JP3808785B2 - プリピット信号生成回路、半導体集積回路、記録再生装置、プリピット信号生成方法 - Google Patents
プリピット信号生成回路、半導体集積回路、記録再生装置、プリピット信号生成方法 Download PDFInfo
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は光学式記録再生装置及び、これに用いられるプリピット信号生成回路及び半導体集積回路、更には、プリピット信号生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
追記型のDVD(DVD−R)や、書き換え可能なDVD(DVD−RW)等の光学式記録媒体に対して情報データの記録又は再生を行うには、プリピット信号生成回路を用いて光学式記録媒体上のランドプリピットを検出し位置情報として認識する必要がある。従来のプリピット信号生成回路は図21(a)に示すように4つの受光面20a、20b、20c、20dを有する4分割光検出器20と、受光面20a及び20bからの信号、すなわちラジアル上半面信号R(a+b)を出力する加算器21と、受光20c及び20dからの信号、すなわちラジアル下半面信号R(c+d)を出力する加算器22と、ラジアル上半面信号R(a+b)からラジアル下半面信号R(c+d)を減算したラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))を出力する減算器24とから構成されている(以下において「第1の従来技術」という。)
しかし、第1の従来技術に係るプリピット信号生成回路では、記録マーク部に隣接する位置でランドプリピットLPPを検出する際に反射光量が減少するので、ラジアルプッシュプル信号PPの2値化可能範囲が小さくなる。また、ラジアルプッシュプル信号には隣接トラックの情報データ成分が漏れ込むため情報読取スポットのトラッキング誤差により信号のバランスがずれるという問題があった。
【0003】
これに対し図21(b)に示すような従来技術(以下において「第2の従来技術」という。)が提案されている(特開2001−23168号公報参照。)。これは図20(a)で示した第1の従来技術に対して、ラジアル上半面信号R(a+b)を増幅器51でk1倍に増幅した信号からラジアル下半面信号R(c+d)を増幅器52でk2倍に増幅した信号を減算器24で減算し、意図的に利得k1を利得k2よりも大きく設定している。この結果、ラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))の2値化可能な範囲を広げることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし第2の従来技術では、ラジアル上半面信号R(a+b)とラジアル下半面信号R(c+d)の増幅比を意図的にアンバランスにしていることにより、減算の結果打ち消されるはずの同相成分がラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))に残ってしまう。このため、高周波成分ノイズが大きくなり、記録マークがある部分ではランドプリピット検出性能は改善するが、ランドプリピットの隣接グルーブトラックに記録マークがない部分では逆にプリピット検出性能が悪化するという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、ランドプリピットに隣接するグルーブトラック上の記録マークの有無に関係なく、正確なプリピット検出性能が可能な記録再生装置、プリピット信号生成回路、プリピット信号生成方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、少なくとも光学式記録媒体の記録トラックの接線方向に関して2分割された受光領域が検出した信号から光学式記録媒体のプリピットを検出するためのプリピット信号を生成するプリピット信号生成回路であって、接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号から、接線方向の下面側の受光領域が受光したラジアル下半面信号を減算し、ラジアルプッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成回路と、ラジアルプッシュプル信号とラジアル上半面信号とを少なくとも用いて、記録トラック上の記録マークの位置のラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成する補正信号生成回路と、ラジアルプッシュプル信号と補正信号を加算する補正信号加算器とを備えていることを特徴とするプリピット信号生成回路であることを要旨とする。
【0007】
本発明の第2の特徴は、半導体チップと、半導体チップの上に集積化され、少なくとも光学式記録媒体の記録トラックの接線方向に関して2分割された受光領域が検出した信号から光学式記録媒体のプリピットを検出するためのプリピット信号を生成するプリピット信号生成回路であって、接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号から、接線方向の下面側の受光領域が受光したラジアル下半面信号を減算し、ラジアルプッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成回路と、ラジアルプッシュプル信号とラジアル上半面信号とを少なくとも用いて、記録トラック上の記録マークの位置のラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成する補正信号生成回路と、ラジアルプッシュプル信号と補正信号を加算する補正信号加算器とを備えたプリピット信号生成回路と、半導体チップの上に集積化され、プリピット信号生成回路の出力側に接続された記録処理回路と、半導体チップの上に集積化され、記録処理回路の出力側に接続されたサーボ制御装置と、半導体チップの上に集積化され、読取再生信号を入力し再生情報データを出力する情報データ再生回路とを少なくとも備えることを特徴とする半導体集積回路であることを要旨とする。
【0008】
本発明の第3の特徴は、記録トラック上にあらかじめ記録されたプリピットを有する光学式記録媒体と、光学式記録媒体に記録又は読取りのためのビーム光を照射するビーム光発生装置と、ビーム光の反射光を記録トラックの接線方向と垂直方向に関して、4分割した受光領域により検出し、それぞれ4つの信号を出力する4分割検出器とを有する記録再生ヘッドと、少なくとも光学式記録媒体の記録トラックの接線方向に関して2分割された受光領域が検出した信号から光学式記録媒体のプリピットを検出するためのプリピット信号を生成するプリピット信号生成回路であって、接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号から、接線方向の下面側の受光領域が受光したラジアル下半面信号を減算し、ラジアルプッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成回路と、ラジアルプッシュプル信号とラジアル上半面信号とを少なくとも用いて、記録トラック上の記録マークの位置のラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成する補正信号生成回路と、ラジアルプッシュプル信号と補正信号を加算する補正信号加算器とを備えたプリピット信号生成回路と、半導体チップの上に集積化され、プリピット信号生成回路の出力側に接続された記録処理回路とを含むことを特徴とする記録再生装置であることを要旨とする。
【0009】
本発明の第4の特徴は、光学式記録媒体の記録トラックの接線方向関して2分割した受光領域により光学式記録媒体からの反射光を受光するステップと、接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号を生成するステップと、接線方向の下面側の受光領域が受光した加算したラジアル下半面信号を生成するステップと、ラジアル上半面信号からラジアル下半面信号を減算しラジアルプッシュプル信号を生成するステップと、ラジアルプッシュプル信号とラジアル上半面信号を少なくとも用いて、記録トラック上の記録マークの位置のラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成するステップと、ラジアルプッシュプル信号に補正信号を加算するステップとを備えることを特徴とするプリピット信号生成方法を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の第1〜第6の実施の形態に係るプリピット信号生成回路12を説明する前に、これらのプリピット信号生成回路が用いられる本発明の特徴に係る記録再生装置について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0011】
(記録再生装置)
本発明の第1〜第6の実施のプリピット信号生成回路12を用いる記録再生装置は図1に示すように、スピンドルモータ3により回転する光学式記録媒体1と、回転する光学式記録媒体1の表面に所定のビーム光を照射し反射光を検出する記録再生ヘッド2とを備えている。
【0012】
光学式記録媒体1は図2(a)に示すように、螺旋状もしくは同心円状に交互に配置された凸状のグルーブトラックGVと、グルーブトラックGVと隣接する位置に配置された凹状のランドトラックLDと、ランドトラックLD上に隣接する両グルーブトラックGV間を連結した位置に配置されたランドプリピットLPPを備えている。図2(a)に示す光学式記録媒体1ではグルーブトラックGVがディスクの半径方向に多少蛇行しているが、これはウォブリングである。このウォブリングを検出することによりディスクの回転に同期した信号が得られるが、以下の説明では簡単のため、このウォブリングを省略して図2(b)の模式図のようにグルーブトラックの蛇行を無視して説明する。
【0013】
また、記録再生ヘッド2は、情報データの記録を行う記録ビーム光発生装置13と、記録ビーム光発生装置13と隣接する位置に配置され読取ビーム光を発生する読取ビーム光発生装置14と、記録ビーム光又は読取ビーム光の反射光を検出する4分割光検出器20が搭載されている。記録ビーム光発生装置13及び読取ビーム光発生装置14は半導体レーザーを用いれば良い。4分割光検出器20は例えば4個のフォトダイオードを用いれば良い。ただし、記録ビーム光発生装置13と読取ビーム光発生装置14とは個別に設ける必要はなく、記録時には記録用光ビームを発生し、読取時には読取用光ビームを発生する1つの光ビーム発生装置や1チップに2つの半導体レーザーを集積化した光ビーム発生装置等であっても良いものとする。
【0014】
記録ビーム光発生装置13は、記録処理回路9から伝達される記録変調データ信号に応じた記録ビーム光を発生し、これを光学式記録媒体1上のグルーブトラックGV上に照射する。この際、記録ビームが照射されたグルーブトラックGV上の領域に熱が伝わりその領域に情報ピットを形成する。
【0015】
また、読取ビーム光発生装置14は、スピンドルモータ3によって回転駆動される光学式記録媒体1に読取ビーム光を照射し、その記録面上に図3に示すような情報読取スポット15を形成させる。
【0016】
更に、4分割光検出器20は、情報記録トラック(グルーブトラックGV)の接線方向と、垂直方向とによって4分割された図21で示すような受光面20a、20b、20c、20dを有する光電変換素子からなる。その光電変換素子は、情報読取スポット15による光学式記録媒体1からの反射光を4つの受光面20a、20b、20c、20d各々によって受光し、それぞれを個別に電気信号に変換したものを受光信号Ra、Rb、Rc、Rdとして出力する。ただし、4分割光検出器20は、情報記録トラック(グルーブトラックGV)の接線方向で分割される2分割光検出器であってもよい。
【0017】
回転駆動される光学式記録媒体1上のランドトラックLD(プリピットトラック)上に形成されているランドプリピットLPPを検出するためにプリピット検出回路10が備えられている。プリピット検出回路10には、第1〜第6の実施の形態で説明するプリピット信号生成回路12と、このプリピット信号生成回路12の出力するプリピット信号PPを2値化する2値化回路11が備えられている。プリピット信号生成回路12は、ランドプリピットLPPを検出してプリピット信号PPを生成し、ニ値化回路11で2値化されプリピット検出信号PPDとして、記録処理回路9に供給される。ただし、プリピット信号生成回路12出力を直接記録処理回路9に入力し、記録処理回路9でプリピット検出しても良い。例えば、プリピット信号をA/D変換して取込み、デジタル処理でプリピット検出しても良いものとする。
【0018】
記録処理回路9は、プリピット検出信号PPDに基づいて、現時点において記録再生ヘッド2が記録又は再生を行っている位置、すなわち、グルーブトラックGV上の位置を認識し、この記録又は再生位置から所望の記録又は再生位置へと記録再生ヘッド2をトラックジャンプせしめるべき制御信号をサーボ制御装置6に供給する。
【0019】
また、光学式記録媒体1に記録された情報データを再生するために、情報データ再生回路8が備えられている。情報データ再生回路8は読取信号RSを2値化した後、復調処理、誤り訂正処理、及び各種情報復号処理を順次実施することにより、光学式記録媒体1上に記録されていた情報データ(映像データ、音声データ、コンピュータデータ)の再生を行い、これを出力する。
【0020】
所定のビーム径に収束した光ビームを光学式記録媒体1の表面上に照射するために、記録再生ヘッド2と隣接する位置にアクチュエータ5が備えられている。また、アクチュエータ5の中には、更に、コースアクチュエータ5a、フォーカスアクチュエータ5b、トラッキングアクチュエータ5cが備えられ、サーボ制御装置6により制御される。サーボ制御装置6は、受光信号Ra、Rb、Rc、Rdに基づいてフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号及びコースアクチュエータ制御信号を各々生成する。フォーカスエラー信号は、記録再生ヘッド2に搭載されているフォーカスアクチュエータ5bに供給され、図3に示すような情報読取スポット15の焦点を調整する。トラッキングエラー信号は、記録再生ヘッド2に搭載されているトラッキングアクチュエータ5cに供給され、情報読取スポットの形成位置をディスク半径方向にて調整する。コースアクチュエータ制御信号はコースアクチュエータ5aに供給され、コースアクチュエータ制御信号に応じた速度で記録再生ヘッド2をディスク半径方向に移送させる。
【0021】
スピンドルモータ3の回転速度を調節するために、スピンドルモータ制御装置4が備えられている。スピンドルモータ制御装置4はヘッドアンプ7から信号を受け予め定められた回転速度に対応した周波数になるようにスピンドルモータ3を回転駆動することを可能としている。
【0022】
(半導体集積回路)
本発明の第1〜第6の実施のプリピット信号生成回路12を用いる半導体集積回路100は図1に示すように、半導体チップと、半導体チップの上に集積化され、光学式記録媒体1の記録トラックの接線方向と、垂直方向に4分割された受光領域から検出された、接線方向上面側の2つの信号を加算した値から接線方向下面側の2つの信号を加算した値を減算したラジアルプッシュプル信号を生成し、ラジアルプッシュプル信号とラジアル上半面信号とを少なくとも用いて、記録トラック上の記録マークの位置のラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成し、ラジアルプッシュプル信号と補正信号を加算してプリピット信号を生成するプリピット信号生成回路12と、補正信号加算器とを少なくとも備えるプリピット信号生成回路12と、半導体チップの上に集積化され、プリピット信号生成回路12の出力側に接続された記録処理回路9と、半導体チップの上に集積化され、記録処理回路9の出力側に接続されたサーボ制御装置6と、半導体チップの上に集積化され、読取再生信号RSを入力し再生情報データを出力する情報データ再生回路8とを少なくとも備えることを特徴とする半導体集積回路100であることを要旨とする。
【0023】
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係るプリピット信号生成回路12は図4に示すように、4つの入力信号のうち記録トラックの接線方向の上面側の2つの受光領域が受光した2つの信号を加算したラジアル上半面信号R(a+b)から記録トラックの接線方向の下面側の2つの受光領域が受光した2つの信号を加算したラジアル下半面信号R(c+d)を減算したラジアルプッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成回路31と、ラジアルプッシュプル信号とラジアル上半面信号R(a+b)とを少なくとも用いて、プリピットに隣接する記録トラック上に記録マークが在る場合のラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))のピーク位置における補正信号を生成する補正信号生成回路32と、ラジアル上半面信号R(a+b)と補正信号を加算する補正信号加算器23とを少なくとも備えている。
【0024】
ラジアルプッシュプル信号生成回路31は、信号Aと信号Bを入力端子に接続する第1の加算器21と、信号Cと信号Dを入力端子に接続した第2の加算器22と、第1の加算器21の出力を正転入力端子に接続し、第2の加算器22の出力を反転入力端子に接続した減算器24を備えている。減算器24はラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))を出力する。
【0025】
補正信号生成回路32は、減算器24の出力側に接続した第1のコンデンサC1と、第1のコンデンサC1の出力に接続した第1の半波整流器26と、第1の加算器の出力に接続した第2のコンデンサC2と、第1の半波整流器26の出力と第2のコンデンサの出力を入力端子に接続した乗算器25と、乗算器25の出力に接続された第2の半波整流器27と、第2の半波整流器27の出力に接続した反転増幅器28と、反転増幅器28の出力と減算器24の出力を入力端子に接続した補正信号加算器23とを備えている。
【0026】
なお、図4では反転増幅器28を第2の半波整流器27の出力と加算器23の入力の間に挿入しているが、反転増幅器28の挿入位置はこの位置に限定するものではなく、第1の加算器21の出力と第2のコンデンサC2の間、第2のコンデンサC2と第1の半波整流器26の入力の間、減算器24の出力と第1のコンデンサC1の間、第1のコンデンサC1と乗算器25入力の間、第1の半波整流器26出力と乗算器26の間、乗算器25の出力と第2の半波整流器27入力の間でも良い。
【0027】
また、第1のコンデンサC1と第2のコンデンサC2は必須ではないが、直流成分を除去することによりノイズが低減でき、更に乗算器25の入力前に直流成分を除去できるので補正信号出力の直流成分のオフセットを小さくすることができるため、第1のコンデンサC1、第2のコンデンサC2を挿入しておいた方が望ましい。第1のコンデンサC1の挿入位置については第1の半波整流器26の出力と乗算器25入力の間でも良い。もしくは、第1のコンデンサC1と第2のコンデンサC2を除去して、第1の加算器21と第2の加算器22の入力にコンデンサを1個ずつ、計4個挿入しても良いし、第1の加算器21の出力と第2の加算器22の出力にコンデンサを1個ずつ計2個挿入しても良い。
【0028】
ここで、図4で示したプリピット信号生成回路12の動作について図5を用いて説明する。ここでは、図5(a)に示すような、記録済みの光学式記録媒体1のグルーブトラックGV2上を記録再生ヘッド2が光ビームを照射しながらランドプリピットLPP1からランドプリピットLPP2、ランドプリピットLPP3、ランドプリピットLPP4の方向へ移動する場合について、図5(b)〜(i)の信号を説明する。第1の加算器21は信号Aと信号Bを加算し図5(b)に示すように記録マークRMとランドプリピットLPP1及びランドプリピットLPP2の位置でレベルが低下し、ランドプリピットLPP3及びランドプリピットLPP4の位置でレベルが上昇するラジアル上半面信号R(a+b)を得る。一方、第2の加算器22は信号Cと信号Dを加算し図5(c)に示すような記録マークRMとランドプリピットLPP3及びランドプリピットLPP4の位置でレベルが低下し、ランドプリピットLPP1及びランドプリピットLPP2位置でレベルが上昇するラジアル下半面信号R(c+d)として出力する。更に、減算器24はラジアル上半面信号R(a+b)からラジアル下半面信号R(c+d)を減算した図5(d)に示すような記録マークの影響を受けて、ランドプリピットLPP2及びランドプリピットLPP4の位置でピークが小さくなっているラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))を出力する。第1のコンデンサC1はこのラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))の直流成分を除去し、第1の半波整流器26に信号が出力される。第1の半波整流器26は図5(e)に示すような、検出すべきでないランドプリピットLPP3及びランドプリピットLPP4に対応した正極性のピークを半波整流し除去した信号を出力する。乗算器25は第1の半波整流器26の出力信号と第2のコンデンサC2を介しラジアル上半面信号R(a+b)から直流成分を除去した信号と乗算し、図5(f)に示すような、記録マークが隣接していないランドプリピットLPP1の位置では負極性のピークを、記録マークが隣接しているランドプリピットLPP2の位置では正極性のピークを持つ信号を第2の半波整流器27に出力する。第2の半波整流器27の出力は図5(g)に示すような半波整流した信号を出力し、反転増幅器28により図5(h)に示すような元のラジアルプッシュプル信号と極性をそろえた信号として反転増幅される。更に反転増幅器28から出力される信号は補正信号加算器23により補正信号としてラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))と加算され、図5(i)に示すようなプリピット信号PPを生成する。
【0029】
従ってランドプリピットに隣接するグルーブトラック上の記録マークの有無に関係なく、正確なプリピット検出性能が可能なプリピット信号生成回路、プリピット信号生成回路、プリピット信号生成方法を得ることができる。
【0030】
乗算器25としては、例えば図6の回路例に示すように第1の入力電圧V1を入力する第1の差動増幅回路DA1と、第1の差動増幅回路DA1と並列に接続された第2の差動増幅回路DA2と、第2の入力電圧V2を入力する第3の差動増幅回路DA3とを備え、第1の入力電圧V1と第2の入力電圧V2を乗算した電圧を出力電圧Voutとして出力するギルバート・セル型乗算回路が使用可能である。ギルバート・セル型乗算回路は一般的な回路で入力信号V1と入力信号V2の乗算結果を負荷抵抗R1と負荷抵抗R2の差電圧、すなわち、出力電圧Voutとして出力する回路である。
【0031】
また、第1の半波整流器26は図7(a)の回路例に示すような入力電圧Viを一方の端子に入力し、他方の端子に基準電圧Vrefを入力する差動対DA4である。差動増幅回路DA4は第1のnpn型トランジスタQ11と第2のnpn型トランジスタQ12とから構成されている。すなわち、入力電圧Viをベース端子に入力する第1のnpn型トランジスタQ11と、基準電圧Vrefをベース端子に入力する第2のnpn型トランジスタQ12とにより構成される。第1のnpn型トランジスタQ11及び第2のnpn型トランジスタQ12の共通のコレクタ端子は高位電源VDDに接続されている。第1のnpn型トランジスタQ11及び第2のnpn型トランジスタQ12の共通のエミッタ端子は電流源IEEを介し低位電源VSSに接続されている。
【0032】
また、図7(a)で示した第1の半波整流器26の回路例の入出力特性は図7(b)に示すように、ベースエミッタ電圧をVbeとし、基準電圧源Vrefの出力電圧をVrとすると、入力電圧Vi>Vrの場合は、第1のnpn型トランジスタQ1がオンして通常のエミッタフォロアーとして動作するので、出力電圧Voutは入力電圧Viを第1のnpn型トランジスタQ11のベースエミッタ間電圧だけシフトした電圧となりVout=Vi−Vbeで表され、この場合の入出力間ゲインは1となる。入力信号Vi<Vrになると、第2のnpn型トランジスタQ12がオンしてVoutは出力電圧をVrから第2のnpn型トランジスタQ12のベースエミッタ間電圧VbeだけDCシフトした電圧となりVout=Vr−Vbeで表される。つまりViが基準電圧Vrに対して正側に振れた場合はそのまま出力し、Viが負側に振れた場合は固定電位を出力して半波整流動作をしている。又、入力信号Vi≒VrでVr近傍で動作している場合は、第1のnpn型トランジスタQ11と第2のnpn型トランジスタQ12はどちらもオンしてリニア領域で動作するので、差動対DA4は差動アンプとして動作し、Vout出力にはViとVrの差電圧を1/2倍した信号をトランジスタのベースエミッタ間電圧Vbeだけシフトした信号となり、Vout=(Vi−Vr)/2+Vr−Vbeで表され、この場合の入出力間ゲインは1/2となる。
【0033】
図5で示した波形ではノイズの無い理想的な波形で説明しているが、実際のラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))にはウォブル成分とノイズ成分が重畳した波形となる。この半波整流器は入力信号Vi≒VrでVr近傍で動作している時のゲインがVi>Vrの場合の半分となるので、この半波整流器にはVr近傍のノイズ成分を除去する効果がある。
【0034】
一方、第2の半波整流器27の回路例は図8(a)に示すような入力電圧Viを一方の端子に入力し、他方の端子に基準電圧Vrefを入力する差動対DA5である。差動増幅回路DA5は第1のpnp型トランジスタQ21と第2のpnp型トランジスタQ22とから構成されている。すなわち、入力電圧Viをベース端子に入力する第1のpnp型トランジスタQ21と、基準電圧Vrefをベース端子に入力する第2のpnp型トランジスタQ22とにより構成される。第1のpnp型トランジスタQ21と第2のpnp型トランジスタQ22との共通のコレクタ端子は電流源IEEを介し高位電源VDDに、第1のpnp型トランジスタQ21と第2のpnp型トランジスタQ22との共通のエミッタ端子は低位電源VSSに接続されている。
【0035】
更に、図8(a)で示した第2の半波整流器27の入出力特性は図8(b)に示すように、ベースエミッタ電圧をVbeとし、基準電圧源Vrefの出力電圧をVrとすると、入力信号Vi<Vrの場合は、第1のpnp型トランジスタQ21がオンして通常のエミッタフォロアーとして動作するので、出力信号Voutは入力信号Viを第1のpnp型トランジスタQ21のベースエミッタ間電圧だけシフトした信号となりVout=Vi−Vbeで表され、この場合入出力間ゲインは1となる。入力信号Vi>Vrになると、第2のpnp型トランジスタQ22がオンしてVoutは出力電圧をVrから第2のpnp型トランジスタQ22のベースエミッタ間電圧Vbeだけシフトした電圧となりVout=Vr−Vbeで表される。つまりViが基準電圧Vrに対して負側に振れた場合はそのまま出力し、Viが正側に振れた場合は固定電位を出力して半波整流動作をしている。
【0036】
又、入力信号Vi≒VrでVr近傍で動作している場合は、第1のpnp型トランジスタQ21と第2のpnp型トランジスタQ22はどちらもオンしてリニア領域で動作するので、差動対DA5は差動アンプとして動作し、Vout出力にはViとVrの差電圧を1/2倍した信号をトランジスタのベースエミッタ間電圧Vbeだけシフトした信号となり、Vout=(Vi−Vr)/2+Vr−Vbeで表され、この場合の入出力間ゲインは1/2となる。この半波整流器にはVr近傍のノイズ成分、ラジアルプッシュプル信号のウォブル成分を除去する効果がある。
【0037】
このような構成のプリピット信号生成回路12では、ランドプリピットLPPの隣接グルーブトラックGV上に記録マークRMがある場合だけ反転増幅器28から補正信号が出力され、この補正信号によってラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))を補正してプリピット信号PPを出力する。
【0038】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係るプリピット信号生成回路も図1に示す記録再生装置に用いられる。
【0039】
第2の実施の形態に係るプリピット信号生成回路12は図9に示すように、第1の半波整流器26の位置を第1の実施の形態との異なる位置に接続した例である。第1の実施の形態が第1のコンデンサC1と乗算器25の入力の間に接続されていたのに対し、第2の実施の形態では第1の半波整流器26を第2のコンデンサC2と乗算器25の入力の間に接続している。
【0040】
ここで、図9で示したプリピット信号生成回路12について、図10(a)に示すような、記録済みの光学式記録媒体1のグルーブトラックGV2上を記録再生ヘッド2が光ビームを照射しながらランドプリピットLPP1からランドプリピットLPP2、ランドプリピットLPP3、ランドプリピットLPP4の方向へ移動する場合の以下に示すような各所の信号を説明する。ヘッドアンプ7から出力される信号A、B、C、Dを入力し生成される図10(b)に示すラジアル上半面信号R(a+b)と、図10(c)に示すラジアル下半面信号R(c+d)と、図10(c)に示すラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))については第1の実施の形態と実質的に同様であるので、重複した記載を省略する。
【0041】
第2の実施の形態に係るプリピット信号生成回路12において、第2のコンデンサC2はラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))の直流成分を除去し、第1の半波整流器26に信号が出力される。第1の半波整流器26は図10(e)に示すような記録マークRMの位置で負極性側にピークを持つ半波整流した信号を出力する。乗算器25は第1の半波整流器26の出力信号と、第1のコンデンサC1を介しラジアル上半面信号R(a+b)から直流成分を除去した信号とを乗算し、図10(f)に示すような記録マークRMの位置においてのみ信号レベルが変動し、検出対象のランドプリピットLPP2の位置では正極性のピークを、検出対象でないLPP4の位置では負極性のピークを持つ信号を第2の半波整流器27に出力する。第2の半波整流器27の出力は図10(g)に示すような信号を出力し、反転増幅器28により図10(h)に示すような元のラジアルプッシュプル信号と極性をそろえた信号として反転増幅され、補正信号加算器23により補正信号としてラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))と加算され、図10(i)に示すようなプリピット信号PPを生成する。他は第1の実施の形態と実質的に同様であるので、重複した記載を省略する。
【0042】
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係るプリピット信号生成回路も図1に示す記録再生装置に用いられる。
【0043】
第3の実施の形態に係るプリピット信号生成回路12は図11に示すように、第1の実施の形態及び第2の実施の形態2における第1の半波整流器26に相当する回路を削除し、補正信号加算器の出力と減算器24の出力に接続されたマスク処理回路MA1を備えた実施の形態である。
【0044】
ここで、図11で示したプリピット信号生成回路12について、図12(a)に示すような、記録済みの光学式記録媒体1のグルーブトラックGV2上を記録再生ヘッド2が光ビームを照射しながらランドプリピットLPP1からランドプリピットLPP2、ランドプリピットLPP3、ランドプリピットLPP4の方向へ移動する場合の以下に示すような各所の信号を説明する。ヘッドアンプ7から出力される信号A、B、C、Dを入力し生成される図12(b)に示すラジアル上半面信号R(a+b)と、図12(c)に示すラジアル下半面信号R(c+d)と、図12(c)に示すラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))については第1の実施の形態と実質的に同様であるので、重複した記載を省略する。
【0045】
第3の実施の形態に係るプリピット信号生成回路12において、乗算器25は第1のコンデンサC1を介しラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))から直流成分を除去した信号と、第2のコンデンサC2を介しラジアル上半面信号R(a+b)から直流成分を除去した信号を乗算し、図12(e)に示すようなランドプリピットLPP1及びランドプリピットLPP4の位置で正極性のピーク、ランドプリピットLPP2、ランドプリピットLPP3の位置で負極性のピークを持つ信号を第2の半波整流器27に出力する。第2の半波整流器27はの出力は図12(f)に示すようなランドプリピットLPP2及びランドプリピットLPP3の位置に正極性のピークを持つ信号を出力し、反転増幅器28により図12(g)に示すような元のラジアルプッシュプル信号と極性をそろえた信号として反転増幅され、補正信号加算器23により補正信号としてラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))と加算され、図12(h)に示すような偽プリピット信号FPPを含む仮プリピット信号TPPを生成する。マスク処理回路MA1はラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))のマスク信号スライスレベルLV1をもとに図12(i)に示すようなマスク信号を作成し、仮プリピット信号TPPにマスク処理を行い図12(j)に示すようなプリピット信号PPを生成する。他は第1の実施の形態と実質的に同様であるので、重複した記載を省略する。
【0046】
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態に係るプリピット信号生成回路も図1に示す記録再生装置に用いられる。
【0047】
第4の実施の形態に係るプリピット信号生成回路は図13に示すように、第1の実施の形態及におけるプリセット信号生成回路12で示した第1の加算器の出力と第2のコンデンサC2の間に第4の加算器29を追加し、第4の加算器29の入力に第2の加算器を接続したものである。
【0048】
ここで、図13で示したプリピット信号生成回路12について、図14(a)に示すような、記録済みの光学式記録媒体1のグルーブトラックGV2上を記録再生ヘッド2が光ビームを照射しながらランドプリピットLPP1からランドプリピットLPP2、ランドプリピットLPP3、ランドプリピットLPP4の方向へ移動する場合の以下に示すような各所の信号を説明する。ヘッドアンプ7から出力される信号A、B、C、Dを入力し生成される図14(b)に示すラジアル上半面信号R(a+b)と、図14(c)に示すラジアル下半面信号R(c+d)と、図14(d)に示すラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))と、図14(f)に示す第1の半波整流器26出力信号については第1の実施の形態と実質的に同様であるので、重複した記載を省略する。
【0049】
第4の実施の形態に係るプリピット信号生成回路12において、第4の加算器29はラジアル上半面信号R(a+b)とラジアル下半面信号R(c+d)を加算し図14(c)に示すような記録マークRMの位置においてのみ信号レベルが変動し、ランドプリピットの位置でレベル変動がない全加算信号R(a+b+c+d)を出力する。乗算器25は第1の半波整流器26の出力信号と、第2のコンデンサC2を介し全加算信号R(a+b+c+d)から直流成分を除去した信号とを乗算し、図14(g)に示すような信号を第2の半波整流器27に出力する。第2の半波整流器27の出力は図14(h)に示すような信号を出力し、反転増幅器28により図14(i)に示すような信号として反転増幅され、補正信号加算器23により補正信号としてラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))と加算され、図14(j)に示すようなプリピット信号PPを生成する。他は第1の実施の形態と実質的に同様であるので、重複した記載を省略する。
【0050】
図13で示すような回路のシミュレーション波形として、図15に示すように記録マークRMのない位置でのランドプリピットLPPを検出する時刻T1と、記録マークRMのある位置でのランドプリピットLPPを検出する時刻T2における結果を得た。図15(a)は図14(b)で示したラジアル上半面信号R(a+b)と、図15(b)は図14(c)で示したラジアル下半面信号R(c+d)と、図15(c)は図14(e)で示したラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))と、図15(d)は図14(f)で示した第1の半波整流器26出力信号と、図15(e)は図14(j)で示したプリピット信号PPと夫々対応関係にあり、図15(f)は第2の従来技術におけるプリピット信号PPを示している。
【0051】
第4の実施の形態において生成されるプリピット信号PPと第2の従来技術により生成されるプリピット信号PPについて、記録マークRMのない位置でのランドプリピットLPPを検出する時刻T1と、記録マークRMのある位置でのランドプリピットLPPを検出する時刻T2における実測波形の拡大波形を図16に示す。図16(a)は第4の実施の形態において生成されるプリピット信号PPを示し、図16(b)は第2の従来技術によるプリピット信号PPを示している。どちらも時刻T1で示すような隣接グルーブに記録マークがある場合の補正はうまくいっていて記録マークが無い場合とほぼ同じレベルのプリピット信号を出力しているが、第2の従来技術の方がプリピット信号PPに含まれるノイズ成分が大きく、2値化可能範囲を比較すると、第4の実施の形態のプリピット信号のニ値化可能範囲16aの方が従来技術のニ値化可能範囲16bよりも広くなっている。よって第4の実施の形態ではより正確で安定したプリピット検出が可能になることを示している。
【0052】
入力信号レベルが同じであれば、全加算信号R(a+b+c+d)はランドプリピットの位置でレベル変動がない信号であるので、ラジアル上半面信号R(a+b)を用いた第1の実施の形態と比較すると、ランドプリピットLPP2の位置のレベル変動が小さくなり、最終的な補正信号レベルは小さくなる。従って、ラジアルプッシュプル信号LPPを補正する効果が若干劣るが、第1の実施の形態と同じ効果が得られる。
【0053】
(第5の実施の形態)
本発明の第5の実施の形態に係るプリピット信号生成回路も図1に示す記録再生装置に用いられる。
【0054】
第5の実施の形態に係るプリピット信号生成回路12は図17に示すように、第1の半波整流器26の位置を第4の実施の形態との異なる位置に接続した例である。第4の実施の形態が第1のコンデンサC1と乗算器25の入力の間に接続されたいたのに対し、第5の実施の形態では第1の半波整流器26を第2のコンデンサC2と乗算器25の入力の間に接続している。
【0055】
ここで、図17で示したプリピット信号生成回路12について、図18(a)に示すような、記録済みの光学式記録媒体1のグルーブトラックGV2上を記録再生ヘッド2が光ビームを照射しながらランドプリピットLPP1からランドプリピットLPP2、ランドプリピットLPP3、ランドプリピットLPP4の方向へ移動する場合の以下に示すような各所の信号を説明する。ヘッドアンプ7から出力される信号A、B、C、Dを入力し生成される図18(b)に示すラジアル上半面信号R(a+b)と、図14(c)に示すラジアル下半面信号R(c+d)と、図14(d)に示す全加算信号R(a+b+c+d)と、図14(e)に示すラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))については第4の実施の形態と実質的に同様であるので、重複した記載を省略する。
【0056】
第5の実施の形態に係るプリピット信号生成回路12において、第2のコンデンサC2は全加算信号R(a+b+c+d)の直流成分を除去し、第1の半波整流器26に信号が出力される。第1の半波整流器26は所定の基準電位を中心に図18(f)に示すような半波整流した信号を出力する。乗算器25は第1の半波整流器26の出力信号と、第1のコンデンサC1を介しラジアル上半面信号R(a+b)から直流成分を除去した信号とを乗算し、図18(g)に示すような信号を第2の半波整流器27に出力する。第2の半波整流器27はの出力は図18(h)に示すような信号を出力し、反転増幅器28により図18(i)に示すような信号として反転増幅され、補正信号加算器23により補正信号としてラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))と加算され、図18(j)に示すようなプリピット信号PPDを生成する。他は第4の実施の形態と実質的に同様であるので、重複した記載を省略する。
【0057】
(第6の実施の形態)
本発明の第6の実施の形態に係るプリピット信号生成回路も図1に示す記録再生装置に用いられる。
【0058】
第6の実施の形態に係るプリピット信号生成回路は図19に示すように、第4の実施の形態及び第5の実施の形態における第1の半波整流器26に相当する回路を削除し、補正信号加算器の出力と減算器24の出力に接続されたマスク処理回路MA1を備えた実施の形態である。
【0059】
ここで、図19で示したプリピット信号生成回路12について、図20(a)に示すような、記録済みの光学式記録媒体1のグルーブトラックGV2上を記録再生ヘッド2が光ビームを照射しながらランドプリピットLPP1からランドプリピットLPP2、ランドプリピットLPP3、ランドプリピットLPP4の方向へ移動する場合の以下に示すような各所の信号を説明する。ヘッドアンプ7から出力される信号A、B、C、Dを入力し生成される図19(b)に示すラジアル上半面信号R(a+b)と、図19(c)に示すラジアル下半面信号R(c+d)と、図19(d)に示す全加算信号R(a+b+c+d)と、図19(e)に示すラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))については第4の実施の形態と実質的に同様であるので、重複した記載を省略する。
【0060】
第6の実施の形態に係るプリピット信号生成回路12において、乗算器25は第1のコンデンサC1を介しラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))から直流成分を除去した信号と、第2のコンデンサC2を介し全加算信号R(a+b+c+d)から直流成分を除去した信号を乗算し、図20(f)に示すような信号を第2の半波整流器27に出力する。第2の半波整流器27はの出力は図20(g)に示すような信号を出力し、反転増幅器28により図20(h)に示すような信号として反転増幅され、補正信号加算器23により補正信号としてラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))と加算され、図20(i)に示すような偽プリピット信号FPPを含む仮プリピット信号TPPを生成する。マスク処理回路MA1はラジアルプッシュプル信号R((a+b)−(c+d))のマスク信号スライスレベルLV1をもとに図20(j)に示すようなマスク信号を作成し、仮プリピット信号TPPにマスク処理を行い図20(k)に示すようなプリピット信号PPを生成する。他は第4の実施の形態と実質的に同様であるので、重複した記載を省略する。
【0061】
【発明の効果】
本発明により、ランドプリピットに隣接するグルーブトラック上の記録マークの有無に関係なく、正確なプリピット検出性能が可能なプリピット信号生成回路、プリピット信号生成回路、プリピット信号生成方法を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る記録再生装置を説明した図である。
【図2】光学式記録媒体の記録面の一部を説明した図である。
【図3】光学式記録媒体の記録面におけるランドプリピットを含む様にグルーブトラックに照射形成させた光ビームスポットを説明した図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るプリピット信号生成回路を説明した図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るプリピット信号生成回路のタイミングチャートを説明した図である。
【図6】第1の実施の形態に係るプリピット信号生成回路の乗算器25の回路例を説明した図である。
【図7】図7(a)は第1の実施の形態に係るプリピット信号生成回路の第1の半波整流器の回路例を説明した図である。図7(b)は第1の実施の形態に係るプリピット信号生成回路の第1の半波整流器の回路例の入出力特性を説明した図である。
【図8】図8(a)は第1の実施の形態に係るプリピット信号生成回路の第2の半波整流器の回路例を説明した図である。図8(b)は第1の実施の形態に係るプリピット信号生成回路の第2の半波整流器の回路例の入出力特性を説明した図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るプリピット信号生成回路を説明した図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るプリピット信号生成回路のタイミングチャートを説明した図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係るプリピット信号生成回路を説明した図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係るプリピット信号生成回路のタイミングチャートを説明した図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態に係るプリピット信号生成回路を説明した図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態に係るプリピット信号生成回路のタイミングチャートを説明した図である。
【図15】本発明の第4の実施の形態に係るプリピット信号生成回路のシミュレーション波形を説明した図である。
【図16】本発明の第4の実施の形態に係るプリピット信号生成回路により生成されるプリピット信号と従来の技術のプリピット信号波形を比較した図である。
【図17】本発明の第5の実施の形態に係るプリピット信号生成回路を説明した図である。
【図18】本発明の第5の実施の形態に係るプリピット信号生成回路のタイミングチャートを説明した図である。
【図19】本発明の第6の実施の形態に係るプリピット信号生成回路を説明した図である。
【図20】本発明の第6の実施の形態に係るプリピット信号生成回路のタイミングチャートを説明した図である。
【図21】従来のプリピット検出装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:光学式記録媒体
2:記録再生ヘッド
3:スピンドルモータ
4:スピンドルモータ制御装置
5:アクチュエータ
5a:コースアクチュエータ
5b:フォーカスアクチュエータ
5c:トラッキングアクチュエータ
6:サーボ制御装置
7:ヘッドアンプ
8:情報データ再生回路
9:記録処理回路
10:プリピット検出回路
11:2値化回路
12:プリピット信号生成回路
13:記録ビーム洸発生装置
14:読取ビーム光発生装置
15:光情報スポット
20:4分割光検出器
21:第1の加算器
22:第2の加算器
23:補正信号加算器
24:減算器
25:乗算器
26:半波整流器(第1の半波整流器)
27:第2の半端整流器
28:反転増幅器
29:第4の加算器
31:ラジアルプッシュプル信号生成回路
32:補正信号生成回路
51、52:増幅器
k1:増幅器51のゲイン
k2:増幅器52のゲイン
C1:第1のコンデンサ
C2:第2のコンデンサ
MA1:マスク処理回路
R(a+b):ラジアル上半面信号
R(c+d):ラジアル下半面信号
R(a+b)−(c+d):ラジアルプッシュプル信号
MS:記録情報データ
PS:再生情報データ
RS:読取信号
PPD:プリピット検出信号
PP:プリピット信号
FPP:偽プリピット信号
TPP:仮プリピット信号
LV1:マスク信号スライスレベル
LPP:ランドプリピット
LPP1〜4:ランドプリピット
LD:ランドトラック
LD1〜4:ランドトラック
GV:グルーブトラック
GV1〜4:グルーブトラック
A〜D:信号
VDD:高位電源
VSS:低位電源
Q1:第1のnpn型トランジスタ
Q2:第2のnpn型トランジスタ
Q3:第3のnpn型トランジスタ
Q4:第4のnpn型トランジスタ
Q5:第5のnpn型トランジスタ
Q6:第6のnpn型トランジスタ
Q11:第1のnpn型トランジスタ
Q12:第2のnpn型トランジスタ
Q21:第1のpnp型トランジスタ
Q22:第2のpnp型トランジスタ
DA1:第1の差動増幅器
DA2:第2の差動増幅器
DA3:第3の差動増幅器
DA4〜5:差動対
R1〜2:負荷抵抗
IEE:電流源
Vout:出力電圧
Vin:入力電圧
Vref:基準電圧源(Vr)
Vbe:ベース・エミッタ間電圧
RM:記録マーク
Claims (23)
- 少なくとも光学式記録媒体の記録トラックの接線方向に関して2分割された受光領域が検出した信号から前記光学式記録媒体のプリピットを検出するためのプリピット信号を生成するプリピット信号生成回路であって、
前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号から、前記接線方向の下面側の受光領域が受光したラジアル下半面信号を減算し、ラジアルプッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成回路と、
前記ラジアルプッシュプル信号を入力する第1の半波整流器、該第1の半波整流器の出力を一方の入力端子、前記ラジアル上半面信号を他方の入力端子に入力する乗算器、該乗算器の出力側に接続された第2の半波整流器、該第2の半波整流器の出力側に接続され補正信号を出力する反転増幅器を有し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成する補正信号生成回路と、
前記ラジアルプッシュプル信号と前記補正信号を加算する補正信号加算器
とを備えることを特徴とするプリピット信号生成回路。 - 少なくとも光学式記録媒体の記録トラックの接線方向に関して2分割された受光領域が検出した信号から前記光学式記録媒体のプリピットを検出するためのプリピット信号を生成するプリピット信号生成回路であって、
前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号から、前記接線方向の下面側の受光領域が受光したラジアル下半面信号を減算し、ラジアルプッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成回路と、
前記ラジアル上半面信号を入力する第1の半波整流器、該第1の半波整流器の出力を一方の入力端子、前記ラジアルプッシュプル信号を他方の入力端子に入力する乗算器、該乗算器の出力側に接続された第2の半波整流器、該第2の半波整流器の出力側に接続され補正信号を出力する反転増幅器を有し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成する補正信号生成回路と、
前記ラジアルプッシュプル信号と前記補正信号を加算する補正信号加算器
とを備えることを特徴とするプリピット信号生成回路。 - 少なくとも光学式記録媒体の記録トラックの接線方向に関して2分割された受光領域が検出した信号から前記光学式記録媒体のプリピットを検出するためのプリピット信号を生成するプリピット信号生成回路であって、
前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号から、前記接線方向の下面側の受光領域が受光したラジアル下半面信号を減算し、ラジアルプッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成回路と、
前記ラジアル上半面信号を一方の入力端子、前記ラジアル下半面信号を他方の入力端子に入力する全信号加算器、前記ラジアルプッシュプル信号を入力する第1の半波整流器、該第1の半波整流器の出力を一方の入力端子、前記全信号加算器の出力を他方の入力端子に入力する乗算器、該乗算器の出力側に接続された第2の半波整流器、該第2の半波整流器の出力側に接続され補正信号を出力する反転増幅器を有し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成する補正信号生成回路と、
前記ラジアルプッシュプル信号と前記補正信号を加算する補正信号加算器
とを備えることを特徴とするプリピット信号生成回路。 - 少なくとも光学式記録媒体の記録トラックの接線方向に関して2分割された受光領域が検出した信号から前記光学式記録媒体のプリピットを検出するためのプリピット信号を生成するプリピット信号生成回路であって、
前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号から、前記接線方向の 下面側の受光領域が受光したラジアル下半面信号を減算し、ラジアルプッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成回路と、
前記補正信号生成回路は、前記ラジアル上半面信号を一方の入力端子、前記ラジアル下半面信号を他方の入力端子に入力する全信号加算器、該全信号加算器の出力を入力する第1の半波整流器、該第1の半波整流器の出力を一方の入力端子、前記ラジアルプッシュプル信号を他方の入力端子に入力する乗算器、該乗算器の出力側に接続された第2の半波整流器、該第2の半波整流器の出力側に接続され補正信号を出力する反転増幅器を有し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成する補正信号生成回路と、
前記ラジアルプッシュプル信号と前記補正信号を加算する補正信号加算器
とを備えることを特徴とするプリピット信号生成回路。 - 前記ラジアル上半面信号は、前記上面側の受光領域を前記記録トラックの垂直方向に関して更に2分割した受光領域が検出した2つの信号をもとに生成されることを特徴とする請求項11〜4のいずれか1項に記載のプリピット信号生成回路。
- 前記ラジアル下半面信号は、前記下面側の受光領域を前記記録トラックの垂直方向に関して更に2分割した受光領域が検出した2つの信号をもとに生成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のプリピット信号生成回路。
- 前記プッシュプル信号生成回路は、前記上面側の2つの受光領域が受光した2つの信号を入力する上半面信号加算器と、
前記下面側の2つの受光領域が受光した2つの信号を加算する下半面信号加算器と、
前記上半面信号加算器の出力を正転入力端子に接続し、前記下半面信号加算器の出力を反転入力端子に接続した減算器とを備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のプリピット信号生成回路。 - 半導体チップと、
該半導体チップの上に集積化され、少なくとも光学式記録媒体の記録トラックの接線方向に関して2分割された受光領域の前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号から、前記接線方向の下面側の受光領域が受光したラジアル下半面信号を減算し、ラジアルプッシュプル信号を生成し、該ラジアルプッシュプル信号を半波整流し、該半波整流されたラジアルプッシュプル信号と前記ラジアル上半面信号とを乗算し、該乗算した結果を半波整流し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成し、前記ラジアルプッシュプル信号と前記補正信号を加算してプリピット信号を生成するプリピット信号生成回路と、
前記半導体チップの上に集積化され、前記プリピット信号生成回路の出力側に接続された記録処理回路と、
前記半導体チップの上に集積化され、前記記録処理回路の出力側に接続されたサーボ制御装置と、
前記半導体チップの上に集積化され、読取再生信号を入力し再生情報データを出力する情報データ再生回路とを少なくとも備えることを特徴とする半導体集積回路。 - 半導体チップと、
該半導体チップの上に集積化され、少なくとも光学式記録媒体の記録トラックの接線方向に関して2分割された受光領域の前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号から、前記接線方向の下面側の受光領域が受光したラジアル下半面信号を減算し、ラジアルプッシュプル信号を生成し、前記ラジアル上半面信号を半波整流し、該半波整流された前記ラジアル上半面信号と前記ラジアルプッシュプル信号とを乗算し、該乗算した結果を半波整流し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュ プル信号の補正信号を生成し、前記ラジアルプッシュプル信号と前記補正信号を加算してプリピット信号を生成するプリピット信号生成回路と、
前記半導体チップの上に集積化され、前記プリピット信号生成回路の出力側に接続された記録処理回路と、
前記半導体チップの上に集積化され、前記記録処理回路の出力側に接続されたサーボ制御装置と、
前記半導体チップの上に集積化され、読取再生信号を入力し再生情報データを出力する情報データ再生回路とを少なくとも備えることを特徴とする半導体集積回路。 - 半導体チップと、
該半導体チップの上に集積化され、少なくとも光学式記録媒体の記録トラックの接線方向に関して2分割された受光領域の前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号から、前記接線方向の下面側の受光領域が受光したラジアル下半面信号を減算し、ラジアルプッシュプル信号を生成し、前記ラジアル上半面信号と前記ラジアル下半面信号を全信号加算し、該ラジアルプッシュプル信号を半波整流し、該半波整流されたラジアルプッシュプル信号と前記全信号加算された全信号加算信号を乗算し、該乗算した結果を半波整流し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成し、前記ラジアルプッシュプル信号と前記補正信号を加算してプリピット信号を生成するプリピット信号生成回路と、
前記半導体チップの上に集積化され、前記プリピット信号生成回路の出力側に接続された記録処理回路と、
前記半導体チップの上に集積化され、前記記録処理回路の出力側に接続されたサーボ制御装置と、
前記半導体チップの上に集積化され、読取再生信号を入力し再生情報データを出力する情報データ再生回路とを少なくとも備えることを特徴とする半導体集積回路。 - 半導体チップと、
該半導体チップの上に集積化され、少なくとも光学式記録媒体の記録トラックの接線方向に関して2分割された受光領域の前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号から、前記接線方向の下面側の受光領域が受光したラジアル下半面信号を減算し、ラジアルプッシュプル信号を生成し、前記ラジアル上半面信号と前記ラジアル下半面信号を全信号加算し、該全信号加算した全信号加算信号を半波整流し、該半波整流された前記全信号加算信号と前記ラジアルプッシュプル信号とを乗算し、該乗算した結果を半波整流し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成し、前記ラジアルプッシュプル信号と前記補正信号を加算してプリピット信号を生成するプリピット信号生成回路と、
前記半導体チップの上に集積化され、前記プリピット信号生成回路の出力側に接続された記録処理回路と、
前記半導体チップの上に集積化され、前記記録処理回路の出力側に接続されたサーボ制御装置と、
前記半導体チップの上に集積化され、読取再生信号を入力し再生情報データを出力する情報データ再生回路とを少なくとも備えることを特徴とする半導体集積回路。 - 記録トラック上にあらかじめ記録されたプリピットを有する光学式記録媒体と、
前記光学式記録媒体に記録又は読取りのためのビーム光を照射するビーム光発生装置と、前記ビーム光の反射光を前記記録トラックの接線方向に関して、少なくとも2分割した受光領域により検出する検出する検出器とを有する記録再生ヘッドと、
前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号から、前記接線方向の下面側の受光領域が受光したラジアル下半面信号を減算し、ラジアルプッシュプル信号を生成し、該ラジアルプッシュプル信号を半波整流し、該半波整流されたラジアルプッシュ プル信号と前記ラジアル上半面信号とを乗算し、該乗算した結果を半波整流し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成し、前記ラジアルプッシュプル信号と前記補正信号を加算してプリピット信号を生成するプリピット信号生成回路と、
前記半導体チップの上に集積化され、前記プリピット信号生成回路の出力側に接続された記録処理回路と、
とを含むことを特徴とする記録再生装置。 - 記録トラック上にあらかじめ記録されたプリピットを有する光学式記録媒体と、
前記光学式記録媒体に記録又は読取りのためのビーム光を照射するビーム光発生装置と、前記ビーム光の反射光を前記記録トラックの接線方向に関して、少なくとも2分割した受光領域により検出する検出する検出器とを有する記録再生ヘッドと、
前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号から、前記接線方向の下面側の受光領域が受光したラジアル下半面信号を減算し、ラジアルプッシュプル信号を生成し、前記ラジアル上半面信号を半波整流し、該半波整流された前記ラジアル上半面信号と前記ラジアルプッシュプル信号とを乗算し、該乗算した結果を半波整流し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成し、前記ラジアルプッシュプル信号と前記補正信号を加算してプリピット信号を生成するプリピット信号生成回路と、
前記半導体チップの上に集積化され、前記プリピット信号生成回路の出力側に接続された記録処理回路と、
とを含むことを特徴とする記録再生装置。 - 記録トラック上にあらかじめ記録されたプリピットを有する光学式記録媒体と、
前記光学式記録媒体に記録又は読取りのためのビーム光を照射するビーム光発生装置と、前記ビーム光の反射光を前記記録トラックの接線方向に関して、少なくとも2分割した受光領域により検出する検出する検出器とを有する記録再生ヘッドと、
前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号から、前記接線方向の下面側の受光領域が受光したラジアル下半面信号を減算し、ラジアルプッシュプル信号を生成し、前記ラジアル上半面信号と前記ラジアル下半面信号を全信号加算し、該ラジアルプッシュプル信号を半波整流し、該半波整流されたラジアルプッシュプル信号と前記全信号加算された全信号加算信号を乗算し、該乗算した結果を半波整流し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成し、前記ラジアルプッシュプル信号と前記補正信号を加算してプリピット信号を生成するプリピット信号生成回路と、
前記半導体チップの上に集積化され、前記プリピット信号生成回路の出力側に接続された記録処理回路と、
とを含むことを特徴とする記録再生装置。 - 記録トラック上にあらかじめ記録されたプリピットを有する光学式記録媒体と、
前記光学式記録媒体に記録又は読取りのためのビーム光を照射するビーム光発生装置と、前記ビーム光の反射光を前記記録トラックの接線方向に関して、少なくとも2分割した受光領域により検出する検出する検出器とを有する記録再生ヘッドと、
前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号から、前記接線方向の下面側の受光領域が受光したラジアル下半面信号を減算し、ラジアルプッシュプル信号を生成し、前記ラジアル上半面信号と前記ラジアル下半面信号を全信号加算し、該全信号加算した全信号加算信号を半波整流し、該半波整流された前記全信号加算信号と前記ラジアルプッシュプル信号とを乗算し、該乗算した結果を半波整流し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成し、前記ラジアルプッシュプル信号と前記補正信号を加算してプリピット信号を生成するプリピット信号生成回 路と、
前記半導体チップの上に集積化され、前記プリピット信号生成回路の出力側に接続された記録処理回路と、
とを含むことを特徴とする記録再生装置。 - 前記ラジアル上半面信号は、前記上面側の受光領域を前記記録トラックの垂直方向に関して更に2分割した受光領域が検出した2つの信号をもとに生成されることを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項記載の記録再生装置。
- 前記ラジアル下半面信号は、前記下面側の受光領域を前記記録トラックの垂直方向に関して更に2分割した受光領域が検出した2つの信号をもとに生成されることを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項記載の記録再生装置。
- 光学式記録媒体の記録トラックの接線方向関して2分割した受光領域により前記光学式記録媒体からの反射光を受光するステップと、
前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号を生成するステップと、
前記接線方向の下面側の受光領域が受光した加算したラジアル下半面信号を生成するステップと、
前記ラジアル上半面信号から前記ラジアル下半面信号を減算しラジアルプッシュプル信号を生成するステップと、
該ラジアルプッシュプル信号を半波整流するステップと、
該半波整流されたラジアルプッシュプル信号と前記ラジアル上半面信号とを乗算するステップと、
該乗算した結果を半波整流し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成するステップと、
前記ラジアルプッシュプル信号に前記補正信号を加算するステップとを備えることを特徴とするプリピット信号生成方法。 - 光学式記録媒体の記録トラックの接線方向関して2分割した受光領域により前記光学式記録媒体からの反射光を受光するステップと、
前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号を生成するステップと、
前記接線方向の下面側の受光領域が受光した加算したラジアル下半面信号を生成するステップと、
前記ラジアル上半面信号から前記ラジアル下半面信号を減算しラジアルプッシュプル信号を生成するステップと、
前記ラジアル上半面信号を半波整流するステップと、
該半波整流された前記ラジアル上半面信号と前記ラジアルプッシュプル信号とを乗算するステップと、
該乗算した結果を半波整流し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成するステップと、
前記ラジアルプッシュプル信号に前記補正信号を加算するステップとを備えることを特徴とするプリピット信号生成方法。 - 光学式記録媒体の記録トラックの接線方向関して2分割した受光領域により前記光学式記録媒体からの反射光を受光するステップと、
前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号を生成するステップと、
前記接線方向の下面側の受光領域が受光した加算したラジアル下半面信号を生成するス テップと、
前記ラジアル上半面信号から前記ラジアル下半面信号を減算しラジアルプッシュプル信号を生成するステップと、
前記ラジアル上半面信号と前記ラジアル下半面信号を全信号加算するステップと、
該ラジアルプッシュプル信号を半波整流するステップと、
該半波整流されたラジアルプッシュプル信号と前記全信号加算された全信号加算信号を乗算するステップと、
該乗算した結果を半波整流し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成するステップと、
前記ラジアルプッシュプル信号に前記補正信号を加算するステップとを備えることを特徴とするプリピット信号生成方法。 - 光学式記録媒体の記録トラックの接線方向関して2分割した受光領域により前記光学式記録媒体からの反射光を受光するステップと、
前記接線方向の上面側の受光領域が受光したラジアル上半面信号を生成するステップと、
前記接線方向の下面側の受光領域が受光した加算したラジアル下半面信号を生成するステップと、
前記ラジアル上半面信号から前記ラジアル下半面信号を減算しラジアルプッシュプル信号を生成するステップと、
前記ラジアル上半面信号と前記ラジアル下半面信号を全信号加算するステップと、
該全信号加算した全信号加算信号を半波整流するステップと、
該半波整流された前記全信号加算信号と前記ラジアルプッシュプル信号とを乗算するステップと、
該乗算した結果を半波整流し、前記記録トラック上の記録マークの位置の前記ラジアルプッシュプル信号の補正信号を生成するステップと、
前記ラジアルプッシュプル信号に前記補正信号を加算するステップとを備えることを特徴とするプリピット信号生成方法。 - 前記ラジアル上半面信号をもとに前記補正信号を生成するステップは、更に前記上面側の受光領域を前記記録トラックの垂直方向に関して更に2分割した受光領域が検出した2つの信号をもとに生成することを特徴とする請求項18〜21のいずれか1項記載のプリピット信号生成方法。
- 前記ラジアル下半面信号をもとに前記補正信号を生成するステップは、更に前記下面側の受光領域を前記記録トラックの垂直方向に関して更に2分割した受光領域が検出した2つの信号をもとに生成することを特徴とする請求項18〜22のいずれか1項記載のプリピット信号生成方法。
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