JP3795216B2 - 注出容器のキャップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、注出容器のキャップ、とくに、キャップの基体に注出ノズルを立設したキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
内容液攪拌用のボールを収納した容器本体の口部内周に、吐出口を設けた注出ノズルを嵌着し、容器口部外周に、吐出口を閉鎖する栓体を設けたキャップを被嵌するようにした注出容器は、例えば、実用新案登録2549080号公報、実公平8−4457号公報、実公平6−50362号公報にみられるよう従来より公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報記載の従来の注出容器は、注出ノズルを容器口部内周に嵌着し、キャップを容器口部外周に被嵌するようにしており、注出ノズルとキャップとが別体となっている。
そのため、注出ノズルとキャップをそれぞれ別個に成型しなければならず、また、注出容器の製造工程において、容器本体に注出ノズルを嵌着する工程と、キャップを被嵌する工程の二工程を必要とした。
【0004】
本発明は、上記の問題を克服するため、注出ノズルとキャップとを一体成型し、注出容器の製造工程を一工程減らすことを技術的課題とし、キャップ基体の頂壁に注出ノズルを立設し、キャップの開閉蓋に注出ノズルの吐出口を密封する栓体を立設した注出容器のキャップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の技術的課題を達成するため、注出容器のキャップとして、
攪拌用ボールを収納した容器本体と注出ノズルを有するキャップとからなる注出容器であって、キャップは、頂壁と側筒壁とからなるキャップ基体と、該キャップ基体に開閉自在に取着された開閉蓋とからなり、前記キャップ基体は、頂壁に吐出口を設けた注出ノズルを立設し、頂壁内面に注出ノズルに連通し液流路を形成する規制筒を垂設し、側筒壁内周に容器口部に刻設したネジに螺合するネジを刻設しており、前記開閉蓋は、内面に吐出口を密封する栓体を立設しており、前記規制筒は、その筒端面に、円周を等間隔に分割した分割線から軸方向に延びる突出面と、該突出面の尖端縁からキャップ基体の側筒壁内周に刻設されたネジと同一の螺旋方向に螺旋状に延びるテーパ面とからなる複数の規制端部を有していることを特徴とする構成を採用する。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
本発明の注出容器は、化粧料、毛染料、修正液等の注出容器として使用され、複数種類の比重が異なる内容液が収容されている。
図1において、Aは、可撓性の合成樹脂によって成型された容器本体、Bは、合成樹脂で成型されたキャップで、キャップ基体B1と、該キャップ基体B1に蝶番B3により取着された開閉蓋B2とからなっている。
【0007】
容器本体Aは、口部1と胴部2とを有しており、口部1の外周にはネジ3が刻設されている。
容器本体A内には、複数の内容液を混合攪拌するためのボール4(図4参照)が収容されている。
【0008】
図2に示すように、キャップ基体B1は、頂壁5と側筒壁6とからなっている。
頂壁5の中央部には、注出ノズル7が立設されており、該注出ノズル7には吐出口8が設けられている。
頂壁5の下面には、注出ノズル7の内周に連続する内周を有し、液流路を形成する規制筒9が垂設されており、規制筒9の下端面には、ボール4の動きを規制する規制端部10a,bが形成されている。
【0009】
図3に示すように、規制端部10a,bは、筒端円周を二分し、その分割線から軸方向に延びる突出面11a,bと、該突出面11a,bの尖端縁からキャップ基体B1の側筒壁6内周に刻設されたネジと同一の螺旋方向に螺旋状に延びるテーパ面12a,bとからなっている。
規制端部10のテーパ面12a,bによって形成される規制筒9側面と、規制筒9内周の開口13によって、注出ノズル7への液流入口Xが形成されるようになっている。
【0010】
図2に示すように頂壁5下面の周辺部には、容器本体Aの口部1内周に嵌着する密封リング14が垂設されている。
頂壁5上面の所定個所には、開閉蓋B2と連結され、蝶番B3を形成する連結片15a,bが連設されており、該連結片15a,bを除く上端周縁部には外方に突出する膨出環16が設けられ、側筒壁6上端面とともに開閉蓋B2の嵌合部が形成されている。
前記連結片15a,bの間の側筒壁6外周面には、切欠部17が形成され、該切欠部17の反対側の側筒壁6外周面には凹部18が設けられている。
側筒壁6の内周上方部には、容器口部1の外周に刻設されたネジ3に螺合するネジ19が刻設されている。
【0011】
開閉蓋B2は、ドーム状の頂壁20と、該頂壁20の蝶番B3の連結片15の部分を除く周縁に設けられた嵌合リング21とを有している。
頂壁20の内面中央には、閉蓋時に前記注出ノズル7の吐出口8を密封する栓体22が立設され、栓体22の外周には、栓体22を囲む突出リング23が立設されている。
前記嵌合リング21の蝶番B3の反対側には、つまみ24が設けられ、開閉蓋B2の開閉操作を容易にするようにしている。
【0012】
蝶番B3は、いわゆる3点ヒンジであって、連結片15a,bの中間部には、連結片15を折曲、復元可能とするための凹部25が設けられている。
前記開閉蓋B2の頂壁20には、切込部26が設けられ、切込部26の端部とキャップ基体B1の切欠部17の下端との間には、押え片27が連設されている。
【0013】
次に、本発明注出容器の構成に基づいて、作用効果について説明する。
使用にあたって、注出容器を上下に振ると、ボール4が上下動することによって比重が異なる複数種類の内容液が攪拌混合され、容器胴部2を押圧すると、混合された内容液が注出ノズル7から吐出される。
【0014】
図4に示すように、注出容器を倒立して吐出するときには、ボール4は、規制筒9と密封リング14との間にはまり込み、規制筒9の注出ノズル7への液流入口Xを封鎖することはない。
ボール4が規制筒9の開口13中心に落ちても、規制端部10a,bのいずれかの突出面11の尖端縁からテーパ面12に沿って誘導され、テーパ面12の底端部で規制端部10a,bから外れて、規制筒9外周と頂壁5、密封リング14との間に落ち込み、規制筒9の開口13を塞ぐことはない。
【0015】
また、キャップBの成型にあたって、規制筒9の規制端部10a,bは、そのテーパ面12a,bが、キャップ基体B1のネジ19と同方向の螺旋状に延びるテーパ面12となっているので、金型からキャップBを抜き取る場合、キャップ基体B1のネジ部とともに無理なく型抜きができる。
【0016】
上記実施形態では、容器口部外周とキャップ基体の側筒壁の内周に相互に螺合するネジを刻設したが、容器口部外周と側筒壁に嵌合突条を形成し、キャップを容器口部に打栓することによって嵌着するようにしてもよい。
また、キャップ開閉蓋は蝶番によって開閉自在となるようにキャップ基体に取着したが、開閉蓋を別体として被せ蓋としてもよい。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
キャップ基体に注出ノズルを立設しているので、キャツプと注出ノズルを一体成型することができ、注出ノズルを容器口部に取着する必要がなくなったので、製造工程を減らすことができる。
【0018】
注出ノズルに続く規制筒の端面に、規制端部を設けているので、注出容器の倒立時にボールが規制筒の開口を塞ぐことなく、またテーパ面がキャップ基体のネジと同方向の螺旋面としているので、成型時の型抜きも容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明注出容器の一部断面正面図である。
【図2】開閉蓋を開いた状態のキャップの説明図で、(a)は平面図、(b)は断面正面図、(c)は底面図である。
【図3】キャップ基体の規制筒の説明図で、(a)は正面図、(b)は底面図(c)は断面側面図である。
【図4】容器の倒立状態を示す断面図である。
【符号の説明】
A 容器本体
B キャップ
B1 キャップ基体
B2 開閉蓋
B3 蝶番
1 口部
2 胴部
3、19 ネジ
4 ボール
5、20 頂壁
6 側筒壁
7 注出ノズル
8 吐出口
9 規制筒
10a,b 規制端部
11a,b 突出面
12a,b テーパ面
13 開口
14 密封リング
15a,b 連結片
16 膨出環
21 嵌合リング
22 栓体
23 突出リング

Claims (1)

  1. 攪拌用ボールを収納した容器本体と注出ノズルを有するキャップとからなる注出容器であって、
    キャップは、頂壁と側筒壁とからなるキャップ基体と、該キャップ基体に開閉自在に取着された開閉蓋とからなり、
    前記キャップ基体は、頂壁に吐出口を設けた注出ノズルを立設し、頂壁内面に注出ノズルに連通し液流路を形成する規制筒を垂設し、側筒壁内周に容器口部に刻設したネジに螺合するネジを刻設しており、
    前記開閉蓋は、内面に吐出口を密封する栓体を立設しており、
    前記規制筒は、その筒端面に、円周を等間隔に分割した分割線から軸方向に延びる突出面と、該突出面の尖端縁からキャップ基体の側筒壁内周に刻設されたネジと同一の螺旋方向に螺旋状に延びるテーパ面とからなる複数の規制端部を有していることを特徴とする注出容器のキャップ。
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