JP3804390B2 - 車載用保冷装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両上において被保冷物を保冷する車載用保冷装置に関し、特に被保冷物の出し入れ構造に特徴を有する車載用保冷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、乳製品等の日配品や生鮮食料品等を低温に保冷した状態で搬送するため、自動車等に積載して使用することのできる車載用保冷装置が提案されている。この車載用保冷装置は、概略的に、装置筐体の内部に機械スペースと保冷スペースとを備えて構成されており、この機械スペースの内部にはコンプレッサおよび外部熱交換器を備え、保冷スペースの周囲には内部熱交換器を備えて構成されている。そして、コンプレッサから吐出された蒸気冷媒が、外部熱交換器で凝縮液化され、内部熱交換器において保冷スペース内の空気から吸熱して冷却を行なうと共に、自らは蒸気冷媒となり、再びコンプレッサに戻る。このように冷媒が循環されることによって、保冷スペース内が冷却される。
【0003】
このような従来の車載用保冷装置は、自動車の平面スペースを有効に利用する等の理由から、比較的縦長状に形成されていた。図22は従来の車載用保冷装置の車載状態における全体側面図、図23は図22の後面図である。これら図22、23に示すように車載用保冷装置100は、自動車101の荷台102に積載された状態において、作業者の身長と略同程度の高さに形成されており、例えば、牛乳ケースを横2列×縦4段×前後1列に収容することができる。
【0004】
このような従来の車載用保冷装置100においては、保冷スペース内に被保冷物を出し入れするための扉部103が、簡単に手の届く位置、例えば、装置100の後部に設けられていた。この扉部103は、保冷スペース内に被保冷物を出し入れするためのもので、例えば、側辺や下辺を回転中心として手前側に開閉するように形成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車載用保冷装置100は縦長状に構成されていたので、被保冷物を出し入れする際に胸上高さの付近までこれを持ち上げる必要があるため、特に女性が配送を行う場合には被保冷物の出し入れが大変な重労働になっていた。
このような問題を解決するためには、単に保冷装置100の高さを低くすればよいとも考えられるが、保冷装置100の高さを抑えるために筐体を横長状に形成した場合、側辺を中心として開閉するように扉部103を形成したのでは、この扉部103が開かれた際に手前側に大きく突出して邪魔になる。したがって、扉部103は、下辺を回転中心として開閉するように形成することが好ましい。
【0006】
その一方、下辺を回転中心として開閉するように扉部103を形成した場合には、この扉部103が開かれた際に、この扉部103が装置本体と作業者との間に位置することになる。したがって、扉部103が邪魔になって、保冷スペースに対して被保冷物を出し入れし難いという問題があった。また、このような場合には扉部103を跨いだ状態で被保冷物を出し入れする必要があるが、扉部103が非水平になっている場合には、その上面に被保冷物を仮置きすることもできず、被保冷物を出し入れ作業が一層困難である。
【0007】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、扉部が手前側にある場合においても、保冷スペース内への被保冷物の出し入れを容易に行うこと等のできる車載用保冷装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、請求項1記載の車載用保冷装置は、車両上において被保冷物を保冷する車載用保冷装置であって、前記装置が有する保冷部の後方側面に、当該保冷部の保冷スペースに対して被保冷物を出し入れするための扉部を、その下辺を中心として開閉可能に形成し、この扉部の開扉時における上部には、保冷スペース側に位置する薄肉突部と、後側に位置する上面平坦状の厚肉突部とを設け、前記保冷部の下側に前記保冷部に対して固定されて前記保冷部よりも後方側に延在する台座を設けるとともに、下辺に設けた兆番を介して扉部を前記台座に開閉可能に固定させ、前記台座の上面で前記扉部を支持することにより前記圧肉突部および前記薄肉突部のそれぞれの上面を滑らせて前記被保冷物を前記保冷スペースから出し入れすることを特徴とする。
このような構成によれば、まず被保冷物を、厚肉突部の上面に載置し、さらに保冷スペース側に押し込むことにより、被保冷物が自重によって保冷スペース側に自然に下降移動するため、この被保冷物の収容作業が容易になる。
【0009】
なお、「車両」は任意であり、例えば、小型トラック、大型トラック、ワンボックスカー等の各種自動車の他、電車等をも含む概念である。また、本明細書において、「前」「後」は車両の進行方向に対応する各方向を意味し、例えば、前面とは車両の進行方向前側の面、後面とは車両の進行方向後側の面をいう。また、「横」は、車両の進行方向に対して略直交する略水平方向を意味する。
【0010】
また、請求項2記載の車載用保冷装置において、扉部の薄肉突部は、厚肉突部から保冷スペースに至り下降する傾斜状に形成されている。
この構成によれば、被保冷物が薄肉突部の傾斜面に沿ってスムーズに下降移動するため、被保冷物の収容作業が一層容易になる。また、保冷スペースから被保冷物を取り出す際にも、被保冷物の下縁等を引っ掛かけることなく薄肉突部に載せることができ、さらに薄肉突部の傾斜面に沿って上昇移動させることができるため、被保冷物の取り出し作業が容易になる。
【0011】
また、請求項3記載の車載用保冷装置において、扉部の厚肉突部の後側には、第2の薄肉突部を設けて構成されている。
この構成によれば、扉部から被保冷物を降ろす際、または、扉部に載せる際の作業性が向上する。すなわち、被保冷物を、厚肉突部の上面に載置し、さらに後方側に引き出すことにより、被保冷物が自重によって後方側に自然に下降移動するため、この被保冷物の収容作業が容易になる。また、逆の場合、すなわち被保冷物を載せる際には、まず比較的高さの低い薄肉突部に被保冷物を載せ、これを厚肉突部側に押しこむことによって、被保冷物が薄肉突部の傾斜面に沿って上昇移動する。したがって、最初から高い位置にある厚肉突部に被保冷物を持ち上げる場合に比べて、作業が容易になる。
【0012】
また、請求項4記載の車載用保冷装置において、厚肉突部または薄肉突部の少なくとも一方には、被保冷物を前後方向に沿って移動させる滑車を設けて構成されている。
この構成によれば、厚肉突部の上面において被保冷物を滑車にて前後移動させることができるので、被保冷物の移動が一層容易になり、被保冷物の出し入れを一層容易に行うことができる。
【0013】
また、請求項5記載の車載用保冷装置において、扉部の開扉時における下部には、当該扉部を略水平に支持するための支持手段を設けて構成されている。
この構成によれば、扉部が開扉時には略水平に支持されるので、この上面に被保冷物を安定的に仮置きすることができ、被保冷物の出し入れが一層容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる車載用保冷装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。特に、以下の形態においては本装置が自動車に搭載された場合を例にとって説明するが、自動車に限られないことは上述した通りである。
【0015】
(実施の形態1)
図1はこの発明の実施の形態1にかかる車載用保冷装置の車載状態における全体側面図、図2は図1の後面図、図3は車載用保冷装置の扉閉状態における全体斜視図、図4は車載用保冷装置の扉開状態における全体斜視図、図5は図3の車載用保冷装置の分解斜視図である。本実施の形態は、概略的に、主扉の上面に肉厚部および薄肉突部を備えた車載用保冷装置(以下、本装置)に関するものである。
【0016】
図1〜5において本装置1は、保冷部2、機械部3、および、台座4を備えて構成されている。
このうち、保冷部2はその内部に保冷スペースを形成するもので、図3〜5に示すように、主扉(第1の扉部)20、一対の補助扉(第2の扉部)21、横パネル22、前パネル23、および、下パネル24を備え、これら各部を縦枠25および枠部26〜28を介して略方形状にパネル組みして構成されている。なお、これら各部の連結は、主としてビス止めによって行なわれているが、このビスについては図示を省略する。
【0017】
主扉20は、保冷スペースに対して被保冷物を出し入れするための主開口部を形成するもので、図3、4に示すように、略方形状に形成されている。この主扉20は、その下辺20aに設けた兆番20bを介して台座4に固定されており、これによって当該下辺20aを中心として開閉可能とされている。このように主扉20を開けた状態においては、保冷部2の後面が開放されて主開口部が形成され、被保冷物を保冷スペース内に出し入れすることができる。この主扉20は、例えば牛乳ビンを牛乳ケースごと出し入れする場合のように、被保冷物を全体的に出し入れする場合に主に使用される扉部である。
【0018】
なお、主扉20の後面には、当該主扉20の開閉操作を行なうための取手20cと、全開状態の主扉20を台座4の上面に略水平に緩衝載置させるゴム脚20dが固定されている。このゴム脚20dについては後述する。
また、主扉20の左右側面には、当該主扉20を縦枠25に固定するためのロック部20eが設けられており、このロック部20eを縦枠25の回転環25aに挿通させて90度程度回転させることにより、回転環25aがロック部20eに挿通不能となって主扉20が固定される。
【0019】
ここで、図1、2に示すように、本装置1は、従来の保冷装置に比べて低高に形成されている。例えば、図1、2に示すように本装置1は、自動車5の荷台5aに積載された状態において、作業者の胸高さよりも若干低い程度の高さに形成されており、例えば、牛乳ケースを横2列×縦2段×前後2列に収容することができる。したがって、女性であっても被保冷物の出し入れが容易である。
しかしながら、本装置1を低い高さで構成したので、主扉20の大部分が荷台5aの可倒枠5bに隠れてしまう。したがって、本装置1が可倒枠5bの近傍に設置されている場合には、この後部の可倒枠5bを倒さなければ主扉20を開くことができない。これでは、配送途中に被保冷物の一部のみを頻繁に取り出したいような場合に不便である。このため、本装置1には上述のように一対の補助扉21が形成されている。
【0020】
これら一対の補助扉21は、保冷スペースに対して被保冷物を出し入れするための補助開口部を形成するものである。図6には補助扉周辺の平面図、図7には図6のA−A矢視断面図、図8には図6のB−B矢視断面図を示す。これら図6〜8に示すように、各補助扉21はそれぞれ略方形状に形成されており、相互に高さを変えて並設されている。各補助扉21は、その前後の端部を、主扉および前パネル23の上方に設けられた枠部26にスライド自在に収められると共に、その左右の端部を、横パネル22の上方に設けられた枠部27、28に収められており、これによって左右方向に略水平にスライド自在とされている。このように補助扉21を開けた状態においては、保冷部2の上面が開放されて補助開口部が形成され、被保冷物を保冷スペース内に出し入れすることができる。
【0021】
この補助扉21の上面には、当該補助扉21を枠部27、28に対して固定するためのロック部21cが備えられており、上述するロック部2eと同様に、このロック部21cを枠部27、28の回転環27a、28aに挿通等させることにより補助扉21が固定される。したがって、補助扉21が不用意に開いてしまうことが防止される。
また補助扉21の上面には、当該補助扉21を枠部に対して仮固定するための補助ロック部21dが設けられている。この補助ロック部21dは、その枠部27、28側の端部を当該枠部27、28の方に突出させると共に、この端部が図示しないバネにて下方に付勢されている。そして、補助扉21を全閉状態とした場合において、この端部が枠部27、28の上面に設けた端部受け27b、28bに自動的に係止して、補助扉21が固定される。
【0022】
次に、横パネル22について説明する。図9は、横パネル22の分解斜視図である。この図9に示すように横パネル22は、略方形のアルミ板22aとステンレス板(または塗装板金)22bの間に、縦枠22c、22dおよび上下枠22e、22fを枠組みして構成されており、このアルミ板22aの内面には、内部熱交換器22gがアルミテープ22hにて固定されている。そして、これらを組み合わせて、その内部空間に図示しない発泡材を充填することにより、横パネル22が構成されている。この横パネル22の内部に収められる内部熱交換器22gは、後述する外部熱交換器32で凝縮された冷媒を蒸発させる蒸発器である。
【0023】
この横パネル22の横面には、固定金具22iが取り付けられている。この固定金具22iは、図1、2に示すように、本装置1を自動車5に対して固定するための固定ベルト6を懸架するためのもので、平面略コ字状に形成されており、その内部空間に固定ベルト6を挿通させることができる。
なお、前パネル23および下パネル24についても、固定金具22iを備えていない点を除いて、この横パネル22とほぼ同様に構成することができる。また、上述した主扉20および補助扉21についても、固定金具22iおよび内部熱交換器22gを備えていない点を除いて、この横パネル22とほぼ同様に構成することができる。
【0024】
次に、機械部3について説明する。図10は本装置1の平面図であり機械部3の一部を破断して示す図、図11は本装置1の前面図であり機械部3の一部を破断して示す図である。この機械部3は主として保冷用冷媒の循環源を構成するもので、図10、11に示すように、略方形の筐体30に、コンプレッサ31、外部熱交換器32、充電池33、および、充電器34を収めると共に、筐体30の前面に、操作部35と表示部36を備えて構成されている。
このコンプレッサ31は保冷用の冷媒を圧縮するものであり、外部熱交換器32は冷媒の放熱を行なう凝縮手段である。また、充電池33はコンプレッサ31に代表される電動機器に対して電力を給電する二次電源であり、具体的には鉛畜電池として構成することができる。また、充電器34は、充電池33に対して電力を給電することによって当該充電池33の充電を行なうものである。
【0025】
このような構成において、コンプレッサ31にて圧縮された蒸気冷媒が、外部熱交換器32で凝縮液化され、横パネル22および前パネル23に収めた内部熱交換器において保冷スペース内の空気から吸熱して冷却を行なうと共に、自らは蒸気冷媒となり、再びコンプレッサ31に戻る。このように冷媒が循環されることによって、保冷スペース内が冷却される。なお、操作部35および表示部36については後述する。
【0026】
次に、台座4について説明する。各台座4は、図3〜5に示すように、機械部3の前端から、保冷部2よりも後方側に延びる長方形状に形成されており、左右方向に略均等間隔で並設されている。この台座4は、機械部3および保冷部2に対してそれぞれ固定されており、これによって機械部3と保冷部2が相互に連結されている。また、この台座4が保冷部2よりも後方側に延びることによって、上述のように全開状態における主扉20のゴム脚が台座4の上面に接触し、主扉20が略水平状に安定的に支持される。
【0027】
次に、操作部35および表示部36について説明する。図11に示すように、機械部3の筐体30の前面には、操作部35および表示部36が備えられている。
まず、操作部35について説明する。図12はカバー閉状態の操作部35を示す図であり、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。また、図13はカバー開状態の操作部35を示す図であり、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。これら図12、13に示すように、操作部35は、筐体30の前面に設けた凹部内に収められており、コンセントプラグ35aと切り替えスイッチ35bを備えて構成されている。
【0028】
このうち、コンセントプラグ35aは、図示しない任意の電源から電力の受電を行い、これを充電器34に給電するものである。また、切り替えスイッチ35bは、保冷運転と充電との切り替えを行うためのスイッチである。
このように構成される操作部35には、カバー35cが兆番35dを介して筐体30に固定されている。このカバー35cの上部にはストッパー35eが設けられており、このストッパー35eの回転板35fを略垂直面内において回転させて係止部30aに係止させることにより、カバー35cの開閉を行うことができる。このカバー35cの凹部側の面にはゴムシール35gが固定されており、凹部内に雨水等が浸入することが防止される。
【0029】
次に、表示部36について説明する。図14は表示部36を示す図であり、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。この図14に示すように、表示部36は、筐体30の前面に設けた凹部内に収められており、温度表示部36a、保冷中表示部36b、充電中表示部36c、充電残量表示部36d、および、コンセント接続中表示部36eを備えて構成されている。
【0030】
このうち、温度表示部36aは、保冷スペース内の温度を表示するためのものであり、図示しない温度計にて計測された温度がデジタル表示される。図14には「5℃」と表示されている例を示す。
また、保冷中表示部36bは保冷運転が行われていることを表し、充電中表示部36cは充電池33が充電中であることを表示し、充電残量表示部36dは充電池33の充電残量を表示する。また、コンセント接続中表示部36eは、コンセントプラグ35aに対する電源コードの接続状態を表示する。なお、この表示部36を収める凹部の外側には、透明カバー36fが固定されており、これによって表示部36への雨水の浸入等が防止されている。
【0031】
次に、このような表示部36を備える本装置1の具体的な電気的構成について説明する。図15は、本装置1の電気的構成を示すブロック図である。この図15に示すように、概略的には、コンセントプラグ35aおよび充電器34が直列的に接続されており、充電池33およびコンプレッサ31が直列的に接続されている。そして、これらコンプレッサ31と充電池33の接続、または、充電池33と充電器34の接続が、切り替えスイッチ35bにて切り替えられる。
【0032】
また、コンセントプラグ35aと充電器34の間、充電池33(または切り替えスイッチ35b)とコンプレッサ31の間には、それぞれ電圧検知部37、38が設けられている。そして、表示制御部39では、電圧検知部37にて検知された電圧値に基づいて、コンセントプラグ35aに電源コードが接続されているか否か(コンプレッサ31に給電されているか否か)が判断され、コンセント接続中表示部36eの表示が制御される。また、表示制御部39では、切り替えスイッチ35bの切り替え状態に基づいて、保冷中か充電中かが判断され、保冷中表示部36bおよび充電中表示部36cの表示が制御される。さらに、この表示制御部39では、電圧検知部38にて検知された電圧値に基づいて充電残量が判断され、充電残量表示部36dの表示が制御される。この他、表示部36には温度計からの計測信号が入力され、この計測信号に基づいて温度表示部36aによる温度表示が行われる。
【0033】
次に、主扉20に設けたゴム脚20dの機能等について説明する。図16、17は主扉周辺の拡大側面図である。このゴム脚20dは、主扉20を略水平に支持するための支持手段であり、図16、17に示すように、台座4と略水平状態の主扉20との間隔Dに対応する高さの短尺円筒状に形成されている。このゴム脚20dは、図3、4、16、17に示すように、1つの台座4に対して2つ並設されており、これらが同時に台座4に接触する。このようにゴム脚20dを設けた場合には、主扉20の上面が水平に支持されるので、この上面に被保冷物を仮置きすることが容易である。なお、ゴム脚20dは、主扉20に設けてもよいし、台座4に設けてもよい。
【0034】
特に、このゴム脚20dは弾性力を有することから、主扉20に被保冷物を仮置きした際の衝撃が吸収され、被保冷物の破損等を防止することができる。ただし、この破損等の点を考慮する必要がない場合には、非弾性的な材質にて形成することもできる。なお、ゴム脚20dは、1つの台座4に対して1つの設けられてもよく、あるいは円筒状以外にも角柱状、帯状等の任意の形状にて形成することができる。また、台座4でなく、自動車の上面等に直接的に接触するようにしてもよい。
【0035】
次に、主扉20に設けた厚肉突部20fおよび薄肉突部20gの機能等について説明する。図4、16、17に示すように、薄肉突部および厚肉突部20fは、主扉20の上部のうち、枠部、縦枠25、または、下パネル24との接触範囲を除く範囲(非接触範囲)に設けられており、図3のように主扉20が閉じられた状態においては、保冷部2の内部に収容される。
【0036】
図16、17に示すように、薄肉突部20gは保冷スペースに比較的近い位置に設けられ、厚肉突部20fは薄肉突部20gの後方側に隣接して設けられている。
このうち、厚肉突部20fは、主扉20が全開された状態において、その上面が略水平状になるように形成されている。この厚肉突部20fの長さをL1、高さをH1とする。また、薄肉突部20gは、主扉20が全開された状態において、その上面が厚肉突部20fから保冷スペースに至り下降する傾斜状となるように形成されている。この薄肉突部20gの長さをL2、厚肉突部20f側の高さをH2a、保冷スペース側の高さをH2bとする。
【0037】
このように形成された厚肉突部20fおよび薄肉突部20gの機能と、各部寸法の相互関係等について説明する。これら厚肉突部20fおよび薄肉突部20gは、被保冷物を保冷スペースから出し入れする際に、この出し入れ作業を容易化する機能を有する。具体的には、被保冷物(図16、17、および、後述する図18〜21において符号A)を、図16に示すように厚肉突部20fの上面に載置し、さらに図17に示すように保冷スペース側に押し込むことにより、被保冷物が自重によって保冷スペース側に自然に下降移動するため、この被保冷物の収容作業が容易になる。このためには、少なくとも薄肉突部20gが厚肉突部20fよりも低く形成されていればよく、H1>H2a、H1>H2bであればよい。したがって、必ずしも薄肉突部20gは傾斜状に形成される必要はなく、H2a=H2bの如く平坦状に形成してもよい。あるいは、薄肉突部20gを省略してもよい(H2a=H2b=0)。
【0038】
しかしながら、薄肉突部20gを傾斜状に形成した場合(H2a>H2b)の方が、被保冷物がスムーズに下降移動するため、一層好ましい。
また、単に厚肉突部20fのみを形成した場合には、保冷スペースから被保冷物を取り出す際に、この被保冷物の下縁等が厚肉突部20fに引っ掛かり、取り出し作業が困難になることが考えられる。このため、本実施形態においては、上述のように薄肉突部20gが傾斜状に形成されており、被保冷物を傾斜面に沿って上昇移動させることが可能となっている。
【0039】
特に、このように、保冷スペースから被保冷物を取り出す場合には、薄肉突部20gから厚肉突部20fに至る間において被保冷物をスムーズに移動できることが好ましい。このためには、薄肉突部20gと厚肉突部20fの間に隙間がなく、かつ、これらの間に段差がないことが好ましい。そこで、本実施形態においては、薄肉突部20gと厚肉突部20fを相互に隙間無く隣接させると共に、H1=H2aとして段差を無くしている。ただし、このような点を考慮する必要がない場合には、薄肉突部20gと厚肉突部20fの間に隙間や段差を生じさせてもよい。
【0040】
これら薄肉突部20gと厚肉突部20fの長さについては任意であるが、厚肉突部20fの長さL1は、その上面に被保冷物を安定的に載置できることが好ましく、また、厚肉突部20fの長さL2は、その傾斜角度が、被保冷物をスムーズに下降移動または上昇移動させることのできる角度となるように決定されることが好ましい。なお、薄肉突部20gと厚肉突部20fは、必ずしも非接触範囲の横方向の全幅に渡って形成される必要はなく、例えば横方向の中央部分に短い幅で形成してもよく、あるいは、横方向に複数列を断続的に形成してもよい。
このような薄肉突部20gと厚肉突部20fは、アルミ板やSUS板の内部に発泡材を充填することによって断熱性を持たせて形成されることが好ましく、主扉20と一体に形成されてもよく、あるいは別体に形成されてビス等にて固定されてもよい。
【0041】
(実施の形態2)
図18、19はこの発明の実施の形態2にかかる主扉周辺の拡大側面図である。なお、特に説明なき構成は上述した実施の形態1と同じであり、同じ構成を同符号にて示す。本実施の形態は、概略的に、主扉20に第2の薄肉突部を設けた車載用保冷装置にかかるものである。
【0042】
図18、19に示すように、主扉20の上面において、厚肉突部20fが実施の形態1に比べて若干狭い長さにて形成されていると共に、この厚肉突部20fの後方には第2の薄肉突部(以下、単に薄肉突部)20hが形成されている。この薄肉突部20hは、厚肉突部20fを中心として薄肉突部20hとほぼ前後対称形状に形成されており、その上面は、厚肉突部20fから後方側に至り下降する傾斜状に形成されている。また、薄肉突部20gと同様に、厚肉突部20fに対して隙間および段差がないように形成されている。この薄肉突部20hの長さをL3、厚肉突部20f側の高さをH3a、後方側の高さをH3bとする。
【0043】
この薄肉突部20hは、主扉20から被保冷物を降ろす際、または、主扉20に載せる際の作業性を向上させるものとして機能する。すなわち、被保冷物を、図18に示すように厚肉突部20fの上面に載置し、さらに図19に示すように後方側(作業員から見て手前側)に引き出すことにより、被保冷物が自重によって後方側に自然に下降移動するため、この被保冷物の収容作業が容易になる。また、逆の場合、すなわち被保冷物を載せる際には、まず比較的高さの低い薄肉突部20hに被保冷物を載せ、これを厚肉突部20f側に押しこむことによって、被保冷物が薄肉突部20hの傾斜面に沿って上昇移動する。したがって、最初から高い位置にある厚肉突部20fに被保冷物を持ち上げる場合に比べて、作業が容易になる。なお、薄肉突部20hについても、薄肉突部20gと同様、必ずしも傾斜状に形成される必要はなく、また、厚肉突部20fとの間に隙間や段差を有して形成されてもよい。したがって、この薄肉突部20hの長さL3、高さH3a、H3bについては、薄肉突部の長さL2、高さH2a、H2bと同様に決定することができる。
【0044】
(実施の形態3)
図20、21はこの発明の実施の形態3にかかる主扉周辺の拡大側面図である。なお、特に説明なき構成は上述した実施の形態1と同じであり、同じ構成を同符号にて示す。本実施の形態は、概略的に、主扉20に滑車を設けた車載用保冷装置にかかるものである。
【0045】
図20、21に示すように、厚肉突部20fには複数の滑車20iが並設されている。各滑車20iは、被保冷物を車両前後方向に沿って移動させるものであり、横方向に沿って配置された水平軸を中心として回転する。各滑車20iは、その水平軸を含めた大部分を厚肉突部20fの内部に収容されているが、その上部は、厚肉突部20fと面一状、あるいは厚肉突部20fよりわずかに上方に突出するように配置されている。
【0046】
このような滑車20iを設けた場合には、厚肉突部20fの上面において被保冷物を前後移動させることが一層容易になり、被保冷物の出し入れを一層容易に行うことができる。なお、滑車20iは、厚肉突部20fに限られず、薄肉突部20gに設けてもよく、あるいは両方に設けてもよい。また、滑車20iは、厚肉突部20fや薄肉突部の全長全幅に設けられる必要はなく、部分的に配置されてよい。
【0047】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1記載の車載用保冷装置によれば、前記装置が有する保冷部の後方側面に、当該保冷部の保冷スペースに対して被保冷物を出し入れするための扉部を、その下辺を中心として開閉可能に形成し、この扉部の開扉時における上部には、保冷スペース側に位置する薄肉突部と、後側に位置する上面平坦状の厚肉突部とを設け、前記保冷部の下側に前記保冷部に対して固定されて前記保冷部よりも後方側に延在する台座を設けるとともに、下辺に設けた兆番を介して扉部を前記台座に開閉可能に固定させ、前記台座の上面で前記扉部を支持することにより前記圧肉突部および前記薄肉突部のそれぞれの上面を滑らせて前記被保冷物を前記保冷スペースから出し入れしているので、被保冷物を、厚肉突部の上面に載置してさらに保冷スペース側に押し込むことにより、被保冷物が自重によって保冷スペース側に自然に下降移動するため、この被保冷物の収容作業が容易になる。
【0048】
また、請求項2記載の車載用保冷装置によれば、扉部の薄肉突部は、厚肉突部から保冷スペースに至り下降する傾斜状に形成されているので、被保冷物が薄肉突部の傾斜面に沿ってスムーズに下降移動するため、被保冷物の収容作業が一層容易になる。また、保冷スペースから被保冷物を取り出す際にも、被保冷物の下縁等を引っ掛かけることなく薄肉突部に載せることができ、さらに薄肉突部の傾斜面に沿って上昇移動させることができるため、被保冷物の取り出し作業が容易になる。
【0049】
また、請求項3記載の車載用保冷装置によれば、扉部の厚肉突部の後側には、第2の薄肉突部を設けて構成されているので、被保冷物を、厚肉突部の上面に載置し、さらに後方側に引き出すことにより、被保冷物が自重によって後方側に自然に下降移動するため、この被保冷物の収容作業が容易になる。また、被保冷物を載せる際にも、最初から高い位置にある厚肉突部に被保冷物を持ち上げる場合に比べて、作業が容易になる。
【0050】
また、請求項4記載の車載用保冷装置によれば、厚肉突部または薄肉突部の少なくとも一方には、被保冷物を前後方向に沿って移動させる滑車を設けて構成されているので、厚肉突部の上面において被保冷物を滑車にて前後移動させることができるので、被保冷物の移動が一層容易になり、被保冷物の出し入れを一層容易に行うことができる。
【0051】
また、請求項5記載の車載用保冷装置によれば、扉部の開扉時における下部には、当該扉部を略水平に支持するための支持手段を設けて構成されているので、扉部が開扉時には略水平に支持されるので、この上面に被保冷物を安定的に仮置きすることができ、被保冷物の出し入れが一層容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる車載用保冷装置の車載状態における全体側面図である。
【図2】図1の後面図である。
【図3】車載用保冷装置の扉閉状態における全体斜視図である。
【図4】車載用保冷装置の扉開状態における全体斜視図である。
【図5】図3の車載用保冷装置の分解斜視図である。
【図6】補助扉周辺の平面図である。
【図7】図6のA−A矢視断面図である。
【図8】図6のB−B矢視断面図である。
【図9】横パネルの分解斜視図である。
【図10】本装置の平面図であり機械部の一部を破断して示す図である。
【図11】本装置の前面図であり機械部の一部を破断して示す図である。
【図12】カバー閉状態の操作部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。
【図13】カバー開状態の操作部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。
【図14】表示部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。
【図15】本装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図16】主扉周辺の拡大側面図である。
【図17】図16よりも被保冷物を若干進めた状態の主扉周辺の拡大側面図である。
【図18】本発明の実施の形態2にかかる主扉周辺の拡大側面図である。
【図19】図18よりも被保冷物を若干進めた状態の主扉周辺の拡大側面図である。
【図20】本発明の実施の形態3にかかる主扉周辺の拡大側面図である。
【図21】図20よりも被保冷物を若干進めた状態の主扉周辺の拡大側面図である。
【図22】従来の車載用保冷装置の車載状態における全体側面図である。
【図23】図22の後面図である。
【符号の説明】
1 車載用保冷装置
2 保冷部
3 機械部
4 台座
5 自動車
20 主扉
20f 厚肉突部
20g、20h 薄肉突部
20i 滑車
21 補助扉
22 横パネル
23 前パネル
24 下パネル
25 縦枠
26〜28 枠部
30 筐体
31 コンプレッサ
32 外部熱交換器
33 充電池
34 充電器
35 操作部
36 表示部

Claims (5)

  1. 車両上において被保冷物を保冷する車載用保冷装置であって、
    前記装置が有する保冷部の後方側面に、当該保冷部の保冷スペースに対して被保冷物を出し入れするための扉部を、その下辺を中心として開閉可能に形成し、
    この扉部の開扉時における上部には、保冷スペース側に位置する薄肉突部と、後側に位置する上面平坦状の厚肉突部とを設け、
    前記保冷部の下側に前記保冷部に対して固定されて前記保冷部よりも後方側に延在する台座を設けるとともに、下辺に設けた兆番を介して扉部を前記台座に開閉可能に固定させ、前記台座の上面で前記扉部を支持することにより前記圧肉突部および前記薄肉突部のそれぞれの上面を滑らせて前記被保冷物を前記保冷スペースから出し入れすることを特徴とする車載用保冷装置。
  2. 扉部の薄肉突部は、厚肉突部から保冷スペースに至り下降する傾斜状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の車載用保冷装置。
  3. 扉部の厚肉突部の後側には、第2の薄肉突部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の車載用保冷装置。
  4. 厚肉突部または薄肉突部の少なくとも一方には、被保冷物を前後方向に沿って移動させる滑車を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の車載用保冷装置。
  5. 扉部の開扉時における下部には、当該扉部を略水平に支持するための支持手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の車載用保冷装置。
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