JP3817474B2 - 開閉装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉体と戸体とが接触する不具合の発生を防止できる開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の開閉装置としては、例えば、引戸式のガラス戸や網戸等の戸体にて開閉される開口部と、シャッタカーテン等の開閉体にて開閉される開口部とが、互いに近接して離間対向した構造の開閉装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、そのような構造の開閉装置では、確かに省スペース化を図ることができるものの、例えば強風時等に開閉体が戸体側に撓んで開閉体と戸体とが接触するような不具合を生じるおそれがある。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、開閉体と戸体とが接触する不具合の発生を防止できる開閉装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の開閉装置は、第1開口部の少なくとも一部を閉鎖する戸体と、前記第1開口部と近接して離間対向する第2開口部の少なくとも一部を開閉する開閉体と、この開閉体に上下方向の回転中心軸線を中心として回動可能に設けられ、前記回転中心軸線を中心とする回動により前記開閉体と前記戸体との間に位置して前記開閉体の前記戸体側への移動を抑制する移動抑制手段とを具備し、前記開閉体は、左右方向に長手方向を有する細長板状に形成され、かつ連結用のカール部を短手方向両端部に有するとともに上下方向の支軸部を有する取付板を備え、前記移動抑制手段は、先端面が前記戸体に圧接する圧接面となっており、前記回転中心軸線と直交する方向に長手方向を有する板状部と、前記圧接面に貼着された傷付き防止用の軟質材と、前記板状部の基端に設けられ、前記取付板の前記支軸部が挿入され、前記回転中心軸線を中心として回動する円筒状部とを備えるものである。
【0006】
そして、開閉体と戸体との間に位置して開閉体の戸体側への移動を抑制する移動抑制手段を具備するので、開閉体と戸体とが接触する不具合の発生が防止される
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の開閉装置の一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0008】
図1ないし図3において、1は開閉装置で、この開閉装置1は、例えば木造住宅等の建物の躯体2に設けられた矩形状の被開閉部である窓開口部3を開閉するものである。
【0009】
そして、開閉装置1は、窓開口部3の一部、すなわち例えば一方側部分である屋内側部分の第1開口部4を開閉するサッシ等の第1開閉手段5と、窓開口部3の一部、すなわち例えば他方側部分である屋外側部分の第2開口部6を開閉する窓シャッタ装置等の第2開閉手段7とを備えている。なお、屋内側の矩形状の第1開口部4と屋外側の矩形状の第2開口部6とは、間隙である中間開口部9を介して互いに近接して離間対向している。
【0010】
第1開閉手段5は、第1開口部4に対応した矩形状の窓枠11を有し、この窓枠11は、互いに離間対向する細長状の左右一対の側枠部材12と、両側枠部材12の上端部相互を一体に連結する細長状の上枠部材13と、両側枠部材12の下端部相互を一体に連結する細長状の下枠部材14とにて構成されている。各枠部材12,13,14は、ねじ等の固定具15にて建物の躯体2に固定されている。上枠部材13および下枠部材14には、複数のレール部、すなわち例えば互いに平行な3つの第1レール部16、第2レール部17および第3レール部18が、屋内側から順に長手方向に沿って形成されている。
【0011】
そして、窓枠11には、第1開口部4に沿って左右方向に移動して第1開口部4を開閉する矩形板状をなす複数の引戸式の戸体、すなわち例えば2枚の引違戸であるガラス戸21,22および1枚の網戸23がそれぞれ移動可能に取り付けられている。
【0012】
各ガラス戸21,22および網戸23は、それぞれ左右方向の長さ寸法が第1開口部4の左右方向の長さ寸法に比べて短く、例えば略半分の値に設定されている。
【0013】
屋内側のガラス戸21は、第1レール部16にて案内されながら左右方向に移動して第1開口部4の一方の半部(屋内側からみて右側の半部)を開閉する。屋外側のガラス戸22は、第2レール部17にて案内されながら左右方向に移動して第1開口部4の他方の半部(屋内側からみて左側の半部)を開閉する。網戸23は、第3レール部18にて案内されながら左右方向に移動して第1開口部4の左右いずれか一方の半部を開閉する。
【0014】
ここで、ガラス戸21,22は、例えば上框25、下框26、戸先側縦框および戸尻側縦框28等にて構成された矩形状の金属製の枠部であるガラス戸枠29を有し、このガラス戸枠29にはガラス板30が取り付けられている。なお、屋内側のガラス戸21におけるガラス戸枠29の戸尻側縦框28には、周知の施錠手段31が設けられている。
【0015】
また、網戸23は、例えば上框32、下框33および左右一対の縦框34等にて構成された矩形状の金属製の枠部である網戸枠35を有し、この網戸枠35には網材36が取り付けられている。この網戸23の網戸枠35の各縦框34には、断面略正方形状の角筒状部37が形成され、この角筒状部37の外面からは複数の突出板部38が、側方つまり対向する窓枠11の側枠部材12側に向って突出している。
【0016】
なお、図2および図3に示されるように、2枚のサッシ戸であるガラス戸21,22によって第1開口部4が全面的に閉じられた状態時においては、屋内側のガラス戸21の戸尻側縦框28と屋外側のガラス戸22の戸尻側縦框28と網戸23の左右いずれか一方の縦框34とは、互いに近接して対向する。すなわち、窓開口部3の第1開口部4の全閉鎖時においては、屋内側のガラス戸21の戸尻側縦框28と屋外側のガラス戸22の戸尻側縦框28と網戸23の左右いずれか一方の縦框34とは、屋内側からみてつまり正面視で互いに重なり合っている。
【0017】
次いで、第2開閉手段7は、互いに離間対向する細長状の左右一対のガイドレール41を有し、両ガイドレール41の上端部相互が細長状のまぐさ42にて一体に連結され、両ガイドレール41の下端部相互が下枠43にて一体に連結されている。各ガイドレール41、まぐさ42および下枠43は、ねじ等の固定具44にて建物の躯体2に固定されている。各ガイドレール41は、対向する側枠部材12に対してもねじ等の固定具45にて固定されている。また、各ガイドレール41には、断面略コ字状のガイド溝部47が形成され、このガイド溝部47の内面からは互いに離間対向する一対の抜止め突部48が内方に向って突出している。
【0018】
また、第2開閉手段7は、第2開口部6に沿って上下方向に移動して第2開口部6を開閉する矩形板状をなす可撓性の1枚板状の開閉体であるシャッタカーテン50を有している。
【0019】
シャッタカーテン50は、このシャッタカーテン50の左右方向両端部がガイド溝部47に挿入された状態で、両ガイドレール41にて案内されながら上下方向に移動して第2開口部6を開閉する。
【0020】
すなわち、シャッタカーテン50は、開閉機51からの動力に基いてシャッタボックス52内の巻体である巻軸53に巻き取られながら第2開口部6に沿って電動上昇して開口状態になって第2開口部6を全面的に開いたり、開閉機51からの動力に基いて巻軸53から巻き戻されながら第2開口部6に沿って電動下降して略平面状の閉鎖状態になって第2開口部6を全面的に閉じたりする。
【0021】
このシャッタカーテン50は、例えば左右方向に長手方向を有する細長板状の金属製の複数枚のスラット61および左右方向に長手方向を有する細長板状の金属製の1枚の中桟である取付板62等にて構成された本体63を有し、この本体63の基端部が巻軸53に取り付けられ、この本体63の先端部には下枠43に当接する座板64が取り付けられている。
【0022】
この本体63の各スラット61の短手方向両端部および取付板62の短手方向両端部には、円弧状をなす連結用のカール部65が形成されている。互いに隣接するスラット61の対向するカール部65相互、互いに隣接するスラット61および取付板62の対向するカール部65相互は、若干の隙間65aを介して互いに遊嵌されて回動自在に連結されている。
【0023】
また、本体63の各スラット61の長手方向両端部および取付板62の長手方向両端部には、ガイドレール41のガイド溝部47内の抜止め突部48に引っ掛かるフック部66が形成され、このフック部66によってシャッタカーテン50の左右方向両端部がガイド溝部47内から窓開口部3側つまり第2開口部6側に抜け出ないようになっている。
【0024】
また一方、シャッタカーテン50の本体63の取付板62は、図1に示されるように、シャッタカーテン50によって第2開口部6が全面的に閉じられた状態時、すなわち窓開口部3の第2開口部6の全閉鎖時においては、第2開口部6の上下方向略中央部に位置するもので、この取付板62の長手方向略中央部には、上下方向の支軸部70が形成されている。
【0025】
そして、このシャッタカーテン50の取付板62の支軸部70には、例えば閉鎖状態のシャッタカーテン50と網戸23の網戸枠35の縦框34との互いに離間対向する部分間に押込みにより挟まった状態で、中間開口部9の左右上下の略中央位置(左右方向略中央位置でかつ上下方向略中央位置)に常時位置して、シャッタカーテン50の網戸23側である屋内側への移動を抑制する可動式の移動抑制手段である移動抑制部材71が、支軸部70を中心つまり上下方向の回転中心軸線を中心として回動可能に設けられている。
【0026】
すなわち、例えば第1開口部4および第2開口部6の両方が全面的に閉じられた状態時において、閉鎖状態のシャッタカーテン50を網戸23側とは反対側である屋外側に凸状に膨出するように撓ませた状態に保持して、シャッタカーテン50の屋内側への移動を抑制する略板状の耐風バー等の移動抑制部材71がシャッタカーテン50の屋内側の面である網戸23との対向面に取り付けられている。そして、この移動抑制部材71は、支軸部70を中心として突出位置および非突出位置(収納位置)間で回動調節可能になっている。
【0027】
この移動抑制部材71は、図4に示されるように、例えば支軸部70の軸方向つまり回転中心軸線と直交する方向に長手方向を有する矩形板状の板状部72を有し、この板状部72の基端には円筒状部73が一体に設けられ、この円筒状部73内に取付板62の支軸部70が挿入されている。
【0028】
また、板状部72は、先端側部分72aとこの先端側部分72aより厚さが薄い基端側部分72bとにて構成されている。この板状部72の先端側部分72aの先端面が、網戸23の網戸枠35の縦框34の突出板部38に圧接する圧接面72cとなっており、この圧接面72cには網戸枠35を傷付けないように図示しないゴム等の傷付き防止用の軟質材が貼着されている。なお、板状部72は、回転中心軸線と直交する方向の長さ寸法が調節可能になっていてもよい。
【0029】
そして、例えば図2に示すように非突出位置に位置してシャッタカーテン50に対して非突出状態(収納状態)すなわち閉鎖状態のシャッタカーテン50の屋内側の面と略平行な退避姿勢にある移動抑制部材71を、使用者が手動操作により一方向(図示イ方向)に回動させて突出位置に位置させると、移動抑制部材71は、シャッタカーテン50と網戸23との間に進入し、圧接面72cが網戸23の網戸枠35の縦框34の屋外側の突出板部38に圧接し、閉鎖状態のシャッタカーテン50の屋内側の面に対して直交状に突出した立ち姿勢である移動抑制姿勢になる。
【0030】
すなわち、移動抑制部材71を中間開口部9内の突出位置まで回動させると、移動抑制部材71は、シャッタカーテン50の厚さ方向である前後方向に互いに離間対向するシャッタカーテン50の本体63の取付板62の左右方向略中央部の支軸部70と網戸23の網戸枠35の縦框34の屋外側の突出板部38の上下方向略中央部との間に押し込まれて挟まった状態に配置されて、中間開口部9の左右上下の略中央位置に位置した状態になる。
【0031】
このとき、シャッタカーテン50は、図3に示されるように、移動抑制部材71からの力を受けて左右方向中央側が屋外側に凸状に膨出するように弾性変形等により撓み、網戸23の網戸枠35に対してその移動抑制部材71を介して屋内側から支持された状態になる。
【0032】
また、例えば図3に示すように突出位置に位置してシャッタカーテン50を突っ張らせた移動抑制姿勢にある移動抑制部材71を、使用者が手動操作により他方向(図示ロ方向)に回動させて非突出位置に位置させると、移動抑制部材71は、シャッタカーテン50と網戸23との間から退避して寝た姿勢である退避姿勢になる。このとき、シャッタカーテンは、図2に示されるように復元力によりもとの略平面状の閉鎖状態に復帰する。
【0033】
次に、上記一実施の形態の作用等について説明する。
【0034】
例えば強風時には、使用者は、移動抑制部材71を手動操作で一方向に回動させることにより、退避姿勢の移動抑制部材71を閉鎖状態のシャッタカーテン50に対して突出状の移動抑制姿勢に切り換え、互いに離間対向するシャッタカーテン50および網戸23の網戸枠35間に挟み込む。すなわち、シャッタカーテン50と網戸23との間に移動抑制部材71を無理やり押し込んで位置させる。
【0035】
すると、第2開口部6を閉じた閉鎖状態のシャッタカーテン50は、図3に示されるように、移動抑制姿勢の移動抑制部材71によって、左右方向中央側が屋外側に撓ませた状態に保持される。なお、シャッタカーテン50の左右方向両端部は、フック部66がガイド溝部47内の抜止め突部48に引っ掛かるため、ガイド溝部47内から抜け出るようなことはない。
【0036】
このため、こうして移動抑制部材71にて保持されたシャッタカーテン50の屋外側の面に対して、屋外側から比較的強い風力が作用しても、閉鎖状態のシャッタカーテン50は、網戸23との間に挟まれた移動抑制部材71によって、網戸23側である屋内側に向って移動するようなことはない。
【0037】
すなわち、窓開口部3の屋外側の第2開口部6を閉じた閉鎖状態のシャッタカーテン50の左右方向中央側が、風力を受けて屋内側に撓むようなことはなく、シャッタカーテン50と網戸23との接触が回避される。
【0038】
なお、風力が所定以上の場合には、シャッタカーテン50が網戸23と一体となって屋内側に向って移動しようとするが、2枚のガラス戸21,22によって第1開口部4が全面的に閉じられた状態時においては、網戸23の網戸枠35の縦框34が屋外側のガラス戸22のガラス戸枠29の戸尻側縦框28に接触して受け止められるため、シャッタカーテン50および網戸23はほとんど移動しない。また、シャッタカーテン50に対してこのシャッタカーテン50を屋外側に引っ張ろうとする負圧が作用しても、シャッタカーテン50が移動抑制部材71を介して一体になっているため、シャッタカーテン50が不用意に屋外側に移動するようなこともない。
【0039】
一方、第2開口部6を開く場合等には、使用者は、移動抑制部材71を手動操作で他方向に回動させることにより、移動抑制姿勢の移動抑制部材71を閉鎖状態のシャッタカーテン50に対して非突出状の退避姿勢に切り換え、シャッタカーテン50をもとの略平面状の閉鎖状態にもどす。
【0040】
このとき、移動抑制部材71は、非突出位置に位置してシャッタカーテン50内に収納された状態になる。すなわち、移動抑制部材71の略全体が、取付板62が有する互いに離間対向するカール部65間の空間部である収納室65b内に収納された状態になる。このため、退避姿勢の移動抑制部材71が、シャッタカーテン50の移動に悪影響を及ぼすようなことはなく、シャッタカーテン50の円滑な開閉動作が確保される。
【0041】
そして、上記一実施の形態によれば、シャッタカーテン50と網戸23との間における中間開口部9の略中央位置に押込みにより挟まった状態に配置され、屋外側から外力を受けた場合にシャッタカーテン50の網戸23側への移動を抑制する移動抑制部材71を利用する構成であるから、強風時等において、風力を受けたシャッタカーテン50が、弾性変形、カール部65間の隙間65a等に起因して、網戸23側に移動するようなことがない。よって、例えばシャッタカーテン50と網戸23との接触による接触音の発生、傷付き等を適切に防止できるとともに、カール部65相互の接触による接触音の発生、傷付き等を適切に防止できる。
【0042】
また、シャッタカーテン50を有する第1開閉手段5にて開閉される第1開口部4とガラス戸21,22および網戸23を有する第2開閉手段7にて開閉される第2開口部6とを中間開口部9を介して互いに近接して離間対向させることで、省スペース化を図ることができるとともに、ガイドレール41等を小さくでき、製造コスト低減にも寄与できる。
【0043】
さらに、移動抑制部材71は、所定方向に回動させるだけで、移動抑制姿勢および退避姿勢に切り換え設定できるので、操作性も良好である。
【0044】
なお、図示しないが、第2開閉手段7が網戸23を有しない場合には、移動抑制部材71は、開閉体であるシャッタカーテン50と戸体であるガラス戸22との間に押込みにより挟まった状態つまり開閉体と戸体との対向面間に介在された状態で、シャッタカーテン50をガラス戸22側とは反対側に撓ませた状態に保持してシャッタカーテン50のガラス戸22側への移動を抑制する
【0045】
さらに、移動抑制手段は、手動操作するものには限定されず、動力源からの動力で回動したり、開閉体や戸体に対して進退したりするものでもよい。また、移動抑制手段は、操作性の向上のために、操作レバー等を連結して中間開口部9の左右方向両端位置で操作できるようにしてもよい。
【0046】
また、移動抑制手段は、開閉体の戸体との対向面(戸体の開閉体との対向面)に沿って移動調節可能、すなわち例えば左右方向や上下方向に移動調節可能なものでもよい
【0047】
また、移動抑制手段は、第1開口部4および第2開口部6間の中間開口部9の左右上下の略中央位置の1箇所に位置して開閉体の移動を抑制するものには限定されず、例えば、中間開口部9の左右方向略中央における縦に並んだ複数箇所(例えば上下方向の略中央および左右両端側の3箇所)に位置して開閉体の移動を抑制するものでもよく、中間開口部9の上下方向略中央における横に並んだ複数箇所(例えば左右方向の略中央および上下両端側の3箇所)に位置して開閉体の移動を抑制するものでもよい。すなわち移動抑制手段は、中間開口部9の1箇所に位置するものには限定されず、中間開口部9の大きさに応じた複数箇所に位置するものでもよい。
【0048】
さらに、移動抑制手段は、一方向に回動して移動抑制姿勢になった場合に、圧接面72c等の先端面が網戸23の網戸枠35等の枠部に圧接せず、枠部との間にわずかな間隙を生じるものでもよい。
【0049】
また、ガラス戸21,22、網戸23等の戸体は、引戸式のものでなく、回動式のものでもよく、窓枠11等に対して脱着するものでもよい。
【0050】
さらに、第2開閉手段7は、窓シャッタ装置には限定されず、雨戸、引戸等のドア装置、ブラインド装置等でもよい。
【0051】
また、シャッタカーテン50等の開閉体は、上下方向に移動可能つまり昇降可能なものには限定されず、例えば左右方向に移動可能なもの、床面等に沿って水平方向に移動可能なもの、床面等に対して傾斜した傾斜方向に移動可能なもの、或いは、これらの複合した方向に移動可能な構成としてもよい。
【0052】
さらに、開閉体は、複数のスラット41等を用いる構成には限定されず、パネル、パイプ、シート、ネット等を適宜組み合わせた構成、1枚のシート部材や1枚の板状部材にて形成した構成等でもよい。
【0053】
また、開閉体は、電動式でなく、手動式のものでもよく、開閉機のブレーキの解除により自重下降して閉鎖するものでもよい。また、開閉体の収納方式は、巻体の回転による巻取式であると説明したが、例えば、折り畳み式、送り込み式、分離重合式等の任意のものとしてもよい。
【0054】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、開閉体と戸体との間に位置して開閉体の戸体側への移動を抑制する移動抑制手段を具備するので、開閉体と戸体とが接触する不具合の発生を防止できる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の開閉装置の一実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】 同上開閉装置の横断面図である。
【図3】 同上開閉装置の横断面図である。
【図4】 同上開閉装置の開閉体の縦断面図である。
【符号の説明】
1 開閉装置
4 第1開口部
6 第2開口部
23 戸体である網戸
50 開閉体であるシャッタカーテン
71 移動抑制手段である移動抑制部材

Claims (1)

  1. 第1開口部の少なくとも一部を閉鎖する戸体と、
    前記第1開口部と近接して離間対向する第2開口部の少なくとも一部を開閉する開閉体と、
    この開閉体に上下方向の回転中心軸線を中心として回動可能に設けられ、前記回転中心軸線を中心とする回動により前記開閉体と前記戸体との間に位置して前記開閉体の前記戸体側への移動を抑制する移動抑制手段とを具備し、
    前記開閉体は、左右方向に長手方向を有する細長板状に形成され、かつ連結用のカール部を短手方向両端部に有するとともに上下方向の支軸部を有する取付板を備え、
    前記移動抑制手段は、
    先端面が前記戸体に圧接する圧接面となっており、前記回転中心軸線と直交する方向に長手方向を有する板状部と、
    前記圧接面に貼着された傷付き防止用の軟質材と、
    前記板状部の基端に設けられ、前記取付板の前記支軸部が挿入され、前記回転中心軸線を中心として回動する円筒状部とを備える
    ことを特徴とする開閉装置。
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