JP3792904B2 - 受信装置、及び通信装置 - Google Patents

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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル移動体通信システム等のクロック再生を必要とする通信装置に用いられ、ディジタル信号処理を行うための基準となるマスタクロック発振器の周波数を補正する自動周波数補正装置及びそれを用いた受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術では、プリアンブル信号によってのみクロック再生する場合、クロック再生後もプリアンブル信号以外の部分でオーバーサンプリングし続けるため、プリアンブル信号以外の信号をオーバーサンプリングする動作に必要な消費電力が余分にかかっていた。
【0003】
また、プリアンブル部分でのみクロック再生を行う場合、一般的に送受信機間のマスタクロックの周波数ずれによって、推定したデータ識別タイミング信号が本来希望する受信データのタイミングに対して、1フレーム間で徐々にずれる為、誤り率が劣化する要因となる。
【0004】
従来の対策としては、マスタクロックの周波数ずれが問題にならない程度のフレーム長に設定するか、もしくは位相検出の量子化数すなわちオーバーサンプリング数を増やすことが挙げられる。
【0005】
しかし、フレーム長を短くすることは伝送効率の低下につながり、また、量子化数を増やすことはマスタクロックの周波数を大幅に高める必要があるため、半導体素子の物理的特性や消費電力の問題から実用的ではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように移動体通信等に用いられる通信装置では、伝送効率を低下させず、かつマスタクロックの周波数を大幅に高めることなく良好な受信特性を得ることが要求されている。
【0007】
本発明は、オーバーサンプリングする動作に必要な消費電力を低減し、また、伝送効率低下に影響する送受信装置間のマスタクロックの周波数誤差を改善し、良好な受信特性を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、受信装置を、受信信号からプリアンブル信号を検出し、その検出タイミングを示すデータ識別タイミング信号を発生するデータ識別タイミング信号生成手段と、前記データ識別タイミング信号を用いて、前記プリアンブル信号受信時とそれ以外の信号の受信時とで回路動作を切り替えさせる制御信号を発生する回路動作制御信号生成手段と、前記制御信号に基づいて前記受信信号のサンプリング数を切り替えたサンプリングクロック信号を生成するサンプリングクロック切替手段と前記データ識別タイミング信号を用いて受信データ判定用のクロック再生を行、前記制御信号に基づいて前記クロック再生動作のオン/オフを行うクロック再生手段とを有するように構成したもので、プリアンブル信号受信時とそれ以外の信号の受信時とでサンプリング数を切り替えることができるため、プリアンブル信号受信時以外はサンプリング数を減らして回路の消費電力を抑えることができ、更に、プリアンブル信号受信時以外では、クロック再生動作をオフにすることで更に回路の消費電力を抑えることができる。
【0009】
これにより、低消費電力化された受信装置及びそれを用いた通信装置が得られる。
【0012】
また、本発明は、受信装置を、受信データを用いて生成されたフレーム同期信号を入力してそのエッジを検出し、前記エッジを用いて、受信信号に含まれるプリアンブル信号の受信タイミングを示すエッジ信号を生成するエッジ生成手段と、前記エッジ信号を用いて、前記プリアンブル信号受信時とそれ以外の信号の受信時とで回路動作を切り替えさせる制御信号を発生する回路動作制御信号生成手段と、前記制御信号に基づいて前記受信信号のサンプリング数を切り替えたサンプリングクロック信号を生成するサンプリングクロック切替手段と前記受信信号からプリアンブル信号を検出し、その検出タイミングを示すデータ識別タイミング信号を発生するデータ識別タイミング信号生成手段と、前記データ識別タイミング信号を用いて受信データ判定用のクロック再生を行し、前記制御信号に基づいて前記クロック再生動作のオン/オフを行うクロック再生手段とを有するように構成したもので、プリアンブル信号受信時とそれ以外の信号の受信時とでサンプリング数を切り替えることができるため、プリアンブル信号受信時以外はサンプリング数を減らして回路の消費電力を抑えることができ、更に、プリアンブル信号受信時以外では、クロック再生動作をオフにすることで更に回路の消費電力を抑えることができる。
【0013】
これにより、低消費電力化された受信装置及びそれを用いた通信装置が得られる。
【0016】
あるいは、本発明は、自動周波数補正装置を、データ識別タイミング信号やエッジ信号であるタイミング信号を入力し、前記タイミング信号と過去のタイミング信号とを用いて位相誤差を検出する位相誤差検出手段と、前記位相誤差を用いて送信機側マスタクロックと受信機側マスタクロックとの周波数ずれを推定し、前記受信機側マスタクロックの発振周波数を制御する周波数制御信号を生成する周波数誤差推定手段と、前記周波数制御信号をディジタル/アナログ変換するD/A変換手段と、前記D/A変換手段の出力から高周波成分を除去するフィルタ手段と、前記フィルタ手段の出力を用いて発振周波数を補正した前記受信機側マスタクロックを生成する電圧制御発振器とを有するように構成するか、あるいは、D/A変換手段とフィルタ手段と電圧制御発振器の代わりに、前記周波数制御信号を用いて発振周波数を補正した前記受信機側マスタクロックを生成するディジタル制御発振器とを有するように構成したもので、送受信機間の周波数ずれを自動的に補正することができる。
【0017】
これにより、伝送効率を低下させずに、誤り率の劣化を抑えることを可能にする受信装置及びそれを用いた通信装置が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、受信信号からプリアンブル信号を検出し、その検出タイミングを示すデータ識別タイミング信号を発生するデータ識別タイミング信号生成手段と、前記データ識別タイミング信号を用いて、前記プリアンブル信号受信時とそれ以外の信号の受信時とで回路動作を切り替えさせる制御信号を発生する回路動作制御信号生成手段と、前記制御信号に基づいて前記受信信号のサンプリング数を切り替えたサンプリングクロック信号を生成するサンプリングクロック切替手段と、前記データ識別タイミング信号を用いて受信データ判定用のクロック再生を行い、前記制御信号に基づいて前記クロック再生動作のオン/オフを行うクロック再生手段と、前記データ識別タイミング信号の入力される周期と受信機側マスタクロックとを用いて、前記データ識別タイミング信号の位相誤差を検出する位相誤差検出手段と、前記位相誤差を用いて、送信機側マスタクロックと前記受信機側マスタクロックとの周波数ずれを推定し、受信機側マスタクロックの発振周波数を制御する周波数制御信号を生成する周波数誤差推定手段と、前記周波数制御信号を用いて発振周波数を補正した前記受信機側マスタクロックを生成するマスタクロック発生手段と、を含み、発振周波数を制御した補正後受信機側マスタクロックを、前記データ識別タイミング信号生成手段、前記回路動作制御信号生成手段、前記サンプリングクロック切替手段及び前記クロック再生手段に出力する自動周波数補正装置と、を有する受信装置であり、制御信号により必要に応じてオーバーサンプリング数を切り替えることができるため、不要な電力の消費が抑えられ、更に、制御信号により必要に応じてクロック再生動作のオン/オフを切り替えることができるため、不要な電力の消費が抑えられ、また、オーバーサンプリング数を増やして誤り率を改善するためのマスタクロックの周波数の大幅な引き上げが不要で、簡単な回路で送受信機間の周波数ずれを自動的に補正できるという作用を有する。
本発明の請求項2に記載の発明は、受信データを用いて生成されたフレーム同期信号を入力してそのエッジを検出し、前記エッジを用いて、受信信号に含まれるプリアンブル信号の受信タイミングを示すエッジ信号を生成するエッジ生成手段と、前記エッジ信号を用いて、前記プリアンブル信号受信時とそれ以外の信号の受信時とで回路動作を切り替えさせる制御信号を発生する回路動作制御信号生成手段と、前記制御信号に基づいて前記受信信号のサンプリング数を切り替えたサンプリングクロック信号を生成するサンプリングクロック切替手段と、前記受信信号からプリアンブル信号を検出し、その検出タイミングを示すデータ識別タイミング信号を発生するデータ識別タイミング信号生成手段と、前記データ識別タイミング信号を用いて受信データ判定用のクロック再生を行い、前記制御信号に基づいて前記クロック再生動作のオン/オフを行うクロック再生手段と、前記エッジ信号の入力される周期と受信機側マスタクロックとを用いて、前記エッジ信号の位相誤差を検出する位相誤差検出手段と、前記位相誤差を用いて、送信機側マスタクロックと前記受信機側マスタクロックとの周波数ずれを推定し、前記受信機側マスタクロックの発振周波数を制御する周波数制御信号を生成する周波数誤差推定手段と、前記周波数制御信号を用いて発振周波数を補正した前記受信機側マスタクロックを生成するマスタクロック発生手段と、を含み、発振周波数を制御した補正後受信機側マスタクロックを、前記エッジ生成回路、前記データ識別タイミング信号生成手段、前記回路動作制御信号生成手段、前記サンプリングクロック切替手段及び前記クロック再生手段に出力する自動周波数補正装置と、を有する受信装置であり、制御信号により必要に応じてオーバーサンプリング数を切り替えることができるため、不要な電力の消費が抑えられ、更に、制御信号により必要に応じてクロック再生動作のオン/オフを切り替えることができるため、不要な電力の消費が抑えられ、また、オーバーサンプリング数を増やして誤り率を改善するためのマスタクロックの大幅な周波数引き上げが不要で、簡単な回路で送受信機間の周波数ずれを自動的に補正できるという作用を有する。
【0020】
そして請求項に記載の発明のように、前記制御信号が、2値ディジタル信号であり、前記サンプリングクロック切替手段に対しては、プリアンブル信号受信時とそれ以外の信号受信時とで値を切り替えることによりサンプリング数を切り替えたサンプリングクロック信号を生成させ、前記クロック再生手段に対しては、クロック再生動作のイネーブル信号として用いられる請求項1又は2記載の受信装置とするのが、好適である。
【0024】
請求項に記載の発明は、前記マスタクロック発生手段は、前記周波数制御信号をディジタル/アナログ変換するD/A変換手段と、前記D/A変換手段の出力から高周波成分を除去するフィルタ手段と、前記フィルタ手段の出力を用いて発振周波数を補正した前記受信機側マスタクロックを生成する電圧制御発振器とを有する請求項記載の受信装置であり、オーバーサンプリング数を増やして誤り率を改善するためのマスタクロックの周波数の大幅な引き上げが不要で、簡単な回路で送受信機間の周波数ずれを自動的に補正できるという作用を有する。
【0025】
請求項に記載の発明は、前記マスタクロック発生手段は、前記周波数制御信号を用いて発振周波数を補正した前記受信機側マスタクロックを生成するディジタル制御発振器である請求項記載の受信装置であり、オーバーサンプリング数を増やして誤り率を改善するためのマスタクロックの大幅な周波数引き上げが不要で、簡単な回路で送受信機間の周波数ずれを自動的に補正できるという作用を有する。
【0026】
そして請求項に記載の発明のように、前記位相誤差検出手段は、予め設定されたプリアンブル信号受信時のオーバーサンプリング数まで受信機側マスタクロックをカウントし、その後カウント値を初期値に戻し、再び前記オーバーサンプリング数までカウントすることを繰り返すカウンタと、タイミング信号の全てまたは一部のタイミングで前記カウンタのカウント値を読み込むカウンタ値判定器と、前記カウント値とそれ以前のタイミングで読み込んだカウント値との差を位相誤差として算出する減算器とを有する請求項4または5記載の受信装置とするのが、好適である。
【0032】
請求項に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか記載の受信装置を有する通信装置であり、消費電力が抑えられるとともに、送受信機間の周波数ずれが自動補正された安定したマスタクロックを有する受信装置を用いた通信装置が得られるという作用を有する。
【0033】
以下に、本発明の実施の形態について、図1から図6を用いて説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、π/4DQPSK変調を用いた通信を例として説明する。
【0034】
図1は本実施の形態における受信装置の構成を示すブロック図であり、主に復調べースバンド部を示す。100、101はそれぞれ、直交検波後にナイキストフィルタを通過した受信信号の同相成分と直交成分である。それぞれ、102、103のA/D変換器においてディジタル信号104、105に変換された後、位相変換器106により、位相情報信号107に変換される。位相情報信号107は加算器110に入力され、遅延器108により1シンボル分遅延した信号109との差をとることで、ベースバンド遅延検波を行う。ベースバンド遅延検波後の受信信号111をもとに、データ識別タイミング参照信号発生回路112は、受信装置がプリアンブル信号を受信したときに特定のパターンを発生するデータ識別タイミング参照信号113を生成する。データ識別タイミング信号発生回路114は、データ識別タイミング参照信号113を基にプリアンブル信号を検出し、検出タイミングにあわせてデータ識別タイミング信号115を発生する。
【0035】
すなわちデータ識別タイミング信号生成手段は、データ識別タイミング参照信号発生回路112とデータ識別タイミング信号発生回路114とを有するもので、受信信号からプリアンブル信号を検出し、その検出タイミングを示すデータ識別タイミング信号115を発生する。
【0036】
回路動作制御信号生成器116は、データ識別タイミング信号115をもとに、プリアンブル信号受信時と、それ以外の信号受信時とのタイミングを推定し、例えば、プリアンブル信号受信時に1、それ以外の信号受信時に0の2値ディジタル信号である回路動作制御信号117を生成する。
【0037】
サンプリングクロック切替器120は、回路動作制御信号117の状態によって、例えばマスタクロック119の分周数を切り替えたサンプリングクロック121を生成する。そして、このサンプリングクロック121を用いて、A/D変換器102、103のサンプリング周期を切り替える。これにより、プリアンブル信号受信時以外はサンプリング数を減らすことができるため、低消費電力化を行うことができる。
【0038】
クロック再生回路122は、データ識別タイミング信号115の発生タイミングをもとに、シンボルクロック123とビットクロック124を再生する。このシンボルクロック123とビットクロック124とを用いて、判定器125は受信信号111を判定し、受信データ126を出力する。
【0039】
ここでクロック再生回路122は、回路動作制御信号117をイネーブル信号として利用し、プリアンブル信号受信時のみ上記のクロック再生動作を行い、それ以外の信号受信時は、過去に再生したクロックの位相を保持し続けることにより、クロック再生動作を停止することができる。このようにすることで、プリアンブル信号受信時以外では、クロック再生動作をオフにすることができるため、更に回路の消費電力を抑えることができる。
【0040】
また、自動周波数補正装置118は、データ識別タイミング信号115をもとに、送信機と受信機のマスタクロックの周波数ずれを検出し、受信機のディジタル部のマスタクロックの周波数を制御することにより、送受信機間のマスタクロックの周波数ずれを補正したマスタクロック119を回路各部に出力するもので、これを用いることで送受信機間の周波数ずれを自動的に補正した安定したマスタクロックを各部に供給することができ、伝送効率を低下させずに、誤り率の劣化を抑えることができる。
【0041】
以上のように本実施の形態によれば、受信装置を、受信信号からプリアンブル信号を検出し、その検出タイミングを示すデータ識別タイミング信号を発生するデータ識別タイミング信号生成手段と、前記データ識別タイミング信号を用いて、前記プリアンブル信号受信時とそれ以外の信号の受信時とで回路動作を切り替えさせる制御信号を発生する回路動作制御信号生成手段と、前記制御信号に基づいて前記受信信号のサンプリング数を切り替えたサンプリングクロック信号を生成するサンプリングクロック切替手段とを有するように構成することにより、プリアンブル信号受信時とそれ以外の信号の受信時とでサンプリング数を切り替えることができるため、プリアンブル信号受信時以外はサンプリング数を減らして回路の消費電力を抑えることができる。
【0042】
更に、データ識別タイミング信号を用いて受信データ判定用のクロック再生を行うクロック再生手段を有し、前記クロック再生手段が、制御信号に基づいて前記クロック再生動作のオン/オフを行うように構成することにより、プリアンブル信号受信時以外ではクロック再生動作をオフにすることで、更に回路の消費電力を抑えることができる。
【0043】
そしてこのような構成により、低消費電力化された受信装置及びそれを用いた通信装置が得られる。
【0044】
また、データ識別タイミング信号をもとに送受信機間のマスタクロックの周波数ずれを補正したマスタクロックを回路各部に出力する自動周波数補正装置を有するように構成することにより、送受信機間の周波数ずれを自動的に補正した安定したマスタクロックを各部に供給することができる。
【0045】
そしてこのような構成により、伝送効率を低下させずに、誤り率の劣化を抑えることを可能にする受信装置及びそれを用いた通信装置が得られる。
【0046】
(実施の形態2)
本実施の形態では、π/4DQPSK変調を用いた通信を例として説明する。
【0047】
図2は本実施の形態における受信装置の構成を示すブロック図であり、主に復調ベースバンド部を示す。100、101はそれぞれ、直交検波後にナイキストフィルタを通過した受信信号の同相成分と直交成分である。それぞれ、102、103のA/D変換器においてディジタル信号104、105に変換された後、位相変換器106により、位相情報信号107に変換される。位相情報信号107は加算器110に入力され、遅延器108により1シンボル分遅延した信号109との差をとることで、ベースバンド遅延検波を行う。ベースバンド遅延検波後の受信信号111をもとに、データ識別タイミング参照信号発生回路112は、受信装置がプリアンブル信号を受信したときに特定のパターンを発生するデータ識別タイミング参照信号113を発生する。データ識別タイミング信号発生回路114は、データ識別タイミング参照信号113を基にプリアンブル信号を検出し、検出タイミングにあわせてデータ識別タイミング信号115を発生する。
【0048】
すなわちデータ識別タイミング信号生成手段は、データ識別タイミング参照信号発生回路112とデータ識別タイミング信号発生回路114とを有するもので、受信信号からプリアンブル信号を検出し、その検出タイミングを示すデータ識別タイミング信号115を発生する。
【0049】
チャネルデコーダ200は、受信データ126を入力信号として、ユニークワードを検出してフレーム同期を行い、フレーム同期信号201を発生する。エッジ生成回路202では、フレーム同期信号201のエッジを検出し、このエッジを用いて、受信信号に含まれるプリアンブル信号の受信タイミングを示すように調整された、プリアンブル信号の検出を示すエッジ信号203を生成する。
【0050】
回路動作制御信号生成器116は、エッジ信号203をもとに、プリアンブル信号受信時と、それ以外の信号受信時とのタイミングを推定し、例えば、プリアンブル信号受信時に1、それ以外の信号受信時に0の2値ディジタル信号である回路動作制御信号117を生成する。
【0051】
サンプリングクロック切替器120は、回路動作制御信号117の状態によって、例えばマスタクロック119の分周数を切り替えたサンプリングクロック121を生成する。そして、このサンプリングクロック121を用いて、A/D変換器102、103のサンプリング周期を切り替える。これにより、プリアンブル信号受信時以外はサンプリング数を減らすことができるため、低消費電力化を行うことができる。
【0052】
クロック再生回路122は、データ識別タイミング信号115の発生タイミングをもとに、シンボルクロック123とビットクロック124を再生する。このシンボルクロック123とビットクロック124とを用いて、判定器125では受信信号111を判定して受信データ126を出力するとともに、チャネルデコーダ200では前述のように受信データ126を入力してフレーム同期信号201を発生する。
【0053】
ここでクロック再生回路122は、回路動作制御信号117をイネーブル信号として利用し、プリアンブル信号受信時のみ上記のクロック再生動作を行い、それ以外の信号受信時は、過去に再生したクロックの位相を保持し続けることにより、クロック再生動作を停止することができる。このようにすることで、プリアンブル信号受信時以外では、クロック再生動作をオフにすることができるため、更に回路の消費電力を抑えることができる。
【0054】
また、自動周波数補正装置118は、エッジ信号203をもとに、送信機と受信機のマスタクロックの周波数ずれを検出し、受信機のディジタル部のマスタクロックの周波数を制御することにより、送受信機間のマスタクロックの周波数ずれを補正したマスタクロック119を回路各部に出力するもので、これを用いることで送受信機間の周波数ずれを自動的に補正した安定したマスタクロックを各部に供給することができ、伝送効率を低下させずに、誤り率の劣化を抑えることができる。
【0055】
以上のように本実施の形態によれば、受信装置を、受信データを用いて生成されたフレーム同期信号を入力してそのエッジを検出し、前記エッジを用いて、受信信号に含まれるプリアンブル信号の受信タイミングを示すエッジ信号を生成するエッジ生成手段と、前記エッジ信号を用いて、前記プリアンブル信号受信時とそれ以外の信号の受信時とで回路動作を切り替えさせる制御信号を発生する回路動作制御信号生成手段と、前記制御信号に基づいて前記受信信号のサンプリング数を切り替えたサンプリングクロック信号を生成するサンプリングクロック切替手段とを有するように構成することにより、プリアンブル信号受信時とそれ以外の信号の受信時とでサンプリング数を切り替えることができるため、プリアンブル信号受信時以外はサンプリング数を減らして回路の消費電力を抑えることができる。
【0056】
更に、受信信号からプリアンブル信号を検出し、その検出タイミングを示すデータ識別タイミング信号を発生するデータ識別タイミング信号生成手段と、前記データ識別タイミング信号を用いて受信データ判定用のクロック再生を行うクロック再生手段を有し、前記クロック再生手段が、制御信号に基づいて前記クロック再生動作のオン/オフを行うように構成することにより、プリアンブル信号受信時以外ではクロック再生動作をオフにすることで、更に回路の消費電力を抑えることができる。
【0057】
そしてこのような構成により、低消費電力化された受信装置及びそれを用いた通信装置が得られる。
【0058】
また、エッジ信号をもとに送受信機間のマスタクロックの周波数ずれを補正したマスタクロックを回路各部に出力する自動周波数補正装置を有するように構成することにより、送受信機間の周波数ずれを自動的に補正した安定したマスタクロックを各部に供給することができる。
【0059】
そしてこのような構成により、伝送効率を低下させずに、誤り率の劣化を抑える受信装置及びそれを用いた通信装置が得られる。
【0060】
(実施の形態3)
図3は本実施の形態における自動周波数補正装置の構成を示すブロック図である。図3において、位相誤差検出回路300は、トリガパルス信号を用いて生成されたタイミング信号を入力し、過去のタイミング信号との位相誤差を検出して位相誤差信号301を発生する。図3では、タイミング信号として、受信信号から検出されるプリアンブル信号の検出タイミングに同期して発生するデータ識別タイミング信号115を用いた場合を示し、位相誤差検出回路300で、例えば1フレーム間におけるデータ識別タイミング信号115の発生タイミングをもとに、過去のデータ識別タイミング信号との位相誤差を検出して位相誤差信号301を発生する。
【0061】
周波数誤差推定回路302は、位相誤差信号301をもとに送受信機間のマスタクロックの周波数誤差を推定し、周波数制御信号303を生成する。
【0062】
周波数制御信号303は、ディジタル/アナログ変換を行うD/A変換器304でアナログ信号305に変換され、ローパスフィルタ(LPF)306で高周波成分を取り除かれた後、コントロール電圧信号307として電圧制御発振器(VCO)308に入力される。
【0063】
VCO308では、コントロール電圧信号307を用いて発振周波数を制御し、補正されたマスタクロック119を生成して回路各部に出力する。
【0064】
このようにしてマスタクロック119の発振周波数を補正することで、オーバーサンプリング数を増やすための大幅なマスタクロックの周波数引き上げを行うことなく、簡単な回路で送受信機間の周波数ずれを自動的に補正することができる。
【0065】
また、本実施の形態における自動周波数補正装置は、図4の構成としても良い。図4は本実施の形態における自動周波数補正装置の構成を示すブロック図である。図4において、位相誤差検出回路300と周波数誤差推定回路302は、図3と同様の構成で、同様の動作を行う。
【0066】
図4では、周波数制御信号303はディジタル制御発振器400に入力され、ディジタル制御発振器400は、周波数制御信号303を用いて発振周波数を制御し、補正されたマスタクロック119を生成して回路各部に出力する。
【0067】
このようにしてマスタクロック119の発振周波数を補正することで、オーバーサンプリング数を増やすための大幅なマスタクロックの周波数引き上げを行うことなく、簡単な回路で送受信機間の周波数ずれを自動的に補正することができる。
【0068】
更に、図3や図4に示す位相誤差検出回路300は、図5に示す構成をとることができる。図5は本実施の形態の自動周波数補正装置における位相誤差検出回路300の構成を示すブロック図である。
【0069】
図5において、例えば、プリアンブル受信時に、シンボルレートの16倍のオーバーサンプリングを行う場合、カウンタ500はマスタクロック119のタイミングで0から15までカウントアップし、15まで数えた後、再び0から15までカウントアップすることを繰り返す。
【0070】
カウンタ値判定器502は、データ識別タイミング信号115が入力された時点にカウンタ500から出力されているカウンタ値501を判定し、次のデータ識別タイミング信号115が入力されるまでカウンタ判定値503として出力し続ける。
【0071】
遅延器504は、データ識別タイミング信号115が入力された時点にカウンタ値判定器502から出力されているカウンタ判定値503を判定し、次のデータ識別タイミング信号115が入力されるまで出力し続ける。
【0072】
すなわち、遅延器504は、カウンタ値判定器502から出力される一つ前のカウンタ判定値505を出力し続ける。
【0073】
そして、カウンタ判定値503と一つ前のカウンタ判定値505は減算器506へ入力され、その差をとることで、位相誤差信号301が生成される。
【0074】
また、図3や図4に示す周波数誤差推定回路302は、図6に示す構成をとることができる。図6は本実施の形態の自動周波数補正装置における周波数誤差推定回路302の構成を示すブロック図である。
【0075】
図6において、重み付け回路600は位相誤差信号301を用いて周波数制御のための重み付けを行い、その重み付け信号601をもとに、周波数制御信号生成器602において周波数制御信号303を生成し、出力する。
【0076】
なお、上記においてはタイミング信号としてデータ識別タイミング信号を用いたが、受信データでフレーム間隔に同期して発生するフレーム同期信号からエッジを検出し、このエッジを用いて、受信信号に含まれるプリアンブル信号の受信タイミングを示すように生成されたエッジ信号をタイミング信号として用いても、同様の作用、効果を示す。
【0077】
以上のように本実施の形態によれば、自動周波数補正装置を、データ識別タイミング信号やエッジ信号であるタイミング信号を入力し、前記タイミング信号と過去のタイミング信号とを用いて位相誤差を検出する位相誤差検出手段と、前記位相誤差を用いて送信機側マスタクロックと受信機側マスタクロックとの周波数ずれを推定し、前記受信機側マスタクロックの発振周波数を制御する周波数制御信号を生成する周波数誤差推定手段と、前記周波数制御信号をディジタル/アナログ変換するD/A変換手段と、前記D/A変換手段の出力から高周波成分を除去するフィルタ手段と、前記フィルタ手段の出力を用いて発振周波数を補正した前記受信機側マスタクロックを生成する電圧制御発振器とを有するように構成するか、あるいは、D/A変換手段とフィルタ手段と電圧制御発振器の代わりに、前記周波数制御信号を用いて発振周波数を補正した前記受信機側マスタクロックを生成するディジタル制御発振器とを有するように構成することにより、オーバーサンプリング数を増やして誤り率を改善するためのマスタクロックの大幅な周波数引き上げを行うことなく、簡単な回路で送受信機間の周波数ずれを自動的に補正することができ、安定したマスタクロックを得ることができる。
【0078】
そしてこのような構成の自動周波数補正装置を受信装置に用い、更にそれを通信装置に用いることにより、伝送効率を低下させずに、誤り率の劣化を抑えることを可能にする受信装置及び通信装置が得られる。
【0079】
また、このような構成を(実施の形態1)の図1や(実施の形態2)の図2に示した受信装置に用いることにより、上記効果に加えて、消費電力が抑えられた受信装置及び通信装置を得ることができる。
【0080】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、サンプリング数の切り替えやクロック再生動作のオン/オフにより、受信装置やそれを用いた通信装置を低消費電力化することが可能であり、また簡単な回路で送受信装置間の周波数ずれを自動的に補正することにより、伝送効率を低下させずに、かつマスタクロックの周波数を大幅に高めることなく誤り率の劣化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による受信装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施の形態による受信装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の一実施の形態による自動周波数補正装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の一実施の形態による自動周波数補正装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の一実施の形態による位相誤差検出回路の構成を示すブロック図
【図6】本発明の一実施の形態による周波数誤差推定回路の構成を示すブロック図
【符号の発明】
102、103 A/D変換器
106 位相変換器
108 遅延器
110 加算器
111 ベースバンド遅延検波後の受信信号
112 データ識別タイミング参照信号発生回路
113 データ識別タイミング参照信号
114 データ識別タイミング信号発生回路
115 データ識別タイミング信号
116 回路動作制御信号生成器
117 回路動作制御信号
118 自動周波数補正装置
119 マスタクロック
120 サンプリングクロック切替器
121 サンプリングクロック
122 クロック再生回路
123 シンボルクロック
124 ビットクロック
125 判定器
126 受信データ
200 チャネルデコーダ
201 フレーム同期信号
202 エッジ生成回路
203 エッジ信号
300 位相誤差検出回路
301 位相誤差信号
302 周波数誤差推定回路
303 周波数制御信号
304 D/A変換器
305 アナログ信号
306 LPF
307 コントロール電圧信号
308 VCO
400 ディジタル制御発振器
500 カウンタ
501 カウンタ値
502 カウンタ値判定器
503 カウンタ判定値
504 遅延器
505 1つ前のカウンタ判定値
506 減算器
600 重み付け回路
601 重み付け信号
602 周波数制御信号生成器

Claims (7)

  1. 受信信号からプリアンブル信号を検出し、その検出タイミングを示すデータ識別タイミング信号を発生するデータ識別タイミング信号生成手段と、
    前記データ識別タイミング信号を用いて、前記プリアンブル信号受信時とそれ以外の信号の受信時とで回路動作を切り替えさせる制御信号を発生する回路動作制御信号生成手段と、
    前記制御信号に基づいて前記受信信号のサンプリング数を切り替えたサンプリングクロック信号を生成するサンプリングクロック切替手段と、
    前記データ識別タイミング信号を用いて受信データ判定用のクロック再生を行い、前記制御信号に基づいて前記クロック再生動作のオン/オフを行うクロック再生手段と、
    前記データ識別タイミング信号の入力される周期と受信機側マスタクロックとを用いて、前記データ識別タイミング信号の位相誤差を検出する位相誤差検出手段と、前記位相誤差を用いて、送信機側マスタクロックと前記受信機側マスタクロックとの周波数ずれを推定し、前記受信機側マスタクロックの発振周波数を制御する周波数制御信号を生成する周波数誤差推定手段と、前記周波数制御信号を用いて発振周波数を補正した前記受信機側マスタクロックを生成するマスタクロック発生手段と、を含み、発振周波数を制御した補正後受信機側マスタクロックを、前記データ識別タイミング信号生成手段、前記回路動作制御信号生成手段、前記サンプリングクロック切替手段及び前記クロック再生手段に出力する自動周波数補正装置と、を有する受信装置。
  2. 受信データを用いて生成されたフレーム同期信号を入力してそのエッジを検出し、前記エッジを用いて、受信信号に含まれるプリアンブル信号の受信タイミングを示すエッジ信号を生成するエッジ生成手段と、
    前記エッジ信号を用いて、前記プリアンブル信号受信時とそれ以外の信号の受信時とで回路動作を切り替えさせる制御信号を発生する回路動作制御信号生成手段と、
    前記制御信号に基づいて前記受信信号のサンプリング数を切り替えたサンプリングクロック信号を生成するサンプリングクロック切替手段と、
    前記受信信号からプリアンブル信号を検出し、その検出タイミングを示すデータ識別タイミング信号を発生するデータ識別タイミング信号生成手段と、
    前記データ識別タイミング信号を用いて受信データ判定用のクロック再生を行い、前記制御信号に基づいて前記クロック再生動作のオン/オフを行うクロック再生手段と、
    前記エッジ信号の入力される周期と受信機側マスタクロックとを用いて、前記エッジ信号の位相誤差を検出する位相誤差検出手段と、前記位相誤差を用いて、送信機側マスタクロックと前記受信機側マスタクロックとの周波数ずれを推定し、前記受信機側マスタクロックの発振周波数を制御する周波数制御信号を生成する周波数誤差推定手段と、前記周波数制御信号を用いて発振周波数を補正した前記受信機側マスタクロックを生成するマスタクロック発生手段と、を含み、発振周波数を制御した補正後受信機側マスタクロックを、前記エッジ生成回路、前記データ識別タイミング信号生成手段、前記回路動作制御信号生成手段、前記サンプリングクロック切替手段及び前記クロック再生手段に出力する自動周波数補正装置と、を有する受信装置。
  3. 前記制御信号は、2値ディジタル信号であり、前記サンプリングクロック切替手段に対しては、プリアンブル信号受信時とそれ以外の信号受信時とで値を切り替えることによりサンプリング数を切り替えたサンプリングクロック信号を生成させ、前記クロック再生手段に対しては、クロック再生動作のイネーブル信号として用いられる請求項1又は2記載の受信装置。
  4. 前記マスタクロック発生手段は、前記周波数制御信号をディジタル/アナログ変換するD/A変換手段と、前記D/A変換手段の出力から高周波成分を除去するフィルタ手段と、前記フィルタ手段の出力を用いて発振周波数を補正した前記受信機側マスタクロックを生成する電圧制御発振器とを有する請求項3記載の受信装置。
  5. 前記マスタクロック発生手段は、前記周波数制御信号を用いて発振周波数を補正した前記受信機側マスタクロックを生成するディジタル制御発振器である請求項3記載の受信装置。
  6. 前記位相誤差検出手段は、予め設定されたプリアンブル信号受信時のオーバーサンプリング数まで受信機側マスタクロックをカウントし、その後カウント値を初期値に戻し、再び前記オーバーサンプリング数までカウントすることを繰り返すカウンタと、タイミング信号の全てまたは一部のタイミングで前記カウンタのカウント値を読み込むカウンタ値判定器と、前記カウント値とそれ以前のタイミングで読み込んだカウント値との差を位相誤差として算出する減算器とを有する請求項4または5記載の受信装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか記載の受信装置を有する通信装置。
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