JPH0595217A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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Publication number
JPH0595217A
JPH0595217A JP25511191A JP25511191A JPH0595217A JP H0595217 A JPH0595217 A JP H0595217A JP 25511191 A JP25511191 A JP 25511191A JP 25511191 A JP25511191 A JP 25511191A JP H0595217 A JPH0595217 A JP H0595217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
mount
main body
ceiling
device main
Prior art date
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Pending
Application number
JP25511191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiatsu Satou
公厚 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP25511191A priority Critical patent/JPH0595217A/ja
Publication of JPH0595217A publication Critical patent/JPH0595217A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 壁面または天井面埋設形無線回路内蔵機器用
の、性能/効率が高く、施工性に優れ、かつ外観を害う
ことのないアンテナ装置を提供する。 【構成】 このため、アンテナAを、この機器本体1を
覆う誘電体材料製の着脱式化粧カバー6のプレート部裏
面一杯に、折返しダイポールアンテナ素子A1 を配設す
ると共に、機器本体1の給電コネクタ部8の給電点が、
この化粧カバー6装着時に相互に圧接され、あるいはば
ね手段を介して弾性的に接触するよう開放可能に構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はアンテナ装置、特に建
物の壁面または天井面埋込み形無線機器用のアンテナ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の垂直壁面もしくは天井面等
(以下、単に“壁面”という)内に埋設される形式のワ
イヤレス機器用のアンテナは、つぎのいずれかに示すよ
うに構成されていた。すなわち、1)機器の筐体内ある
いはその極く近傍に、この機器形状寸法以内の大きさの
アンテナを配設する。あるいは、2)機器の背面、すな
わち壁面の裏側に、十分の大きさ寸法を有するアンテナ
を配設する、あるいはまた、3)機器の前面、すなわち
壁面の表側に、十分の大きさ寸法を有するアンテナを配
設する、など。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来のアンテナ構成にあってはいずれも、それぞ
れ下記のような問題点があった。すなわち、1)前記構
成1)の場合には、例えば特開昭62−171208号
公報にその一例が提案開示されているように、特に図の
重複引用は省略するが、アンテナの大きさ寸法が筐体等
により制限されるため、必要なインピーダンス特性が限
定される可能性があり、また、機器の取付金具や防災上
必要となることがある耐火プレート等の金属製物体によ
り遮蔽されて特性が劣化する可能性があった。また、
2)前記構成2)の場合は、壁面裏側のため施工性が悪
く、また、壁裏の配線,柱材や断熱材等によって、アン
テナ形状が変形し、効率が悪化する可能性があった。さ
らにまた、3)前記構成3)の場合は、著しく外観を損
なう場合がある。
【0004】この発明は、以上のような従来例の問題点
にかんがみてなされたもので、性能/効率が高く、施工
性に優れ、かつ外観を損なうことのないこの種の壁面埋
設形ワイヤレス機器用アンテナの提供を目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、壁面または天井面埋設形の無線回路内蔵機器シ
ステムにおいて、前記埋設用壁穴と機器の境界部を隠蔽
するための誘電体カバーの内面にアンテナを形成すると
共に、この誘電体カバー装着時に、前記機器の前記アン
テナへの給電コネクタ部が、相互圧着もしくはばね手段
による弾性接触により電気的に開放可能に接続されるこ
とにより、この誘電体カバーを前記機器に対して容器に
着脱可能に構成することにより、前記目的を達成しよう
とするものである。
【0006】
【作用】以上のようなアンテナ構成により、前記機器の
取付金具や耐火プレート等の金属体よりも通信エリア側
にアンテナが配設されるため、電磁的に遮蔽されないの
で、特性が劣化することがない。また、着脱が容易であ
るため施工性がよく、アンテナに無理な応力がかからな
い。さらに機器を遮蔽するためのそれ自体より大きな誘
電体(化粧)カバーの内面一杯までアンテナ形状寸法を
大きくし得るため、低い周波数に対してもインピーダン
ス特性が良好であり、化粧カバー内面のため外観を損ね
る怖れがない。
【0007】
【実施例】以下に、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図1に、この発明に係るアンテナ装置の一実施例を
備えた天井面埋設形無線機器システムの要部垂直断面図
を、図2(a),(b)に、その誘電体化粧カバーの裏
面平面図の2例を示す。
【0008】図1において、1は無線回路を内蔵した機
器本体で、取付金具2を用いて、天井材3に穿設された
取付穴に埋設されている。4は天井裏を示す。5は機器
本体1を火災から保護するための金属製の耐火プレート
である。これらの装置は、誘電体材料よりなる着脱可能
の化粧カバー6で覆い、外観を整えている。
【0009】この実施例の特徴は、アンテナAをこの化
粧カバー6のプレート部裏面一杯に図2(a)に示すよ
うな折返しダイポールアンテナ素子A1 を配設すること
により構成したことにある。このアンテナ素子A1 はそ
の端部に一対の給電点7を有し、機器本体1と図1に示
す給電コネクタ部8で接続されている。このコネクタ部
8は、取付金具2及び耐火プレート部に穿設された穴の
中に設けられ、前記化粧カバー6を装着したときアンテ
ナ素子A1 の各給電点7が圧接されるか、あるいは不図
示のばね手段を介して弾性的に接触し、化粧カバー6を
取外すと、この電気的接触が開放されるよう構成されて
いる。
【0010】つぎに、このアンテナAの形成工程の一例
を説明する。アンテナ素子A1 は、化粧カバー6の内面
にめっきを施して形成するが、これ以外の方法としてつ
ぎのような諸手段によることができる; 1)化粧カバー6内面に導電性薄膜を形成して、エッチ
ングにより所定形状を得る方法、2)導電性塗料塗布に
よる方法、3)金属プレートの張付け、または埋込み、
4)導電性シートの貼付け、5)ワイヤの埋込み、6)
化粧カバー6成形時に、導体または導電性シートをイン
サート成形、7)導電性樹脂の2色形成法など、以上、
いずれかの方法でアンテナAを形成した後、適当な樹脂
塗料等により表面をコーティングし、アンテナの安定
性,耐久性,生産性等を向上させることが望ましい。
【0011】(他の実施例)図2(b)に円板状のアン
テナ素子A2 を有する他の実施例の同図(a)相当図を
示す。7,9はそれぞれ単一の給電点及び接地点を示
し、前記例と同様な様式で対応する機器本体の給電コネ
クタ部8に接続/開放されるよう構成されている。
【0012】なお、これらアンテナ素子の形状は、例え
ば前記の他、ループアンテナ,逆F形アンテナ等、種々
の形式を採用し得、またその材質,構成等も図例のみに
限定されないことはもちろんである。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、アンテナ装置を機器本体の取付金具や耐火プレート
等の金属体よりも通信エリア側にアンテナが配設される
ため、電磁的に遮蔽されないので、特性が劣化すること
がない。また逆に、これらの金属体を接地することによ
り、アンテナによってはインピーダンス特性が安定す
る。また、着脱が容易なため、施工性に優れ、アンテナ
に無理な応力がかかる怖れがない。さらに、アンテナ形
状寸法を機器本体より大きくし得るため、低周波に対し
ても有利であり、化粧カバー内面のため外観に影響を及
ぼすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アンテナ装置の一実施例を備えた天井面埋設
形無線機器システムの要部垂直断面図
【図2】 誘電体化粧カバーの裏面平面図の2例
【符号の説明】
1 機器本体 3 天井材 6 誘電体化粧カバー 8 給電コネクタ A アンテナ A1 折返しダイポールアンテナ素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面または天井面埋設形の無線回路内蔵
    機器システムにおいて、前記埋設用壁穴と機器の境界部
    を隠蔽するための誘電体カバーの内面にアンテナを形成
    すると共に、この誘電体カバー装着時に、前記機器の前
    記アンテナへの給電コネクタ部が、相互圧着もしくはば
    ね手段による弾性接触により電気的に開放可能に接続さ
    れることにより、この誘電体カバーを前記機器に対して
    容器に着脱可能に構成したことを特徴とするアンテナ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記アンテナを折返しダイポールアンテ
    ナ形状としたことを特徴とする請求項1記載のアンテナ
    装置。
JP25511191A 1991-10-02 1991-10-02 アンテナ装置 Pending JPH0595217A (ja)

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JP25511191A JPH0595217A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 アンテナ装置

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JP25511191A JPH0595217A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 アンテナ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003533135A (ja) * 2000-05-09 2003-11-05 ゲ・エヌ・ネトコム・アクティーゼルスカブ 通信ユニット
JP2004140832A (ja) * 2002-10-15 2004-05-13 Samsung Electronics Co Ltd 屋内無線通信用の壁体埋め込み型アンテナシステム

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