JP3795020B2 - 建築構造物の免振装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄骨・木造住宅等の建築構造物の出隅と入隅及び直線部分の中間部位における基礎と前記建築構造物の土台との間に装着される免振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に使用されている免振材料及び地震エネルギーの吸収機構としては積層ゴム工法、二重柱構造、ボールベアリング工法、ロッキングボール工法、ダイナミックダンパー機構等多くの工法・機構が知られている
【0003】
しかしながら、これら工法・機構は鉄筋コンクリート造の大型重量建築物向きであって、鉄骨・木造住宅や小規模の建築物には不適であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、従来のように積層ゴムやボールベアリングを使用することなく、地震時における強い水平加速速度と上下の振動を大幅に低減し得て、建物自体及び建物内の設備機器の被害や体感度を最小限に止め、安心感が得られる鉄骨・木造住宅や小規模建築構造物に好適な免振装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的のため、本発明の請求項1に記載の建築構造物の免振装置は、鉄骨・木造住宅等の建築構造物の出隅と入隅及び直線部分の中間部位における基礎と前記建築構造物の土台との間に装着される免振装置であって、基板と、相対向する一対の側板及び上部板を有し、かつ相対向する両側面が開口した略台形函形状の下部鋼枠体と、下部板と、相対向する一対の側板10及び上部板11を有し、かつ相対向する両側面が開口した略逆台形函形状の上部鋼枠体を備え、前記下部鋼枠体1の上部板5の上面中央部位と前記上部鋼枠体8の下部板9の下面中央部位に、球面台座部18と吊りシャフト16の挿通穴を有する固定台座17が固着され、前記下部鋼枠体1の上部板5の下面中央部位と前記上部鋼枠体8の下部板9の上面中央部位には、球面台座部21と前記吊りシャフト16の挿通穴を有する摺動台座20が摺動可能に配置され、前記下部鋼枠体1と前記上部鋼枠体8は鎖状に組み付けられて、前記下部鋼枠体1の上部板5の中央部と前記上部鋼枠体8の下部板9の中央部には、前記上部板5の中央部シャフト挿通穴と前記下部板9の中央部シャフト挿通穴を介して前記1本の吊りシャフト16が挿通されるとともに、前記吊りシャフト16の上下端部には、前記各固定台座17の球面台座部18と球面接触する各球面滑り軸受23が設けられ、前記吊りシャフト16における前記各球面滑り軸受23と対向する部位には、前記各摺動台座20の球面台座部21と球面接触する各球面滑り軸受27が挿着されるとともに、該球面滑り軸受27と球面滑り軸受27に嵌めこまれて前記吊りシャフト16に挿着の皿バネガイド29との間には、前記吊りシャフト16に挿着のナット31の締め付けにより弾発力が調整可能な弾性部材30が設けられて前記下部鋼枠体1と前記上部鋼枠体8が連結され、前記下部鋼枠体1が前記基礎100上にアンカーボルト等で固着され、前記上部鋼枠体の上部板11上には前記建築構造物の土台103が載置固定され、前記建築構造物がX−X’軸方向に揺れて最大振幅を越えた場合には、前記上部鋼枠体の側板10の内面が前記下部鋼枠体の上部板の端面に当接し、又、前記建築構造物がY−Y’軸方向に揺れて最大振幅を越えた場合には、前記上部鋼枠体の下部板の端面が前記下部鋼枠体の側板の内面に当接して、前記建築構造物に加わる振動が一定に保たれる構成を特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照し、その作用と共に説明する。
【0007】
図1は本発明に係る建築構造物の免振装置の一例での一部省略の斜視図、図2は一部を断面して示す図1の2方向からの端面図である。
【0008】
これら図において、本装置は下部鋼枠体と上部鋼枠体を備えている。
【0009】
下部鋼枠体1は、方形状の基板2と、該基板2の相対する2辺上に溶着等の手段により固着された相対向する一対の起立部4を一体に有する傾斜した台形状の一対の側板3と、該一対の側板3の上端に溶着等の手段により固着された上部板5を有し、全体的に見て、相対向する両側面が開口した略台形函形状に構成されている。
【0010】
下部鋼枠体1における基板2には、複数のアンカーボルト挿通穴6が明けられており、上部板5の中央部位には、略ハ字形の皿穴7が明けられている。
【0011】
上部鋼枠体8は、方形状の下部板9と、該下部板9の相対する2辺上に溶着等の手段により固着された相対向する一対の側板10と、該一対の側板10の上端に溶着等の手段により固着された上部板11を有し、全体的に見て、相対向する両側面が開口した略逆台形函形状に構成されている。
【0012】
上部鋼枠体8における下部板9の中央部位には、略逆ハ字形の皿穴12が明けられている。
【0013】
上部鋼枠体8における下部板9は、基板2よりも小さく、一対の側板10は、下部板9の相対向する2辺上にいっぱいに固着された横長矩形状の起立部13と、該起立部13に一体に連なる略台形状の側板部14と、該側板部14と一体に連なり、かつ起立部13の横幅(下部板9の横幅)よりも狭い横幅方形状の起立部15を有し、上部板11は下部板9よりも横幅は狭く、かつ長さは長く設定されている。
【0014】
下部鋼枠体1と上部鋼枠体8は、鋼板製であって、防錆対策として防錆ペイント塗装が施されている。
【0015】
図1に示されているように、下部鋼枠体1と上部鋼枠体8は、鎖状に組み付けられ、高周波焼き入れの施された1本の吊りシャフト16を介して連結されている。
【0016】
更に説明すると、下部鋼枠体1における上部板5の皿穴7の上面と上部鋼枠体8における下部板9の皿穴12の下面には、同じ固定台座17がそれぞれ溶着等の手段により固着されている。
【0017】
固定台座17は、図5に示されているように、後述の球面滑り軸受が球面接触する球面台座部18と、該球面台座部18と連通し、かつ最大振幅時に吊りシャフト16の外周が内接する略ハ字形の皿穴19を一体に有し、全体に高周波焼き入れが施されている。
【0018】
又、下部鋼枠体における上部板5の皿穴7の下面と上部鋼枠体8における下部板9の皿穴9の上面には、同じ摺動台座20がそれぞれ摺動可能に設けられている。
【0019】
摺動台座20は、図6に示されているように球面滑り軸受が球面接触する球面台座部21と、該球面台座部21と連通し、かつ最大振幅時に吊りシャフト16の外周が内接する略ハ字形の皿穴22を一体に有し、固定台座17と同様に全体に高周波焼き入れが施されている。
【0020】
下部鋼枠体1における上部板5上の固定台座17の皿穴19と皿穴7、摺動台座20の皿穴22、上部鋼枠体8における下部板9上の摺動台座20の皿穴22と皿穴12、固定台座17の皿穴19を通して1本の吊りシャフト16が挿通され、該吊りシャフト16の上下端部には、上下の固定台座17の各球面台座部18とそれぞれ球面接触する球面滑り軸受23、ワッシャー24がそれぞれ螺着されて緩み止め付きのUナット25、26により二重に締着されている。
【0021】
又、吊りシャフト16における下部鋼枠体1の上部板5の下面側と、上部鋼枠体8の下部板9の上面側には、摺動台座20の球面台座部21と球面接触する球面滑り軸受27が挿通取り付けされるとともに、該球面滑り軸受27のつば部28と球面滑り軸受27に一部が嵌め込まれて吊りシャフト16に挿着の皿バネガイド29との間に皿バネ等の弾性部材30が弾持され、これら皿バネガイド29、弾性部材30、球面滑り軸受27、摺動台座20は吊りシャフト16に締着されたナット31によって一連に取り付けられ、かつナット31の締付け力により皿バネガイド29を介して弾性部材30の弾力が任意に調整できるようになっている。
【0022】
なお、固定台座17と球面滑り軸受23及び摺動台座20と球面滑り軸受27のそれぞれの接触面には高周波焼き入れが施されて密着しているので、塵や埃が入ることや錆びることがない。
【0023】
図2、図3及び図4に示されているように、下部鋼枠体1の上部板5に固着の固定台座17、吊りシャフト上端に取り付の球面滑り軸受23、ワッシャー24、Uナット25、26と上部鋼枠体8の下部板9に固着の固定台座17他の同様部材は上下対称の位置関係をもって設けられている。
【0024】
又、同様に、摺動台座20、球面滑り軸受27、バネガイド29、弾性部材30、ナット31も上下対称の位置関係をもって設けられている。
【0025】
次に、本装置の動作について説明する。
本装置は、図2に例示されているように、鉄骨・木造住宅等の建築構造物の出隅と入隅及び直線部分の中間部位に、一定の間隔で設けられた基礎100上に載置されて、下部鋼枠体1の基板2と基礎100に対する複数のアンカーボルト101の打ち込みにより固定され、上部鋼枠体8の上部板11上にはH形鋼102が載置固定され、該H形鋼102上には建築構造物の土台103が載置固定される。
【0026】
なお、本装置のセット時においては、強風により上部鋼枠体8が容易に横揺れしないようにするため、又、地震動が最大振幅に達し、下部鋼枠体1と上部鋼枠体8が接触した場合の衝撃を和らげるため、吊りシャフト16の上下部に設けられた各一対の皿バネ等弾性部材30の弾発力がナット31の締付けにより適度に調整されてセットされる。
【0027】
地震のない通常時においては、図1及び図2に示されているように、1本の吊りシャフト16と上部鋼枠体8は直立の状態となっている。
【0028】
地震発生時において、建築構造物が図1及び図2のY−Y’軸方向のY方向(右方向)に揺れて最大振幅時に至った場合には、図9及び図10、図11に示されているように、吊りシャフト16の上下部は、その上下の球面滑り軸受23が上下の固定台座17の球面台座部18に球面接触し、同時に上下の球面滑り軸受27が上下の摺動台座20の球面台座部21に球面接触しながら摺動台座20が摺動し、吊りシャフト16は上下の固定台座17の皿穴19、上下部板5、9の皿穴7、12及び上下の摺動台座20の皿穴22に内接して斜め平行状態となり、これと連動して上部鋼枠体8は建築構造物と共に図9の右方向に移動する。
【0029】
Y方向の揺れが最大振幅(例えば、150mm)を越えると、図9に示されているように、上部鋼枠体8における両起立部13の端面が下部鋼枠体1における側板3の起立部4の内面に当接する。
【0030】
揺れがY方向からY’方向(左方向)になった場合には、前記Y方向の場合と逆の動きによって同様に上部鋼枠体8における両起立部13の端面が下部鋼枠体1における側板3の起立部4の内面に当接する。
【0031】
建築構造物がX−X’軸方向のX方向(右方向)に揺れた場合には、前記同様に各球面滑り軸受の可動を介して吊りシャフト16が斜め平行状態となり、これと連動して上部鋼枠体8は建築構造物と共に図1の右方向に移動する。
【0032】
そして、X方向の揺れが最大振幅(例えば、150mm)を越えると、上部鋼枠体8における一方の起立部15の内面が下部鋼枠体1における上部板5の一方端面に当接する。
【0033】
揺れがX方向からX’方向(左方向)になった場合には、前記X方向の場合と逆の動きによって同様に上部鋼枠体8における他方の起立部15の内面が下部鋼枠体1における上部板5の他方端面に当接する。
【0034】
このようにして、建築構造物に働く強い水平加速度(左右方向の揺れ)は、1本の吊りシャフト16により吊られている上部鋼枠体8の振動減衰機能によって大幅に減衰されるとともに、上下の振動は、吊りシャフト1の上下部に設けられた皿バネ等の弾性部材30によって吸収される。
【0035】
なお、建築構造物の大きさや構造及び床荷重等によって吊りシャフト16等の構成部材の大きさ、長さを算定し、装置の大きさによっては振幅の寸法を変えることができる。
【0036】
【発明の効果】
しかして、本発明によれば、建築構造物の土台は、函形の振り子構造を有する上部鋼枠体の上部板上に載置固定されているから、建築構造物に与える振動は常時一定に保たれて地震の揺れと同調しない。よって、建築構造物の地震荷重を大幅に低減し得て、建築構造物の地震時の安全性が向上する。
【0037】
又、本発明によれば、全体的に鋼構造であるから、劣化の心配が少なく、その構成部品点数も少なく構造簡単であるため、維持管理が容易で、経済的である。
【0038】
このように本発明によれば、建築構造物の地震時の安全性が向上するため、その派生的効果として、家具や什器等内容物の転倒や損傷が防止されて、二次被害が防止される。又、建物の耐震と安全性が高まる結果、外装や防水等の損傷が防止され、地震時の恐怖やけがの防止に役立ち、人に安心感を与える。
【0039】
又、人命の保護のみならず、財産の保全と建築機能の確保が可能となり、地震の体感の低減による心理的不安及び不快感の除去と安全感、居住感の向上が得られる。
【0040】
又、建物に作用する地震力が軽減されるので、建築部材が小さくなり、又、耐震要素の数量も少なくなって、大きな空間を作ることが可能となる。
【0041】
又、本発明は、免振建物のみならず、既存建物の免振床として、又、美術館の展示ケース等の必要な部分のみを免振する装置として広く実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建築構造物の免振装置の一例での一部省略の斜視図である。
【図2】一部を断面して示す図1の2方向からの端面図である。
【図3】図1における下部鋼枠体の上部板と吊りシャフトとの取り付け構造を示す部分拡大断面図である。
【図4】図1における上部鋼枠体の下部板と吊りシャフトとの取り付け構造を示す部分拡大断面図である。
【図5】固定台座の拡大断面図である。
【図6】摺動台座の拡大断面図である。
【図7】球面滑り軸受の拡大断面図である。
【図8】別の球面滑り軸受の拡大断面図である。
【図9】一部を断面して示す動作状態の図1の2方向からの端面図である。
【図10】図9における下部鋼枠体の上部板と吊りシャフトとの関係を示す部分拡大断面図である。
【図11】図9における上部鋼枠体の下部板と吊りシャフトとの関係を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 下部鋼枠体
2 基板
3 一対の側板
5 上部板
7、12 皿穴
8 上部鋼枠体
下部板
10 一対の側板
11 上部板
16 吊りシャフト
17 固定台座
18、21 球面台座部
19、22 皿穴
20 摺動台座
23、27 球面滑り軸受
25、26、31 ナット
30 弾性部材
100 基礎
101 アンカーボルト
102 H形鋼
103 土台

Claims (1)

  1. 鉄骨・木造住宅等の建築構造物の出隅と入隅及び直線部分の中間部位における基礎と前記建築構造物の土台との間に装着される免振装置であって、
    基板(2)と、相対向する一対の側板(3)及び上部板(5)を有し、かつ相対向する両側面が開口した略台形函形状の下部鋼枠体(1)と、
    下部板(9)と、相対向する一対の側板(10)及び上部板(11)を有し、かつ相対向する両側面が開口した略逆台形函形状の上部鋼枠体(8)を備え、
    前記下部鋼枠体(1)の上部板(5)の上面中央部位と前記上部鋼枠体(8)の下部板(9)の下面中央部位に、球面台座部(18)と吊りシャフト(16)の挿通穴を有する固定台座(17)が固着され、
    前記下部鋼枠体(1)の上部板(5)の下面中央部位と前記上部鋼枠体(8)の下部板(9)の上面中央部位には、球面台座部(21)と前記吊りシャフト(16)の挿通穴を有する摺動台座(20)が摺動可能に配置され、
    前記下部鋼枠体(1)と前記上部鋼枠体(8)は鎖状に組み付けられて、前記下部鋼枠体(1)の上部板(5)の中央部と前記上部鋼枠体(8)の下部板(9)の中央部には、前記上部板(5)の中央部シャフト挿通穴と前記下部板(9)の中央部シャフト挿通穴を介して前記1本の吊りシャフト(16)が挿通されるとともに、
    前記吊りシャフト(16)の上下端部には、前記各固定台座(17)の球面台座部(18)と球面接触する各球面滑り軸受(23)が設けられ、
    前記吊りシャフト(16)における前記各球面滑り軸受(23)と対向する部位には、前記各摺動台座(20)の球面台座部(21)と球面接触する各球面滑り軸受(27)が挿着されるとともに、該球面滑り軸受(27)と球面滑り軸受(27)に嵌めこまれて前記吊りシャフト(16)に挿着の皿バネガイド(29)との間には、前記吊りシャフト(16)に挿着のナット(31)の締め付けにより弾発力が調整可能な弾性部材(30)が設けられて前記下部鋼枠体(1)と前記上部鋼枠体(8)が連結され、
    前記下部鋼枠体(1)が前記基礎(100)上にアンカーボルト等で固着され、前記上部鋼枠体(8)の上部板(11)上には前記建築構造物の土台(103)が載置固定され、
    前記建築構造物がX−X’軸方向に揺れて最大振幅を越えた場合には、前記上部鋼枠体(8)の側板(10)の内面が前記下部鋼枠体(1)の上部板(5)の端面に当接し、
    又、前記建築構造物がY−Y’軸方向に揺れて最大振幅を越えた場合には、前記上部鋼枠体(8)の下部板(9)の端面が前記下部鋼枠体(1)の側板(3)の内面に当接して、
    前記建築構造物に加わる振動が一定に保たれる構成を特徴とする建築構造物の免振装置。
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