JP3813171B2 - 射出成形の方法で剛毛製品を製造するための方法およびこの方法によって製造された剛毛製品 - Google Patents
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Description
剛毛製品の剛毛にも剛毛支持体にもプラスティックが使用されるようになって以来、従来の剛毛支持体への剛毛束の機能的な固定を別の機能的な固定手段を使用しない形状結合または素材結合に代えようという試みがなされてきた。それには特に、剛毛束端部の周囲に剛毛支持体用のプラスティック融液を射出して埋設し、剛毛支持体に固定するいわゆる射出が挙げられる。
剛毛製品の重要な品質特性は、個々の剛毛ないしは剛毛束の引抜き強度である、すなわち剛毛は使用時に作用する力の下で分離しないように剛毛支持体のプラスティック材料内に埋設されなければならない。したがって公知の射出成形法の中の、射出成形用金型内に置かれた剛毛束端部に厚肉部が設けられ、この厚肉部が剛毛支持体のプラスティック材料での周囲への射出の後に一種のアンカーを形成し、さらには剛毛をそれらの固定側端部で互いに結合し、その結果剛毛束にまたはまた個別の剛毛のみにも作用する引抜き力が厚肉部内へ導かれ、剛毛支持体内における厚肉部の固定(Einspannung)によって吸収されるようなものしか有用ではないと証明された。
公知の方法はすべての射出成形用金型を使用し、一方の金型半部には剛毛移植部に相当する数の通路が設けられており、通路内を剛毛束をその端部が金型キャビティ内へ入り込むまで供給することができる。次いで剛毛束の剛毛端部が厚肉部を形成する接着剤によって互いに結合されるか(フランス国特許1453829号/Piotrowski)、または剛毛がプラスティックモノフィラメント製である場合には溶融せしめられ、融液が硬化して剛毛束よりも大きな横断面を有する厚肉部となる(ドイツ国845933/Schiffer)。
剛毛の引抜き強度は、剛毛束の剛毛支持体内での埋設長さが大きければ大きい程大きくなることは明らかである。しかしこれは次の要求に反する:普通高価なプラスティック、例えばポリアミドから製作される剛毛でもまた剛毛支持体でも材料の使用量をできる限り僅かに保持しなければならず、このことは剛毛の相応して短い固定によって実現される。さらに剛毛支持体が使用上の理由から肉厚ができる限り僅かでなければならない剛毛製品がある。これは例えば、口腔内の狭い状況のために剛毛の長さも含めてできる限り短い構成を保証するために歯ブラシに該当する。
剛毛の固定長さの最小化は、公知の方法において、剛毛端部の溶融によって得られた肉厚部を、剛毛支持体のプラスティック融液を剛毛束を導く通路の開口へ射出する際の射出圧力によって押しのけ、このようにして固定長さを実際に厚肉部の厚さに減少させ、かつ剛毛束の固着を専ら厚肉部と金型の壁との間に侵入した剛毛支持体のプラスティック材料によって達成することによって得られる(ヨーロッパ特許0142885/Anchor)。この公知の方法では同時に、通路を肉厚部でシールして射出されたプラスティック融液が剛毛束の縁に沿ってまたは剛毛間へ流れ出て(射出成形材料流れUeberspritzen)、仕上げブラシにばりができるかまたは少なくとも美観を損ねるのを阻止するという目的が追求されている。これによって剛毛支持体への取付け領域における剛毛の曲げ挙動も不規則な形で影響されよう。しかしこの方法は多くの理由から不十分である。第1に剛毛束通路への肉厚部の押圧が確実ではなく、かつ再生可能には保証され得ない。すなわち金型内における射出成形材料の案内により、厚肉部の横断面、特にその長さが剛毛束の直径よりも突出することにより、厚肉部も融液内に浮遊する、すなわち剛毛束が一部分通路から融液内へ引込まれることがあり、そのためにシール効果も得られず、かつ剛毛支持体の外部において均一な使用長さも得られない。剛毛束の引抜き強度も十分ではない、それというのも厚肉部上へ覆う薄い材料ウエブは中程度の剪断強さを有するにすぎないからである。
この方法の欠点は他の公知の方法によって、すなわち厚肉部の形成後厚肉部をして通路の開口に対してシールするように張力を剛毛束に作用させることによって一部は解消された(ヨーロッパ特許0326634/Coronet)。このようにしてできる限り短く、かつすべての剛毛束に関して同一の埋設長が得られ、かついわゆる射出成形材料流れ(プラスティック材料の通路内並びに剛毛束間、また剛毛束外周部への侵入)は起らない。しかし厚肉部の固定における中程度の剪断強さはそのままである。
もう1つの公知の方法では(ドイツ国1050304/Beck)では射出成形材料流れが、剛毛製品の移植部の剛毛すべてがまとめられて唯一のパックとされ、かつ固定側の端部にプレートが一体成形され、プレートの縁のみが剛毛支持体のプラスティック材料によって下から係合されることによって回避される。この構成は、複数の小さな剛毛束の作用に重要性が置かれていない刷毛、絵筆または類似のものでは有利であろう。すなわちこの方法は特別な剛毛製品に限定される。さらにこの場合も固着の目的に使用できる横断面はきわめて小さく、したがってその剪断強さは通常のストレスに対して十分ではない。
最良の結果が期待できる公知の方法(ヨーロッパ特許0142885およびヨーロッパ特許0326634)では、これによって製作された剛毛製品、特に歯ブラシが記述の欠点の他に他の予期しない品質の欠陥を持つことが示された。すなわち遅くとも一定期間使用後には剛毛束の拡開および剛毛の回復力の著しい劣化が生じ、すなわち個別の剛毛の曲げ強さがこの方法では明らかに低下せしめられ、これは埋設長のより大きい構成では認められない。しかしこの場合には(ドイツ国845993、フランス国14538829)、不都合な、高い材料使用量の他に他の不利な効果が生じる。例えば場合により離型後剛毛束が互いに平行ではないか、ないしは剛毛支持体の固定側表面に対して垂直ではなく、所定位置に対して傾いているか、または剛毛が埋設された領域内で曲っていることが示された。
使用上有利であるより大きな埋設長では射出成形材料流れとこれによって起るばり形成が回避されなければならない。そのためにこの方法でも既にシール手段が提案されており、例えば通路内にある剛毛束内にマンドレルを駆動して通路内で剛毛を密に押圧する(ドイツ国3832520/Schiffer)。他の方法(ドイツ国2922877/Zahoransky)では通路を金型のキャビティ側で狭め、剛毛束をこの部分内へ押込む。その上に通路は外部から圧縮空気でもって負荷される。
付加的なシール手段を備えた公知のすべての方法においてこれらが所望の大きな固定長を与えたとしても製品には依然として品質の欠陥が認められる。剛毛支持体表面の剛毛束の取付け領域内には射出成形材料流れと、特に材料ピーク、裂目および凹所そしてこれらから生じるばりおよび縁の形の不平ら性が示された。断面では場合により空洞が示された。これらの表面の欠陥は特に歯ブラシ(粘膜を傷つける可能性のために)、またボディブラシでは不都合である。この欠点を持つ歯ブラシまたはボディブラシは衛生的な要求をも満足しない、それというのも不所望な沈着が、特にバクテリアの生育および増殖が起るからである。最後にこれによりまた引抜き強度が損われる。
本発明の課題は、請求項1の上位概念による方法を、できる限り僅かな材料使用量で剛毛束またはまた個々の剛毛の十分な引抜き強度が達成され、剛毛の曲げ弾性および回復能力が維持され、かつ剛毛支持体の取付け領域内で申し分のない表面が得られるように改良することである。さらにこれらの要求を満たす剛毛製品が提供されなければならない。
本発明は、モノフィラメントの延伸および熱による安定化によって得られた剛毛の曲げ強度と曲げ弾性(回復能力)が厚肉部の形成のための剛毛端部の溶融によって損われるという公知の知識から出発する。厚肉部に直近の剛毛の取付け領域内において分子の再配向が、ひいてはこの領域内で個々の剛毛の曲げ挙動の劣悪化、同様に引張り強度の低下が起る。前者は、通路に対して厚肉部でのシールを行う公知の方法では剛毛束の膨張を招く。本発明による方法によって、できる限り少ない剛毛および剛毛支持体の材料使用量でもって剛毛の熱により弱体化した領域が埋設され、したがって剛毛の、剛毛支持体外部の露出部分は延伸および熱的な安定化によって得た性質を完全に維持する。弱体化された領域が固定されるので、個々の剛毛の引抜き強度は改善される。
剛毛束の溶融によって熱によって損われる長さは複数の要因、特に溶融温度の高さおよび熱の作用時間、プラスティックおよびモノフィラメントの種類に依存する。実際に損傷を受ける長さは、剛毛束端部の溶融およびいくつかの交番応力による予備テストで個別の剛毛束で問題なく確認することができ、したがって射出成形法で製造される製品について所要の埋設長さを確認することができる。
上記のように剛毛の熱的な損傷についての知識は他の関連で、すなわち剛毛と剛毛支持体との溶接においてではあるが公知である(ドイツ国実用新案9206990/Bickel)。これは、ブラシ体の剛毛側に凹所を設けるという複雑な構造のブラシで配慮されている。剛毛は薄いプラスティックプレート上へ溶接される。プラスティックプレートは凹所内へ挿入され、剛毛束を通す多孔プレートによって覆われる。剛毛束はプレートの孔内で側方で支持される。
最後の多孔プレートと剛毛束プレートをブラシ体で支えるためには別個の部材が必要である。このようなブラシは許容可能なコストで製造できないし、また縁および間隙のために歯ブラシまたはボディブラシでは生理的および衛生的な要求に応じられない。これはまた個々の剛毛の引抜き強度の問題を解決することができない。
本発明による方法では熱的に損傷を受けた領域は専ら剛毛支持体のプラスティックで包囲することによって埋設される。剛毛束の埋設長は厚肉部の通路開口からの距離によって規定される。しかしこの距離は本発明によればもう1つの条件を満たさなければならない;すなわちこの距離は少なくとも、射出過程でキャビティ内で押しのけられた空気(これは有利には凹所、間隙など、したがって有利には剛毛束の厚肉部の後方にも移動して行く)が通路を通って場合により剛毛間にも入って行くことができるような大きさでなければならない、なぜならば空気は公知の方法で観測された束取付け部における空洞、空所等に関係があるようだからである。同じことが融液の、場合による脱ガス生成物に関して該当する(“Kunststoff-Lexikon”第6版、Carl Hanser Verlag)。本発明による方法ではまたこの欠点も排除される。他方で厚肉部と通路開口との距離は、射出成形材料流れが起きる程大きくてはならない。本発明によって可能な最小の距離を測定するための重要なパラメータが決められる、すなわち剛毛の熱的に弱められた長さ領域の埋設、空洞、空隙等を回避し、かつ射出成形材料流れを回避することによる剛毛支持体における平滑な表面を達成するために埋設領域における金型の申し分のない排気の配慮。この場合本発明によって特に、最近の射出成形技術で要求される剛毛束通路のシールが不要となることが認められた。
普通の剛毛製品では、本発明によって記載されたパラメータが、厚肉部と通路開口との距離が剛毛の直径の2倍から5倍になるように剛毛束が通路内に位置決めされ、かつ固定される場合に維持されることが実地での試験によって示された。これは数値的には、剛毛直径0.3mmまででは距離0.1〜1.0mm、有利には0.4mmまで、より大きい直径では0.5〜2.0mm、有利には1.5mmまでに設定されるように規定することができる。
一方で金型の排気を保証し、かつ他方で射出成形材料流れを回避するためには実施形によれば、1つの剛毛束の剛毛の横断面の計が剛毛束を案内する通路の横断面の50〜75%である剛毛束が使用される。
この構成では一方で剛毛間の、および他方で剛毛と通路壁との間の毛管が十分に大きく、特に厚肉部に存在するアンダーカットの領域内で金型の申し分のない排気を可能にし、また他方では、プラスティック融液(プラスティック融液は適切な技術的手段(射出成形用金型の冷却のガイドと制御、剛毛束通路の領域における材料の選択、射出速度と圧力等の案内)によって剛毛束取付け領域でできる限り迅速に硬化せしめられる)の剛毛毛管内ないしは通路内への侵入を阻止するほど十分に狭い。
本発明により維持すべきパラメータは、他の実地上の量によって決めることができる、すなわち剛毛束を通路内に、厚肉部と通路開口との間の距離を通路の直径の20〜50%の範囲内に置き、この場合上記の実施形で挙げられた通路の充填度も実現されなければならない。
方法を実際に実施する際には、剛毛束を通路内へ、その端部が通路開口から距離“A”の所に位置するまで挿入し、引続き溶融して長さ“L”<“A”にする。その結果厚肉部は通路の開口から距離“B”にあり、かつ剛毛束は引続き通路内へ、厚肉部が通路の開口から所望の距離“C”<“B”に達するまで引き戻される。
この方法でもって所望のできる限り小さな距離を特に簡単かつ正確に調整することができる。原則的に、剛毛束を案内する通路を直接射出成形用金型の半部の1つ内に設け、かつ射出成形用金型を開けて厚肉部を剛毛束端部に形成することが可能である。しかし有利には、射出成形用金型の外部で、通路を備えた保持部材内の剛毛束が端部で溶融せしめられて厚肉部とされ、かつ位置決めされ、引続き保持部材が位置決めされた剛毛束と一緒に金型半部の補完下に射出成形用金型へ密封結合せしめられるように行われる。この方法は、剛毛束での準備作業が持続的な操作で加熱される射出成形用金型においてではなく、この金型の外部で行われる利点を有している。第1に射出成形用金型の放射による剛毛の損傷が回避され、他方で剛毛束端部および保持部材の領域内におけるプラスティック融液の迅速な硬化が配慮され、したがって射出成形材料流れが阻止される。
この方法はさらに、保持部材をその射出成形用金型からのおよび該金型への搬送路上で、および場合により剛毛束を厚肉部形成後に冷却することによって最適化することができ、それにより剛毛束および保持部材を常に一定の低い、制御可能な温度に保持し、かつこの状態で射出成形用金型へ供給することができる。
本発明の課題は、冒頭に挙げられた方法において、剛毛束端部の溶融後これを形成する依然として軟−可塑性の物質を剛毛の方向に、該物質が剛毛間および剛毛束の周部に沿って移動せしめられ、かつ剛毛を少なくともモノフィラメント溶融時に分子の再配向によって熱的に弱められた長さ範囲の1部分において包囲するように変形することによっても解決することができる。
この方法では剛毛の弱体化された長さ範囲の少なくとも1部は直接依然として軟可塑性の厚肉部の変形により剛毛材料によって埋設され、かつ安定化される。これによって剛毛束と厚肉部の全埋設長はさらに最小にすることができる。
この方法はまた、モノフィラメントの溶融の際に分子の再配向によって弱体化されたモノフィラメントの長さ領域が1部は厚肉部の成形時に押しのけられた溶融モノフィラメントの物質によって、1部は射出された剛毛支持体のプラスティック融液によって包囲され、しかもプラスティック融液が通路内へ侵入しないような距離を厚肉部が厚肉部の形成および変形後に通路開口との間に有する程度に剛毛束を通路内へ挿入案内するように、変更することができる。
厚肉部の押しのけられた物質によって包囲された剛毛の部分長はこの方法では通路を介して所望の排気が剛毛束の領域内に与えられるか、ないしは射出成形材料流れが回避されるように設計されればよい。
金型キャビティの、特に剛毛束取付け部の領域における申し分のない排気、並びに射出成形材料流れの回避は別の実施形によれば、射出速度が射出開始時の最大値から射出成形用金型の完全な充填まで低下し、かつ通常適用された後圧力を当初の低い値からより高い価へと上げることによって支持される。
本発明の別の構成で配慮された手段は同様に作用し、すなわち通路を備えた金型半部が通路の開口領域内にこの通路に同心的な輪郭部を有しており、この輪郭部が厚肉部と通路開口との間の領域内でプラスティック融液の流路の延長によって流れ速度を遅らせ、かつこの領域内においてプラスティック融液の冷却を加速する。
剛毛束の領域内における流路の延長は構造的には、輪郭部が、通路を金型キャビティ内へ延長するカラーによって形成されることによって、または輪郭部が金型壁内の凹所によって形成され、かつ通路の開口が凹所の底部に存在することによって達成される。
本発明による方法によってトップクオリティの製品(特に歯ブラシも)を最小の不良品率で製作することができるのみならず、射出成形を使用することも可能であり、射出成形は周知のようにハンドルの一般的な表面性質に関してトップクオリティのブラシを与える。すなわち例えば歯ブラシをハンドルの端部の領域内で射出成形することができる、これは金型キャビティを申し分なく充填するためには通常高い射出圧力を必要とする。この高い射出圧力はまた金型キャビティ内に含まれた空気の相応する圧力増大をもたらすが、これはしかし本発明による厚肉部と通路開口縁との距離の調節によって完全に排除される。特に射出成形用金金型の分離面を介するものであれ、または付加的な排気通路を介するものであれ、他の排気手段を省略することができ、したがって射出成形用金型が密に閉鎖されるので分離面内にもバリは生じず、また剛毛支持体表面上に付加的な成形ポイントもない。
本発明の課題は、請求項16の上位概念の特徴を有する剛毛製品において、厚肉部が剛毛支持体の束側の表面との間に、モノフィラメントの溶融時に熱的に弱体化された剛毛の長さ領域にほぼ相当する距離を有していることによって解決される。
以下本発明による方法の実施例が図面の参照下に詳説される。図1から図3は厚肉部製作を示し、図1a、図2a、図3aは必要な装置の略示図、図1b、図2b、図3bは作業範囲の拡大図、図4は射出中の射出成形用金型の略示図、ブラシの離型時の略示図、図6および図7は厚肉部を製作するための方法の変更形を示し、図6a、図7aは必要な装置部分を示す図、図6b、図7bは作業範囲の各拡大図、図8から図10は方法の別の変更形の略示図である。
図1aから図3aには剛毛束カセットの2つの相互間隙を置いて配置された多孔プレート1,2が示されており、これら多孔プレート間には矢印3によって示される方向に移動可能な締付けプレート4が配置されている。多孔プレート1,2および締付けプレートの孔の模様は製作される剛毛移植領域の剛毛束配置に相当する。
締付けプレート4を開いた状態で剛毛がショートカットとしてまたは無端のストランドからの束の形状でガイドプレート1,2および締付けプレート4の孔内へ、これが多孔プレート2から一定量突出するまで導入される。引続き剛毛束の突出端部の前に加熱装置6(図2a)が移動せしめられる。加熱装置は剛毛端部を無接触で加熱し、かつ溶融し、その結果厚肉部が形成される(図2a)。引続き締付けプレート4が開放位置へ移動され、かつ束が厚肉部7へ作用するスライダ8によって位置決めされ、次いで締付けプレートが図示されない閉鎖位置へ移動せしめられる。
図1bの拡大図で、剛毛束を供給する際に剛毛5が量“A”だけ多孔プレートから突出することが判る。図2aによる剛毛端部の溶融では剛毛は長さ“L”(図1b)が溶融状態へ移行し、その結果このときに形成される厚肉部7は多孔プレート2から最小距離“B”を持つ。次いでスライダ8(図3a)を用いて厚肉部7が多孔プレート2の方向へ、これが多孔プレートの表面から所望の距離“C”(図3b)を持つまで移動せしめられる。
このように固定された剛毛束は次に多孔プレート1,2および締付けプレート4によって形成されるカセットを用い、かつセンタリング部材9を用いて射出成形用金型11の金型半部10と結合される。カセットは金型半部10の成形ネストを閉鎖する。第2の金型半部12によって金型を閉鎖後射出ヘッド13を用いて剛毛支持体用のプラスティック融液が射出される。プラスティック融液は金型キャビティ内へ突入した剛毛束端部、すなわち厚肉部7および剛毛の長さ“C”(図3b)包囲する。押しのけられた空気は剛毛束通路を形成した多孔プレート2の孔を通ってにが、かつ剛毛5は長さ“C”においてプラスティック融液によって包囲されルが、融液が多孔プレート2の剛毛束通路内へ侵入することはない。剛毛支持体ないしはブラシのハンドルが十分に冷却されると、多孔プレート1,2および締付けプレート4から成るカセットが引離され、金型半部10が持上げられ、かつ仕上げブラシ14が取出される。
図6aによる実施例では多孔プレート2は金型フレーム内へ突出する同心的なカラー15を有している。剛毛5が同様にして図1aに関して記載されたように多孔プレート1,2および開いた位置の締付けプレート4内へ導入される。多孔プレート2から突出した剛毛端部が加熱装置と成形装置とが組合された加熱兼成形装置16を用いて溶融され、かつ融液がカラー15の所で変形され、このようにして厚肉部7が形成される。厚肉部の直径“D”は溶融直後は剛毛束直径よりも若干大きく(図6b)、変形により直径“E”に増径される。変形の後締付けプレート3を開き、剛毛5ないしは剛毛によって形成された剛毛束が、厚肉部7と多孔プレート2のカラー15との間の距離が“C”(図3b参照)になるまでスライダ17によって金型キャビティの方向へ移動せしめられる(図7b).依然軟可塑性である厚肉部7の融液の変形は、依然軟可塑性である物質が熱処理によって弱体化された剛毛間へ並びに剛毛束の外周部に沿って剛毛の方向へ移動せしめられる(図8から図10)ようにして実施することもできる。これによって剛毛5の熱で弱体化された長さの少なくとも1部分は剛毛自体の材料によって包囲される(図10の領域10に認められる)。
射出成形材料流れを回避し、かつ剛毛束取付け部の領域において剛毛支持体のプラスティック融液の迅速な冷却を達成するためには、金型半部ないしは多孔プレート2が剛毛束通路の領域に流路を延長する、同心的な輪郭部、例えばカラー15(図8)または適切な凹所19を有していてよく、この場合凹所の底部に剛毛束通路が始まる。
Claims (17)
- プラスティック製の剛毛支持体と、該剛毛支持体に固定された、延伸されかつ安定化されたプラスティックモノフィラメントから成る少なくとも1つの剛毛束とから成る剛毛製品を製造するための方法であって、剛毛支持体のための射出成形用金型の金型半部の通路内に剛毛束を案内し、射出成形用金型が閉じた場合に射出成形用金型の金型キャビティ内へ突出することになる剛毛端部に溶融して、前記通路の開口から距離をおいて配置された、剛毛束の横断面又は剛毛束のグループの横断面よりも大きな横断面を持つ厚肉部としかつ射出成形用金型を閉鎖しかつ剛毛支持体のためのプラスティック融液を金型キャビティ内へ射出した後に剛毛束が剛毛支持体内に植設される形式の方法において、剛毛束の厚肉部と前記通路の開口との間の前記距離を、一方では金型キャビティ内へのプラスティック融液の射出に際して押し除けられた空気および場合によりプラスティック融液から発生する脱気生成物が前記通路を通って排出されるように、他方では少なくとも、モノフィラメントの溶融の際に熱的な分子の戻り配向によって弱化されたモノフィラメントの長さ領域が前記プラスティック融液によって包囲され、しかも該プラスティック融液が前記通路内へ侵入することがないように調節することを特徴とする、剛毛製品を製造する方法。
- 前記通路の開口からの前記厚肉部の距離が剛毛の直径の2倍〜5倍になるように剛毛束を前記通路内で、位置決めしかつ固定する。請求項1記載の方法。
- 前記通路の開口からの前記厚肉部の距離が剛毛の直径に関連して0.1〜2.0mmになるように剛毛束を前記通路内で位置決めしかつ固定する、請求項1または2記載の方法。
- 前記通路の開口からの前記厚肉部の距離を、0.3mmまでの剛毛直径では0.1〜1.0mmにかつより大きい直径では0.5〜2.0mmに調節する、請求項3記載の方法。
- 剛毛束を前記通路内において、前記厚肉部と前記通路の開口との間の距離が前記通路の直径の20〜50%の範囲となるように位置決めしかつ固定する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
- 1つの剛毛束の剛毛の横断面の合計がこの剛毛束を案内する前記通路の横断面の60〜75%となる剛毛束を使用する、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
- 剛毛束の端部が前記通路の開口との間に距離“A”を有するまで剛毛束を前記通路内へ挿入案内し、次いで長さ“L”<“A”の長さを溶融し、前記厚肉部が前記通路の開口との間に距離“B”を有するようにし、次いで前記厚肉部が前記通路の開口から所望の距離“C”<“B”を有するようになるまで剛毛束を前記通路内へ引戻す、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
- 前記通路を備えた保持部材内で剛毛束の端部を射出成形用金型の外部で溶融して厚肉部としかつ位置決めし、次いで前記保持部材を位置決めされた剛毛束と一緒に、一方の金型半部を補完しシール下で射出成形用金型に結合する、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
- 前記保持部材を射出成形用金型からのおよび射出成形用金型への搬送路上において冷却する、請求項8記載の方法。
- 剛毛束端部の溶融後形成されるまだ軟可塑性である物質を、該物質が剛毛間へかつ剛毛の外周部に沿って押しのけられかつモノフィラメントの溶融時に分子の戻り配向によって熱的に弱化された長さ領域の少なくとも一部分において剛毛を包囲するように剛毛の方向に変形する、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
- 前記厚肉部の形成および変形後に、前記厚肉部が前記通路の開口との間に、モノフィラメントの溶融時に分子の戻り配向によって弱化されたモノフィラメントの長さ領域が、一部は前記厚肉部の変形によって押しのけられたモノフィラメントからの溶融物質によって、一部は射出された剛毛支持体のプラスティック融液によって包囲され、しかもプラスティック融液が前記通路内へ侵入しないような距離を持つようになるまで、剛毛束を前記通路内へ挿入案内する、請求項1から10までのいずれか1項記載の方法。
- 射出速度を射出開始時の最大値から射出成形用金型が完全に充填されるまで低下せしめかつ通常適用される後圧力を最初の低い値からより高い値へ上昇せしめる、請求項1から11までのいずれか1項記載の方法。
- 前記通路を備えた金型半部が前記通路の開口の領域内に前記通路に対して同心的な輪郭部を有しており、該輪郭部が前記厚肉部と前記通路の開口との間の領域内にてプラスティック融液の流路の延長によってプラスティック融液の流れ速度の遅延を行いかつこの領域内でのプラスティック融液の冷却を加速する、請求項1から12までのいずれか1項記載の方法。
- 前記輪郭部が前記通路を金型キャビティの方向に延長するカラーによって構成されている、請求項13記載の方法。
- 前記輪郭部が金型壁内の凹所によって形成されておりかつ前記通路の開口が前記凹所の底部に存在する、請求項13記載の方法。
- 前記通路の開口からの前記厚肉部の距離を、0.3mmまでの剛毛直径では0.4mmまでにかつより大きい直径では1.5mmまでに調節する、請求項4記載の方法。
- 射出成形用金型からのおよび射出成形用金型への搬送路上において前記保持体をかつ厚肉部形成後に剛毛束を冷却する、請求項8記載の方法。
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