JP3807561B2 - 駆動装置の構成部品取付構造 - Google Patents

駆動装置の構成部品取付構造 Download PDF

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    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン、スロットル弁、燃料供給手段、および制御手段を備えた船外機等に搭載される駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記駆動装置には、従来、次のように構成されたものがある。
【0003】
即ち、スロットル弁が、その内部が吸気通路とされるスロットルボディと、このスロットルボディに支承されて、上記吸気通路の開度を可変とする弁体とで構成されている。そして、エンジンに上記スロットルボディが締結具によって締結され、これにより、上記スロットル弁がエンジンに支持されている。また、上記吸気通路を通して外部の空気が同上エンジン内に吸入されることとされ、上記吸入される空気に対し燃料を供給する燃料供給手段が設けられ、かつ、この燃料供給手段を制御する制御手段が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の駆動装置では、エンジンに対し、スロットルボディ、燃料供給手段、および制御手段がそれぞれ個別に取り付けられている。
【0005】
このため、上記駆動装置を組み立てる場合には、上記エンジンに対しスロットルボディ、燃料供給手段、および制御手段を順次取り付ける必要がある。しかし、エンジン周りの空間は狭いため、上記組み立て作業は煩雑になっている。
【0006】
また、エンジンに対するスロットルボディ等の取り付けのために、それぞれブラケットが設けられているが、このため、駆動装置の部品が多くなって、その構成が複雑になっている。
【0007】
また、上記駆動装置は、船等の狭い空間に設置されることが多いため、これを、よりコンパクトにすることが望まれている。
【0008】
また、上記燃料供給手段を構成する燃料噴射弁は、通常、構造が精密であり、しかも、磁力で開閉動作させられるようになっていて、その要部材質が強磁性体である鉄系とされることが多く、これは水分や、塩分による腐食が進み易いものである。
【0009】
このため、上記燃料噴射弁がエンジンに吸入される空気中の水分や塩分にさらされると、容易に腐食してその作動が阻害されるなど寿命が短くなるという問題がある。
【0010】
また、上記燃料供給手段を構成する高圧燃料ポンプと、高圧燃料ポンプ制御装置とを接続させる電線には、大電流が流れるため、この電線はできるだけ短くし、かつ、この電線の配線作業が容易にできるようにすることが望まれている。
【0011】
更に、上記制御手段を構成してスロットル弁の開度を検出する開度センサーは、その検出信号により、燃料供給手段を制御するが、上記開度センサーがエンジンからの振動で振動すると、検出精度が低下して上記燃料供給手段の制御が阻害され、このため、エンジン性能が低下させられるおそれを生じる。
【0012】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、駆動装置の組み立て作業が容易にできるようにすると共に、この駆動装置の構成を簡単にさせることを主たる課題とする。
【0013】
また、その他、前記種々の問題点を解決し、かつ、従来からの要求に応じることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するための本発明の駆動装置の構成部品取付構造は、次の如くである。
【0015】
請求項1の発明は、スロットル弁31を、その内部が吸気通路30とされるスロットルボディ31aと、このスロットルボディ31aに支承されて、上記吸気通路30の開度を可変とする弁体31bとで構成し、エンジン13に上記スロットルボディ31aを締結具31cによって締結し、上記吸気通路30を通して外部の空気Aが同上エンジン13内に吸入されるようにし、上記吸入される空気Aに対し燃料36を供給する燃料供給手段39を設け、この燃料供給手段39を制御する制御手段71を設けた駆動装置において、上記スロットルボディ31aに上記燃料供給手段39と制御手段71とを取り付けて一つの結合体とし、この結合体を上記締結具31cによって上記エンジン13に対し一体的に着脱自在とし
【0016】
記エンジン13のクランク軸21の軸心19を垂直にしたときの垂直方向から見た平面視で、ある水平な一方向を前方としたとき、上記エンジン13の前方にスロットル弁31を配置し、このスロットル弁31の吸気通路30の軸心30aが前後方向に延びるようにし、左右方向で、上記スロットル弁31の一側方に上記燃料供給手段39を配設し、上記スロットル弁31の前端に吸気取入箱32を締結具32aにより取り付け、上記吸気取入箱32の一部32bを上記一側方に延出させて、この吸気取入箱32の一部32bで上記燃料供給手段39をその前方から覆い、上記吸気取入箱32の一部32bを他の締結具32a′で同上スロットル弁31に取り付け、上記他の締結具32a′を上記燃料供給手段39の上記一側方の外方に位置させたものである。
【0017】
請求項2の発明は、請求項1の発明に加えて、上記締結具31cの軸心に沿った視線でみて、この軸心から上記燃料供給手段39と制御手段71とを偏位させたものである。
【0018】
請求項の発明は、請求項1、もしくは2の発明に加えて、上記エンジン13のクランク軸21の軸心19を垂直にしたときの垂直方向から見た平面視で、上記クランク軸21の軸心19を通って前後方向に延びる仮想線を基準として、上記吸気通路30の軸心30aを上記燃料供給手段39とは反対側に位置させたものである。
【0019】
請求項の発明は、請求項からのうちいずれか1つの発明に加えて、上記燃料供給手段39が、上記スロットルボディ31aに取り付けられて上記吸気通路30内に燃料36を噴射する燃料噴射弁37と、この燃料噴射弁37に供給される燃料36を溜めるベーパセパレータタンク42とを備え、上記左右方向で、上記燃料噴射弁37を基準として、上記スロットルボディ31aとは反対側に上記ベーパセパレータタンク42を位置させたものである。
【0020】
請求項の発明は、請求項1からのうちいずれか1つの発明に加えて、上記燃料供給手段39が、上記スロットルボディ31aに取り付けられて上記吸気通路30内に燃料36を噴射する燃料噴射弁37と、この燃料噴射弁37に供給される燃料36を溜めるベーパセパレータタンク42と、このベーパセパレータタンク42内の燃料36を上記燃料噴射弁37に加圧して供給する高圧燃料ポンプ52とを備え、一方、上記制御手段71が、上記スロットルボディ31aに取り付けられて上記高圧燃料ポンプ52を制御する高圧燃料ポンプ制御装置73を備え、上記高圧燃料ポンプ52と高圧燃料ポンプ制御装置73とを互いに接近させたものである。
【0021】
請求項の発明は、請求項1からのうちいずれか1つの発明に加えて、上記制御手段71が、上記スロットル弁31における吸気通路30の開度を検出する開度センサー72を備え、この開度センサー72を上記スロットルボディ31aに取り付けたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
【0023】
図2において、符号1は水面2に浮かべられる船で、矢印Frはこの船1の前方(ある水平な一方向に相当する)を示している。なお、下記する左右とは上記前方に向っての方向をいうものとする。
【0024】
上記船1の船体3の後部に駆動装置である船外機4が着脱自在に取り付けられている。この船外機4は、上記船体3の後部に着脱自在に取り付けられるクランプブラケット6と、このクランプブラケット6に枢支軸7を介し上下回動自在に枢支されるスイベルブラケット8と、このスイベルブラケット8を上下回動させる油圧シリンダ9と、上記スイベルブラケット8に支持される推進ユニット10とを備えている。
【0025】
上記推進ユニット10は上記スイベルブラケット8に支持されるケース12を有し、このケース12の上部に内燃機関である多気筒2サイクルエンジン13が取り付けられ、このエンジン13をその上方から覆うカウリング14が設けられている。
【0026】
上記エンジン13の下方で上記ケース12内には軸心がほぼ垂直の動力伝達軸15が設けられ、この動力伝達軸15は上記ケース12に軸受により両端支持されてその軸心回りに回転自在とされている。また、上記ケース12の下端部には軸心が前後方向に延びるプロペラ軸16がその軸心回りに回転自在に支承されている。このプロペラ軸16の後端部は上記ケース12の下端部の後端から外方に突出し、上記プロペラ軸16の後端部にプロペラ17が取り付けられている。
【0027】
図1〜5において、上記エンジン13は2サイクル6気筒エンジンで上記ケース12に支持されるクランクケース20を有し、このクランクケース20には軸心19がほぼ垂直(縦向き)のクランク軸21が収容されると共に、その軸心19回りに回転自在に支承されている。
【0028】
上記クランクケース20には、各気筒を構成するシリンダ本体22が突設されている。このシリンダ本体22には各気筒毎にシリンダ孔23が形成され、これら各シリンダ孔23にそれぞれピストン24が摺動自在に嵌入され、これら各ピストン24はそれぞれ連接棒25により上記クランク軸21に連動連結されている。また、同上クランクケース20にはその内外を連通させる吸気ポート27が各気筒毎に形成されている。
【0029】
一端がカウリング14内の大気に開口し他端が上記吸気ポート27に連通する吸気系部材26が設けられている。この吸気系部材26は、上記クランクケース20に取り付けられるスロットル弁31と、このスロットル弁31の前端に締結具32aにより着脱自在に取り付けられる樹脂製の吸気取入箱32とを備えている。この場合、締結具32aに対するねじ回しの操作は、上記吸気取入箱32の前方からできることとされている。
【0030】
上記スロットル弁31は、上記エンジン13の前方に配置され、上記各吸気ポート27にそれぞれ連通する吸気通路30を有するスロットルボディ31aと、このスロットルボディ31aに支承されて上記各吸気通路30の開度を可変とするバタフライ形式の弁体31bとで構成され、上記吸気通路30の軸心30aは前後方向に延びている。上記スロットルボディ31aはアルミ合金製で十分の剛性を有しており、上記クランクケース20に締結具31cによって着脱自在に強固に締結されている。
【0031】
上記スロットル弁31は各気筒毎に設けられて、上下に積み重ねられており、その各スロットルボディ31aは一体成形されている。また、上記各スロットル弁31の弁体31bはリンク機構31dによって互いに連動連結され、互いに同じ開度をとることとされている。
【0032】
上記吸気取入箱32はサイレンサーとしての機能を有し、その内部は上記スロットル弁31の各吸気通路30のそれぞれに連通する共通の吸気通路30とされている。この吸気取入箱32の吸気通路30と、上記スロットル弁31の吸気通路30とを通して上記吸気取入箱32の外部が上記吸気ポート27に連通し、この場合、上記吸気取入箱32に上記吸気系部材26の上流端開口33が形成されている。また、上記各吸気ポート27には、それぞれリード弁29が設けられている。
【0033】
そして、上記吸気取入箱32の外部の空気Aが、上記上流端開口33、各吸気通路30,30、リード弁29、および吸気ポート27を通してクランクケース20の内部に流入可能とされ、この場合、上記各リード弁29は空気Aを上記クランクケース20の内部側に向ってのみ流動させる。
【0034】
上記各シリンダ本体22内で、このシリンダ本体22とピストン24とで囲まれた空間が燃焼室34であり、この燃焼室34に点火プラグ35の放電部が臨んでいる。
【0035】
上記吸気通路30を通して吸入される空気Aに対し、燃料36を供給可能とする燃料供給手段39が設けられている。
【0036】
上記燃料供給手段39は、各気筒毎に上記スロットル弁31のスロットルボディ31aに取り付けられる燃料噴射弁37を有している。これら各燃料噴射弁37は、上記各リード弁29よりも上流側の吸気通路30内に燃料36を噴射し、この燃料36を上記吸気通路30を通る空気Aに供給可能とする。上記燃料噴射弁37は、磁力で開閉作動させられるソレノイド開閉式であって、その要部材質は鉄系の強磁性体とされている。
【0037】
また、上記燃料供給手段39は上記各燃料噴射弁37の各上流端を互いに連通させる燃料レール38を有している。一方、上記船体3には燃料36を溜める燃料タンク41が支持されている。また、上記燃料供給手段39は上記燃料噴射弁37に供給される燃料36を溜めるアルミ鋳造製のベーパセパレータタンク42を有し、このベーパセパレータタンク42は上下一対の締結具43,43により、上記スロットルボディ31aに着脱自在に締結されている。
【0038】
上記燃料タンク41から上記ベーパセパレータタンク42内に燃料36を供給可能とする手動の第1燃料ポンプ48と、ダイヤフラム式の低圧の第2燃料ポンプ49とが直列に設けられ、これら第1、第2燃料ポンプ48,49の間にはチューブ50とフィルター51とが介設されている。
【0039】
上記ベーパセパレータタンク42の燃料36を加圧し高圧にして上記燃料レール38に供給する高圧燃料ポンプ52が設けられている。この高圧燃料ポンプ52は配管53により上記燃料レール38に連結され、上記高圧燃料ポンプ52が駆動すれば、上記ベーパセパレータタンク42内の燃料36が加圧されて上記配管53と燃料レール38とを通し各燃料噴射弁37に供給される。また、上記燃料レール38は配管54とレギュレータ59とを介して上記ベーパセパレータタンク42内に連結され、上記レギュレータ59により、上記各燃料噴射弁37に供給される燃料36の圧力が所定の高圧に調圧される。そして、この燃料噴射弁37は上記圧力に基づいて燃料36を噴射可能とする。上記高圧燃料ポンプ52、配管53、配管54、およびレギュレータ59も、上記燃料供給手段39を構成している。
【0040】
上記クランク軸21に連動する電気部品であるフライホイールマグネト60が設けられている。このフライホイールマグネト60は、上記クランク軸21の上端部に支持された椀状のフライホイール61と、このフライホイール61の内周面に固定されてこのフライホイール61と共に上記クランク軸21の軸心回りに回転する永久磁石62と、上記永久磁石62の回転軌跡に対向して上記シリンダ本体22に取り付けられるチャージコイル63およびライトコイル64と、上記フライホイール61の外周面の凸部に対向して同上シリンダ本体22に取り付けられるパルサーコイル65と、上記フライホイール61をその上方から覆うホイールカバー66とを備えている。
【0041】
上記燃料供給手段39を含めてエンジン13を電子的に制御する制御手段71が設けられ、この制御手段71は電子的な中央制御装置68を有している。この制御装置68には上記点火プラグ35、燃料噴射弁37のソレノイド、チャージコイル63、ライトコイル64、およびパルサーコイル65が電気的に接続されている。
【0042】
また、同上制御手段71を構成し、前記スロットル弁31の開度を検出する開度センサー72が設けられている。この開度センサー72は上記スロットルボディ31aに取り付けられ、この開度センサー72も上記制御装置68に電気的に接続されている。
【0043】
上記高圧燃料ポンプ52の回転体55は、同上制御手段71を構成するレジスターである高圧燃料ポンプ制御装置73を介して上記制御装置68に電気的に接続され、この高圧燃料ポンプ制御装置73は上記高圧燃料ポンプ52を電子的に制御する。この高圧燃料ポンプ制御装置73は前記スロットルボディ31aの上面に締結具73aにより取り付けられている。また、同上制御手段71を構成し、この高圧燃料ポンプ制御装置73、前記燃料噴射弁37、および燃料レール38をその上方から覆う樹脂製のカバー74が設けられ、このカバー74も上記スロットルボディ31aの上面に締結具74aにより取り付けられている。
【0044】
図4において、75はオイルタンクで、76はオイルポンプであり、上記オイルタンク75のオイルが上記オイルポンプ76によって前記ベーパセパレータタンク42内に供給され、ここで、上記オイルと燃料36とが混合されて、燃料噴射弁37を通し燃焼室34に供給され、エンジン13が潤滑されるようになっている。
【0045】
前記したカウリング14は、エンジン13だけでなく、このエンジン13の周辺機器である上記吸気系部材26、燃料噴射弁37、燃料レール38、ベーパセパレータタンク42、第2燃料ポンプ49、高圧燃料ポンプ52、フライホイールマグネト60、制御装置68、高圧燃料ポンプ制御装置73、オイルタンク75、およびオイルポンプ76をその上方から一体的に覆っている。
【0046】
上記カウリング14は上記エンジン13とその周辺機器の上面側をその外方から覆う天井板79と、この天井板79の周縁から下方に向い一体的に延びて上記エンジン13とその周辺機器の外側面をその外方から全体的に覆う側壁80とで構成されている。上記天井板79の後部には左右一対の外気導入口81,81が形成され、これら各外気導入口81は上記カウリング14の外部をその内部に連通させている。
【0047】
上記エンジン13が駆動して空気Aを吸引するとき、上記カウリング14の外部の空気Aが上記各外気導入口81を通って上記カウリング14の内部に吸入され、この空気Aは同上カウリング14の内部を前記吸気系部材26を構成する吸気取入箱32の上流端開口33に向って流される。
【0048】
そして、この空気Aは上記上流端開口33、吸気取入箱32内の吸気通路30、スロットル弁31内の吸気通路30、リード弁29、および吸気ポート27を順次通ってクランクケース20内に吸入される。この場合、上記吸気通路30を通る空気Aに対し、制御手段71により制御された燃料噴射弁37により燃料36が噴射されて供給され、これにより混合気が生成される。この混合気は上記クランクケース20内で、一旦、予圧縮された後、燃焼室34に吸入され、ここで、上記制御装置68により制御された点火プラグ35により着火され、燃焼させられて、これが動力に変換される。そして、この動力は、上記クランク軸21を介し出力され、動力伝達軸15やプロペラ軸16を介しプロペラ17に伝達されて、船1が推進させられる。
【0049】
図1、3〜5において、前記スロットルボディ31aには、前記したように燃料供給手段39の燃料噴射弁37とベーパセパレータタンク42とが直接的に取り付けられると共に、これら燃料噴射弁37を介して燃料レール38が間接的に取り付けられ、かつ、上記ベーパセパレータタンク42を介して高圧燃料ポンプ52も間接的に取り付けられている。更に、上記スロットルボディ31aには、制御手段71の開度センサー72、高圧燃料ポンプ制御装置73、カバー74がそれぞれ直接的に取り付けられている。
【0050】
上記したように、スロットルボディ31aに燃料供給手段39と制御手段71とが取り付けられ、これら31a、39、71が一つの結合体(ユニット)とされている。そして、この結合体は、前記締結具31cによってエンジン13のクランクケース20に対し一体的に着脱自在とされている。
【0051】
このため、船外機4を組み立てる場合、予め、上記スロットルボディ31aに燃料供給手段39と制御手段71とを取り付けて結合体とし、これをエンジン13に対し締結すればよいことから、上記結合体の組み立ては、エンジン13から離れた広い作業空間ですることができる。
【0052】
また、図5で示したように、上記スロットル弁31等の結合体の締結用の締結具31cの軸心に沿った視線でみて(船外機4の正面視で)、この軸心から上記燃料供給手段39と制御手段71とを偏位させ、つまり、この軸心の周りには、この軸心回りに上記締結具31cを回転させるための工具用の作業空間が設けられている。
【0053】
このため、上記エンジン13のクランクケース20に対し、スロットル弁31を着脱させる場合には、まず、上記スロットル弁31のスロットルボディ31aに吸気取入箱32を取り付けていない状態とする。すると、上記締結具31cの軸心周りの空間が前方に向って開放される。
【0054】
よって、上記締結具31cをその軸心回りで回転させることにより、この締結具31cを締め付けたり、緩めたりするときの作業は、上記燃料供給手段39や制御手段71に邪魔されることなくできる。
【0055】
特に、図1において、上記エンジン13のクランク軸21の軸心19を垂直にしたときの垂直方向から見た平面視で、上記吸気取入箱32の一部32bは、上記一側方(左側方)に延出させられており、この吸気取入箱32の一部32bは、上記燃料供給手段39の燃料噴射弁37や燃料レール38をその前方から覆っている。
【0056】
このため、エンジン13に吸入される外部の空気Aが、上記吸気取入箱32に向って流れるとき、上記燃料供給手段39が上記空気Aの水分や塩分にさらされることは、上記燃料供給手段39を覆う吸気取入箱32の一部32bによって防止される。
【0057】
また、上記吸気取入箱32の一部32bは他の締結具32a′で同上スロットル弁31に取り付けられており、かつ、上記他の締結具32a′は、正面視や、平面視で、上記燃料供給手段39の上記一側方(左側方)の外方に位置させられている。
【0058】
このため、上記吸気取入箱32の一部32bは上記スロットル弁31に支持されて、上記吸気取入箱32の一部32bが自由端となることが防止され、しかも、上記した各締結具32a,32a′は、左右方向における上記燃料供給手段39の各外側方に別れて位置することになるため、これら左右に別れた締結具32a,32a′の間は十分の幅寸法を有することとなる。
【0059】
よって、上記吸気取入箱32は、上記燃料供給手段39を覆うようにその一部32bが延出させられて大形となりがちなものではあるが、これは上記スロットル弁31に対し各締結具32a,32a′により、強固に支持される。
【0060】
また、図1で示したように、上記エンジン13のクランク軸21の軸心19を垂直にしたときの垂直方向から見た平面視で、上記エンジン13の前方にスロットル弁31が配置され、このスロットル弁31の吸気通路30の軸心30aが前後方向に延びることとされている。また、左右方向で上記スロットル弁31の一側方(左側方)に上記燃料供給手段39が配設されると共に、上記クランク軸21の軸心19を通って前後方向に延びる仮想線を基準として、上記吸気通路30の軸心30aが上記燃料供給手段39とは反対側(右側)に位置させられている。
【0061】
このため、スロットル弁31と燃料供給手段39を全体にみたとき、これら両者31,39がクランク軸21の軸心19から左右方向で大きく偏位することが防止される。
【0062】
よって、エンジン13と、スロットル弁31および燃料供給手段39とは、左右方向でほぼ同じところに位置させられることとなって、左右方向で、船外機4がコンパクトとなる。
【0063】
上記の場合、燃料噴射弁37、燃料レール38、ベーパセパレータタンク42、高圧燃料ポンプ52、およびレギュレータ59は互いに接近させられている。このため、これらを接続させるチューブ等の配管53,54が短くなって、構成が簡単になると共に、配管がし易くされている。
【0064】
前記吸気系部材26の上流端開口33は、上記カウリング14内の前部で左右方向の一側部(右側部)に配設されており、このため、上記カウリング14内を外気導入口81から上記上流端開口33に向って流れる空気Aの主流は、同上カウリング14内の一側部(右側部)に偏って流れ易くなっている。また、上記カウリング14内での空気Aの主流を強制的に同上カウリング14内の一側部(右側部)に沿って流動させるための通路82が形成されている。この通路82は、上記スロットル弁31、フライホイールマグネト60、高圧燃料ポンプ制御装置73、カバー74、カウリング14の天井板79、側壁80の一側壁(右側壁)で囲まれた空間で形成されている。
【0065】
上記の場合、左右方向で、上流端開口33は上記スロットル弁31を基準として、燃料供給手段39とは反対側(右側)に設けられており、このため、上記燃料供給手段39が、上記外気導入口81から上流端開口33に向う空気Aの主流の水分や塩分にさらされることが防止されている。
【0066】
よって、構造が精密であるために、腐食の防止が強く求められる燃料噴射弁37にあって、上記したように、空気A中の水分や塩分から離されることは寿命を向上させる上で有益である。
【0067】
また、燃料噴射弁37は磁力で開閉弁動作させられるようになっていて、その主要材質が強磁性体である鉄系であり、腐食され易いものであるため、この腐食を防止し、寿命を向上させる上で、上記構成は極めて有益である。
【0068】
また、左右方向で、上記燃料噴射弁37を基準として、上記スロットルボディ31aとは反対側(左側)に上記ベーパセパレータタンク42が配置されている。
【0069】
このため、燃料噴射弁37は、それぞれその機能上、形状の大きいスロットル弁31と、ベーパセパレータタンク42とで挟まれることとなり、エンジン13に吸入される空気A中の水分や塩分にさらされることが防止される。
【0070】
よって、上記構成によれば、前記したと同じ理由により、燃料噴射弁37の寿命を向上させる上で有益である。
【0071】
また、上記高圧燃料ポンプ52と高圧燃料ポンプ制御装置73とは互いに接近させられている。
【0072】
このため、高圧燃料ポンプ52と、高圧燃料ポンプ制御装置73とを接続させる電線には大電流が流れるが、この場合において、上記したように、上記高圧燃料ポンプ52と高圧燃料ポンプ制御装置73とは互いに接近させられたため、上記電線は短くできると共に、上記電線の配線作業が容易となる。
【0073】
また、前記したように、燃料噴射弁37はその上方からカバー74で覆われている。このため、上記燃料噴射弁37がエンジン13に吸入される空気A中の水分や塩分にさらされることは、上記カバー74の利用による簡単な構成で防止され、つまり、上記燃料噴射弁37の腐食が簡単な構成で防止される。
【0074】
また、前記したように、剛性が高いスロットルボディ31aに開度センサー72が取り付けられており、このため、この開度センサー72がエンジン13からの振動で無用に振動させられるということが防止される。
【0075】
よって、開度センサー72によるスロットル弁31の開度の検出が精度よくなされて、この検出信号による燃料供給手段39の制御が正確になされると共に、同上開度センサー72の寿命の向上が達成される。
【0076】
また、上記燃料噴射弁37はその上方から開度センサー72で覆われている。このため、上記燃料噴射弁37がエンジン13に吸入される空気A中の水分や塩分にさらされることは、上記開度センサー72の利用による簡単な構成で防止され、つまり、上記燃料噴射弁37の腐食が簡単な構成で防止される。
【0077】
【発明の効果】
本発明による効果は、次の如くである。
【0078】
請求項1の発明は、スロットル弁を、その内部が吸気通路とされるスロットルボディと、このスロットルボディに支承されて、上記吸気通路の開度を可変とする弁体とで構成し、エンジンに上記スロットルボディを締結具によって締結し、上記吸気通路を通して外部の空気が同上エンジン内に吸入されるようにし、上記吸入される空気に対し燃料を供給する燃料供給手段を設け、この燃料供給手段を制御する制御手段を設けた駆動装置において、上記スロットルボディに上記燃料供給手段と制御手段とを取り付けて一つの結合体とし、この結合体を上記締結具によって上記エンジンに対し一体的に着脱自在としてある。
【0079】
このため、駆動装置を組み立てる場合、予め、上記スロットルボディに燃料供給手段と制御手段とを取り付けて結合体とし、これをエンジンに対し締結すればよいことから、上記結合体の組み立ては、エンジンから離れた広い作業空間ですることができる。
【0080】
よって、エンジンに対し、スロットルボディ、燃料供給手段、および制御手段を順次取り付ける必要上、狭い空間での作業が強いられていた従来に比べて、上記駆動装置の組み立て作業が容易にできることとなる。
【0081】
また、エンジンに対するスロットルボディ等の個々の取り付けにそれぞれブラケットを設けていた従来に比べて、本発明では、スロットルボディが上記ブラケットの機能を果すため、その分、部品点数が少なくなって、駆動装置の構成が簡単になる。
【0082】
また、上記エンジンのクランク軸の軸心を垂直にしたときの垂直方向から見た平面視で、ある水平な一方向を前方としたとき、上記エンジンの前方にスロットル弁を配置し、このスロットル弁の吸気通路の軸心が前後方向に延びるようにし、左右方向で、上記スロットル弁の一側方に上記燃料供給手段を配設し、上記スロットル弁の前端に吸気取入箱を締結具により取り付け、上記吸気取入箱の一部を上記一側方に延出させて、この吸気取入箱の一部で上記燃料供給手段をその前方から覆ってある。
【0083】
このため、エンジンに吸入される外部の空気が、上記吸気取入箱に向って流れるとき、上記燃料供給手段が上記空気の水分や塩分にさらされることは、上記燃料供給手段を覆う吸気取入箱の一部によって防止される。
【0084】
よって、上記燃料供給手段の腐食が防止されて、これの寿命の向上が達成される。
【0085】
また、上記吸気取入箱の一部を他の締結具で同上スロットル弁に取り付け、上記他の締結具を上記燃料供給手段の上記一側方の外方に位置させてある。
【0086】
このため、上記吸気取入箱の一部は上記スロットル弁に支持されて、上記吸気取入箱の一部が自由端となることが防止され、しかも、上記した各締結具は、左右方向における上記燃料供給手段の各外側方に別れて位置することになるため、これら左右に別れた締結具の間は十分の幅寸法を有することとなる。
【0087】
よって、上記吸気取入箱は、上記燃料供給手段を覆うようにその一部が延出させられて大形となりがちなものではあるが、これは上記スロットル弁に対し各締結具により、強固に支持されることとなる。
【0088】
請求項2の発明は、上記締結具の軸心に沿った視線でみて、この軸心から上記燃料供給手段と制御手段とを偏位させてある。
【0089】
このため、上記結合体の締結用の締結具をその軸心回りで回転させることにより、この締結具を締め付けたり、緩めたりするときの作業は、上記燃料供給手段や制御手段に邪魔されることなくできる。
【0090】
よって、上記エンジンに対する上記結合体の組み立てや、取り外しの作業は、更に容易となる。
【0091】
請求項の発明は、上記エンジンのクランク軸の軸心を垂直にしたときの垂直方向から見た平面視で、上記クランク軸の軸心を通って前後方向に延びる仮想線を基準として、上記吸気通路の軸心を上記燃料供給手段とは反対側に位置させてある。
【0092】
このため、スロットル弁と燃料供給手段を全体にみたとき、これら両者がクランク軸の軸心から左右方向で大きく偏位することが防止される。
【0093】
よって、エンジンと、スロットル弁および燃料供給手段とは、左右方向でほぼ同じところに位置させられることとなって、駆動装置がコンパクトとなり、例えば、これの設置が、船におけるような狭い空間でも容易にできることとなる。
【0094】
請求項の発明は、上記燃料供給手段が、上記スロットルボディに取り付けられて上記吸気通路内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、この燃料噴射弁に供給される燃料を溜めるベーパセパレータタンクとを備え、上記左右方向で、上記燃料噴射弁を基準として、上記スロットルボディとは反対側に上記ベーパセパレータタンクを位置させてある。
【0095】
このため、燃料噴射弁はスロットル弁と、ベーパセパレータタンクとで挟まれることとなり、エンジンに吸入される空気中の水分や塩分にさらされることが防止される。
【0096】
よって、構造が精密であるために、腐食の防止が強く求められる燃料噴射弁にあって、上記したように、空気中の水分や塩分から離されることは寿命を向上させる上で有益である。
【0097】
請求項の発明は、上記燃料供給手段が、上記スロットルボディに取り付けられて上記吸気通路内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、この燃料噴射弁に供給される燃料を溜めるベーパセパレータタンクと、このベーパセパレータタンク内の燃料を上記燃料噴射弁に加圧して供給する高圧燃料ポンプとを備え、一方、上記制御手段が、上記スロットルボディに取り付けられて上記高圧燃料ポンプを制御する高圧燃料ポンプ制御装置を備え、上記高圧燃料ポンプと高圧燃料ポンプ制御装置とを互いに接近させてある。
【0098】
このため、高圧燃料ポンプと、高圧燃料ポンプ制御装置とを接続させる電線には大電流が流れるが、この場合において、上記したように、上記両者を互いに接近させたため、上記電線は短くできると共に、上記電線の配線作業が容易となる。
【0099】
請求項の発明は、上記制御手段が、上記スロットル弁における吸気通路の開度を検出する開度センサーを備え、この開度センサーを上記スロットルボディに取り付けてある。
【0100】
このため、剛性が高いスロットルボディに開度センサーが取り付けられることから、この開度センサーがエンジンからの振動で無用に振動させられるということが防止される。
【0101】
よって、開度センサーによるスロットル弁の開度の検出が精度よくなされて、この検出信号による燃料供給手段の制御が正確に行われ、このため、エンジン性能の向上が達成される。また、同上開度センサーの寿命の向上も達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 駆動装置の平面図である。
【図2】 駆動装置の全体側面図である。
【図3】 駆動装置の側面線図である。
【図4】 駆動装置の平面断面図である。
【図5】 駆動装置の正面部分破断図である。
【符号の説明】
4 船外機(駆動装置)
13 エンジン
19 軸心
21 クランク軸
30 吸気通路
30a 軸心
31 スロットル弁
31a スロットルボディ
31b 弁体
31c 締結具
32 吸気取入箱
32a,32a′ 締結具
32b 一部
36 燃料
37 燃料噴射弁
39 燃料供給手段
42 ベーパセパレータタンク
52 高圧燃料ポンプ
68 制御装置
71 制御手段
72 開度センサー
73 高圧燃料ポンプ制御装置
74 カバー

Claims (6)

  1. スロットル弁を、その内部が吸気通路とされるスロットルボディと、このスロットルボディに支承されて、上記吸気通路の開度を可変とする弁体とで構成し、エンジンに上記スロットルボディを締結具によって締結し、上記吸気通路を通して外部の空気が同上エンジン内に吸入されるようにし、上記吸入される空気に対し燃料を供給する燃料供給手段を設け、この燃料供給手段を制御する制御手段を設けた駆動装置において、
    上記スロットルボディに上記燃料供給手段と制御手段とを取り付けて一つの結合体とし、この結合体を上記締結具によって上記エンジンに対し一体的に着脱自在とし
    記エンジンのクランク軸の軸心を垂直にしたときの垂直方向から見た平面視で、ある水平な一方向を前方としたとき、上記エンジンの前方にスロットル弁を配置し、このスロットル弁の吸気通路の軸心が前後方向に延びるようにし、左右方向で、上記スロットル弁の一側方に上記燃料供給手段を配設し、上記スロットル弁の前端に吸気取入箱を締結具により取り付け、上記吸気取入箱の一部を上記一側方に延出させて、この吸気取入箱の一部で上記燃料供給手段をその前方から覆い、上記吸気取入箱の一部を他の締結具で同上スロットル弁に取り付け、上記他の締結具を上記燃料供給手段の上記一側方の外方に位置させた駆動装置の構成部品取付構造。
  2. 上記締結具の軸心に沿った視線でみて、この軸心から上記燃料供給手段と制御手段とを偏位させた請求項1に記載の駆動装置の構成部品取付構造。
  3. 上記エンジンのクランク軸の軸心を垂直にしたときの垂直方向から見た平面視で、上記クランク軸の軸心を通って前後方向に延びる仮想線を基準として、上記吸気通路の軸心を上記燃料供給手段とは反対側に位置させた請求項1、もしくは2に記載の駆動装置の構成部品取付構造。
  4. 上記燃料供給手段が、上記スロットルボディに取り付けられて上記吸気通路内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、この燃料噴射弁に供給される燃料を溜めるベーパセパレータタンクとを備え、上記左右方向で、上記燃料噴射弁を基準として、上記スロットルボディとは反対側に上記ベーパセパレータタンクを位置させた請求項からのうちいずれか1つに記載の駆動装置の構成部品取付構造。
  5. 上記燃料供給手段が、上記スロットルボディに取り付けられて上記吸気通路内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、この燃料噴射弁に供給される燃料を溜めるベーパセパレータタンクと、このベーパセパレータタンク内の燃料を上記燃料噴射弁に加圧して供給する高圧燃料ポンプとを備え、一方、上記制御手段が、上記スロットルボディに取り付けられて上記高圧燃料ポンプを制御する高圧燃料ポンプ制御装置を備え、上記高圧燃料ポンプと高圧燃料ポンプ制御装置とを互いに接近させた請求項1からのうちいずれか1つに記載の駆動装置の構成部品取付構造。
  6. 上記制御手段が、上記スロットル弁における吸気通路の開度を検出する開度センサーを備え、この開度センサーを上記スロットルボディに取り付けた請求項1からのうちいずれか1つに記載の駆動装置の構成部品取付構造。
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