JP3809160B2 - 屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステム - Google Patents

屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信用アンテナシステムに係り、詳しくは、屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステムに関する。
ホームネットワークの普及に伴い、ウェブパッド(R)のような移動性の高い無線通信機器が人気を博している。それに応じて、無線通信の質を向上させるためにアンテナの性能向上が重要な懸案となり、屋内無線通信に対する関心も高まってきている。
一般的に、屋内無線通信は、移動性が低いか、あるいはほとんどない無線LANのアクセスポイント(以下、AP)と、ノート型パソコンとの間で行われるのが大部分である。それゆえに、屋内無線通信に対する関心は低かった。
屋内無線通信の質は、屋内無線環境と密接な関係がある。したがって、屋内無線通信の質向上のためには、まず屋内無線環境にについて十分考慮する必要がある。
屋内無線環境は、住居形態や建築様式によって異なるため、各国によって、あるいは地域によって屋内無線環境が異なってくる。例えば米国の場合は、一戸建て住宅の比重が高く、建築物の内部構成も、骨組を除いては石膏ボードなどの電波を遮断しない非金属成分がほとんどである。したがって、アンテナ形態や設置位置による影響がほとんどないといえる。
しかし、韓国の住居形態のように、マンションの比重が高い場合、建物構成の大部分が金属成分である鉄筋及び鉄骨構造であるため、電波の伝達を妨害してしまう。したがって、アンテナの形態や設置位置などによって無線通信の質が異なりうる。
従来技術による屋内無線通信システムの場合、図1に示すように、AP12とAP用アンテナ12aとが一体化して、主に壁10の何れか一面に設置される。この場合、AP用アンテナ12aから送信される信号は、壁10の影響によって主に一方向にだけ伝播される。
これにより、AP用アンテナ12aと可視線上に位置した無線通信用第1端末機14の場合は、AP用アンテナ12aから送信される信号をよく受信できるが、壁10に隠れた、すなわち壁10を介して位置する無線通信用第2端末機16の場合は、AP用アンテナ12aから送信される信号が弱められたり、遮られたりしてしまう。また、壁10の影響によって、AP用アンテナ12aの周波数帯域が変動してしまう場合もある。
図1のシステムをマンションに適用する場合、AP用アンテナ12aが居間に設置されるのが一般的で、AP用アンテナ12aから送出されるビームパターンも、その大部分が単一方向性を有している。したがって、居間の内部では安定的に無線通信できるが、一部の部屋では通信速度が低下するか、通信が不可能になるという問題がある。
かかる問題を解決するために、いくつかのAPを設置するという方法がある。このようにすることによって、移動性の低い無線機器を利用した無線通信では、前記問題の発生を低減することができる。しかしながら、移動性の高い無線機器を利用した無線通信では、相変らず干渉などの問題が発生してしまう。
前記したように、従来技術による屋内無線通信用アンテナシステムの場合、AP用アンテナと可視線上に位置した端末機については、良質の無線通信を支援することが可能であるが、可視線上から外れた位置にある、すなわち壁を間に介して位置する端末機については、良質の無線通信を支援し難く、ひどい場合は支援不可能になりうる。特に、AP用アンテナが壁に隣接して設置されているために、周波数帯域がシフトしてしまう問題も発生する。
本発明が解決しようとする技術的課題は、前記した従来技術の問題点を改善するためのものであって、無線通信に使われる端末機が、屋内のどこに位置しても良質の無線通信を支援することができる屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステムを提供するところにある。
前記課題を解決するために、本発明に係る屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステムは、屋内の選択された何れか1つの壁の少なくとも一面に一部分が埋め込まれた第1APアンテナと、前記第1APアンテナに連結されたAP(RFユニット)と、前記選択されたいずれか1つの壁の他の面に一部分が埋め込まれ、前記APと連結された第2APアンテナとを具備し、前記第1及び第2APアンテナと前記AP間の壁に前記APから受信される信号を前記第1及び第2APアンテナに供給する電力分配器が埋め込まれている(請求項1)。
ここで、前記第1及び第2APアンテナは、電波放出面を除外した残りの部分が前記壁に埋め込まれており、前記第1及び第2APアンテナ全体は電波放射効率を極大化するために壁面と最大限平行に設置される(請求項2)。
また、前記壁は、前記第1APアンテナが設置された領域がコーナーになるように曲げられ、前記曲げられた部分の外壁面に、前記第2APアンテナと可視線上にない領域で無線通信が可能となるように第3APアンテナが設置され、前記電力分配器は、前記第1ないし第3APアンテナと前記AP間の壁に前記APから受信される信号を前記第1ないし第3APアンテナに分配する(請求項3)。
ここで、前記第3APアンテナは、前記外壁面に電波放射面を除外した残りが埋め込まれるように具備されているが、前記第3APアンテナは埋め込まれる部分の壁と平行に設置される(請求項4)。
また、前記壁は、1つの部屋と屋外とを区分する壁であって、少なくとも一部分が前記1つの部屋の内側に突き出た形態であり、前記壁の突き出た部分の片壁面に前記第1APアンテナが具備されており、前記突き出た部分の他の壁面に第4APアンテナが設置され、前記電力分配器は、前記第1及び第4APアンテナと前記AP間の壁に前記APから受信される信号を前記第1及び第4APアンテナに分配する(請求項5)。
ここで、前記第4APアンテナは、電波放射面を除外した残りが埋め込まれるように具備されているが、埋め込まれる部分の壁と平行になっている(請求項6)。
前記第1APアンテナ及びAPは、一体化して前記壁に埋め込まれている(請求項7)。
また、前記第1及び第2APアンテナと前記APとは、一体化して前記壁に埋め込まれている(請求項8)。
また、前記第1ないし第3APアンテナと前記APとは、一体化して前記壁に埋め込まれている(請求項9)。
また、前記第1及び第4APアンテナと前記APとは、一体化して前記壁に埋め込まれている(請求項10)。
また、本発明に係る屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステムは、屋内の選択された何れか1つの壁を貫通して具備された第1アンテナ構造体と、前記第1アンテナ構造体に連結されたAP(RFユニット)を具備するが、前記第1アンテナ構造体は前記壁の厚さによって可変できる摺動構造よりなる(請求項14)。
ここで、前記第1アンテナ構造体は、前記壁の両側に露出され、前記壁と平行した第1及び第2ホーンアンテナと、前記APから受信される信号を前記第1及び第2ホーンアンテナに伝送するフィードと、前記第1及び第2ホーンアンテナと前記フィードとを摺動構造で連結して前記両アンテナを前記壁の厚さにマッチングして設置できる摺動導波管壁とで構成される(請求項15)。
ここで、前記APは、前記壁を通じて前記フィードに連結されることができる(請求項16)。
また、前記選択された何れか1つの壁は、前記第1アンテナ構造体が具備された第1面及びこれに垂直な第2面で構成される(請求項17)。
ここで、前記第2面に前記アンテナ構造体と同等な第2アンテナ構造体が具備される(請求項18)。
本発明に係る屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステムを利用すれば、壁による周波数帯域のシフトが最小化でき、前記端末機が屋内のどこに位置していても、良質の無線通信を支援することが可能となる。そして、前記端末機の位置する場所で電界の強度を高めることができる。
また、本発明に係る屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステムは、屋内無線通信用端末機の位置する領域と接する壁面毎に壁と平行に埋め込まれた形態でアンテナを具備するため、端末機は屋内のどこででも常に前記アンテナと可視線上に位置する。したがって、従来に比べて前記アンテナから受信される電界の強度が高まって、無線通信の質が向上する。あわせて、壁による周波数帯域のシフトも最小化できる。
以下、本発明に係る屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステムを、図面を参照して詳細に説明する。この過程で図面に示した層や領域などの厚さは、明細書の明確性のために誇張してしめされたものである。
図2に示すように、本発明の実施例1による屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステムは、屋内の選択された何れか1つの壁10の両側にそれぞれ設置された第1及び第2APアンテナ44,46と、これに連結された第1AP40、すなわちRFユニットを具備する。第1AP40は、第1及び第2APアンテナ44,46と分離されて、壁10の外部に備えられている。
第1AP40と第1及び第2APアンテナ44,46間に存在する壁10に、第1AP40と第1及び第2APアンテナ44,46と連結された第1電力分配器42が備えられている。第1電力分配器42は、第1AP40から送信される信号を、第1及び第2APアンテナ44,46に均等に分配する役割を果たす。第1AP40と第1電力分配器42、第1電力分配器42と第1及び第2APアンテナ44,46は、それぞれ第1RFケーブル48で連結されている。
第1APアンテナ44は、無線通信用第1端末機14が使われる領域と対向する壁面に設置されているが、電波が放射される面を除外した残りの部分が壁10に埋め立てられている。第1APアンテナ44は、電波放射効率が極大化するように具備されることが望ましく、例えば、壁10と最大限平行に具備されることが望ましい。第2APアンテナ46は、無線通信用第2端末機16が使われる領域と対向する壁面に設置されているが、第1APアンテナ44と同等に具備されることが望ましい。
第1APアンテナ44は、それ自体と可視線上に位置する第1端末機14とに第1AP40から受信した信号を放射し、第1端末機14から受信した信号を第1AP40に伝送する。第2APアンテナ46は、第2端末機16から受信した信号を第1AP40に伝送し、第1AP40から受信した信号は第2端末機16に放射する。
一方、部屋が1つである家や建物の場合は、図2のアンテナシステムのうち、第1または第2APアンテナ44,46を除去することもある。この場合、APアンテナ44,46のうち選択された1つと、第1AP40とは壁10を通じて直接連結されるので、第1電力分配器42も不要になる。
また、図2の構成で、第1及び第2APアンテナ44,46と、第1AP40とは一体型で壁10に埋め立てられるように具備することも可能である。また、前記した屋内に部屋が1つだけ存在するか、建物に1つの事務室だけ存在する場合にも、前記選択されたAPアンテナと第1AP40とは、一体型に壁に埋め立てられうる。このように第1AP40とこれに連結されたAPアンテナが一体型で埋め立てられる場合、第1電力分配器42は当然不要になる。
他方、図2に示した一字型壁10の場合、コーナーがないので、無線通信のために考慮すべき領域は壁10の両面と対向する建物内部の2つの領域となる。しかし、図4に示すように、コーナーを有する壁70の場合は、無線通信のために考慮すべき領域が建物内部の第1ないし第3領域A1,A2,A3である。このため、屋内にコーナーを有する壁70が存在する場合についての本発明の実施例1によるアンテナシステムは、図2に示したものとは多少差がある。
具体的に、図4を参照すると、壁70の内側である第1領域A1で無線通信が可能となるように、第1領域A1と接する壁面に第3APアンテナ76が設置されている。また、壁70の外側のうち、図面上、壁70の左側領域である第2領域A2で無線通信が可能となるように、第2領域A2と接する壁面に第4APアンテナ78が設置されている。
また、図面上、壁70の上側領域である第3領域A3は、壁70のコーナーによって第4APアンテナ78から放射される電波が到達し難く、到達したとしてもその強度が弱い領域である。このため、壁70の第3領域A3と接する壁面に第3領域A3で無線通信が可能となるように、第5APアンテナ80が設置されている。
第3ないし第5APアンテナ76,78,80は、第1及び第2APアンテナ(図2の44,46)と同じ条件で具備されることが望ましい。第3ないし第5APアンテナ76,78,80は、壁70の外部に具備された第3AP72と連結されている。
第3AP72と第3ないし第5APアンテナ76,78,80は、壁70を通じてケーブルに連結されている。第3及び第4APアンテナ76,78間には、第2電力分配器74が具備されている。第2電力分配器74は、第3AP72から受信した信号を第3ないし第5APアンテナ76,78,80に均一に分配する。第2電力分配器74及び第3AP72は、第3RFケーブルCに連結されており、第2電力分配器74及び第3ないし第5APアンテナ76,78,80のそれぞれは、第4ないし第6RFケーブルC1,C2,C3に連結されている。
一方、図4に示したアンテナシステムの場合にも、第3AP72と第3ないし第5APアンテナ76,78,80とを分離させて具備する代わり、両側を一体化させ、その結果物を壁70に埋め込ませることができる。この場合、第2電力分配器74は不要になる。
また、図4に示した壁70が1つの部屋を取り囲んでおり、第2及び第3領域A2,A3が前記部屋の内部であり、第1領域A1は前記部屋の外部、すなわち屋外である場合は、第3APアンテナ76は不要になる。しかし、たとえ1つの部屋であっても、壁70が前記部屋の内側にひどく突き出た形態、すなわち前記部屋がエッジを有するために、前記1つの部屋に1つのAPアンテナとが設置された場合、端末機の位置によって前記端末機と前記1つのAPアンテナは可視線上に置かれないことになる。したがって、1つの部屋であっても、壁70の形態によって、1つ,2つ又はそれ以上のAPアンテナが必要となる。
本発明の実施例2による屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステムは、壁を貫通するアンテナ構造体が具備されたところに特徴がある。
具体的に、図3を参照すると、壁10にホールhが形成されている。壁10の外部に具備された第2AP60から受信した信号を壁10の両側に位置した端末機(図示せず)に向かって放射するために、ホールhに第1ホーンアンテナ62a,第2ホーンアンテナ62b,フィード63,摺動導波管壁64を含むアンテナ構造体が具備されている。
第2AP60と前記アンテナ構造体とは、壁10を通じて第2RFケーブル66に連結されている。第1及び第2ホーンアンテナ62a,62bは、ホールhの両端部に壁10と平行に具備されており、壁10の両側に位置した無線通信用端末機(図示せず)にフィード63から伝えられる信号を放射し、前記端末機から受信した信号をフィード63に伝達する。フィード63は、第2AP60から受信した信号を第1及び第2ホーンアンテナ62a,62bに伝達する。摺動導波管壁64は、第1及び第2ホーンアンテナ62a,62bを摺動構造で連結させる。第2AP60は、フィード63と連結されている。
一方、図3のように壁10が一字型ではなく、図5に示すように壁10が垂直な第1及び第2面10a,10bで構成されており、壁10にコーナーが形成されている場合は、前記したアンテナ構造体を図5に示すように、第1及び第2面10a,10bにそれぞれ設置することができる。
具体的に図5を参照すると、壁10の第1面10aに第1アンテナ構造体90が第1面10aを貫通して具備されている。また、壁10の第2面10bに第2アンテナ構造体92が第2面10bを貫通して具備されている。第1及び第2アンテナ構造体90,92は、図3のアンテナ構造体と同等なものである。第1及び第2アンテナ構造体90,92の内部に、それぞれ第1及び第2フィード90a,92aが備えられている。第1及び第2フィード90a,92aは第2AP60に連結されており、第2AP60から伝えられる信号を第1及び第2アンテナ構造体90,92に伝達する。
次に、本発明者は、本発明を検証するための方法として、光線法による電界強度分布を分析した。この時、無志向性ダイポールアンテナを使用し、壁面と壁の内部とにそれぞれ設置して比較分析した。本検証は、2.44GHzで実施し、5GHz帯域でも類似した結果を示した。検証結果については、図面なしに説明する。
まず、前記無志向性ダイポールアンテナを壁面に設置した場合、前記ダイポールアンテナから送出される信号は壁に遮断されて伝播されなかった。
一方、前記無志向性ダイポールアンテナを壁の内部に設置した場合、前記ダイポールアンテナの電界強度分布は、前記ダイポールアンテナを壁面に設置した時より25dB以上高かった。
前記した説明で多くの事項が具体的に記載されているが、それは、望ましい実施例の例示として解釈されなければならない。例えば、本発明が属する技術分野で当業者であれば、APから受信された信号をAPアンテナ別に強度を異なるように分配できる分配器を使用して図2または図4に示した電力分配器を代替できる。また、実施例2で壁の一側にだけ端末機が位置する場合、第1及び第2ホーンアンテナ62,62aのうちから選択されたいずれか1つは除去することができる。また、前記したAPアンテナのうちから一部は壁に埋め込まれていない形態で具備することもできる。このように本発明は多様にさらに変形できるので、本発明の範囲は説明された実施例によって定められず、特許請求の範囲に記載された技術的思想によって定められなければならない。
無線通信または有無線結合通信のための室内アンテナシステムを構築するために使用することができる。
従来技術による屋内無線通信用アンテナシステムの概略的構成を示す模式図である。 本発明の実施例1による屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステムを示す模式図である。 本発明の実施例2による屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステムを示す模式図である。 本発明の実施例1によってコーナーを有する壁面に設置された屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステムを示す模式図である。 図3の屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステムが、相互垂直な第1及び2部分で構成された壁に設置された場合を示す平面図である。
符号の説明
10 壁
14 無線通信用第1端末機
16 無線通信用第2端末機
40 第1AP
42 第1電力分配器
44 第1APアンテナ
46 第2APアンテナ
48 第1RFケーブル

Claims (15)

  1. 屋内の選択された何れか1つの壁の少なくとも一面に一部分が埋め込まれた第1APアンテナと、
    前記第1APアンテナに連結されたAP(RFユニット)と、
    前記選択されたいずれか1つの壁の他の面に一部分が埋め込まれ、前記APと連結された第2APアンテナと、
    を具備し、
    前記第1及び第2APアンテナと前記AP間の壁に前記APから受信される信号を前記第1及び第2APアンテナに供給する電力分配器が埋め込まれていることを特徴とする屋内無線通信用アンテナシステム。
  2. 前記第1及び第2APアンテナは電波放出面を除外した残りの部分が前記壁に埋め込まれており、前記第1及び第2APアンテナ全体は電波放射効率を極大化するために壁面と最大限平行に設置されたことを特徴とする請求項1に記載の屋内無線通信用アンテナシステム。
  3. 前記壁は前記第1APアンテナが設置された領域がコーナーになるように曲げられ、前記曲げられた部分の外壁面に、前記第2APアンテナと可視線上にない領域で無線通信が可能となるように第3APアンテナが設置され
    前記電力分配器は、前記第1ないし第3APアンテナと前記AP間の壁に前記APから受信される信号を前記第1ないし第3APアンテナに分配することを特徴とする請求項1に記載の屋内無線通信用アンテナシステム。
  4. 前記第3APアンテナは前記外壁面に電波放射面を除外した残りが埋め込まれるように具備されているが、前記第3APアンテナは埋め込まれる部分の壁と平行に設置されることを特徴とする請求項3に記載の屋内無線通信用アンテナシステム。
  5. 前記壁は1つの部屋と屋外とを区分する壁であって、少なくとも一部分が前記1つの部屋の内側に突き出た形態であり、前記壁の突き出た部分の片壁面に前記第1APアンテナが具備されており、前記突き出た部分の他の壁面に第4APアンテナが設置され
    前記電力分配器は、前記第1及び第4APアンテナと前記AP間の壁に前記APから受信される信号を前記第1及び第4APアンテナに分配することを特徴とする請求項1に記載の屋内無線通信用アンテナシステム。
  6. 前記第4APアンテナは電波放射面を除外した残りが埋め込まれるように具備されているが、埋め込まれる部分の壁と平行になっていることを特徴とする請求項5に記載の屋内無線通信用アンテナシステム。
  7. 前記第1APアンテナ及びAPは一体化して前記壁に埋め込まれていることを特徴とする請求項1または5に記載の屋内無線通信用アンテナシステム。
  8. 前記第1及び第2APアンテナと前記APとは一体化して前記壁に埋め込まれていることを特徴とする請求項1に記載の屋内無線通信用アンテナシステム。
  9. 前記第1ないし第3APアンテナと前記APとは一体化して前記壁に埋め込まれていることを特徴とする請求項3に記載の屋内無線通信用アンテナシステム。
  10. 前記第1及び第4APアンテナと前記APとは一体化して前記壁に埋め込まれていることを特徴とする請求項5に記載の屋内無線通信用アンテナシステム。
  11. 屋内の選択された何れか1つの壁を貫通して具備された第1アンテナ構造体と、
    前記第1アンテナ構造体に連結されたAP(RFユニット)を具備するが、
    前記第1アンテナ構造体は前記壁の厚さによって可変できる摺動構造よりなることを特徴とする屋内無線通信用アンテナシステム。
  12. 前記第1アンテナ構造体は、
    前記壁の両側に露出され、前記壁と平行した第1及び第2ホーンアンテナと、
    前記APから受信される信号を前記第1及び第2ホーンアンテナに伝送するフィードと、
    前記第1及び第2ホーンアンテナと前記フィードとを摺動構造で連結して前記両アンテナを前記壁の厚さにマッチングして設置できる摺動導波管壁と、
    で構成されることを特徴とする請求項11に記載の屋内無線通信用アンテナシステム。
  13. 前記APは前記壁を通じて前記フィードに連結されることを特徴とする請求項12に記載の屋内無線通信用アンテナシステム。
  14. 前記選択された何れか1つの壁は前記第1アンテナ構造体が具備された第1面及びこれに垂直な第2面で構成されることを特徴とする請求項11に記載の屋内無線通信用アンテナシステム。
  15. 前記第2面に前記アンテナ構造体と同等な第2アンテナ構造体が具備されることを特徴とする請求項14に記載の屋内無線通信用アンテナシステム。
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