JP3796866B2 - ミシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミシンの模様選択操作部材と送り量設定操作部材を備える機械的構成のミシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の簡略な機械的構成のミシンでは、ミシンの模様選択部材(例えば、回転ダイヤル)と送り量設定部材とは互いに独立して操作でき、それぞれを自由に設定ができる構成であり、ボタンホールのような布送り方向における針落ち点が接近した極微小の送りが望ましい模様をした後に、針落ち点が遠く縫い目の粗くなる大きな送り量をとり得るため、使用者が自らその送り量を配慮して適切な小さな送り量に設定し直していた。また、逆に、大きな送りを設定していても、ボタンホールを選択し得る構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の機械的構成のミシンでは、模様選択部材と送り量設定部材とが独立し、例えば、ボタンホ−ルの縁縫い模様の送り量は極微小であるが、模様選択部材で前記ボタンホ−ル縁縫いを選択した時、送り量設定を変更し忘れたまま、送り量の大きな他の模様を縫えば送り量が小すぎて縫いづまりによる布地の破損が発生したりする。逆に、ボタンホールのような送り量が極小な模様においては送り量が大きすぎて適性でないと、縫製した糸を布からほどいて再度、送り量を適性量に設定してから縫いなおさなければならない、といった問題がある。このような問題(誤操作防止)を解決するのに各模様に対応する送り量を各一定にする装置があるが、ボタンホ−ル縁縫い模様は前述の如くその送り量は極微小であり、布地の種類(特に伸縮地)によっては縫いづまりが発生しやすいため、送り量はある程度可変でなければならない、といった矛盾が発生する。
【0004】
また、上述した機械的構成のミシンの他に、実開昭60−176774号公報の如く2つのスイッチと警告装置による電気的構成のミシンが提案されているが、制御電圧を一般電源電圧(100V)にすると安全の為に絶縁対策を必要とし、低電圧にすると変圧手段を必要とする為、(各機構が機械的装置で構成された)電気的な制御装置をミシン主軸駆動モ−タのみに使用しているミシンに於いては、2つのスイッチを追加するだけの為に、上述した絶縁又は変圧装置を併用しなければならず要求機能に対しコストパホ−マンスが悪くなる。この様な電気的構成はコンピュ−タミシンの様に大半の制御を電気的に行う為、変圧装置が必然であるミシンには適しているが、機械的構成のミシンには適さないといった問題点がある。
【0005】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、誤操作を防止した機械的なミシンを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1記載のミシンは、複数の模様を任意に選択する為に回転可能な模様選択操作部材と、布送り量を設定する為に回転可能な送り量設定操作部材とを有するミシンにおいて、前記送り量設定操作部材により設定された送り量に対してこの送り量に不適な所定の模様を前記模様選択操作部材により選択する操作と、前記模様選択操作部材により前記所定の模様が選択されているとき前記所定の模様に不適な送り量を前記送り量設定操作部材により設定する操作との、少なくとも一方の操作を禁止する操作部材操作禁止部材を備え、前記操作部材操作禁止部材は、前記送り量設定操作部材の同軸線上で共に回転し大小2種の半径部分が連続して形成されている同軸カムと、前記模様選択操作部材と前記送り量設定操作部材との間の位置で軸支されると共に、前記模様選択操作部材によって回転し大小2種の半径部分が連続して形成されている中間カムとによって構成され、前記同軸カムの回転中心と前記中間カムの回転中心との軸間距離が、前記同軸カムの最大半径と前記中間カムの最大半径を合わせた値よりも小さい距離に設定されている。
【0007】
請求項1記載のミシンでは、模様選択操作部材は、複数の模様を任意に選択する為に回転される。送り量設定操作部材は、布送り量を設定する為に回転される。操作部材操作禁止部材は、送り量設定操作部材により設定された送り量に対してこの送り量に不適な所定の模様を模様選択操作部材により選択する操作と、模様選択操作部材により所定の模様が選択されているとき所定の模様に不適な送り量を送り量設定操作部材により設定する操作との、少なくとも一方の操作を禁止する。
【0008】
請求項2記載のミシンは、所定の模様がボタンホールのように布送り方向における針落ち点の間隔が小さい模様であって、不適な送り量が前記布送り方向における針落ち点の間隔が小さい模様に対して不適と考えられる大きな送り量であることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載のミシンでは、操作部材操作禁止部材は、ボタンホールのように布送り方向における針落ち点の間隔が小さい模様に不適な大きな送り量の範囲に送り量設定操作部材が位置する時に、模様選択操作部材によるボタンホールのように布送り方向における針落ち点の間隔が小さい模様の選択操作と、模様選択操作部材がボタンホールのように布送り方向における針落ち点の間隔が小さい模様を選択している時に、送り量設定操作部材によるボタンホールのように布送り方向における針落ち点の間隔が小さい模様に不適な大きな送り量の設定操作との少なくとも一方の操作を禁止する。
【0010】
請求項3記載のミシンは、所定の模様が一定の送り量の前後両方向の送りによって形成される模様であって、不適な送り量が一定の送り量の前後両方向の送りによって形成される模様に対して不適と考えられる過度に小さい若しくは大きな送り量であることを特徴とする。
【0011】
請求項3記載のミシンでは、操作部材操作禁止部材は、一定の送り量の前後両方向の送りによって形成される模様に不適な過度に小さい若しくは大きな送り量の範囲に送り量設定操作部材が位置する時に、模様選択操作部材による一定の送り量の前後両方向の送りによって形成される模様の選択操作と、模様選択操作部材が一定の送り量の前後両方向の送りによって形成される模様を選択している時に、送り量設定操作部材による一定の送り量の前後両方向の送りによって形成される模様に不適な過度に小さい若しくは大きな送り量の設定操作との少なくとも一方の操作を禁止する。
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】
図1に示すように、フレ−ム1はミシン本体に固定され、フレ−ム2は一端をフレ−ム2に固定され他端にネジ部を有する軸3及び4を介してフレ−ム1とナット5により固定されている。そのフレ−ム1とフレ−ム2とには、複数のジグザグ模様カムを任意に選択する為の模様選択操作部材6が、その模様選択部材6と一体的に形成された軸7を介して回転可能に支持され、止め輪8により軸方向には固定されている。模様選択操作部材6は 軸7を軸心として回転操作されるダイヤルである。
【0016】
その軸7には、ギヤ9がピン10により固定され、その軸7を介して模様選択操作部材6と一体的に回転可能になっている。ギヤ9にギヤ部11aで螺合するギヤ11は、軸7に平行な軸12によって回転可能に支持されている。そのギヤ部11aと同心に一体的に成形されたカム部11b(中間カム)は、半径方向に偏心するカムでミシン全面側に配置されている。カム部11bには、この大小2種(Rb1>Rb2)の半径部分が連続して形成されている。
【0017】
フレ−ム14は、一端をそのフレ−ム14に固定された軸15を有し、ミシン本体に固定されている。その軸15には、布送り量を設定する送り量設定部材16が回転可能に止め輪17で支持され、その軸15を中心とする半径方向に偏心するカム部16a(同軸カム)が形成されている。カム部16aには、この大小2種(Ra1>Ra2)の半径部分が連続して形成されている。
【0018】
また、軸12の回転中心と軸15の回転中心との軸間距離Aは、図2(c)に示すように、先のカム部11bの最大半径Rb1とカム部16aの最大半径Ra1とを合わせた値より小さい。このカム部16aは、先のカム部11bと同一平面内に配置され、カム部11bとカム部16aとでは、図2(a)、(b)に示すように、一方が他方の回転経路に位置し、他方の回転を妨げるように構成されている。即ち、図2(b)に示すように、カム部16aはカム部11bの回転を妨げ、図2(a)に示すように、カム部11bはカム部16aの回転を妨げている。
【0019】
そして、軸間距離Aによって模様選択操作部材6と送り量設定操作部材16と間に指の入る空間が画定されている。そして、その模様選択操作部材6と送り量設定操作部材16と間に、軸12及びギヤ11は設けられている。
【0020】
尚、カム部11bが図3に示す状態に位置する時、模様選択操作部材6によってボタンホール縫いが選択され、角度Xの範囲に送り量設定操作部材16の指針Pが位置する時、ボタンホール縫いに対して適切な微小送りが設定される。また、角度Yの範囲に送り量設定操作部材16の指針Pが位置する時、ボタンホール縫いに対して不適切な大きな送りが設定される。更に、カム部11bがカム部16aの回転移動範囲から退避している時には、模様選択操作部材6によって送り量の大小によって支障のない模様が選択される。
【0021】
図5に示すように、ミシンの全面には、送り量を正比例で示す数値が送り量設定操作部材16の周りに描画され、送り量設定操作部材16の前面には、どの送り量が設定されているかを示すための指針Pが描画されている。また、数値が大きいほど送り量が大きい。更に、模様選択操作部材6の前面には、選択可能な模様が複数描画され、最上端の模様がミシンでの縫製可能な模様である。
【0022】
その模様選択操作部材6は公知の模様カム機構Sに連結され、その模様カム機構Sは針棒揺動機構Zを制御する。送り量設定操作部材16は、公知の送り調節装置Tに連結され、公知の送り歯機構Fを制御する。こうして、模様選択操作部材6によって選択された模様が送り量設定操作部材16の送り量に従い形成される。布送り方向とは図5の紙面に対して直交するミシンの前後方向である。尚、上述した送りカム部11b,16aが本発明における操作部材操作禁止部材に相当する。
【0023】
図5に示すように、送り量設定部材16が既に操作し、次に模様選択操作部材6の操作する操作について説明する。
【0024】
図3に示すように、送り量設定部材16の指針P(図中の三角形)が角度Xの間にその回転位置がある時は送り量設定部材16のカム部16aは、ギヤ11bの回転移動経路から退避しているので、ギヤ11は360度回転可能で模様選択操作部材6はギヤ9を介してその模様選択可能範囲の全域の回転が可能である。即ち、任意の模様を選択可能な状態である。
【0025】
図4に示すように、送り量設定部材16の指針Pが角度Yの間にその回転位置がある時は送り量設定部材16のカム部16aは、ギヤ11のカム部11bの回転移動経路に位置している。従って、ギヤ11は、図4(a)の状態から図4(b)の状態に時計回りに至る範囲においては回転可能であり、図4(a)の状態から図4(b)の状態に反時計回りに至る範囲においては、カム部11bとカム部16aとの当接し回転不可能である。
【0026】
模様選択操作部材6が既に操作し、次に送り量設定部材16の操作する操作について説明する。
【0027】
カム部11bが図3に示す状態に位置するように、模様選択操作部材6が操作されている時は、送り量設定部材16は、指針P(図中の三角形)を角度Xの範囲でのみ回転可能である。そのとき、送り量設定部材16のカム部16aの回転移動経路に、ギヤ11bが位置しているので範囲Yに指針Pを回転させることができない。
【0028】
カム部11bが図4(a)から図4(b)に時計回りに至る範囲に示す範囲に位置するように、模様選択操作部材6が操作されている時は、送り量設定部材16は、指針P(図中の三角形)を角度X及びYの範囲で回転可能である。そのとき、送り量設定部材16のカム部16aの回転移動経路から、ギヤ11bが退避しているので指針Pを全範囲において回転することができる。
【0029】
上述した構成を用いれば、布送り方向(ミシンの前後方向)における針落ち点を接近させる必要があると共に、若干の送り量の変更を必要とするボタンホール縫いなどに対する模様における誤動作を防止できる。
【0030】
上述した実施の形態では、カム部11bを模様選択操作部材6とは別に設けているが、模様選択操作部材6に設けても良いが、上述したように指のための隙間を設けてあるのであれば、そのカム部11b,16aに対応する部分を互いの回転移動経路上に位置するように大きくする必要がある。本実施例においては、部品数の低減よりもミシン内部における部品の小型化に重きを置き、上述したようにカム部11bを模様選択操作部材6とは別に設けている。
【0031】
上述した実施の形態においては、模様選択操作部材6及び送り量設定部材16は回動可能な送りダイヤルであるが、同様の機能を果たせばスライド式の操作部材であっても良い。
【0032】
又、前述のボタンホール縫いの他に模様選択と送り量設定の誤操作を防止する必要性のあるものとしてスーパー模様があげられる。スーパー模様は一定の同一送り量の前後進送り量の組合せにより形成される模様や、多段階の前後進送り量の組合せにより形成される象形模様等がある。
【0033】
図6に示すように、その具体例としては直線縫いの補強用の目的の三重縫い模様図6ー(a)、布端を縫う縁縫い模様図6−(b)や図6−(c)に示すチューリップの様な象形模様等がある。これらの模様は送り量設定操作部材とは独立した機械的なミシンでは送り模様カムを有する前後進の送り量制御装置が送り量調節装置と連結されて形成されるものであり、その送り量制御装置は送り量調節装置とともに種々の公知の手段が広く知られている。
【0034】
これらの公知の送り量調節装置は、送り量設定操作部材と独立しているが為に、スーパー模様を縫う前に、送り量調節装置が発生させる送り量(スーパー模様に必要な送り量)より送り量設定操作部材の設定送り量を大きく設定しておき、送り量設定操作部材の設定送り量がスーパー模様に必要な送り量より小さく設定されて、スーパー模様に必要な送り量の発生を阻害(模様くずれ)しない様にしなければならないのも公知のところである。
【0035】
よって図7に示すように本発明によればボタンホール縫いと同様に、スーパー模様に不適切な送り量の範囲をYとし、適切な送り量の範囲をXと置き替えることにより、スーパー模様に不適切な範囲Yに送り量設定操作部材16が位置する時は模様選択操作部材6はスーパー模様への選択を禁止され、又、模様選択操作部材6がスーパー模様に選択されている時は、送り量設定操作部材16のスーパー模様に不適切な送り量設定範囲への設定が禁止されるものである。尚、図7の公知の送り模様カム機構S′は模様選択操作部材6及び公知の送り調節機構Tに連結され、送り量設定操作部材16とは連結されず独立している。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したことから明かなように、請求項1記載のミシンによれば、送り量設定操作部材により設定された送り量に対してこの送り量に不適な所定の模様を模様選択操作部材により選択する操作と、模様選択操作部材により所定の模様が選択されているとき所定の模様に不適な送り量を送り量設定操作部材により設定する操作との、少なくとも一方の操作が禁止されるので、適切でない操作が機械的な構成により防止される。
また、模様選択操作部材及び送り量設定操作部材の間に位置する中間カムによって、操作の為の間隔がその2つの操作部材の間に得ることができると共に、操作部材操作禁止部材を小型化することができる。
【0037】
請求項2記載のミシンによれば、ボタンホールのように布送り方向における針落ち点の間隔が小さい模様に不適な大きな送り量の範囲に送り量設定操作部材が位置する時に、模様選択操作部材によるボタンホールのように布送り方向における針落ち点の間隔が小さい模様の選択操作と、模様選択操作部材がボタンホールのように布送り方向における針落ち点の間隔が小さい模様を選択している時に、送り量設定操作部材によるボタンホールのように布送り方向における針落ち点の間隔が小さい模様に不適な大きな送り量の設定操作との少なくとも一方の操作が禁止されるので、適切でない操作が機械的な構成により防止される。
【0038】
請求項3記載のミシンによれば、一定の送り量の前後両方向の送りによって形成される模様に不適な過度に小さい若しくは大きな送り量の範囲に送り量設定操作部材が位置する時に、模様選択操作部材による一定の送り量の前後両方向の送りによって形成される模様の選択操作と、模様選択操作部材が一定の送り量の前後両方向の送りによって形成される模様を選択している時に、送り量設定操作部材による一定の送り量の前後両方向の送りによって形成される模様に不適な過度に小さい若しくは大きな送り量の設定操作との少なくとも一方の操作が禁止されるので、適切でない操作が機械的な構成により防止される。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は実施の形態のミシンの模様選択及び送り量設定機構を示す正面図である。図1(b)は図1(a)に対応する上面断面図である。
【図2】上記機構の各カム部の相関関係図である。
【図3】ボタンホールのような送り方向における針落ち点の距離が短い模様が選択されている間の上記機構の動作説明図である。
【図4】大きい送り量が設定されている間の上記機構の動作説明図である。
【図5】図3の状態におけるミシンを示す図である。
【図6】送り量が一定で前後の送りが組合わさったスーパー模様を示す図である。
【図7】送り量が一定で前後の送りが組合わさったスーパー模様を有するミシンの全体図である。
【符号の説明】
1 フレ−ム
2 フレ−ム
3 軸
4 軸
5 ナット
6 模様選択操作部材
7 軸部
8 止め輪
9 ギヤ
10 ピン
11 ギヤ
12 軸
14 フレ−ム
15 軸
16 送り量設定部材
17 止め輪

Claims (3)

  1. 複数の模様を任意に選択する為に回転可能な模様選択操作部材と、布送り量を設定する為に回転可能な送り量設定操作部材とを有するミシンにおいて、
    前記送り量設定操作部材により設定された送り量に対してこの送り量に不適な所定の模様を前記模様選択操作部材により選択する操作と、前記模様選択操作部材により前記所定の模様が選択されているとき前記所定の模様に不適な送り量を前記送り量設定操作部材により設定する操作との、少なくとも一方の操作を禁止する操作部材操作禁止部材を備え、
    前記操作部材操作禁止部材は、前記送り量設定操作部材の同軸線上で共に回転し大小2種の半径部分が連続して形成されている同軸カムと、前記模様選択操作部材と前記送り量設定操作部材との間の位置で軸支されると共に、前記模様選択操作部材によって回転し大小2種の半径部分が連続して形成されている中間カムとによって構成され、前記同軸カムの回転中心と前記中間カムの回転中心との軸間距離が、前記同軸カムの最大半径と前記中間カムの最大半径を合わせた値よりも小さい距離に設定されていることを特徴とするミシン。
  2. 前記所定の模様とは、ボタンホールのように布送り方向における針落ち点の間隔が小さい模様であって、前記不適な送り量とは前記布送り方向における針落ち点の間隔が小さい模様に対して不適と考えられる大きな送り量であることを特徴とする請求項1記載のミシン。
  3. 前記所定の模様とは、一定の送り量の前後両方向の送りによって形成される模様であって、前記不適な送り量とは前記一定の送り量の前後両方向の送りによって形成される模様に対して不適と考えられる過度に小さい若しくは大きな送り量であることを特徴とする請求項1記載のミシン。
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