JP3820800B2 - 育毛剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、医薬部外品、医薬品、或いは化粧品分野に於いて利用される育毛剤に関する。より詳細には、優れた育毛・養毛作用及び脱毛抑制作用を有し、しかも安全性の高い育毛剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
男性型脱毛症とは、中高齢の男性に一般的にみられる薄毛や禿げのことである。近年、この脱毛症は顕著な若年化及び増加傾向にあり、医薬部外品や医薬品に属する育毛剤による脱毛抑制や改善が特に求められている。従来、育毛剤には、種々の作用を有する天然物抽出エキス又は合成薬剤が使用されているが、これらは何れも少量の添加では十分な効果が得られず、一方、多量の添加では適応部位に不快な刺激感を与え、更に継続して使用した場合には皮膚炎が発生するという欠点を有している。
【0003】
ユーカリはフトモモ科ユーカリ属の木本性植物で、水蒸気蒸留により得られる精油が、薬用化粧品、日用品や香料に使われてきた。ユーカリ属植物は約600種存在するが、特によく用いられるユーカリ種は、ユーカリプタスグロブラス〔学名:Eucaryptus globulus、ユーカリノキ〕であり、精油、フラボン、タンニン等の成分を含有している。これまでに他のユーカリ属植物に含まれる生理活性物質に関する研究も数多くなされており、それらについては総説で述べられている(西村弘行著、未来の生物資源ユーカリ、1987年)。近年は、溶剤抽出により得られるユーカリエキスが、保湿剤成分として入浴剤に利用されている。
【0004】
育毛剤に於けるユーカリ属植物の利用に関しては、ユーカリプタスグロブラスから水蒸気蒸留により得られる精油を有効成分とする5α−リダクターゼ阻害剤(特開平8−310923号公報)が提案されている。また、毛髪用剤に関しては、ユーカリプタスマクロカルパ由来の抗菌活性をもつマクロカルパール類を含有するヘアケア製品(特開平9−104610号公報)が提案されている。この公開特許では、ユーカリノキ抽出物は脱毛抑制効果が乏しいことが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特定の樹種から特定の化学成分を取り出すことは、大変に手間がかかる。また、ユーカリプタスグロブラスのような代表的なユーカリからの抽出物は前記したように他の用途が多くあり、従って、その抽出物をそのまま有効に使用できれば、生産効率・経済効率という点で大いにメリットがある。そこで、本発明の課題は、ユーカリ抽出物をそのまま使用した場合にも十分な効果を有する育毛剤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は以下の構成を採用する。即ち、本発明は、「ユーカ リ抽出物を0.0005〜1%含有し、更に、血行促進剤を0.0005〜1%含有する育毛剤であって、血行促進剤としてセンブリエキス及び酢酸d,l−α−トコフェロールを併用していることを特徴とする育毛剤」である。
【0007】
また、本発明は、「血行促進剤を0.0005〜1%、毛包賦活剤を0.0005〜1%ならびにユーカリ抽出物を0.0005〜1%含有する育毛剤であって、血行促進剤がセンブリエキスまたは酢酸d,l−α−トコフェロールであり、毛包賦活剤がパンテノールであることを特徴とする育毛剤」である。
【0008】
本発明者らは、前記課題を解決する為に鋭意検討した結果、ユーカリ抽出物と前記成分とを併用すると、相乗的に発毛促進作用が向上し、しかも長期にわたり安全性が高いことを見出し、本発明に到達したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について詳述する。本発明で使用するユーカリエキスの原料としては、フトモモ科ユーカリ属植物の葉であれば特に限定されないが、単独或いは2種以上を組み合わせて用いられる。ユーカリ属植物は、世界各地の温暖な地域に分布する常緑高木の広葉樹であり、近年は、パルプ用材とすることを目的としてオーストラリア、ニュージーランド、ベトナム等で積極的に植林されている樹種である。パルプ用材や薬用として用いられる他に、公園樹、庭園樹、建築材、器具材、土木用材、船舶材等の広い用途をもつ。植物体の部位としては、特に限定されないが、採取が容易な枝葉が好ましく、特に葉が好ましい。
【0010】
本発明で言うユーカリ抽出物とは、ユーカリの葉、枝などを極性溶媒で抽出して得られる抽出物を言う。また、使用に際しては、抽出した溶媒の濃厚溶液として使用し、この液をユーカリエキスと称する。極性溶媒としては、アルコール類、グリコール類、ケトン類、エステル類、エーテル類、ハロゲン化炭素類などが挙げられる。低級アルコール類としては、エタノール、メタノール及びプロパノールなどが挙げられる。グリコール類としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ブチレングリコール及びプロピレングリコール等が挙げられる。ケトン類としては、アセトン、メチルエチルケトン、エステル類としては、酢酸エチル、酢酸プロピル、ギ酸エチルなどが挙げられる。これらの溶媒は単独或いは水溶液として用いても良く、任意の2種または3種以上の混合溶媒として用いても良い。上記溶媒の中では、発毛促進活性の点から、アセトン、エタノール、ブチレングリコール及びプロピレングリコールが更に好ましい。
【0011】
ユーカリエキスは例えば、以下のようにして得られる。ユーカリ属植物葉の乾燥物をアセトン、低級アルコール又はグリコール類で粗抽出する。粗抽出に先立って、葉の乾燥物を適当な大きさに粉砕したり、粉末化するなど、溶媒抽出し易いように前処理する。
【0012】
抽出方法としては、一般に用いられている方法で良く、例えば有機溶媒中にユーカリ葉を長時間浸漬する方法、有機溶媒の沸点以下の温度で加温、撹拌しながら抽出を行い、濾過してエキスを得る方法等がある。
【0013】
また、上記抽出操作中、発毛促進活性のより高いユーカリエキスを得るには、ユーカリ葉を直接アセトン、低級アルコール又はグリコール類で抽出するよりも、ユーカリ葉を乾燥後、非極性有機溶媒で脱脂し、精油を除去してから低級アルコール又はグリコール類で抽出することが好ましい。この操作は、水蒸気蒸留により精油を除去した後、残渣に低級アルコール又はグリコール類を添加して抽出する方法でも行うことが出来る。前記非極性溶媒としては、ヘキサン、ペンタン、ヘプタン等のアルカンが挙げられる。
【0014】
ユーカリエキスは、そのままでも本発明育毛剤の有効成分として用いることが出来るが、当該エキスを更に、適当な分離手段、例えば分配抽出、ゲル濾過法、シリカゲルクロマト法又は逆相若しくは順相の高速液体クロマト法により活性の高い画分を分画して用いることも出来る。
【0015】
かくして得られるユーカリ抽出物は、通常水又は水−低級アルコール等の溶媒に溶解して使用することが好ましい。ユーカリ抽出物は、相乗効果及び頭皮に対する刺激感等の観点から本発明の育毛剤中に乾燥重量で0.0005〜1重量%(以下単に「%」で示す)配合する。
【0016】
本発明に使用される血行促進剤としては、センブリエキス及び酢酸d,l−α−トコフェロールが使用される。その他、イチョウエキス、キナエキス、ショウブ根エキス、チョウジエキス、チンピエキス、トウヒエキス、トウガラシチンキ、ニコチン酸及びその誘導体、ニンニクエキス、ユズエキス、アセチルコリン、塩化カルプロニウム、γ−オリザノール、クロマカリム、サークレチン、セファランチン、ニコランジル、ビタミンEニコチネート等のビタミンE誘導体、ビオチン、ピナシジル、ヒノキチオール及びミノキシジル等を混合しても良い。
【0017】
センブリエキスは、リンドウ科に属する越年草植物であるセンブリ〔学名:Swertia japonica Makino〕から得られるスエルチアマリン、スエルチオサイド、ゲンチオビクロサイド及びアマロゲンチン等の苦味配糖体を主成分とし、皮膚の毛細血管を拡張して血行を促進する。酢酸d,l−α−トコフェロールは、ビタミンEの脂肪酸エステルで、皮膚の毛細血管を拡張して血行を促進する他、抗酸化作用も有する。
【0018】
本発明に使用される毛包賦活剤はパンテノールである。その他、酵母エキス、タイソウエキス、チクセツニンジンエキス、チョウセンニンジンエキス、プラセンタエキス、ローヤルゼリーエキス、アデノシン三リン酸ジナトリウム、アスパラギン酸カリウム、感光色素301、ペンタデカン酸グリセリド、ネタカナール及びパントテン酸エチル等を混合しても良い。
【0019】
パンテノール及びパントテン酸エチルは、ビタミンB複合体の1種であるパントテン酸の誘導体で、毛包内の毛母細胞の機能を改善する。
【0020】
ユーカリエキスと併用して育毛剤に用いる場合、特に好ましくは、血行促進剤及び毛包賦活剤を併用することである。また、水又は水−低級アルコール等の溶剤に溶解して使用することが好ましい。
【0021】
血行促進剤及び毛包賦活剤は、本発明の育毛剤中に0.0001〜5%配合する。0.0001%未満では十分な効果が得られず、一方、5%を越えると頭皮に不快な刺激感を与えて好ましくない。より好ましい範囲としては0.0005〜1%であり、本発明では0.0005〜1%とする。
【0022】
本発明の育毛剤に於いては、前記ユーカリエキスに、血行促進剤及び毛包賦活剤から選ばれる成分を組み合わせることによりその相乗効果により優れた発毛促進効果が得られるが、これに、保湿剤、抗菌剤、角質溶解剤、局所刺激剤、抗炎症剤、抗脂漏剤及び抗男性ホルモン剤等を配合することにより更に優れた発毛促進効果が得られる。
【0023】
ここで用いられる保湿剤としては、延命草エキス、オトギリソウエキス、オオムギエキス、オレンジエキス、海藻エキス、キューカンバエキス、ゴボウエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、デュークエキス、冬虫夏草エキス、ビワエキス、ブドウ葉エキス、プルーンエキス、ヘチマエキス、マイカイエキス、ユリエキス、リンゴエキス、可溶性コラーゲン、グリセリン、コンドロイチン硫酸、チューベローズポリサッカライド、トリサッカライド、尿素、ヒアルロン酸、ビタミンCリン酸エステルカルシウム塩、ピロリドンカルボン酸ナトリウム及びプロピレングリコールが挙げられる。また、抗菌剤としては、イソプロピルメチルフェノール、エデト酢酸、塩化ベンザルコニウム、オクトピロックス、感光色素101及び201、クロロヘキシジン、サリチル酸、ジンクピリチオン、ソルビン酸カリウム、パラベン、ビオゾール及びフェノール等が挙げられる。角質溶解剤としては、アスピリン、サリチル酸及びレゾルシン等が挙げられる。局所刺激剤としては、オランダガラシエキス、カンタリスチンキ、サンショウエキス、ショウキョウチンキ、ハッカ油、ワサビ大根エキス、l−メントール及びノニル酸ワニリルアミドが挙げられる。抗炎症剤としては、オウゴンエキス、カミツレエキス、カワラヨモギエキス、キキョウエキス、キョウニンエキス、クチナシエキス、熊笹エキス、ゲンチアナエキス、コンフリーエキス、サンザシエキス、シラカバエキス、セイヨウノコギリソウエキス、ゼニアオイエキス、トウニンエキス、ビワ葉エキス、アズレン、グアイアズレン、グリチルレチン酸、塩化ジフェンヒドラミン等の抗ヒスタミン剤、酢酸ヒドロコルチゾン及びプレドニゾロン等が挙げられる。抗脂漏剤としては、カシューエキス、イオウ、チオキソロン、バンサイド、ポリソルベート類及びレシチン等が挙げられる。抗男性ホルモン剤としては、エチニルエストラジオール、酢酸クロルマジノン、酢酸シクロテン、プロゲステロン、オキセンドロン、アンドロステンジオン及びデオキシコルチコステロン等が挙げられる。
【0024】
本発明の育毛剤には上記成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲内で、医薬部外品、医薬品、化粧品等に一般的に用いられる各種成分、ゲル化剤、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の乳化剤、増粘剤、防腐剤、パラヒドロキシ安息香酸エステル等の酸化防止剤、香料、染料等の着色剤を添加配合することが出来る。
【0025】
育毛剤の剤型は任意であり、例えば育毛剤等の液状、ヘアトニック、ヘアクリーム等外用に適用できるものでいずれでもよい。医薬品の成分として用いる際の剤型も任意であるが、例えば、経皮、静脈注射等、種々の方法で投与することができ、それぞれに適した剤型、例えば、軟膏剤、ローション剤、塗布剤及びアンプル剤に製剤することができる。
【0026】
【実施例】
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明を詳説する。本発明はこれにより限定されるものではない。なお、実施例に記載の植物エキスの調製法、塗布サンプルの調製法及び育毛効果試験の概要を以下に示す。
【0027】
<植物エキスの調製法>
乾燥、粉砕したユーカリプタスグロブラスの葉100gに、90%エタノール水溶液を2リットル加え、室温で浸漬した。2日後、抽出液を濾過し、得られた抽出液からエバポレーター及び減圧遠心により溶媒を留去し、約7.5gのエタノール抽出物を得た。更に、50%エタノールで終濃度0.5%に調製後、濾過した溶液をユーカリエキスとして用いた。尚、センブリ抽出物も乾燥粉末センブリから同様にして得、終濃度1.0%に調製、濾過した溶液をセンブリエキスとして用いた。
【0028】
<塗布サンプルの調製法>
塗布サンプルは以下のように調製した。乳化剤であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を終濃度0.2%になるように溶解したエタノールを使用した。ユーカリエキス及びセンブリエキス配合時は、予めエキスを溶解した適量の精製水を混合しエタノールに混合し、エタノール終濃度を50%にした。また、酢酸d,l−α−トコフェロール、パンテノール及びパントテン酸エチル配合時は、室温で予め完全にエタノールに溶解後、精製水を混合し、エタノール終濃度を50%にした。
【0029】
<マウス育毛効果試験>
C3Hマウス(雄、5週齢)を購入後、7日間予備飼育した。1群5匹としてマウス背毛の約2cm×4cmの部位を電気バリカンで剃毛後、除毛剤処理を行った。その3日後(45日齢)から、剃毛した背皮に塗布サンプル100μlを毎日1回塗布した。塗布開始後、12日目の再生毛面積率〔%、(再生毛面積/剃毛面積)×100〕を測定し、各群に於ける平均値を求めた。
【0030】
<参考例1、2>
下記表1に示した組成より成る塗布サンプルを調製し、マウス育毛効果試験を行った。すなわち、ユーカリエキスと血行促進剤、センブリエキス或いは酢酸d,l−α−トコフェロールを用い、参考例1、2を得た。
【0031】
【表1】
【0032】
【0033】
<参考例3、4>
下記表2に示した組成より成る塗布サンプルを調製し、マウス育毛効果試験を行った。すなわち、ユーカリエキスと毛包賦活剤、パンテノール或いはパントテン酸エチルを用い、参考例3、4を得た。
【0034】
【表2】
【0035】
【0036】
<実施例1〜4、比較例1〜4>
下記表3に示した組成より成る塗布サンプルを調製し、マウス育毛効果試験を行った。すなわち、ユーカリエキスと血行促進剤、センブリエキス及び酢酸d,l−α−トコフェロール及び毛包賦活剤、パンテノールを配合し、実施例1〜4と比較例1〜4を得た。
【0037】
【表3】
【0038】
表3の再生毛面積率の平均から明らかなように、ユーカリエキスとセンブリエキス及び酢酸d,l−α−トコフェロールとを組み合わせて配合した本発明の育毛剤、あるいはユーカリエキスとパンテノールに更に、センブリエキスまたは酢酸d,l−α−トコフェロールを組み合わせて配合した本発明の育毛剤は、その効果が更に著しく大きいことがわかる。また、実施例1〜4に於いて、塗布期間12日及び塗布終了後1ヶ月間、背皮の炎症等の副作用は観察されなかった。このことは、ユーカリエキスと血行促進剤及び毛包賦活剤の高い安全性を示唆している。
【0039】
以下に、本発明に用いたユーカリエキスと血行促進剤及び毛包賦活剤を配合した育毛剤の製造例を表4に示す。
【0040】
<実施例5>
【表4】
【0041】
表4のaに属する成分を溶解する。別に、bに属する成分を溶解する。bにaを添加して均一に撹拌混合し、育毛剤を製造した。
【0042】
【発明の効果】
本発明で得られる育毛剤は、ユーカリエキスと他の薬効成分との相乗作用により、優れた発毛促進作用及び脱毛抑制作用を有し、男性型脱毛症の改善及び治療に有効である。
Claims (2)
- ユーカリ抽出物を0.0005〜1%含有し、更に、血行促進剤を0.0005〜1%含有する育毛剤であって、血行促進剤としてセンブリエキス及び酢酸d,l−α−トコフェロールを併用していることを特徴とする育毛剤。
- 血行促進剤を0.0005〜1%、毛包賦活剤を0.0005〜1%ならびにユーカリ抽出物を0.0005〜1%含有する育毛剤であって、血行促進剤がセンブリエキスまたは酢酸d,l−α−トコフェロールであり、毛包賦活剤がパンテノールであることを特徴とする育毛剤。
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