JP3792600B2 - カラー画像圧縮装置およびその方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラー画像圧縮装置およびその方法に関し、特に、グラデーション系のパターンが処理単位ブロックをまたがって存在するような画像で、伝送コストまたは媒体コストを抑制しつつ、展開した画像のブロック境界にノイズが発生しないようにしたカラー画像圧縮装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホスト装置上に存在する画像データを、伝送路または媒体を介して他の表示装置で表示する場合、画像データをホスト側で圧縮し、表示装置上で展開することにより、伝送コスト(伝送時間等)または媒体コスト(メモリ領域等)を抑える方法がとられている。
このような場合における画像の圧縮方法として、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式などの、伝送後に予測点の補完ができない不可逆圧縮方式が使用されている。JPEG方式は、自然画などで人間の目で見たときの違和感を抑えた定評のある圧縮方式の一つである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、不可逆圧縮であるJPEG方式を使用した圧縮方法では、伝送コストまたは媒体コストを抑制できるものの、グラデーション(図形)系のパターンが、処理単位ブロックをまたがって存在するような画像では、展開した画像のブロック境界にノイズが発生するという問題があった。
【0004】
本発明は、上記の事情にかんがみなされたもので、グラデーション系のパターンが処理単位ブロックをまたがって存在するような画像で、伝送コストまたは媒体コストを抑制しつつ、展開した画像のブロック境界にノイズが発生しないようにしたカラー画像圧縮装置およびその方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1記載の発明は、ホスト装置上に存在する画像データを、伝送路または媒体を介して他の表示装置で表示する場合に、前記画像データをホスト装置側で圧縮し、前記表示装置上で展開するようにしたカラー画像圧縮装置において、
前記画像データをR,G,Bの各プレーンに分割するRGBプレーン分割手段(21)と、
該RGBプレーン分割手段が分割した各プレーンにおける隣接データの一次差分を算出する一次差分算出手段(22)と、
該一次差分算出手段が算出した一次差分の隣接データの二次差分を算出する二次差分算出手段(23)と、
該二次差分算出手段が算出した隣接データの間に規則性があるかどうかを検出する規則性有無検出手段(24)と、
該規則性有無検出手段が検出したデータにグラデーション系のカラー画像の規則性がある場合には、前記画像データをグラデーション系のカラー画像として可逆圧縮方式で圧縮し、前記検出したデータにグラデーション系のカラー画像の規則性がない場合には、前記画像データを不可逆圧縮方式で圧縮することを選択する圧縮方式選択手段(25)と
を備え、
前記可逆圧縮方式を、グラデーション系のカラー画像をRGBの各プレーンに分割し、各プレーンにおける要素のデータに対する一次差分を算出し、さらに、一次差分に対する二次差分を算出して、該二次差分が零でないときに、当該二次差分を用いて、各プレーンを可変長符号化し、さらに、前記二次差分が連続して零となるときに、当該零の連続数を用いて、各プレーンを可変長符号化するカラー画像圧縮方式とした構成としてある。
【0006】
前記構成において、二次差分算出手段(23)が一次差分の隣接データを算出すると、図1に示すように、第一と第二と第三のパターンでは、それぞれ規則性があるが、第四のパターンでは規則性がない。規則性有無検出手段(24)は、前記規則性の有無を検出する。圧縮方式選択手段(25)は、規則性がある場合には可逆圧縮方式を選択し、規則性がない場合には不可逆圧縮方式を選択する。
【0007】
このようにすれば、規則性がある場合はグラデーション系用の可逆圧縮方式(例えば、後述の圧縮率の高い「カラー画像圧縮方式」)を採用するので、画像品質を劣化させずに、伝送コストまたは媒体コストを抑制することができる。
逆に、規則性がない場合は、圧縮率の高い不可逆圧縮方式(例えば、JPEG方式)を採用するので、画像品質が劣化することはない。
従って、画像データの全体を見ると、画像品質を高く維持しながら、伝送コストまたは媒体コストを、低く抑制することができる。
また、グラデーション系の画像を、差分方式を応用して可変長符号化することにより、圧縮率を改善するとともに画質品質の劣化を防止することができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のカラー画像圧縮装置において、
前記規則性有無検出手段を、前記隣接データの二次差分が全て「0」であることを検出する構成としてある。
このようにすれば、図1の第一と第二のパターンに示すように、二次差分は全て「0」である。この場合は、「カラー画像圧縮方式」により二次差分の連続数をカウントし、そのカウント数を圧縮すればよいので、圧縮率を高めることが可能となり、伝送コストまたは媒体コストを抑制するという効果がある。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1記載のカラー画像圧縮装置において、
前記規則性有無検出手段は、前記隣接データの二次差分の絶対値が全て「1」以下であることを検出する構成としてある。
このようにすれば、例えば、図1の第三のパターンに示すように、二次差分は「1,−1,1」または「−1,1,−1」(即ち、絶対値が全て「1」以下)である。この場合は、「カラー画像圧縮方式」によりコードブックに基づいて二次差分を圧縮するので、圧縮率を高めることが可能となり、伝送コストまたは媒体コストを抑制するという効果がある。
【0011】
請求項4記載の発明は、ホスト装置上に存在する画像データを、伝送路または媒体を介して他の表示装置で表示する場合に、前記画像データをホスト装置側で圧縮し、前記表示装置上で展開するようにしたカラー画像圧縮方法において、
前記画像データをR,G,Bの各プレーンに分割するステップと、
該分割した各プレーンにおける隣接データの一次差分を算出するステップと、
該算出した一次差分の隣接データの二次差分を算出するステップと、
該算出した隣接データの間に規則性があるかどうかを検出するステップと、
該検出したデータにグラデーション系のカラー画像の規則性がある場合には、前記画像データをグラデーション系のカラー画像として可逆圧縮方式で圧縮し、前記検出したデータにグラデーション系のカラー画像の規則性がない場合には、前記画像データを不可逆圧縮方式で圧縮するステップと
を有し、
前記可逆圧縮方式を、グラデーション系のカラー画像をRGBの各プレーンに分割し、各プレーンにおける要素のデータに対する一次差分を算出し、さらに、一次差分に対する二次差分を算出して、該二次差分が零でないときに、当該二次差分を用いて、各プレーンを可変長符号化し、さらに、前記二次差分が連続して零となるときに、当該零の連続数を用いて、各プレーンを可変長符号化するカラー画像圧縮方式とした方法としてある。
【0012】
このようにすれば、請求項1の場合と同様に、規則性がある場合はグラデーション系用の可逆圧縮方式(「カラー画像圧縮方式」)を採用するので、画像品質を劣化させずに、伝送コストまたは媒体コストを抑制することができる。
逆に、規則性がない場合は、圧縮率の高い不可逆圧縮方式(例えば、定評のあるJPEG方式)を採用するので、画像品質が劣化することはない。
従って、画像データの全体を見ると、画像品質を高く維持しながら、伝送コストまたは媒体コストを、低く抑制することができる。
また、グラデーション系の画像を、差分方式を応用して可変長符号化することにより、圧縮率を改善するとともに画質品質の劣化を防止することができる。
【0013】
請求項5記載の発明は、請求項4記載のカラー画像圧縮方法において、
前記規則性の有無を検出するステップは、前記隣接データの二次差分が全て「0」であることを検出する。
このようにすれば、請求項2の場合と同様に、「カラー画像圧縮方式」により二次差分の連続数をカウントし、そのカウント数を圧縮すればよいので、圧縮率を高めることが可能となり、伝送コストまたは媒体コストを抑制するという効果がある。
【0014】
請求項6記載の発明は、請求項4記載のカラー画像圧縮方法において、
前記規則性の有無を検出するステップは、前記隣接データの二次差分の絶対値が全て「1」以下であることを検出する。
このようにすれば、請求項3の場合と同様に、「カラー画像圧縮方式」によりコードブックに基づいて二次差分を圧縮するので、圧縮率を高めることが可能となり、伝送コストまたは媒体コストを抑制するという効果がある。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のカラー画像圧縮装置およびその方法を、図示の実施形態に基づいて説明する。
(1)本発明の概要説明
本実施形態の説明に先立ち、本発明の概要を説明する。
本発明は、JPEG方式などの不可逆圧縮方式と、グラデーション系に特化した可逆圧縮方式(例えば、後述の「カラー画像圧縮方式」)とを適切に選択することにより、前記問題点を解決するための、画像データのエリア(処理ブロック)毎に圧縮方式を選択する画像適用型圧縮方式である。
【0016】
グラデーション系のカラー画像は、R,G,Bの要素に分けた場合、各要素で徐々に値が増減する特徴がある。そこで、まず画像をR,G,Bの各プレーンに分割し、分割した各プレーンに着目する。
図1に示すように、分割した各プレーンにおける隣接データとの一次差分、前回の一次差分と現状処理した二次差分を求める。
グラデーションのパターンとしては、図示のように、データが一つずつ増減していく第一のパターンと、データがN(自然数)ずつ増減していく第二のパターンと、データがNとN+1が規則的に切り替わって増減していく第三のパターンがある。
一方、通常の画像の場合には、第四のパターンのように、一次差分,二次差分ともに規則性は認められない。
【0017】
本発明は、これらの特徴に着目し、以下のようなアルゴリズムで圧縮方式を選択する。
当該処理ブロックにおいて、各プレーンの当該二次差分の値が等しい場合には、二次差分の値が全て「0」なら、グラデーション系用の可逆圧縮方式(例えば、次に詳述する「カラー画像圧縮方式」)を採用する。
前記と同一条件で、当該処理ブロック内の隣接する二次差分に「1,−1,1」または「−1,1,−1」の並びがある場合(即ち、二次差分の絶対値の全てが「1」以下の場合)にも、前記グラデーション系の可逆圧縮方式を採用する。
ここに、前記二次差分が「0」である場合、および「1,−1,1」または「−1,1,−1」(即ち、二次差分の絶対値が「1」以下)の並びがある場合を、「規則性」があると称する。
前述以外の場合(「規則性」がない場合)には、不可逆圧縮方式(例えば、JPEG方式)を採用する。
【0018】
(2)「カラー画像圧縮方式」の説明
「カラー画像圧縮方式」とは、たとえば、本願出願人が先に特願2002−100553として出願したカラー画像圧縮方法を好適に用いることができる。
従来技術のグラデーション系画像の圧縮方法は、一次差分値を圧縮したり、二次差分が零でない場合に、原画像のデータそのものを圧縮したりしているため、圧縮率を改善することができないといった問題があった。
特願2002−100553号にかかる「カラー画像圧縮方式」は、前記問題を解決すべくなされたものであり、グラデーション系の画像を、差分方式を応用して可変長符号化することにより、圧縮率を改善するとともに画質品質を劣化させないカラー画像圧縮方法である。
【0019】
特願2002−100553号にかかる「カラー画像圧縮方式」の実施形態を説明する。
図4は、「カラー画像圧縮方式」の実施形態のフローチャート図、図5は、同実施形態で用いるコードブックであって、(a)はデータ圧縮のコードブック、(b)はランレングス圧縮のコードブックである。図6は、「カラー画像圧縮方式」を実施する画像圧縮装置のブロック図である。
【0020】
図4において、まず、グラデーション系のカラー画像をRGBプレーンに分割する(ステップS51)。
次に、分割したプレーンから画像のデータを取得する(ステップS52)。このデータの取得では、画像の要素のなかから任意の1バイトを取得する。
次に、取得した画像データが、最初のバイト、すなわち、1バイト目か否かの判断を行う(ステップS53)。
ここで、取得した画像データが1バイト目であるときは、この画像データに対しデータ圧縮を行う(ステップS54)。
【0021】
このデータ圧縮は、図5(a)に示すデータ圧縮のコードブックにもとづいて行われる。
同図において、データ圧縮のコードブックは、合計ビット数,識別コード,コードの長さ及びデータ値の範囲とからなっており、データ値の範囲の各区分けに対応して、合計ビット数,識別コード及びコードの長さがそれぞれ設定されている。
合計ビット数は、識別コードとデータ値の合計ビット数を示しており、圧縮するデータ値が零に近ければ近いほど小さなサイズに圧縮することができる。
また、コードの長さは、データ値を圧縮する際のデータビット数であり、識別コードは、そのコードの長さを示すデータに付加するビットデータである。
【0022】
データ値の範囲は、データ値(−255から255までの整数)に応じて、(0),(−1,1),(−3、−2,2,3),(−7〜−4,4〜7),(−15〜−8,8〜15),(−31〜−16,16〜31),(−63〜−32,32〜63),(−127〜−64,64〜127)及び(−255〜−128,128〜255)の8つに区分けされている。
データ圧縮は、1バイト目の画像データの値に応じた“データ値の範囲”の識別コードと、コードの長さ分のビット数で表示した1バイト目のデータとを組み合わせて圧縮を行う。
【0023】
たとえば、1バイト目のデータが「5」の場合、“データ値の範囲”から、識別コードは2進数で表すと「11110」となる。
また、コードの長さは「3」であるため、1バイト目のデータ「5」は2進数で表すと「101」となる。
この「11110」と「101」を組み合わせて「11110101」という形で出力する。
【0024】
次に、最後のデータかどうかを判断し(ステップS66)、データが続いているときは、上記ステップS52に戻り、次のデータを取得する。
そして、再びステップS53において、取得したデータが1バイト目か否かの判断を行う。このデータは、2バイト目であるためステップS55へ進み、2バイト目か否かの判断を行う(ステップS55)。
ここで、取得したデータは2バイト目であるため、ステップS56へ進み、1バイト目と2バイト目の一次差分を算出し、(ステップS56)、続いて、算出した一次差分値を圧縮する(ステップS57)。
なお、一次差分値の圧縮方法は、ステップS54のデータ圧縮と同様に行う。
【0025】
次に、最後のデータかどうかを判断し(ステップS66)、データが続いているときは、上記ステップS52に戻り、次のデータを取得する。
そして、3バイト目以降は、データ取得(ステップS52)後、ステップS53及びステップS55を経由して、ステップS58へ進む。
そして、前回取得したデータと今回取得したデータとの一次差分を求め(ステップS58)、続いて、前回取得した一次差分と今回取得した一次差分との二次差分を求める(ステップS59)。
【0026】
次に、ステップS59で求めた二次差分が零か否かを判断し(ステップS60)、二次差分が零のとき、ランレングスカウントを1つ加算して(ステップS61)、ステップS66へ進む。
これに対し、二次差分が零以外のとき、ランレングスカウントが零か否かを判断(ステップS62)する。
そして、ステップS62において、ランレングスカウントが零のとき、ステップS65に進み、次に、ステップS59で求めた二次差分値を圧縮し(ステップS65)、続いて、最後のデータかどうかを判断し(ステップS66)、データが続いているときは、上記ステップS52に戻り、次のデータを取得する。
なお、この二次差分値の圧縮方法は、ステップS54のデータ圧縮と同様の方法で行う。
【0027】
これに対し、ステップS62において、ランレングスカウントが零でないとき、ランレングスカウントの圧縮(ステップS63)を行う。
このランレングスカウントの圧縮は、図5(b)に示すランレングス圧縮のコードブックにもとづいて行う。
同図(b)において、ランレングス圧縮のコードブックは、合計ビット数,識別コード,コードの長さ及びデータ値の範囲とからなっており、データ値の範囲の各区分けに対応して、合計ビット数,識別コード及びコードの長さがそれぞれ設定されている。
なお、合計ビット数及びコードの長さは、上記合計ビット数及びコードの長さと同様としてある。
【0028】
データ値の範囲は、データ値(1から255までの整数)に応じて、(1),(2,3),(4〜7),(8〜15),(16〜31),(32〜63),(64〜127)及び(128〜255)の8つに区分けされている。
ランレングス圧縮は、1バイト目のランレングスカウントの値に応じた“データ値の範囲”の識別コードと、コードの長さ分のビット数で表示したランレングスカウントのデータとを組み合わせて圧縮を行う。
たとえば、ランレングスカウントが「5」の場合は、“データ値の範囲”から、認識コードは、2進数で表すと「01110」となる。
【0029】
ランレングスカウントが「5」の場合は、2進数で表すと「101」になるが、通常の値とは異なり、ランレングスカウントの値には負の値が無いため、最上位ビットには必ず1が立つことになるため、解凍側で最上位ビットの1を付加する仕様とし、最上位ビットの1を省略し、「01」と表す。
したがって、コードの長さは、「2」としてあり、1ビット分データを削減してある。
この「01110」と「01」を組み合わせて「0111001」という形で出力する。
【0030】
次に、ランレングスカウントを零に初期化(ステップS64)し、ステップ65に進み、ステップS59で求めた二次差分値を圧縮し(ステップS65)、続いて、最後のデータか否かを判断し(ステップS66)、データが続いているときは、上記ステップS52に戻り、次のデータを取得する。
ステップS66において、最後のデータか否かをチェックし、最後のデータになるまでステップS52に戻り、上記処理を繰り返す。
そして、最後のデータとなったとき、ステップS67に進み、ステップS62と同様にラングレンスカウントが零か否かを判断し(ステップS67)、ラングレンスカウントが零のとき、処理を終了する。
【0031】
これに対し、ステップS67において、ラングレンスカウントが零でないとき、ステップS63と同様にラングレンスカウントの圧縮を行い(ステップS68)、続いて、ステップS64と同様にラングレンスカウントを零に初期化し(ステップS69)、処理を終了する。
【0032】
次に、上記カラー画像圧縮方法を行う、画像圧縮装置について、図6を参照して説明する。
同図において、画像圧縮装置100は、対象画像を入力するための入力装置110と、入力画像,出力圧縮データを記憶しておく記憶装置140と、プログラム制御により動作するデータ処理装置130とを備えている。
記憶装置140は、入力画像データバッファ領域141と出力データバッファ領域142とを備えており、入力及び出力データを一時的に記憶する。
また、データ処理装置130は、差分手段131と、ラングレンス加算手段132と、データ圧縮手段133とを備えており、入力された画像の圧縮処理を行い出力装置120に出力する。
【0033】
以上説明したように、本実施形態のカラー画像圧縮方法によれば、グラデーション系のカラー画像の特徴、すなわち、画像のデータの二次差分値が、ほぼ必ず零、1、−1であることを利用して、二次差分値として零が連続するとき、零の連続数自体をカウントしそのカウント数を圧縮しているので、圧縮率を大幅に向上させることができる。
また、零の連続数をラングレンスカウントにより圧縮しているので、零が多く連続するほど圧縮効率を向上させることができる。
【0034】
また、画像の二次差分値が零以外の場合であっても、二次差分値を圧縮し原画像のデータを圧縮しないので、ほぼ必ず1又は−1を圧縮すればすむ。つまり、圧縮する値が零に近いほど合計ビット数を低減することができ、画像の圧縮効率を改善することができる。
たとえば、図1に示す第三のパターンを圧縮するには、一次差分を圧縮すると74ビット必要なのに対し、二次差分を圧縮すると42ビットあればよいことから、圧縮率を大幅に改善することができる。
【0035】
また、各プレーンから最初に取得するデータを、データ値の範囲に区分けしたデータ圧縮のコードブックにもとづいて圧縮する方法としてあり、このようにすることにより、複雑な処理を行わなくても、データを容易に圧縮することができる。
さらに、上記コードブックにもとづいて、二次差分を圧縮する方法としてあり、このようにすることにより、グラデーション系のカラー画像の二次差分、すなわち、零,−1,1を容易にかつ効率良く圧縮することができる。
また、画像の二次差分が零でない場合であっても、二次差分値を圧縮し、この二次差分値から原画像のデータを再現するとよく、このようにすることにより、各プレーンを可逆的に可変長符号化することができ、画像品質が低下してしまうといった不具合を回避することができる。
【0036】
なお、この「カラー画像圧縮方式」は、グラデーション系のカラー画像に限定するものではなく、画像のデータが連続的に増減する画像、すなわち、二次差分が零に近い値となる画像であれば、上述したような圧縮効果を得ることができることは勿論である。
【0037】
以上説明したように、この「カラー画像圧縮方式」によれば、グラデーション画像において、二次差分の値を直接圧縮することにより、圧縮の合計ビット数を減らすことができ、画像の圧縮効率を大幅に改善することができる。
また、可逆的に再生できるように画像を圧縮することもできるので、圧縮による画像の劣化が無く、画像品質の低下を防止することもできる。
【0038】
(3)本発明の実施形態
図2は、本実施形態のカラー画像圧縮装置のブロック図である。
図2に示すように、カラー画像圧縮装置KAは、処理対象の画像データを入力する入力装置10と、前記画像データの各種処理を行うプログラム制御のデータ処理装置20と、各種データを記憶する記憶装置30と、圧縮データを展開して出力する出力装置40と、を備えている。
【0039】
データ処理装置20は、RGBプレーン分割手段21と、一次差分算出手段22と、二次差分算出手段23と、規則性有無検出手段24と、圧縮方式選択手段25と、不可逆圧縮手段26と、可逆圧縮手段27とを備える。
RGBプレーン分割手段21は、処理対象の画像データをR,G,Bの各プレーンに分割する。
一次差分算出手段22は、RGBプレーン分割手段21が分割した各プレーンにおける隣接データの一次差分を算出する(図1参照)。
二次差分算出手段23は、一次差分算出手段22が算出した一次差分の隣接データの二次差分を算出する。
【0040】
規則性有無検出手段24は、二次差分算出手段23が算出した隣接データの間におけるグラデーション系のカラー画像の規則性の有無を検出する。
圧縮方式選択手段25は、図1に示すように、規則性有無検出手段24が検出したデータにグラデーション系のカラー画像の規則性がある場合(例えば、二次差分が全て「0」の場合)には、前記画像データを可逆圧縮方式で圧縮し、前記検出したデータにグラデーション系のカラー画像の規則性がない場合には、前記画像データを不可逆圧縮方式で圧縮することを選択する。
不可逆圧縮手段26としては、圧縮率が高く(数十分の一)、また、圧縮率を任意に調整できるJPEG方式を用いる。
可逆圧縮手段27としては、前記「カラー画像圧縮方式」を用いる。
【0041】
即ち、前記圧縮方式選択手段25は、二次差分の検出データに「グラデーション系のカラー画像の規則性がある」場合は、グラデーション系に特化した圧縮率の高い可逆圧縮方式(「カラー画像圧縮方式」)を採用し、伝送コストまたは媒体コストを抑える。逆に、二次差分の検出データに「グラデーション系のカラー画像の規則性がない」場合は、圧縮率の高い不可逆圧縮方式(例えば、JPEG方式)を採用する。
このようにすれば、グラデーション系のカラー画像の規則性のあるデータと規則性のないデータの双方を含む画像データ(グラデーション系のデータ)の全体を見ると、圧縮率を高くしても画像品質を高く維持できるので、伝送コストまたは媒体コストを低く抑制することが可能となる。
【0042】
記憶装置30は、入力画像データを記憶する入力画像データバッファ領域31と、出力圧縮データを記憶しておく出力圧縮データバッファ領域32と、圧縮判定処理(後述)で使用する圧縮方式判定処理用ワーク領域33とを備える。
出力装置40は、データ処理装置20で圧縮され、伝送されてきたデータを復号展開する圧縮データ展開手段41を備えており、展開したデータを画面(表示装置)などに表示する。
【0043】
次に本実施形態の動作を、図3に示すフローチャート図を参照しつつ説明する。
ここでは、R,G,Bの各データがそれぞれ1バイト(8ビット)からなる24ビットカラー画像の処理を例に説明する。
あらかじめR,G,Bの各プレーンに分割した後、図3に示すフローチャート図に従った処理を行う。
【0044】
図3において、count, seq_c等の用語は、それぞれ以下の意味を持つ。
count:各プレーン共通で処理対象のデータのバイト位置を示すカウンタ
seq_c:第三のパターンの検出用カウンタ
R[x],G[x],B[x] :各プレーンのx番目のデータ
Diff1_R[x],Diff1_G,[x],Diff1_B[x] :x番目の一次差分データの保持配列
Diff2_R[x],Diff2_G,[x],Diff2_B[x] :x番目の二次差分データの保持配列
これらのデータは、記憶装置30の圧縮方式判定処理用ワーク33に確保される。
【0045】
以下、図3に示すフローチャート図の処理順に説明する。
ステップS1:カウンタ(count,seq_c)を初期化する。
ステップS2:各プレーンの1バイト目と0バイト目のデータの一次差分を求め、Diff1_R[1],Diff1_G[1],Diff1_B[1]に保持し、countを1インクリメントする。
ステップS3:各プレーンのcount+1バイト目とcountバイト目の一次差分を求め、Diff1_R[count],Diff1_G[count],Diff1_B[count]に保持する。
ステップS4:各プレーンでcount番目とcount-1番目の2つの一次差分データから二次差分を求め、二次差分データ保持配列に保持する。
【0046】
ステップS5:もし、各プレーンの二次差分が等しいならば(例えば、R,G,Bの二次差分が、全て「0」であれば)、ステップS6に進む。そうでなければ、ステップS12に進みカウンタseq_cを初期化する。
ステップS6:もし、二次差分の絶対値が1より小さいならば、ステップS7に進む。そうでなければ、ステップS12に進む。
ステップS7:もし、二次差分が「0」ならば、グラデーション系と判別し終了する(ステップS20)。即ち、グラデーション系に特化した可逆圧縮を行って圧縮率を高め(例えば、「カラー画像圧縮方式」を用いる)、伝送コストまたは媒体コストを抑制する。そうでなければ、ステップS8に進む。
【0047】
ステップS8:もし、第三のパターン検出用カウンタseq_cが0ならば、ステップS10に進み該カウンタseq_cを1インクリメントする。そうでなければステップS9に進む。
ステップS9:一つ前の二次差分値との合計が0ならば(例えば、二次差分「1」+「−1」=0)、第三のパターンの検出処理を継続するためにステップS10に進む。そうでなければ、ステップS12に進む。
ステップS10:第三のパターン検出用カウンタseq_cを1インクリメントし、ステップS11に進む。
ステップS11:もし、第三のパターン検出用カウンタseq_cが2以上なら、第三のパターンを検出したものとして終了する(ステップS20)。そうでなければ、ステップS13に進む。
【0048】
ステップS12:パターン検出用カウンタseq_cをリセットする。(0に初期化)
ステップS13:バイト位置カウンタcountを1インクリメントする。
ステップS14:もしバイト位置カウンタcountが処理ブロック長(この場合は24ビット)を超えた場合は、第四のパターンと判断し、終了する(ステップS21)。そうでなければ、処理継続のためステップS3に進む。
【0049】
ステップS21:グラデーションパターンを検出して終了する。可逆圧縮処理(例えば、「カラー画像圧縮方式」)へ進む。
ステップS21:グラデーションパターンを検出せず終了する。不可逆圧縮処理(例えば、JPEG方式)へ進む。
以上のようにして、二次差分のグラデーション系のカラー画像としての規則性の有無に基づいて圧縮方式を選択した後、可逆圧縮方式または不可逆圧縮方式を実施することで、適切な品質を確保した圧縮処理が可能となる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、不可逆圧縮と可逆圧縮を適切に選択することにより、伝送コストまたは媒体コストを抑制しつつ、展開時の品質を確保したカラー画像圧縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】グラデーション系のカラー画像の各要素におけるデータが、四つの増減パターンを持つことを示す図である。
【図2】本発明の実施形態を適用するカラー画像圧縮装置のブロック図である。
【図3】本発明のカラー画像圧縮装置の処理を説明するフローチャート図である。
【図4】「カラー画像圧縮方式」のカラー画像圧縮方法を説明するフローチャート図である。
【図5】「カラー画像圧縮方式」の実施形態で用いるコードブックであって、(a)はデータ圧縮のコードブック、(b)はランレングス圧縮のコードブックである。
【図6】「カラー画像圧縮方式」のカラー画像圧縮方法を実施する画像圧縮装置のブロック図である。
【符号の説明】
KA カラー画像圧縮装置
10 入力装置
20 データ処理装置
21 RGBプレーン分割手段
22 一次差分算出手段
23 二次差分算出手段
24 規則性有無検出手段
25 圧縮方式選択手段
26 不可逆圧縮手段
27 可逆圧縮手段
30 記憶装置
31 入力画像データバッファ領域
32 出力圧縮データバッファ領域
33 圧縮方式判定処理ワーク
40 出力装置
41 圧縮データ展開手段
100 「カラー画像圧縮方式」を実施する画像圧縮装置
110 入力装置
120 出力装置
130 データ処理装置
131 差分手段
132 ランレングス加算手段
133 データ圧縮手段
140 記憶装置
141 入力圧縮データバッファ領域
142 出力圧縮データバッファ領域

Claims (6)

  1. ホスト装置上に存在する画像データを、伝送路または媒体を介して他の表示装置で表示する場合に、前記画像データをホスト装置側で圧縮し、前記表示装置上で展開するようにしたカラー画像圧縮装置において、
    前記画像データをR,G,Bの各プレーンに分割するRGBプレーン分割手段と、
    該RGBプレーン分割手段が分割した各プレーンにおける隣接データの一次差分を算出する一次差分算出手段と、
    該一次差分算出手段が算出した一次差分の隣接データの二次差分を算出する二次差分算出手段と、
    該二次差分算出手段が算出した隣接データの間に規則性があるかどうかを検出する規則性有無検出手段と、
    該規則性有無検出手段が検出したデータにグラデーション系のカラー画像の規則性がある場合には、前記画像データをグラデーション系のカラー画像として可逆圧縮方式で圧縮し、前記検出したデータにグラデーション系のカラー画像の規則性がない場合には、前記画像データを不可逆圧縮方式で圧縮することを選択する圧縮方式選択手段と
    を備え、
    前記可逆圧縮方式を、グラデーション系のカラー画像をRGBの各プレーンに分割し、各プレーンにおける要素のデータに対する一次差分を算出し、さらに、一次差分に対する二次差分を算出して、該二次差分が零でないときに、当該二次差分を用いて、各プレーンを可変長符号化し、さらに、前記二次差分が連続して零となるときに、当該零の連続数を用いて、各プレーンを可変長符号化するカラー画像圧縮方式としたことを特徴とするカラー画像圧縮装置。
  2. 請求項1記載のカラー画像圧縮装置において、
    前記規則性有無検出手段は、前記隣接データの二次差分が全て「0」であることを検出する手段であることを特徴とするカラー画像圧縮装置。
  3. 請求項1記載のカラー画像圧縮装置において、
    前記規則性有無検出手段は、前記隣接データの二次差分の絶対値が全て絶対値「1」以下であることを検出する手段であることを特徴とするカラー画像圧縮装置。
  4. ホスト装置上に存在する画像データを、伝送路または媒体を介して他の表示装置で表示する場合に、前記画像データをホスト装置側で圧縮し、前記表示装置上で展開するようにしたカラー画像圧縮方法において、
    前記画像データをR,G,Bの各プレーンに分割するステップと、
    該分割した各プレーンにおける隣接データの一次差分を算出するステップと、
    該算出した一次差分の隣接データの二次差分を算出するステップと、
    該算出した隣接データの間に規則性があるかどうかを検出するステップと、
    該検出したデータにグラデーション系のカラー画像の規則性がある場合には、前記画像データをグラデーション系のカラー画像として可逆圧縮方式で圧縮し、前記検出したデータにグラデーション系のカラー画像の規則性がない場合には、前記画像データを不可逆圧縮方式で圧縮するステップと
    を有し、
    前記可逆圧縮方式を、グラデーション系のカラー画像をRGBの各プレーンに分割し、各プレーンにおける要素のデータに対する一次差分を算出し、さらに、一次差分に対する二次差分を算出して、該二次差分が零でないときに、当該二次差分を用いて、各プレーンを可変長符号化し、さらに、前記二次差分が連続して零となるときに、当該零の連続数を用いて、各プレーンを可変長符号化するカラー画像圧縮方式としたことを特徴とするカラー画像圧縮方法。
  5. 請求項4記載のカラー画像圧縮方法において、
    前記規則性の有無を検出するステップは、前記隣接データの二次差分が全て「0」であることを検出するステップであることを特徴とするカラー画像圧縮方法。
  6. 請求項4記載のカラー画像圧縮方法において、
    前記規則性の有無を検出するステップは、前記隣接データの二次差分の絶対値が全て「1」以下であることを検出するステップであることを特徴とするカラー画像圧縮方法。
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