JP3800710B2 - シャッター制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作状態が固定保持される操作スイッチによりシャッターを開閉制御するものにおいて、特に、操作スイッチが操作状態で保持されている状態で電源が投入されても不意に開閉移動することを防止できるシャッター制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
シャッターを開閉制御する制御手段は、開放、閉鎖、停止の各操作スイッチの操作で対応する方向に開閉機を駆動しシャッターを開閉制御する。
この操作スイッチとしてロータリースイッチ等、操作状態が機械的に保持される構成のものを用いる場合がある。このような操作スイッチは、操作するとスイッチ接点がこの状態に保持され、同方向への開閉を継続的に行えるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような保持式の操作スイッチを用いたときには、下記のような課題がある。
操作スイッチが機械的に保持されるため、開閉後に再度操作する等してこの保持を解除しておかない限りスイッチ接点は操作された時の状態のままとなる。
【0004】
このため、操作スイッチが保持された状態のまま復帰操作しないで、シャッターの電源が落とされ、この後に操作スイッチ状態を知らないで電源を投入したときには、この電源投入と同時にシャッターが保持された状態のままの操作方向に直ちに動作し始めることになる。
電源投入時での上記課題は、他に停電後の復電時も同様である。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、操作スイッチの状態にかかわらず、電源投入時に不意にシャッターが開閉することを防止できるシャッター制御システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のシャッター制御システムは、請求項1記載のように、
開放、閉鎖、停止の各操作に対応して接点状態を保持出力する操作手段1と、
電源投入時に前記操作手段1が操作された状態に保持されている場合は前記電源投入時から前記操作手段1が操作されるとこの操作開始から、前記各操作に対応した操作信号を所定期間T1のパルス信号として出力するロジック回路7と、前記パルス信号を受けて操作状態を判別し対応する制御信号を出力する処理手段8とを有する制御手段2と、を具備し、
この制御手段2には、さらに、前記電源投入時にT2>T1の関係となる所定期間T2の間は、前記パルス信号を無効として前記パルス信号の出力を禁止する投入時遅延部7dが設けられている構成とすること、
を特徴とする。
【0007】
請求項2記載のシャッター制御システムは、
開放、閉鎖、停止の各操作に対応して接点状態を保持出力する操作手段1と、
電源投入時に前記操作手段1が操作された状態に保持されている場合は前記電源投入時から前記操作手段1が操作されるとこの操作開始から、前記各操作に対応した操作信号を所定期間T1のパルス信号として出力するロジック回路7と、前記パルス信号を受けて操作状態を判別し対応する制御信号を出力する処理手段8とを有する制御手段2と、を具備し、
前記処理手段8は、さらに、前記電源投入時にT2>T1の関係となる所定期間T2の間は、前記パルス信号の入力を無効として前記制御信号の出力を禁止する制御を実行する構成とすること、
を特徴とする。
【0008】
また、請求項3記載のシャッター制御システムは、
前記ロジック回路7は、前記操作信号入力時からこの信号を前記所定期間T1の間、前記パルス信号として保持出力するよう、時定数が前記所定期間T1となるように設定された抵抗とコンデンサからなる時定数回路が接続されたパルス保持回路を有することを特徴とする。
請求項4記載のシャッター制御システムは、
前記投入遅延部7dは、電源入力及び直後に入力される投入時遅延回路からのトリガ信号の入力時からこの信号を前記所定期間T2の間保持出力するよう、時定数が前記所定期間T2となるように設定された抵抗とコンデンサからなる時定数回路が接続されたパルス保持回路IC4を有し、このパルス保持回路IC4で保持出力された信号により前記パルス信号を無効として前記パルス信号の出力を禁止することを特徴とする。
【0009】
上記構成によれば、操作手段1は開放、閉鎖、停止の各位置に操作されるとこの位置での接点状態が保持される。この保持状態のまま電源が落とされた後に、電源が再投入されたときには、この電源投入から所定期間T2の間は制御手段2に設けられたロジック回路7の投入時遅延部7dがパルス信号の出力を禁止する。これにより電源投入時に直ちにシャッターが開閉動作することがない。
この所定期間T2は、処理手段8の実行処理で行いこの処理手段8が出力を禁止する構成であっても同様の作用が得られる。
また、ロジック回路7においては、時定数回路が接続されたパルス保持回路を有していることで、操作信号入力時からこの信号を所定期間T1の間、パルス信号として保持出力するよう、時定数が前記所定期間T1となるように設定される。
さらに、投入遅延部7dには、時定数が所定期間T2となるように設定されたパルス保持回路IC4を有することで、電源入力及び直後に入力される投入時遅延回路からのトリガ信号の入力時からこの信号を所定期間T2の間保持出力し、このパルス保持回路IC4で保持出力された信号によりパルス信号を無効としてパルス信号の出力を禁止する。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のシャッター制御システムの第1実施形態を示すブロック図である。
操作手段1には開放、閉鎖、停止の各操作スイッチが設けられ、制御手段2はこの操作手段1の操作スイッチの操作を検出して対応方向に開閉機Mを駆動し、シャッターを開閉制御する。
【0011】
操作手段1に設けられる開放、閉鎖、停止の各操作スイッチは、例えばロータリースイッチで構成される。このロータリースイッチは、開放、閉鎖、停止の各操作をノブの回動で行うもので、各位置に回動させた状態がクリック機構等で機械的に保持されて接点が閉じた状態のままとなる。
他に、このような機械的保持の操作スイッチとしては、1度目の押下で接点を閉じた状態とし再度の押下で離す押釦や、トグルスイッチ、シーソースイッチ等がある。
【0012】
制御手段2には、操作手段1の各接点状態を検出する入力部5と、商用電源等から所定電圧の電源Va,Vbを装置内に供給する電源回路6と、入力部5及び電源回路6の出力に基づき、操作手段1の操作信号を処理出力するロジック回路7と、CPU等で構成されロジック回路7の出力に基づきシャッター開閉の制御を行う処理手段8と、処理手段8が出力する制御信号に基づき開閉機Mを同方向に開閉させる駆動信号を出力する駆動回路9を有する。
【0013】
図2は、ロジック回路7を示す回路図である。
操作手段1と入力部5は、接続線1aを介して接続されており入力部5は、開閉停のいずれかのスイッチが操作されたとき、この接続線1aを介して検出された操作信号をロジック回路7に出力する。
図示の例では、開放及び閉鎖のスイッチにはそれぞれ電源回路6から所定電圧(例えばDC24V)の電源Vbが供給されており、操作手段1が開放あるいは閉鎖操作されたときに、対応するトランジスタTr1,Tr2がスイッチング動作し供給された電源Va(例えばDC5V)をON/OFFしてロジック回路7に出力する。
【0014】
ロジック回路7の入力段においてTr1,2の出力端には、それぞれ反転素子INV1,INV2が設けられる。
この反転素子INV1,INV2の出力は、それぞれ開放側回路7a、閉鎖側回路7b、停止側回路7cに並列出力される。これら各回路7a〜7cは、ほぼ同一構成であり開放側回路7aを例に説明する。
反転素子INV1,INV2の出力は論理積素子AND1に入力され、うち、開放スイッチ側の入力には反転素子INV3が設けられる。
【0015】
論理積素子AND1の出力は、論理積素子AND5の一方の入力端子と、モノマルチバイブレータからなるパルス保持回路IC1の一方の入力端子Aに接続されている。
パルス保持回路IC1の他方の入力端子B及び電源入力端子CDには、電源回路6からの電源Vaが入力される。
このパルス保持回路IC1には、端子E,Fにそれぞれ抵抗R1,コンデンサC1からなる時定数回路が接続されており、入力端子Bへの電源Va入力、及び直後の入力端子Bへの信号(トリガ)入力時から時定数に基づき所定期間T1の間保持出力する。パルス保持回路IC1の出力Qは、論理積素子AND4の一方の端子に入力される。
【0016】
また、7dは投入時遅延回路であり、前記電源回路6の電源Vbが入力され、抵抗R2,R3とコンデンサC2による所定の時定数を有するトリガ部を有する。抵抗R3とコンデンサC2間は、パルス保持回路IC4の入力端子Aに入力されており電源投入時から若干の遅れをもったトリガをパルス保持回路IC4に出力する。尚、抵抗R2,R3の直列回路には逆電流防止用のダイオードDが介挿されている。
【0017】
パルス保持回路IC4は、前記IC1と同様の構成であり、入力端子B及び電源入力端子CDには、前記同様に電源回路6からの電源Vaが入力される。また、端子E,Fにはそれぞれ抵抗R4,コンデンサC3からなる時定数回路が接続されており、両入力端子A,Bへの信号を入力時から時定数に基づき所定期間T2の間保持出力する。
そして、このパルス保持回路IC4は、入力端子Bへの電源Va入力、及び直後に入力端子Bに入力される投入時遅延回路7dからの信号(トリガ)入力時から時定数に基づきこの信号を所定期間T2の間保持出力し反転端子から論理積回路AND4の一方の入力端子に信号を出力する。ここで期間T1<期間T2となるよう、パルス保持回路IC1に接続される抵抗R1とコンデンサC1の時定数と、パルス保持回路IC4に接続される抵抗R4とコンデンサC3の値をそれぞれ設定しておく。
【0018】
また、上記パルス保持回路IC1の出力Q,IC4の出力は、論理積素子AND4の他方の入力端子に接続される。
この論理積素子AND4の出力は、論理積素子AND5の一方の入力端子に接続されている。
【0019】
論理積素子AND5は、スイッチング素子Tr3に接続され、スイッチング素子Tr3は、論理積素子AND5の出力によりスイッチング動作し、処理手段8に対して電源回路6からの電源Vaをプルアップ抵抗R5を介してON/OFF制御する。
【0020】
上記説明の開放側回路7aと同様の構成を有する閉鎖側回路7b,停止側回路7cにも、投入時遅延回路7dの出力段の論理積素子AND4の出力が入力される論理積素子AND6,AND7がそれぞれ設けられ、スイッチング素子Tr4,Tr5を介して電源回路6からの電源VaがON/OFF制御される。
【0021】
次に、上記構成による制御動作を図3のタイムチャートを参照し説明する。
まず、電源投入時に操作手段1のスイッチが開放状態のときの動作を説明する。前回の操作者がスイッチを開放位置にしたまま電源を落とし、この後、操作者が電源を投入すると、(a)に示すように電源回路6からの電源Va,Vbがこの投入と同時に各部に供給される。このとき、スイッチは(b)に示すように開放位置にある。
【0022】
同時に論理積回路AND1の出力は(c)に示すようにL→Hに切り換わり、パルス保持回路IC1は出力端子Qから(d)に示すように所定期間T1の間、H状態のパルス信号を保持出力する。
しかし、電源投入と同時にパルス保持回路IC4の入力端子A,Bにはそれぞれ(e),(f)に示す信号が入力されて反転端子からは(g)に示すように所定期間T2の間、L状態の信号を保持出力する。
これにより、前記T1<T2の関係から、電源投入から所定期間T2経過時以降の間、論理積素子AND5の出力は(h)に示すように連続したL状態に保持される。
【0023】
これにより、Tr3は電源投入から少なくとも所定期間T2経過後まではOFF状態にあり処理手段8の開放側端子8aには電源回路6からの電源Vaの供給が継続(H状態)され変化しない。
処理手段8は、Tr3の非作動に対応してシャッター開放制御の為の制御信号を出力せず、駆動回路9は開閉機Mを回転させず停止状態に保持する。
このように、電源投入時に操作手段1のスイッチが開放状態であっても、ロジック回路7は操作手段1のスイッチの状態にかかわらず、Tr3をOFF状態に維持しシャッターが直ちに移動することを禁止する。
【0024】
上記説明は、操作手段1のスイッチが開放状態に固定された例を説明したが、他にこのスイッチが閉鎖状態に保持されている状態で電源が投入されたときにおいても、同方向へ直ちにシャッターが移動することが禁止される。
また、操作手段1のスイッチが停止状態にて固定された場合においても、電源投入から所定期間T2の間は処理手段8からシャッター停止の制御信号は出力されない。
【0025】
また、所定期間T2の間は、操作手段1のスイッチの保持状態にかかわらず、ロジック回路7は操作信号を無効として処理手段8に出力しないから、電源投入された直後に操作手段1が操作されても所定期間T2の間は処理手段8に対し操作に対応した信号を出力せず、シャッターが移動することを禁止する。
【0026】
所定期間T2経過後の状態は、図3のタイムチャート後段側に記載されている。
この時期には、ロジック回路7内の各部には既に電源回路6からの電源Va,Vbがそれぞれ供給された状態にある。
そして、電源投入から所定期間T2経過後は、投入時遅延回路7d内のパルス保持回路IC4は、出力端子QからH状態の信号を出力し続けている。
【0027】
ここで、操作手段1のスイッチが図3(a)に示すように開放側に操作されると、(b)論理積素子AND1がHとなり、(c)パルス保持回路IC1は操作開始から所定期間T1の間、出力端子QからH状態のパルス信号を出力する。
これにより、論理積素子AND4,AND5からは同T1の期間のパルス信号を出力し、Tr3がこの期間ONしたことが処理手段8に入力される。
処理手段8は、開放側端子8aに前記所定期間T1のパルス信号が入力されたことに基づき開放操作であると判断して開放操作の制御信号を駆動回路9に出力する。
駆動回路9は対応して開閉機Mに対して開放の駆動信号を出力し、シャッターを開放方向に移動させる。
【0028】
この後、操作手段1のスイッチが停止、あるいは閉鎖側に操作されたときには、ロジック回路7は上記同様に所定期間T1のパルス信号を処理手段8の閉鎖側端子8bあるいは停止用端子8cに出力し、処理手段8は対応して閉鎖あるいは停止の制御信号を駆動回路9に出力してシャッターを閉鎖あるいは停止制御する。
【0029】
また、既存の制御装置2に上記ロジック回路7、特に投入時遅延回路7dのみを付加するだけで上記作用を得ることができるようになり、処理手段7の構成の変更(例えば実行プログラムの変更等)が不要である。
【0030】
次に、図4は、本発明の第2実施形態を示すブロック図である。
この実施形態では、前記電源投入時の開閉動作を禁止する所定期間T2を処理手段8の内部で判断処理する構成であり、ロジック回路7は、操作手段1の各操作スイッチの操作毎に対応する所定期間T1のパルス信号を出力する構成である。
【0031】
図示のように、ロジック回路7は前記第1の実施形態で説明した開放側回路7a,閉鎖側回路7b,停止側回路7cと同様の構成とされ、投入時遅延回路7dが省かれた形であり、パルス保持回路IC1,IC2,IC3の出力は直接論理積素子AND5,AND6,AND7に接続されている点が相違している。
また、処理手段8内部には、電源投入で計時を開始する無効タイマ8tを設ける。
【0032】
次に、上記構成による制御動作を図5のフローチャートを参照し説明する。
電源が投入されると(SP1)、電源回路6からの電源Va,Vbが各部に供給される。この電源投入によって、処理手段8がリセット起動し、また、無効タイマ8tが計時を開始する(SP2)。
この電源投入時に操作手段1のスイッチが開放状態に保持されていた場合、論理積素子AND1のがH状態となり、パルス保持回路IC1も出力端子Qは所定期間T1の間H状態のパルス信号を保持出力する。
処理手段8の開放側端子8aには、論理積素子AND5,Tr3を介してこの所定期間T1のパルス信号が入力される。
【0033】
しかし、処理手段8は、無効タイマ8tの計時情報が所定期間T2(T1<T2)に達するまでの期間は、この開放側端子8aへのパルス信号の入力を無効とする(SP3)。
これにより、電源投入から所定期間T2経過時までは、操作手段1の操作状態にかかわらず、処理手段8は制御信号を出力せず、シャッターが不意に開放方向に移動することが防止される。
上記のように、操作手段1が開放側に保持された状態で電源投入されたときの動作と同様に、操作手段1が閉鎖側あるいは停止側に保持された状態で電源投入されたときにも処理手段8は同方向への制御信号を出力しない。
【0034】
この後、無効タイマ8tの計時情報が所定期間T2経過すると(SP4-YES)、処理手段8は、ロジック回路7からの信号入力を受け付ける。
この所定期間T2経過後において、操作手段1のスイッチが開放側に操作されると、ロジック回路7の開放側回路7aを介して処理手段8の開放側端子8aに所定期間T1のパルス信号が入力される(SP5-YES)。
処理手段8は、このパルス入力に基づき開放操作であると判断して開放操作の制御信号を駆動回路9に出力する(SP6)。
駆動回路9は対応して開閉機Mに対して開放の駆動信号を出力し、シャッターを開放方向に移動させる。
【0035】
そして、所定期間T2経過後であれば、処理手段8への信号入力待機状態となり(SP7)、操作手段1のスイッチが停止、あるいは閉鎖側に操作されたときには、ロジック回路7は上記同様に所定期間T1のパルス信号を処理手段8の閉鎖側端子8bあるいは停止用端子8cに出力し、処理手段8は対応して閉鎖あるいは停止の制御信号を駆動回路9に出力してシャッターを閉鎖あるいは停止制御する。
【0036】
この実施の形態によれは、処理手段7内部の実行プログラムを変更することにより上記作用を得るものであり、ロジック回路2の投入時遅延部7dは不要で構成を簡単化できる。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、操作状態が保持されるタイプの操作手段が用いられた際に、開閉操作状態のまま電源が落とされても、次回の電源投入時に、この投入と同時にシャッターが不意に開閉動作し始めることを防止できるようになる。
すなわち、電源の再投入時に前記操作手段が操作された状態に保持されている場合には、この電源の再投入時から操作手段が操作されると、この操作開始から、操作に対応した操作信号を所定期間T1のパルス信号としてロジック回路が出力するが、このロジック回路とともに制御手段を構成する処理手段が、前記パルス信号を受けて操作状態を判別し対応する制御信号を出力して、この制御手段が、さらに、電源投入時にT2>T1の関係となる所定期間T2の間は、前記パルス信号を無効として前記パルス信号の出力を禁止する投入時遅延部が設けられており、これにより、電源再投入時に直ちにシャッターが開閉移動することがない。
また、操作手段の操作を無効とする所定期間経過後は、通常通り操作手段の操作があれば対応する方向にシャッターが開閉制御されるようになるため、操作感を低下させることがない。
さらに、上記投入時遅延部に替えて、上記処理手段に、電源の再投入時にT2>T1の関係となる所定期間T2の間を、パルス信号の入力を無効として制御信号の出力を禁止する制御を実行する構成とさせることとしてもよい。
また、ロジック回路に、時定数が前記所定期間T1となるように設定された抵抗とコンデンサからなる時定数回路が接続されたパルス保持回路を有する構成としたことで、前記ロジック回路7は、前記操作信号入力時からこの信号を前記所定期間T1の間、前記パルス信号として保持出力するようになる。
さらに、前記投入遅延部7dは、時定数が前記所定期間T2となるように設定された抵抗とコンデンサからなる時定数回路が接続されたパルス保持回路IC4を有する構成としたことで、電源入力及び直後に入力される投入時遅延回路からのトリガ信号の入力時からこの信号を前記所定期間T2の間保持出力するようになり、このパルス保持回路IC4で保持出力された信号により前記パルス信号を無効として前記パルス信号の出力を禁止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャッター制御システムの第1実施形態を示すブロック図。
【図2】ロジック回路を示す回路図。
【図3】ロジック回路の各部の信号状態を示すタイムチャート。
【図4】本発明の第2実施形態におけるロジック回路を示す回路図。
【図5】第2実施形態の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…操作手段、2…制御手段、5…入力部、6…電源回路、7…ロジック回路、7a…開放側回路、7b…閉鎖側回路、7c…停止側回路、8…処理手段、8a…開放用端子、8b…閉鎖用端子、8c…停止用端子、9…駆動回路、M…開閉機。

Claims (4)

  1. 開放、閉鎖、停止の各操作に対応して接点状態を保持出力する操作手段と、
    電源投入時に前記操作手段が操作された状態に保持されている場合は前記電源投入時から前記操作手段が操作されるとこの操作開始から、前記各操作に対応した操作信号を所定期間T1のパルス信号として出力するロジック回路と、前記パルス信号を受けて操作状態を判別し対応する制御信号を出力する処理手段とを有する制御手段と、を具備し、
    この制御手段には、さらに、前記電源投入時にT2>T1の関係となる所定期間T2の間は、前記パルス信号を無効として前記パルス信号の出力を禁止する投入時遅延部が設けられている構成とすること、
    を特徴とするシャッター制御システム。
  2. 開放、閉鎖、停止の各操作に対応して接点状態を保持出力する操作手段と、
    電源投入時に前記操作手段が操作された状態に保持されている場合は前記電源投入時から前記操作手段が操作されるとこの操作開始から、前記各操作に対応した操作信号を所定期間T1のパルス信号として出力するロジック回路と、前記パルス信号を受けて操作状態を判別し対応する制御信号を出力する処理手段とを有する制御手段と、を具備し、
    前記処理手段は、さらに、前記電源投入時にT2>T1の関係となる所定期間T2の間は、前記パルス信号の入力を無効として前記制御信号の出力を禁止する制御を実行する構成とすること、
    を特徴とするシャッター制御システム。
  3. 前記ロジック回路は、前記操作信号入力時からこの信号を前記所定期間T1の間、前記パルス信号として保持出力するよう、時定数が前記所定期間T1となるように設定された抵抗とコンデンサからなる時定数回路が接続されたパルス保持回路を有することを特徴とする請求項1又は2記載のシャッター制御システム。
  4. 前記投入遅延部は、電源入力及び直後に入力される投入時遅延回路からのトリガ信号の入力時からこの信号を前記所定期間T2の間保持出力するよう、時定数が前記所定期間T2となるように設定された抵抗とコンデンサからなる時定数回路が接続されたパルス保持回路IC4を有し、このパルス保持回路IC4で保持出力された信号により前記パルス信号を無効として前記パルス信号の出力を禁止することを特徴とする請求項1記載のシャッター制御システム。
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