JP3801609B1 - バリアーフリー・ロータリー併設式道路立体交差構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 第1道路(12)と第2道路(14)は地下道(18)と高架道(20)によって立体交差させてあり、交差点(10)には地面レベルにおいて一方通行式の円環状のロータリー(16)が設けてある。ロータリーに隣接して第1および第2道路(12、14)を地面レベルで拡幅することにより右左折用側路(22、24、26、28、30、32、34、36)が形成してある。対をなす右左折用側路には、横断歩道(38、40)と両者を連絡する歩行者用中間地帯(42、46)とが段差なくバリアーフリーに形成してある。
【選択図】 図1
Description
この交差点構造においては、徐行領域は左折用車両通行路と右折用車両通行路とで構成され、右折用車両通行路は左折用車両通行路の内側に四角形環状に形成されていて、ロータリー方式となっている。
この交差点構造は、交差点による交通渋滞を解消することができると共に、交差点内を信号に頼らない歩行者優先のバリアーフリーな空間にすることができるという利点がある。
また、交差点に歩行者横断用の信号を設ける場合には、歩行者が左折用車両通行路の横断歩道と右折用車両通行路の横断歩道の双方を渡り切ることができるだけの充分に長い時間にわたって車両を赤信号で停止させなければならないので、信号の待ち時間が長くなるという不便がある。
一方通行式のほぼ円環状のロータリーを地面レベルにおいて交差点に設け、
前記第1道路を前記ロータリーを潜り抜ける地下道(アンダーパス)の形で第2道路に対して立体交差させ、
前記第2道路を前記ロータリーを跨ぐ高架道(オーバーパス)の形で第1道路に対して立体交差させ、
前記ロータリーに隣接して前記第1道路および第2道路を地面レベルにおいて拡幅することにより各道路の両側に右左折用側路を夫々付設して、これらの側路のロータリー側端部をロータリーに連絡させ、
前記右左折用側路の少なくとも一を横断する第1の横断歩道と、前記少なくとも一の側路と対をなす(即ち道路の反対側の)右左折用側路を横断する第2の横断歩道とを、前記ロータリーの外側において地面レベルに設けると共に、前記第1の横断歩道と第2の横断歩道とを互いに連絡する歩行者用中間地帯を前記ロータリーの外側において同じく地面レベルに設け、もって、歩行者が段差に遭遇することなく第1又は第2道路を横断するのを可能にしたことを特徴とするものである。
第1道路のこれらの右左折用側路にはロータリーの外側において地面レベルに横断歩道が設けてあると共に、対をなす横断歩道は同じく地面レベルに設けた歩行者用中間地帯によって互いに連絡されており、歩行者が段差に遭遇することなくバリアーフリーに第1道路を横断できるようになっている。
直前の段落で述べた実施例と同様に、第1道路の右左折用側路にはロータリーの外側において地面レベルに横断歩道が設けてあると共に、対をなす横断歩道は同じく地面レベルに設けた歩行者用中間地帯によって互いに連絡されており、歩行者が段差に遭遇することなくバリアーフリーに第1道路を横断できるようになっている。
一方通行式のほぼ円環状のロータリーを地面レベルにおいて交差点に設け、
前記第1道路を前記ロータリーを潜り抜ける地下道の形で第2道路に対して立体交差させ、
前記第2道路を前記ロータリーを跨ぐ高架道の形で第1道路に対して立体交差させ、
前記ロータリーに隣接して前記第1道路および第2道路を拡幅することにより各道路の両側に右左折用側路を夫々付設して、これらの側路のロータリー側端部をロータリーに連絡させ、
前記第2道路の右左折用側路はその長さ方向ほぼ中央部に行くにつれて高くなるように地面レベルから隆起させて形成すると共に、前記中央部の下方を横断するべく地面レベルよりも低いレベルに歩行者用トンネルを設けることにより、第2道路およびその右左折用側路に対して前記歩行者用トンネルを立体交差させ、
前記歩行者用トンネルには緩やかな勾配をもったアクセス通路を接続し、もって、歩行者が段差に遭遇することなく、かつ、右左折車両に出会うことなく、第2道路を横断するのを可能にしたことを特徴とするものである。
一方通行式のほぼ円環状のロータリーを地面レベルにおいて交差点に設け、
前記第1道路を前記ロータリーを潜り抜ける地下道の形で第2道路に対して立体交差させ、
前記第2道路を前記ロータリーを跨ぐ高架道の形で第1道路に対して立体交差させ、
前記ロータリーに隣接して前記第1道路および第2道路を拡幅することにより各道路の両側に右左折用側路を夫々付設して、これらの側路のロータリー側端部をロータリーに連絡させ、
前記第1道路の右左折用側路はその長さ方向ほぼ中央部に行くにつれて低くなるように地面レベルから凹ませて形成すると共に、前記中央部の上方を横断するべく地面レベルよりも高いレベルに横断歩道橋を設けることにより、第1道路およびその右左折用側路に対して前記横断歩道橋を立体交差させ、
前記横断歩道橋には緩やかな勾配をもったアクセス通路を接続し、もって、歩行者が段差に遭遇することなく、かつ、右左折車両に出会うことなく、第1道路を横断するのを可能にする。
一方通行式のほぼ円環状のロータリーを地面レベルにおいて交差点に設けて、このロータリーに前記第2道路のロータリー側端部を連絡させ、
ロータリーに隣接して前記第1道路を拡幅することにより第1道路の両側に右左折用側路を夫々付設して、これらの側路のロータリー側端部をロータリーに連絡させ、
前記第1道路をロータリーを跨ぐ高架道の形で第2道路に対して立体交差させ、
前記第1道路の右左折用側路はその長さ方向ほぼ中央部に行くにつれて高くなるように地面レベルから隆起させて形成すると共に、前記中央部の下方を横断するべく地面レベルよりも低いレベルに歩行者用トンネルを設けることにより、第1道路およびその右左折用側路に対して前記歩行者用トンネルを立体交差させ、
前記歩行者用トンネルには緩やかな勾配をもったアクセス通路を接続し、もって、歩行者が段差に遭遇することなく、かつ、右左折車両に出会うことなく、第1道路を横断するのを可能にする。
一方通行式のほぼ円環状のロータリーを地面レベルにおいて交差点に設けて、このロータリーに前記第2道路のロータリー側端部を連絡させ、
ロータリーに隣接して前記第1道路を拡幅することにより第1道路の両側に右左折用側路を夫々付設して、これらの側路のロータリー側端部をロータリーに連絡させ、
前記第1道路をロータリーを潜り抜ける地下道の形で第2道路に対して立体交差させ、
前記第1道路の右左折用側路はその長さ方向ほぼ中央部に行くにつれて低くなるように地面レベルから凹ませて形成すると共に、前記中央部の上方を横断するべく地面レベルよりも高いレベルに横断歩道橋を設けることにより、第1道路およびその右左折用側路に対して前記横断歩道橋を立体交差させ、
前記横断歩道橋には緩やかな勾配をもったアクセス通路を接続し、もって、歩行者が段差に遭遇することなく、かつ、右左折車両に出会うことなく、第1道路を横断するのを可能にする。
ロータリーに隣接して前記第1道路を拡幅することにより第1道路の両側に右左折用側路を夫々付設して、これらの側路のロータリー側端部をロータリーに連絡させ、
前記第1道路をロータリーを跨ぐ高架道の形で第2道路に対して立体交差させ、
前記第1道路の右左折用側路はその長さ方向ほぼ中央部に行くにつれて高くなるように地面レベルから隆起させて形成すると共に、前記中央部の下方を横断するべく地面レベルよりも低いレベルに歩行者用トンネルを設けることにより、第1道路およびその右左折用側路に対して前記歩行者用トンネルを立体交差させ、
前記歩行者用トンネルには緩やかな勾配をもったアクセス通路を接続し、もって、歩行者が段差に遭遇することなく、かつ、右左折車両に出会うことなく、第1道路を横断するのを可能にする。
ロータリーに隣接して前記第1道路を拡幅することにより第1道路の両側に右左折用側路を夫々付設して、これらの側路のロータリー側端部をロータリーに連絡させ、
前記第1道路をロータリーを潜り抜ける地下道の形で第2道路に対して立体交差させ、
前記第1道路の右左折用側路はその長さ方向ほぼ中央部に行くにつれて低くなるように地面レベルから凹ませて形成すると共に、前記中央部の上方を横断するべく地面レベルよりも高いレベルに横断歩道橋を設けることにより、第1道路およびその右左折用側路に対して前記横断歩道橋を立体交差させ、
前記横断歩道橋には緩やかな勾配をもったアクセス通路を接続し、もって、歩行者が段差に遭遇することなく、かつ、右左折車両に出会うことなく、第1道路を横断するのを可能にする。
一方通行式のほぼ円環状のロータリーを地面レベルにおいて交差点に設け、
前記第1道路を前記ロータリーを潜り抜ける地下道の形で第2道路に対して立体交差させ、
前記第2道路を前記ロータリーを跨ぐ高架道の形で第1道路に対して立体交差させ、
前記ロータリーに隣接して前記第1道路および第2道路を拡幅することにより各道路の両側に右左折用側路を夫々付設して、これらの側路のロータリー側端部をロータリーに連絡させ、
前記第2道路の右左折用側路はその長さ方向ほぼ中央部に行くにつれて高くなるように地面レベルから隆起させて形成すると共に、前記中央部の下方を横断するべく地面レベルに歩行者用トンネルを設けることにより、第2道路およびその右左折用側路に対して前記歩行者用トンネルを立体交差させ、もって、歩行者が段差に遭遇することなく、かつ、右左折車両に出会うことなく、第2道路を横断するのを可能にする。
図1および図2を参照するに、本発明のバリアーフリー交差点10は、第1の道路12と、これに交わる第2の道路14を有する。この交差点10には、地面レベル(グランドレベル)において円環状の一方通行式(左側通行の我が国では時計回り)のロータリー16が設けてある。
第1道路12は地下道18の形でロータリー16を潜り抜ける直進専用車線を備えている。
他方、第2道路14は高架道20の形でロータリー16を跨ぐ直進専用車線を備えている。
図面から良く分かるように、ロータリー16の外径は道路(12又は14)の幅とそれに付属する2本の右左折用側路の幅との和よりも大きくしてあり、車両が大きな曲率半径でゆったりと旋回できるようになっている。
より詳しくは、第1道路12の右左折用側路22、24には、当該右左折用側路22、24を夫々横断する横断歩道38、40が同一レベルに設けてある。これらの横断歩道38、40は同じく地面レベルに設けた歩行者用中間地帯42によって互いに連絡されている。歩行者用中間地帯42は地面レベルに位置するので、地下道18の形の直進専用車線を跨いでいる。
或いは、各横断歩道の手前で車両を一律に一時停止させるべく道路標識などにより交通規制をする場合には、信号を省略することもできる。
第2道路14の右左折用側路26、28、34、36にも類似の横断歩道が設けてあり、重複説明は省略する。第1道路の構成との相違点は、第2道路14の横断歩道の歩行者用中間地帯46は高架道20の形の直進専用車線の下を地面レベルで通過している。
最初に直進車の進行について述べるに、直進車は地下道18および高架道20の形の直進専用車線を真っ直ぐ通過することができる。
地下道18又は高架道20の形の直進専用車線を通過する直進車が右左折用側路22、24、26、28、30、32、34、36の横断歩道を横切ることはないので、直進車をして歩行者の横断のために交差点で信号停止させる必要がない。従って、直進車は、横断者に関係なく、速度を維持したまゝで直進専用車線を直進することができる。
また、直進車が横断歩道上の歩行者に危険を与えることは全くない。
また、いづれかの道路12又は14から他方の道路14又は12へ右折する車両は、右左折用側路24、28、32、又は36を経て他の車両に配慮し充分徐行しながらロータリー16に入り、一方通行式に右大回りにロータリー16を270°回ることにより右折を行い、必要に応じて加速しながら右左折用側路34、22、26、又は30を経て他方の道路へ合流する。
更に、第1道路12および第2道路14上の車両はロータリー16を利用して180°のUターンを行うこともできる。
このように、横断者は先ず青信号の間に横断歩道を右左折用側路1車線分の幅だけ横断しさえすれば中間地帯42又は46に到達し、必要に応じて休息する機会が得られるので、ゆっくりと落ちついて安全かつ容易に横断歩道を渡ることができる。
必要に応じて中間地帯42又は46で休息した横断者は、同じ又は次の又はその後の青信号で残る他方の右左折用側路を横断することにより、道路の反対側の歩道44に安全かつ容易に行き着くことができる。
また、横断歩道用の信号機を設ける場合でも、横断者は青信号の間に1車線分の幅の横断歩道を横断しさえすればよいので、青信号の時間を最小限にすることができ、右左折車やUターン車両の信号待ち時間を短縮することができる。
更に、ロータリー16を通る右左折車やUターン車両は、相互に信号によって規制する必要がないので、歩行者が横断歩道を横断中の場合を別とすれば、他の車両に配慮しかつ徐行しさえすればノンストップでロータリーを通過することができる。従って、右左折車やUターン車両についても車の流れが良くなると共に、信号待ちによるイライラも解消する。
図1および図2に示した実施例において第1道路12および第2道路14の双方がロータリー16に対し立体交差になっているのに対して、図3および図4に示した実施例は、第1道路12のみをロータリー16に対して立体交差させたことを特徴としており、第2道路14はロータリー16に同一レベルで交っている。図3に示した実施例では、第1道路12は高架道20の形でロータリー16を跨いでおり、他方、図4に示した実施例では、第1道路12は地下道18の形でロータリーを潜り抜けている。
図3および図4に示した実施例では、第2道路14の直進車はロータリー16を経由しなければならないので、図1および図2に示した実施例に比較して交差点通過にあたり速度を下げなければならないという不便があるが、第2道路14の交通量が多くないような状況においては第1道路12のみを立体化することにより立体化工事に要する費用を半減しながらもなお交差点の渋滞をかなり緩和することができるという有用な利点を享受することができる。
他方、第2道路14の横断歩道48は、ロータリー16の手前で第2道路14を横断している。図3および図4の実施例では第2道路は片側1車線、上下2車線を有するので、横断歩道48は第2道路14の上下2車線を一気に横断しなければならないようになっている。
そこで、図示しない変化形においては、第2道路14の横断歩道48の中間(即ち、横断歩道48の長さ方向中間、第2道路の幅方向中間)に適当な幅の歩行者用中間地帯を設け、横断行程の半ばに歩行者が必要に応じてそこで休息出来るようにするのが好ましい。この場合には、歩行者用中間地帯の分だけ第2道路を拡幅する必要がある。
図5および図6に示した実施例も、図3および図4に示した実施例について前述したものと同様の効果を有する。
図1および図2に示した第1実施例との相違点を説明するに、図7および図8に示した変化形は、バリアーフリー式の横断歩道を右左折用側路22、24、26、28、30、32、34、36に対して立体交差させ、交差点を無信号化したことを特徴としている。
横断歩道と右左折用側路とを立体交差させるためには、横断歩道が歩道橋である場合には歩道橋の下に車両の通行を可能にする高さ(例えば4.5m)が必要であり、横断歩道が歩行者用トンネルである場合には右左折用側路の下に歩行者が通行可能なトンネルを形成する高さが必要であるが、図7および図8に示した変化形では、横断歩道と右左折用側路とを立体交差させるに必要な高さは、横断歩道と右左折用側路の夫々に振り分けてある。
反対に、高架道を有する第2道路14については、右左折用側路26、28、34、36の中央部は図示したように地面レベルよりも隆起させてあり、横断歩道としての歩行者用トンネル54は地面レベルよりもやや低いレベルにおいて右左折用側路26、28、34、36の中央部の下をくぐらせてある。歩行者用トンネル54の高さは例えば2〜2.5mにすることができる。歩行者用トンネル54にもなだらかな下り勾配のアクセス通路56が設けてある。
図7および図8に示した実施例との相違点のみ説明するに、図7および図8に示した実施例においては歩行者用トンネル54は地面レベルよりもやや低いレベルに設けてあり、なだらかな下り勾配のアクセス通路56が接続してあるのに対して、図9および図10に示した変化形では、歩行者用トンネル54は地面と同一レベルに設けてあるので、遊歩道58から歩行者用トンネル54に直かにアクセスすることができる。
このように、このデザインでは緩やかな勾配をもった長いアクセス通路がないので、横断歩行者が最短距離で歩行者用トンネルにアクセスできる利点がある。
また、歩行者と自動車とが互いに出会うことが無いので、自動車道路の信号機の数を低減することができる。
このバリアーフリーな横断歩道構造は、現存する自動車道路の所望の一部区間のみを地面レベルから凹ませるか隆起させることにより簡単に構築することができるので、最小限の交通規制により短期間の工事で低コストで完成させることができる。
12: 第1道路
14: 第2道路
16: ロータリー
18: 地下道
20: 高架道
22、24、26、28、30、32、34、36: 右左折用側路
38、40、48:横断歩道
42、46: 歩行者用中間地帯
44: 歩道
発明者 新谷 大
新谷 博
黒石 冨三
特許出願人 月灘建設株式会社
新成商事有限会社
代理人 弁理士 伊藤 宏
Claims (8)
- 第1の道路と第2の道路とが交わる四叉路交差点において:
一方通行式のほぼ円環状のロータリーを地面レベルにおいて交差点に設け、
前記第1道路を前記ロータリーを潜り抜ける地下道の形で第2道路に対して立体交差させ、
前記第2道路を前記ロータリーを跨ぐ高架道の形で第1道路に対して立体交差させ、
前記ロータリーに隣接して前記第1道路および第2道路を拡幅することにより各道路の両側に右左折用側路を夫々付設して、これらの側路のロータリー側端部をロータリーに連絡させ、
前記第2道路の右左折用側路はその長さ方向ほぼ中央部に行くにつれて高くなるように地面レベルから隆起させて形成すると共に、前記中央部の下方を横断するべく地面レベルよりも低いレベルに歩行者用トンネルを設けることにより、第2道路およびその右左折用側路に対して前記歩行者用トンネルを立体交差させ、
前記歩行者用トンネルには緩やかな勾配をもったアクセス通路を接続し、もって、歩行者が段差に遭遇することなく、かつ、右左折車両に出会うことなく、第2道路を横断するのを可能にしたことを特徴とするバリアーフリー・ロータリー併設式立体交差構造。 - 第1の道路と第2の道路とが交わる四叉路交差点において:
一方通行式のほぼ円環状のロータリーを地面レベルにおいて交差点に設け、
前記第1道路を前記ロータリーを潜り抜ける地下道の形で第2道路に対して立体交差させ、
前記第2道路を前記ロータリーを跨ぐ高架道の形で第1道路に対して立体交差させ、
前記ロータリーに隣接して前記第1道路および第2道路を拡幅することにより各道路の両側に右左折用側路を夫々付設して、これらの側路のロータリー側端部をロータリーに連絡させ、
前記第1道路の右左折用側路はその長さ方向ほぼ中央部に行くにつれて低くなるように地面レベルから凹ませて形成すると共に、前記中央部の上方を横断するべく地面レベルよりも高いレベルに横断歩道橋を設けることにより、第1道路およびその右左折用側路に対して前記横断歩道橋を立体交差させ、
前記横断歩道橋には緩やかな勾配をもったアクセス通路を接続し、もって、歩行者が段差に遭遇することなく、かつ、右左折車両に出会うことなく、第1道路を横断するのを可能にしたことを特徴とするバリアーフリー・ロータリー併設式立体交差構造。 - 第1の道路と第2の道路とが交わる四叉路交差点において:
一方通行式のほぼ円環状のロータリーを地面レベルにおいて交差点に設けて、このロータリーに前記第2道路のロータリー側端部を連絡させ、
ロータリーに隣接して前記第1道路を拡幅することにより第1道路の両側に右左折用側路を夫々付設して、これらの側路のロータリー側端部をロータリーに連絡させ、
前記第1道路をロータリーを跨ぐ高架道の形で第2道路に対して立体交差させ、
前記第1道路の右左折用側路はその長さ方向ほぼ中央部に行くにつれて高くなるように地面レベルから隆起させて形成すると共に、前記中央部の下方を横断するべく地面レベルよりも低いレベルに歩行者用トンネルを設けることにより、第1道路およびその右左折用側路に対して前記歩行者用トンネルを立体交差させ、
前記歩行者用トンネルには緩やかな勾配をもったアクセス通路を接続し、もって、歩行者が段差に遭遇することなく、かつ、右左折車両に出会うことなく、第1道路を横断するのを可能にしたことを特徴とするバリアーフリー・ロータリー併設式立体交差構造。 - 第1の道路と第2の道路とが交わる四叉路交差点において:
一方通行式のほぼ円環状のロータリーを地面レベルにおいて交差点に設けて、このロータリーに前記第2道路のロータリー側端部を連絡させ、
ロータリーに隣接して前記第1道路を拡幅することにより第1道路の両側に右左折用側路を夫々付設して、これらの側路のロータリー側端部をロータリーに連絡させ、
前記第1道路をロータリーを潜り抜ける地下道の形で第2道路に対して立体交差させ、
前記第1道路の右左折用側路はその長さ方向ほぼ中央部に行くにつれて低くなるように地面レベルから凹ませて形成すると共に、前記中央部の上方を横断するべく地面レベルよりも高いレベルに横断歩道橋を設けることにより、第1道路およびその右左折用側路に対して前記横断歩道橋を立体交差させ、
前記横断歩道橋には緩やかな勾配をもったアクセス通路を接続し、もって、歩行者が段差に遭遇することなく、かつ、右左折車両に出会うことなく、第1道路を横断するのを可能にしたことを特徴とするバリアーフリー・ロータリー併設式立体交差構造。 - 第1の道路に第2の道路がT字形に交わるT字形交差点において:
一方通行式のほぼ円環状のロータリーを地面レベルにおいて交差点に設けて、このロータリーに前記第2道路のロータリー側端部を連絡させ、
ロータリーに隣接して前記第1道路を拡幅することにより第1道路の両側に右左折用側路を夫々付設して、これらの側路のロータリー側端部をロータリーに連絡させ、
前記第1道路をロータリーを跨ぐ高架道の形で第2道路に対して立体交差させ、
前記第1道路の右左折用側路はその長さ方向ほぼ中央部に行くにつれて高くなるように地面レベルから隆起させて形成すると共に、前記中央部の下方を横断するべく地面レベルよりも低いレベルに歩行者用トンネルを設けることにより、第1道路およびその右左折用側路に対して前記歩行者用トンネルを立体交差させ、
前記歩行者用トンネルには緩やかな勾配をもったアクセス通路を接続し、もって、歩行者が段差に遭遇することなく、かつ、右左折車両に出会うことなく、第1道路を横断するのを可能にしたことを特徴とするバリアーフリー・ロータリー併設式立体交差構造。 - 第1の道路に第2の道路がT字形に交わるT字形交差点において:
一方通行式のほぼ円環状のロータリーを地面レベルにおいて交差点に設けて、このロータリーに前記第2道路のロータリー側端部を連絡させ、
ロータリーに隣接して前記第1道路を拡幅することにより第1道路の両側に右左折用側路を夫々付設して、これらの側路のロータリー側端部をロータリーに連絡させ、
前記第1道路をロータリーを潜り抜ける地下道の形で第2道路に対して立体交差させ、
前記第1道路の右左折用側路はその長さ方向ほぼ中央部に行くにつれて低くなるように地面レベルから凹ませて形成すると共に、前記中央部の上方を横断するべく地面レベルよりも高いレベルに横断歩道橋を設けることにより、第1道路およびその右左折用側路に対して前記横断歩道橋を立体交差させ、
前記横断歩道橋には緩やかな勾配をもったアクセス通路を接続し、もって、歩行者が段差に遭遇することなく、かつ、右左折車両に出会うことなく、第1道路を横断するのを可能にしたことを特徴とするバリアーフリー・ロータリー併設式立体交差構造。 - 第1の道路と第2の道路とが交わる四叉路交差点において:
一方通行式のほぼ円環状のロータリーを地面レベルにおいて交差点に設け、
前記第1道路を前記ロータリーを潜り抜ける地下道の形で第2道路に対して立体交差させ、
前記第2道路を前記ロータリーを跨ぐ高架道の形で第1道路に対して立体交差させ、
前記ロータリーに隣接して前記第1道路および第2道路を拡幅することにより各道路の両側に右左折用側路を夫々付設して、これらの側路のロータリー側端部をロータリーに連絡させ、
前記第2道路の右左折用側路はその長さ方向ほぼ中央部に行くにつれて高くなるように地面レベルから隆起させて形成すると共に、前記中央部の下方を横断するべく地面レベルに歩行者用トンネルを設けることにより、第2道路およびその右左折用側路に対して前記歩行者用トンネルを立体交差させ、もって、歩行者が段差に遭遇することなく、かつ、右左折車両に出会うことなく、第2道路を横断するのを可能にしたことを特徴とするバリアーフリー・ロータリー併設式立体交差構造。 - 第1の道路と第2の道路とが交わる四叉路交差点において:
前記第2道路を高架道の形で第1道路に対して立体交差させ、
交差点に隣接して前記第2道路の両側に右左折用側路を夫々設置して、これらの側路の交差点側端部を第1道路に接続し、
前記右左折用側路はその長さ方向ほぼ中央部に行くにつれて高くなるように地面レベルから隆起させて形成すると共に、前記中央部の下方を横断するべく地面レベルに歩行者用トンネルを設けることにより、第2道路およびその右左折用側路に対して前記歩行者用トンネルを立体交差させ、もって、歩行者が段差に遭遇することなく、かつ、右左折車両に出会うことなく、第2道路を横断するのを可能にしたことを特徴とするバリアーフリー立体交差構造。
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