JP3799493B2 - 防火用スクリーン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、避難用開口部を備えた防火用スクリーンの構造に係り、詳しくは、避難用の扉スクリーンの開放力の調整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、シートシャッターを防火シャッターとして採用することが行なわれている。防火用シートシャッターにおいては避難用開口部を設ける必要があることから、防火用スクリーンに開閉自在の扉スクリーンを形成して避難用開口部を構成している。
【0003】
火災時には、扉スクリーンを手で押して開放することで避難用開口部を形成するものであるため、扉スクリーンは手動で容易に開放できるもの(例えば、手動開放力50N以下)であることが必要である。一方、防火スクリーンの役割は火災時における延焼を食い止めるものであるので、扉スクリーンは、火災時の排煙により扉スクリーンに作用する圧力によって開放しないことが必要である。
【0004】
さらに、火災時の排煙により扉スクリーンに作用するであろう圧力は、防火スクリーンが設置される場所や、扉スクリーンを設ける場所等によって異なるものである。したがって、現場において扉スクリーンの開放力を調整する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、防火用スクリーンに設けられる避難用扉スクリーンの開放力を簡単に調整することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を達成するために本発明が採用した技術手段は、開閉自在の避難用扉スクリーンを備えた防火用スクリーンにおいて、該防火用スクリーンの下端には開口全幅に延出する本体部座板を設けると共に、該扉スクリーンの下端には扉部座板が設けてあり、該扉部座板の先端側は自由端であると共に、該本体部座板に対して係着手段を介して着脱自在であり、該扉部座板の基端側は該本体部座板に対して屈曲部材を介して連結されているとともに開放側に偏倚自在であり、該扉部座板の基端側の偏倚寸法を調整することで、該扉部座板の先端側の係着力を調整可能に構成したものである。
【0007】
好ましくは、前記係着手段は、該扉部座板の先端側に設けた係着プレートと、該座板に設けた被係着プレートおよび該被係着プレートに設けた磁石とからなり、該係着プレートの下端には水平方向に延出する係着片が形成され、
該被係着プレートの下端側には被係着部が形成され、該扉部座板の基端側の位置を調整することで、該係着片と該被係着部との係着の程度(深さ)を調整可能としたものである。
【0008】
扉部座板の基端側を偏倚させる構成は、好ましくは、該本体部座板に該扉部座板の基端側と並行して延出する延出部を形成し、該扉部座板の基端側と該延出部とは調整用螺子の進退操作によって互いに接離可能であり、該調整用螺子によって該扉部座板の基端側を偏倚させるものである。他の手段としては、該扉部座板の基端側にスペーサを着脱自在に設けて、扉部座板の基端側を偏倚させてもよい。
【0009】
扉部座板と本体部座板とを連結する屈曲部材は、一つの好ましい例では板ばねであるが、屈曲部材は板ばねに限定されるものではなく、ゴム等の弾性部材、蝶番等でもよい。
【0010】
係着片と被係着部との係着の深さは、扉部座板の先端側の調整で行なうことも可能である。該被係着プレートと該磁石との間にはスペーサが介装自在であり、該スペーサによって該被係着プレートと該磁石との距離を可変とすることで、該係着片と該被係着部との係着の程度(深さ)を調整可能としてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1(a),(b)は防火用シートシャッターの正面図、平面図、図2は防火スクリーンの正面図および側面図である。建物内部の防火区画部位の上方には左右方向に延出する巻取シャフト1が軸架されており、該部位の左右の壁面には耐火シートからなるスクリーン2の幅方向端部を案内するガイドレール3が対向状に立設されている。スクリーン2の幅方向端部には高さ方向に所定間隔を存して複数の抜け止め部材2aが設けてあり、抜け止め部材2aをガイドレール3内に位置させることで、スクリーン2がガイドレール3から抜け出すことを防止している。
【0012】
スクリーン2は、第一シート体4と第二シート体5とから構成されている。第一シート体4は、建物開口部の寸法に対応する方形状のシートの正面視右側部位を下端から上方に向かって長方形状に切り欠くことで形成されており、次に述べるような形状を有している。
【0013】
第一シート体4は、開口全高を備えた一側(図示では左側)の縦辺4aと、開口全幅を備えた上辺4bと、上辺4bの他端側(図示では右側)より下方に向かって所定寸法延出してなる他側(右側)の縦辺4cと、縦辺4cの下端より幅方向に所定寸法延出してなる切り欠き部横辺4dと、切り欠き部横辺4dの延出端部より下方に向かって延出してなる切り欠き部縦辺4eと、一側(左側)の縦辺4aの下端と切り欠き部縦辺4eの下端を連結するように幅方向に延出してなる下辺4fとを備えている。
【0014】
第二シート体5は、該長方形状の切り欠き部より若干大きい面積を有する長方形状のシートからなり、上辺5a、下辺5b、一側(図示では左側)の縦辺5c、他側(図示では右側)の縦辺5dとを備えている。
【0015】
第二シート体5は、第一シート体4に対して、該長方形の切り欠き部を覆うように縫着されている。第二シート体5の上辺5aは第一シート体4の切り欠き部横辺4dに重合逢着されており、第二シート体5の一側の縦辺5cの上端部分は第一シート体4の切り欠き部縦辺4eに重合逢着されている。第一シート体4の一方の幅方向端部を形成する切り欠き部縦辺4eと、第二シート体の一方の幅方向端部を形成する縦辺5cとが重合されることで重合部位Oが形成されている。第一シート体4、第二シート体5は共に、幅方向に延出する複数の単位シートをそれぞれ上下端縁同士を重合させて縫着して上下方向に連設することで形成されている。
【0016】
スクリーン2の下端(すなわち、第一シート体4と第二シート体5の下端)には、開口幅全体に延出する本体部座板6が設けてある。座板6は、立ち上がり部7とフラット部8とから略逆T形状の断面を有しており、立ち上がり部7を介してシート下端に連結され、開口部全閉時にはフラット部8の下面が床面に当接するようになっている。
【0017】
第一シート体4、第二シート体5の下端は共に立ち上がり部7を介して座板6に装着されているが、第一シート体4の下辺4fが装着された座板の立ち上がり部7は、重合部位Oより幅方向に所定寸法だけフラット部8から分離されており、扉部座板9を構成している。すなわち、実施の形態のものでは、座板6は開口幅全体に延出するフラット部8と扉部座板9に対応する部位を切り欠いてなる立ち上がり部7とから形成されており、第一シート体4の下端において重合部位Oより所定長にわたって設けられた扉部座板9の下端は座板6とは独立している。
【0018】
第一シート体4の下端部の一部は、座板6から独立した別体の扉部座板9が装着されることで自由端となっており、避難時には第一シート体4の重合部側を押しながら重合部位Oを戸先側として第一シート体4を開放させて脱出するように構成されている。すなわち第一シート体4の一部が扉スクリーンDを形成するようになっている。
【0019】
図3(a),(b)はそれぞれスクリーン下端部の平面図および正面図である。扉部座板9は基端側に設けた板ばね10を介して、第一シート下端の座板の立ち上がり部7に連結されている。一方、扉部座板9の先端側(重合部位O側)の端部は第二シート体5の下端の座板の立ち上がり部7に対して着脱自在に磁着されている。
【0020】
扉部座板9の基端側の構成について図4に基づいて詳細に説明する。図4(a)は図3(a)と同じくスクリーン下端部の平面図であり、図4(a)におけるA部を拡大したものを、図4(b),(c)に示している。板ばね10の一端側は螺子10aによって座板の立ち上がり部7に連結されており、他端側は螺子10bによって扉部座板9に連結されている。扉部座板9は板ばね10を介して座板6の立ち上がり部7に対して屈曲自在に装着されている。
【0021】
座板の立ち上がり部7の一部を構成するプレート7aは板ばね10に対向して扉部座板9に重合するように延出しており、プレート7aと扉部座板9の重合部には、プレート7aと扉部座板9とを接離自在とする調整用螺子11が設けてある。調整用螺子11を締めたり、緩めたりすることで、プレート7aと扉部座板9との距離を接近あるいは離隔させるようになっている。扉部座板9の基端側の座板芯は、本体部座板6の座板芯よりも扉スクリーンDの開放側に偏倚自在であり、かつ偏倚位置は調整用螺子11により調整自在である。図4(b)は座板の立ち上がり部7の芯と扉部座板9の基端部の芯が一番近い場合、図4(c)は座板の立ち上がり部7の芯と扉部座板9の芯が一番遠い場合を示している。また、図4(b)は図3(c)、図5(a)に、図4(c)は図3(d),図5(b)にそれぞれ対応している。
【0022】
扉部座板9の戸先側(重合部位O側)の端部は第二シート体5の下端の座板の立ち上がり部7に対して着脱自在に構成されている。図6に示すように、第二シート体5側の立ち上がり部7の面部には被係着プレート12を介して磁石13が設けてある。第一シート体下端の扉部座板9の戸先側端部には、立ち上がり部14aと立ち上がり部14aの下端より水平状に延出する係着片14bとから断面視略L形状を形成する係着プレート14が設けてあり、係着プレート14の立ち上がり部14aに磁着プレート15が装着されている。
【0023】
扉部座板9の戸先側端部(先端側)は、扉部座板戸先側に設けたスチール製の磁着プレート15を介して第二シート体側の磁石13に係着する。係着プレート14は第一シート4の戸先側端部より内側に位置して設けてあり、第一シート4の戸先側端部より突出しないように構成されている。
【0024】
図6に示すように、被係着プレート12の下端部は斜め上方に向かって折曲されており、斜め上方に延出する案内片12bを形成している。被係着プレート12の立ち上がり状の本体12aの下端部と案内片12bの基端部との会合部(被係着部)に、係着プレート14の水平延出係着片14bが係止することで、防火スクリーン(扉スクリーン)は排煙の圧力に耐えるようになっている。防火スクリーンは圧力を受けると膨らみ、さらに圧力がかかると防火スクリーンの下端側は上方に持ち上げられるようになる。水平延出係着片14bの先端が前記会合部に係止することで、防火スクリーンの下端を持ち上げるように作用する力に対抗することができる。水平延出係着片14bの先端と前記会合部(被係着部)の係止の程度を僅かに(例えば、数ミリ程度)変化させることで、扉スクリーンの開放力を調整することができる。
【0025】
水平延出係着片14bの先端と前記会合部(被係着部)の係止の程度は、扉スクリーンの戸尻側(扉部座板の基端側)において、調整用螺子11の調節によって行なうことができる。図6に示す状態は、図3(c)、図4(b)、図5(a)に対応しており、水平延出係着片14bの先端と前記会合部の係止は浅い状態を示している。この状態から、調整用螺子11によって、プレート7aに対して扉部座板9の基端側(戸尻側)を離隔させると、扉部座板9の基端側は扉スクリーンDの開放側へ偏倚し、扉部座板9が本体部座板6に対して平面視傾斜状に延出することになり、扉部座板9の先端側(戸先側)に設けた係着プレート14は前記会合部に対して深く係止するようになる(図3(d),図5(b))。
【0026】
扉スクリーンの開放力の調整は戸先側(扉部座板の先端部)で対処することもできる。被係着プレート12の立ち上がり部12aと磁石13との間には2枚の調整プレート(スペーサ)16a,16bが螺子17を介して着脱自在に介装されている。調整プレート16a,16bの装着部位を変更することで、シート体4,5の上下方向に延出する面の位置を変えることなく、係着プレート14の水平状延出係着片14bの延出端部と、被係着プレート12の立ち上がり部12aと案内片12bとの会合部との取り合い位置を変更できる。調整プレート16a,16bを取り外して装着部位を変更するには、磁石13に螺合する螺子17を取り外すことで行なう。
【0027】
図6のものでは、2枚の調整プレート16a,16bが共に立ち上がり状の本体12aに対して磁石側に位置しており、水平状延出係着片14bの延出端部は浅く前記会合部に係着されている。これに対して、2枚の調整プレート16a,16bが立ち上がり部12aを挟み込むようにして装着すると、水平状延出係着片14bの延出端部は深く前記開口部に係着される。後者のほうが、前者(図6に示すもの)に比べて、火災時の排煙により扉スクリーンに作用するであろう圧力に対する強度が大きくなる。このように、調整プレート16a,16bの装着位置を変えることで扉スクリーンの開閉力を調整できるようになっている。
【0028】
図7は、被係着プレート12と水平延出係着片14bとの取り合いの他の実施の形態を示す図である。図7のものでは、被係着プレート12の下端部の延出片は、被係着プレート本体12の下端から斜め下方に延出する傾斜片12dと傾斜片12dの先端から斜め上方に延出する傾斜片12cとから形成されている。水平延出係着片14bが、傾斜片12c、12dの会合部(被係着部)に係止するようになっている。座板の立ち上がり部7と被係着プレート12と磁石13は螺子17aによって連結されている。被係着プレート12と磁石13との間にはナット17bが介装されており、磁石13側を回転させて、ナット17bを締めたり、緩めたりすることで、被係着プレート12と磁石13との距離が可変となっている。図7(a)に示すものでは、被係着プレート12と磁石13とは離隔しており(水平延出係着片14bと前記会合部との係止は浅い)、この状態から螺子17aを締めることによって、図7(b)に示すように、被係着プレート12と磁石13とが近接し、水平延出片14bと前記会合部との係止が深くなる。図7(b)のほうが、図7(a)に比べて、火災時の排煙により扉スクリーンに作用するであろう圧力に対抗する強度が大きくなる。このように、螺子17aによって、被係着プレート12と磁石13との距離を変えることで扉スクリーンの開閉力を調整できるようになっている。
【0029】
図8は、被係着プレート12と水平延出係着片14bとの取り合いの他の実施の形態を示す図である。図8のものでは、被係着プレート12の下端部の延出片は、被係着プレート本体12の下端から水平状に延出する水平片12fと水平片12fの先端から斜め上方に延出する傾斜片12eとから形成されている。水平延出係着片14bが、水平片12f、傾斜片12eの会合部(被係着部)に係止するようになっている。座板の立ち上がり部7と被係着プレート12と磁石13は螺子17aによって連結されている。被係着プレート12と磁石13との間にはナット17bが介装されており、磁石13側を回転させてナット17bを締めたり、緩めたりすることで、被係着プレート12と磁石13との距離が可変となっている。図8(a)に示すものでは、被係着プレート12と磁石13とは離隔しており(水平延出係着片14bと前記会合部との係止は浅い)、この状態から螺子17aを締めることによって、図8(b)に示すように、被係着プレート12と磁石13とが近接し、水平延出係着片14bと前記会合部との係止が深くなる。図8(b)のほうが、図8(a)に比べて、火災時の排煙により扉スクリーンに作用するであろう圧力に対抗する強度が大きくなる。このように、螺子17aによって、被係着プレート12と磁石13との距離を変えることで扉スクリーンの開閉力を調整できるようになっている。
【0030】
図9(a)は座板6の平面図であり、座板の長さ方向両端には平面視略T形状の座板の抜け止め部材60が設けてある。図9(b)は抜け止め部材60を示す図である。抜け止め部材60は、座板6の長さ方向に延出する本体部60aと、本体部60aの先端に本体部60aに直交するように形成された係止部60bとからなり、係止部60bをガイドレール内に位置させることで、火災時の排煙によってスクリーンに圧力が加わった時に、係止部60bを介して座板6の抜けを規制する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は防火用シートシャッターの正面図、(b)は防火用シートシャッターの平面図である。
【図2】防火用スクリーンの正面図および側面図である。
【図3】(a)防火用スクリーン下端の座板を示す平面図である。
(b)防火用スクリーン下端の座板を示す正面図である。
(c)防火用スクリーン下端の座板の概略平面図であって、本体部座板と扉部座板の基端部の座板芯が近接している場合を示している。
(d)防火用スクリーン下端の座板の概略平面図であって、本体部座板と扉部座板の基端部の座板芯が離間している場合を示している。
【図4】(a)防火用スクリーン下端の座板を示す平面図である。
(b)図4(a)のA部を示す部分拡大図であり、本体部座板と扉部座板の基端部の座板芯が近接している場合を示している。
(c)図4(a)のA部を示す部分拡大図であり、本体部座板と扉部座板の基端部の座板芯が離間している場合を示している。
【図5】(a)扉部座板の先端側を示す部分拡大平面図であって、本体部座板と扉部座板の基端部の座板芯が近接している場合を示している。
(b)扉部座板の先端側を示す部分拡大平面図であって、本体部座板と扉部座板の基端部の座板芯が離間している場合を示している。
【図6】扉部座板と座板の立ち上がり部との係着関係を示す縦断面図であり、被係着プレートと磁石との間に調整プレートを二枚設けたものを示している。
【図7】他の実施の形態に係る扉部座板と座板の立ち上がり部との係着関係を示す縦断面図であり、(a)は磁石と被係着プレートとの距離が離隔した状態、(b)は磁石と被係着プレートとの距離が近接した状態を示している。
【図8】さらに他の実施の形態に係る扉部座板と座板の立ち上がり部との係着関係を示す縦断面図であり、(a)は磁石と被係着プレートとの距離が離隔した状態、(b)は磁石と被係着プレートとの距離が近接した状態を示している。
【図9】(a)は両端に平面視略T形状の座板の抜け止め部材を設けた座板の平面図であり、(b)は抜け止め部材の拡大図である。
【符号の説明】
2 スクリーン
4 第一シート体
5 第二シート体
D 扉スクリーン
O 重合部位
6 本体部座板
7 立ち上がり部
8 フラット部
9 扉部座板
10 板ばね
11 調整用螺子
12 被係着プレート
13 磁石
14 係着プレート
Claims (4)
- 開閉自在の避難用扉スクリーンを備えた防火用スクリーンにおいて、
該防火用スクリーンの下端には開口全幅に延出する本体部座板を設けると共に、該扉スクリーンの下端には扉部座板が設けてあり、
該扉部座板の先端側は自由端であると共に、該本体部座板に対して係着手段を介して着脱自在であり、
該扉部座板の基端側は該本体部座板に対して屈曲部材を介して連結されているとともに開放側に偏倚自在であり、該扉部座板の基端側の偏倚寸法を調整することで、該扉部座板の先端側の係着力を調整可能に構成したことを特徴とする防火用スクリーン。 - 請求項1において、該本体部座板は該扉部座板の基端側と並行して延出する延出部を備えており、該扉部座板の基端側と該延出部とは調整用螺子の進退操作によって互いに接離自在であり、該調整用螺子によって該扉部座板の基端側を偏倚させることを特徴とする防火用スクリーン。
- 請求項1,2において、前記係着手段は、該扉部座板の先端側に設けた係着プレートと、該座板に設けた被係着プレートおよび該被係着プレートに設けた磁石とからなり、該係着プレートの下端には水平方向に延出する係着片が形成され、該被係着プレートの下端側には被係着部が形成され、該扉部座板の基端側の位置を調整することで、該被係着部に対する該係着片の係着の深さを調整して前記係着力を調整可能に構成したことを特徴とする防火用スクリーン。
- 請求項3において、該被係着プレートと該磁石との間にはスペーサが介装自在であり、該スペーサによって該被係着プレートと該磁石との距離を可変とすることで、該被係着部に対する該係着片の係着の深さを調整して前記係着力を調整可能にしたことを特徴とする防火用スクリーン。
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