JP3832333B2 - 文書処理方法および装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、文書処理方法および装置に関し、原稿を読み取って得た文書に対して、合紙や章表紙等を設定して印刷出力する文書処理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複写機等の文書処理装置の発達に伴い、単に原稿を複写して印刷出力するのみならず、様々な機能を利用して印刷出力を行うことができるようになってきた。
【0003】
このような印刷出力を行う際に利用する機能の一つに、合紙や章表紙の利用がある。合紙は、原稿のページとは無関係な用紙を指定ページ間に挿入するものであり、その用紙として、本文と同様のものや色若しくは紙質が異なるものが利用される。章表紙は、原稿の指定ページを章表紙として印刷するもので、用紙の色若しくは紙質を本文と異ならせたり、両面印刷を行う場合には、指定ページが表面に印刷されるようにしたものである。
【0004】
一方、最近の複写機や複写システム等の文書処理装置においては、原稿を読み取って得た文書を印刷した際に、当該文書を保存しておき、再度、同様の文書を印刷することができるようにしたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の文書処理装置においては、再印刷用に文書を保存することができるものであっても、合紙や章表紙等の設定を保存することはできなかった。そのため、文書の再印刷時には、再度、合紙や章表紙等の設定を行う必要があった。
【0006】
また、再印刷時の合紙や章表紙等の設定に際しては、必ずしも原稿が手元にあるとは限らないため、合紙等の挿入位置の指定が確実に行えない場合もあり、設定後に試し印刷を行う必要性もあった。
【0007】
そこで、この発明は、合紙や章表紙等の設定を保存して再印刷時に利用するとともに、該設定の変更を容易に行うことのできる文書処理方法および装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、請求項1の発明は、原稿を読み取って得た文書を印刷出力するとともに画像データとして保存し、該画像データとして保存した文書を使用して再印刷処理を実行する文書処理方法において、文書の印刷出力時に印刷に関する設定の指示を受け付け、該受け付けた設定を前記文書と独立したファイルとして該文書に関連付けて保存し、前記画像データとして保存した文書の編集を受け付け、前記画像データとして保存した文書の編集に応じて前記文書に関連付けて保存された設定を変更して保存し、該保存した設定に基づいて前記文書の再印刷処理を実行することを特徴とする。
【0009】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記設定は、合紙の設定と章表紙の設定との少なくとも一方を含むことを特徴とする。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記設定は、前記文書中の指定ページ間へ区切りページを挿入して印刷出力する設定を含むことを特徴とする。
【0011】
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記設定は、前記文書中の指定ページを他のページと異なる用紙へ印刷する設定を含むことを特徴とする。
【0012】
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記設定は、前記文書中の指定ページ若しくは空白ページの用紙表面若しくは裏面へ割付する設定を含むことを特徴とする。
【0013】
また、請求項6の発明は、請求項1の発明において、前記設定の変更は、前記文書の各ページに対応するサムネイル画像若しくは前記文書の各ページに対応するシンボルを表示したユーザインタフェイスで受け付けることを特徴とする。
【0014】
また、請求項7の発明は、原稿を読み取って得た文書を印刷出力するとともに画像データとして保存し、該画像データとして保存した文書を使用して再印刷処理を実行する文書処理装置において、文書の印刷出力時に印刷に関する設定の指示を受け付ける設定受付手段と、前記設定受付手段が受け付けた設定を該文書に関連付けて保存する保存手段と、前記画像データとして保存した文書を編集する編集手段と、前記編集手段による前記画像データとして保存した文書の編集に応じて前記文書に関連付けて保存された設定を変更する設定変更手段と、前記保存手段が保存している文書を該文書に関連付けて保存された設定に基づいて再印刷処理する再印刷処理手段とを具備することを特徴とする。
【0015】
また、請求項8の発明は、請求項7の発明において、前記設定受付手段は、前記文書に対する合紙の設定と章表紙の設定とを受け付けることを特徴とする。
【0016】
また、請求項9の発明は、請求項7の発明において、前記設定受付手段は、前記文書中の指定ページ間へ区切りページを挿入して印刷出力する設定を受け付けることを特徴とする。
【0017】
また、請求項10の発明は、請求項7の発明において、前記設定受付手段は、前記文書中の指定ページを他のページと異なる用紙へ印刷する設定を受け付けることを特徴とする。
【0018】
また、請求項11の発明は、請求項7の発明において、前記設定受付手段は、前記文書中の指定ページ若しくは空白ページの用紙表面若しくは裏面へ割付する設定を受け付けることを特徴とする。
【0019】
また、請求項12の発明は、請求項7の発明において、前記設定変更手段は、前記文書の各ページに対応するサムネイル画像若しくは前記文書の各ページに対応するシンボルを表示したユーザインタフェイスを提供し、該提供したユーザインタフェイスから前記設定の変更を受け付けることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る文書処理方法および装置の一実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0025】
図1は、この発明を適用した文書処理システムの構成を示すブロック図である。同図に示すように、文書処理システムは、文書管理サーバ1と、スキャナ2(2−1乃至2−n)、プリンタ3(3−1乃至3−m)、クライアント4(4−1乃至4−l)を具備して構成される。
【0026】
文書管理サーバ1は、印刷等で利用された文書を管理し、当該文書を再利用に供する。スキャナ2は、原稿を読み取って画像データを出力し、プリンタ3は、画像データ等の印刷データに基づいて用紙上に画像を形成する。クライアント4は、アプリケーションソフトウェアの使用や文書管理サーバ1等へのアクセスを行う。なお、スキャナ2とプリンタ3は、両者の機能を備えた同一の装置で構成してもよく、スキャナ2とクライアント4も両者の機能を備えた同一の装置で構成してもよい。
【0027】
続いて、図1に示した文書処理システムにおける文書処理について説明する。図2は、図1に示した文書処理システムの機能的な構成を示すブロック図である。
【0028】
同図に示すように、図1に示した文書処理システムは、画像入力部11と画像出力部12、合紙設定指示部13、合紙設定記憶部14、画像記憶部15、編集処理部16、編集指示部17、再印刷処理部18、再印刷指示部19を具備して構成される。
【0029】
画像入力部11は、原稿を読み取って画像データを出力するもので、スキャナ2に配される。画像出力部12は、画像データに基づいて用紙上に画像を形成するもので、プリンタ3に配される。
【0030】
合紙設定指示部13は、原稿の読み取り時、つまり、初回の印刷時に合紙等の設定指示を受け付けるもので、スキャナ2に配される。合紙設定記憶部14は、合紙設定指示部13が受け付けた合紙等の設定指示内容を記憶するもので、文書管理サーバ1へ配される。画像記憶部15は、画像入力部11が出力した画像データを記憶するもので、文書管理サーバ1へ配される。
【0031】
編集処理部16は、合紙設定記憶部14に記憶されている合紙等の設定と画像記憶部15に記憶されている画像を編集するもので、文書管理サーバ1に配される。編集指示部17は、ユーザからの編集指示を受け付けて編集処理部16へ指示内容を通知するもので、クライアント4に配される。
【0032】
再印刷処理部18は、画像記憶部15に記憶されている画像を合紙設定記憶部14に記憶されている合紙等の設定を付加して再印刷処理するもので、文書管理サーバ1に配される。再印刷指示部19は、ユーザからの再印刷指示を受け付けて、再印刷処理部18に再印刷指示を通知するもので、クライアント4に配される。
【0033】
この構成においては、初回の印刷時には、画像入力部11が原稿を読み取って得た画像データを画像出力部12が用紙上に画像形成するが、画像出力部12は、合紙設定指示部13から指示された合紙設定等に基づいて、合紙や章表紙等の出力を併せて行う。このとき、画像入力部11が出力した画像データは、画像記憶部15に記憶され、合紙設定指示部13が受け付けた合紙等の設定は、合紙設定記憶部14に記憶される。
【0034】
また、画像記憶部15に記憶されている画像データを再印刷する場合には、再印刷処理部18が再印刷指示部19からの再印刷指示に基づいて、画像記憶部15から対応する画像データを取得するとともに、合紙設定記憶部14から対応する合紙等の設定を取得して、画像出力部12へ送出する。そして、画像出力部12が当該画像データと合紙等の設定に基づいて印刷出力を行う。
【0035】
また、画像データの再印刷に先立って、画像データや合紙等の設定を編集、変更することが可能である。この場合には、編集処理部16が編集指示部17からの編集指示に基づいて画像データや合紙等の設定を編集する。画像データの編集は、画像データのファイル単位やページ単位に、削除や合成、分割等を行う。合紙等の設定の変更は、画像データの編集に併せて、編集前の画像データに対応する設定をそれぞれ引き継いでもよく、画像データと独立して変更するようにしてもよい。
【0036】
なお、ここでは、合紙設定記憶部14と画像記憶部15を別の構成として説明したが、両者は、いずれも文書管理サーバ1に配されるもので、ハードディスク等の記憶装置内に構成されるものである。したがって、合紙設定記憶部14と画像記憶部15は、それぞれが記憶する内容を関連付けている限り、物理的に同一のものでも異なるものでもよく、論理的にも同一のものでも異なるものでもよい。
【0037】
次に、合紙等の設定と画像データの記憶方法について説明する。合紙等の設定と画像データは、それぞれ合紙設定記憶部14と画像記憶部15に記憶されるが、上述したように合紙設定記憶部14と画像記憶部15は、物理的および論理的に同一であっても異なるものであってもよく、合紙等の設定と画像データとが関連付けられていればよい。したがって、合紙等の設定と画像データは、図3に示すように関連付けられて記憶される。
【0038】
図3は、合紙等の設定と画像データの記憶構成例を示した図である。同図に示すように、再印刷用のデータは、「Group」100で示されるグループ単位毎に管理される。また、「Group」100は、「Document」101や「Document」102で示されるドキュメント単位および「Log」103で示されるログファイルにより構成される。
【0039】
また、「Document」101や「Document」102で示されるドキュメント単位は、「Page1」111や「Page1」121、「Page2」122、「Page3」123等で示される画像データと、「Thumbnail」112や「Thumbnail」124で示されるサムネイル画像データ、「Control」113や「Control」125で示されるコントロールファイルにより構成される。
【0040】
「Log」103で示されるログファイルは、当該グループに対して過去に指示された印刷等の指示内容が記録されている。「Page1」111等で示される画像データは、1ページ単位または複数ページを単位とした画像データであり、一般に画像ファイルと称されるものである。「Thumbnail」112等で示されるサムネイル画像データは、ドキュメント単位の各画像データに対応するサムネイル画像の画像データである。ただし、このサムネイル画像データは、必ずしも必要なものではない。「Control」113等で示されるコントロールファイルは、過去の指示内容や画像データの構成、スキャンパラメータ等が記録されている。
【0041】
これらは、通常、「Group」100で示されるグループ単位で再印刷を行うが、「Document」101等で示されるドキュメント単位若しくは「Page1」111等で示される画像データ単位で編集を行い、その編集結果を印刷することができる。この編集に際しては、必要に応じて「Log」103で示されるログファイルや「Control」113等で示されるコントロールファイルが変更される。
【0042】
なお、図3に示した構成は一例であり、グループに含まれるドキュメントの数やドキュメントに含まれる画像データの数に制限はない。
【0043】
さて、図3のように構成される画像データに対して、合紙等の設定は、「Log」103で示されるログファイルや「Control」113等で示されるコントロールファイルに記録、保存される。
【0044】
合紙等の設定をログファイルやコントロールファイルに記録する方法としては、全てをログファイルに記録する方法、全てをコントロールファイルに記録する方法、ログファイルとコントロールファイルに分散して記録する方法がある。
【0045】
合紙等の設定を全てログファイルに記録する場合には、文書全体の構成を意識することなく、合紙を挿入する位置と合紙の種類(合紙の種類については、後述する)のみを管理するだけでよい。そして、この方法は、N−up(用紙1枚へNページの割付を行う)印刷等のように、原稿のページ数と用紙のページ数が一致しない場合に特に有効である。
【0046】
合紙等の設定を全てコントロールファイルに記録する場合には、記録や編集に際して文書全体の構成を意識する必要はあるが、ドキュメント単位での編集の際に、容易に編集前の合紙の設定を引き継ぐことが可能となる。
【0047】
合紙等の設定をログファイルとコントロールファイルに分散して記録する場合には、例えば、合紙の設定のうち表紙と裏表紙をログファイルに設定し、章表紙や白紙挿入、印刷挿入等の設定をコントロールファイルに記録する。この場合、例えば、各ドキュメントが章に一致する場合、一部の章(ドキュメント)のみを入れ替えても、他の章や表紙等の設定を変更する必要がない。
【0048】
なお、合紙等の設定の記録は、上述のどのような方法で行ってもよく、その方法によって、文書の編集時に変更する合紙等の設定の処理内容が異なるだけである。
【0049】
次に、合紙等の設定の変更処理について説明する。合紙等の設定の変更は、画像記憶部15に記憶されている画像データ(文書)の編集に伴って行うものと、画像データの編集とは独立して行うものがある。ここでは、まず、画像データの編集に伴って行う合紙等の設定変更処理をクライアント4若しくはクライアント機能を有するスキャナ2への表示画面例を参照して説明する。
【0050】
図4乃至9は、画像データ編集時にクライアント4等に表示される画面の例を示した図である。なお、以下に例を示す画面は、編集処理部16が生成し、クライアント4等に配される編集指示部17に表示されるものである。
【0051】
クライアント4等から画像データの編集を開始すると、クライアント4等には、最初に図4に示す画面200が表示される。画面200には、画像データ(文書)の編集を上述のドキュメント単位で行う「ファイル編集」タグ201と画像データ単位で行う「ページ編集」タグ202、グループ単位の文書が保存されているフォルダを選択するフォルダ選択欄203が表示される。なお、図4に示す画面200は、「ファイル編集」タグ201を選択した状態を示している。
【0052】
「ファイル編集」タグ201を選択した状態では、画面200は、編集対象となるファイルを選択するファイル選択欄204と編集処理内容を指定する「合成」ボタン205、「削除」ボタン206、「挿入」ボタン207、「分割」ボタン208等が表示されている。なお、「ページ編集」タグ202を選択した場合は、ファイル選択欄204に代えてページ選択欄(不図示)が表示される他は、「ファイル編集」タグ201を選択した場合と同様となる。
【0053】
ここで、ユーザがファイル選択欄204から所望のファイルを選択し、「合成」ボタン205を選択したとすると、クライアント4等には、図5に示す画面210が表示される。画面210には、合成後のファイル名の指定やファイルの合成順を指定する合成指定欄211と、対象となるファイルが表示される一覧表示欄212が表示される。
【0054】
また、一覧表示欄212には、合成後のファイルに対する合紙等の設定を指示するための「合紙/表紙設定」ボタン213が表示され、ユーザが合紙等の設定を所望する場合には、この「合紙/表紙設定」ボタン213を押下(選択)することとなる。
【0055】
ユーザが「合紙/表紙設定」ボタン213を押下すると、クライアント4には、図6に示す画面220が表示される。画面220には、ファイルの合成順を示すファイル表示欄221と合紙および章表紙の設定を行う設定欄222が表示される。設定欄222では、ファイル表示欄221に表示されたファイル間に挿入する合紙の種類と枚数を指定できるとともに、章表紙および章表紙の裏面に対する設定を行うことができる。
【0056】
このとき、ファイル表示欄221に表示されたファイルに対して既に合紙等の設定がなされている場合には、各ファイル内の設定は、そのまま保存される。ただし、ファイルの合成時に、各ファイル内の合紙等の設定を無効にするようにすることも可能である。
【0057】
一方、図4に示した画面200において、「挿入」ボタン207を選択したとすると、クライアント4等には、図7に示す画面230が表示される。画面230には、挿入元のファイル名が表示されるとともに挿入後のファイル名の指定を行う挿入指定欄231と、ファイルの挿入位置を指定する位置指定欄232、合紙等の設定を行う設定欄233が表示される。
【0058】
位置指定欄232には、「挿入」ボタン234が表示されており、この「挿入」ボタン234が選択されると、クライアント4等には、図8に示す画面240が表示される。画面240には、グループ単位の文書が保存されているフォルダを選択するフォルダ選択欄241と、このフォルダ選択欄241で選択されたフォルダ内のファイルの一覧が表示される表示される一覧表示欄242が表示されており、この画面240で挿入するファイルを選択することができる。
【0059】
画面230の設定欄233には、挿入するファイルの先頭での合紙や章表紙の設定を指示する「合紙/表示設定」ボタン235と、挿入するファイルの直後での合紙や章表紙の設定を指示する「合紙/表示設定」ボタン236が表示される。「合紙/表示設定」ボタン235若しくは「合紙/表示設定」ボタン236が選択されると、図6に示した画面220とほぼ同様の画面(不図示)がクライアント4等に表示され、合紙等の設定を行うことができる。
【0060】
また、図4に示した画面200において、「分割」ボタン208を選択したとすると、クライアント4等には、図9に示す画面250が表示される。画面250には、分割するファイル名が表示されるとともに分割後のファイル名の指定を行う分割指定欄251と、ファイルの分割位置を指定する位置指定欄252、合紙等の設定を行う設定欄253が表示される。
【0061】
設定欄253には、分割前のファイル中に設定されている合紙や章表紙の位置が表示され、当該位置でのファイル分割を指定することができる。また、分割前の設定を引き継ぐか否かを指定することができる。
【0062】
次に、合紙等の設定および設定の変更を画像データの編集と独立して行う場合の処理をクライアント4等への表示画面例を参照して説明する。図10は、合紙等の設定を画像データの編集と独立して行う場合にクライアント4等に表示される表示画面の例を示した図である。
【0063】
同図に示すように、画面300には、合紙等の設定状態をシンボル表示する設定表示欄301と、合紙や章表紙等の設定を指示する設定欄302が表示される。なお、画面300の表示に先立って、図4に示した画面200とほぼ同様の画面(不図示)で合紙等の設定対象のファイルを選択するものとする。
【0064】
設定表示欄301は、合紙等の設定対象のファイルのページ構成と合紙等の設定状態がシンボルにより表示される。シンボルは、例えば、同図中に示すようにページ番号を記したものや「合紙」と記したものが用いられる。なお、設定表示欄301では、シンボルに代えてサムネイル画像を表示するようにしてもよい。この場合、サムネイル画像は、図3に示した「Thumbnail」124で示されるサムネイル画像データを用いて表示される。
【0065】
また、設定表示欄301に表示されるシンボルは、ユーザが任意に選択することができ、ここで選択したシンボルに基づいて設定欄302で合紙等の設定を行う。ユーザにより選択されたシンボルは、反転表示するようにしてもよい。
【0066】
設定欄302では、設定表示欄301から選択されたシンボルに基づいて、合紙や章表紙の設定を行う。合紙の設定としては、選択されたシンボルに対応するページの前に指定した用紙を指定した枚数だけ挿入するように指定することができる。章表紙の設定としては、選択されたシンボルに対応するページを章表紙とする指定および章表紙の裏面を空白とする指定をすることができる。これらの設定は、設定欄302に表示される「設定」ボタン303を押下(選択)することで行う。
【0067】
また、設定表示欄301に表示された合紙のシンボルや章表紙のシンボル(図10中では不図示)を選択した状態で、設定欄302に表示される「取消」ボタン304を押下(選択)することで、合紙の設定や章表紙の設定を取り消すことができる。
【0068】
なお、上述の説明では、画像データの編集に伴って合紙等の設定を行うときは、数字等の指定で設定を行い、画像データの編集とは独立して合紙等の設定を行う場合にシンボルを用いた指定で設定を行うものとして説明したが、両者に区別はなく、いずれにより合紙等の設定を行う場合でも、数字等の指定若しくはシンボルを用いた指定により設定を行うことができる。
【0069】
続いて、画面300の設定表示欄301へのシンボルの表示例を参照して、合紙や章表紙の設定例を数例説明する。図11乃至図14は、シンボルの表示例を示した図である。
【0070】
まず、図11に示した例は、2ページの直前と5ページの直前に合紙を挿入する場合の例を示したものである。この場合、合紙は、他のページと同じ種類の用紙により空白ページまたは適当な文字列や模様等が印刷された区切りページとして挿入されることとなる。
【0071】
図12に示した例は、2ページを合紙として印刷挿入する場合の例を示した図である。この場合、合紙は、他のページと異なる種類の用紙に2ページ目の画像が印刷されて出力されることとなる。
【0072】
図13に示した例は、画像データをN−upで出力する場合に合紙を挿入するものである。同図(a)に示した状態では、4ページの直前に合紙が挿入される設定を示しており、その設定の結果、用紙の1枚目には、1ページから3ページのみが印刷され、用紙2枚目の合紙を挟んで、用紙の3枚目に4ページから7ページが印刷されることとなる。
【0073】
また、同様の文書に対して、5ページの直前に合紙を挿入する設定を行った場合には、シンボルは、同図(b)に示すように表示される。
【0074】
図14に示した例は、画像データを両面出力する場合に章表紙の設定を行ったものである。同図(a)に示した状態では、1ページと5ページを章表紙とし、章表紙の裏面を空白とする設定を示している。この場合、1ページの裏面が空白となるのはもちろんのこと、章表紙となる5ページを表面とするため、4ページの裏面が空白となっている。
【0075】
また、同図(b)に示した状態では、1ページと6ページを章表紙とし、章表紙の裏面を空白としない設定を示している。この場合、章表紙となる6ページを表面とするため、5ページの裏面が空白となっている。
【0076】
なお、ここで示したものは一例であり、他にも様々な設定を行うことができる。例えば、合紙の設定には、区切りページの挿入として、白紙(無印刷)若しくはページと無関係な印刷(特定の文字列や模様等の印刷)の指定、挿入する位置と枚数、用紙の種別(用紙トレイ)等の指定があり、印刷挿入として、ページの(範囲の)指定、用紙の種別等の指定がある。また、章表紙の設定として、章表紙を用紙の表面と裏面のいずれにするか、表面とした場合に裏面を空白とするか否か、用紙の種別等の指定がある。さらに、これらの指定を適宜組み合わせる他、N−up印刷や両面印刷の指定を組み合わせることも可能である。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、原稿を読み取って得た画像データに基づいて文書を印刷出力した際に、当該文書の画像データとともに当該文書に対する合紙や章表紙等の設定を保存するように構成したので、文書の再印刷を行う際に、原稿を再読込する必要が無いことは勿論のこと、合紙や章表紙の設定を行う必要が無くなる。
【0078】
また、保存した合紙や章表紙の設定を任意に変更できるように構成したため、分冊や合冊等の様式の異なる文書を容易に作成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した文書処理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した文書処理システムの機能的な構成を示すブロック図である。
【図3】合紙等の設定と画像データの記憶構成例を示した図である。
【図4】画像データ編集時にクライアント4等に表示される画面の例を示した図(1)である。
【図5】画像データ編集時にクライアント4等に表示される画面の例を示した図(2)である。
【図6】画像データ編集時にクライアント4等に表示される画面の例を示した図(3)である。
【図7】画像データ編集時にクライアント4等に表示される画面の例を示した図(4)である。
【図8】画像データ編集時にクライアント4等に表示される画面の例を示した図(5)である。
【図9】画像データ編集時にクライアント4等に表示される画面の例を示した図(6)である。
【図10】合紙等の設定を画像データの編集と独立して行う場合にクライアント4等に表示される表示画面の例を示した図である。
【図11】シンボルの表示例を示した図(1)である。
【図12】シンボルの表示例を示した図(2)である。
【図13】シンボルの表示例を示した図(3)である。
【図14】シンボルの表示例を示した図(4)である。
【符号の説明】
1 文書管理サーバ
2、2−1〜2−n スキャナ
3、3−1〜3−m プリンタ
4、4−1〜4−l クライアント
11 画像入力部
12 画像出力部
13 合紙設定指示部
14 合紙設定記憶部
15 画像記憶部
16 編集処理部
17 編集指示部
18 再印刷処理部
19 再印刷指示部
100 Group
101 Document
102 Document
103 Log
111 Page1
112 Thumbnail
113 Control
121 Page1
122 Page2
123 Page3
124 Thumbnail
125 Control
200 画面
201 「ファイル編集」タグ
202 「ページ編集」タグ
203 フォルダ選択欄
204 ファイル選択欄
205 「合成」ボタン
206 「削除」ボタン
207 「挿入」ボタン
208 「分割」ボタン
210 画面
211 合成指定欄
212 一覧表示欄
213 「合紙/表紙設定」ボタン
220 画面
221 ファイル表示欄
222 設定欄
230 画面
231 挿入指定欄
232 位置指定欄
233 設定欄
234 「挿入」ボタン
235 「合紙/表示設定」ボタン
236 「合紙/表示設定」ボタン
240 画面
241 フォルダ選択欄
242 一覧表示欄
250 画面
251 分割指定欄
252 位置指定欄
253 設定欄
300 画面
301 設定表示欄
302 設定欄
303 「設定」ボタン303
304 「取消」ボタン

Claims (12)

  1. 原稿を読み取って得た文書を印刷出力するとともに画像データとして保存し、該画像データとして保存した文書を使用して再印刷処理を実行する文書処理方法において、
    文書の印刷出力時に印刷に関する設定の指示を受け付け、該受け付けた設定を前記文書と独立したファイルとして該文書に関連付けて保存し、前記画像データとして保存した文書の編集を受け付け、前記画像データとして保存した文書の編集に応じて前記文書に関連付けて保存された設定を変更して保存し、該保存した設定に基づいて前記文書の再印刷処理を実行することを特徴とする文書処理方法。
  2. 前記設定は、合紙の設定と章表紙の設定との少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1記載の文書処理方法。
  3. 前記設定は、前記文書中の指定ページ間へ区切りページを挿入して印刷出力する設定を含むことを特徴とする請求項1記載の文書処理方法。
  4. 前記設定は、前記文書中の指定ページを他のページと異なる用紙へ印刷する設定を含むことを特徴とする請求項1記載の文書処理方法。
  5. 前記設定は、前記文書中の指定ページ若しくは空白ページの用紙表面若しくは裏面へ割付する設定を含むことを特徴とする請求項1記載の文書処理方法。
  6. 前記設定の変更は、前記文書の各ページに対応するサムネイル画像若しくは前記文書の各ページに対応するシンボルを表示したユーザインタフェイスで受け付けることを特徴とする請求項1記載の文書処理方法。
  7. 原稿を読み取って得た文書を印刷出力するとともに画像データとして保存し、該画像データとして保存した文書を使用して再印刷処理を実行する文書処理装置において、
    文書の印刷出力時に印刷に関する設定の指示を受け付ける設定受付手段と、
    前記設定受付手段が受け付けた設定を該文書に関連付けて保存する保存手段と、
    前記画像データとして保存した文書を編集する編集手段と、
    前記編集手段による前記画像データとして保存した文書の編集に応じて前記文書に関連付けて保存された設定を変更する設定変更手段と、
    前記保存手段が保存している文書を該文書に関連付けて保存された設定に基づいて再印刷処理する再印刷処理手段と
    を具備することを特徴とする文書処理装置。
  8. 前記設定受付手段は、前記文書に対する合紙の設定と章表紙の設定とを受け付けることを特徴とする請求項7記載の文書処理装置。
  9. 前記設定受付手段は、前記文書中の指定ページ間へ区切りページを挿入して印刷出力する設定を受け付けることを特徴とする請求項7記載の文書処理装置。
  10. 前記設定受付手段は、前記文書中の指定ページを他のページと異なる用紙へ印刷する設定を受け付けることを特徴とする請求項7記載の文書処理装置。
  11. 前記設定受付手段は、前記文書中の指定ページ若しくは空白ページの用紙表面若しくは裏面へ割付する設定を受け付けることを特徴とする請求項7記載の文書処理装置。
  12. 前記設定変更手段は、前記文書の各ページに対応するサムネイル画像若しくは前記文書の各ページに対応するシンボルを表示したユーザインタフェイスを提供し、該提供したユーザインタフェイスから前記設定の変更を受け付けることを特徴とする請求項7記載の文書処理装置。
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