JP3809568B2 - 着信記録発信機能付電話機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、着信があったが応答できなかった電話に対し、それを記録しておきダイヤル操作なしの簡単な操作で発信してきた相手が希望する電話機へ発信を可能とする着信記録発信機能付電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来着信記録発信機能付電話機においては、着信時に到来する発信者番号を記録、表示するものがあり、何らかの都合で応答できなかった場合にも上記発信者番号に折り返し発信することができる。以下パーソナルハンディホンシステム端末(以下PHS端末という)を一例として説明する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電車に乗るなど着信範囲外へ出る直前、または病院内に入る場合等でPHS端末の電源を切る前、さらに映画館に入る前でPHS端末の着信音を停止としておく必要が有る場合に、相手PHS端末に対して発信したが相手が不応答だった場合には、相手と連絡がとれなかった。すなわち相手が発信者番号に基づく着信記録発信を行ってもPHS端末所有者はPHS端末の電源を切っている等のため相手からの連絡を受けることはできなかった。
また、その時点で連絡が取れなかったことにより後にかけ直しても再度つながらないという状況も生じた。
本発明の目的は、上記不具合を解消するもので、自己のPHS端末を不動作としなくてはならない状況でも着信不応答の相手との連絡を取れるようにする着信記録発信機能付電話機(PHS端末)を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、構成を以下のようにした。
(1)着信不応答を検知する手段と、着信した着サブアドレス番号に含まれる付加番号と予め定めてある設定番号とを照合する手段と、上記照合の結果一致した場合は通常の発番号表示に追加した表示とする表示手段と、着信記録発信操作を検知すると上記着サブアドレス番号に含まれる連絡先電話機の電話番号へ発信を行う手段を備えた着信記録発信機能付電話機。
(2)着信番号の下4桁の番号を設定番号とした第1項の着信記録発信機能付電話機。
以上
【0005】
【実施例】
図1は本発明の一実施例であるフローチャート、図2は本発明の着信記録発信機能付PHS端末の番号記憶配置を示す。図3は本発明の目的を達成するための手順を示す。図4は従来の着信記録発信機能付PHS端末の番号記憶配置を示す。
1は最初に発信するPHS端末、2は最初に着信するPHS端末、3はPHS端末1の家庭等連絡の仲介をする電話機、41、42、43は交換機、51、52、53、54はPHS端末の基地局である。
【0006】
まず、図4及び図3を用いて従来の発信者番号への着信記録発信の動作を説明する。
PHS端末1はダイヤル入力により発信先であるPHS端末2の着信番号(以下着番号という)FGHを発信記憶部12に設定した後発信操作を行うと、基地局51、交換機41、基地局52を介して到来する信号によりPHS端末2が着信状態となる。ここでPHS端末2の着信記憶部23は、PHS端末1の発信記憶部12と同様に発信者番号(以下発番号という)ABC、と着番号FGHとが記憶され、表示器20にはPHS端末の発番号ABCが表示される。もしPHS端末2が不応答であれば発信記憶部12の発番号ABCの通常表示が継続されたままとなる。
【0007】
PHS端末2の所有者が表示器20の発番号ABCを見て着信があったことを知り着信記録発信の操作をすると、着信記憶部23内の発番号ABCが着信記録発信記憶部24の着番号のエリアに着番号ABCとして移される。その後PHS端末2から着信記録発信記憶部24に基づく発信が行われる。すると着番号ABCであるPHS端末1が呼び出されることになり、PHS端末1にて応答があるとPHS端末1とPHS端末2との間で通話状態となる。しかしPHS端末1の電源が切られた状態になっていたり、着信音の起動停止の状態であった場合にはPHS端末2の操作者はPHS端末1の操作者からの連絡を受けることができない。
【0008】
また、サブアドレス番号を持たないPHS端末1については、発信記憶部12内の発サブ番号は空白であるが、ISDN回線に接続されていてサブアドレス(例えばDE)が設定された電話機であれば発信記憶部12内の発サブ番号の位置に発サブ番号としてDEが記憶される。PHS端末2がこの電話機からの着信を受け、折り返しの着信記録発信をする場合は図4の点線で示したように着信メモリ23の発サブ番号DEが、着信記録発信記憶部24の着サブ番号の位置に転送記憶される。
【0009】
次に図1、図2及び図3を用い本発明にかかる着信記憶発信機能付PHS端末の動作を説明する。
図3のルート1のようにPHS端末1はダイヤル入力により発信先であるPHS端末2の着番号FGHを発信記憶部12に設定した後発信操作を行うと、基地局51、交換機41、基地局52を介して到来する信号によりPHS端末2が着信状態となる。ここでPHS端末2が応答しない場合には、また図3のルート1にて今度はPHS端末1から次のようなダイヤルを行う。
(一例080−123−4567−*−4567−0462−28−4000)
すると図2に示すように付加番号Jと連絡先電話番号KLMが発信記憶部11の着信サブアドレス番号(以下着サブ番号という)の記憶位置に格納される。次にPHS端末1により発信操作が行われると基地局51、交換機41、基地局52を介して到来する信号によりPHS端末2が再度着信状態となる。ここでPHS端末2の着信記憶部21は、PHS端末1の発信記憶部11と同様に発信者番号(以下発番号という)ABC、と着番号FGH、さらに着サブ番号記憶位置に付加番号Jと連絡先電話番号KLMとが記憶される。図1のフローチャートに示すようにPHS端末2の図示しない制御部は着信したが応答のない状態が続くと、着サブ番号が到来していることを検知後、着信記憶部21の着サブ番号記憶位置に記憶された付加番号JとPHS端末2に設定済の設定番号Nとを照合する。ここでは設定番号NをPHS端末2の最後の4桁の番号4567としてある(N=H)ため、付加番号Jも着番号の最後の4桁をダイヤルするようにしてある(J=H)。ここで一致を検知した制御部はPHS端末2の表示器20の上段にPHS端末1の発番号ABCを表示するのに加え、下段に着サブ番号(付加番号+連絡先電話番号KLM)を表示する。さらに図2のPHS端末2の着信記録発信記憶部22の着番号記憶位置に連絡先電話番号KLMが格納される。
なお、PHS端末2に発信するときに最初から付加番号と連絡先電話番号を付加して発信してもよい。
【0010】
次に図3のルート2のようにPHS端末1の操作者は例えば自分の家庭の連絡先電話番号KLMの電話機を呼出し家庭に居る人にPHS端末2から連絡があった時にPHS端末2の所有者へ伝えるメッセージを連絡しておく。
【0011】
PHS端末1からの呼出しに対し不応答であったPHS端末2の操作者がしばらくしてから表示器20を見て着信が有り、且つ発番号だけでは無く表示器の下段に連絡先電話番号KLMが表示されていることを確認して着信記録発信の操作を行うと、図2のPHS端末2の着信記録発信記憶部22の着番号記憶位置に格納されている連絡先電話番号が基地局53を介し交換機42に到達する。すると交換機42により連絡先電話が選択され、PHS端末2の操作者は電話機3の操作者からPHS端末1の所有者のメッセージを聞き連絡内容を知ることができる。また逆にPHS端末1の所有者への回答又は他のメッセージがあれば、それを電話機3の操作者に伝えておく。
【0012】
PHS端末1の操作者は、電源を入れたり通話圏内に戻ったりしてから電話機3へ発信し、PHS端末2の操作者が残したメセージを聞くことができる。
【0013】
上述した説明では、連絡先電話として、通常の電話機を取り上げているが、この代わりに伝言メッセージ機能付留守番電話機としてもよい。外出中のPHS端末1の操作者によりPHS端末2の所有者に伝えたい用件が録音された伝言メッセージ機能付留守番電話機が、PHS端末2からの着信に対し、自動応答後予め定めてある例えば「*10」のダイヤル信号の到来を検知すると通常の留守番電話の応答メッセージから伝言メッセージ送出に切り換わり、さらに伝言メッセージ送出後は用件の録音状態となる。その後、PHS端末1の操作者は、電源を入れたり通話圏内に戻ったりしてから伝言メッセージ機能付留守番電話機へ発信し、PHS端末2の操作者が録音したメセージを聞くことができる。
【0014】
上述した説明とは別に、PHS端末2は、表示器20の上段に発番号、下段に連絡先番号を表示しているとき、通常の着信記録発信操作では上段の相手発番号を、他に定めた着信記録発信操作では下段の着サブ番号中の連絡先電話番号を発信するような操作手順としてもよい。
【0015】
上述した説明では、設定番号(相手にとっては着サブアドレスに挿入する付加番号)を着番号の最後の4桁数字としたが、例えば123等局番等に間違われなければよいので、これに限定されるものではない。
【0016】
上述した説明では、ダイヤルする番号が多くなるため、ワンタッチ、短縮ダイヤル等の組み合わせでダイヤル操作を行えば操作が簡略化される。
【0017】
【発明の効果】
本発明に係る着信記録発信機能付電話機は、相手電話機操作者と直接電話連絡がとれなくとも、相手電話機操作者に指定された電話機に簡単な操作の着信記録発信を行うことにより、相手からの連絡を確実に受けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるフローチャート
【図2】 本発明の着信記録発信機能付PHS端末の番号記憶配置を示す図
【図3】 本発明の目的を達成するための手順を示す図
【図4】 従来の着信記録発信機能付PHS端末の番号記憶配置を示す図
【符号の説明】
1 PHS端末
10 表示器
11 発信記憶部
12 発信記憶部
2 PHS端末
20 着信記憶部
21 着信記録発信記憶部
22 着信記録発信記憶部
23 着信記録発信記憶部
24 着信記録発信記憶部
3 電話機
41 交換機
42 交換機
43 交換機
51 基地局
52 基地局
53 基地局
54 基地局
Claims (2)
- 着信不応答を検知する手段と、着信した着サブアドレス番号に含まれる付加番号と予め定めてある設定番号とを照合する手段と、上記照合の結果一致した場合は通常の発番号表示に追加した表示とする表示手段と、着信記録発信操作を検知すると上記着サブアドレス番号に含まれる連絡先電話機の電話番号へ発信を行う手段を備えたことを特徴とする着信記録発信機能付電話機。
- 着信番号の下4桁の番号を設定番号としたことを特徴とする請求項1の着信記録発信機能付電話機。
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JP30705996A JP3809568B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 着信記録発信機能付電話機 |
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JPH10145857A JPH10145857A (ja) | 1998-05-29 |
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ID=17964556
Family Applications (1)
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JP30705996A Expired - Fee Related JP3809568B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 着信記録発信機能付電話機 |
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JP (1) | JP3809568B2 (ja) |
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1996
- 1996-11-01 JP JP30705996A patent/JP3809568B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10145857A (ja) | 1998-05-29 |
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