JP3815317B2 - 画像蓄積装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力される画像データを蓄積すると共に、蓄積している画像データを出力する画像蓄積装置に関する。詳細には、複写機等の画像形成装置に取り付けられる画像蓄積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像データに応じた画像を記録紙等の画像記録媒体に形成する複写機等の画像形成装置では、例えば、画像読取り部に装填された原稿画像を読取って、原稿画像に基づいた画像データを生成する。この後に所定の画像処理を施し、画像データに応じた画像を記録紙に形成して出力する。
【0003】
近年の画像形成装置には、画像データを蓄積する画像蓄積部が設けられたものがあり、この画像蓄積部を用いることにより、電子ソート等の画像データを蓄積することにより可能となる各種の処理機能が付加されている。
【0004】
このような画像形成装置に付加される処理機能には、小冊子作成があり、小冊子作成を行う場合、全ページ分の画像データを蓄積したのちに、出力イメージにあわせて画像データの合成が行われる。この時に、蓄積した画像データをイメージ上で移動又はカットすることにより中綴じ代を設けることもできる。
【0005】
ところで、画像蓄積部を備えていない画像形成装置に取付けられることにより、電子ソート機能等を実現できる画像蓄積装置がある。この画像蓄積装置は、画像形成装置に設けた外部インターフェイスを介して画像形成装置に接続されて、画像形成装置から入力される画像データを蓄積すると共に、画像形成装置からの要求に応じて、蓄積している画像データを出力することができる。
【0006】
また、このような画像蓄積装置には、画像形成装置から出力される画像データを受け取る入力処理部にカット処理部が設けられて、例えば、入力される画像データに対して枠消し処理等を行いながら画像データを蓄積手段に蓄積することができ、蓄積している画像データを画像形成装置に出力する出力処理部に設けられたシフト処理部によって綴じ代等を形成するために画像をシフトさせた画像データの出力が可能となっている。
【0007】
ところで、この画像蓄積装置を画像形成装置に取付けたときに、小冊子作成を行う方法としては、画像形成装置の画像処理部で画像の移動処理を行い、移動処理した画像データを画像蓄積装置の蓄積手段に蓄積する方法がある。このときには、小冊子となるページ順序で、画像蓄積装置から画像データを連続して出力すれば良い。
【0008】
また、別の方法としては、画像データを画像蓄積装置の蓄積手段に蓄積した後、画像蓄積装置の出力処理部に設けているシフト処理部を用いて画像移動を行い、処理した画像データを、メモリ上で小冊子となるページ順序に合成して、合成した画像データを画像蓄積装置から画像形成装置へ出力する方法がある。
【0009】
一方、画像形成装置で画像移動を行うようにした場合、中綴じ代は、画像データが原稿の奇数ページであるか偶数ページであるかの情報から判断して、右画像と左画像の間で画像の画像読取り時の移動量を逆方向に指定することにより可能となる。
【0010】
しかし、この方法では、画像データを画像蓄積装置に蓄積する前に移動処理を行ってしまうため、画像蓄積装置に蓄積した文書(画像データ)を指定して印刷するときには、中綴じ代を指定することができず、また、蓄積した文書を通常の印刷形式で印刷出力することができないという問題がある。
【0011】
また、画像形成装置で画像が移動するように画像データの処理を行うため、画像蓄積装置のみでなく画像形成装置内のソフトウェアを大幅に修正する必要があり、そのための開発、評価等に多大な労力を要してしまう。
【0012】
一方、画像蓄積装置の出力処理部に設けているシフト処理部を用いる場合、画像がシフトするように画像データを処理してメモリに格納し、左右2ページ分の画像データを揃えてから画像データを合成しなながら画像形成装置へ出力することになる。
【0013】
このために、この方法では、シフト処理部を使用している間は、画像蓄積装置から画像データを出力することができず、また、画像データの出力中は、画像データに対するシフト処理等を行うことができず、画像形成装置が画像蓄積装置を用いて画像形成を行うときの生産性の低下が免れないという問題がある。
【0014】
すなわち、画像形成装置に取り付けら画像蓄積装置を用いて小冊子作成及び中綴じ代の形成を行うと、画像形成装置の生産性が低下したり、通常の画像読取りによって生成した画像データに対しては、再印刷時に小冊子作成と中綴じ代形成を指定することができなかったり、小冊子作成と中綴じ代形成が行われている画像データでは、再印刷時に小冊子作成を解除することができないなどの問題が生じる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、画像形成装置の生産性を低下させることなく、小冊子作成機能と中綴じ機能を持たせることができるなどの利便性の高い画像蓄積装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、画像データを蓄積する蓄積手段と、入力される画像データを前記蓄積手段へ出力する入力処理部と、前記蓄積手段に蓄積している画像データに対する出力処理を行う出力処理手段と、前記出力処理手段と別に設けられて前記入力処理手段を介して入力される前記画像データに対して画像周縁部の所定領域の切除処理が可能なカット手段と、前記入力処理部、前記出力処理部、前記蓄積手段及び前記カット手段の間で処理される前記画像データを格納する記憶手段と、を含み、前記蓄積手段に蓄積している画像データに対して、前記カット手段によって所定の処理を行うことを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、入力処理部に入力される画像データを、そのまま、地蓄積手段に蓄積し、蓄積手段に蓄積した画像データを出力処理手段から出力できるようにしている。また、カット手段は、蓄積手段に蓄積している画像データを読み出して、読み出した画像データに対する処理を行う。
【0018】
このカット手段は、出力処理手段と別に設けられているために、カット手段によって画像データの処理を行っているときにも、蓄積手段に蓄積している画像データなどの画像データを出力処理手段から出力することができる。
【0019】
したがって、カット手段によって画像データの処理を行っているときにも、入力処理手段や出力処理手段が接続されている装置の生産性を低下させてしまうことがない。
【0020】
このような本発明では、前記記憶手段に、少なくとも前記カット手段に処理された画像データと、前記カット手段によって処理される画像データ、前記入力処理部から入力された画像データ又は前記出力手段へ出力される画像データの何れかが格納可能であれば良い。
【0021】
また、前記入力処理部及び出力処理部が、前記画像データに応じた画像を記録紙に形成する画像形成装置に接続されるものであっても良い。すなわち、本発明の画像蓄積装置は、画像形成装置に接続されて、画像形成装置から入力される画像データを蓄積しながら所定の処理を行うことができる。
【0022】
このときに、本発明では、前記カット手段によって小冊子作成に対する画像データの処理を行って、処理した前記画像データを前記記憶手段に格納し、所定のタイミングで前記記憶手段から前記出力処理手段を介して出力することができる。
【0023】
これにより、小冊子作成及び中綴じ代が指定された画像データを蓄積するときにも、画像データに対する中綴じ代の生成処理と画像データの出力を並行して行うことができるので、画像形成装置の生産性を低下させることなく、画像形成装置に小冊子作成や中綴じ代の生成などの処理機能を付加することができる。
【0024】
このような本発明の前記カット手段は、前記入力処理手段に設けられているものを用いることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本発明に適用した画像形成装置10と画像蓄積装置12の概略構成を示している。
【0026】
画像形成装置10は、原稿等に記録されている画像を読取って画像に基づいた画像データを出力する画像読取り部14及び画像データに基づいた画像を記録紙等に形成する画像形成部16が設けられている。また、画像形成装置10には、画像データに対して各種の画像処理を施すと共に、画像データに基づいた画像を記録紙に形成可能となるように画像データを処理(例えばRIP処理など)を施す画像処理部18が設けられている。
【0027】
これにより、画像形成装置10では、原稿の画像に応じた画像を記録紙に形成可能な一般的構成となっている。
【0028】
また、この画像記録装置10には、外部インターフェイス(外部I/F20)が設けられている。
【0029】
一方、画像蓄積装置12には、外部I/F22が設けられている、外部I/F20、22を接続することにより画像形成装置10と画像蓄積装置12は双方向で画像データ等のデータの授受が可能となっている。
【0030】
画像形成装置10では、画像処理部18に入力された画像データが、外部I/F20を介して出力され、外部I/F20を介して画像データが画像形成部16に入力されるようになっている。
【0031】
画像蓄積装置12には、画像入力部24、画像出力部26、記憶部28及びHDD制御部30が、バス32を介して互いに接続している。また、画像入力部24には、外部I/F22を介して画像データが入力されるようになっている。
【0032】
記憶部28には、記憶手段として格納メモリ34が設けられており、画像蓄積装置12では、画像入力部24に入力された画像データを記憶部28へ入力することにより格納メモリ34に格納し、この後に、HDD制御部30へ出力する。
【0033】
このHDD制御部30には、蓄積手段としてハードディスクドライブ(HDD36)が接続しており、入力される画像データをHDD36に書き込んで蓄積すると共に、HDD36に蓄積した画像データを読み出し、バス32を介して記憶部28に出力可能となっている。
【0034】
画像出力部26には、記憶部28(格納メモリ34)に格納された画像データが入力される。また、画像蓄積装置12には、画像処理部38が設けられており、画像出力部26から画像処理部38に画像データが入力され、この画像処理部38から、外部I/F22を介して画像形成装置10の画像形成部16に画像データが出力される。このときに、画像処理部38では、画像データに応じた画像が記録紙に形成可能となるように画像処理を行う。
【0035】
これにより、画像蓄積装置12では、画像形成装置10から画像入力部24に入力された画像データをHDD36に蓄積すると共に、画像形成装置10からの画像データの出力要求に基づいてHDD36から読み出した画像データに対して所定の画像処理を施して出力可能となっている。
【0036】
なお、この画像蓄積装置12には、画像出力部26にシフト処理部40を設け、例えば、記録紙に画像を形成するときに綴じ代がもうけられるように画像をシフトする画像処理を行うようにしたものであっても良い。
【0037】
ところで、画像蓄積装置12では、小冊子作成が指定された複数ページ分の画像データが画像形成装置10から入力されると、この画像データの全てをHDD36に蓄積した後、小冊子が形成可能となるように画像データの並べ替えを行い、並べ替えたページ順に画像データを記憶部28に格納し、記憶部28から左右2ページ分の画像データが合成されるように画像出力部26へ出力する。画像処理部38では、このようにして入力される左右2ページ分の画像データを一つの画像データとして画像処理して画像形成装置10へ出力するようになっている。
【0038】
これにより、画像形成装置10では、画像蓄積装置12から入力される画像データに基づいた画像を記録紙に形成することにより、小冊子用の印刷出力が得られる。
【0039】
また、画像蓄積装置12には、画像入力部24にカット手段としてカット処理部42が設けられている。このカット処理部42では、例えば枠消し等が指定された画像データが入力されたときに、この画像データに対して画像を損なうことなく、画像の周縁部の枠消し処理等を行って、入力された画像データを出力する。
【0040】
一方、画像蓄積装置12では、HDD36に蓄積した画像データを、画像入力部24のカット処理部42に出力して、このカット処理部42での処理を行うことができるようになっている。
【0041】
これにより、画像蓄積装置12では、例えば画像形成装置10から小冊子作成と、中綴じ代の生成が指定されたときに、HDD36に格納した画像データを、カット処理部42へ出力して、指定された中綴じ代が得られるように、イメージ上で画像の周縁部をカットした画像データを生成する。
【0042】
この画像データを、記憶部28に格納した後に、小冊子作成用として設定した順序で出力することにより、画像形成装置10では、左右の画像の間に所定の中綴じ代が設けられた画像が形成された小冊子用の印刷出力が得られる。
【0043】
一方、記憶部28では、格納メモリ34を複数の領域に分割して、それぞれの領域に異なる処理状態の画像データが蓄積できるようしている。これにより、画像蓄積装置12では、画像データに対する複数の処理を並行して行うことができるようになっている。
【0044】
このように構成されている画像形成装置10では、画像読取り部14で原稿から読取った画像データに対して、画像処理部18で所定の処理を行った後に、処理された画像データが画像形成部16へ出力されることにより、原稿画像に応じた画像を記録紙に記録した印刷出力が得られる。
【0045】
一方、画像形成装置10では、画像読取り部14で読取った画像データを、画像蓄積装置12へ出力することにより、画像蓄積装置12のHDD36に蓄積し、HDD36に蓄積した画像データを読み出して記録紙に記録可能となっており、これにより、電子ソートや小冊子作成等の各種の処理機能が得られるようになっている。
【0046】
ここで、画像形成装置10と画像蓄積装置12を用いた小冊子作成について説明する。画像形成装置10では、小冊子作成に用いる全ての原稿の画像を画像読取り部14で読取って画像データを画像蓄積装置12へ出力する。
【0047】
画像蓄積装置12では、小冊子作成が指定されて入力される全てのページの画像データをHDD36に蓄積する。
【0048】
この後に、画像蓄積装置12では、画像データの総数(層ページ数)とそれぞれの画像データの番号(ページ番号)から画像データの並び替えを行いながら画像データを記憶部28に出力して格納メモリ34に格納する。
【0049】
すなわち、図2(A)に示すように、総ページ数が8ページであった時には、1枚目の記録紙50Aには、表面に1ページ目の画像と8ページ目の画像が配置され、裏面に2ページ目と7ページ目の画像が配置される。また、2枚目の記録紙50Bには、表面に3ページ目と6ページ目の画像が配置され、裏面に4ページ目の画像と5ページ目の画像が配置される。
【0050】
このようにして画像が記録された記録紙50A、50Bを重ねて、中央部で折り返すことにより、図2(B)に示すように、小冊子52が作成可能となる。なお、画像(画像データ)の並び替えは従来公知の任意の方法を適用することができ、本実施の形態では、詳細な説明を省略する。
【0051】
ここから、画像蓄積装置12では、まず、1ページ目の画像データと8ページ目の画像データを格納メモリ34に格納し、次に2ページ目の画像データと7ページ目の画像データを格納メモリ34に格納する。
【0052】
このとき、図3に示すように、格納メモリ34には、一部の領域に1ページ目の画像データと8ページ目の画像データが並べられたように格納される。また、格納メモリ34には、空き領域に、例えば画像入力部24からHDD36に蓄積する画像データ等の、他の処理を行う画像データが格納可能となっている。
【0053】
画像蓄積装置12では、このようにして、画像データの並び替えを行いながら、所定のタイミングで1ページ目の画像データと8ページ目の画像データを、記録紙50A上で左右に並ぶように平行して画像出力部26へ並行して出力する。
【0054】
これにより、画像処理部38では、小冊子作成用に合成された状態で1ページ目の画像データと8ページ目の画像データが入力されることになり、この画像データに対して処理の画像処理を施しながら、画像形成装置10の画像形成部16へ出力する。
【0055】
画像形成部16では、このようにして出力された画像データに基づいて記録紙に画像を形成する。画像蓄積装置12では、このような画像データに対する処理を全てのページに対して行う。これにより、画像形成装置10の画像形成部16から小冊子用の印刷出力が得られる。
【0056】
ところで、画像蓄積装置12が接続されている画像形成装置10では、小冊子作成を行うときに、左右の画像の間の間隔である中綴じ代の指定が可能となっている。
【0057】
図4に示すように、画像蓄積装置12では、小冊子作成が指定された画像データに、さらに中綴じ代の指定があるときには、画像データの並び替えを行いながら記憶部28に出力する。これにより、記録部28では、この画像データを格納メモリ34の所定の領域に格納する。
【0058】
この後に、画像蓄積装置12では、格納メモリ34に格納した画像データを画像入力部24に設けているカット処理部42へ出力する。
【0059】
図5に示すように、カット処理部42では、画像データに応じた画像を記録紙50に形成したときに、左右の画像の間の中綴じ代54が所定幅となるように、左右の画像のそれぞれの端部がカットされるように画像データに対して画像処理を行う。
【0060】
カット処理部42でカット処理された画像データは、カット処理部42から記憶部28へ出力される。記憶部28では、この画像データを、カット処理前に格納した領域と異なる領域に格納する。
【0061】
この後に、画像蓄積装置12では、左右に並ぶ画像に対する画像データを並行して画像出力部26へ出力する。
【0062】
これにより、画像形成装置10の画像形成部16は、左右の画像の間に指定された中綴じ代54を形成した小冊子用の印刷出力を行う。
【0063】
一方、画像蓄積装置12では、画像入力部24に設けているカット処理部42で画像データに対するカット処理を行うため、画像出力部26が開放されている。
【0064】
したがって、例えば、画像データに対するカット処理と、画像形成装置10への画像データの出力を並行して行うことができるので、画像蓄積装置12での画像データの処理が起因して、画像形成装置10での処理が停滞してしまうのを確実に防止することができる。
【0065】
すなわち、画像蓄積装置12では、中綴じ代を形成するときに画像出力部26に設けられているシフト処理部40ではなく、画像入力部24に設けられているカット処理部42を用いることにより、画像データに対するカット処理を行っているときに、画像出力部26を開放することができるので、カット処理と並行して画像データの出力が可能となる。
【0066】
また、画像蓄積装置12では、画像データが入力されるときに、画像入力部24に設けているカット処理部42でカット処理を行わずに、画像データをHDD36に蓄積した後に、該当する画像データを読み出してカット処理を行うようにしているため、HDD36に、画像形成装置10から入力される画像データをそのまま蓄積することができる。
【0067】
これにより、中綴じ代が指定されて小冊子作成を行った画像データであっても、HDD36から読み出して、中綴じ代を指定しない小冊子作成や、通常の印刷処理を行うこともできる。
【0068】
さらに、画像形成装置10では、小冊子作成や中綴じ代を設けるために、原稿画像の読込み位置を移動させるなどの処理を行う必要がない。すなわち、画像形成装置10で特殊な処理を行うことなく、画像読取りや画像処理を行うことができる。
【0069】
これにより、画像形成装置10の生産性や機能を犠牲にすることなく、小冊子作成等の各種の処理機能を用いることができる。
【0070】
なお、以上説明した本実施の形態では、中綴じ代を形成するときに、画像蓄積装置12の画像入力部24に、従来と同様に設けられているカット処理部42を用いるようにしたが、カット処理部42は、画像入力部24及び画像出力部26と別に設けても良い。また、カット処理部42で、シフト処理部40の機能を合わせ持たすようにしても良い。
【0071】
さらに、本実施の形態では、スキャナ機能となる画像読取り部14が設けられた画像形成装置10に画像蓄積装置12を接続して説明したが、画像蓄積装置12は、画像データに基づいた画像を記録紙等の画像記録媒体に形成するものであれば、プリンタやファクシミリあるいはこれらの複合機を用いるようにしても良い。
【0072】
すなわち、本実施の形態に適用した画像形成装置10は、本本発明を適用した画像蓄積装置が接続される画像形成装置の構成を限定するものではなく、本発明の画像蓄積装置は、任意の構成の画像形成装置に接続して使用することができる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、出力処理部と別にカット処理部を設けることにより、例えば、小冊子作成を行うときの中綴じ代が指定されたときにも、中綴じ代を形成するための画像処理と、画像データの出力を並行して行うことができ、画像データを出力する画像形成装置等の生産性を損ねてしまうことなく、カット処理部という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に適用した画像形成装置と画像蓄積装置の概略構成図である。
【図2】 (A)は小冊子作成時に記録紙に形成する画像の配置を示す概略図、(B)は図2(A)の画像配列で形成した小冊子を示す概略図である。
【図3】 小冊子作成がしてされたときの画像蓄積装置での画像データの流れを示す概略図である。
【図4】 小冊子作成と中綴じ代が指定されたときの画像蓄積装置での画像データの流れを示す概略図である。
【図5】 中綴じ代を形成するためのカット処理と記録紙上での画像配置のイメージを示す概略図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置
12 画像蓄積装置
14 画像読取り部
16 画像形成部
24 画像入力部(入力処理手段)
26 画像出力部(出力処理手段)
28 記憶部
34 格納メモリ(記憶手段)
36 HDD(蓄積手段)
42 カット処理部(カット手段)
50、50A、50B 記録紙
52 小冊子
54 中綴じ代

Claims (5)

  1. 画像データを蓄積する蓄積手段と、
    入力される画像データを前記蓄積手段へ出力する入力処理部と、
    前記蓄積手段に蓄積している画像データに対する出力処理を行う出力処理手段と、
    前記出力処理手段と別に設けられて前記入力処理手段を介して入力される前記画像データに対して画像周縁部の所定領域の切除処理が可能なカット手段と、
    前記入力処理部、前記出力処理部、前記蓄積手段及び前記カット手段の間で処理される前記画像データを格納する記憶手段と、
    を含み、前記蓄積手段に蓄積している画像データに対して、前記カット手段によって所定の処理を行うことを特徴とする画像蓄積装置。
  2. 前記記憶手段に、少なくとも前記カット手段に処理された画像データと、前記カット手段によって処理される画像データ、前記入力処理部から入力された画像データ又は前記出力手段へ出力される画像データの何れかが格納可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像蓄積装置。
  3. 前記入力処理部及び出力処理部が、前記画像データに応じた画像を記録紙に形成する画像形成装置に接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像蓄積装置。
  4. 前記カット手段によって小冊子作成に対する画像データの処理を行って、処理した前記画像データを前記記憶手段に格納し、所定のタイミングで前記記憶手段から前記出力処理手段を介して出力することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の画像蓄積装置。
  5. 前記カット手段が前記入力処理手段に設けられていることとを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の画像蓄積装置。
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