JP3792282B2 - 車両用始動兼発電装置 - Google Patents

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    • H01R39/38Brush holders

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車および自動四輪車等の車両に搭載されるエンジン始動装置および発電装置を一体に組み合わせた始動兼発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用始動兼発電装置としては同じ出願人が先に提案した例(実開平3−91064号公報)がある。
同例に係る装置は、同一電機子のステータコアに始動コイルと発電コイルを巻回した始動兼発電装置であるが、回転外磁型ロータでありステータコアの外側を界磁極が回転しており、ステータコアの径内方にブラシと整流子からなる電流転換器およびブラシを移動させる電磁コイルが配設される構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ステータコアの径内方に電流転換器および電磁コイルが配設されるため、ステータコア自体の径が大きくなり、さらにその外側を回転するロータも大径化するため、ロータの回転慣性が大きくなり内燃機関の性能に対し負荷となってしまう不具合があるとともに装置自体が大型化し重くなる。
電磁コイルやブラシをステータコア内方に配設すると、電磁コイルやブラシを高温状態におくことになる。
【0004】
本発明はかかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処はロータの慣性が小さくブラシの耐久性に優れた小型軽量の車両用始動兼発電装置を供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】
上記目的を達成するために、本発明は、内燃機関のクランクケースの側方に設けられ始動コイルと発電コイルとを同一電機子のステータコアに巻回した車両用の始動兼発電装置において、該内燃機関のクランクシャフトに嵌着された回転内磁型ロータを前記ステータコアの径内方に配設し、前記回転内磁型ロータと軸方向の相対的な移動を許して一体に回転するブラシホルダーを同回転内磁型ロータの側方のうち前記始動コイルと発電コイルのいずれの端面より外側のクランクケースの外方側でクランクシャフトの端部より外方に設け、前記ブラシホルダーの外側表面に複数のブラシを突設し、前記ブラシホルダーの外側表面と対向して設けられた固定整流子ホルダーの内側表面に複数の整流子を所定位置に配設し、付勢手段が前記固定整流子ホルダーに対し前記ブラシホルダーを離れる方向に付勢し、前記ブラシホルダーの中心部に回転自在に連結されたワイヤーが前記固定整流子ホルダーを貫通して外側に延び、その端部がスタータレバーに連結され、スタータレバーの手動操作により前記ワイヤーが引かれることにより前記付勢手段の付勢力に抗して前記ブラシホルダーを軸方向に移動して前記ブラシを前記整流子に接触させ前記始動コイルへの電力供給がなされる車両用始動兼発電装置とした。
【0006】
ステータコアの径内方に回転内磁型ロータを配設したので、ロータの回転慣性は小さく内燃機関の性能に対し負荷となるようなことはなく、かつ装置全体を小型軽量化することができる。
またブラシおよび整流子を回転内磁型ロータの側方に設けたので、走行中発熱するロータとステータの外にあってブラシの性能に影響を与えない。
【0007】
付勢手段が前記固定整流子ホルダーに対し前記ブラシホルダーを離れる方向に付勢し、前記ブラシホルダーに連結されたワイヤーを引くことにより付勢手段の付勢力に抗してブラシホルダーを移動してブラシを整流子に接触させることで、ブラシと整流子の接離駆動機構を簡素化し装置をより小型軽量化することができる。
【0008】
スタータレバーの手動操作により前記ワイヤーが引かれることで、電磁コイル等を不要とし構造を簡素化しコストの低減を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図1ないし図14に図示した本発明の一実施の形態について説明する。
本実施の形態に係る車両用始動兼発電装置1の側断面図を状態別に図1および図2に図示する。
該車両用始動兼発電装置1は小型自動二輪車に適用されたもので、その内燃機関のクランクケース2の側方に設けられ、クランクシャフト3に車両用始動兼発電装置1のロータ部が直結されている。
【0010】
本車両用始動兼発電装置1はインナーロータ(回転内磁型ロータ)10を採用しており、クランクシャフト3にインナーロータ10が嵌着され一体に回転する。
インナーロータ10を図3ないし図5に図示する。
ロータボス11は、概ね円柱状をなして中心をクランクシャフト3が貫通するテーパした嵌入孔11aが穿設され、その端部に内径が拡大した拡径部11bが形成されている。
【0011】
ロータボス11の外周面には軸方向に指向した断面円弧状の溝が周方向に亘って等ピッチで6か所形成され、その一端にはフランジ11cが突出しており、この6か所の溝にそれぞれ断面が円弧状をしたマグネット12が嵌合されている。
そして有底円筒状をし底部中央に円孔を有したロータカバー13が同心円に配列された6個のマグネット12の外側にフランジ11cのない側から嵌合されるようにして被せられている。
ロータボス11のフランジ11c側には円筒部11dが延出形成されている。
同円筒部11dには一部切欠き11eが設けられている。
【0012】
かかるインナーロータ10は、そのロータボス11の嵌入孔11aにクランクシャフト3の側端の円錐部を嵌入し貫通して拡径部11bに突出した先端ネジ部にナット4が螺合緊締されてクランクシャフト3に一体に固着される。
【0013】
このようにクランクシャフト3に固着されたインナーロータ10の外周にアウターステータ20が組み合わされる。
アウターステータ20を図6および図7に図示する。
アウターステータ20のステータコア21は、薄鋼板を積層してなり外周縁の円環状部分21aから中心方向に向かって複数のヨーク21bが延出しており、このヨーク21bに発電コイル22と始動コイル23とが巻回されている。
【0014】
発電コイル22は各ヨーク21bの先端近傍すなわち内周側に巻き付けられ、始動コイル23はヨーク21bの発電コイル22より外周に基端まで巻き付けられている。
ステータコア21の円環状部分21aにはアウターステータ20をクランクケース2に固定するためのボルト孔21cが穿設されている。
【0015】
一方で前記インナーロータ10のロータボス11に設けられた円筒部11dにブラシホルダー30がその延出した円筒部30aによって外側から摺動自在に嵌合し支持されている。
ブラシホルダー30は図8ないし図10に図示するように円筒部30aの内周面の一部が中心方向に延出して突起30bを形成しており、同突起30bがロータボス11側の円筒部11dの切欠き11eに嵌まり、ブラシホルダー30はロータボス11に対して軸方向の相対的な摺動は可能であるが周方向には一体に回転する。
【0016】
この円筒部30aは円盤状をしたブラシホルダー30の内側表面から延出しており、外側表面には中心から放射状に6条の突条30cが等間隔に形成されていて、各突条30cには半径方向に並んで3個の矩形穴30dが所定位置に形成されている。
これら複数の矩形穴30dのうち所定の矩形穴30dに角柱状のブラシ31がスプリング32を介装して嵌入される。
【0017】
ブラシ31は、中に介装されたスプリング32により外側に付勢されて先端を矩形穴30dから外に突出させているが、その嵌入基端側にストッパー33が嵌着されていて矩形穴30dから抜けないようになっている。
【0018】
各突条30cの内側,中間,外側に位置する3個の矩形穴30dのうち内側と中間の矩形穴30dにブラシ31が嵌入された突条30cと内側と外側の矩形穴30dにブラシ31が嵌入された突条30cとが交互に構成され、各突条30cに配設された2個のブラシ31は互いに連結部材34によって連結されて導通状態にある。
このように突条30c毎に2個ずつブラシ31を突出させたブラシホルダー30の外側表面に対向して整流子ホルダー40がカバーを兼ねて設けられる。
【0019】
整流子ホルダー40は図11ないし図13に図示するように概ね円板の中央が円環状のフランジ部40aを残して略円形に膨出した形状をなし、膨出した円形底壁40cは対称位置にある一対の連結段部40bによりフランジ部40aと連結されており、連結段部40bの側方は他方の連結段部40bとの間で空隙40dを形成している。
円形底壁40cの中央には円孔40eを有するとともに前記空隙40dを有する対称な部分が互いに離れる方向に延出してコネクター端子部40fを形成し、前記フランジ部40aにはボルト孔40gが穿設されている。
【0020】
かかる整流子ホルダー40の円形底壁40cの内面には図12に図示するように銅板からなる電流転換回路が配設されている。
第1の導電路41,第2の導電路42および整流子片43が中心側から外側に順に同心の円環状に配設され、第1の導電路41と第2の導電路42はそれぞれ連続した1個の円環状をなし、整流子片43は周方向に亘って18個に分割されている。
【0021】
各整流子片43は銅板で一体に形成された接続線部44を介してやはり一体形成された端子片45に接続されており、端子片45は前記コネクター端子部40fに配列される。
以上の同心円上に配設された第1の導電路41,第2の導電路42,整流子片43の各半径は、前記ブラシホルダー30の外側表面におけるやはり同心円上の内側,中間,外側に配置されたブラシ31の中心からの半径に等しい。
【0022】
以上のような整流子ホルダー40は前記アウターステータ20を介装してクランクケース2に固定される。
すなわち図1および図2に図示するようにクランクケース2におけるクランクシャフト3の端部が臨む開口の縁部にアウターステータ20を間に挟んで外側から整流子ホルダー40をあてがい、その際中央のインナーロータ10に摺動自在に支持されたブラシホルダー30との間にスプリング50を介入しておき、フランジ部40aに設けられたボルト孔40fおよびアウターステータ20のボルト孔21cを貫通してボルト51がクランクケース2に螺合し整流子ホルダー40をアウターステータ20とともに共締めする。
【0023】
ブラシホルダー30に支持されたブラシ31は整流子ホルダー40に配設された第1の導電路41,第2の導電路42,整流子片43に相対向する。
すなわち同心円内側のブラシ31は第1の導電路41に対向し、中間のブラシ31は第2の導電路42に対向し、外側のブラシ31は18個の整流子片43のいずれかに対向し、ブラシホルダー30の軸方向の移動により互いに接離可能である。
【0024】
そしてブラシホルダー30の内側表面の中心部にスラストニードルベアリング52が嵌合されて、同スラストニードルベアリング52にワイヤー53の端部53aが結着され、ワイヤー53は同結着部より外側に延出して整流子ホルダー40の円孔40eを貫通して外部に延びており、その端部はスタータレバー60に連結されている。
またアウターステータ20の始動コイル23から延出したコード61の接続端子が配列支持されたコネクター62を整流子ホルダー40のコネクター端子部40fに接続する。
【0025】
本車両用始動兼発電装置1は以上のような構造をしており、通常始動時以外は図1に図示するようにスプリング50の付勢力によりブラシホルダー30は内側に移動して、ブラシホルダー30の外側表面に突出しているブラシ31は整流子ホルダー40の内側表面に配設された第1の導電路41,第2の導電路42,整流子片43から離れており、車両用始動兼発電装置1は発電機として働き、インナーロータ10の回転によりアウターステータ20の発電コイル22に電力を生じ充電に供する。
【0026】
一方始動時にはスタータレバー60が操作されワイヤー53が引かれると、図2に図示するようにスプリング50に抗してブラシホルダー30が外側に移動されブラシ31がそれぞれ第1の導電路41,第2の導電路42,整流子片43に接触し、かつ各ブラシ31を外方向に付勢するスプリング32により適当な圧力で押圧される。
この各ブラシ31の第1の導電路41,第2の導電路42,整流子片43への接触によりアウターステータ20の所要の始動コイル23に電力が供給されインナーロータ10をクランクシャフト3とともに回転させて電動機として作用させ内燃機関の始動に供する。
【0027】
図14に始動機構における回路を図示する。
ステータコア21のヨーク21bに重ね巻きされた始動コイル23の所定箇所から延出されたコード61がコネクター62とコネクター端子部40fとの結合により端子片45に接続され接続線部44を介して各整流子片43にそれぞれ導通している。
第1の導電路41はスタータマグネチックスイッチ65の一方の端子に接続され、第2の導電路42はバッテリー66のマイナス端子に接続される。
ブラシ31はいずれかの整流子片43と第1の導電路41または第2の導電路42とを導通し、ブラシホルダー30の回転により同心円上に配列された整流子片43に順次接触して電流の流れを転換していく。
【0028】
バッテリー66のプラス端子は前記スタータマグネチックスイッチ65の他方の端子に接続されるとともにスタータマグネチックスイッチ65の電磁コイル65aの一端に接続されている。
電磁コイル65aの他端は常閉型の始動切りスイッチ67を介して前記スタータレバー60の始動スイッチ68に接続されている。
始動切りスイッチ67は内燃機関70のエンジン回転数検出手段71が検出するエンジン回転数によって制御され、所定のエンジン回転数を越えた時始動切りスイッチ67はオフされるようになっている。
【0029】
以上のような配線回路の下でスタータレバー60が操作されると、前記したようにワイヤー53を介してブラシホルダー30が移動してブラシ31を第1の導電路41,第2の導電路42,整流子片43に接触させるとともに、始動スイッチ68がオンしスタータマグネチックスイッチ65の電磁コイル65aを励磁し同スタータマグネチックスイッチ65をオンするので、バッテリー66から電流が第1の導電路41,ブラシ31,所要の整流子片43,始動コイル23と流れ、始動コイル23から所要の別の整流子片43,第2の導電路42と流れ、よってインナーロータ10に回転トルクを生じクランクシャフト3を回転させる。
【0030】
クランクシャフト3の強制回転で内燃機関70が始動し所定エンジン回転数に達すると、エンジン回転数検出手段71がこれを検出して始動切りスイッチ67をオフしてスタータマグネチックスイッチ65の電磁コイル65aを消磁しスタータマグネチックスイッチ65をオフし始動コイル23への電流供給を停止し始動作業を終える。
内燃機関70が起動された後は発電コイル22により発電されバッテリー66への充電がなされる。
【0031】
本車両用始動兼発電装置1は以上のように作動する。
回転内磁型ロータを採用し、ステータコア21の径内方にインナーロータ10を配設する構造としたので、インナーロータ10の外径は小さくよって回転慣性が小さいため内燃機関の駆動に対し負荷となるようなことはなく内燃機関の性能を低下させることはない。
【0032】
またブラシホルダー30および整流子ホルダー40をインナーロータ10およびアウターステータ20の側方に配設したので、インナーロータ10は益々径が小さく、したがってステータコア21も径を小さくでき、車両用始動兼発電装置1自体を小型軽量にすることができる。
【0033】
ブラシ31および整流子片43がインナーロータ10やアウターステータ20の側方に配設されているので、車両用始動兼発電装置1を発電機として使用している走行中の発熱の影響をブラシ31および整流子片43が直接受けずブラシの耐久性を向上させることができる。
【0034】
スタータレバー60の手動操作でワイヤーを引いてブラシホルダー30を移動させているので、ソレノイド等駆動源を装置1内に必要とせず車両用始動兼発電装置1内の構造が簡素化されており、かつ小型軽量化が益々推進されるとともにコストの低減を図ることができる。
【0035】
次に別の実施の形態について図15ないし図31に基づき説明する。
本実施の形態に係る車両用始動兼発電装置80の側断面図を状態別に図15および図16に図示する。
車両用始動兼発電装置80はクランクケース82の側方に設けられ、インナーロータ90は、そのロータボス91がクランクシャフト83の端部に嵌合しナット84で緊締されて、クランクシャフト83と一体に回転する。
【0036】
インナーロータ90を図17ないし図19に図示する。
クランクシャフト83の端部に嵌着されるロータボス91には、前記実施の形態と同様にその外周に6か所マグネット92が嵌合され、ロータカバー93が被せられている。
ロータボス91の一側面には円筒部91dが突出形成され、同円筒部91dには所定箇所にピン91eが突設されている。
【0037】
このロータボス91の円筒部91dの外周囲に偏平円筒状のガバナーアウター94が内側開口縁をロータボス91にリベット95により固着されている。
同ガバナーアウター94は、内周面に軸方向に指向した浅い溝条94aが6条周方向に等間隔に形成されていて、同6条の溝条94aにそれぞれ対応して外側開口縁には中心軸側に屈曲して延出した爪部94bが形成されている。
【0038】
一方上記ロータボス91の円筒部91dには、略有底円筒状をしたガバナーインナー96が外側から軸方向の摺動を許し回転は一体に嵌合する。
同ガバナーインナー96は、図20ないし図22に図示するように、円底部96aを囲む円筒部96bの外周に等間隔に6か所外側に開口したポケット96cが膨出形成されており、同ポケット96cの底壁96dは、斜めにテーパしている。
【0039】
また円筒部96bの外周には、対称位置にネジ孔96eが形成されたボス部96fが突出形成されて、円底部96aに接してブラシホルダー100 がネジ97によって貫通されネジ孔96eに螺合して一体に固着される。
該ガバナーインナー96の外周6か所のポケット96cにそれぞれ金属ボール98が収容されて、円筒部96bがロータボス91の円筒部91dに外側から摺動自在に嵌合すると同時に、ポケット96cが前記ガバナーアウター94の内側にボール98とともに嵌装され、図15および図16に示すようにガバナーアウター94の屈曲した爪部94bは、ポケット96cの開口を幾らか覆ってボール98をポケット96cの底壁96dとの間に位置させている。
【0040】
なおガバナーインナー96の円筒部91dの一部には切欠き91gを有して、前記のロータボス91の円筒部91dに突設されたピン91eが嵌合し、ロータボス91に対してガバナーインナー96が相対的な回転を禁止され軸方向の摺動だけを許されている。
【0041】
ロータボス91の円筒部91dの内側底部とガバナーインナー96の円底部96aとの間にはスプリング99が介装されて、ロータボス91に対してガバナーインナー96をブラシホルダー100 とともに外側に付勢しており、したがってボール98は、ガバナーアウター94の斜めに屈曲した爪部94bとポケット96cのテーパした底壁96dとに挟持される。
なおガバナーアウター94の内周面とガバナーインナー96の円筒部96bの外周面との間は、ボール98が半径方向にある程度移動可能なように余裕を持たせている。
【0042】
したがって図15に示す状態にあるガバナーインナー96は、インナーロータ90の回転速度が増すと、ボール98が遠心力により遠心方向に移動しようとしてガバナーアウター94の斜めに屈曲した爪部94bに案内されてガバナーインナー96のポケット96cのテーパした底壁96dを押して図16に示すようにガバナーインナー96をブラシホルダー100 とともにスプリング99に抗して軸方向内側に摺動させる。
【0043】
次にブラシホルダー100 は、図23ないし図25に示すように円底部100aを偏平円筒部100bが囲む外形状をなし、円筒部100b内は同心円状に概ね大径凹部101a,中径凹部101b,小径凹部101cが内壁100cによって仕切られて形成されている。
また小径凹部101cの外周面と内周面に沿ってそれぞれ略一周に近い円環状の大径間隙102aと小径間隙102bとが円底部100aに穿設されている。
また大径凹部101aの所定対称位置に前記ガバナーインナー96と結合するネジ97が貫通する円孔103 が一対形成されている。
【0044】
該ブラシホルダー100 の円環状の大径間隙102aには、図26に示すように一部欠損して円環状に形成された−側ターミナルプレート105 が円底部100a側から嵌入され、同様に小径間隙102bには、図27に示すように略同形で径を小さくした+側ターミナルプレート106 が嵌入される。
各ターミナルプレート105 ,106 は、それぞれ所定の3か所に突起105a,106aが形成されていて、円底部100aに対し反対側に向けている。
【0045】
大径凹部101aの所定箇所に配設された1個の−側ブラシ110aから延出した無酸素銅からなる導線111aが、前記−側ターミナルプレート105 の1つの突起105aに接続され、中径凹部101bの所定3か所に配設された3個の−側ブラシ110b,110c,110dのうち隣合う2個の−側ブラシ110b,110cは互いに導線111bにより接続され、そのうち1個の−側ブラシ110cからさらに延出した導線111cおよび残りの1個の−側ブラシ110dから延出した導線111dが−側ターミナルプレート105 の他の2つの突起105a,105aに接続される。
【0046】
したがって大径凹部101aに配設される1個の−側ブラシ110aと中径凹部101bに配設される3個の−側ブラシ110b,110c,110dとは、−側ターミナルプレート105 を介して導通状態にある。
【0047】
また小径凹部101cの所定箇所に配設された1個の+側ブラシ112aから延出した導線113aが、前記+側ターミナルプレート106 の1つの突起106aに接続され、中径凹部101bの所定3か所に配設された3個の+側ブラシ112b,112c,112dのうち隣合う2個の+側ブラシ112b,112cは互いに導線113bにより接続され、そのうち1個の+側ブラシ112cからさらに延出した導線113cおよび残りの1個の+側ブラシ112dから延出した導線113dが+側ターミナルプレート106 の他の2つの突起106a,106aに接続される。
【0048】
したがって小径凹部101cに配設される1個の+側ブラシ112aと中径凹部101bに配設される3個の+側ブラシ112b,112c,112dとは、+側ターミナルプレート106 を介して導通状態にある。
なお各ブラシは、前記実施の形態と同様に凹部に介装されたスプリング115 により外側に付勢され、ストッパー116 により凹部から抜けないようになっている。
【0049】
上記ブラシホルダー100 に対応する整流子ホルダー120 は、図28ないし図30に図示するように、円板部120aの周囲をブラシホルダー100 より径の大きい円筒部120bが周設されており、円板部120aのブラシホルダー100 側表面にはブラシホルダー100 の大径凹部101a,小径凹部101cにそれぞれ対向して円環状をなす大径導電路121 ,小径導電路123 が配設され、中径凹部101bに対向しては18等分に分割された整流子片122 が円環状に配列されている。
【0050】
大径導電路121 と小径導電路123 とは、それぞれ一部端子片121a,123aが延出して円板部120aを貫通して外側表面に突出しており、18個の整流子片122 はそれぞれ端子片122aが円板部120aを貫通して外側表面に突出している。
【0051】
インナーロータ90の外周に配設されるアウターステータ130 の基本構造は、前記実施の形態のアウターステータ20と変わりなく、ステータコア131 のヨーク131aに発電コイル132 と始動コイル133 が巻回されている。
そしてこのアウターステータ130 のステータコア131 の内周部が軸方向に延出して形成された円筒部135 が前記ガバナーアウター94およびブラシホルダー100 の一部を覆うとともに整流子ホルダー120 の円筒部120bに連結して支持している(図15および図16参照)。
【0052】
図31に同実施の形態の始動機構における回路を図示する。
ステータコア131 のヨーク131aに重ね巻きされた始動コイル133 は、所定箇所から延出したコード134 を介して所定の整流子片122 に導通している。
【0053】
大径導電路121 は、バッテリー141 のマイナス端子に接続され、小径導電路123 は、スタータマグネチックスイッチ140 の一方の端子に接続され、バッテリー141 のプラス端子は、スタータマグネチックスイッチ140 の他方の端子に接続されるとともに、スタータマグネチックスイッチ140 の電磁コイル140aの一端に接続されている。
電磁コイル140aの他端は、スタータレバー142 の1端子をアースされた始動スイッチ143 の他端子に接続されている。
【0054】
ブラシホルダー100 に支持された4個の−側ブラシ110a,110b,110c,110dと4個の+側ブラシ112a,112b,112c,112dは、整流子ホルダー120 の大径導電路121 ,整流子片122 、小径導電路123 のいずれかにそれぞれ接離可能に移動する。
【0055】
−側ブラシ110aは大径導電路121 と接離し、他の−側ブラシ110b,110c,110dはそれぞれ整流子片122 に接離可能で、接触状態で円環状に配列された整流子片122 に順次接触し、この4個の−側ブラシ110a,110b,110c,110dは−側ターミナルプレート105 によって導通状態にある。
【0056】
また+側ブラシ112aは小径導電路123 と接離し、他の+側ブラシ112b,112c,112dはそれぞれ整流子片122 に接離可能で、接触状態で円環状に配列された整流子片122 に順次接触し、この4個の+側ブラシ112a,112b,112c,112dは+側ターミナルプレート106 によって導通状態にある。
【0057】
計8個のブラシ110a,110b,110c,110d,112a,112b,112c,112dの大径導電路121 ,整流子片122 、小径導電路123 との接離は自動的に行われ、クランクシャフト83の回転数が所定回転数以下であれば、スプリング99による付勢力でブラシはそれぞれ所定の大径導電路121 ,整流子片122 、小径導電路123 に接触状態にあり(図15参照)、所定回転数を越えると遠心力によりボール98がガバナーインナー96のポケット96cのテーパした底壁96dに作用しスプリング99の付勢力に打ち勝ってガバナーインナー96をブラシホルダー100 とともに移動し、ブラシは一斉に大径導電路121 ,整流子片122 、小径導電路123 から離れる(図16参照)。
【0058】
以上のような構成の車両用始動兼発電装置80において、スタータレバー142 が操作され始動スイッチ143 がオンされると、電磁コイル140aが励磁されスタータマグネチックスイッチ140 がオンし、バッテリー141 から電流が小径導電路123 ,+側ブラシ112a,+側ターミナルプレート106 ,3つの+側ブラシ112b,112c,112d,3つの整流子片122 を順次経て,所要の始動コイル133 に流れ、次いで始動コイル133 を流れた電流は3つの整流子片122 ,3つの−側ブラシ110b,110c,110d,−側ターミナルプレート105 ,−側ブラシ110a,大径導電路121 を経てバッテリー141 に戻る。
この所要の始動コイル133 に流れる電流によりインナーロータ90に回転トルクを生じクランクシャフト83を回転させ、内燃機関を始動させる。
【0059】
本実施の形態も、ステータコア131 の内側に回転内磁型インナーロータ90を配設したので、回転慣性は小さく内燃機関の性能に対し負荷となることはなく、かつ装置全体を小型軽量化することができ、またブラシおよび整流子をインナーロータ90の側方に設け、熱の影響を避けブラシの性能に影響を与えない。
さらに本実施の形態では、8個のブラシ110a,110b,110c,110d,112a,112b,112c,112dを用いており、前記実施の形態における12個のブラシに比べ4個程ブラシの数を減らすことができ、整流子片や導電路に摺接して磨耗するブラシの数が少ないことは組付けを容易にし、かつ経済的である。
【0060】
またブラシと整流子片・導電路との接離をボール98の遠心力を利用して自動的に行っているので、スタータレバーに連動してブラシホルダーを移動する機構および内燃機関の回転数検出信号に基づき回路の断接を制御する制御機構の両機構を必要とせず、同両機構の働きを1つの簡単な遠心ボール機構で自動的に行っている。
したがって構成を簡素化しコストの低減を図ることができる。
【0061】
【発明の効果】
本発明は、ステータコアの径内方に回転内磁型ロータを配設したので、ロータの回転慣性は小さく内燃機関の性能に対し負荷となるようなことはなく、かつ装置全体を小型軽量化することができる。
またブラシおよび整流子を回転内磁型ロータの側方に設けたので、走行中発熱するロータとステータの外にあってブラシの性能に影響を与えない。
【0062】
付勢手段が固定整流子ホルダーに対しブラシホルダーを離れる方向に付勢し、ブラシホルダーに連結されたワイヤーを引くことにより付勢手段の付勢力に抗してブラシホルダーを移動してブラシを整流子に接触させることで、ブラシと整流子の接離駆動機構を簡素化し装置をより小型軽量化することができる。
【0063】
スタータレバーの手動操作により前記ワイヤーは引かれることで、電磁コイル等を不要とし構造を簡素化しコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る車両用始動兼発電装置の発電機として機能している時の側断面図である。
【図2】同車両用始動兼発電装置の電動機として機能している時の側断面図である。
【図3】インナーロータの正面図である。
【図4】同裏面図である。
【図5】図3におけるV−V線で切断した断面図である。
【図6】アウターロータの正面図である。
【図7】図6におけるVII −VII 線で切断した断面図である。
【図8】ブラシホルダー部の正面図である。
【図9】同裏面図である。
【図10】図8におけるX−O−X線で切断した断面図である。
【図11】整流子ホルダー部の正面図である。
【図12】同裏面図である。
【図13】図11におけるXIII−O−XIII線で切断した断面図である。
【図14】始動機構の回路図である。
【図15】別の実施の形態に係る車両用始動兼発電装置の電動機として機能している時の側断面図である。
【図16】同車両用始動兼発電装置の電動機として機能している時の側断面図である。
【図17】インナーロータの正面図である。
【図18】同裏面図である。
【図19】図17におけるXIX −O−XIX 線で切断した断面図である。
【図20】ガバナーインナーの正面図である。
【図21】同裏面図である。
【図22】図20におけるXXII−O−XXII線で切断した断面図である。
【図23】ブラシホルダーの正面図である。
【図24】同裏面図である。
【図25】図24におけるXXV −O−XXV 線で切断した断面図である。
【図26】−側ターミナルプレートの斜視図である。
【図27】+側ターミナルプレートの斜視図である。
【図28】整流子ホルダーの正面図である。
【図29】同裏面図である。
【図30】図28におけるXXX −O−XXX 線で切断した断面図である。
【図31】同実施の形態の始動機構の回路図である。
【符号の説明】
1…車両用始動兼発電装置、2…クランクケース、3…クランクシャフト、4…ナット、
10…インナーロータ、11…ロータボス、12…マグネット、13…ロータカバー、
20…アウターステータ、21…ステータコア、22…発電コイル、23…始動コイル、
30…ブラシホルダー、31…ブラシ、32…スプリング、33…ストッパー、34…連結部材、
40…整流子ホルダー、41…第1の導電路、42…第2の導電路、43…整流子片、
44…接続線部、45…端子片、
50…スプリング、51…ボルト、52…スラストニードルベアリング、53…ワイヤー、
60…スタータレバー、61…コード、62…コネクター、65…スタータマグネチックスイッチ、66…バッテリー、67…始動切りスイッチ、68…始動スイッチ、
70…内燃機関、71…エンジン回転数検出手段、
80…車両用始動兼発電装置、82…クランクケース、83…クランクシャフト、
90…インナーロータ、91…ロータボス、92…マグネット、93…ロータカバー、
94…ガバナーアウター、95…リベット、96…ガバナーインナー、97…ネジ、98…ボール、99…スプリング、
100 …ブラシホルダー、101a…大径凹部、101b…中径凹部、101c…小径凹部、
102a…大径凹部、102b…小径凹部、103 …円孔、105 …−側ターミナルプレート、106 …+側ターミナルプレート、110a,110b,110c,110d…−側ブラシ、111a,111b,111c,111d…導線、112a,112b,112c,112d…−側ブラシ、113a,113b,113c,113d…導線、115 …スプリング、116 …ストッパー、
120 …整流子ホルダー、121 …大径導電路、122 …整流子片、123 …小径導電路、
130 …アウターステータ、131 …ステータコア、132 …発電コイル、133 …始動コイル、134 …コード、135 …円筒部、
140 …スタータマグネチックスイッチ、141 …バッテリー、142 …スタータレバー、143 …始動スイッチ。

Claims (1)

  1. 内燃機関のクランクケースの側方に設けられ始動コイルと発電コイルとを同一電機子のステータコアに巻回した車両用の始動兼発電装置において、
    該内燃機関のクランクシャフトに嵌着された回転内磁型ロータを前記ステータコアの径内方に配設し、
    前記回転内磁型ロータと軸方向の相対的な移動を許して一体に回転するブラシホルダーを同回転内磁型ロータの側方のうち前記始動コイルと発電コイルのいずれの端面より外側のクランクケースの外方側でクランクシャフトの端部より外方に設け、
    前記ブラシホルダーの外側表面に複数のブラシを突設し、
    前記ブラシホルダーの外側表面と対向して設けられた固定整流子ホルダーの内側表面に複数の整流子を所定位置に配設し、
    付勢手段が前記固定整流子ホルダーに対し前記ブラシホルダーを離れる方向に付勢し、
    前記ブラシホルダーの中心部に回転自在に連結されたワイヤーが前記固定整流子ホルダーを貫通して外側に延び、その端部がスタータレバーに連結され、
    スタータレバーの手動操作により前記ワイヤーが引かれることにより前記付勢手段の付勢力に抗して前記ブラシホルダーを軸方向に移動して前記ブラシを前記整流子に接触させ前記始動コイルへの電力供給がなされることを特徴とする車両用始動兼発電装置。
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