JP3796557B2 - 染毛用組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、染毛剤使用時における毛髪へのダメージが少なく、且つ頭髪を有効に染めることのできる染毛用組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
酸化型染毛剤は、通常酸化染料と酸化剤とを含有し、これらを使用時に反応させ頭髪に塗布し頭髪を染毛するものである。また、染毛の色合いを微妙に調節するための色調調整剤、いわゆるカップラー成分を更に含有する場合もある。
【0003】
従来、酸化剤としては過酸化水素が主に使われてきた。しかしながら、この過酸化水素は毛髪に対して損傷を与えることが知られており、消費者の不満点として毛髪へのダメージがクローズアップされている。
【0004】
そこで、これまでに過酸化水素による毛髪へのダメージを軽減する試みが多くなされてきた。その1つの試みとして酸化酵素を過酸化水素の代わりに用いる技術が提案されている。そのような技術の例としては、酸化酵素としてパーオキシダーゼを用いるもの(特開昭47ー10400号公報、特開昭53ー32132号公報)、ラッカーゼを用いるもの(米国特許第3251742号、特開平6ー172145号公報)、ウリカーゼを用いるもの(特開昭63ー246313号公報)等が知られている。しかしながら、これら提案されている多くの技術の内、パーオキシダーゼを用いる場合には、酵素の特性から、染毛系に過酸化水素を添加しなければならず、またウリカーゼを用いる場合にも、酵素反応により生じる過酸化水素を有効に利用して染毛することから、根本的には過酸化水素による障害の排除を解決していない。
【0005】
更にラッカーゼを用いる場合には、染毛系に過酸化水素を用いないことから毛髪へのダメージが少ないことが期待されるが、有効な染毛効果を得るためには多量の酵素の添加を必要としていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明はラッカーゼの作用を活性化する化合物を同時に使用することにより、染毛剤でのラッカーゼ使用量を低減化し、使用時における毛髪への損傷性が低減した染毛用組成物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、特定の不飽和脂肪酸、不飽和脂肪族アルコールやそれらの誘導体(例えばエステル体、アミン体等)がラッカーゼの作用を有意に活性化することを知見し、本発明をなすに至った。
【0008】
即ち、本発明は、ラッカーゼと、顕色物質と、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸及びアラキドン酸、これらの不飽和脂肪酸の低級アルコールエステル、並びにオレイルアルコールから選ばれる1種又は2種以上とを含有してなることを特徴とする染毛用組成物を提供する。
【0009】
以下、本発明を詳しく説明すると、本発明の染毛用組成物は、酸化剤としてラッカーゼを使用する。ここで本発明で用いるラッカーゼは、E.C.1.10.3.2に分類される酵素である。代表的な反応事例としては、漆樹液中のラッカーゼによってウルシオールが酸化され、漆が形成されることが知られている。ラッカーゼは漆樹液以外にも、多くの植物、微生物に存在し、芳香族系化合物の酸化反応を触媒する酵素であり、本発明においてはその起源に関わりなく使用することができる。
【0010】
本発明において用いられるラッカーゼの組成物への配合量としては、組成物の形態、使用頻度、処理時間、酵素剤の力価にもよるが、通常は0.0005〜1重量%(以下%と略す)、好ましくは0.005〜0.5%配合するのが良い。0.0005%未満では充分な効果が得られず、また1%を超えて配合しても添加量の増加に見合った効果の上昇が見られない。
【0011】
次に、本発明において用いられる顕色物質としては、ラッカーゼにより発色反応を示す成分の中から任意に選択することができる。そのような化合物の例としては、まず酸化染料、代表的にはパラフェニレンジアミン、パラアミノフェノール、トルエン−2,5−ジアミン、トルエン−3,4−ジアミン等が挙げられる。また、これらの化合物が塩酸,硫酸,酢酸との間で形成した塩類も用いることができる。更に上記のような通常用いられている酸化染料の他にも3,4−ジアミノベンズヒドラジド、3,5−ジアミノベンズヒドラジド、3−ヒドロキシチラミン、カテキン等のラッカーゼによる発色性が見られる化合物も用いることができる。通常の酸化染料が感作性を有し、人体への悪影響が懸念されるのに対し、これらの成分には感作性が見られないことから、安全性の面で特に有効である。
【0012】
また、本発明においてはカップラー成分も配合することができ、これにより顕色物質単一では成し得なかった微妙な色合いの違いを達成することができる。本発明において用いられるカップラー成分は、用いる顕色物質にもよるが、通常の酸化型染毛剤において用いられる成分を使用することができる。
【0013】
本発明において用いられる顕色物質及びカップラー成分の製剤への配合濃度としては、使用頻度、製剤の形態により異なるが、通常は0.01〜10%、好ましくは0.1〜5%配合するのが良い。
【0014】
更に、本発明においては、ラッカーゼの作用を活性化するために不飽和脂肪酸、不飽和脂肪族アルコール、これらの誘導体の1種又は2種以上を使用する。これらの成分として代表的なものを挙げれば、不飽和脂肪酸としてパルミトレイン酸(炭素数16:不飽和結合数1、以下左記内容を16:1として示す)、オレイン酸(18:1)、リノール酸(18:2)、リノレン酸(18:3)、アラキドン酸(20:4)などが挙げられる。また、不飽和脂肪族アルコールとしてオレイルアルコールなどが挙げられる。更にこれらの誘導体としては、これら不飽和脂肪酸の低級アルコールエステル、不飽和脂肪族アルコールの低級カルボン酸エステル、モノ又はジアルカノールアミドなどのエステル体、アミン体等が例示され、具体的には、オレイン酸エチル、リノール酸イソプロピル、リシノレイン酸グリセリル、リノール酸ジエタノールアミド等が挙げられる。これらの化合物は何れも工業原料として利用可能なものである。これらのうち不飽和脂肪酸及び不飽和脂肪族アルコールが好ましい。本発明においては、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸及びアラキドン酸、これらの不飽和脂肪酸の低級アルコールエステル、並びにオレイルアルコールから選ばれる1種又は2種以上を必須とする。
【0015】
上記オレイン酸、リノール酸、リノレン酸及びアラキドン酸、これらの不飽和脂肪酸の低級アルコールエステル、並びにオレイルアルコールの組成物への配合濃度としては、通常は0.0001〜1%、好ましくは0.005〜0.1%配合するのが良い。0.0001%未満では十分な効果が得られず、また1%を超えて配合しても添加量の増加に見合った効果の上昇が見られない場合がある。
【0016】
本発明の組成物には、上記成分の他に通常の化粧料に用いられる油分、界面活性剤、保湿剤、低級アルコール、増粘剤、酸化防止剤、キレート剤、使用感付与剤、pH調整剤、防腐剤、香料等の原料も配合可能である。
【0017】
本発明で用いる組成物は、毛髪に適用可能な限り任意の形態をとることができる。具体的にはヘアクリーム、乳液、ゲル化製剤、泡状製剤等の形態として広く用いることができる。さらに液状形態のものは通常の噴射剤、炭酸ガス、LPGなどと併用し、耐圧容器に充填することもできる。
【0018】
【実施例】
以下、実験例及び実施例と比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
【0019】
〔実験例〕
不飽和脂肪酸及びそのエステルのラッカーゼ活性化作用を、顕色物質の色素生成能を指標として検討を行った。即ち、表1に示した反応液を調製し、30℃、15分間ラッカーゼ反応を行った。反応終了後、反応液の色素生成量を分光光度計を用いて測定し、吸光度としてあらわした。
【0020】
【表1】
【0021】
表1から明らかな通り、不飽和脂肪酸及びそのエステルを加えた反応系ではラッカーゼによる色素生成反応を活性化し、色素生成量が高まった。また、不飽和結合を分子内に持たない脂肪酸としてステアリン酸(18:0)を検討したが、ラッカーゼの作用を高める効果は見られず、ラッカーゼの活性化作用が、本発明で示した不飽和脂肪酸あるいは該構造を有する化合物に特有の効果であることがわかった。
【0022】
〔実施例1〜3、比較例1〜3〕
不飽和脂肪酸及び不飽和脂肪族アルコールの染毛過程における効果を、ラッカーゼと顕色物質を用いて毛髪を処理することにより検討した。即ち、表2に示す組成の染毛用組成物を常法により調製し、重さ0.5g、長さ10cmのヒト白髪を各染毛用組成物に浴比40で30℃、30分間浸漬した。
【0023】
浸漬後、処理した白髪を取り出し、水洗、シャンプー処理を施し、風乾した。次に色差計を用いて色差(ΔE)の測定を行い、これを染毛効果の指標とし、以下の基準から判定した。結果を表2に合わせ示した。
【0024】
<染毛効果の判定基準>
◎:無処理の白髪とのΔEの差が30〜40
○:無処理の白髪とのΔEの差が20〜30
△:無処理の白髪とのΔEの差が10〜20
×:無処理の白髪とのΔEの差が0〜10
【0025】
【表2】
【0026】
表2から明らかな通り、本発明で示した化合物を配合した実施例の方が、比較例に比べ高い染毛効果を示しており、ラッカーゼの作用を活性化した結果が得られた。
【0027】
〔実施例4,5、比較例4〜6〕
表3に示したヘアゲルタイプの実施例及び比較例の染毛用組成物を常法により調製し、染毛効果及び毛髪に与える影響を比較した。即ち、表3に示す組成の染毛用組成物を常法により調製し、重さ0.5g、長さ10cmのヒト白髪に1gの各染毛用組成物を塗布し、30℃で30分間放置した。
【0028】
放置後、処理した白髪を取り出し、水洗、シャンプー処理を施し、風乾した。次に色差計を用いて色差(ΔE)の測定を行い、上記の判定基準に従って染毛効果の判定を行った。また、毛髪に与える影響は次の判定基準により判定した。結果は表3に合わせ示した。
【0029】
<毛髪の状態の判定基準>
◎:非常に艶があり、しなやかである
○:艶があり、ややしなやかである
△:どちらともいえない
×:艶がなく、ごわつく
【0030】
【表3】
【0031】
表3から明らかなとおり、表3に示したラッカーゼ添加濃度ではあまり染毛効果が得られないが、本発明で示した化合物を配合した場合において、有効な染毛効果が得られ、本発明によりラッカーゼ添加濃度の低減化が図れることがわかった。また、毛髪に与える影響についても、従来の酸化型染毛剤において用いられる過酸化水素では毛髪にダメージがあるのに対し、ラッカーゼを使用する場合にはそのダメージが見られず、本発明で示した化合物を配合した場合においても毛髪への影響が少ないことがわかった。
【0032】
〔実施例6〕
次に示すヘアムース状組成物を調製し、その評価を行ったところ、優れた均一性のある茶褐色の色調を有した良好な染毛効果が得られた。
噴射剤として液化石油ガスを用い、原液:噴射剤=9:1とした。
<原液組成>
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、本発明の組成物を毛髪に塗布することにより、ラッカーゼの添加濃度を少なくすることができ、かつ従来の酸化型染毛剤の問題点であった毛髪への悪影響を与えることなく、頭髪を十分に染め上げることができる染毛用組成物が提供される。
Claims (2)
- ラッカーゼと、顕色物質と、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸及びアラキドン酸、これらの不飽和脂肪酸の低級アルコールエステル、並びにオレイルアルコールから選ばれる1種又は2種以上とを含有してなることを特徴とする染毛用組成物。
- 上記不飽和脂肪酸の低級アルコールエステルが、オレイン酸エチル、リノール酸イソプロピル又はリノール酸エチルである請求項1記載の染毛用組成物。
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