JP2003012472A - 育毛剤 - Google Patents

育毛剤

Info

Publication number
JP2003012472A
JP2003012472A JP2001205808A JP2001205808A JP2003012472A JP 2003012472 A JP2003012472 A JP 2003012472A JP 2001205808 A JP2001205808 A JP 2001205808A JP 2001205808 A JP2001205808 A JP 2001205808A JP 2003012472 A JP2003012472 A JP 2003012472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
extract
extracts
citrus
growing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001205808A
Other languages
English (en)
Inventor
Aki Ijiri
亜紀 井尻
Megumi Obayashi
恵 大林
Yuri Okano
由利 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noevir Co Ltd
Original Assignee
Noevir Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noevir Co Ltd filed Critical Noevir Co Ltd
Priority to JP2001205808A priority Critical patent/JP2003012472A/ja
Publication of JP2003012472A publication Critical patent/JP2003012472A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製剤安定性が良好で、好ましくな
い副作用や頭皮への刺激性等の問題がなく、且つ優れた
育毛効果を発揮し得る育毛剤を得る。 【解決手段】 高い血管内皮細胞増殖因子(VE
GF)産生促進効果を有するミカン属に属する植物の葉
の抽出物より選択した1種又は2種以上を育毛剤に含有
させる。その結果、毛包周辺の血管新生を誘導して、毛
包の休止期から成長期への移行を促進し、また毛包の成
長期を延長することにより、優れた育毛効果を得ること
ができる。さらに、VEGF産生促進効果を有するシャ
クヤク及びその近縁植物の抽出物、シナノキ属に属する
植物の抽出物、スギナ,ハッカ,セイヨウハッカ及びミ
ドリハッカの各抽出物より選択した1種又は2種以上を
併用して含有させることにより、育毛効果を増強するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛包の休止期から
成長期への移行を促進し、或いは毛包の成長期を延長す
ることにより、優れた育毛効果を発揮し得る育毛剤に関
する。さらに詳しくは、ミカン(Citrus)属に属する植
物の葉の抽出物より選択した1種又は2種以上、もしく
はこれと、シャクヤク(Paeonia lactiflora Pall.)及
びその近縁植物の抽出物、シナノキ(Tilia)属に属す
る植物の抽出物、スギナ(Equisetumarvense L.),ハ
ッカ(Mentha arvensis L. var. piperascens Mali
n.),セイヨウハッカ(Mentha piperita L.)及びミド
リハッカ(Mentha viridis L.)の各抽出物より選択し
た1種又は2種以上を含有して成る育毛剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、うす毛や脱毛を改善する育毛
剤の需要は高く、種々多様な育毛剤が上市されている。
かかる育毛剤には、センブリ抽出物(スウェルチノーゲ
ン),ビタミンE及びその誘導体,ニコチン酸ベンジル
等の血行促進剤、トウガラシチンキ,カンタリスチン
キ,カンフル,ノニル酸ワニリルアミド等の局所刺激
剤、胎盤抽出物,感光素301,パントテン酸及びその
誘導体等の毛包賦活剤、イオウ,チオキソロン,ビタミ
ンB等の抗脂漏剤、サリチル酸,レゾルシン等の角質
溶解剤、ヒノキチオール,塩化ベンザルコニウム,感光
素201等の殺菌剤、グリチルレチン酸及びその誘導
体,メントール等の消炎剤などが配合されている。
【0003】また、男性型脱毛症の改善を目的として、
テストステロン5α-リダクターゼの活性を阻害する物質
の探求が盛んになされてきた。かかるテストステロン5
α-リダクターゼ阻害剤としては、セージ,ホップ,マ
ンネンロウ等の抽出物(特開平4−18026),カ
シ,テンモンドウ,バクモンドウ,エンゴサク等の抽出
物(特開平5−255102),桂皮酸アミド誘導体及
びその塩(特開平7−41458),シャゼンソウ,ニ
クジュヨウ,チョロギ抽出物(特開平8−30173
0),クルクミノイド(特開平9−255568),ス
テロイド誘導体(特開平11−41496),クアチャ
ララーテ抽出物(特開平11−209236)等、多種
多様な成分,物質が開示されている。
【0004】さらに、最近では毛乳頭細胞を活性化した
り、毛周期の調整効果を有するものが開示されている。
前者には、柑橘類果皮由来ペプチド(特開平9−202
716),オウギ,オウレン,カシュウ等の抽出物(特
開平9−208431)などのように、毛乳頭細胞の増
殖を促進したり、ボタンピ抽出物,レイシ抽出物(特開
平10−226628),アオギリ科フウセンアカメガ
シワ属植物抽出物(特開平11−1416),キク科ネ
コノシタ属植物抽出物(特開平11−12134),ト
ウダイグサ科ハズ属植物抽出物(特開平11−1243
17),アロエ,アルニカ,オウゴン,カッコン等の抽
出物(特開平11−240823),クロウメモドキ科
ナツメ属等の抽出物(特開2000−128741)な
どのように、毛乳頭活性化作用を有するものが開示され
ている。一方後者には、毛包上皮細胞増殖促進作用を有
するコンフリー,ウロン,タイソウ,コリアンダー等の
抽出物(特開平10−265349),飽和脂肪酸及び
その誘導体(特開平11−92341),不飽和脂肪酸
及びその誘導体(特開平11−92343),アミンオ
キシド(特開平11−343216),糖グリセリド
(特開2000−63242),ミカン科ピロカルプス
属植物,マメ科カワラケツメイ属植物,キク科ミカニア
・グロメラタの抽出物(特開2000−119145)
などが開示されている。
【0005】しかしながらうす毛や脱毛は、男性ホルモ
ン関与による毛包機能の低下、毛包,毛球部の新陳代謝
機能の低下、頭皮生理機能の低下、頭皮緊張による局所
血流障害、栄養不良、ストレス等種々の原因により引き
起こされる。それゆえ、上記した血行促進剤,局所刺激
剤,毛包賦活剤等やテストステロン5α-リダクターゼ阻
害剤などを含有する育毛剤では、うす毛や脱毛の原因又
は性差によっては、有効な育毛効果の得られないことが
あった。また、毛乳頭活性化作用を有するものや、毛周
期調整効果を有するものを含有する育毛剤についても、
製剤安定性,安全性及び育毛効果のすべてを満足するも
のは少ないのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明において
は、製剤安定性が良好で、好ましくない副作用や頭皮へ
の刺激性等の問題がなく、且つ優れた育毛効果を発揮し
得る育毛剤を得ることを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するべ
く、本発明者らは、毛包周辺の血管新生誘導と毛周期と
の関係に着目して検討を行った。その結果、ミカン(Ci
trus)属に属する植物の葉の抽出物が高い血管内皮細胞
増殖因子(VEGF)産生促進効果を有することを見い
だした。そして、これらより選択した1種又は2種以上
を育毛剤に含有させることにより、毛包周辺の血管新生
を誘導して、毛包の休止期から成長期への移行を促進
し、また毛包の成長期を延長することにより、優れた育
毛効果を得ることに成功したのである。
【0008】さらに、やはりVEGF産生促進効果を有
するシャクヤク(Paeonia lactiflora Pall.)及びその
近縁植物の抽出物、シナノキ(Tilia)属に属する植物
の抽出物、スギナ(Equisetum arvense L.),ハッカ
Mentha arvensis L. var. piperascens Malin.),セ
イヨウハッカ(Mentha piperita L.)及びミドリハッカ
Mentha viridis L.)の各抽出物より選択した1種又
は2種以上を併用することにより、育毛効果をより向上
させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において用いるミカン(Ci
trus)属に属する植物としては、ライム(Citrus auran
tifolia Swingle),ダイダイ(Citrus aurantium
L.),ベルガモット(Citrus bergamia Risso et Poi
t.),ブンタン(Citrus grandis Osbeck),ハッサク
Citrus hassaku Hort. ex Tanaka),イヨカン(Citr
us iyo Hort.ex Tanaka),ユズ(Citrus junos Sieb.
ex Tanaka),キシュウミカン(Citrus kinokuni Hort.
ex Tanaka),レモン(Citrus limon Burm.),シトロ
ン(Citrus medica L.),ブシュカン(Citrus medica
L. var. sarcodactylis Swingle),ナツミカン(Citru
s natsudaidai Hayata),グレープフルーツ(Citruspa
radisi Macf.),ポンカン(Citrus reticulata Blanc
o),スイートオレンジ(Citrus sinensis Osbeck),
ネーブルオレンジ(Citrus sinensis Osbeck var. bras
iliensis Tanaka),カボス(Citrus sphaerocarpa Hor
t. ex Tanaka),スダチ(Citrus sudachi Hort. ex Ta
naka),サンポウカン(Citrus sulcata Hort. ex Taka
hashi),タチバナ(Citrus tachibana Tanaka),ウン
シュウミカン(Citrus unshiu Marcovitch)等が挙げら
れる。これらはミカン科(Rutaceae)に属する常緑の低
木又は高木で、本発明においては、これらの葉を用い
る。
【0010】また本発明において、上記ミカン(Citru
s)属に属する植物の葉の抽出物の1種又は2種以上と
併用する抽出物の調製に用いる植物のうち、シャクヤク
Paeonia lactiflora Pall.)及びその近縁植物は、ボ
タン科(Paeoniaceae)に属する多年草で、生薬「シャ
クヤク(Paeoniae Radix)」の基原植物である。近縁植
物としては、クサシャクヤク(Paeonia obovata Maxi
m.),センセキシャク(Paeonia veitchii Lynch.)が
挙げられる。これらの葉,茎,花,根等各部位を用いる
ことができるが、根を用いることが好ましい。
【0011】次いで、シナノキ(Tilia)属に属する植
物としては、アメリカシナノキ(Tilia americana
L.),フユボダイジュ(Tilia cordata Mill.),セイ
ヨウシナノキ(Tilia europaea L.),シナノキ(Tilia
japonica Simonk.),ヘラノキ(Tilia kiusiana Maki
no et Shiras.),オオバボダイジュ(Tilia maximowic
ziana Shiras.),ボダイジュ(Tilia miqueliana Maxi
m.),ナツボダイジュ(Tilia platyphyllos Scop.)等
が挙げられる。これらはシナノキ科(Tiliaceae)に属
する落葉の高木で、花,葉及び樹皮が好ましく用いられ
る。
【0012】次にスギナ(Equisetum arvense L.)は、
スギナ科(Equisetaceae)に属する多年生シダ植物で、
民間薬「モンケイ」の基原植物である。地下茎,胞子
茎,栄養茎のいずれも用いることができるが、栄養茎を
用いることが好ましい。
【0013】さらにハッカ(Mentha arvensis L. var.
piperascens Malin.)は、生薬「ハッカ(Menthae Herb
a)」の基原植物である。セイヨウハッカ(Mentha pipe
ritaL.)及びミドリハッカ(Mentha viridis L.)はそ
の同類植物である。これらはシソ科(Labiatae)に属す
る多年草で、葉,茎,花等各部位を用いることができる
が、地上部の全体を用いることが好ましい。
【0014】上記植物は、生のまま抽出に供してもよい
が、抽出効率を考えると、細切,乾燥,粉砕等の処理を
行った後に抽出を行うことが好ましい。抽出は、抽出溶
媒に浸漬して行う。抽出効率を上げるため撹拌を行った
り、抽出溶媒中でホモジナイズしてもよい。抽出温度と
しては、5℃程度から抽出溶媒の沸点以下の温度とする
のが適切である。抽出時間は抽出溶媒の種類や抽出温度
によっても異なるが、4時間〜14日間程度とするのが
適切である。
【0015】抽出溶媒としては、水の他、メタノール,
エタノール,プロパノール,イソプロパノール等の低級
アルコール、1,3-ブチレングリコール,プロピレングリ
コール,ジプロピレングリコール,グリセリン等の多価
アルコール、エチルエーテル,プロピルエーテル等のエ
ーテル類、酢酸エチル,酢酸ブチル等のエステル類、ア
セトン,エチルメチルケトン等のケトン類などの極性有
機溶媒を用いることができ、これらより1種又は2種以
上を選択して用いる。また、生理食塩水,リン酸緩衝
液,リン酸緩衝生理食塩水等を用いてもよい。
【0016】ミカン(Citrus)属に属する植物の葉の上
記溶媒による抽出物、及びシャクヤク(Paeonia lactif
lora Pall.)等の上記溶媒による抽出物は、そのままで
も本発明に係る育毛剤に含有させることができるが、濃
縮,乾固したものを水や極性溶媒に再度溶解したり、或
いはこれらの生理作用を損なわない範囲で脱色,脱臭,
脱塩等の精製処理を行ったり、カラムクロマトグラフィ
ー等による分画処理を行った後に用いてもよい。また、
リポソーム等のベシクルやマイクロカプセル等に内包さ
せて用いることもできる。
【0017】本発明においては、上記ミカン(Citrus
属に属する植物の葉の抽出物より1種又は2種以上を選
択して用いる。育毛剤全量に対する添加量としては、用
いるミカン(Citrus)属植物の種類,抽出溶媒及び抽出
条件,抽出後の処理などにより異なるが、植物を粉砕処
理後抽出溶媒に浸漬して抽出して得られる上清の状態
で、0.001〜5.0重量%程度とするのが適切であ
る。
【0018】さらに本発明においては、シャクヤク(Pa
eonia lactiflora Pall.)及びその近縁植物の上記抽出
物、シナノキ(Tilia)属に属する植物の上記抽出物、
スギナ(Equisetum arvense L.),ハッカ(Mentha arv
ensis L. var. piperascensMalin.),セイヨウハッカ
Mentha piperita L.)及びミドリハッカ(Mentha vir
idis L.)の上記各抽出物より1種又は2種以上を選択
して、ミカン(Citrus)属に属する植物の葉の抽出物と
ともに育毛剤に含有させる。
【0019】本発明に係る育毛剤は、液状,乳剤状,ゲ
ル状,クリーム状,軟膏状,フォーム状,ミスト状等種
々の剤型で、ヘアトニック,ヘアジェル,ヘアクリー
ム,ヘアトリートメントローション,ヘアフォーム,ヘ
アミスト,ヘアシャンプー,ヘアリンス等として提供す
ることができる。また、本発明に係る育毛剤には、本発
明の作用を損なわない範囲で、油性成分,界面活性剤,
保湿剤,紫外線吸収剤,抗酸化剤,血行促進剤,局所刺
激剤,毛包賦活剤,抗脂漏剤,抗炎症剤,香料,色素,
防菌防黴剤等の一般的な育毛剤用添加剤を含有させるこ
とができる。
【0020】
【実施例】さらに本発明の特徴について、実施例により
詳細に説明する。まず、本発明に係る育毛剤に含有させ
るミカン(Citrus)属に属する植物の葉の抽出物、及び
シャクヤク(Paeonia lactiflora Pall.)等の抽出物の
調製について、下記に示す。
【0021】[ライム抽出物,ダイダイ抽出物]ライム
Citrus aurantifolia Swingle)及びダイダイ(Citru
s aurantium L.)の葉各200gをそれぞれミルで粉砕
し、50容量%エタノール水溶液1リットル中に室温に
て7日間浸漬して抽出した。抽出物をろ過してろ液を回
収し、標記各抽出物とした。
【0022】[レモン抽出物,スイートオレンジ抽出
物]レモン(Citrus limon Burm.)及びスイートオレン
ジ(Citrus sinensis Osbeck)の葉各250gをそれぞ
れ乾燥,粉砕し、50容量%エタノール水溶液1.0リ
ットル中に入れ、20℃にて10日間撹拌しながら抽出
した。抽出物をろ過してろ液を回収し、減圧下に濃縮乾
固した後凍結乾燥して、標記各抽出物とした。
【0023】[ナツミカン抽出物]ナツミカン(Citrus
natsudaidai Hayata)の葉300gをミルで粉砕し、
エタノール1.5リットル中に浸漬して、10℃で20
日間抽出した。抽出物をろ過してろ液を回収し、標記抽
出物とした。
【0024】[ウンシュウミカン抽出物]ウンシュウミ
カン(Citrus unshiu Marcovitch)の葉300gをグリ
セリン2リットル中にてホモジナイズし、15℃で14
日間撹拌しながら抽出した。抽出物をろ過してろ液を回
収し、標記抽出物とした。
【0025】[シャクヤク抽出物1,シナノキ抽出物,
スギナ抽出物1,ハッカ抽出物]シャクヤク(Paeonia
lactiflora Pall.)の根,シナノキ(Tilia japonica S
imonk.)の花,スギナ(Equisetum arvense L.)の栄養
茎,ハッカ(Mentha arvensis L. var. piperascens Ma
lin.)の地上部各100gをミルで粉砕し、それぞれ5
0容量%エタノール水溶液1リットル中に室温にて7日
間浸漬して抽出した。各抽出物をろ過してろ液を回収
し、標記各抽出物とした。
【0026】[シャクヤク抽出物2]シャクヤク(Paeo
nia lactiflora Pall.)の根250gを乾燥,粉砕し、
50容量%エタノール水溶液1.5リットル中に入れ、
20℃にて10日間撹拌しながら抽出した。抽出物をろ
過してろ液を回収し、減圧下に濃縮乾固した後凍結乾燥
し、標記抽出物とした。
【0027】[フユボダイジュ抽出物]フユボダイジュ
Tilia cordata Mill.)の葉及び花計300gを乾
燥,粉砕し、50容量%エタノール水溶液2リットル中
に入れ、15℃にて14日間撹拌しながら抽出した。抽
出物をろ過してろ液を回収し、減圧下に濃縮乾固した後
凍結乾燥して、標記抽出物とした。
【0028】[スギナ抽出物2]スギナ(Equisetum ar
vense L.)の栄養茎250gを乾燥,粉砕し、1,3-ブチ
レングリコール1.5リットル中に浸漬して、20℃で
10日間抽出した。抽出物をろ過してろ液を回収し、標
記抽出物とした。
【0029】[セイヨウハッカ抽出物]セイヨウハッカ
Mentha piperita L.)の地上部260gを乾燥,粉砕
し、グリセリン1.5リットル中に入れ、15℃で14
日間撹拌抽出した。抽出物をろ過してろ液を回収し、標
記抽出物とした。
【0030】 [実施例1〜実施例5] ヘアートニック (1)エタノール 60.00(重量%) (2)ヒノキチオール 0.01 (3)ビタミンB 0.20 (4)酢酸トコフェロール 0.20 (5)プロピレングリコール 2.00 (6)表1に示す植物抽出物 表1に示す量 (7)香料 0.10 (8)ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 0.10 モノラウリン酸エステル (9)精製水 全量を100.00とする量 製法:(1)に(2)〜(8)を順次加えて溶解した後、(9)を加
えて均一に溶解する。
【0031】
【表1】
【0032】 [実施例6] ヘアジェル (1)カルボキシビニルポリマー 0.7(重量%) (2)ポリビニルピロリドン 2.0 (3)グリセリン 3.0 (4)水酸化ナトリウム 0.1 (5)エタノール 20.0 (6)スイートオレンジ抽出物 0.1 (7)フユボダイジュ抽出物 0.1 (8)香料 0.1 (9)エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.1 (10)精製水 73.8 製法:(1)を(3)及び(10)の一部に分散する。(6)〜(8)を
(5)に溶解して(2),(4),(9)とともに(10)の残部に加え
て混合し、これを前記分散液に加えて混合,均一化す
る。
【0033】 [実施例7] ヘアクリーム (1)流動パラフィン 15.00(重量%) (2)ワセリン 15.00 (3)精製ミツロウ 2.00 (4)ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 3.00 (5)グリセリン 5.00 (6)カルボキシビニルポリマー 0.10 (7)キサンタンガム 0.10 (8)エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.10 (9)パラオキシ安息香酸メチル 0.15 (10)ウンシュウミカン抽出物 2.50 (11)精製水 56.45 (12)水酸化ナトリウム(10.0重量%水溶液) 0.50 (13)香料 0.10 製法:(1)〜(3)の油相成分を混合,加熱溶解して80℃
とする。一方、(4)〜(11)の水相成分を混合,加熱溶解
し、80℃とする。この水相に前記油相を撹拌しながら
加えてホモジナイザーにより乳化し、冷却後40℃にて
(12),(13)を添加,混合する。
【0034】 [実施例8] ヘアトリートメントローション (1)1,3-ブチレングリコール 2.00(重量%) (2)グリセリン 1.00 (3)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.50 (4)メチルフェニルポリシロキサン 1.00 (5)コラーゲン加水分解物 0.10 (6)エタノール 50.00 (7)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (8)ライム抽出物 0.35 (9)ナツミカン抽出物 0.35 (10)スギナ抽出物1 0.20 (11)香料 0.10 (12)精製水 44.30 製法:(1)〜(5)及び(6)〜(11)をそれぞれ混合,溶解
し、(12)に添加して均一に混合する。
【0035】 [実施例9] ヘアフォーム (原液処方) (1)シリコーン油 5.0(重量%) (2)ポリオキシエチレン(50E.O.)硬化ヒマシ油 1.0 (3)ジプロピレングリコール 7.0 (4)エタノール 15.0 (5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (6)香料 0.1 (7)カチオン化セルロース 3.0 (8)ウンシュウミカン抽出物 0.5 (9)セイヨウハッカ抽出物 0.2 (10)精製水 68.1 (充填処方) (A)原液 90.0(重量%) (B)液化石油ガス 10.0 製法:(1)を(2)及び(3)の溶解物に添加し、ホモミキサ
ーで均一に乳化する。一方、(5),(6)を(4)に溶解して
(7)〜(9)とともに(10)に加えて均一に溶解する。これに
前記乳化物を添加,混合して原液とする。充填は缶に
(A)を充填し、バルブを装着した後、(B)を充填し
て行う。
【0036】 [実施例10] ヘアシャンプー (1)ポリオキシエチレン(3E.O.)ラウリル硫酸 30.0(重量%) エステルナトリウム塩(30.0重量%水溶液) (2)ラウリル硫酸エステルナトリウム塩 10.0 (30.0重量%水溶液) (3)ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0 (4)グリセリン 1.0 (5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (6)エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.1 (7)精製水 54.3 (8)ダイダイ抽出物 0.2 (9)ハッカ抽出物 0.2 (10)香料 0.1 製法:(7)を70℃に加熱し、(1)〜(6)を添加して均一
に溶解した後冷却し、40℃にて(8)〜(10)を添加,混
合する。
【0037】 [実施例11] ヘアリンス (1)シリコーン油 3.00(重量%) (2)流動パラフィン 1.00 (3)セタノール 1.50 (4)ステアリルアルコール 1.00 (5)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.70 (6)グリセリン 3.00 (7)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (8)レモン抽出物 0.02 (9)スギナ抽出物2 0.25 (10)精製水 89.33 (11)香料 0.10 製法:(1)〜(4)の油相成分を混合し加熱溶解して70℃
とする。一方、(5)〜(10)の水相成分を混合,溶解して
70℃に加熱する。この水相に前記油相を加えてホモミ
キサーにて乳化し、冷却後40℃にて(11)を添加,混合
する。
【0038】上記本発明の実施例のうち、実施例1〜実
施例5について使用試験を行い、育毛効果を評価した。
その際、各実施例において配合したシナノキ属に属する
植物の抽出物、及びミカン属に属する植物の葉の抽出物
をそれぞれ表2に示すように代替して比較例1〜比較例
5とし、同時に使用試験に供した。使用試験は、妊娠,
出産やストレス等種々の原因でうす毛や脱毛症状を呈す
る女性パネラー20名を1群とし、各群に実施例及び比
較例をそれぞれブラインドにて1日3回、3カ月間使用
させて行った。使用試験終了後の毛髪の状態を使用試験
開始前と比較し、うす毛や脱毛症状について「改善」,
「やや改善」,「変化なし」,「悪化」の4段階にて評
価し、各評価を得たパネラー数にて表3に示した。なお
毛髪の状態は、マイクロスコープにより観察して評価し
た。
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】表3より明らかなように、本発明の実施例
使用群では、毛髪状態の変化を認めなかったパネラーは
実施例1使用群における1名のみであり、全般に良好な
改善傾向が認められており、35%以上のパネラーにお
いて明確な改善が見られていた。また、シャクヤク抽出
物1を併用して含有する実施例4使用群、及びシナノキ
抽出物を併用して含有する実施例5使用群では、明確な
改善を認めたパネラーはそれぞれ70%及び60%であ
り、ミカン属に属する植物の葉の抽出物を単独で含有す
る実施例1〜実施例3使用群に比べて、育毛効果の増強
が認められていた。
【0042】これに対し、本発明の実施例において配合
したミカン属植物に属する植物の葉の抽出物を含有せ
ず、育毛成分としてヒノキチオール,ビタミンB,酢
酸トコフェロールを含有するのみである比較例1使用群
では、毛髪状態の改善傾向を認めたパネラーは15%に
過ぎず、20%のパネラーにおいて状態の悪化が見られ
ていた。また、ミカン属に属する植物の葉の抽出物を抗
炎症剤であるグリチルレチン酸ステアリルに代替した比
較例2,血行促進剤であるセンブリ抽出物に代替した比
較例3,ミカン属に属する植物の葉の抽出物を局所刺激
剤であるトウガラシチンキに代替し、シャクヤク抽出物
1を含有しない比較例4,ミカン属に属する植物の葉の
抽出物及びシナノキ抽出物を、毛包賦活剤であるD-パン
トテニルアルコールに代替した比較例5の各使用群で
は、毛髪の状態の悪化したパネラーも若干認められ、改
善傾向の見られたパネラーも25%以下であった。
【0043】なお、本発明の実施例1〜実施例11につ
いては、25℃で6カ月間保存した後においても状態の
変化は全く認められず、育毛効果の低下も認められなか
った。さらに、使用に際し、頭皮等に対する刺激性反応
も全く認められなかった。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明により製剤
安定性が良好で、好ましくない副作用や頭皮への刺激性
等の問題がなく、且つ優れた育毛効果を発揮し得る育毛
剤を得ることができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 35/78 A61K 35/78 C F K Q A61P 17/14 A61P 17/14 (72)発明者 岡野 由利 兵庫県神戸市中央区港島中町6丁目13−1 株式会社ノエビア神戸研究所内 Fターム(参考) 4C083 AA082 AA111 AA112 AB032 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC182 AC432 AC482 AC532 AC642 AC692 AC782 AD072 AD092 AD132 AD152 AD352 AD432 AD552 AD632 AD662 CC33 CC37 CC38 CC39 DD08 DD23 DD27 DD31 DD41 EE03 EE10 EE22 4C088 AB12 AB18 AB32 AB38 AB62 AC05 CA03 MA63 NA14 ZA92

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミカン(Citrus)属に属する植物の葉の
    抽出物より選択した1種又は2種以上を含有して成る、
    育毛剤。
  2. 【請求項2】 ミカン(Citrus)属に属する植物の葉の
    抽出物より選択した1種又は2種以上と、シャクヤク
    Paeonia lactiflora Pall.)及びその近縁植物の抽出
    物、シナノキ(Tilia)属に属する植物の抽出物、スギ
    ナ(Equisetum arvense L.),ハッカ(Mentha arvensi
    s L. var. piperascens Malin.),セイヨウハッカ(Me
    ntha piperita L.)及びミドリハッカ(Mentha viridis
    L.)の各抽出物より選択した1種又は2種以上を含有
    して成る、育毛剤。
JP2001205808A 2001-07-06 2001-07-06 育毛剤 Pending JP2003012472A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001205808A JP2003012472A (ja) 2001-07-06 2001-07-06 育毛剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001205808A JP2003012472A (ja) 2001-07-06 2001-07-06 育毛剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003012472A true JP2003012472A (ja) 2003-01-15

Family

ID=19042048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001205808A Pending JP2003012472A (ja) 2001-07-06 2001-07-06 育毛剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003012472A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206546A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Maruzen Pharmaceut Co Ltd アンドロゲン受容体結合阻害剤、養毛剤、皮脂分泌抑制剤及び前立腺肥大抑制剤
JP2008179576A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Yoshiro Nakamatsu 薬用育毛剤
EP1938827A4 (en) * 2005-09-16 2010-07-21 Shiseido Co Ltd NEW HEMMER OF THE EXPRESSION OF VASCULAR ENDOTHEL GROWTH FACTOR
JP2013515769A (ja) * 2010-08-26 2013-05-09 ノ,ヒョンスン ヘアスタイリング機能の優れた脱毛防止組成物及びこれを含むヘアトニック
JP2018111735A (ja) * 2018-04-24 2018-07-19 丸善製薬株式会社 Tie2活性化剤、血管新生抑制剤、血管の成熟化剤、血管の正常化剤、及び血管の安定化剤、並びに医薬品組成物
JP7195497B1 (ja) 2022-09-09 2022-12-26 Belong株式会社 毛乳頭細胞増殖促進剤、育毛剤、及び、毛乳頭細胞増殖促進剤又は育毛剤の製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206546A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Maruzen Pharmaceut Co Ltd アンドロゲン受容体結合阻害剤、養毛剤、皮脂分泌抑制剤及び前立腺肥大抑制剤
EP1938827A4 (en) * 2005-09-16 2010-07-21 Shiseido Co Ltd NEW HEMMER OF THE EXPRESSION OF VASCULAR ENDOTHEL GROWTH FACTOR
JP2008179576A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Yoshiro Nakamatsu 薬用育毛剤
JP2013515769A (ja) * 2010-08-26 2013-05-09 ノ,ヒョンスン ヘアスタイリング機能の優れた脱毛防止組成物及びこれを含むヘアトニック
EP2630946A4 (en) * 2010-08-26 2014-05-28 Hyun Soon Noh COMPOSITION FOR PREVENTING HAIR LOSSES WITH EXCELLENT HAIRSTYLING FUNCTION AND HAIR DIAMONDS THEREOF
JP2018111735A (ja) * 2018-04-24 2018-07-19 丸善製薬株式会社 Tie2活性化剤、血管新生抑制剤、血管の成熟化剤、血管の正常化剤、及び血管の安定化剤、並びに医薬品組成物
JP7195497B1 (ja) 2022-09-09 2022-12-26 Belong株式会社 毛乳頭細胞増殖促進剤、育毛剤、及び、毛乳頭細胞増殖促進剤又は育毛剤の製造方法
JP2024039492A (ja) * 2022-09-09 2024-03-22 Belong株式会社 毛乳頭細胞増殖促進剤、育毛剤、及び、毛乳頭細胞増殖促進剤又は育毛剤の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3415199B2 (ja) 皮膚外用剤
JP3108586B2 (ja) 育毛剤
JP3407935B2 (ja) 皮膚外用剤
CN104274359B (zh) 一种含有帕拉梅拉精油的护发组合物
JP3820800B2 (ja) 育毛剤
JP2000044439A (ja) 頭皮頭髪用組成物
JP2001288047A (ja) 頭皮頭髪用組成物
JP3590797B2 (ja) 育毛剤
JP2003012472A (ja) 育毛剤
JP4044274B2 (ja) 微生物性リパーゼ阻害剤、及びこれを含有するニキビ用皮膚外用剤並びにフケ用皮膚外用剤
JPH09131393A (ja) 消臭剤、消臭組成物及び消臭化粧料
JP2004035444A (ja) 育毛剤
JP6322368B2 (ja) PGD2産生抑制剤と5α−リダクターゼ活性阻害剤とを含有する頭髪化粧料及び皮膚化粧料
JPH07145033A (ja) 皮膚老化防止用化粧料
JP2002284648A (ja) 育毛剤組成物
JP2005145900A (ja) 育毛剤組成物及び痒み抑制剤
JP3382148B2 (ja) 頭部用外用剤
JPH1179948A (ja) 養毛剤及び毛髪用化粧料、並びに皮脂分泌抑制用皮膚外用剤
JP3754025B2 (ja) 細胞賦活剤、抗酸化剤、及び皮膚外用剤
JP3665049B2 (ja) 細胞賦活剤、抗酸化剤、及び皮膚外用剤
JP5666344B2 (ja) 育毛剤
JP2003267851A (ja) 皮膚外用剤
JP3190487B2 (ja) フケ防止頭髪用化粧料及び養毛料
JP4245862B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2003137745A (ja) 頭皮頭髪用組成物

Legal Events

Date Code Title Description
RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070530