JP2003289408A - デジタル複写機 - Google Patents

デジタル複写機

Info

Publication number
JP2003289408A
JP2003289408A JP2002089567A JP2002089567A JP2003289408A JP 2003289408 A JP2003289408 A JP 2003289408A JP 2002089567 A JP2002089567 A JP 2002089567A JP 2002089567 A JP2002089567 A JP 2002089567A JP 2003289408 A JP2003289408 A JP 2003289408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
editing
image data
image
page
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002089567A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Shimatani
朗 嶋谷
Takeshi Kimura
健士 木村
Masaya Yoshida
雅哉 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2002089567A priority Critical patent/JP2003289408A/ja
Publication of JP2003289408A publication Critical patent/JP2003289408A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コストを大幅に増加させることなく、複数頁の
原稿画像に対する加工/編集に要する手間を軽減できる
デジタル複写機を提供する。 【解決手段】このデジタル複写機は、スキャナ部1と、
画像データを頁単位で蓄積する蓄積メモリと、画像デー
タを加工/編集する手順を表すマクロ情報を記憶するR
AM8とを有する。蓄積メモリに記憶された複数頁の画
像データに対して、マクロ情報に基づく加工/編集が施
され、この加工/編集後の画像データに基づいて、プリ
ント部3による画像形成が行われる。画像データの加工
/編集は、操作部10の操作によって行うことができ、
このときの加工/編集手順が、CPU6によって記録さ
れ、マクロ情報としてRAM8に格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原稿画像を読み
取って用紙上に原稿画像に対応した画像を形成するデジ
タル複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機は、原稿画像を読み取っ
て画像データを生成するスキャナ部と、このスキャナ部
が生成する画像データに対して拡大処理、縮小処理、エ
ッジ強調処理等の画像処理を施す画像処理部と、この画
像処理部によって処理された後の画像データに基づい
て、用紙上に原稿画像を形成するプリント部とを含む。
画像情報がデジタルデータで取り扱われるため、読み取
った原稿画像に対して、加工/編集を施し、この加工/
編集後の画像をプリント部で用紙上に出力させることも
できる。たとえば、スキャナ部で読み取られた複数頁の
画像に対して、頁番号を付与してプリントしたりするこ
とができる。
【0003】このような加工/編集処理を実現するため
に、たとえば、デジタル複写機には、加工/編集操作の
ための操作部と、加工/編集対象の画像を表示する表示
部とが備えられている。操作者は、表示部に表示される
画像を参照しつつ操作部を操作することによって、頁番
号付与等の加工/編集処理を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来からのデ
ジタル複写機に備えられた加工/編集機能は、1枚1枚
の原稿画像に対してのみ有効であって、複数頁の原稿画
像に対して同じ加工/編集処理を行う場合には、頁数分
に対応する回数だけ同じ加工/編集操作を繰り返し実行
しなければならない。したがって、使い勝手が必ずしも
良くなかった。この問題は、たとえば、デジタル複写機
に汎用コンピュータを利用した拡張ボックスを接続する
先行技術(特開2000−333026号公報参照)に
よって解決される。しかし、この先行技術では、複数頁
に対する加工/編集操作を良好な操作性で行える反面、
全体として極めて高価なシステムになってしまう。
【0005】そこで、この発明の目的は、複数頁の原稿
画像に対する加工/編集に要する手間を軽減することが
でき、かつコストの大幅な増加を招来することもないデ
ジタル複写機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】以下、
この項において、括弧内に示す英数字は、後述の実施形
態の説明において参照する添付図面中に示された構成要
素等の参照符号を示す。上記の目的を達成するための請
求項1記載の発明は、原稿画像を読み取って、この原稿
画像に対応した画像データを生成する原稿読取手段
(1)と、この原稿読取手段が出力する画像データを頁
単位で蓄積する蓄積メモリ(34,A1)と、画像デー
タを加工/編集する手順を表す加工/編集手順情報を記
憶する加工/編集手順情報記憶手段(8,34,M)
と、上記蓄積メモリに記憶された画像データに対して上
記加工/編集手順情報記憶手段に記憶された加工/編集
手順情報に基づく加工/編集を施し、この加工/編集後
の画像データを生成する加工/編集画像データ生成手段
(2,6,S21,S28)と、この加工/編集画像デ
ータが生成する画像データに基づいて、用紙上に画像を
形成する画像形成手段(3,S22,S36)とを含む
ことを特徴とするデジタル複写機である。
【0007】この構成によれば、画像データを加工/編
集する手順を表わす加工/編集手順情報が加工/編集手
順情報記憶手段に記憶されていて、この加工/編集手順
情報を読み出して、画像データに対する加工/編集処理
を施すことができる。したがって、蓄積メモリに複数頁
の画像データが蓄積されていて、この複数頁の画像デー
タの全部または一部に対して同一手順の加工/編集を施
すときには、加工/編集手順記憶手段に記憶された加工
/編集手順情報を利用することができる。
【0008】これによって、個々の頁の画像データに対
してその都度加工/編集操作を行う必要がなくなるか
ら、加工/編集に要する手間を著しく軽減できる。しか
も、汎用コンピュータを用いた高価なシステムとは異な
り、加工/編集手順情報を記憶しておいて、これを適宜
読み出して利用する簡単な構成であるので、デジタル複
写機の製造コストが大幅に増加する虞れはない。請求項
2記載の発明は、上記蓄積メモリ内の任意の頁の画像デ
ータを読み出して加工/編集するための加工/編集手段
(10)と、この加工/編集手段による加工/編集手順
を表す加工/編集手順情報を生成して上記加工/編集手
順情報記憶手段に格納する加工/編集手順情報生成手段
(6,S7,S14)とをさらに含むことを特徴とする
請求項1記載のデジタル複写機である。
【0009】この構成によれば、蓄積メモリ内の任意の
頁の画像データを読み出して加工/編集を実行すると、
そのときの手順が加工/編集手順情報として生成され
て、加工/編集手順情報記憶手段に格納される。よっ
て、1回の加工/編集操作を行うことにより、同一手順
の加工/編集を複数頁の画像データに対して共通に適用
することができる。請求項3記載の発明は、上記加工/
編集手段は、加工/編集操作のための操作入力部(1
1)と、加工/編集対象の画像を表示する表示部(1
2)とを含み、上記蓄積メモリ内の任意の頁の画像デー
タが展開される第1のビットマップメモリ(BM1)
と、上記第1のビットマップメモリに展開された画像デ
ータに対して、上記表示部における表示に対応した解像
度変換処理を施す解像度変換手段(31,S6,S1
0)と、この解像度変換手段による解像度変換処理後の
画像データが展開され、上記表示部における画像の表示
のために読み出される第2のビットマップメモリ(BM
2)とを含むことを特徴とする請求項2記載のデジタル
複写機である。
【0010】この構成によれば、操作者は、表示部にお
ける画像の表示を参照しつつ、操作入力部を操作するこ
とによって、画像を編集することができる。請求項4記
載の発明は、上記解像度変換手段は、上記操作入力部の
操作によって上記第1のビットマップメモリに展開され
た画像データに対する加工/編集操作が実行されたとき
には、この加工/編集操作後の上記第1のビットマップ
メモリの画像データに対して解像度変換処理を施して上
記第2のビットマップメモリに展開するものであること
を特徴とする請求項3記載のデジタル複写機である。
【0011】この構成によれば、第1のビットマップメ
モリに展開された画像データに対する加工/編集が行わ
れると、表示部における表示がそれに応じて更新され
る。これにより、操作者は、加工/編集の結果を操作中
に確認しながら作業を進めることができる。上記デジタ
ル複写機は、さらに、加工/編集手順情報記憶手段に記
憶された加工/編集手順情報に従う加工/編集を施すべ
き頁を指定する処理頁指定手段と、この処理頁指定手段
によって指定された頁の画像データを上記蓄積メモリか
ら読み出して選択的に上記加工/編集画像データ生成手
段に与えて加工/編集手順情報に従う加工/編集を行わ
せる手段と、処理頁指定手段によって指定されていない
頁の画像データを上記蓄積メモリから読み出し、上記加
工/編集画像データ生成手段を迂回して上記画像形成手
段に与え、加工/編集処理のされていない画像を形成さ
せる手段とをさらに含むことが好ましい。
【0012】このようにして、指定した頁にのみ加工/
編集手順情報に従う加工/編集処理を施すことができ
る。さらに、上記デジタル複写機は、加工/編集手段に
よる加工/編集対象の頁を指定する加工/編集頁指定手
段と、この加工/編集頁指定手段によって指定された頁
の画像データを上記蓄積メモリから読み出して、上記第
1のビットマップメモリに展開する手段とをさらに含む
ことが好ましい。これにより、代表的な頁を任意に指定
して、蓄積メモリから当該頁の画像データを読み出すこ
とができ、これにより、加工/編集操作における便宜を
図ることができる。
【0013】また、上記加工/編集手順情報記憶手段
は、加工/編集手順情報を不揮発に記憶する不揮発記憶
手段(ハードディスク、不揮発性メモリなど)を含んで
いてもよい。この場合に、不揮発性記憶手段への加工/
編集手順情報の記憶を行うか否かの選択が可能とされて
いることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係るデジタル複写機の電気的構成を
示すブロック図である。このデジタル複写機は、自動原
稿供給機構1aを備えたスキャナ部1と、このスキャナ
部1が生成する画像データを処理する画像処理部2と、
この画像処理部2によって処理された後の画像データに
基づいて用紙上に原稿画像を形成するプリント部3と、
バス5を介してこれらを制御するCPU6とを備えてい
る。バス5には、CPU6の動作プログラムや各種のデ
ータを記憶したROM7と、CPU6のワークエリアと
してその記憶領域が使用されるRAM8と、使用者との
インタフェースを提供する操作部10とが接続されてい
る。操作部10には、キー入力部等の操作入力部11
と、液晶表示パネル等からなる表示装置12とが備えら
れている。
【0015】画像処理部2は、スキャナ部1が生成する
原稿画像に対応した画像データがセレクタ24を介して
与えられる第1画像処理回路21と、この第1画像処理
回路21によって処理された後の画像データがセレクタ
25を介して与えられる電子ソート回路23と、この電
子ソート回路23からの画像データが与えられる第2画
像処理回路22とを備えている。電子ソート回路23が
出力する画像データは、セレクタ24に帰還されるよう
になっていて、第1画像処理回路21には、スキャナ部
1が出力する画像データまたは電子ソート回路23が出
力する画像データが選択的に入力されるようになってい
る。同様に、第2画像処理回路22が出力する画像デー
タは、セレクタ25に帰還されていて、電子ソート回路
23には、第1画像処理回路21が生成する画像データ
と第2画像処理回路22が生成する画像データとが選択
的に入力されるようになっている。
【0016】第1画像処理回路21は、たとえば画像の
縮小のための画像データ処理を実行する回路である。ま
た、電子ソート回路23は、ソート処理を電子的に実行
する回路である。この電子ソート回路23には、後述す
るように、表示装置12に表示する画像のビットマップ
データを展開するためのメモリが備えられている。第2
画像処理回路22は、空間フィルタ処理(エッジ強調、
微分、積分等)および画像拡大処理等を行う回路であ
る。
【0017】図2は、電子ソート回路23の内部構成を
説明するためのブロック図である。電子ソート回路23
は、メモリ制御回路31と、このメモリ制御回路31に
接続された圧縮/伸張処理部32と、この圧縮/伸張処
理部32に接続されたハードディスクドライブ(HD
D)制御部33と、このハードディスクドライブ制御部
33に接続されたハードディスクドライブ(HDD)3
4と、メモリ制御回路31に接続された画像メモリ(た
とえばSDRAM)35とを備えている。
【0018】セレクタ25からの入力画像データは、メ
モリ制御回路31から圧縮/伸張処理部32に与えられ
て圧縮処理を受けた後、ハードディスクドライブ制御部
33を介して、頁毎に区分された状態でハードディスク
ドライブ34に書き込まれる。また、ハードディスクド
ライブ34に蓄積された画像データは、ハードディスク
ドライブ制御部33によって読み出され、圧縮/伸張処
理部32で伸張処理を受けた後に、メモリ制御回路31
に入力される。メモリ制御回路31は、圧縮/伸張処理
部32から与えられた画像データを、画像メモリ35内
の記憶領域にビットマップとして展開する。このビット
マップとして展開された画像データが、メモリ制御回路
31から画像処理回路22等へと出力されることにな
る。
【0019】図3は、ハードディスクドライブ34内に
確保される蓄積メモリ領域の記憶態様を説明するための
図である。蓄積メモリ領域A1には、複数頁の原稿画像
に対応したイメージデータが、頁毎に区分して記憶でき
るようになっている。また、蓄積メモリ領域A2には、
加工/編集処理が施された後の画像データが頁単位で記
憶できるようになっている。図4は、画像メモリ35の
記憶態様を説明するための図である。画像メモリ35の
記憶領域には、ハードディスクドライブ34から読み出
された画像データのビットマップデータを展開するため
のビットマップメモリ領域BM1と、表示装置12に表
示される画像に対応したビットマップデータが展開され
るビットマップメモリ領域BM2とが確保されている。
【0020】画像に対して加工/編集処理を施すときに
は、加工/編集対象の画像のビットマップデータがビッ
トマップメモリ領域BM1に展開されるとともに、メモ
リ制御回路31によって、ビットマップメモリ領域BM
1に展開されたデータに対する解像度変換処理(変倍処
理)が実行される。この解像度変換処理によって変換さ
れた後の低解像度の画像データがビットマップメモリ領
域BM2に展開されることになる。すなわち、メモリ制
御回路31は、ハードディスクドライブ34から読み出
した画像データに対して、表示装置12の表示解像度に
対応した画像データを生成するための解像度変換処理を
実行する。
【0021】図5、図6および図7は、このデジタル複
写機によるコピー動作を説明するためのフローチャート
である。図5は、原稿の画像データの蓄積およびこの画
像データに対する加工/編集手順(マクロ)の記録に関
する処理を主として表わし、図6は、記録されたマクロ
に基づく画像データの自動加工/編集処理を主として表
わし、図7は、加工/編集後の画像データに基づくプリ
ント動作を主として表わす。
【0022】まず、操作者は、操作入力部11を操作し
て編集モードを設定する(ステップS1)。すなわち、
原稿画像に対して加工/編集処理を行うか、それとも加
工/編集を行わない通常コピー動作を行うかを選択す
る。通常コピー動作が選択されたときには、スキャナ部
1で原稿を順次読み取り、読み取られた原稿に対応する
画像データをプリント部3に与えて原稿どおりの画像を
用紙上に形成する通常コピー動作(ステップS2)が行
われる。
【0023】加工/編集を行うモードが選択されると
(ステップS1のYES)、自動原稿供給機構1aが作
動して、スキャナ部1において、たとえば複数頁の原稿
がすべて読み取られる。この読み取られた複数頁の原稿
の画像データは、電子ソート回路23内のハードディス
クドライブ34内に確保された蓄積メモリ領域A1に格
納されることになる(ステップS3)。その後、操作者
は、操作入力部11を操作して、加工/編集操作を行う
ための編集頁を指定する(ステップS4)。これに応答
して、メモリ制御回路31の働きにより、ハードディス
クドライブ34から、指定された頁の画像データが読み
出されて、画像メモリ35内の第1ビットマップメモリ
領域BM1にそのビットマップデータが展開される(ス
テップS5)。これとともに、メモリ制御回路31は、
解像度変換処理を行い、表示装置12の表示解像度に対
応したビットマップデータをビットマップメモリ領域B
M2に展開する(ステップS6)。これにより、表示装
置12には、ビットマップメモリ領域BM2に展開され
た画像、すなわちハードディスクドライブ34から読み
出された画像データに対して解像度変換を施した後の画
像が表示されることになる。
【0024】この後、CPU6の働きによって、操作者
が操作入力部11を操作して行う加工/編集手順を表わ
す情報(マクロ情報)の記録、すなわちマクロ記憶が開
始される(ステップS7)。記録されたマクロ情報は、
RAM8に書き込まれて記憶されることになる。操作入
力部11および表示装置12は、加工/編集指示受付状
態となり(ステップS8)、この状態で、操作者は、操
作入力部11を操作することにより、ビットマップメモ
リ領域BM1内の画像データに対して加工/編集を行う
ことができる(ステップS9)。画像の加工/編集の例
は、たとえば、原稿に頁番号やヘッダを付したり、原稿
中の頁番号の表示を消去して新たな頁番号を付したりす
る処理である。
【0025】画像の加工/編集操作が行われると(ステ
ップS9)、メモリ制御回路31は、ビットマップメモ
リ領域BM1内の画像データに対して解像度変換処理を
行い、この解像度変換処理後の画像データをビットマッ
プメモリ領域BM2に展開する(ステップS10)。こ
れにより、表示装置12の表示は、加工/編集処理後の
画像に更新されることになる。編集をやり直すための所
定の操作を行うと(ステップS11のYES)、マクロ
記憶がリセットされる(ステップS12)。すなわち、
CPU6によってRAM8内のマクロ情報が消去される
とともに、メモリ制御回路31によって、ハードディス
クドライブ34の蓄積メモリ領域A1から加工/編集前
の画像データが読み出されてビットマップメモリ領域B
M1に展開され(ステップS5)、これに対応した解像
度変換後の画像データがビットマップメモリ領域BM2
に展開される(ステップS6)。これにより、表示装置
12における表示画像も加工/編集前の画像に戻され
る。この後、ステップS8からの処理が再度行われる。
【0026】編集のやり直しをせず(ステップS11の
NO)、さらに編集を継続するときには(ステップS1
3のNO)、ステップS8からの処理が繰り返され、画
像に対するさらなる加工/編集が行われる。一方、画像
の加工/編集を終了すべき旨の指示入力操作を操作入力
部11から行うと(ステップS13のYES)、マクロ
記憶を終了して(ステップS14)、図6のステップS
15に進む。すなわち、RAM8に記憶されたマクロ情
報に基づく加工/編集処理を施すべき頁(マクロ実行
頁)の指定を受け付ける状態となる(ステップS1
5)。そこで、操作者は、操作入力部11を操作して、
1頁または複数頁のマクロ実行頁を指定することになる
(ステップS16)。
【0027】その後、CPU6によって、ソートモード
か否か、およびプリント部数が2部以上かどうかが判断
される(ステップS17)。ソートモードでないか、ま
たはプリント部数が1部のみの場合には(ステップS1
7のNO)、ステップS18に進んで、CPU6は、処
理頁を1頁目に設定し、その後、メモリ制御回路31
は、当該処理頁の画像データをハードディスクドライブ
34内の蓄積メモリ領域A1から読み出して画像メモリ
35内のビットマップメモリ領域BM1に展開する(ス
テップS19)。
【0028】そして、CPU6によって、処理頁がマク
ロ実行指定頁かどうかが調べられ(ステップS20)、
マクロ実行指定頁であれば、ビットマップメモリ領域B
M1に展開された画像データに対して、RAM8に記憶
されたマクロ情報に基づく手順の加工/編集処理が施さ
れる(ステップS21)。このときの加工/編集処理
は、画像処理回路21,22の機能によってハードウェ
ア処理で実現できる部分に関しては、セレクタ24,2
5を利用して、これらの画像処理回路21,22に画像
データを帰還させることによって行われる。一方、画像
処理回路21,22の機能により実現できない加工/編
集処理に関しては、CPU6がソフトウェア的にその処
理を行うことになる。
【0029】処理頁がマクロ実行指定頁でなければ(ス
テップS20のNO)、ステップS21の処理は迂回さ
れることになる。その後、指定枚数のプリント動作が行
われた後(ステップS22)、処理頁がインクリメント
され(ステップS23)、ステップS19〜S23の処
理がすべての原稿に関して繰り返し実行される(ステッ
プS24)。一方、ステップS17において、ソートモ
ードが指定されており、かつプリント部数が2部以上で
あると判断されると、ステップS25において、CPU
6は、処理頁を1頁目に設定した後に、当該処理頁がマ
クロ実行指定頁か否かを判断する(ステップS26)。
【0030】処理頁がマクロ実行指定頁であれば、メモ
リ制御回路31は、当該処理頁の画像を蓄積メモリ領域
A1から読み出してビットマップメモリ領域BM1に展
開する(ステップS27)。その後、ビットマップメモ
リ領域BM1に展開された画像データに対して、RAM
8に記録されたマクロ情報に基づく手順の加工/編集処
理が実行される(ステップS28)。このときの加工/
編集処理も、画像処理回路21,22によるハードウェ
ア処理を可能な限り利用し、CPU6によるソフトウェ
ア処理を併せて用いることによって実行される。
【0031】加工/編集処理後の画像データは、ビット
マップメモリ領域BM1からメモリ制御回路31の働き
によって、ハードディスクドライブ34内の蓄積メモリ
領域A2に蓄積される(ステップS29)。一方、処理
頁がマクロ実行指定頁でなければ(ステップS26のN
O)、ステップS27,S28,S29の処理が迂回さ
れる。その後、処理頁がインクリメントされ(ステップ
S30)、すべての原稿を処理頁として処理を完了する
までステップS26〜S30の処理が繰り返される(ス
テップS31)。
【0032】その後、図7のステップS32に進む。す
なわち、CPU6は、処理頁を1頁目に設定した後、こ
の処理頁がマクロ実行指定頁であるか否かを判断する
(ステップS33)。処理頁がマクロ実行指定頁であれ
ば(ステップS33のYES)、メモリ制御回路31
は、当該処理頁の画像データを蓄積メモリ領域A2から
読み出してビットマップメモリ領域BM1に展開する
(ステップS34)。一方、処理頁がマクロ実行指定頁
でなければ(ステップS33のNO)、処理頁の画像デ
ータを蓄積メモリ領域A1から読み出してビットマップ
メモリ領域BM1に展開する(ステップS35)。
【0033】その後、蓄積メモリ領域A1またはA2か
ら読み出されてビットマップメモリ領域BM1に展開さ
れた画像データに基づき、プリント部3の働きによっ
て、用紙上に画像が形成されることになる(ステップS
36)。次いで、処理頁をインクリメントし(ステップ
S37)、原稿のすべての頁についてステップS33〜
S37の処理を繰り返し(ステップS38)、さらに、
指定された必要部数のすべてについての処理が完了する
まで、ステップS33〜S38の処理が繰り返される
(ステップS39)。
【0034】この後、たとえば、表示装置12に、登録
されたマクロをその後の再利用のために登録(マクロ登
録)するかどうかを尋ねるメッセージが表示される(ス
テップS40)。マクロ登録しない場合には、RAM8
内のマクロ情報を消去して(ステップS41)、処理を
終了する。これに対して、マクロ登録すべき旨の入力が
操作入力部11から行われたときには、CPU6は、R
AM8からマクロ情報を読み出し、このマクロ情報とマ
クロ情報の記録の際に用いられた解像度変換後の画像デ
ータ(ビットマップメモリ領域BM2に展開された画像
データ)とを関連づけて、ハードディスクドライブ34
の登録マクロ記憶領域M(図3参照)に格納して(ステ
ップS42)、処理を終了する。
【0035】登録マクロ記憶領域Mに登録されたマクロ
は、操作入力部11からの適当な操作によって、適宜呼
び出すことができ、これにより、1度登録した加工/編
集手順(マクロ)を、その後のコピー操作のときにも再
利用することができる。以上のように、この実施形態に
よれば、操作部10を操作して行う加工/編集操作の手
順がマクロとしてRAM8に記憶されるので、このマク
ロ情報を用いて、複数頁の画像データに対する共通の加
工/編集処理を、各頁の画像データ毎に加工/編集操作
を行うことなく実行することができる。これによって、
加工/編集の手間が著しく軽減され、加工/編集が施さ
れた印刷物を短時間で作成することができる。しかも、
汎用コンピュータ等を組み合わせるような高価なシステ
ムではなく、加工/編集手順を記憶する簡単な構成であ
るので、デジタル複写機の製造コストの大幅な上昇を招
くことがない。
【0036】以上、この発明の一実施形態について説明
したが、この発明は他の形態で実施することもできる。
たとえば、画像データに対して施すことができる加工/
編集処理には、上記の他にも、トリミング、マスキン
グ、オーバレイ、嵌め込み合成、局所拡大、濃度変換、
色変換、エッジ強調/平滑化処理等を挙げることができ
る。また、操作入力部11は、一般的にはキー入力部で
あるが、たとえば、トラックボールやタッチパッドおよ
びマウス等に代表されるポインティングデバイスを操作
入力部11として用いてもよい。
【0037】画像の加工/編集処理の中には、たとえば
カラー画像の全色に対して同時に実行される画像処理
と、各色成分に対してのみ施される画像処理とがある。
すべての色成分に対して同時に施される画像処理に関し
ては、ビットマップメモリ領域BM1の画像データをす
べて上書きすることによって処理を達成することがで
き、個々の色成分にのみ施される画像処理の場合には、
ビットマップメモリ領域BM1上の当該色成分に関する
データのみを上書きすることによって、個々の色成分に
施される画像処理を達成できる。
【0038】その他、特許請求の範囲に記載された事項
の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るデジタル複写機の
電気的構成を示すブロック図である。
【図2】電子ソート回路の内部構成を説明するためのブ
ロック図である。
【図3】ハードディスクドライブ内に確保される蓄積メ
モリ領域の記憶態様を説明するための図である。
【図4】画像メモリの記憶態様を説明するための図であ
る。
【図5】上記デジタル複写機によるコピー動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図6】上記デジタル複写機によるコピー動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】上記デジタル複写機によるコピー動作を説明す
るためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 スキャナ部 1a 自動原稿供給機構 2 画像処理部 3 プリント部 6 CPU 7 ROM 8 RAM 10 操作部 11 操作入力部 12 表示装置 21 第1画像処理回路 22 第2画像処理回路 23 電子ソート回路 24 セレクタ 25 セレクタ 31 メモリ制御回路 32 圧縮/伸張処理部 33 ハードディスクドライブ制御部 34 ハードディスクドライブ 35 画像メモリ A1 蓄積メモリ領域 A2 蓄積メモリ領域 BM1 ビットマップメモリ領域 BM2 ビットマップメモリ領域 M 登録マクロ記憶領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 雅哉 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内 Fターム(参考) 2H027 FD01 FD03 FD06 FD08 FD10 GA43 GB13 ZA07 5C062 AA05 AB22 AB42 AC24 AF00 BA04 5C073 AA02 CA02 CE04 CE06 5C076 AA03 AA13 AA16 AA21 AA22 CA02 CB04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を読み取って、この原稿画像に対
    応した画像データを生成する原稿読取手段と、 この原稿読取手段が出力する画像データを頁単位で蓄積
    する蓄積メモリと、 画像データを加工/編集する手順を表す加工/編集手順
    情報を記憶する加工/編集手順情報記憶手段と、 上記蓄積メモリに記憶された画像データに対して上記加
    工/編集手順情報記憶手段に記憶された加工/編集手順
    情報に基づく加工/編集を施し、この加工/編集後の画
    像データを生成する加工/編集画像データ生成手段と、 この加工/編集画像データが生成する画像データに基づ
    いて、用紙上に画像を形成する画像形成手段とを含むこ
    とを特徴とするデジタル複写機。
  2. 【請求項2】上記蓄積メモリ内の任意の頁の画像データ
    を読み出して加工/編集するための加工/編集手段と、 この加工/編集手段による加工/編集手順を表す加工/
    編集手順情報を生成して上記加工/編集手順情報記憶手
    段に格納する加工/編集手順情報生成手段とをさらに含
    むことを特徴とする請求項1記載のデジタル複写機。
  3. 【請求項3】上記加工/編集手段は、加工/編集操作の
    ための操作入力部と、加工/編集対象の画像を表示する
    表示部とを含み、 上記蓄積メモリ内の任意の頁の画像データが展開される
    第1のビットマップメモリと、 上記第1のビットマップメモリに展開された画像データ
    に対して、上記表示部における表示に対応した解像度変
    換処理を施す解像度変換手段と、 この解像度変換手段による解像度変換処理後の画像デー
    タが展開され、上記表示部における画像の表示のために
    読み出される第2のビットマップメモリとを含むことを
    特徴とする請求項2記載のデジタル複写機。
  4. 【請求項4】上記解像度変換手段は、上記操作入力部の
    操作によって上記第1のビットマップメモリに展開され
    た画像データに対する加工/編集操作が実行されたとき
    には、この加工/編集操作後の上記第1のビットマップ
    メモリの画像データに対して解像度変換処理を施して上
    記第2のビットマップメモリに展開するものであること
    を特徴とする請求項3記載のデジタル複写機。
JP2002089567A 2002-03-27 2002-03-27 デジタル複写機 Pending JP2003289408A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002089567A JP2003289408A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 デジタル複写機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002089567A JP2003289408A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 デジタル複写機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003289408A true JP2003289408A (ja) 2003-10-10

Family

ID=29235119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002089567A Pending JP2003289408A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 デジタル複写機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003289408A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005305671A (ja) * 2004-04-16 2005-11-04 Canon Inc 画像形成装置、画像形成方法、及びコンピュータプログラム
JP2007166015A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Brother Ind Ltd 複写機,複写機システム,およびコンピュータプログラム
JP2010158904A (ja) * 2010-04-02 2010-07-22 Canon Inc 画像形成装置、画像形成方法、及びコンピュータプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005305671A (ja) * 2004-04-16 2005-11-04 Canon Inc 画像形成装置、画像形成方法、及びコンピュータプログラム
JP4557593B2 (ja) * 2004-04-16 2010-10-06 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成方法、及びコンピュータプログラム
JP2007166015A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Brother Ind Ltd 複写機,複写機システム,およびコンピュータプログラム
JP2010158904A (ja) * 2010-04-02 2010-07-22 Canon Inc 画像形成装置、画像形成方法、及びコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001328325A (ja) 画像形成制御装置、画像形成装置、画像形成装置の制御方法および記憶媒体
JP2000261648A (ja) 画像形成装置
JP2003289408A (ja) デジタル複写機
JP2007114990A (ja) 印刷制御プログラム
JP2662305B2 (ja) 図形選択方法
JP4756149B2 (ja) フォトアルバム作成システム及びフォトアルバム作成コンピュータプログラム
JP2006163774A (ja) 複数画像処理システム
JP4637617B2 (ja) プレビュー画像表示プログラム及び画像表示装置
JP2006146314A (ja) セキュリティ設定付ファイルの作成方法
JP2006293877A (ja) ホスト装置及びプログラム
JP2000250797A (ja) デジタル編集システムのストックデータ管理方法及びデジタル編集システム
JP3592921B2 (ja) データ制御装置
JP2002232682A (ja) 画像データ出力装置および画像データ出力プログラム
JPH11185019A (ja) 画像処理装置及びその方法
JP2001101327A (ja) 情報処理方法及び装置及び印刷システム
JP2904829B2 (ja) 合成画像形成装置
JPH01191572A (ja) 画像生成装置
JP3998834B2 (ja) デジタル製版システム
JP2000134396A (ja) 画像編集装置及び記憶媒体
JPH06215096A (ja) 画像処理システムにおけるメニュー選択/表示方法
JP4559157B2 (ja) 写真プリント装置
JP2006236004A (ja) 文書管理装置、文書結合方法、文書結合プログラム、文書結合プログラムを記録した記録媒体
JP2006146312A (ja) セキュリティ設定付ファイルの作成方法
JP2001270162A (ja) 画像形成装置および画像データの出力方法
JPH04367980A (ja) 電子ファイリング装置の編集印刷方式

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050712