JP3818012B2 - 金属部品を鋳込み成形した樹脂成形品及びその製造法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属部品を鋳込み成形した樹脂成形品とその製造法に関する。この樹脂成形品は、歯車等の用途に適したものである。歯車においては、前記金属部品は歯車の中心に位置したブッシュとして機能する。
【0002】
【従来の技術】
金属部品を鋳込み成形した樹脂成形品は、樹脂部分と金属部品の接合強度を確保しにくく、接合の界面が剥離したり、界面に水分が侵入して腐食を進行させる等の心配がある。
接合強度を高める手段としては、金属部品にアンダーカット形状の抜け止めを設けるのが一般的である。金属部品から突出させた抜け止めが樹脂部分に食い込み、樹脂部分と金属部品の接合強度を確保するのに一定の効果を上げている。金属部品にアンダーカット形状の抜け止めを設けるだけでは、樹脂部分と金属部品界面の密着性を上げることはできない。そこで、金属部品表面に物理的又は化学的粗化処理を施すことが提案されているが、工数・コストを要する割には密着性改善が不十分である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
金属部品と補強繊維基材を成形金型に配置し、成形金型に液状樹脂を注入して補強繊維基材に含浸し金属部品を鋳込み成形する樹脂成形品の製造(注入成形)においては、特に上述した樹脂部分と金属部品界面の密着性確保が重要である。その理由は、以下のとおりである。
注入成形においては、成形金型を閉じたときの圧力で補強繊維基材が変形することにより、金属部品から突出している抜け止めが補強繊維基材に食い込んだ状態となる。この状態で、成形金型に液状樹脂を注入すると、補強繊維基材を含む樹脂部分と金属部品の結合が実現される。前記液状樹脂の注入時ならびにその硬化時に補強繊維基材が変形して前記食い込みが促進されることは殆どない。この点が、予め樹脂を含浸した補強繊維基材を加熱加圧成形し金属部品を鋳込み成形する樹脂成形品の製造と大きく異なっている。すなわち、前記加熱加圧成形では、補強繊維基材が樹脂の流動と共に変形して抜け止め周囲に充填されるので、補強繊維基材を含む樹脂部分と金属部品の結合が確実となる。それに対し、注入成形では、樹脂の流動に伴う補強繊維基材の変形が起こりにくいので、抜け止め周囲への補強繊維基材の充填が不足になりがちである。従って、注入成形による樹脂成形品においては、抜け止め周囲への補強繊維基材の充填不足を補うべく、樹脂部分と金属部品界面の密着性確保が、接合強度向上の上で重要となるのである。
【0004】
本発明は、金属部品と補強繊維基材を成形金型に配置し、成形金型に注入した液状樹脂を補強繊維基材に含浸して金属部品を鋳込み成形した樹脂成形品を対象としている。本発明が解決しようとする課題は、前記樹脂成形品において、補強繊維基材を含む樹脂部分と金属部品の接合強度を大きくすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る樹脂成形品は、金属部品と補強繊維基材を成形金型に配置し、成形金型に注入した液状樹脂を補強繊維基材に含浸して金属部品を鋳込み成形したものである。その特徴とするところは、前記金属部品を焼結合金製とし、液状樹脂が金属部品表面から金属部品表面の微多孔に侵入して硬化している点である。金属部品表面の空隙率は、0.1〜0.2である。ここで、空隙率は次の数式により求められるものである。
【0006】
【数1】
1−(金属部品の比重/空隙率の金属部品の比重)
上述したように、注入成形における補強繊維基材の金属部品抜け止め周囲への充填は、成形金型を閉じたときの圧力で補強繊維基材が変形することにより行なわれる。この状態で、成形金型に液状樹脂を注入すると、補強繊維基材を含む樹脂部分と金属部品の結合が実現される。本発明においては、これに加え、液状樹脂が金属部品表面の微多孔にまで侵入し硬化しているので、樹脂部分と金属部品の密着性が著しく向上する。このことが、樹脂部分と金属部品の接合強度増大に寄与している。特に、焼結合金製金属部品表面には微細で深い多孔が存在するので、液状樹脂がその深部まで浸透し接合強度を高めるのである。金属部品表面にショットブラストなどの物理的処理、酸化などの化学的処理を施して凹凸を付与しても、前者の場合は凹凸が粗く、後者の場合は凹凸が浅いので、本発明が期待する効果を得ることができない。注入成形による樹脂成形品においては、金属部品として焼結合金製を採用し本発明に係る構成を採用することにより、初めて顕著な作用効果を奏することになる。
【0007】
このような樹脂成形品の製造は、次のように行なう。
金属部品と補強繊維基材を成形金型に配置し、成形金型に液状樹脂を注入して補強繊維基材に含浸し金属部品を鋳込み成形するのであるが、前記金属部品として焼結合金製を用い、成形金型に注入した液状樹脂を金属部品表面からその微多孔に浸透させる。好ましくは、成形金型内を減圧にしてから液状樹脂を注入するが、金属部品表面の空隙率を大きめにすると、必ずしも減圧にしなくても微多孔に液状樹脂を浸透させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明は、金属部品を鋳込み成形する種々の樹脂成形品に適用できるが、樹脂歯車に適用した場合について、以下、発明の実施の形態を説明する。
すなわち、本発明は、特開平8−156124号公報に開示されているような樹脂歯車に適用できる。図3に示すように、アラミド繊維糸を織ったり編んだりして筒状に形成した補強繊維基材1を、軸方向に巻き上げリング体2にして歯車の製造に用いる。このリング体と当該リング体の中央に配置した焼結合金製の金属部品(ブッシュ)とを成形金型に収容し、リング体に樹脂を含浸して一体成形する。
【0009】
図1は、リング体2を成形金型内で2段に重ね、中央に金属部品3(ブッシュ)を配置して一体成形した歯車用樹脂成形品の一部欠截斜視図を示している。成形金型を閉じるときの圧力でリング体2を圧縮変形させて金属部品3の形状になじませ、成形金型内を減圧にし、液状樹脂(架橋ポリアミノアミド、エポキシ樹脂、ポリイミドなど)を注入してリング体に浸透させ加熱硬化させる。金属部品3に設けた抜け止め4がリング体2に食い込み、リング体2と金属部品3が一体となっている。さらに、図2に拡大図で示したように、リング体1を含む樹脂部分5と金属部品3の界面では、リング体2に含浸した樹脂が、焼結時に形成された金属部品表面の深い微多孔に侵入し硬化している。
抜け止め4のリング体2への食い込みと樹脂の微多孔への十分な侵入の作用が相俟って、樹脂部分と金属部品の大きな接合強度を実現している。また、接合強度が大きいために、樹脂部分と金属部品の界面には隙間が発生しにくい。従って、この界面には外部から水分等が侵入しにくくなり、内部錆による樹脂クラック等の発生も抑制することができる。
歯車は、上記成形したリング体2の周囲に切削加工により歯を形成して完成する。
【0010】
焼結合金製の金属部品表面には十分に深い微多孔が形成されているが、さらに、表面にブラスト処理を施したり酸化処理を施したり、両処理を併用すると、金属部品表面の微多孔は複雑な形状を呈することになる。樹脂部分と金属部品の界面には、微細な隙間も一層できにくくなり、界面に水分等が侵入するのを防止する上で好ましいものである。また、成形の前に、金属部品表面を洗浄して或いは加熱して脱脂しておくことも好ましいものである。
【0011】
【実施例】
実施例1
パラ系アラミド繊維とメタ系アラミド繊維の混紡糸(混紡質量比50/50)で編んだ(丸編み)筒状の補強繊維基材を準備した。この補強繊維基材を軸方向に巻き上げてなるリング体を2個用い、上記発明の実施の形態で説明した方法により、金属部品と一体成形を行なった。
金属部品は、鉄紛を主原料とする焼結合金製であり、表面の空隙率は0.15である。これを溶剤洗浄により脱脂処理してから、成形に供した。リング体への樹脂含浸は、減圧状態(1300Pa)にした成形金型に架橋ポリアミノアミドを注入して行なった。成形したリング体の寸法は、外径90mm,内径56mm,厚さ12mmであり、樹脂含有量は50質量%(リング体)である。
【0012】
比較例1
金属部品表面の空隙率を0.05とする以外は実施例1と同様とした。
【0013】
実施例
金属部品表面の空隙率を0.1とする以外は実施例1と同様とした。
【0014】
実施例
金属部品表面の空隙率を0.2とする以外は実施例1と同様とした。
【0015】
比較例2
金属部品表面の空隙率を0.25とする以外は実施例1と同様とした。
【0016】
従来例1
金属部品として、鉄の丸棒からの削り出し品を用いる以外は実施例1と同様とした。尚、金属部品は、溶剤洗浄で脱脂処理をしてから成形に供した。
【0017】
従来例2
従来例1において、金属部品は、表面にサンドブラスト処理を施し、溶剤洗浄で脱脂処理をしてから成形に供した。
【0018】
従来例3
従来例1において、金属部品は、表面に酸化処理を施し、溶剤洗浄で脱脂処理をしてから成形に供した。
【0019】
上記の各例の樹脂歯車は、成形したリング体の周囲に切削加工により歯を形成した。表1には、リング体と金属部品間の破壊強度を測定した結果を示した。測定方法は、固定された内歯歯車に樹脂歯車の外周部を噛み合わせ、樹脂歯車の回転軸を梃子で捻じり、リング体と金属部品間の破壊強度を測定するものである。破壊強度は、両者の接合面でリング体にクラックが発生する時点の梃子にかかる力の大きさとした。
【0020】
【表1】
Figure 0003818012
【0021】
【発明の効果】
上述のように、本発明に係る樹脂成形品は、注入成形により補強繊維基材に樹脂を含浸し金属部品を鋳込み成形したものであり、この場合に、金属部品として焼結合金製を用いることにより、樹脂部分と金属部品の接合強度を大きくすることができる。焼結部品の空隙率が大きくなると金属自体の強度が低下するため、特に、金属部品表面の空隙率が0.1〜0.2のときに、接合強度が一層大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂成形品を樹脂歯車に適用した場合を示す一部欠截斜視図である。
【図2】本発明に係る樹脂成形品において、樹脂部分と金属部品の界面を示す拡大断面図である。
【図3】本発明に係る樹脂成形品を樹脂歯車に適用する場合に用いる補強繊維基材の説明図である。
【符号の説明】
1は補強繊維基材
2はリング体
3は金属部品
4は抜け止め
5は樹脂部分

Claims (4)

  1. 金属部品と補強繊維基材を成形金型に配置し、成形金型に注入した液状樹脂を補強繊維基材に含浸して金属部品を鋳込み成形した樹脂成形品において、
    前記金属部品がその表面の空隙率が0.1〜0.2の焼結合金製であり、液状樹脂が金属部品表面から金属部品表面の微多孔に侵入して硬化していることを特徴とする金属部品を鋳込み成形した樹脂成形品。
  2. 金属部品と補強繊維基材を成形金型に配置し、成形金型に液状樹脂を注入して補強繊維基材に含浸し金属部品を鋳込み成形する樹脂成形品の製造において、
    前記金属部品としてその表面の空隙率が0.1〜0.2の焼結合金製を用い、成形金型に注入した液状樹脂を金属部品表面からその微多孔に浸透させることを特徴とする金属部品を鋳込み成形した樹脂成形品の製造法。
  3. 成形に先立ち、金属部品表面に物理的及び/又は化学的粗化処理を施すことを特徴とする請求項記載の金属部品を鋳込み成形した樹脂成形品の製造法。
  4. 金属部品を脱脂処理した後で成形金型に配置することを特徴とする請求項2又は3記載の金属部品を鋳込み成形した樹脂成形品の製造法。
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