JP3817926B2 - チップ部品の自動分離供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はチップ型電子部品のような小型のチップ部品をロータに吸着保持して1個ずつ分離された形態で供給するチップ部品の自動分離供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開平2−270717号公報に示されるように、チップ部品をパーツフィーダからロータの外周部に設けた凹部に乗り移らせ、チップ部品を凹部に保持しながら間欠回転させた後、ロータからキャリヤテープに乗り移らせてテーピングを行なうようにした自動分離供給装置が知られている。
【0003】
このような供給装置の場合、パーツフィーダにより送られてきた先頭のチップ部品がロータの凹部に入る際、ロータを停止させる必要があり、また2番目のチップ部品がパーツフィーダから突出しないようにチップ部品を押さえておく必要がある。そして、ロータを1ピッチ分回転させた後に停止させ、押さえられたチップ部品を解放してロータの凹部へ送り込むという操作を行なうことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の供給装置では、ロータの回転が間欠回転となるため、供給速度を上げられないだけでなく、凹部への移乗ミスや移乗障害が発生しやすいという欠点がある。また、チップ部品をパーツフィーダ内で押さえておくため、チップ部品にダメージを与える恐れがあった。さらに、ロータの停止位置を高精度に位置決めする必要があるため、装置が高価となるという欠点があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、供給速度を向上させることができるとともに、チップ部品に与えるダメージが少なく、装置が簡単で安価なチップ部品の自動分離供給装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項1に記載の発明によって達成される。
すなわち、請求項1に記載の発明は、上面に直方体形状のチップ部品の2側面を支えながら案内する断面V字形の整列溝が形成され、上記チップ部品を一列に整列させて連続的に搬送する整列フィーダと、水平軸を中心として一定方向に連続的に回転駆動され、外周面全周に上記チップ部品の2側面を嵌合支持する断面V字形の嵌合溝が連続的に形成され、上記嵌合溝の底部にチップ部品を吸引保持するための吸引口が設けられた第1ロータと、上記整列フィーダと第1ロータとの間に設けられ、上記チップ部品の2側面を支えながら第1ロータの接線方向にガイドする断面V字形のガイド溝が第1ローラの嵌合溝と対向して形成され、第1ローラの吸引口に吸引されてチップ部品をガイド溝から第1ロータの嵌合溝へ乗り移らせる中継ガイド手段と、水平軸を中心として上記第1ロータと逆方向に連続的に回転駆動され、外周面全周に上記チップ部品の2側面を嵌合支持する断面V字形の嵌合溝が連続的に形成され、上記嵌合溝の底部にチップ部品を吸引保持するための吸引口が設けられ、第1ロータの嵌合溝によって搬送されたチップ部品が吸引口に吸引されて嵌合溝に乗り移るように、第1ロータと嵌合溝同士が近接して対向配置された第2ロータと、を備えたことを特徴とするチップ部品の自動分離供給装置を提供する。
【0007】
この発明では、ロータでのチップ部品の保持を、従来のような凹部で行なうのではなく、ロータの外周面に連続的に形成された嵌合溝で行なう。そのため、ロータを連続回転させることができ、高速運転が可能となるとともに、装置を簡素化できる。また、整列フィーダでチップ部品を押さえておく必要がなく、連続的に投入すればよいので、チップ部品へのダメージを少なくできる。
【0008】
整列フィーダと第1ロータとの間には、チップ部品の2側面を支えながら第1ロータの接線方向にガイドする断面V字形のガイド溝が第1ローラの嵌合溝と対向して形成され、第1ローラの吸引口に吸引されてチップ部品をガイド溝から第1ロータの嵌合溝へ乗り移らせる中継ガイド手段が設けられている。そのため、整列フィーダで搬送されたチップ部品の搬送方向を中継ガイド手段によってロータの接線方向に変換した上で、ロータの嵌合溝へチップ部品を乗り移らせるので、乗り移りがスムーズに行なえ、移乗ミスや移乗障害が発生しにくい。
【0009】
本発明の自動分離供給装置は、一定方向に回転駆動され、外周面全周にチップ部品を嵌合支持する嵌合溝が連続的に形成され、嵌合溝の底部にチップ部品を吸引保持するための吸引口が設けられた第1のロータと、第1のロータと逆方向に回転駆動され、外周面全周にチップ部品を嵌合支持する嵌合溝が連続的に形成され、嵌合溝の底部にチップ部品を吸引保持するための吸引口が設けられた第2のロータとを備え、第1のロータによって搬送されたチップ部品が第2のロータの吸引口に吸引されて嵌合溝に乗り移るように、第1ロータと第2ロータとをその嵌合溝が近接して対向するように配置してある。
【0010】
そのため、第1のロータによって搬送しながらチップ部品の第1面と第2面とを検査し、第2のロータに乗り移らせることでチップ部品を反転させ、第2のロータによって搬送しながらチップ部品の第3面と第4面とを検査することができる。この場合、第1のロータと第2のロータとを共に連続回転させながらチップ部品を乗り移らせることができるので、高速の反転乗り移りが可能である。しかも、第1のロータから第2のロータへ直接乗り移らせることができるので、作業工程が簡素化され、効率のよい検査を実施できる。さらに、チップ部品の反転のためにチップ部品をロータから取り出したり、強制的に反転させる必要もなく、チップ部品に与えるダメージが非常に少ない。
【0011】
本発明では、整列溝および嵌合溝をチップ部品の2面を保持するようにV字溝に形成してある。嵌合溝の底部に吸引口が設けられているので、チップ部品に多少の寸法のバラツキがあっても、バラツキを吸収し、安定して吸着できる。また、チップ部品をロータに吸着しながら搬送し、外観検査などを行なう場合、嵌合溝をV字溝とすれば、チップ部品の2面を同時に検査できるので、検査作業が効率化される。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明にかかる自動分離供給装置の全体構成を示す。
この実施例では、チップ部品として、図2に示すように直方体形状のチップ状電子部品Pを用いた。チップ部品Pの長さ方向の両端には電極P1,P2が形成されている。
【0013】
自動分離供給装置の一端側には、パーツフィーダ1が設けられ、このパーツフィーダ1は、ボールフィーダ2とリニアフィーダ(整列フィーダ)3とで構成されている。ボールフィーダ2にランダムな状態で投入されたチップ部品Pは、リニアフィーダ3によって矢印方向へ搬送される。
【0014】
リニアフィーダ3の終端部には第1分離部4が設けられ、この分離部4で、チップ部品Pは水平軸を中心として連続回転する第1ロータ5へ1個ずつ分離されて乗り移る。そして、第1ロータ5によって搬送されながら、第1検査ステージ6を通過することでチップ部品Pの第1面と第2面とが検査される。さらに、第2分離部7で第1ロータ5から同じく水平軸を中心として連続回転する第2ロータ8へ乗り移り、第2検査ステージ9でチップ部品Pの第3面と第4面とが検査される。その後、取出ステージ10でチップ部品Pは良品と不良品とが分別されて取り出される。
【0015】
図3〜図6は第1分離部4の詳細を示す。
リニアフィーダ3には図示しない加振装置によって図4の矢印A方向に微振動が加えられており、チップ部品Pを一列に整列させて矢印B方向に連続的に搬送する。リニアフィーダ3の上面には、チップ部品Pの2面(第1面と第2面)を支える断面V字形の整列溝11が形成されている。図5に示すように、整列溝11の開口角度は90°に設定されている。リニアフィーダ3の上面には上面カバー12が装着され、上面カバー12の下面には、上記整列溝11に対応する断面V字形のガイド溝13が形成されている。そのため、チップ部品Pは整列溝11とガイド溝13の間を一定の姿勢を保持しながら搬送される。なお、リニアフィーダ3のチップ部品供給速度は、後述するロータ5,8のチップ部品搬送速度以下に設定されている。すなわち、リニアフィーダ3の供給速度が大き過ぎると、行き場を失ったチップ部品Pが発生し、後述するロータ5,8の1個の吸引口に複数のチップ部品Pが吸着されたりして分離効率が低下するからである。なお、上面カバー12は整列溝11からのチップ部品Pの飛び出しを防止するものであるが、必要に応じて設けられる。
【0016】
リニアフィーダ3の終端部には、非振動部である中継ガイド手段15が設けられている。この中継ガイド手段15の上面には、断面V字形の整列溝16が形成され、中継ガイド手段15の上面には上面カバー17が装着されている。整列溝16は、リニアフィーダ3の整列溝11と同一直線上に連続する水平溝16aと、斜め下方へ傾斜した傾斜溝16bと、直下方へ延びる垂直溝16cとで構成されている。リニアフィーダ3によって矢印B方向に押されたチップ部品Pは、その押し力により水平溝16aから傾斜溝16bへと搬送される。そして、チップ部品Pが水平溝16aから傾斜溝16bへ移動する時、その角度変化によりチップ部品Pは分離され、傾斜溝16bから垂直溝16cへと滑落する。
【0017】
上記のような非振動部よりなる中継ガイド手段15は、チップ部品Pの搬送方向を第1ロータ5の接線方向に方向変換させる機能の他に、リニアフィーダ3の整列溝11を飛び跳ねながら搬送されるチップ部品Pの位置を安定させ、ロータ5に安定した姿勢で吸着させる機能を有する。また、リニアフィーダ3上を搬送されるチップ部品Pは、その滑り性のバラツキにより、ロータ5への供給間隔にバラツキが発生しやすいが、上記のような中継ガイド手段15を設けることで供給間隔を安定化させ、分離効率を高めることができる。
【0018】
第1ロータ5は円板状部材で構成され、モータなどの駆動装置(図示せず)により矢印C方向に回転駆動される。回転方式は連続回転でも間欠回転でもよいが、この実施例では連続回転される。ロータ5の外周面全周には、チップ部品Pの2面(第3面,第4面)を嵌合支持する断面V字形の嵌合溝20が連続的に形成されている。この嵌合溝20も、整列溝11と同様に開口角度が90°に設定されている。嵌合溝20の底部には、一定ピッチ間隔で吸引口21が設けられ、これら吸引口21は図示しない真空吸引手段と接続されている。上記整列溝16の垂直溝16cは第1ロータ5の嵌合溝20と対面し、第1ロータ5の接線方向に延びている。そのため、ロータ5が矢印C方向に回転すると、傾斜溝16bを滑ったチップ部品Pは垂直溝16cと第1ロータ5の嵌合溝20との間に入り、嵌合溝20の吸引口21に吸着される。
【0019】
図7はチップ部品Pがリニアフィーダ3から中継ガイド手段15を介して第1ロータ5へ乗り移る動作を示す。
図7の1)はリニアフィーダ3から押されたチップ部品Pが中継ガイド手段15の水平溝16aを移動している状態を示す。
図7の2)は先頭のチップ部品Pが水平溝16aから傾斜溝16bへ移動し、後続のチップ部品Pから分離された状態を示す。
図7の3)は先頭のチップ部品Pが傾斜溝16bから垂直溝16cへ滑落し、ここで第1ロータ5の吸引口21に吸着された状態を示す。チップ部品Pが垂直溝16cを滑落する間に何れかの吸引口21に吸着されるようにするため、垂直溝16cの長さを吸引口21のピッチ間隔とほぼ等しいか、それより長くするのが望ましい。
【0020】
第1ロータ5に吸着されてチップ部品Pは搬送され、検査ステージ6を通過することにより、外部へ露出したチップ部品Pの第1面と第2面が検査される。なお、検査に代えて電気的特性などを測定してもよい。
【0021】
検査ステージ6を通過した後、第1ロータ5に吸着されたチップ部品Pは、第2分離部7で第1ロータ5から第2ロータ8へ乗り移る。図8,図9は第2分離部7の詳細を示す。
第2ロータ8も第1ロータ5と同様な構造を有しており、第1ロータ5と逆方向(D方向)に連続回転される。すなわち、第2ロータ8の外周面全周には、チップ部品Pの2面(第1面,第2面)を嵌合支持する断面V字形の嵌合溝30が連続的に形成され、嵌合溝30の底部には、第1ロータ5の吸引口21と同一ピッチ間隔で吸引口31が設けられている。第1ロータ5と第2ロータ8とは、互いの吸引口21,31が対向するように、同期駆動されている。
【0022】
第2分離部7に到達した第1ロータ5の吸引口21は、エアー吸引から圧空噴射に切り替えられ、チップ部品Pは第1ロータ5の嵌合溝20から半径方向に押し出される。一方、第2ロータ8の吸引口31はエアー吸引されているので、第1ロータ5から押し出されたチップ部品Pを嵌合溝30へ吸着する。これによって、チップ部品Pはそれまで外部へ露出していた第1面と第2面とが嵌合溝30に吸着され、第3面と第4面とが外部へ露出することになる。つまり、チップ部品Pは180°反転されたことになる。
なお、図8,図9では説明を容易にするために、ロータ5,8間の距離Xを広目に記載したが、実際にはチップ部品Pを押しつぶす恐れがない程度に狭く設定されている。
【0023】
第2ロータ8に吸着されたチップ部品Pは、第2検査ステージ9を通過することにより、外部へ露出したチップ部品Pの第3面と第4面が検査される。なお、検査に代えて電気的特性などを測定してもよい。そして、取出ステージ10で第2ロータ8の吸引口31は圧空噴射に切り替えられ、チップ部品Pは良品と不良品とが分別されて取り出される。
【0024】
図10は第1分離部4の第2実施例を示す。
第1実施例では、チップ部品Pを中継ガイド手段15の垂直溝16cから第1ロータ5の嵌合溝20へ吸着させて乗り移らせたが、第2実施例では、中継ガイド手段15の垂直溝16cを省略し、傾斜溝16bから第1ロータ5の嵌合溝20へ直接吸着させたものである。この場合、傾斜溝16bの下端でチップ部品Pが第1ロータ5に吸着されるように、傾斜溝16bの上面を覆う上面カバー17を設けるのが望ましい。
【0025】
図11は第1分離部4の第3実施例を示す。
この実施例では、中継ガイド手段15に水平溝16aのみを形成し、水平溝16aを第1ロータ5の下端部に近接させたものである。この場合には、水平溝16aを搬送されたチップ部品Pは上面カバー17の終端を通過した時点で第1ロータ5の嵌合溝20に吸着されるように、上面カバー17を第1ロータ5の直下点近傍まで延設するのが望ましい。
【0028】
また、上記実施例ではロータ5,8の吸引口21,31として、嵌合溝20,30の底部に等ピッチ間隔で複数個設けたが、嵌合溝20,30の底部に連続した1個の吸引口を設けてもよい。この場合には、吸着されるチップ部品Pの位置は一定しないが、ロータ5,8の全周の如何なる部位でも吸着できるので、移乗ミスの発生を抑制できる効果がある。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項1に記載の発明によれば、ロータの外周面に個別の凹部を形成するのではなく、連続した嵌合溝を設け、嵌合溝の底部に吸引口を設けたので、整列フィーダからロータへの乗り移りに際し、ロータを停止させる必要がなく、ロータを高速回転させたまま円滑に乗り移らせることができる。そのため、分離効率を高めることができる。また、乗り移りの際にチップ部品にダメージを与えることがないので、チップ部品の不良率を低減できる。
【0032】
さらに、本発明によれば、第1ロータから第2ロータへの乗り移りを、両ロータを高速回転させながら円滑に行なうことができ、搬送効率を高めることができる。また、乗り移りによってチップ部品が自動反転されるので、反転のための工程が不要となり、構造が簡素化されるとともに、チップ部品に与えるダメージも少ない。
本発明では、整列溝および嵌合溝をチップ部品の2面を保持するV字溝で構成したので、チップ部品に多少の寸法のバラツキがあっても、バラツキを吸収し、安定して吸着できる。また、チップ部品をロータに吸着しながら搬送し、外観検査などを行なう場合、嵌合溝をV字溝とすることで、チップ部品の2面を同時に検査できるので、検査作業が効率化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる自動分離供給装置の全体構成を示す概略側面図である。
【図2】チップ部品の一例の斜視図である。
【図3】第1分離部の平面図である。
【図4】第1分離部の断面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図4のVI−VI矢視図である。
【図7】第1分離部の動作を示す断面図である。
【図8】第2分離部の断面図である。
【図9】第2分離部の平面図である。
【図10】第1分離部の第2実施例の断面図である。
【図11】第1分離部の第3実施例の断面図である。
【符号の説明】
P チップ部品
3 リニアフィーダ(整列フィーダ)
4 第1分離部
5 第1ロータ
6 第1検査ステージ
7 第2分離部
8 第2ロータ
9 第2検査ステージ
11,16 整列溝
15 中継ガイド手段
20,30 嵌合溝
21,31 吸引口
Claims (4)
- 上面に直方体形状のチップ部品の2側面を支えながら案内する断面V字形の整列溝が形成され、上記チップ部品を一列に整列させて連続的に搬送する整列フィーダと、
水平軸を中心として一定方向に連続的に回転駆動され、外周面全周に上記チップ部品の2側面を嵌合支持する断面V字形の嵌合溝が連続的に形成され、上記嵌合溝の底部にチップ部品を吸引保持するための吸引口が設けられた第1ロータと、
上記整列フィーダと第1ロータとの間に設けられ、上記チップ部品の2側面を支えながら第1ロータの接線方向にガイドする断面V字形のガイド溝が第1ローラの嵌合溝と対向して形成され、第1ローラの吸引口に吸引されてチップ部品をガイド溝から第1ロータの嵌合溝へ乗り移らせる中継ガイド手段と、
水平軸を中心として上記第1ロータと逆方向に連続的に回転駆動され、外周面全周に上記チップ部品の2側面を嵌合支持する断面V字形の嵌合溝が連続的に形成され、上記嵌合溝の底部にチップ部品を吸引保持するための吸引口が設けられ、第1ロータの嵌合溝によって搬送されたチップ部品が吸引口に吸引されて嵌合溝に乗り移るように、第1ロータと嵌合溝同士が近接して対向配置された第2ロータと、を備えたことを特徴とするチップ部品の自動分離供給装置。 - 上記第1ローラの外周面に対向して配置され、上記第1ローラの嵌合溝に保持されたチップ部品の外部に露出した2側面を検査する第1検査手段と、上記第2ローラの外周面に対向して配置され、上記第2ローラの嵌合溝に保持されたチップ部品の外部に露出した他の2側面を検査する第2検査手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のチップ部品の自動分離供給装置。
- 上記整列フィーダは上記チップ部品に微振動を与えて搬送するものであり、上記中継ガイド手段は非振動部で構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のチップ部品の自動分離供給装置。
- 上記中継ガイド手段のガイド溝は、上記整列フィーダの整列溝と同一直線上に連続する水平溝と、水平溝の終端に接続され、斜め下方に傾斜した傾斜溝と、傾斜溝の終端に接続され、第1ローラの嵌合溝と対向するように直下方向に伸びる垂直溝とで構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のチップ部品の自動分離供給装置。
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