送信された前記第1の情報および前記第2の情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップの処理で受信された前記第1の情報をチャットログデータとしてチャットウィンドウに提示するとともに、提示されている前記チャットログデータに含まれている前記リンクが操作されたとき、前記第2の情報を前記第1の情報と対応付けて提示する提示ステップと
    を実行させるプログラム。
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