JP3793939B2 - 無線通信装置及びそのキーガード実現方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は無線通信装置に関し、この無線通信装置は少なくとも基本ユニットを有し、この基本ユニットは、該無線通信装置を使用するための少なくとも1つのキーパッドと、該基本ユニットをロックしたりアンロックしたりするための手段とを有し、該基本ユニットのキーパッドがロックされているときには該無線通信装置を使用するための該キーパッドの動作が少なくとも部分的に阻止されるようになっており、該無線通信装置は更に少なくとも1つのキーパッドを有する補助ユニットと、該補助ユニットを該基本ユニットと作動的に接続するための手段とを有する。本発明は、更に、無線通信装置においてキーガードを実現するための方法に関しており、この無線通信装置は少なくとも基本ユニットを有し、この基本ユニットは、該無線通信装置を使用するための少なくとも1つのキーパッドと、該基本ユニットをロックしたりアンロックしたりするための手段とを有し、該基本ユニットのキーパッドがロックされているときには該無線通信装置を使用するための該キーパッドの動作が少なくとも部分的に阻止されるようになっており、該無線通信装置は更に少なくとも1つのキーパッドを有する補助ユニットと、該補助ユニットを該基本ユニットと作動的に接続するための手段とを有する。
【0002】
【従来の技術】
無線通信装置のキーパッドは、例えば、呼を設定するときに電話番号をダイヤルしたり、着信呼に答えたり、該無線通信装置の動作設定を変更したりするために使われる。多くの無線通信装置は、例えばハンドセット・キーなどの、1つのキーを押すことによって、最後にダイヤルした電話番号を選択するためのオプションも提供する。無線通信装置を使う場合には、キーパッドのいずれかのキーを偶発的に押す危険がある。その様な事態の結果として、無線通信装置が例えばユーザーが最後にダイヤルした電話番号に呼を設定したり、或いは無線通信装置の設定が変化したりすることがある。これを防ぐために、無線通信装置のキーボードをロックしてキーボードの通常の動作を妨げるシステムが開発されている。このキーガードは、キーを偶発的に押すことによる誤動作を防止することを意図したものである。
【0003】
例えば、キーパッドを偶発的に押せないように保護フリップ或いは保護スライドで、機械的にキーガードを実現することができる。無線通信装置のメニュー動作によってキーガードを実現することもでき、その場合にはユーザーは例えばメニュー・キーによってメニュー動作を選択し、その後にユーザーは矢印キーなどのキーを走査してメニューをフリック(flick)したり、或いは数字キーによって所望のメニュー動作を選択したりすることができる。Mキー及び*キーを押すことによってキーガードを選択することのできる無線通信装置も知られている。その後は、どのキーを押しても無線通信装置が反応しなくなるようにキーパッドの動作が制限される。また、例えばMキー及び*キーを順に押すなどの、所定のキーを順に押す操作によってキーガードをオフにすることができる。#キーなどの所定のキーを例えば2〜3秒間ほど、長時間にわたって連続的に押し続けることによってキーガードをオンにすることができるようになっている解決策も知られており、同様に長時間にわたってこのキーを連続的に押し続けることによってキーガードをオフにするようになっている。
【0004】
従来技術のこれら無線通信装置に伴う問題は、特に、それ自身のキーパッドを備えている補助装置が基本ユニットに接続されているときには基本ユニットのキーガードが補助装置のこのキーボードの動作に対しては影響を及ぼさないということである。その結果として、補助ユニットのキーパッドを偶発的に押したことにより開始される動作を基本ユニットのキーガードによって阻止することはできない。
【0005】
その様な補助ユニットの1つは補助バッテリーと、それに接続されたレコーダーである。この補助ユニットはレコーダーの動作を制御するためのキーパッドを有する。この関係で言及しておくべき他の補助ユニットは、少なくともハンドセット・キーを含むキーパッド、表示装置、受話器口及びマイクロホンなどの、無線通信装置のユーザーインターフェースの少なくとも一部分から成るいわゆるリストバンド・エレメントである。リストバンド・エレメントを備えたこの種の無線通信装置が、同じ出願人による前の、未だ未公表の特許出願で記述されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の1つの目的は、基本ユニットのキーガードが該無線通信装置に接続されている1つ以上の補助ユニットのキーパッドもロックするようになっている無線通信装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による無線通信装置は、更に、該基本ユニットのキーパッドをロックするのと同時に該基本ユニットに機能的に接続されている少なくとも1つの補助ユニットのキーパッドをロックするための手段と、該基本ユニットのキーパッドをアンロックするのと同時に該補助装置のキーパッドをアンロックするための手段とを有し、該補助装置のキーパッドがロックされているときには、その動作が少なくとも部分的に阻止されるようになっていることを特徴とする。更に、本発明による方法は、該基本ユニットのキーパッドをロックする動作と関連して該補助装置のキーパッドがロックされ、基本ユニットのキーパッドをアンロックする動作と関連して該補助装置のキーパッドがアンロックされることを特徴とする。本発明は、基本ユニットのキーパッドがロックされるときに、キーガードに関する情報を基本ユニットから補助ユニットに伝送するか、或いは基本ユニットにおいて補助ユニットのキーパッドを押す動作を無視することによって、補助ユニットのキーパッドの動作を阻止するという着想に基づいている。
【0008】
本発明は従来技術の解決策に顕著な利点を与える。本発明による無線通信装置では、1つのキーガード機能で、基本ユニットのキーパッドに加えて1つ以上の補助装置のキーパッドをロックすることが可能であり、キーを偶発的に押す操作の影響が防止される。従って、補助ユニットに例えば機械的カバー等の別のキーガードを設ける必要はなくなる。
次に、添付図面を参照して本発明をいっそう詳しく説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】
第1の実施形態
図1に示されている、本発明の第1の有利な実施形態による無線通信装置1は、基本ユニット2と、この基本ユニット2とデータ伝送接続している補助ユニット3とから成っている。この例では、基本ユニット2は、例えばGSM移動電話機などの、それ自体としては公知の移動局である。図2及び3は基本ユニット2の縮小ブロック図であり、図4は補助ユニット3の縮小ブロック図である。基本ユニット2は、無線通信装置1と移動通信ネットワークNW又は他の無線通信装置(図示されていない)とをデータ伝送接続するための無線部4を有する。無線部4は、例えば、無線通信装置のための送信装置4a、受信装置4b、局部発振器4c、変調器4d、及び復調器4eとを有する。基本ユニット2は、無線エレメントのためのアンテナ5と、キーパッド6、表示(ディスプレイ)手段7,受話器口8及びマイクロホン9も有する。更に、基本ユニット2は、無線通信装置1の動作を制御するためのコントローラ10と、補助ユニット3と基本ユニット2とのデータ伝送接続を設定するための手段から成るリンク・モジュール11とをも有する。この実施形態では、リンク・モジュール11は独自のコントローラ12を備えているけれども、リンク・モジュール11の機能の少なくとも一部分が基本ユニットのコントローラ10と関連して設けられるように本発明を適用することもできる。更に、図2及び3の縮小ブロック図は、電圧源64と、基本ユニットのための操作スイッチも示している。
【0010】
補助装置3は、本発明のこの有利な実施形態では、例えば受話器口13,マイクロホン14,キーパッド15,及びコントローラ16を有する。補助装置のキーパッド15は、例えば、ハンドセット・キー15a、15b及び一組の数字キー15c,・・・,15lを有する。通話中、ユーザーは基本ユニットの受話器口8及びマイクロホン9の代わりに補助装置3の受話器口13及びマイクロホン14を使うことができ、ここで、基本ユニット2は例えばユーザーのポケットの中にあってもよい。補助装置のキーパッド15を使って、ユーザーは例えば電話番号をダイヤルしたり、着信呼に答えたりすることができる。コントローラ16は、本明細書で後述するように、補助装置3の動作を制御する。更に、補助ユニット3は、基本ユニット2と補助ユニット3とをデータ伝送接続するためのリンク・モジュール17を有する。図1,図2及び3に示されている無線通信装置では、補助ユニットは、例えば着信呼がある電話機の電話番号などの情報をユーザーに表示するための表示(ディスプレイ)手段18も有する。
【0011】
この明細書では、基本ユニット2と補助ユニット3とのデータ伝送接続をリンク接続LINKと称する。このリンク接続を実現するために、幾つかの選択肢を利用できる。1つの解決策は、ガルバニック手段、即ちワイヤ又はケーブルによってリンク接続を実現するものである。
【0012】
例えばテレビ用のリモートコントロールユニットに使われている超音波データ伝送としてリンク接続を実現することもできる。その場合、超音波送信装置は、送信されるべき情報で変調された超音波信号を作り、それが超音波受信装置で復調される。超音波を用いれば、基本ユニット2と補助ユニット3との間では視覚的な交信は不要である。
【0013】
赤外線データ伝送でリンク接続を実現することもでき、その場合には基本ユニット2及び補助ユニット3の双方が赤外線送信装置及び赤外線受信装置を有する。赤外線データ送信は、赤外線送信装置から赤外線受信装置まで、例えば窓及びその他の光沢のある表面を通る、直接に或いは赤外光線を反射する表面を通して赤外光線を妨げなく通す経路を必要とする。
【0014】
リンク接続を形成するもう一つの選択肢は無線接続である。リンク接続に使われる変調方法は例えば周波数変調(FM)或いはディジタル変調方法である。リンク接続に使われる周波数範囲をいくつかのチャネルに分割するのが有利であり、その各チャネルに該周波数範囲の或る一定のセクションが割り当てられる。チャネル幅は例えば変調方法によって影響を受ける。例えば周波数変調では、搬送波周波数は該チャネルの中心周波数(チャネル周波数)に設定され、周波数変調された信号の周波数は該チャネル周波数の両側で変調信号に応じて変化する。最大周波数偏差(deviation)は、そのチャネルに割り当てられている周波数範囲の幅の半分である。本発明のこの有利な実施形態では、リンク接続LINKは無線接続であり、データは変調された無線周波数信号で送信される。しかし、本発明はこの実施形態だけに限定されるものではない。
【0015】
リンク接続LINKに使われるデータ伝送方法はそれ自体としては本発明に適用するにあたって重要ではない。基本ユニットのリンク・モジュール11及び補助ユニットのリンク・モジュール17の詳細な構成は、問題のリンク接続の種類に応じて変化して良い。例えば赤外線データ伝送では、リンク・モジュール11、17は、少なくとも、赤外線送信装置及び赤外線受信装置、並びにそれらを制御するのに必要な、バッファ手段及び変調/復調手段(図示されていない)などの制御回路からなる。また同様にして、無線接続を使用するときには、リンク・モジュール11、17は、従来から知られているように、送信されるべき情報信号を変調するための無線送信装置19、20と、受信された無線周波数信号を復調するための無線受信装置21、22と、1個又は数個の局部発振器23、24とを有する。
【0016】
リンク接続LINKは、好ましくは該リンクを双方向に、即ち基本ユニット2から補助ユニット3への方向、並びに補助ユニット3から基本ユニット2への方向に同時送信を行うために使えるように双方向リンクであるのが有利である。したがって無線接続を使うときには、基本ユニットのリンク・モジュールの送信装置19は第1の送信帯域(アップリンク帯域)の空きチャネル周波数で送信し、補助ユニットのリンク・モジュールの送信装置20は第1の受信帯域(ダウンリンク帯域)の対応するチャネル周波数で送信する。実用にあたっては、送信チャネル及び受信チャネルの周波数差は一定(デュプレックス範囲(duplex range))に設定される。従って、リンクモジュールは、送信装置19、20及び受信装置21、22が共有の局部発振器23、24を有するように有利に実現することができ、例えば受信装置21、22が所望のチャネル周波数に整調されているときには送信装置19はデュプレックス範囲の距離だけ離れた周波数に整調される。
【0017】
本発明の第1の有利な実施形態による無線通信装置1は次のように動作する。無線通信装置1のメニュー機能(図示されていない)により、無線通信装置1はユーザー・エア・インターフェース(UAI)モードに設定され、補助ユニット3が使用状態となる。無線通信装置1に着信呼があったり、或いは基本ユニット2と補助ユニット3との間で情報を送信しなければならないときには、基本ユニット2と補助ユニット3との間にリンク接続LINKが形成される。この実施形態では、リンク接続LINKは無線接続として実現され、その動作についてこの明細書で次に説明する。
【0018】
補助ユニットのコントローラ16は、有利には所定間隔を置いて、或いは割り込み要求に基づいて、どのキー15a,15b,・・・,15rが押される可能性があるかを調べる。この実施形態では、キーを押す操作に基づいて、補助ユニットのコントローラ16は、このキーが押されたことに関するメッセージをリンク接続LINKを介して基本ユニット2に送る。有利には、基本ユニットのコントローラ10はキーを押す操作を実際に解釈する。従って、基本ユニットのコントローラ10のアプリケーション・ソフトウェアは、各キーを押す操作によって示される各機能についての定義を有する。例えば、数字キーは、普通は電話番号を入力したり、場合によっては文字を書いたりするためにも使用される。ハンドセット・キー15a(図1)は、呼設定を開始したり、又は着信呼に答えるために使われる。このハンドセット・キーには普通は緑色のハンドセットの記号が付されている。
【0019】
補助ユニット3のキーパッド15をロックする操作は、本発明のこの有利な実施形態では次のように行われる。ユーザーは、例えばキーパッドのメニュー・キー6o及び*キー6lを押すことによって無線通信装置の基本ユニット2の例えばメニュー機能からキーガードを選択し、これで基本ユニット2のキーパッドがロックされる。この場合、基本ユニット2のキーパッドは、普通は着信呼に答え、またキーガードをアンロックするためにだけ使うことができる。通話中、基本ユニット2のキーガードを、また必要に応じて補助ユニット3のキーガードも、完全に或いは部分的に、解除することが可能である。
【0020】
キーガード情報は、この有利な実施形態では、補助ユニット3にも伝送される。本明細書で後述するように、基本ユニット2は基本ユニット2と補助ユニット3との間のリンク接続LINKを設定し始める。リンク接続LINKを設定した後、リンク・モジュール・コントローラ12はキーガード・コマンドを作るが、それは例えば或る一定のビット列(bit string)である。このコマンドは、リンク接続を介して補助ユニット13に送られるべきメッセージを作るためにリンク・モジュール・コントローラ12に伝送される。送信のために、例えば、特に、発生する可能性のある送信エラーを無くすためにフレームの形でデータ送信を行うなど、それ自体としては公知のデータ送信方法を使用することが可能である。リンク・モジュールで送信される、少なくとも送信されるべきコマンドを含んでいるメッセージは、リンク・モジュール変調器31によって変調される。補助ユニットの受信装置は、送信されたメッセージを受け取り、該メッセージは補助ユニットのコントローラ16に送られる。
【0021】
補助ユニットのコントローラ16は、受け取ったメッセージで送られてきた情報、即ちこの場合にはキーガード・コマンド、を調べる。その後、キーガード情報は補助ユニットのコントローラ16のアプリケーション・ソフトウェアで、また好ましくは基本ユニットのコントローラ10でも、オンにされる。キーガード情報は例えばコントローラ10、16のランダムアクセスメモリー(RAM)範囲での或る一定のビットであってよい。そのビットの値は例えばキーガードがオンになっているときには論理1状態であり、同様にしてキーガードがオフになっているときには論理0状態である。このことはこの分野の専門家にとっては従来技術に属することであり、キーガード情報の実現についての、より詳しい解説はこの明細書では記載する必要はない。
【0022】
補助ユニットのキーパッド15について完全なキーガードが望ましい場合には、補助ユニットのコントローラ16がキーガード状態ではキーパッド15を調べないように、即ち補助ユニットのコントローラ16が押されたキーについて決められている機能を行わないようにすることができる。特に、補助ユニットのキーパッド15のキーを押す操作に関する情報が基本ユニット2には伝送されなくて補助ユニットのキーパッド15が主として補助ユニット3の機能を制御するようになっているような無線通信装置1において用いられるように完全なキーガードを適用することができる。この種の応用の実例は図3に示されている補助バッテリー59であり、レコーダーが補助バッテリー59と関連して設けられている。
【0023】
補助ユニットのキーパッド15を使ってキーガードをアンロックできるようにキーガードを実現することもできる。その場合、補助ユニットのコントローラ16が補助ユニットのキーパッド15のキーを押す操作を普通に調べるけれども、ユーザーがキーガードをアンロックするキーを押した場合に限ってそのことに関する情報が基本ユニットのコントローラ10に伝送されるように補助ユニットのキーガードを実現するのが有利である。これは、補助ユニットのキーパッド15が基本ユニットのキーパッドと少なくとも部分的に並行して使用されるアプリケーションにおいて有利な実施例である。例えば図1〜4に示される無線通信装置では、リストバンド55と関連して設けられている補助ユニット3は、ハンドセット・キー15a、15b、数字キー15c,・・・,15l及び特殊キー15m,・・・,15rを含むキーパッド15を有する。
【0024】
次に、補助ユニットのキーパッド15のロックを基本ユニットのキーパッド6を介してのみ解除できる場合におけるキーガードをオフにする操作について説明する。この場合、ユーザーは、例えばMキー6oと*キー6lなど、所定のキーを順に使うことによって基本ユニットのキーパッドを介してキーガードを解除する。その後、そのキーガード情報は、基本ユニットのコントローラ4のアプリケーション・ソフトウェアにおいて、キーガードがオフになったことを知らせる状態に変換される。基本ユニットのコントローラ4は補助ユニットのキーパッド15のキーガードを解除するコマンドをリンク・モジュールに送る。リンク・モジュールのコントローラ12は、もしリンク接続LINKがオンになっていなければ、基本ユニット2と補助ユニット3との間のリンク接続LINKを設定する動作を開始する。リンク・モジュールは、キーガードを解除するコマンドを含むメッセージを送る。受信されたコマンドは補助ユニットのコントローラ16のアプリケーション・ソフトウェアにおいて解釈され、キーガード情報が補助ユニットのコントローラ16のアプリケーション・ソフトウェアで解釈され、このキーガード情報はキーガードがオフになっていることを知らせる状態に変換される。その後、基本ユニットのキーパッド6及び補助ユニットのキーパッド15はともに正常に動作する。
【0025】
或る実施例では、補助ユニットのキーパッド15を介してもキーガードを解除できるようにされうる。この場合、キーガードを解除するために、ユーザーは、例えば補助ユニットのMキー15oと*キー15lなど、補助ユニットのキーパッド15のうちの所定のキーを順に押す。補助ユニットのコントローラ16は、本明細書において既に説明したように補助ユニットのキーパッド15を調べ、キーを順に押す操作を調べる。キーを順に押す操作がキーガードの解除であることを検出した後、コントローラ16はキーガード情報をキーガードがオフであると知らせる状態に変換する。更に、補助ユニットのコントローラ16は、もしその時にリンク接続LINKがオンになっていなければ、基本ユニット2と補助ユニット3との間のリンク接続LINKを設定する動作を開始する。リンク接続を設定した後、キーガードを解除するコマンドを含むメッセージが補助ユニット3から基本ユニット2に送られる。基本ユニットのコントローラ10のアプリケーション・ソフトウェアにおいて、受信されたコマンドが解釈され、キーガード情報がキーガードがオフであると知らせる状態に変換され、これでキーパッド6、15が正常に動作するようになる。
【0026】
更に、基本ユニット2が補助ユニットからのキー・コマンドを無視するようにキーガードを実現することもできる。この場合、キーガード情報を補助ユニット3に伝送する必要はなく、キーガード情報は基本ユニットのコントローラ10のアプリケーション・ソフトウェアで有利に設定される。この情報に基づいて、基本ユニットのコントローラ10は、キーガードがオンになっているときには補助ユニット3からのキー情報を調べない。補助ユニットのキーパッド15が補助ユニット3の動作を制御するために直接使用されることのない無線通信装置1にこの実施例を適用することができる。例えば、補助ユニットのキーパッド15は基本ユニットのキーパッド6と並行しているけれども、キーガードの解除は基本ユニットのキーパッド6を介してのみ実行することができるようにされる。
【0027】
キーパッドの実例
図5はキーパッド6、15を実現するための従来技術の解決策を示す縮小ブロック図である。キーパッドは例えば列ライン及び行ライン(導体)から成るマトリックスを形成するようにして実現され、各キーのためのスイッチは、1本の列ライン及び1本の行ラインと導電接続するように結合される。このようにして各キーのために別々の接続ラインを設ける必要はない。図5のキー・マトリックスは4本の行ラインRow1,・・・,Row4と5本の列ラインCol1,・・・,Col5とを有し、最大で20個のキーから成るキーパッド6、15を実現することができる。キーパッドに必要なキーの個数に応じて行ラインRow1,・・・,Row4及び/又は列ラインCol1,・・・,Col5の数を変えることができる。各キーはキー・スイッチK1,・・・,K20を有し、それは、解除状態では有利には開放しており、即ち非導電状態であり、キーを押せば閉じる。各スイッチK1,・・・,K20の第1の接続ラインK1a,K2a,・・・,K20aは1本の行ラインRow1,・・・,Row4に接続され、これに対応して第2の接続ラインK1b,K2b,・・・,K20bは1本の列ラインCol1,・・・,Col5に接続されている。図5のキー・マトリックスは、コントローラ10、16と直接関連して設けられていて、各行ラインRow1,・・・,Row4及び列ラインCol1,・・・,Col5はコントローラ10、16の2進接続ラインI/O1,・・・,I/O9に接続されている。2進接続ラインは、入力ライン、出力ライン、又は入出力複合ラインであってよい。コントローラ10、16のアプリケーション・ソフトウェアにおいて、入力ラインの論理状態を読み取って、それに応じて出力ラインの状態を論理0状態又は論理1状態に設定することが可能である。この実施例では、行ラインRow1,・・・,Row4に結合されている接続ラインI/O1,・・・,I/O4は出力ラインとして規定されていて、それらは好ましくはオープンコレクタ型のものである。列ラインCol1,・・・,Col5にそれぞれ結合されている接続ラインI/O5,・・・,I/O9は入力ラインとして規定されている。更に、列ラインCol1,・・・,Col5は、プル・アップ抵抗MR1,・・・,MR5によって、例えば約3V又は5Vの値の供給電圧Vccに有利に結合されている。
【0028】
例えば、コントローラ10、16が始めに第1の行ラインRow1に結合されている第1の接続ラインI/O1を論理0状態にセットし、これで第1の行ラインRow1の電圧が0V近くにセットされることとなるように、キーパッド6、15が読まれる。このようにして第1の行ラインRow1と関連して設けられているどのキーもセットされていない場合には、即ちすべてのキー・スイッチK1,・・・,K5が開放している場合には、プル・アップ抵抗MR1,・・・,MR5はすべての列ラインCol1,・・・,Col5の電圧を供給電圧Vccの近くに維持する。しかし、第1の行ラインRow1に結合されているいずれかのキーが押されると、対応するキー・スイッチK1,・・・,K5が閉じて第1の行ラインRow1がこのキー・スイッチに結合されている列ラインCol1,・・・,Col5に結合される。その結果として、この列ラインCol1,・・・,Col5の電圧は、第1の行ラインRow1の電圧に実質的に等しくなり、即ち、0Vに近くなり、それは、この実施例では論理0状態を表す。他の列ラインの電圧は供給電圧Vccに近い値にとどまっている、即ち論理1状態である。
【0029】
列ラインCol1,・・・,Col5に結合されている接続ラインI/O5,・・・,I/O9の数をコントローラ10、16のアプリケーション・ソフトウェアにおいて決定することによって列ラインCol1,・・・,Col5の論理状態(0/1)を見出すことができる。その結果として、2進数字b5 b6 b7 b8 b9 が得られ、このb5 は第5の接続ラインI/O5又は第1の列ラインCol1の論理状態を表し、b6 は第6の接続ラインI/O6又は第2の列ラインCol2の論理状態を表し、b7 は第7の接続ラインI/O7又は第3の列ラインCol3の論理状態を表し、b8 は第8の接続ラインI/O8又は第4の列ラインCol4の論理状態を表し、b9 は第9の接続ラインI/O9又は第5の列ラインCol5の論理状態を表す。第1のキー・スイッチK1が押されているならば、その結果は2進数字01111である。これに対応して、第2のキー・スイッチK2を押し下げると2進数字10111が得られ、第3のキー・スイッチK3を押すと2進数字11011が得られ、第4のキー・スイッチK4を押すと2進数字11101が得られ、第5のキー・スイッチK5を押すと2進数字11110が得られる。
【0030】
次に、コントローラ10、16は、第1の行ラインRow1に結合されている第1の接続ラインI/O1の状態を論理1状態に戻すと共に、第2の行ラインRow2に結合されている第2の接続ラインI/O2の状態を論理0状態にセットし、これで、上記のように列ラインCol1,・・・,Col5に結合されている接続ラインI/O5,・・・,I/O9の状態を読むことによって第2の行ラインRow2に結合されているキー・スイッチK6,・・・,K10の状態を見出すことが可能となる。同様に、第3の接続ラインを論理0状態にセットすることによって、第3の行のキー・スイッチK11,・・・,K15の状態を見出すことができ、第4の接続ラインI/O4を論理0状態にセットすることによって第4の行のキー・スイッチK16,・・・,K20の状態を見出すことができる。
【0031】
コントローラ10、16のアプリケーション・ソフトウェアには、読みとりを行う各々の時にどの接続ラインが0状態にセットされているかということに関して記憶された情報が含まれ、その情報と上記の2進数字b5 b6 b7 b8 b9 とに基づいてコントローラ10、16のアプリケーション・ソフトウェアにおいて押されているキーがあるか無いかを見出し、ある場合にはどのキーが押されているキーなのかを見出すことが可能である。
【0032】
キーパッド6、15に適用する方法を1つだけ説明したけれども、他のタイプのキーパッドと関連して本発明を適用することもできる。キーパッドの外観やキーのグループ分けはキーパッドの具体的な電気的構成方法に必ずしも左右されないことも述べておかなければならない。例えば、前述したマトリックス形では、キーパッドの外観は同じ4×5マトリックスの形でなくてもよい。更に、キーパッド6、15はマトリックスのすべてのキー・スイッチK1,・・・,K20を含んでいなくてもよい。例えば図2,3及び4に示されている実施態様では、キーパッド6、15は18個のキー6a,・・・,6r;15a,・・・,15rを含んでいる。
【0033】
更に、この目的のために設計されているキーパッド制御回路(図示されていない)を用いてキーパッド6、15を実現することが可能である。そのキーパッド制御回路は、キーパッドを調べ、キー・コードをそのランダムアクセスメモリー等に記憶し、もしいずれかのキーが押されていれば例えば割り込み要求をコントローラ16に送る。キーパッド制御回路のランダムアクセスメモリーを読むことによって、押されたキーのコードを見出すことができる。
【0034】
リンク接続の設定
次に、図1〜4に示されている本発明の第1の有利な実施形態による無線通信装置1でのリンク接続LINKの設定(setting up)について説明する。
【0035】
基本ユニットのリンク・モジュール11の受信装置21は、例えば周波数制御ライン31で三角波形の電圧をスイッチングすると共にスイッチS1をオンにすることによって空きチャネルを発見するためにリンク接続LINKのために選択された受信帯域を掃引するように命令される。その三角波は、例えばリンク・モジュールのコントローラ12のディジタルアナログ変換器(D/A)によって作られる。その三角波はスイッチS1及び抵抗R1を通してキャパシタンスダイオードD1に送られる。キャパシタンスダイオードD1の導体同士の間の電圧の変化は、キャパシタンスダイオードD1のキャパシタンスの変化を引き起こす。キャパシタンスダイオードD1はリンク・モジュールの局部発振器23の周波数制御回路に結合されていて、リンク・モジュールの局部発振器23の周波数は周波数制御ライン31の電圧の変化と関連して変化する。リンク・モジュールの局部発振器23により作られた周波数はリンク・モジュールの受信装置のミキサーに送られる。このミキサーに結合されたリンク受信アンテナ回路は、リンク・モジュール受信アンテナ26と、第1の帯域フィルター27と、リンク・モジュールの受信装置のための高周波増幅器とを有する。第1の帯域フィルター27の通過帯域として、第1のリンク接続のために選択された受信帯域の周波数範囲が設定され、この周波数範囲の無線周波数信号はミキサーに送られる。ミキサー25の出力は、局部発振器の周波数と、受信されるべき無線周波数信号との差である混合結果を与え、この出力は第2の帯域フィルター29を通して検出器30に伝達される。第2の帯域フィルター29の通過帯域の幅は、実質的にチャネルの幅に等しくて、隣接するチャネルに存在するかも知れない信号が復調を妨害することはない。検出器の出力32は、復調された信号を与える。復調された信号は、低域フィルター34にも送られ、この低域フィルターで濾波された信号はAFCライン33に送られるが、その電圧レベルは掃引時にリンク・モジュールのコントローラ12によって監視される。図2及び3の装置では、その監視は、電圧値をコントローラ12のアプリケーション・ソフトウェアで処理されるべきディジタル値に変換することによってコントローラ12のアナログディジタル変換器(A/D)で行われる。AFCラインの電圧レベルは検出器30の出力のDCレベルに比例する。補助ユニット3から送信された信号を受信すると、AFCライン33を使って受信装置の局部発振器周波数を送信された信号の搬送波周波数にロックしておくことができるようになる。
【0036】
AFCライン33の電圧レベルに基づいて、コントローラ12は、調べられるべき受信帯域に他のトラフィックが存在するか否か推測する。もし他のトラフィックが無ければ、受信帯域のどのチャネル周波数にも整調することが可能である。もし他のトラフィックがあれば、受信帯域から空きチャネルを選択しなければならない。利用できる空いたスペースが無ければ、選択された受信帯域で補助ユニット3への接続を設定することは不可能である。もし空きスペースを利用できるならば、受信装置はそのチャネル周波数に整調される、即ち、選択されたチャネル周波数に対応する制御電圧がキャパシタンスダイオードD1にセットされる。このようにしてキャパシタンスダイオードD1のキャパシタンスはリンク・モジュールの局部発振器23の周波数を選択されたチャネル周波数に対応するようにセットする。この実施形態ではリンク・モジュールの局部発振器23はリンク・モジュールの受信装置21とリンク・モジュールの送信装置19との両方に対して共通であるので、リンク・モジュールの受信装置が正しいチャネル周波数に整調されるのと同時に、リンク・モジュールの送信装置もデュプレックス範囲の距離を置くように整調される。
【0037】
復調された信号はリンク・モジュールの検出器の出力ライン32から受信される。データ信号が受信されると、コントローラ12はスイッチS8をオンに転換し、これで、受信されるべきデータ信号はリンク・モジュールのコントローラ12に導入され、受信されたデータが調べられる。しかし、オーディオ信号は、スイッチS2をオンに転換することにより、基本ユニット2へ送られる。補助ユニット3からの送信が受信されると、スイッチS9をオンに転換することによってキャパシタンスダイオードD1上のAFCライン33を結合することが可能となり、これにより受信装置21が放射の周波数にロックされる。
【0038】
空き受信チャネルを発見した後、基本ユニット2と補助ユニット3との間のデータ伝送接続の設定を開始することが可能となる。リンク・モジュールのコントローラ12は、リンク・モジュールの送信装置19をオンに切り換え、スイッチS3をオンに切り換え、リンク・モジュールの変調器のデータ入力にパスワードを入力するが、このパスワードはリンク・モジュール11と補助ユニット3とに共通である。
【0039】
図2及び3に示されているリンク・モジュールの送信装置19は次のように動作する。変調信号は、そのキャパシタンスが変調信号に応じて変化するキャパシタンスダイオードD2に入力される。データ信号はスイッチS3と分離手段R7とを通過し、アナログ信号はスイッチS4と分離手段R8とを通過する。分離手段R7及びR8は主としてインピーダンス整合手段として使われる。変調されるべき発振器35の基本周波数は、送信されるべき無線周波数信号と受信されるべき無線周波数信号との間に所望のデュプレックス範囲の周波数差が生じるように選択される。共通の局部発振器を使用することにより、どのチャネルが使用されるかということとは無関係にデュプレックス範囲が一定に保たれるように受信装置及び送信装置の双方を整調することが可能となる。変調の結果として、周波数変調された信号が作られ、この信号はリンク・モジュールの送信装置のミキサー36の第1入力に送られる。ミキサー36の第2入力には、受信装置が所望の受信周波数に整調されるようにセットされたリンク・モジュールの局部発振器23の周波数が送られる。このようにしてこのミキサーの出力は送信信号の周波数で変調された信号を与え、この信号は更にリンク・モジュールの送信装置の高周波増幅器37で増幅され、例えばスプリアス放射を減衰させるために低域フィルター38で低域濾波される。この低域フィルターから、変調された無線周波数信号がリンク・モジュールの送信アンテナ39に送られる。
【0040】
補助ユニットの受信装置は、例えば5秒ごとなど、或る一定間隔を置いてオンに切り換えられ、補助帯域の受信帯域が、即ちリンク・モジュール11の送信帯域が、走査される。同時に、補助ユニットのコントローラ16は、基本ユニットのリンク・モジュールによってその帯域に生成された放射があるか否かを見出すために補助ユニットの検出器40の出力を監視する。ある場合には、受信装置はその放射にロックされ、その放射に含まれている情報が読み取られる。その情報が補助ユニットのパスワードを含んでいるならば、補助ユニットの受信装置はその周波数にロックされる。
【0041】
この様に継続的にオンに切り換える動作の目的は、補助ユニット3の電力消費量を減らすことである。補助ユニット3において供給電圧を絶えずオンに保つ必要があるのは、通話中と、基本ユニット2から補助ユニット3へ情報を送信するときとだけである。その他の時には、基本ユニット2が呼を受信したか或いは基本ユニットが補助ユニット3に情報を送信しつつあるならば或る一定間隔を置いてチェックを行うだけにして、供給電圧をオフに切り換えることができる。
【0042】
基本ユニットのリンク・モジュールの受信装置21は同様の電力節約方法で動作することができる、即ち、受信装置21は、その受信帯域に、即ち補助ユニットの送信帯域に、放射があるか無いか間欠的に監視するだけである。その他の時には、供給電圧はオフにされる。
【0043】
補助ユニット及び基本ユニットの双方のリンク・モジュール11における送信装置のエレメントへの供給電圧は、好ましくは、通話中と、情報送信中とにオンにされるだけである。
【0044】
補助ユニット3の送受信装置の動作は、その本質的部分においてリンク・モジュールの送受信装置の動作と類似している。補助ユニットの受信装置22は、例えば周波数制御ライン40で三角波形電圧をスイッチングすると共にスイッチS5をオンに切り換えることによって第1のリンク接続のために選択された送信帯域を走査するようにセットされる。三角波はスイッチS5と抵抗R4とを通してキャパシタンスダイオードD3に送られる。キャパシタンスダイオードD3を使って、局部発振器24の周波数が周波数制御ライン40の電圧の変化と関連して調整される。補助ユニットの局部発振器24によって作られる周波数は補助ユニットの受信装置のミキサー41に送られる。補助ユニットの受信アンテナ42から受信された無線周波数信号は、第3の帯域フィルター43を通って補助ユニットの受信装置の高周波増幅器44で増幅され、補助ユニットの受信装置のミキサー41に送られる。ミキサー41の出力から、局部発振器周波数と、受信されるべき無線周波数信号との差信号が第4の帯域フィルター45を通して補助ユニットの検出器40に送られる。第4の帯域フィルター45の通過帯域の幅も、チャネルの幅に実質的に等しい。検出器40の出力信号は、AFC信号を作るために補助ユニットの検出器の低域フィルター46に送られる。復調された信号は補助ユニットのオーディオ・ラインから与えられる。データ信号が受信されると、該信号は、受信されたデータを調べるスイッチS10をオンに切り換えることによって補助ユニットのコントローラ16に送られる。その代わりに、オーディオ信号は、スイッチS11をオンに切り換えることにより補助ユニットの受話器口13に送られる。更に、復調された信号は抵抗R6を通してAFCライン47に送られるが、その電圧レベルは補助ユニットのコントローラ16によって監視される。放射の周波数でのロックは、スイッチS12をオンにすることによって補助ユニットの局部発振器のキャパシタンスダイオードD3へのAFCライン47の電圧をスイッチングすることによって有利に実行される。
【0045】
補助ユニットの送信装置20において、変調されるべきデータ信号又はオーディオ信号はキャパシタンスダイオードD4に送られ、このダイオードは、変調器48の発振回路にあって、その基本周波数は、送信されるべき無線周波数信号と受信されるべき無線周波数信号との間に所望のデュプレックス範囲の周波数差が生じるように選択される。コントローラ16はデータ送信時にはスイッチS6をオンにするが、スイッチS7は開放位置にある。これに対応して、アナログ信号送信時にはコントローラ16はスイッチS7をオンにすると共にスイッチS6を開く。スイッチS6、S7と直列に結合されている分離手段R9、R10は、整合手段として用いられている。変調の結果として、周波数変調された信号が得られ、この信号は送信装置のミキサー49の第1入力に送られる。補助ユニットの局部発振器24の周波数はミキサー49の第2入力に送られる。従って、該ミキサーの出力は、送信チャネルの周波数で周波数変調された信号を与え、この信号は更に、補助ユニットの高周波増幅器50によって増幅され、例えばスプリアス放射を減衰させるために低域フィルター51で低域濾波される。この低域フィルターから、変調された無線周波数信号が補助ユニットの送信アンテナ52に送られる。
【0046】
リンク・モジュール11は図1,図2及び3において基本ユニット2に接続される別のモジュールとして図示されているけれども、リンク・モジュール11の機能を基本ユニット2に統合することも可能である。
【0047】
リンク・モジュール及び補助ユニットの受信装置21、22の実用的解決策では、例えば、ミキサー、高周波増幅器及び低周波増幅器、リミッター、及び検出器を含む、アナログ無線通信装置で使用される中間周波数(IF)回路53、53’を使用することが可能である。該回路の感度は、この目的のために充分である。該回路は安価であり、その電力消費量は少ない。送信装置19、20を実現するためにも、FM変調器54、54’を利用することができる。
【0048】
コントローラ10、12、16のために、プロセッサの他に、ランダムアクセスメモリー(RAM)、入出力(I/O)ライン、A/D変換器、D/A変換器、及び読み出し専用メモリー(ROM)も有する、それ自体としては公知の、例えばマイクロコントローラを使用することが可能である。特にリンク・モジュール11が基本ユニット2に統合されるアプリケーションでは、リンク・モジュールのコントローラの機能を少なくとも部分的に基本ユニット2のコントローラのアプリケーション・ソフトウェアででも実現することができる。
【0049】
スイッチS1,・・・,S12は半導体スイッチであるのが有利であり、その場合、該スイッチの制御は、スイッチ制御ラインの電圧をオンにすることにより実行され、該スイッチは第1の電圧値ではオフ位置にあり、第2の電圧値ではオン位置にある。該第1の電圧値は例えば約0Vであり、該第2の電圧値は供給電圧Vccに近い値である。このようにして該制御ラインをコントローラ12、16の2進入出力(I/O)ラインに結合させることができ、ここで前記の2つの電圧値を該コントローラのアプリケーション・ソフトウェアによりセットすることができる。
【0050】
リンク・モジュール11は基本ユニット2のシステム・コネクター12等に有利に固定され、これを通して、リンク・モジュール11と基本ユニット2との間のデータ伝送接続に必要なシグナリングを手配することができる。
【0051】
第2の実施形態
図6及び7は、本発明の他の有利な実施形態による無線通信装置1を示している。基本ユニットは、この実施形態でも、それ自体としては公知の移動局であり、補助ユニット3は補助バッテリー59であり、このバッテリー59と関連してレコーダー56が設けられている。補助ユニットは、録音キー15u、再生キー15v、巻き取りキー15w、巻き戻しキー15x、及びストップ・キー15yを含むキーパッド15(図8)を有する。記録手段は、例えば、それ自体としては公知の、アナログ形で記録を行うメモリー回路など、オーディオ記録に適するメモリー回路57である。この様なメモリー回路における記録時間は普通はわずか数分間であるけれども、数個のメモリー回路をつないで記録時間を長くすることができる。
【0052】
補助ユニット3は、例えば補助バッテリー59から基本ユニット2へ供給電圧Vccを供給するために基本ユニット2に形成されているバッテリー・コネクター58に結合されている。更に、オーディオ・ライン60、61がバッテリー・コネクター58に関連して設けられている。オーディオ出力ライン60を通して、基本ユニットのマイクロホン9からマイクロホン信号が補助ユニット3のレコーダー56に入力され、これに対応して、オーディオ信号がレコーダー56からオーディオ入力ライン61を通して基本ユニットの受話器口8に送られる。
【0053】
更に、ロッキング・ライン62がバッテリー・コネクター58に設けられている。ロッキング・ライン62は、補助ユニットのコントローラ16の2進入力ラインI/O11に結合されている。ロッキング・ライン62により、基本ユニットのコントローラ10は、本明細書において後述するように、補助ユニットのキーパッド15のロッキング状態を制御することができる。
【0054】
この実施形態では、キーパッド15のキー15u,・・・,15yは、キー・スイッチK17,・・・,K21で実現されており、その第1の接続ラインK17a,・・・,K21aは、この実施形態では入力ラインとして使用される、コントローラ16の2進接続ラインI/O1,・・・,I/O5に結合されている。キー・スイッチの第2の接続ラインK17b,・・・,K21bは、グランド電位に結合されている。プル・アップ抵抗MR6,・・・,MR10は、コントローラ16の2進入力ラインI/O1,・・・,I/O5から供給電圧Vccに結合されている。従って、キー・スイッチがオフ位置にあるときには、それぞれのコントローラの接続ラインI/O1,・・・,I/O5の電圧は供給電圧Vccの値に近くて、それはこの実施形態では論理1状態に対応する。キー15u,・・・,15yを押すと、キー・スイッチK17,・・・,K21がオンになり、コントローラの対応する接続ラインI/O1,・・・,I/O5がグランド電位に結合される、即ち接続ラインI/O1,・・・,I/O5の状態が論理0状態に対応する。補助ユニットのコントローラ16のアプリケーション・ソフトウェアにおいて、接続ラインの数は別のサブプログラムとして有利に規定され、読み取る動作の結果として2進数字b1 b2 b3 b4 b5 が得られる。この2進数字の各ビットはキー・スイッチの状態を例えば次のように表す、即ち、b1 は記録スイッチ15uの論理状態(0/1)を表し、b2 は再生スイッチ15vの論理状態を示し、b3 は巻き取りキー15wの論理状態を示し、b4 は巻き戻しキー15xの論理状態を示し、b5 はストップ・キー15yの論理状態を示す。
【0055】
無線通信装置をオンにする動作と関連して、基本ユニットのコントローラ10はロッキング・ライン62を補助ユニットのキーパッド15のアンロックされた状態に対応する状態にセットする。この実施形態では、この状態は論理0状態であり、ロックされた状態は論理1状態である。論理0状態に対応する電圧値は約0Vであり、論理1状態は供給電圧Vccに近い電圧値である。
【0056】
この有利な実施形態では、キーガードは次のように動作する。ユーザーは基本ユニットのキーパッド6を用いてキーガードをオンにする。その後、基本ユニットのコントローラ10は、基本ユニットのアプリケーション・ソフトウェア中のキーガード情報をキーガードがオンになっていることを知らせる状態にセットする。更に、基本ユニットのコントローラ10は、ロッキング・ライン62の状態を論理1状態に変更する。
【0057】
補助ユニットのコントローラ16は、該コントローラがキーパッド15を調べる前にロッキング・ライン62の状態を調べる。本明細書において前述したキーパッドの列ラインCol1,・・・,Col5の読み取りと同様にしてロッキング・ライン62の状態を読み取ることができる。ロッキング・ライン62は今は論理1状態であり、即ちキーパッド15はロックされており、コントローラ16は、たとえユーザーが補助ユニットのキー15u,・・・,15yを押すかも知れなくても、レコーダーの動作状態を変更しない。キーを押す操作を調べるためのプログラム部分が補助ユニットのコントローラ16のアプリケーション・ソフトウェアで作動しないように、これを有利に実現することができる。
【0058】
実施形態1に関して既に説明したように、基本ユニットのキーパッド6でキーガードを解除するためのキーを順に押す操作を行うことによってキーガードを解除することができる。その後に、基本ユニットのコントローラ10は、アプリケーション・ソフトウェア中のキーガード情報を、キーパッドの通常動作状態に対応する状態に変更する。更に、補助ユニットのコントローラ10は、ロッキング・ライン62の状態を論理0状態に変更し、補助ユニットのコントローラ16は、次にロッキング・ライン62の状態を調べるときにこの状態変化を検出する。ロッキング・ライン62の状態は今は論理0状態であるので、即ち補助ユニットのキーパッド15がロックされていないので、補助ユニットのコントローラ16は、キーを押す操作を調べて、キーが押されたことに基づいてレコーダー56の動作を制御する。
【0059】
その結果として、上記のロッキング・ライン62の具体的構成は、補助ユニットのコントローラ16がロッキング・ライン62の状態を時々調べるという事実に基づいている。ロッキング・ライン62を補助ユニットのコントローラ16の割り込みライン(図示せず)に結合することもでき、その場合にはロッキング・ライン62の状態変化(0→1,1→0)は補助ユニットのコントローラ16への割り込み要求を生じさせる。従って補助ユニットのコントローラ16はそれぞれの割り込みプログラム部分を作動させる。このプログラム部分はキーガード情報の状態をロッキング・ライン62の状態に対応するようにセットするための定義付けを有利に含んでいる。従って、補助ユニットのコントローラ16は、キーガード情報の状態に基づいて、キーパッド15がロックされているか否かを推測する。接続ラインの状態を調べる動作は多くの公知のマイクロコントローラにおいてランダムアクセスメモリー(RAM)を調べる動作より遅いので、いくつかのアプリケーションでは、この様な割り込みの利用は補助ユニットのコントローラ16の動作を高速化する。
【0060】
第3の実施形態
図9は、本発明の第3の有利な実施形態による無線通信装置1を更に示している。この無線通信装置の基本ユニット2は、図2及び3、及び図6及び7に示される縮小配線図による移動局等の、移動局である。補助ユニット3は、キーボード15及びディスプレイ装置18の付いているポータブル・コンピュータ(PC)等の、データ処理装置である。基本ユニット2は、補助ユニットのリンク・モジュール17によって補助ユニット3と接続されている。この実施形態では、基本ユニットのリンク・モジュール11は主として基本ユニットのコントローラ10のアプリケーション・ソフトウェアで実現される。この有利な実施形態では、補助ユニットのリンク・モジュール17は、基本ユニット2と補助ユニット3との間で信号を送るための手段(図示されていない)を備えている、PCMCIA規格に基づく接続カードである。
【0061】
この実施形態の動作は、本発明の第1の有利な実施形態の動作と大部分は一致する。ユーザーは、例えば基本ユニットのキーパッド6でキーガードをオンにすることができ、すると基本ユニット2はキーガードに関する情報を補助ユニット3に送ることができる。例えばメッセージに基づくデータ伝送でキーガード情報を基本ユニット2から補助ユニット3へ送ることができ、基本ユニット2から送られたメッセージは補助ユニット3で受信され解釈される。その結果として、補助ユニットのキーボードはロックされる。この実施形態では、基本ユニット2はデータ伝送接続を達成するために伝送ケーブル63によって補助ユニットのリンク・モジュール17に接続される。従って、基本ユニットのコントローラ10は、補助ユニットのリンク・モジュール17に送られて更に補助ユニット3に送られるロッキング・メッセージ等を作る。補助ユニットのリンク・モジュール17はそのメッセージを受け取り、その受け取られたメッセージは、例えば補助ユニットのコントローラへの割り込み信号によって肯定応答(アクノレッジ)される。この実施形態では、補助ユニットのコントローラはデータ処理装置(図示されていない)の中央処理装置(CPU)であるのが有利である。補助ユニットのコントローラは、受け取ったメッセージを調べて、補助ユニットのキーボード15をロックするために必要なステップを執る。この関係において、キーガードのためのいくつかの実用的解決策を開示している上記各実施形態を参照する。基本ユニット2から補助ユニット3へメッセージを送ることによって、対応する方法でキーガードの解除を行うことができる。伝送ケーブル63を使う代わりに、例えば赤外線データ伝送など、ワイヤ無しでデータ伝送を行うこともできる。
【0062】
更に、補助ユニット3が数個存在するように本発明を応用してもよく、その場合には基本ユニット2のキーガード情報は、独立したキーパッド又はキーボードが付いている補助ユニットのすべてに送られる。例えば、本発明の第1の実施形態による無線通信装置1では、補助ユニット3はリストバンドと関連して形成されるユーザーインターフェースを有し、基本ユニット2をバッテリー及びレコーダーの付いている本発明の第2の実施形態による補助ユニットに接続することもできる。基本ユニット2から補助ユニット3へキーガード情報を送るために、本明細書で前述した解決策を使用することが可能であり、その場合には、この実施形態についてこの関係ではこれ以上詳しい解説は不要である。
【0063】
更に、本発明の無線通信装置1では、基本ユニット2は例えばデータ処理装置(PC)であってもよく、その場合には補助ユニット3は移動局又は対応するデータ伝送装置であってよい。また、有線又は無線方式で種々の異なった手法を幾つか用いることによって基本ユニット2と補助ユニット3との間でのデータ伝送を実現してもよい。
【0064】
本発明は前述の各実施形態だけに限定されるものではなくて、特許請求の範囲における各請求項に規定された範囲内で修正され得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を有利に適用することのできる無線通信装置を示す図である。
【図2】図1の無線通信装置の基本ユニットを示す縮小ブロック図(その1)である。
【図3】図1の無線通信装置の基本ユニットを示す縮小ブロック図(その2)である。
【図4】図1の無線通信装置の補助ユニットを示す縮小ブロック図である。
【図5】キーボードの具体例を示す縮小ブロック図である。
【図6】本発明を有利に適用することのできる他の無線通信装置を示す縮小ブロック図(その1)である。
【図7】本発明を有利に適用することのできる他の無線通信装置を示す縮小ブロック図(その2)である。
【図8】図6及び7の無線通信装置の補助ユニットのキーパッドのレイアウトを示す図である。
【図9】本発明を有利に適用することのできる更に他の無線通信装置を示す図である。
【符号の説明】
1…無線通信装置
2…基本ユニット
3…補助ユニット
4…無線エレメント
6,15…キーパッド又はキーボード
10,16…コントローラ
11,17…リンク・モジュール
13…受話器口(イヤーピース)
14…マイクロホン
56…レコーダー
58…バッテリー・コネクター
NW…移動通信ネットワーク
Claims (13)
- 無線通信装置(1)において、この無線通信装置は、少なくとも、
基本ユニット(2)であって、該無線通信装置(1)を使用するための少なくとも1つのキーパッド又はキーボード(6)と、該基本ユニット(2)のキーパッド(6)をロックするための手段とをそなえ、該基本ユニット(2)のキーパッド(6)がロックされているときには該無線通信装置(1)との関係でのその動作が少なくとも部分的に阻止されるようになっているものと、
少なくとも1つのキーパッド又はキーボード(15)を伴う補助ユニット(3)と、
該補助ユニット(3)を該基本ユニット(2)と機能的に接続するための手段(11,17,58)とを有し、
該無線通信装置(1)は、該基本ユニット(2)のキーパッド(6)がロックされるのと同時に該基本ユニット(2)と機能的に接続されている少なくとも1つの補助ユニット(3)のキーパッド(15)をロックするための更なる手段(11,16)を有し、該補助ユニット(3)のキーパッド(15)がロックされると、その動作が少なくとも部分的に阻止されるようになっていることを特徴とする無線通信装置。 - 該基本ユニット(2)のキーパッド(6)をアンロックするための更なる手段を有し、かつ、該基本ユニット(2)のキーパッド(6)がアンロックされるのと同時に該補助ユニット(3)のキーパッド(15)をアンロックするための更なる手段(11,16)を有することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
- 該基本ユニット(2)のキーパッド(6)に関するキーガード情報を該補助ユニット(3)に伝送するための更なる手段(11,16,17)を有し、かつ、該補助ユニット(3)は、該補助ユニット(3)のキーパッド(15)の状態を該キーガード情報により示されている状態にセットするための手段(16)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。
- 該無線通信装置(1)と移動通信ネットワーク(NW)とをデータ伝送接続するための無線エレメント(4)を有し、該無線エレメント(4)は該基本ユニット(2)に統合されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の無線通信装置。
- 該補助ユニット(3)は、該補助ユニット(3)のキーパッド(15)によってその動作が制御されるようになっているレコーダー(56)を有することを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
- 該補助ユニット(3)は受話器口(13)及びマイクロホン(14)を更に有することを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
- 該補助ユニット(3)はデータ処理装置(PC)であることを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
- 該無線通信装置(1)と移動通信ネットワーク(NW)とをデータ伝送接続するための無線エレメント(4)を有し、該無線エレメント(4)は該補助ユニット(3)に統合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。
- 該基本ユニット(2)はデータ処理装置(PC)であることを特徴とする請求項7に記載の無線通信装置。
- 無線通信装置(1)においてキーガードを実現するための方法において、この無線通信装置は、少なくとも、
基本ユニット(2)であって、該無線通信装置(1)を使用するための少なくとも1つのキーパッド又はキーボード(6)と、該基本ユニット(2)のキーパッド(6)をロックしかつ、アンロックするための手段とをそなえ、該基本ユニット(2)のキーパッド(6)がロックされているときには該無線通信装置(1)との関係でのその動作が少なくとも部分的に阻止されるようになっているものと、
少なくとも1つのキーパッド又はキーボード(15)を伴う補助ユニット(3)と、
該補助ユニット(3)を該基本ユニット(2)と機能的に接続するための手段(11,17,58)とを有し、
該基本ユニット(2)のキーパッド(6)をロックする操作と関連して該補助ユニット(3)のキーパッド(15)がロックされることを特徴とする方法。 - 該無線通信装置(1)は該基本ユニット(2)のキーパッド(6)をアンロックするための更なる手段(10)を有し、該補助ユニット(3)のキーパッド(15)は該基本ユニット(2)のキーパッド(6)がアンロックされるのと同時にアンロックされるようになっていることを特徴とする請求項10に記載の方法。
- 該補助ユニット(3)のキーパッド(15)は該補助ユニット(3)のキーパッド(15)からアンロックされるようになっており、しかも、該基本ユニット(2)のキーパッド(6)もアンロックされるようになっていることを特徴とする請求項10に記載の方法。
- 該基本ユニット(2)のキーパッド(6)に関するロッキング情報が該補助ユニット(3)に伝送され、該補助ユニット(3)において、該補助ユニット(3)のキーパッド(15)が該ロッキング情報により示されている状態にセットされるようになっていることを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載の方法。
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