JP3811402B2 - 自動二輪車の乗員用シート装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体の前後方向に配列されて相互に回動可能に連結される第1及び第2シートを、車体上面に開口する収納部を開閉し得るよう車体に取り付けた、自動二輪車の乗員用シート装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる自動二輪車の乗員用シート装置は、例えば特開2001−97264号公報に開示されるように、既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のかゝる自動二輪車の乗員用シート装置では、第1シートの外端部を車体に回動可能に軸支する一方、第2シートの外端部を、車体に形成した前後方向のレールに摺動可能に連結し、第1及び第2シートを中折れ状態に起立させながら車体の収納部を開放するようになっている。
【0004】
こうした構成では、第2シートの単独回動は許されないから、第1シートの上面に荷物を置いた状態で第2シートを回動して、収納部の一部を開放するようなことはできず、不便である。また第1及び第2シートを中折れ状態に起立させても、第2シートは収納部の開口部に残るので、収納部を全開状態にすることもできない。さらにレールの設置は、シート装置の構造を複雑にするのみならず、収納部の開口部を狭くしたり、車体の大型化を招く等の不都合を生ずる。
【0005】
本発明は、従来装置の上記のよう不便、不都合を一挙に解消することができる、前記自動二輪車の乗員用シート装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、車体の前後方向に配列されて相互に回動可能に連結される第1及び第2シートを、車体上面に開口する収納部を開閉し得るよう車体に取り付けた、自動二輪車の乗員用シート装置において、第1シートを、これが前記収納部の一半部を閉鎖する閉じ位置と同一半部を開放する開き位置との間を回動し得るよう車体にヒンジ軸を介して軸支すると共に、この第1シートに第2シートを、第2シートの単独回動により前記収納部の他半部を開閉し得るように連結し、第1及び第2シート間には、第1シートを前記ヒンジ軸回りに前記開き位置に回動したとき、その第1シートと共に第2シートを上方へ回動させて前記収納部全体を開放し得るように第1シートに対する第2シートの自重による前記収納部側への回動を規制する規制手段を設けたことを第1の特徴とする。
【0007】
尚、前記第1シート及び第2シートは、後述する本発明の前部シート13及び後部シート14にそれぞれ対応する。
【0008】
この第1の特徴によれば、第2シートを単独で上方へ回動して収納部の他半部のみを開放することができる。したがって、その際、閉じ位置に残る第1シートの上面に小荷物を載置することが可能であり、便利である。また第1シートを前記ヒンジ軸回りに開き位置に回動し、第2シートを第1シートと共に上方へ回動したときに(即ち第1シートの開き位置で第2シートに対する開放操作力を解除しても、規制手段により第2シートの自重による下方への回動が規制されるため、収納部の全体を、第1及び第2シートに何等邪魔されることのない全開状態とすることができる。しかも収納部の周囲には、従来のような第2シートを誘導するレールは不要であるから、収納部が狭くなることや車体が大型化することも回避することができる。
【0009】
また本発明は、第1の特徴に加えて、車体と第1シートとの間に、第1シートを前記開き位置に向けて付勢する伸縮式ダンパを介装し、このダンパは、第1シートが前記閉じ位置にあるとき収縮して倒れ、第1シートが前記開き位置に回動したとき伸長して起立するように配置したことを第2の特徴とする。
【0010】
この第2の特徴によれば、第1及び第2両シートの開放操作を、ダンパの付勢力を借りて軽快に行うことができ、またダンパの付勢力をもって両シートを開き位置に保持することができる。しかも前部シートが閉じ位置を占めるときは収縮して倒れ、前部シートが開き位置に向かうに従い伸長して起立するように配置されるダンパは、これを比較的短く構成しても前部シートの開閉動作に追従させることができる。
【0011】
さらに本発明は、第1又は第2の特徴に加えて、第2シートの外端部に左右一対のフックを設け、第2シートを閉じ位置に保持すべくこれらフックが係合する係止ピンを、収納部の少なくとも一部を構成するラゲッジボックスを車体に固着するボルトの一部で構成したことを第3の特徴とする
この第3の特徴によれば、ラゲッジボックスを車体に固着するボルトの一部が係止ピンを兼ねることになり、構造の簡素化と組立性の向上に寄与し得る。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
【0013】
図1は本発明の乗員用シート装置を備えた自動二輪車の要部縦断側面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図3の4−4線断面図、図5は上記乗員用シート装置のラッチ作動解除状態を示す作用図、図6は上記乗員シート装置の後部シート単独開放状態を示す作用図、図7は上記乗員用シート装置の前部及び後部シートの開放状態を示す作用図である。
【0014】
先ず、図1及び図2おいて、自動二輪車Mの車体1の後部には、上面を開放した前後に長い収納部2が設けられる。この収納部2の前半部では、燃料タンク3が図示しない固着手段によりにより車体1固定され、その後半部では、ヘルメット5等の比較的大型の荷物を収納し得るラゲッジボックス6が車体1に取り付けられる。即ち、ラゲッジボックス6は、その左右両側壁の前後部を、それに隣接するよう車体1に固設された前部及び後部ブラケット7、8にボルト9,10で固着することにより、車体1に取り付けられる。
【0015】
乗員用シート12は、この収納部2の開放面を開閉し得るように車体1に取り付けられる。この乗員用シート12は、図2及び図3に示すように、操縦者が座る前部シート13と、同乗者が座る後部シート14からなり、両シート13,14は、それぞれの底板13a,14aの対向端部を水平方向のピボット軸15により相互に回動可能に連結される。収納部2の前半部の前後には、車体1に立設された前部及び後部ステー16,17が配置されており、その前部ステー16の上端部に前部シート13の底板13aの前端部が水平方向のヒンジ軸18により回動可能に連結され、これにより前部シート13は、収納部2の前半部を閉鎖する閉じ位置C(図2)と、収納部2の前半部を開放する開き位置O(図6)との間を上下方向に回動し得る。この前部シート13の閉じ位置Cは、その底板13aの後端部底面に固設された係止環20が前記後部ステー17の上端部に設けられた公知のラッチ21に係合してロックされることにより規定される。
【0016】
前部シート13の底板13aと、燃料タンク3を跨いで車体1に固着される門形ステー4との間に伸縮式のダンパ22が介装される。このダンパ22は、ピボット23で門形ステー4の上部に連結されるシリンダ25と、それに摺動自在に嵌合され、ピボット24で底板13aに連結されるピストン26とから構成され、シリンダ25内には、ピストン26を突出方向に付勢する高圧ガス又はばねが収容される。したがって、ダンパ22は内部の高圧ガス又はばねの圧力で伸長し、前部シート13を開き方向に付勢する。その圧力は、両シート13,14を開き方向に回動するユーザの操作力を補助し、且つ両シート13,14を開き位置即ち起立位置に保持し得るように設定される。
【0017】
またこのダンパ22は、前部シート13が閉じ位置Cを占めるときは収縮して倒れ(図2参照)、前部シート13が開き位置Oに向かうに従い伸長して起立する(図7参照)ように配置される。
【0018】
後部シート14は、ピボット軸15周りの単独回動によりラゲッジボックス6を開閉し得るようになっている。
【0019】
前部シート13及び後部シート14間には、前部シート13を開き位置Oに回動したとき、前部シート13に対する後部シート14のラゲッジボックス6側への回動を規制して収納部2全体を開放するための規制手段30が設けられる。この規制手段30は、両シート13,14を連結するピボット軸15の近傍で一方のシート、例えば後部シート14の底板14aに形成された規制突起31と、この規制突起31に対向する他方のシート13の底板13aとで構成され、この規制突起31が他方のシート13の底板13aに当接することにより、前部シート13に対する後部シート14のラゲッジボックス6側への回動を規制するようになっている。
【0020】
図2〜図4に示すように、後部シート14の底板14aの後端部には、左右一対のフック32が一体に形成される。各フック32は、後方に開口するU字状のフック溝32aを持っている。
【0021】
一方、前記後部ブラケット8にラゲッジボックス6を固着するボルト10は、ラゲッジボックス6の側壁に設けられたボルト孔33をラゲッジボックス6の内側から貫通して、後部ブラケット8のウェルディングナット34に螺着されるものであり、このボルト10の頭部がその外周に環状の係合溝35aを形成して係止ピン35に構成される。この係止ピン35の係合溝35aに前記フック32のフック溝32aを係合することにより、後部シート14の閉じ状態が保持される。
【0022】
後部シート14の底板14aには、ラゲッジボックス6の開口周縁部に対応して無端の環状のシール部材36が取り付けられており、後部シート14の閉じ状態のとき、このシール部材36が上記開口周縁部上面に密接して、ラゲッジボックス6内部の防水、防塵を図るようになっている。
【0023】
次に、この実施例の作用について説明する。
【0024】
図2に示すように、後部シート14のフック32を係止ピン35に係合し、次いで前部シート13の係止環20をラッチ21に係合することにより、両シート13,14は閉じ状態に保持される。したがって前部シート13には操縦者が、後部シート14には同乗者が座ることができる。
【0025】
いま、ラッチ21の作動を解除して係止環20を自由にし、図5に示すように前部シート13の後端部を僅かに浮かせると、それに伴ない後部シート14が前方へ移動することにより、それのフック32が係止ピン35から外れる。したがって後部シート14は自由になるので、図6に示すように前部シート13を略閉じ位置Cに残して、後部シート14のみを上方へ回動してラゲッジボックス6を開放し、ヘルメット5等の荷物の出し入れを行うことができる。しかも略閉じ位置Cに残る前部シート13の上面は略水平に保たれるから、そこにグローブその他の小荷物37を載置することが可能であり、便利である。
【0026】
次に、前部シート13上から小荷物37を退けて、後部シート14を前部シート13と共に上方へ回動すると、ダンパ22の伸長力にアシストされて前部シート13を開き位置Oまで軽快に回動することができる。
【0027】
前部シート13が開き位置Oに達した状態では、後部シート14に対する上方回動操作力を解除しても、図7に示すように、前部シート13はダンパ22の伸長力をもってその開き位置O即ち起立位置に保持される。その際、後部シート14が自重による下方へ僅かに回動すると、後部シート14の底板14aの規制突起31が前部シート13の底板13aに当接することで、後部シート14のそれ以上の下方回動を阻止する。かくして収納部2の前半部及びラゲッジボックス6は、両シート13,14に何等邪魔されることのない全開状態となるかから、燃料タンク3への燃料補給のみならず、ラゲッジボックス6への荷物の出し入れを容易に行うことができる。しかも収納部2の前半部及びラゲッジボックス6の周囲には、従来のような後部シート14を誘導するレールは不要であるから、収納部2が狭くなることや車体1が大型化するようなこともない。
【0028】
前部及び後部シート13,14を閉じ位置へ戻すには、上記と反対の要領で操作すればよい。
【0029】
ところで、ダンパ22は、前述のように前部シート13が閉じ位置Cを占めるときは収縮して倒れ、前部シート13が開き位置Oに向かうに従い伸長して起立するように配置されるので、これを比較的短く構成しながら前部シート13の開閉動作に追従させることができる。
【0030】
また後部シート14を閉じ位置に保持すべくフック32が係合する係止ピン35は、ラゲッジボックス6を後部ブラケット8に固着するボルト10の頭部で構成されるので、ボルト10の頭部が係止ピン35を兼ねることになり、構造の簡素化と組立性の向上に寄与し得る。
【0031】
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記実施例では乗員用シート12を前開きに構成したが、これを後開きに構成することもでき、その場合は、後部シート14の後端部がヒンジ軸により車体1に回動可能に連結され、前部シート13の前端部が車体の係止ピンに係止されることになる。また収納部2の前半部には、燃料タンク3に代えてバッテリその他の補機を収納することもできる
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば、車体の前後方向に配列されて相互に回動可能に連結される第1及び第2シートを、車体上面に開口する収納部を開閉し得るよう車体に取り付けた、自動二輪車の乗員用シート装置において、第1シートを、これが収納部の一半部を閉鎖する閉じ位置と同一半部を開放する開き位置との間を回動し得るよう車体にヒンジ軸を介して軸支すると共に、この第1シートに第2シートを、第2シートの単独回動により収納部の他半部を開閉し得るように連結し、第1及び第2シート間には、第1シートを前記ヒンジ軸回りに開き位置に回動したとき、その第1シートと共に第2シートを上方へ回動させて収納部全体を開放し得るように第1シートに対する第2シートの自重による収納部側への回動を規制する規制手段を設けたので、第2シートを単独で上方へ回動して収納部の他半部のみを開放することができその際、閉じ位置に残る第1シートの上面に小荷物を載置することが可能であり、便利である。また第1シートを前記ヒンジ軸回りに開き位置に回動し、第2シートを第1シートと共に上方へ回動したときに(即ち第1シートの開き位置で第2シートに対する開放操作力を解除しても、規制手段により第2シートの自重による下方への回動が規制されるため、収納部の一半部及び他半部全体を、第1及び第2シートに何等邪魔されることのない全開状態とすることができる。しかも収納部の周囲には、従来のような第2シートを誘導するレールは不要であるから、収納部が狭くなることや車体が大型化することも回避することができる。
【0033】
また本発明の第2の特徴によれば、第1の特徴に加えて、車体と第1シートとの間に、第1シートを開き位置に向けて付勢する伸縮式ダンパを介装し、このダンパは、第1シートが閉じ位置にあるとき収縮して倒れ、第1シートが開き位置に回動したとき伸長して起立するように配置したので、第1及び第2両シートの開放操作を、ダンパの付勢力を借りて軽快に行うことができ、またダンパの付勢力をもって両シートを開き位置に保持することができる。しかも前部シートが閉じ位置を占めるときは収縮して倒れ、前部シートが開き位置に向かうに従い伸長して起立するように配置されるダンパは、これを比較的短く構成しても前部シートの開閉動作に追従させることができる。
【0034】
さらに本発明の第3の特徴によれば、第1又は第2の特徴に加えて、第2シートの外端部に左右一対のフックを設け、第2シートを閉じ位置に保持すべくこれらフックが係合する係止ピンを、収納部の少なくとも一部を構成するラゲッジボックスを車体に固着するボルトの一部で構成したので、ラゲッジボックスを車体に固着するボルトの一部が係止ピンを兼ねることになり、構造の簡素化と組立性の向上に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の乗員用シート装置を備えた自動二輪車の要部縦断側面図。
【図2】 図1の要部拡大図。
【図3】 図2の3−3線断面図。
【図4】 図3の4−4線断面図。
【図5】 上記乗員用シート装置のラッチ作動解除状態を示す作用図。
【図6】 上記乗員シート装置の後部シート単独開放状態を示す作用図。
【図7】 上記乗員用シート装置の前部及び後部シートの開放状態を示す作用図。
【符号の説明】
C・・・・第1シートの閉じ位置
O・・・・第1シートの開き位置
M・・・・自動二輪車
1・・・・車体
2・・・・収納部
6・・・・ラゲッジボックス
10・・・ボルト
12・・・乗員用シート
13・・・第1シート(前部シート)
14・・・第2シート(後部シート)
18・・・ヒンジ軸
22・・・ダンパ
30・・・規制手段
32・・・フック
35・・・係止ピン

Claims (3)

  1. 車体(1)の前後方向に配列されて相互に回動可能に連結される第1及び第2シート(13,14)を、車体(1)上面に開口する収納部(2)を開閉し得るよう車体(1)に取り付けた、自動二輪車の乗員用シート装置において、
    第1シート(13)を、これが前記収納部(2)の一半部を閉鎖する閉じ位置(C)と同一半部を開放する開き位置(O)との間を回動し得るよう車体(1)にヒンジ軸(18)を介して軸支すると共に、この第1シート(13)に第2シート(14)を、第2シート(14)の単独回動により前記収納部(2)の他半部を開閉し得るように連結し、
    第1及び第2シート(13,14)間には、第1シート(13)を前記ヒンジ軸(18)回りに前記開き位置(O)に回動したとき、その第1シート(13)と共に第2シート(14)を上方へ回動させて前記収納部(2)全体を開放し得るように第1シート(13)に対する第2シート(14)の自重による前記収納部(2)側への回動を規制する規制手段(30)を設けたことを特徴とする、自動二輪車の乗員用シート装置。
  2. 請求項1記載の自動二輪車の乗員用シート装置において、
    車体(1)と第1シート(13)との間に、第1シート(13)を前記開き位置(O)に向けて付勢する伸縮式ダンパ(22)を介装し、このダンパ(22)は、第1シート(13)が前記閉じ位置(C)にあるとき収縮して倒れ、第1シート(13)が前記開き位置(O)に回動したとき伸長して起立するように配置したことを特徴とする、自動二輪車の乗員用シート装置。
  3. 請求項1又は2記載の自動二輪車の乗員用シート装置において、
    第2シート(14)の外端部に左右一対のフック(32)を設け、第2シート(14)を閉じ位置に保持すべくこれらフック(32)が係合する係止ピン(35)を、収納部(2)の少なくとも一部を構成するラゲッジボックス(6)を車体(1)に固着するボルト(10)の一部で構成したことを特徴とする、自動二輪車の乗員用シート装置。
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