JP3793510B2 - 建築構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、柱と梁を有する門型の構造物の耐震性を高めるために、筋交や方杖が用いられている。また、構造物の制振を行うために、方杖の一部に粘弾性ダンパやオイルダンパを設けることがある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−276074号公報
【特許文献2】
特開2000−320179号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、壁面に筋交を設置した場合、窓等の設置位置が制限される。また、粘弾性ダンパやオイルダンパを用いる場合、取付や取替などの施工が複雑になる。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、構造物の耐震性を高め、かつ制振を行うために、安価で、取付や取替が容易な建築構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するための第1の発明は、構造物の柱梁接合部近傍に方杖を設置し、荷重負荷時に前記方杖よりも先に降伏し、柱または梁に取付けるための取付用部材を有する先行降伏部材を、前記方杖の端部に設けることを特徴とする建築構造である。
【0007】
荷重負荷時に先行降伏部材を方杖よりも先に降伏させるには、▲1▼方杖を普通鋼材で、先行降伏部材を普通鋼材より降伏点の低い材料で形成する。普通鋼材より降伏点の低い材料とは、低降伏点鋼や、鉛、アルミニウム、銅等の降伏点が低い他の材料である。
【0008】
または、▲2▼先行降伏部材の断面積を方杖の断面積よりも小さくすることにより、先行降伏部材を方杖より先に降伏させることが可能となる。さらに、▲3▼先行降伏部材を方杖よりも面外変形しやすい形状に形成してもよい。面外変形しやすい形状とは、柱または梁と本体との間に空間が形成されるような箱状、中空半球状、アーチ状等である。
【0009】
先行降伏部材は、方杖の柱側と梁側のいずれかの端部、または両端部に設置される。先行降伏部材が方杖の片端に設けられる場合、先行降伏部材と方杖の他端が構造物に固定される。先行降伏部材が方杖の両端に設けられる場合、先行降伏部材が構造物に固定される。先行降伏部材や方杖の固定には、必要に応じて各種の取付用部材を用いる。方杖または先行降伏部材と構造物の接合部は、方杖を設置する梁または柱の一区間の長さをAとして、最も近い柱梁接合部から0.05A〜0.45Aの位置に配置される。
【0010】
第1の発明では、建築物の柱梁接合部近傍に方杖を設置し、荷重負荷時に方杖よりも先に降伏する先行降伏部材を方杖の端部に設ける。方杖と先行降伏部材を構造物に設置する際には、両端または一端に先行降伏部材を設置した方杖を柱梁に設置する。または、柱梁に先行降伏部材を設置した後、方杖を設置してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の本実施の形態について詳細に説明する。図1は、柱1と梁3の立面図を示す。柱1、梁3は、例えば、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、木造等とする。図1に示すように、柱1と梁3の接合部には、方杖7が設けられる。方杖7は、本体8と、両端部に設けられた取付用金物17(図2)からなる。方杖7の端部には、先行降伏部材5が設けられる。
【0012】
梁3の一区間の長さ9がLのとき、方杖7の梁3側の端部に設けられる先行降伏部材5の設置位置と柱1の中心との距離11は、0.05Lから0.45Lとするのが好ましい。また、柱1の一区間の長さ13がHのとき、方杖7の柱1側の端部に設けられる先行降伏部材5の設置位置と梁3の中心との距離15は、0.05Hから0.45Hとするのが好ましい。
【0013】
図2は、柱1と梁3の接合部付近の立面図、図3は、先行降伏部材5と方杖7の接合部付近の立面図、図4は、先行降伏部材5の斜視図を示す。図2は、図1のAに示す部分の拡大図である。図3は、図2の矢印Bに示す方向から見た図である。
【0014】
図2、図3に示すように、方杖7の本体8の両端部に設けられた取付用金物17は、本体8と先行降伏部材5とを接合するための部材であり、ボルト穴(図示せず)を有する。方杖7の本体8の材質は、例えば普通鋼材である。本体8の断面は任意の形状とし、例えば、矩形、円形、H型等である。
【0015】
図3、図4に示すように、先行降伏部材5は、本体21、取付用部材25、取付用部材27等で構成される。本体21は、長方形板状の部材を、断面が半円形のアーチ状に湾曲させたものである。先行降伏部材5の本体21の材質は、方杖7の本体8よりも降伏点の低い材料であり、例えば低降伏点鋼や、降伏点の低い鉛、アルミニウム、銅等である。
【0016】
第1の取付用部材である取付用部材25は、本体21のアーチの側端部33に、アーチの軸方向、すなわち図4の矢印Dに示す方向に沿って設けられる。取付用部材25は、ボルト穴23を有する。取付用部材25は、先行降伏部材5を柱1や梁3に取付けるための部材である。
【0017】
第2の取付用部材である取付用部材27は、本体21のアーチの頂部である中央部31に、矢印Dに示す方向に沿って設けられる。取付用部材27は、ボルト穴29を有する。取付用部材27は、先行降伏部材5に方杖7を取付けるための部材である。
【0018】
図2、図3に示すように、先行降伏部材5を梁3(柱1)に固定するには、取付用部材25を梁3(柱1)に接触させ、取付用部材25のボルト穴23にボルト37を挿入し、ナット35で締め付ける。また、方杖7を先行降伏部材5に固定するには、取付用金物17を取付用部材27に重ね合わせ、取付用部材27のボルト穴29と取付用金物17のボルト穴(図示せず)にボルト41を挿入し、ナット19で締め付ける。先行降伏部材5の本体21と梁3(柱1)との間には、空間39が形成される。
【0019】
方杖7と先行降伏部材5を梁3(柱1)に設置する際には、両端または一端に先行降伏部材5を固定した方杖7を梁3(柱1)に固定する。または、梁3(柱1)に先行降伏部材5を固定した後、先行降伏部材5に方杖7を固定してもよい。
【0020】
上述したように、先行降伏部材5は、方杖7の本体8より降伏点の低い低降伏点鋼等で形成される。低降伏点鋼は、低い設定荷重で確実に降伏し、塑性変形や繰り返し変形性能に優れる。先行降伏部材5を低降伏点鋼とすることで、方杖7に荷重がかかると、本体8が変形する前に、先行降伏部材5の本体21が面外方向、すなわち図3の矢印Cに示す方向に変形し、エネルギを吸収する。面外変形は、小さな部材での大きな塑性変形が得られ、大きなエネルギを吸収することができる。
【0021】
このように、本実施の形態では、先行降伏部材5が端部に設けられた方杖7を用いて建築構造を構成する。これにより、構造物の制振を行うことができる。また、耐震補強に用いても良い。
【0022】
従来のブレース型ダンパーは、柱1と梁3に囲まれた壁面に形成される窓を遮るが、本実施の形態では、図1を用いて説明したように、先行降伏部材5の設置位置と柱1の中心との距離11を0.05Lから0.45L、先行降伏部材5の設置位置と梁3の中心との距離15を0.05Hから0.45Hとし、部材長が従来のブレースに比べて短い方杖7を設置することにより、窓の設置位置の自由度が高まり、方杖7の材料費が安価となる。
【0023】
本実施の形態では、大地震後などにおいて本来の機能が失われた場合には、先行降伏部材5のみを取り替える。先行降伏部材5は、小型であり、柱1や梁3、方杖7にボルトで接合されるため、取替えが容易である。
【0024】
なお、本実施の形態では、先行降伏部材5を方杖7の両端に設置したが、方杖7の一端のみに設置してもよい。この場合、方杖7の他端は、直接柱1や梁3に固定される。
【0025】
また、先行降伏部材5の形状は、図1から図4に示すものに限らない。以下に、他の形状の先行降伏部材の例を示す。図5は、先行降伏部材5aの斜視図を示す。先行降伏部材5aは、本体21a、取付用部材25a、取付用部材27a等で構成される。本体21aは、長方形板状の部材を、断面がホームベース形のアーチ状に湾曲させたものである。本体21aの材質は、方杖7の本体8よりも降伏点の低い材料であり、例えば低降伏点鋼、鉛、アルミニウム、銅等である。
【0026】
第1の取付用部材である取付用部材25aは、本体21aのアーチの側端部33aに、アーチの軸方向に沿って設けられる。取付用部材25aは、ボルト穴23aを有する。第2の取付用部材である取付用部材27aは、本体21aのアーチの頂部である中央部31aに、アーチの軸方向に沿って設けられる。取付用部材27aは、ボルト穴29aを有する。
【0027】
図6は、先行降伏部材5bの斜視図を示す。先行降伏部材5bは、本体21b、取付用部材25b、取付用部材27b等で構成される。本体21bは、長方形板状の部材を、断面が三角形のアーチ状に湾曲させたものである。本体21bの材質は、方杖7の本体8よりも降伏点の低い材料であり、例えば低降伏点鋼、鉛、アルミニウム、銅等である。
【0028】
第1の取付用部材である取付用部材25bは、本体21bのアーチの側端部33bに、アーチの軸方向に沿って設けられる。取付用部材25bは、ボルト穴23bを有する。第2の取付用部材である取付用部材27bは、本体21bのアーチの頂部である中央部31bに、アーチの軸方向に沿って設けられる。取付用部材27bは、ボルト穴29bを有する。
【0029】
図7、図8は、それぞれ、先行降伏部材5c、先行降伏部材5dの斜視図を示す。図7に示すように、先行降伏部材5cは、本体21c、取付用部材25c、取付用部材27c等で構成される。また、図8に示すように、先行降伏部材5dは、本体21d、取付用部材25d、取付用部材27d等で構成される。
【0030】
本体21c、本体21dは、長方形板状の部材を、断面が矩形のアーチ状に湾曲させたものである。本体21c、本体21dの材質は、方杖7の本体8よりも降伏点の低い材料であり、例えば低降伏点鋼、鉛、アルミニウム、銅等である。本体21cは、図7に示すように一定の部材厚であり、本体21dは、図8に示すように、本体21cの部材の厚みを直線的、曲線的に変化させたものである。
【0031】
先行降伏部材5cでは、第1の取付用部材である取付用部材25cは、本体21cのアーチの側端部33cに、アーチの軸方向に沿って設けられる。取付用部材25cは、ボルト穴23cを有する。第2の取付用部材である取付用部材27cは、本体21cのアーチの頂部である中央部31cに、アーチの軸方向に沿って設けられる。取付用部材27cは、ボルト穴(図示せず)を有する。
【0032】
先行降伏部材5dでは、第1の取付用部材である取付用部材25dは、本体21dのアーチの側端部33dに、アーチの軸方向に沿って設けられる。取付用部材25dは、ボルト穴23dを有する。第2の取付用部材である取付用部材27dは、本体21dのアーチの頂部である中央部31dに、アーチの軸方向に沿って設けられる。取付用部材27dは、ボルト穴(図示せず)を有する。
【0033】
図9は、先行降伏部材5eの斜視図を示す。先行降伏部材5eは、本体21e、取付用部材25e、取付用部材27e等で構成される。本体21eは、長方形板状の部材を、中空の半球状に湾曲させたものである。本体21eの材質は、例えば方杖7の本体8よりも降伏点の低い材料であり、例えば低降伏点鋼、鉛、アルミニウム、銅等である。
【0034】
第1の取付用部材である取付用部材25eは、本体21eの半球の側端部33eに、半球の周方向に沿って設けられる。取付用部材25eは、ボルト穴23eを有する。第2の取付用部材である取付用部材27eは、本体21eの半球の頂部である中央部31eに設けられる。取付用部材27eは、ボルト穴29eを有する。
【0035】
先行降伏部材5a、5b、5c、5d、5eは、取付用部材25a、25b、25c、25d、25eのボルト穴23a、23b、23c、23d、23eを介して、梁3や柱1に固定される。また、取付用部材27a、27b、27c、27d、27eのボルト穴29a、29b、29e等を介して、方杖7の本体8に固定される。
【0036】
先行降伏部材5a、5b、5c、5d、5eを用いた場合、方杖7に荷重がかかると、方杖7が変形する前に、先行降伏部材5a、5b、5c、5d、5eの本体21a、21b、21c、21d、21eが面外方向に変形し、エネルギを吸収する。先行降伏部材5a、5b、5c、5d、5eを端部に有する方杖7を用いた建築構造においても、先行降伏部材5を端部に有する方杖7を用いた建築構造と同様の効果が得られる。
【0037】
先行降伏部材5の取付用部材25、取付用部材27の形状や、ボルト穴23、ボルト穴29の数量、方杖7を柱1や梁3に固定するための構造は、図1から図4に示すものに限らない。図10は、方杖取付部材43を用いた場合の柱1と梁3の接合部付近の立面図である。図10では、先行降伏部材5が、方杖取付部材43を介して柱1や梁3に固定される。
【0038】
方杖7の設置位置は、図1に示した位置に限らない。図11は、床側に方杖を設置した場合の柱1と梁3の立面図である。図1では、方杖7を柱1と梁3で囲まれた区画の天井側に設置したが、図11に示すように、柱1と梁3で囲まれた区画の床側に設置しても良い。また、天井側と床側の双方に設置してもよい。
【0039】
この場合も、方杖7の材料の使用量を減らし、窓の設置位置の自由度を高める効果を得るため、方杖7の梁3側の端部に設けられる先行降伏部材5の設置位置と柱1の中心との距離11を0.05Lから0.45L(Lは梁3の長さ9)、とし方杖7の柱1側の端部に設けられる先行降伏部材5の設置位置と梁3の中心との距離15を0.05Hから0.45H(Hは柱1の長さ13)とするのが好ましい。
【0040】
図1から図10では、方杖7の本体8と異なる材質で先行降伏部材5を形成したが、先行降伏部材5を本体8と同様の材質としてもよい。方杖7と先行降伏部材5を同一材料で形成する場合、方杖7の端部の断面を本体8の断面よりも小さくして先行降伏部材5を形成してもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、構造物の耐震性を高め、かつ制振を行うために、安価で、取付や取替が容易な建築構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】柱1と梁3の立面図
【図2】柱1と梁3の接合部付近の立面図
【図3】先行降伏部材5と方杖7の本体8との接合部
【図4】先行降伏部材5の斜視図
【図5】先行降伏部材5aの斜視図
【図6】先行降伏部材5bの斜視図
【図7】先行降伏部材5cの斜視図
【図8】先行降伏部材5dの斜視図
【図9】先行降伏部材5eの斜視図
【図10】柱1と梁3の接合部付近の立面図
【図11】柱1と梁3の立面図
【符号の説明】
1………柱
3………梁
5、5a、5b、5c、5d、5e………先行降伏部材
7………方杖
9………梁3の長さ
13………柱1の長さ
17………取付用金物
21、21a、21b、21c、21d、21e………本体
25、25a、25b、25c、25d、25e、27、27a、27b、27c、27d、27e………取付用部材
Claims (5)
- 構造物の柱梁接合部近傍に方杖を設置し、柱または梁に取付けるための第1の取付用部材と前記方杖の本体に取付けるための第2の取付用部材とを有し、荷重負荷時に前記方杖よりも先に降伏する先行降伏部材を、前記方杖の端部に設けることを特徴とする建築構造。
- 前記先行降伏部材が、前記方杖よりも降伏点が低い材料で構成されていることを特徴とする請求項1記載の建築構造。
- 前記先行降伏部材が、長方形板状の部材を湾曲させて形成され、前記方杖に荷重がかかると、前記方杖の本体が変形する前に面外変形することを特徴とする請求項1記載の建築構造。
- 前記面外変形しやすい形状は、柱または梁との間に空間が形成されるような箱状、中空半球状、またはアーチ状などであることを特徴とする請求項3記載の建築構造。
- 前記方杖を設置する柱または梁の一区間の長さをAとしたときに、前記先行降伏部材が、もっとも近い柱梁接合部から0.05A〜0.45Aの位置に設けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の建築構造。
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