JP3795746B2 - 商品販売登録データ処理装置及びこの装置の精算方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子式キャッシュレジスタ,POS(Point Of Sales)ターミナル等の商品販売登録データ処理装置及びこの装置の精算方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、商品販売登録データ処理装置は、各商品の売上データを取引別(現金取引,クレジット取引,商品券取引等)や商品分類コード別(部門,クラス,グループ等)に分類して集計記憶する集計メモリを内蔵している。そして、登録業務において販売登録された各商品の売上データを上記集計メモリに項目別に分類して集計処理し、精算業務において上記集計メモリに項目別に集計されたデータを1ファイルデータとして蓄積保存するとともにレシート用紙等にプリントアウトして精算レポートとして発行し、その後、集計メモリのデータをクリアする機能を有している。したがって、毎営業日の閉店後に精算業務を実行することによって、営業日毎の項目別売上データをファイルデータとして蓄積保存できるとともに、その内容をプリントアウトした精算レポートを得られるようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種の商品販売登録データ処理装置においては、精算レポートが印字出力された後に自動的に集計メモリのデータがクリアされてしまうため、同一営業日の精算レポートを再発行することができなかった。このため、精算レポートを確認して入力ミス等に気付いても、そのミスを修正して修正内容が反映された新たな同一営業日の精算レポートを得ることができなかった。
【0004】
そこで本発明は、同一営業日の精算レポートを再発行することができる商品販売登録データ処理装置を提供しようとするものである。
【0005】
また本発明は、精算レポートの出力が可能な商品販売登録データ処理装置において、同一営業日の精算レポートを容易に再発行できる精算方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1記載の発明は、販売登録された各商品の売上データを取引別,コード別等の項目別に分類して集計記憶する集計メモリと、この集計メモリに項目別に分類されて集計された各商品の売上データをレポート出力する精算第1ステップ手段と、集計メモリの内容をクリアする精算第2ステップ手段と、精算第1ステップ手段及び精算第2ステップ手段の起動をそれぞれ指令する起動指令手段と、精算第1ステップ手段によるレポート出力後に集計メモリの内容が変更されたか否かを判別する判別手段とを設け、精算第2ステップ手段は、精算第1ステップ手段によるレポート出力後でかつ判別手段により集計メモリの内容が変更されていないと判別されたとき起動可能としたものである。
【0007】
本願請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、判別手段は、精算第1ステップ手段によるレポート出力が完了したことに応じてセットされ、集計メモリに売上データが集計されたことに応じてリセットされるレポート出力済フラグをチェックする手段とする。そして、精算第2ステップ手段を、レポート出力済フラグがセットされているときのみ起動可能としたものである。
【0008】
本願請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、精算第1ステップ手段を、集計メモリに項目別に分類されて集計された各商品の売上データを項目毎にレポート出力するものとし、起動指令手段により起動が指令された後でどの項目のデータを出力するかを選択可能としたものである。
【0009】
本願請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、精算第1ステップ手段を、集計メモリに項目別に分類されて集計された各商品の売上データを項目毎にレポート出力するものとし、起動指令手段により起動が指令された後で項目毎に印字枚数を指定可能としたものである。
【0010】
本願請求項5記載の発明は、販売登録された各商品の売上データを取引別,コード別等の項目別に分類して集計記憶する集計メモリを有した商品販売登録データ処理装置の精算方法であって、集計メモリに項目別に分類されて集計された各商品の売上データをレポート出力する精算第1ステップと、集計メモリの内容をクリアする精算第2ステップとに分類してそれぞれ単独で起動するようにし、かつ精算第1ステップにより集計メモリの内容に基づいて各商品の売上データがレポート出力された後でかつその集計メモリの内容が変更されていないか否かを判別するステップを設け、精算第2ステップを、判別ステップにより集計メモリの内容が変更されていないと判別されたとき起動するようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
なお、この実施の形態は、取引別,部門別,クラス別,担当者(キャッシャ)別及び時間帯別の5項目に分類して各商品の売上データを集計するようにしたPOSターミナルに本発明を適用した場合である。
【0012】
図1は本実施の形態に係わるPOSターミナルの要部構成を示すブロック図で、このPOSターミナルは、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit)1を搭載している。そしてこのCPU1に、アドレスバス,データバス等のバスライン2を介して、ROM3及びRAM4のメモリ部の他、FDD(Floppy Disk Drive)装置5の駆動を制御するFDDコントローラ6、HDD(Hard Disk Drive)装置7の駆動を制御するHDDコントローラ8、キーボード9が接続されるキーボードインタフェース10、ディスプレイ11の画面表示を制御する表示コントローラ12、ドロワ13が接続されるドロワインタフェース14、レシート・ジャーナル印字用のプリンタ15が接続されるプリンタインタフェース16、LAN(Local Area Network)を介して接続されるストアコンピュータ(不図示)とのデータ通信を制御するLANコントローラ17、マウス18が接続されるマウスインタフェース19及びファクシミリ装置(不図示)とのデータ通信を司るファクシミリ通信インタフェース20等を接続している。
【0013】
RAM4には、図2に示すように、販売登録された各商品の売上データを取引別,部門別,クラス別,担当者別及び時間帯別にそれぞれ分類して集計記憶する集計メモリ、いわゆる取引別日計テーブル41,部門別日計テーブル42,クラス別日計テーブル43,担当者別日計テーブル44及び時間帯別日計テーブル45を形成している。また、精算レポートの出力完了に応動して“1”にセットされるレポート出力済フラグFのメモリエリア46も形成している。
【0014】
一方、HDD装置7によってアクセスされるハードディスクには、図3に示ように、取引別,部門別,クラス別,担当者別及び時間帯別の各テーブル41,42,43,44,45にて営業日毎に集計されたデータ、いわゆる日計データをそれぞれ項目別に蓄積保存する取引別ファイル71,部門別ファイル72,クラス別ファイル73,担当者別ファイル74及び時間帯別ファイル75を形成している。さらに、図4に示すように、取引別,部門別,クラス別,担当者別及び時間帯別の各精算レポートをそれぞれ特定するための固有番号に対応して、レポート名称、レシート・ジャーナル印字用のプリンタ15から当該レポートを出力するか否かを識別するプリンタ出力フラグ(1:出力する、0:出力しない)、同プリンタ15から当該レポートを出力する場合の出力枚数、及びファクシミリ装置から出力するか否かを識別するファクシミリ出力フラグ(1:出力する、0:出力しない)をそれぞれ記憶管理する精算管理ファイル76も形成している。なお、基本的にはプリンタ15から各レポートをそれぞれ1枚ずつ出力するので、プリンタ出力フラグ及び出力枚数のデフォルト値を“1”とし、ファクシミリ出力フラグのデフォルト値を“0”とする。
【0015】
かかる構成のPOSターミナルは、電源投入によるシステム立上げ後、CPU1が、図6の流れ図に示す処理を実行するようにメインプログラムを構成している。
【0016】
すなわちCPU1は、ST(ステップ)1としてディスプレイ11に登録,戻し登録,点検,精算出力,精算,設定等の各種業務メニューの選択画面を表示させる。そして、ST2として業務メニューが選択されるのを待機し、マウス18からの入力信号によりいずれかの業務メニューが選択されたならば、その選択された業務メニューの処理を実行する。
【0017】
ST3としてメニュー画面から選択された業務メニューが登録業務や戻し登録業務等のように各日計テーブル41〜45を加減算する日計業務であった場合には、ST31としてフラグメモリエリア46のレポート出力済フラグを調べる。そして“1”にセットされていた場合には、ST32としてこのレポート出力済フラグFを“0”にリセットする。レポート出力済フラグFが“0”にリセットされていた場合には、ST32の処理は行なわない。その後、日計テーブル集計処理に入る。すなわち、登録業務選択時にはキーボード9のキー入力により販売登録される各商品の売上データを各日計テーブル41〜45の該当項目エリアに加算処理し、戻し登録業務選択時には同売上データを各日計テーブル41〜45の該当項目エリアから減算処理する。なお、この日計テーブル集計処理は、メニュー画面において他の業務メニューが選択されるまで繰返し実行される。
【0018】
ST4としてメニュー画面から選択された業務メニューが精算出力業務であった場合には、精算出力業務の起動が指令されたので(起動指令手段)、図7に具体的に示す精算レポート出力処理を実行する。先ず、ST41としてHDD装置7を制御してハードディスクから精算管理ファイル76を読込む。そして、ST42としてこの精算管理ファイル76のデータに基づいて図5に示すレイアウトの精算レポート出力画面50を作成し、ディスプレイ11に表示させる。
【0019】
具体的には、精算レポート出力画面50をタイトル欄51,レポート明細欄52,メッセージ欄53及びボタン欄54で構成し、ボタン欄54には、印字ボタン54a,編集ボタン54b,終了ボタン54c等を配置する。また、レポート明細欄52には、各項目別レポートのレポート名称と、それに対応してレシート・ジャーナル印字用のプリンタ15から出力するか否かを指定するRJチェックセル52aと、該プリンタ15から出力する場合の出力枚数を指定する枚数セル52bと、ファクシミリ装置から出力するか否かを指定するFAXチェックセル52cとを配置する。そして、レポート明細欄52のRJチェックセル52aには、対応する精算レポートのプリンタ出力フラグが“1”の場合,つまりプリンタ15から出力する設定になっていた場合にはチェックマーク「レ」を表示し、“0”の場合には何も表示しない。同様に、FAXチェックセル52cには、対応する精算レポートのファクシミリ出力フラグが“1”の場合,つまりファクシミリ装置から出力する設定になっていた場合にはチェックマーク「レ」を表示し、“0”の場合には何も表示しない。また、枚数セル52bには、対応する精算レポートの出力枚数をそれぞれ表示する。
【0020】
こうして、精算レポート出力画面50をディスプレイ11に表示させたならば、CPU1は、ボタン欄54のボタン入力を待機する。そして、ST43としてマウス18からの入力信号により編集ボタン54bの入力を検知した場合には、精算管理データ編集処理を実行する。この編集処理は、レポート明細欄52各セル52a,52b,52cがマウス18からの入力信号により選択されるのを待機する。そして、いずれかの精算レポートのRJチェックセル52aが選択された場合には、そのセルに対応する精算レポートのプリンタ出力フラグを反転(“1”→“0”,“0”→“1”)させる。同様に、FAXチェックセル52cが選択された場合には、そのセルに対応する精算レポートのファクシミリ出力フラグを反転(“1”→“0”,“0”→“1”)させる。また、枚数セル52bが選択された場合には、そのセルに対応する精算レポートの出力枚数を、キー入力される数値データに変更する。以上の処理を、終了ボタン54cが入力されるまで選択的に実行する。そして、マウス18からの入力信号により終了ボタン54cの入力を検知したならば、CPU1は、ボタン欄54のボタン入力待機状態に戻る。
【0021】
ボタン入力待機状態において、ST44としてマウス18からの入力信号により印字ボタン54aの入力を検知した場合には、精算レポート印字処理を実行する。この印字処理は、精算管理ファイル76のデータを固有番号順に検索する。そして、プリンタ出力フラグが“1”にセットされた精算レポートを検知すると、その精算レポートの印字データを該当する日計テーブル41〜45のデータに基づいて作成し、プリンタ15に供給して、該当する精算レポートを印字枚数分印字出力させる。また、ファクシミリ出力フラグが“1”にセットされた精算レポートを検知すると、その精算レポートの印字データを該当する日計テーブル41〜45のデータに基づいて作成し、ファクシミリ通信インタフェース20を介して接続されるファクシミリ装置に送信して、該当する精算レポートを1枚印字出力させる(精算第1ステップ手段)。
【0022】
こうして、精算管理ファイル76のデータ検索を終了し、該当する精算レポートの印字処理を完了したならば、レポート出力済フラグFを“1”にセットして、ボタン欄54のボタン入力待機状態に戻る。
【0023】
ボタン入力待機状態において、ST45としてマウス18からの入力信号により終了ボタン54cの入力を検知した場合には、精算管理ファイル76をハードディスクに上書き保存する。以上で、この精算レポート出力処理を終了し、メニュー画面表示に戻る。
【0024】
ST5としてメニュー画面から選択された業務メニューが精算業務であった場合には、精算業務の起動が指令されたので(起動指令手段)、ST51としてフラグメモリエリア46のレポート出力済フラグFを調べる。ここで、レポート出力済フラグFが“1”にセットされていた場合には、精算レポートの出力後でかつ日計メモリ41〜45の内容が変更されていないので、ST52として日計テーブル更新処理を行なう。この処理は、先ず、取引別日計テーブル41のデータを当営業日の取引別日計データとしてハードディスクの取引別ファイル71に追加登録する。次に、部門別日計テーブル42のデータを当営業日の部門別日計データとしてハードディスクの部門別ファイル72に追加登録する。以後、クラス別日計テーブル43,担当者別日計テーブル44及び時間帯別日計テーブル45についても同様に、各日計テーブル43,44,45のデータを当営業日の該当項目別日計データとして該当する項目別ファイル73,74,75に追加登録する処理である。こうして、日計テーブル更新処理を終了したならば、ST53として各日計テーブル41〜45のデータをクリアする(精算第2ステップ手段)。その後、ST54としてレポート出力済フラグFを“0”にリセットしたならば、メニュー画面表示に戻る。
【0025】
なお、ST51にてレポート出力済フラグFが“0”にリセットされていた場合には、精算レポートの出力前、若しくは出力後に日計メモリ41〜45の内容が変更されているので、ST52〜54の各処理を行なわずにメニュー画面表示に戻る。
【0026】
このように本実施の形態のPOSターミナルにおいては、日計業務(登録業務及び戻し登録業務)により販売登録された各商品の売上データが取引別,部門別,クラス別,担当者別及び時間帯別にそれぞれ分類されて各日計テーブル41〜45で集計記憶される。また、精算出力業務の起動が指令されると、各日計テーブル41〜45のデータに基づいて取引別,部門別,クラス別,担当者別及び時間帯別の各精算レポートが選択的に生成され、プリンタ15またはファクシミリ装置から印字出力される。そして、レポート出力済フラグが“1”にセットされる。その後、精算業務の起動が指令されると、レポート出力済フラグが“1”にセットされていることを条件に各日計テーブル41〜45のデータがそれぞれ対応するデータファイル71〜75に更新処理された後クリアされる。なお、レポート出力済フラグは、精算業務の終了後及び日計業務の開始に応動して“0”にリセットされる。
【0027】
したがって、店舗管理責任者は、1営業日の閉店後に、先ず、メニュー画面から精算出力業務を選択する。そうすると、ディスプレイ11に精算レポート出力画面50が表示されるので、各精算レポートの出力先及び出力枚数の設定状況を確認する。
【0028】
今、図5に示す精算レポート出力画面50が表示されたとした場合、店舗管理責任者は、取引別レポートがプリンタ15とファクシミリ装置の両方からそれぞれ1枚ずつプリントアウトされ、部門別レポートと担当者別レポートがプリンタ15から1枚プリントアウトされ、クラス別レポートと時間帯別レポートがプリントアウトされない設定になっていることを確認する。この設定で問題がない場合には、マウス18を操作して印字ボタンを選択入力する。そうすると、取引別日計テーブル41の内容により取引別レポートがプリンタ15から印字出力されるとともに、同レポートがファクシミリ装置から印字出力される。また、部門別日計テーブル42の内容により部門別レポートがプリンタ15から印字出力される。さらに、担当者別日計テーブル44の内容により担当者別レポートがプリンタ15から印字出力される。
【0029】
そこで、店舗管理責任者は、発行された各精算レポートの内容をチェックする。そして、内容にミスがないことを確認すると、メニュー画面から精算業務を選択する。そうすると、各日計テーブル41〜45の内容がそれぞれ対応するデータファイル51〜55に更新処理された後、各日計テーブル41〜45がクリアされる。
【0030】
一方、精算レポートの内容にミスがあった場合には、メニュー画面から登録業務または戻し登録業務を選択してミスの訂正を行なう。そして、訂正を終えたならば再び精算出力業務を選択し、印字ボタン54cを入力する。そうすると、訂正分が反映された各項目の精算レポートがそれぞれ印字出力される。その後、メニュー画面から精算業務を選択すると、各日計テーブル41〜45の内容がそれぞれ対応するデータファイル51〜55に更新処理された後、各日計テーブル41〜45がクリアされる。
【0031】
このように、本実施の形態によれば、毎営業日の閉店後に実施される精算業務を、各日計テーブル41〜45に項目別に分類されて集計された各商品の売上データをレポート出力する精算第1ステップ(精算出力業務)と、各日計テーブル41〜45の内容をクリアする精算第2ステップ(精算業務)とに分類してそれぞれ単独で起動するようにし、精算第2ステップを、レポート出力済フラグFが“1”にセットされているとき、つまり精算第1ステップにより各日計テーブル41〜45の内容に基づいて各商品の売上データがレポート出力された後でかつその日計テーブル41〜45の内容が変更されていないとき起動するようにしたので、1営業日の精算レポートを一度発行した後でも、その内容を修正した同一営業日の精算レポートを再度発行することができる。
【0032】
ところで、本実施の形態のPOSターミナルにおいては、精算出力業務が選択されるとディスプレイ11に精算レポート出力画面50を表示させ、そのレポート明細欄52の各セル52a,52b,52cの内容を簡単に修正できるようになっている。
【0033】
そこで今、図5に示す精算レポート出力画面50において、例えば部門別レポートの代わりにクラス別レポートをプリンタ15から印字出力したい場合には、部門別レポートのRJチェックセルを選択してチェックマーク「レ」を消すと同時に、クラス別レポートのRJチェックセルを選択してチェックマーク「レ」を表示させる。こうすることにより、部門別レポートの代わりにクラス別レポートがプリンタ15から印字出力されるようになる。
【0034】
また、プリンタ15から印字出力する取引別レポートの印字枚数を2枚に変更したい場合には、取引別レポートの枚数セル52bの数値を「1」から「2」に変更する。こうすることにより、取引別レポートがプリンタ15から2枚印字発行されるようになる。
【0035】
このように本実施の形態によれば、精算レポート業務の起動が指令された後でどの項目のデータを出力するか、また何枚出力するかを選択可能であるので、精算レポートの種類の変更や印字枚数の変更を容易に行なうことができる。
【0036】
例えば、チェーン展開している店舗の場合、精算レポートの印字枚数は、本部提出用や店舗控え用というように複数枚必要であり、また、店舗によって必要枚数は異なる。また、店舗によって必要なレポートの種類も異なる。このような場合でも、本実施の形態によれば、店舗毎に店長レベルで精算レポートの印字枚数や種類を設定できるので、大変に便利である。
【0037】
なお、前記実施の形態では、レポート出力済フラグFを設けて精算レポート出力後で日計メモリ41〜45の内容が変更されていないときか否かを判別したが、他の情報を利用して同様な判別を行なってもよい。
【0038】
また、本発明は、精算レポートの項目選択機能や枚数指定機能を持たないPOSターミナルや電子式キャッシュレジスタに対しても同様に適用できるものである。
【0039】
【発明の効果】
以上詳述したように、本願請求項1乃至4記載の発明によれば、同一営業日の精算レポートを再発行することができる商品販売登録データ処理装置を提供できる。
【0040】
また、本願請求項3記載の発明によれば、精算レポートとして出力する項目を容易に変更できる効果を奏する。
【0041】
さらに、本願請求項4記載の発明によれば、精算レポートとして出力する枚数を容易に変更できる効果を奏する。
【0042】
また、本願請求項5記載の発明によれば、精算レポートの出力が可能な商品販売登録データ処理装置において、同一営業日の精算レポートを容易に再発行できる精算方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるPOSターミナルの要部構成を示すブロック図。
【図2】 同POSターミナルのRAMに形成する主要なメモリエリアを示す図。
【図3】 同POSターミナルのハードディスクに形成する主要なデータファイルを示す図。
【図4】 図3における精算管理ファイルのデータ構造を示す図。
【図5】 同POSターミナルのディスプレイに表示される精算レポート出力画面の一例を示す図。
【図6】 同POSターミナルのCPUが実行するメイン処理ルーチンの要部を示す流れ図。
【図7】 図6における精算レポート出力処理を具体的に示す流れ図。
【符号の説明】
1…CPU
4…RAM
7…HDD装置
11…ディスプレイ
15…プリンタ
18…マウス
20…ファクシミリ通信インタフェース
41…取引別日計テーブル
42…部門別日計テーブル
43…クラス別日計テーブル
44…担当者別日計テーブル
45…時間帯別日計テーブル
50…精算レポート出力画面
76…精算管理ファイル
Claims (5)
- 販売登録された各商品の売上データを取引別,コード別等の項目別に分類して集計記憶する集計メモリと、この集計メモリに項目別に分類されて集計された各商品の売上データをレポート出力する精算第1ステップ手段と、前記集計メモリの内容をクリアする精算第2ステップ手段と、前記精算第1ステップ手段及び前記精算第2ステップ手段の起動をそれぞれ指令する起動指令手段と、前記精算第1ステップ手段によるレポート出力後に前記集計メモリの内容が変更されたか否かを判別する判別手段とを設け、
前記精算第2ステップ手段は、前記精算第1ステップ手段によるレポート出力後でかつ前記判別手段により前記集計メモリの内容が変更されていないと判別されたとき起動可能としたことを特徴とする商品販売登録データ処理装置。 - 判別手段は、精算第1ステップ手段によるレポート出力が完了したことに応じてセットされ、前記集計メモリに売上データが集計されたことに応じてリセットされるレポート出力済フラグをチェックする手段であり、精算第2ステップ手段は、前記レポート出力済フラグがセットされているときのみ起動可能であることを特徴とする請求項1記載の商品販売登録データ処理装置。
- 精算第1ステップ手段は、集計メモリに項目別に分類されて集計された各商品の売上データを項目毎にレポート出力するものであり、起動指令手段により起動が指令された後でどの項目のデータを出力するかを選択可能であることを特徴とする請求項1記載の商品販売登録データ処理装置。
- 精算第1ステップ手段は、集計メモリに項目別に分類されて集計された各商品の売上データを項目毎にレポート出力するものであり、起動指令手段により起動が指令された後で項目毎に印字枚数を指定可能であることを特徴とする請求項1記載の商品販売登録データ処理装置。
- 販売登録された各商品の売上データを取引別,コード別等の項目別に分類して集計記憶する集計メモリを有した商品販売登録データ処理装置の精算方法であって、
前記集計メモリに項目別に分類されて集計された各商品の売上データをレポート出力する精算第1ステップと、前記集計メモリの内容をクリアする精算第2ステップとに分類してそれぞれ単独で起動するようにし、かつ前記精算第1ステップにより前記集計メモリの内容に基づいて各商品の売上データがレポート出力された後でかつその集計メモリの内容が変更されていないか否かを判別するステップを設け、前記精算第2ステップを、前記判別ステップにより集計メモリの内容が変更されていないと判別されたとき起動するようにしたことを特徴とする商品販売登録データ処理装置の精算方法。
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