JP3797758B2 - 積層樹脂シートおよびそれを用いた花ラベル - Google Patents

積層樹脂シートおよびそれを用いた花ラベル Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、腰強度が高く、多色オフセット印刷が可能な積層樹脂シートを用いた花ラベルに関する。この積層樹脂シートは、花ラベル、ポスター紙等として有用である。
【0002】
【従来の技術】
従来、花壇や植木鉢の土壌に差し込む花ラベルとしては、白色体質顔料を含有する肉厚300μmのポリ塩化ビニルシート(塩白)が用いられている。
この花ラベルはポリ塩化ビニルが塩素という極性の高い基を有するのでオフセット印刷が可能であり、また、ポリ塩化ビニルが同じく汎用品のポリプロピレン、高密度ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂よりも腰強度が1.4倍以上高く、かつコスト安などから広く利用されてきた。
【0003】
しかしながら、使用された塩白製花ラベルが焼却されるとダイオキシンという毒性のある化合物を発生する恐れがあるので、塩白に変わるシート材料が要求されていた。
塩白に代わるシート材料として、白色体質顔料を含有する肉厚300μmの非発泡のポリオレフィン系樹脂押出シート(A) の両面に、微多孔を有する二軸延伸ポリプロピレンフィルムを基材層(B1)とし、白色無機微細粉末を約50重量%の割合で含有するポリプロピレンの一軸延伸フィルムを紙状層(B2)とする肉厚100μmの延伸積層体フィルム(合成紙)を貼合した肉厚500μmの、積層体シートが使用された。
【0004】
この積層体シートは焼却時、ダイオキシンを発生せず、又、無機微細粉末を多量に含有している故に燃焼カロリーが低く抑えられ、焼却炉を破損しないなどの利点がある。
しかし、無機微細粉末を多量に含有するので積層体シートの比重が高く、オフセット印刷時、印刷された積層体シートの重ね合わせる高さを低く抑えないと印刷がラベルに裏移りするなどの欠点があり、印刷された積層体シートの保管場所面積が広く要する欠点がある。
【0005】
印刷の裏移りを防止するために、非発泡のポリオレフィン系樹脂押出シート(A) を押出発泡シートに替え、その片面又は両面に合成紙を貼合した積層シートを検討したが、発泡押出シートの発泡セルの平均粒径が200〜600μmと大きく、押出発泡シートの肉厚が500〜1000μmと厚くなり(従って、積層体シートの肉厚は600〜1200μm)、このような厚肉の積層体シートでは既存のオフセット印刷機に供することができず、オフセット印刷機にかけるには、積層体シートの肉厚を450μm以下とする必要があることが判明した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、オフセット印刷が可能で、腰強度が高い積層樹脂シートを用いた花ラベルの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、発泡倍率が1.05〜10倍、発泡セルの平均粒径が3〜80μmのポリオレフィン系樹脂押出発泡シートよりなる肉厚が100〜300μmの支持体(A) の少なくとも片面に、二軸延伸熱可塑性フィルムを基材層(B1)とし、無機微細粉末を8〜65重量%の割合で含有するポリオレフィン系樹脂の一軸延伸フィルムを紙状層(B2)とする肉厚が40〜300μmの複層合成紙(B) を、前記紙状層(B2)が表面を形成するよう一体に貼り合わせた肉厚が140〜450μm、密度が0.78〜0.85g/cm 3 の積層樹脂シートからなり、前記積層樹脂シートの表面に、花の図柄と花の名前がオフセット印刷された花ラベルを提供するものである。
【0008】
また、本発明の花ラベルは、上記発明において、支持体 (A) が、発泡倍率が1.05〜10倍、発泡セルの平均粒径が3〜80μmのポリオレフィン系樹脂押出発泡シート(A1)の少なくとも片面に、充填剤を9〜80重量%の割合で含有するポリオレフィン系樹脂押出非発泡シート(A2)が積層された積層体よりなる肉厚が100〜300μmの支持体(A) であることを特徴とする花ラベルを提供するものである。
【0009】
【作用】
ポリオレフィン系樹脂押出発泡シートの発泡セルの平均粒径を3〜80μmと小さくすることにより、この発泡シートの肉厚を100〜300μmと薄くすることができ、よって花ラベルとして使用される積層樹脂シートの肉厚を450μm以下とすることができ、オフセット印刷可能となる。また、比重を一定重量以下とすることでオフセット印刷時の印刷の裏移りがない。
【0010】
【発明の実施の形態】
[I] 積層樹脂シート
本発明の積層樹脂シート(1) は、発泡倍率が1.05〜10倍、発泡セルの平均粒径が3〜80μm、肉厚100〜300μmのポリオレフィン系樹脂押出発泡シート単独の支持体(A) か、または図1に示すような、この樹脂発泡シート層(A1)と充填材(2) 含有非発泡樹脂層(A2)とからなる積層構造の支持体(A) の少なくとも片面に、微多孔(3) を有する二軸延伸熱可塑性フィルム〔基材層(B1)〕と無機微細粉末(3a) を含有する熱可塑性樹脂の一軸延伸フィルム〔紙状層(B2)〕とからなる複層合成紙(B) を貼り合わせた、
【0011】
▲1▼ 無機微細粉末を含有するポリオレフィン系樹脂の一軸延伸フィルム〔紙状層(B2)〕/微多孔を有する二軸延伸熱可塑性フィルム〔基材層(B1)〕/押出発泡シート(A) 、
▲2▼ 無機微細粉末を含有するポリオレフィン系樹脂の一軸延伸フィルム〔紙状層(B2)〕/微多孔を有する二軸延伸熱可塑性フィルム〔基材層(B1)〕/充填剤(2) 含有非発泡樹脂層(A2)/押出発泡シート層(A1)、
【0012】
▲3▼ 無機微細粉末を含有するポリオレフィン系樹脂の一軸延伸フィルム〔紙状層(B2)〕/微多孔を有する二軸延伸熱可塑性フィルム〔基材層(B1)〕/紙状層(B2)/充填剤(2) 含有非発泡樹脂層(A2)/押出発泡シート層(A1)、
▲4▼ 無機微細粉末を含有するポリオレフィン系樹脂の一軸延伸フィルム〔紙状層(B2)〕/微多孔を有する二軸延伸熱可塑性フィルム〔基材層(B1)〕/押出発泡シート(A) /微多孔を有する二軸延伸熱可塑性フィルム〔基材層(B1)〕/無機微細粉末を含有するポリオレフィン系樹脂の一軸延伸フィルム〔紙状層(B2)〕
【0013】
▲5▼ 無機微細粉末を含有するポリオレフィン系樹脂の一軸延伸フィルム〔紙状層(B2)〕/微多孔を有する二軸延伸熱可塑性フィルム〔基材層(B1)〕/紙状層(B2)/充填剤含有非発泡樹脂層(A2)/押出発泡シート(A) /充填剤含有非発泡樹脂層(A2)/紙状層(B2)/基材層(B1)/紙状層(B2)、
▲6▼ 無機微細粉末を含有するポリオレフィン系樹脂の一軸延伸フィルム〔紙状層(B2)〕/微多孔を有する二軸延伸熱可塑性フィルム〔基材層(B1)〕/紙状層(B2)/押出発泡シート(A) 、
などの層構造を有する積層シートである。
【0014】
支持体(A)
本発明の積層樹脂シート(1) の前記積層基材(A) は、化学発泡剤又は物理発泡剤、核剤、必要により発泡助剤を含有する発泡性ポリオレフィン系樹脂(a1)を押出発泡し、これを冷却して得る(A1)か、又は、化学発泡剤又は物理発泡剤、核剤、必要により発泡助剤を含有する発泡性ポリオレフィン系樹脂(a1)と、充填剤2を含有するポリオレフィン系樹脂(a2)とを、それぞれ別々の押出機で溶融・混練し一台のTダイに供給してダイ内で積層させ、シート状にTダイより共押出しながら発泡させた後、冷却することにより得られた押出発泡シート層(A1)と押出非発泡シート層(A2)とからなるものである。
【0015】
▲1▼ 素 材
ポリオレフィン系樹脂
上記押出発泡シート層(A1)及び押出非発泡シート層(A2)に用いるポリオレフィン系樹脂としては、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・プロピレン・ブテン−1共重合体、プロピレン・ブテン−1共重合体、プロピレン・4−メチルペンテン−1共重合体、プロピレン−3−メチルペンテン−1共重合体などを挙げることができる。
これらは、混合して用いても良い。又、ポリスチレン、SBR、ABS、エチレン−酢酸ビニル共重合体を少量含有していても良い。
【0016】
発泡剤
前記発泡性ポリオレフィン系樹脂(a1)中に配合される化学発泡剤としては、炭酸水素ナトリウム塩(重曹)、アゾジカーボナミド等及びこれらの混合物等を挙げることができる。
核剤としては、焼石膏、タルク、炭酸カルシウム等が挙げられる。発泡剤はポリオレフィン系樹脂100重量部に対して1〜5重量部、好ましくは2〜4重量部、核剤は0.05〜2重量部、好ましくは0.1〜1重量部の割合で用いられる。
また、これらの発泡剤を使用する際に、通常使用される発泡助剤、例えば、クエン酸ナトリウム塩、架橋剤等の配合剤を併用してもよく、また、発泡シートは後から放射線等を照射して架橋させたものでも良い。
【0017】
充填剤
前記充填剤含有ポリオレフィン系樹脂(a2)に配合される充填剤(2)としては、無機充填剤とし、例えば粒径が0.05〜10μmの、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、燐酸アルミニウム、タルク、マイカ、クレー、カーボンブラック、グラファイト、ゼオライト、硫酸バリウム、含水珪酸カルシウム、珪藻土、酸化チタン、硫酸アルミニウム、シリカ、などを挙げることができ、有機充填剤としては、フェノール樹脂粉、エボナイト粉、径が3〜30μm、長さが1〜10mmの、ガラス系、パルプ系、アスベスト系、ポリエチレンテレフタレート系、ポリアミド系等の繊維、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブテンフタレート等を挙げることができる。
【0018】
その他の配合剤
なお、上記発泡性ポリオレフィン系樹脂(a1)と充填剤含有ポリオレフィン系樹脂(a2)には、これらの配合剤の他に、酸化防止剤、着色剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、分散剤、可塑剤及び脂肪酸金属塩、脂肪酸アミドのスリップ剤などの添加剤を必要に応じて添加しても良い。
【0019】
▲2▼ 構成層
押出発泡シート層 (A1)
前記押出発泡シート層は、前記発泡剤、必要により核剤を含有した発泡性ポリオレフィン系樹脂(a1)の中の発泡剤の発泡を加熱により行ってシート内部に微細な気泡(セル)(4) を形成したものである。発泡倍率は1.05〜10倍、特に1.1〜5倍とすることが好ましい。発泡倍率が1.05倍より低すぎる場合には、支持体(A) の軽量化が不十分であり、逆に発泡倍率が10倍を越えると支持体(A) の剛性の低下が大きすぎる。
押出非発泡シート層 (A2)
上記押出非発泡シート層(A2)の充填剤含有ポリオレフィン系樹脂(a2)に用いられるポリオレフィン系樹脂としては、上記支持体(A) の「▲1▼ 素 材」において挙げられるポリオレフィン系樹脂が使用できる。
【0020】
従って、押出非発泡シート層(A2)は、上記ポリオレフィン系樹脂に充填剤を配合させてなるものであるが、この充填剤含有ポリオレフィン系樹脂(a2)中に含有されている充填剤の含有率は9〜80重量%、好ましくは15〜60重量%である。
該押出非発泡シート層(A2)の充填剤の含有率を9〜80重量%の範囲としたのは、充填剤の含有率が9重量%未満であると積層構造の支持体(A) の剛性が低下しすぎる。また、充填剤の含有率が80重量%を超えると非発泡樹脂(a2)の溶融粘度が高くなりすぎて流れ性が低下し、共押出成形が困難となる。
この押出非発泡シート層(A2)の肉厚は5〜100μmである。
【0021】
▲3▼ 積 層
押出発泡シート層(A1)と押出非発泡シート層(A2)との積層方法については、Tダイより押し出される前に発泡樹脂層用組成物(a1)と非発泡樹脂層用組成物(a2)とを溶融状態で積層する方法であればよい。一般的には両樹脂組成物をそれぞれの押出機で溶融・混練した後にTダイ内で積層するマルチマニホールド方式や、Tダイに流入させる前に積層するフィードブロック方式等であればよい。
【0022】
Tダイにて共押出成形を行わない場合には、コルゲート発生が起こり、積層シートは波打やすい。
好ましくは、押出発泡シート層(A1)の両面に押出非発泡シート層(A2)が積層されるようにTダイより170〜230℃で共押出する。
また、前記押出発泡シート層(A1)と押出非発泡シート層(A2)との積層と同時に、前記発泡剤を含有した発泡性樹脂(a1)中の発泡剤の発泡を行って、押出発泡シート層(A1)の内部に気泡(4) を形成する。また、このときの発泡倍率は前述した通りとすることが好ましい。
【0023】
支持体(A) の肉厚は、50〜300μm、特に100〜300μmであることが好ましい。
押出発泡シート層(A1)と押出非発泡シート層(A2)との肉厚比は、構成する樹脂、発泡倍率によって異なるが、押出非発泡シート層(A2)の厚みが支持体(A) 全体の厚みに対して5〜50%となるようにすることが好ましい。
これら押出発泡シート層(A1)および押出非発泡シート層(A2)は、延伸されていない点、後述する複層合成紙を構成する延伸フィルム層(B1,B2) とは異なる。
【0024】
複層合成紙(B)
前記支持体(A) に貼着される複層合成紙(B) としては、微多孔(3) を有する二軸延伸熱可塑性樹脂フィルムを基材層(B1)とし、その片面又は両面に、無機微細粉末(3a) を8〜65重量%の割合で含有するポリオレフィン系樹脂の一軸延伸フィルムを紙状層(B2)として積層したものである。
【0025】
▲1▼ 素 材
熱可塑性樹脂
上記複層合成紙(B) の基材層(B1)の二軸延伸熱可塑性樹脂フィルムに用いられる熱可塑性樹脂としては、
▲1▼ プロピレンホモポリマー、プロピレン・エチレン共重合体、プロピレン・エチレン・ブテン−1共重合体、プロピレン・ブテン−1共重合体、プロピレン・4−メチルペンテン−1共重合体等のプロピレン系樹脂、線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテン−1共重合体、エチレン・4−メチルペンテン−1共重合体等のエチレン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂;
【0026】
▲2▼ ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂;
▲3▼ ナイロン−6、ナイロン−6,6、ナイロン−6,10、ナイロン−6,12等のポリアミド樹脂;
▲4▼ ポリスチレン;
などを挙げることができる。
中でも紙状層との接着力の面からポリオレフィン系樹脂が好ましい。
無機微細粉末含有ポリオレフィン系樹脂の一軸延伸フィルム〔紙状層(B1)〕用のポリオレフィン系樹脂としては、支持体(A) の項で記述したポリオレフィン系樹脂が使用できる。
【0027】
無機微細粉末
上記無機微細粉末含有ポリオレフィン系樹脂一軸延伸フィルムの紙状層(B2)や基材層(B1)に用いられる無機微細粉末としては、重質炭酸カルシウム、焼成クレイ、バームキュライト、酸化チタン、酸化バリウム、珪石、タルク、雲母、珪藻土などを挙げることができ、これら無機微細粉末は、粒径が一般に0.03〜15μm、好ましくは0.1〜5μmのものが用いられる。
【0028】
▲2▼ 層 構 成
基材層 (B1) :微多孔を有する二軸延伸熱可塑性樹脂フィルム
本発明の積層樹脂シート(1) を 構成する複層合成紙(B) に用いられる基材層(B1)としては、無機微細粉末を5〜45重量%、好ましくは10〜30重量%含有する熱可塑性樹脂フィルムを、該樹脂の融点より低い温度で縦方向に3.5〜10倍、好ましくは4〜7倍に、横方向に3.5〜20倍、好ましくは4〜12倍に延伸して得られるフィルム内部に微細なラクビーボール状の空孔(ボイド)(3) を多数有する延伸樹脂フィルムである。
【0029】
紙状層 (B2) 及び紙状層 (B2') :一軸延伸の微多孔フィルム
上記基材層(B1)に積層される紙状層(B2)及び紙状層(B2') としては、基材層(B1)の片面又は両面に無機微細粉末(3a) を8〜65重量%、好ましくは8〜55重量%含有するポリオレフィン系樹脂フィルムを、該樹脂の融点より低い温度で縦方向に3.5〜20倍、好ましくは4〜12倍に延伸して得られる、フィルム内部に微細な長尺状の空孔(ボイド)(3) を多数有し、かつ、フィルム表面に亀裂が生じていて印刷性、筆記性に優れた一軸延伸の微多孔フィルムである。
【0030】
<ボイド>
本発明の積層樹脂シート1において用いられる複層合成紙(B) の空孔率は、次式で計算された空孔率が10〜60%、好ましくは15〜50%となるようにすると、軽量( 密度が0.68〜1.1g/cm3 )で強度のある合成紙とすることができる。
またボイド率(空孔率)は以下の式にて計算することにより求めることができる。
【式1】
Figure 0003797758
【0031】
上記複層合成紙(B) は、先の説明で基材層(B1)に紙状層(B2)を積層した二層構造のものを主体にして特に説明してきたが、これら二層構造のもの以外にも、該基材層(B1)の表裏面に二枚のポリオレフィン系樹脂一軸延伸フィルムの紙状層(B2),(B2')を積層した三層構造(特公昭46−40794号公報参照)のものであっても、この紙状層(B2),(B2')と基材層(B1)との間に他の樹脂フィルム層(B3)が存在する三層〜七層の合成紙(特公昭50−29738号、特公昭57−149363号、特公昭56−126155号、特公昭57−181829号等の公報参照)であっても、或いは、裏面がプロピレン・エチレン共重合体、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体の金属塩(Na、Li、Zn、K)、塩素化ポリエチレン等の基材層(B1)を構成する樹脂よりも低融点の樹脂より形成されたヒートシール層を貼着した三層以上の合成紙であっても良い。
【0032】
このような複層合成紙(B) は、前述の特公昭46−40794号、特開昭57−149363号、特開昭57−181829号の各公報などに記載されているように公知であり、具体的に、王子油化合成紙(株)にて「ユポFPG、ユポKPK、ユポSGG、ユポGFG」の商品名で入手できる。
【0033】
▲3▼ 肉 厚
上記複層合成紙(B) における基材層(B1)の肉厚は一般に20〜200μm、好ましくは50〜100μmであり、また、紙状層(B2)及び紙状層(B2') の肉厚は、各々一般に0.5〜50μm、好ましくは0.5〜20μmである。そして、この複層合成紙(B) 全体の肉厚は一般に40〜300μm、好ましくは50〜100μmである。しかも、この基材層(B1)の肉厚は、複層合成紙(B) 全肉厚の好ましくは40〜99%、特に好ましくは50〜80%を占めるのが軽量化、剛性の面で好ましい。
【0034】
上記積層樹脂シートの複合合成紙(B) の肉厚は、目的、用途により異なるが積層基材(A) の肉厚が40μm未満の場合、積層基材(A) の凹凸が粗くなり表面平滑性が低下したり、複層合成紙(B) の肉厚が30μm未満の場合、その積層基材(A) の表面平滑性により、一体に加熱溶着された後も複層合成紙(B) の表面に凹凸が残るため、表面外観、印刷性に支障をもたらす場合もある。従って、良好な表面外観を得るためには、安全性を見越して積層基材(A) の肉厚は100μm以上であり、複層合成紙(B) の肉厚は50μm以上であり、一体に加熱溶着された積層樹脂シート1の肉厚は300μm〜450μmであることが好ましい。
【0035】
(c) 貼 着
前記支持体(A) に複層合成紙(B) を積層するには、前記紙状層(B2)が表面を形成するように、支持体(A) の片面もしくは両面に貼り合わせることによって、一体とされる。好ましくは支持体(A) の押出非発泡シート層(A2)側に張り合わせすると、充填剤の存在によりサーマルラミネーション時のコルゲート現象が抑えられる。
支持体(A) と複層合成紙(B) との貼着方法については、種々の方法がある。
例えば、以下に示す(イ) 〜(ロ) の方法が挙げられる。
【0036】
(イ)支持体(A)用の樹脂と発泡剤からなる発泡性樹脂組成物(a1)及び充填剤含有樹脂組成物(a2)をそれぞれ別々の押出機内で溶融混練した後、積層し、Tダイより共押出されたシートが未だ溶融状態を保つうちにその熱を利用して、該積層基材(A)の少なくとも片面に金属ロール又はゴムロールを介して複層合成紙(B)を加圧溶着させるサーマルラミネート法。
(ロ)支持体(A)と複層合成紙(B)とをホットメルト接着剤又は溶剤型接着剤で貼り合わせる方法。
【0037】
前記ホットメルト接着剤としては、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体(好ましくは酢酸ビニル含量が12重量%以下のエチレン・酢酸ビニル共重合体)、エチレン・アクリル酸共重合体(好ましくはエチレン含量が65〜94重量%のエチレン・アクリル酸共重合体)、エチレン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体、アイオノマー(エチレン・アクリル酸共重合体の金属塩、エチレン・メタクリル酸共重合体の金属塩)、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・プロピレン・ブテン−1共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体などの融点が70〜135℃の熱可塑性樹脂を挙げることができる。
【0038】
前記溶剤型接着剤としては、ポリエーテルポリオール・ポリイソシアネート接着剤、ポリエステル・ポリオール・ポリイソシアネート接着剤等を挙げることができる。
このような接着剤層の肉厚は、一般に1〜30μm、好ましくは1〜20μmの厚みで使用される。具体的には塗布型の接着剤は1〜20g/m2、好ましくは2〜6g/m2の量で塗布される。ホットメルト型の接着剤は溶融押出ラミネートされ、8〜30μm、好ましくは8〜20μmの厚みで熱溶着される。
【0039】
(2) 積層樹脂シートの肉厚
積層樹脂シートの肉厚は、支持体(A) の肉厚と複層合成紙(B) の肉厚との合計の肉厚、或いは、接着剤を用いる場合には、これらに接着剤層が加わった肉厚であり、従って、140〜450μm、好ましくは300〜450μmのものである。
【0040】
[II]用 途
このような本発明の花ラベルは、軽量、高剛性、外観美麗で、かつ印刷適性の良好な積層樹脂シートを用いる。該積層樹脂シートは特に花ラベル、教育用カード等のオフセット印刷を行う必要のあるシート材料として有用である。図2に花ラベルの一例を示す。この花ラベルは、積層樹脂シート(1) の複層合成紙(B) の紙状層(B2)の表面に花柄(5) 、花の名前(6) 、播種時期等をオフセット印刷したものである。
【0041】
【実施例】
以下に本発明の実施例及び比較例を挙げて、本発明を具体的に説明する。
[I] 評価
以下に示す実施例及び比較例における物性の評価は、以下に示す方法によって行った。
【0042】
(1) オフセット印刷適性
東洋インキ製造(株)のオフセット印刷インキ「TSP−400」(商品名)及び小森印刷機(株)製オフセット4色印刷機を用い、表面側に4色(墨、、黄)平判オフセット印刷を行いオフセット印刷できるかできないか、インキの裏移りを評価した。
【0043】
オフセット印刷できるかできないか
積層樹脂シートを小森印刷機(株)製オフセット4色印刷機にセットして印刷できるかできないかを下記の基準にて判定した。
普通に印刷できる (○)
やや不良 (△)
できない (×)
【0044】
インキの裏移り
印刷物を印刷機の排紙部で200枚積み重ねて静置し、翌日印刷が裏面に移っているかいないかを目視判定した。
○:印刷の表面の移り(ゴースト)はなく、実用上支障はない。
△:印刷の裏移りがあり、実用上少々問題有り。
×:印刷の裏移りが殆どで実用にならない。
【0045】
(2) ラベルの差し込み適性
積層樹脂シートの紙状層に花柄、花の名前、播種時期をオフセット印刷し( 図2に示す。)、これを差しラベルに断裁し、これを花壇の土壌に差し込み下記の基準にて判定した。
○:差し込みが容易で実用上支障はない。
△:差し込みに工夫を要し、実用上少々問題有り。
×:花ラベルが差し込み時にクニャクニャと湾曲し、差し込みが困難で実用にならない。
【0046】
(3) 発泡セル(気泡)径の長さ
エルマ(株)製ミクロトームにて支持体発泡シートを断面方向に20μmの厚みに切断し、ニコン(株)製実体顕微鏡(スケール付)にて気泡の短径、長径の長さを測定した。
(4) テーバー剛度
熊谷理機工業(株)製テーバー式スティフネステスターを用いて、JIS−8125に準じて測定した。
【0047】
[II] 実験例
(実施例1)
複層合成紙 (B) の製造
(1) メルトフローレート(MFR)が0.8g /10分のポリプロピレン(融点約164〜167℃)81重量%に高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した組成物(A)を270℃の温度に設定した押出機にて混練させた後、シート状に押し出し更に冷却装置により冷却して、無延伸シートを得た。
そして、このシートを150℃の温度にまで再度加熱させた後、縦方向に5倍の延伸を行って5倍縦延伸フィルムを得た。
【0048】
(2) MFRが4g/10分のポリプロピレン(融点約164〜167℃)54重量%と、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重量%とを混合した組成物(B)を別の押出機にて混練された後、これをダイによりシート状に押し出し、これを上記(1)の工程で得られた5倍縦延伸フィルムの両面に積層し、これを60℃の温度まで冷却した後、再び約155度の温度にまで加熱してテンターを用いて横方向に7.5倍延伸し、165℃の温度でアニーリング処理して、60℃の温度にまで冷却し、耳部をスリットして三層構造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)の肉厚50μm(B/A/B=12μm/26μm/12μm)の積層フィルム(空孔率33%)よりなる複層合成紙(B)を得た。
【0049】
支持体 (A) の製造
日本ポリケム(株)製のプロピレン・エチレンブロック共重合体(MFR0.5g/10分「ノバテックポリプロEC9」:商品名)100重量部に、化学発泡剤として炭酸水素ナトリウム、核剤としてタルク、発泡助剤としてクエン酸モノナトリウムを1:0.5:1の混合物3.5重量部を配合して、発泡性樹脂(a1)とし、口径115mmの押出機を用いて200℃で溶融混練した。一方、ポリプロピレン60重量部に充填材としてタルク40重量部を配合した組成物(a2)を口径100mmの押出機を用いて210℃の温度で溶融混練し、次いで、これらを前者を中間層とし、後者を両外層としてフィードブロックで三層(a2/a1 /a2)に積層した後、幅1,200mmのTダイから共押出して中間層を発泡させ、ロールで冷却して支持体(A)を得た。この支持体の非発泡シート層(A2)の厚みは各々50μm、発泡倍率1.5倍の発泡シート層(A1)の厚みは200μm、全体厚みは300μmであった。発泡倍率は下記に示す計算方法より算出し、発泡シート (A1) の発泡倍率とした。
発泡倍率(倍)=発泡前のシート密度/発泡後のシート密度
【0050】
積層樹脂シートの製造
前記Tダイより押し出した支持体(A) が未だ軟化状態を保っている180℃の温度のうちに、その表裏両表面に前記複層合成紙(B) をロールを用いてサーマルラミネートすることにより、複層合成紙(B) 層(肉厚50μm)/支持体(A) (肉厚300μm、発泡樹脂層の発泡倍率1.5倍)/複層合成紙(B) 層(肉厚50μm)よりなる積層樹脂シート(肉厚400μm)を得た。得られた積層シートの物性を表1に示す。
【0051】
(実施例2)
実施例1において「支持体(A) 」として以下に示す方法によって得られた支持体を用い、かつ積層を接着剤を用いて行った以外は実施例1と同様に行った。その結果を表1に示す。
【0052】
支持体 (A) の製造
日本ポリケム(株)製のプロピレン・エチレンブロック共重合体(MFR0.5g/10分「ノバテックポリプロEC9」:商品名)100重量部に、発泡剤として炭酸水素ナトリウム、発泡助剤としてクエン酸モノナトリウム、核剤として焼石膏を1:1:0.5の混合物3.5重量部を配合して、発泡性樹脂(a1)を口径115mmの押出機で200℃で溶融混練し、幅1,200mmのTダイから押出して発泡させることで肉厚300μmの支持体(A) を得た。
【0053】
積層樹脂シートの製造
この支持体(A) にポリエーテルポリオールポリイソシアネート接着剤を3g/m2 の量で塗布し、肉厚50μmの複層合成紙(B) を紙状層(B2)が表面となる様に貼り合わせ、肉厚406μmの積層樹脂シートを得た。
(比較例1)
実施例1において、支持体(A) として、以下に示す方法で得られた発泡樹脂層の発泡セル径が200μm〜600μmからなる発泡樹脂層の厚みが700μm、全体厚みが850μmである発泡押出シートを用いた以外は実施例1と同様にして積層樹脂シートを得た。その結果を表1に示す。
【0054】
支持体 (A) の製造
日本ポリケム(株)製のプロピレン・エチレンブロック共重合体(MFR;0.5g/10分、「ノバテックポリプロEC9」:商品名)100重量部に、発泡剤としてアゾジカルボンアミド(ADCA)3.5重量部を配合して発泡性樹脂(a1)とし、口径115mmの押出機で200℃で溶融混練し、一方、MFR;4g/10分のポリプロピレン100重量部に充填剤としてタルク40重量部を配合した組成物(a2)を口径100mmの押出機で200℃の温度で溶融混練し、次いで、これらを前者を中間層とし後者を両外層としてフィードブロックで三層(a2 /a1 /a2 )に積層した後、幅1200mmのTダイから共押出して中間層を発泡させることで支持体(A) を得た。
【0055】
支持体の非発泡樹脂層(A2)の厚さは各々75μm、発泡樹脂層(A2)の厚さは700μm、全体厚さは850μmであった。
(比較例2)
実施例1において支持体(A) として発泡樹脂層をのぞいた非発泡樹脂層のみからなる、以下に示す方法で得られた肉厚300μmの無機充填材含有樹脂シートを用いた以外は実施例1と同様にして積層樹脂シートを得た、その結果を表1に示す。
【0056】
無機充填材含有樹脂シートの製造
日本ポリケム(株)製のポリプロピレン(「ノバテックポリプロFY6C」:商品名)100重量部に充填材として炭酸カルシウム40重量部を配合た組成物を口径100mmの押出機で210℃の温度で溶融混練し、次いで、これらを幅1200mmのTダイから210℃の温度で押出し、冷却して肉厚300μmの無機充填材含有樹脂シートを得た。
【0057】
【表1】
Figure 0003797758
【0058】
【発明の効果】
オフセット印刷が可能で、花壇への差し込みが可能な剛性を有する積層樹脂シートからなる花ラベルが得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に用いる積層樹脂シートの断面の一態様を示す図である。
【図2】 本発明の花ラベルを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 積層樹脂シート
2 充填剤
3 微多孔、空孔(ボイド)
3a 無機微細粉末
4 発泡セル
5 花柄
6 花の名前
A 押出発泡シートよりなる支持体
B 複層合成紙

Claims (4)

  1. 発泡倍率が1.05〜10倍、発泡セルの平均粒径が3〜80μmのポリオレフィン系樹脂押出発泡シートよりなる肉厚が100〜300μmの支持体(A) の少なくとも片面に、二軸延伸熱可塑性フィルムを基材層(B1)とし、無機微細粉末を8〜65重量%の割合で含有するポリオレフィン系樹脂の一軸延伸フィルムを紙状層(B2)とする肉厚が40〜300μmの複層合成紙(B) を、前記紙状層(B2)が表面を形成するように一体に貼り合わせた肉厚が140〜450μm、密度が0.78〜0.85g/cm 3 の積層樹脂シートからなり、前記積層樹脂シートの表面に、花の図柄と花の名前がオフセット印刷されてなる花ラベル
  2. 支持体 (A) が、発泡倍率が1.05〜10倍、発泡セルの平均粒径が3〜80μmのポリオレフィン系樹脂押出発泡シート(A1)の少なくとも片面に、充填剤を9〜80重量%の割合で含有するポリオレフィン系樹脂押出非発泡シート(A2)が積層されたよりなる肉厚が100〜300μmの支持体(A) であることを特徴とする請求項1に記載の花ラベル
  3. 支持体(A) の肉厚に占める押出非発泡シート(A2)の肉厚比率が5〜50%であることを特徴とする請求項2記載の花ラベル
  4. 支持体(A) のポリオレフィン系樹脂押出発泡シートが、炭酸水素ナトリウム、クエン酸ナトリウムおよび核剤含有するポリオレフィン系樹脂を押出成形して得られたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の花ラベル
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