JP3791796B2 - 楽音発生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、レガート演奏を検出し、そのレガート演奏に応じてレガート制御を施して楽音を発生する楽音発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、レガート演奏を検出したら楽音にポルタメントをかけて出力する技術が知られている(特許文献1)。また、レガート演奏を検出したら波形データのアタック部の途中から読み出して楽音を生成する技術が知られている(特許文献2)。さらに、レガート演奏を検出したら、通常の波形データとは別のスラー波形データで楽音を生成する技術が知られている(特許文献3)。
【0003】
レガート演奏の検出方法としては以下のような方法が知られている。
▲1▼前音のノートオフと次音のノートオンとが時間的に近接している場合に、レガート演奏と判定する。
▲2▼前音のノートオフが来る前に、次音のノートオンが来た場合に、レガート演奏と判定する。
▲3▼前音のノートオフが来る前に、音高差が閾値内の次音のノートオンが来た場合に、レガート演奏と判定する。
【0004】
また、操作子(ニーレバー)により、上記レガート演奏の検出を行うか否か(オンオフ)を制御するものが知られている(特許文献2)。
【0005】
【特許文献1】
特公平3−18197号
【0006】
【特許文献2】
特許第2792368号
【0007】
【特許文献2】
特開平10−307586号
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述した別途の操作子(ニーレバー)によってレガート演奏の検出を行うか否かを制御する方法では、そのための操作子を設ける必要がある。そのような別途の操作子を設けることなく、鍵盤等の演奏操作子で生成されるノートオンとノートオフだけでレガート制御するしないを弾き分けたいという要求がある。
【0009】
一方、音高差が閾値以内であることをレガート判定の条件にする場合、その閾値以上の音高差のレガート制御はできないという不具合がある。ノートオンとノートオフだけで、全音域にわたってレガート制御するしないを弾き分けたい。
【0010】
さらに、上述したレガート演奏の検出方法では、和音演奏の際に不具合が起こる。例えば、前音のノートオン中に和音を構成する複数のノートオンが来たとき、それら複数のノートオンの各音に対してレガート制御がかけられ、和音の各音がアタックのない音色で発音される。複数同時に発生したノートオンであれば、それは和音演奏と考えられるので、レガート制御の対象から外して、アタックのある楽音としたい。
【0011】
この発明は、上述の従来技術における問題点に鑑み、別途の操作子を設けることなくノートオンとノートオフだけで、また全音域にわたって、レガート制御するしないを弾き分けることができ、さらに和音演奏の場合にはアタックのある楽音で発音することができる楽音発生装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、この発明は、前音と次音が重なったとき、前音のノートオンと次音のノートオンの時間差が閾値以上であれば、レガート制御を行うようにしたことを特徴とする。また、前音と次音が重なったとき、次音の発音を所定時間だけ待って、その間にさらにその次のノートオンが来なければレガート制御を行うようにしたことを特徴とする。さらに、前音と次音が重なったとき、次音のベロシティが閾値以上(または以下)の場合にレガート制御を行うようにしたことを特徴とする。さらに、前音と次音が重なったとき、次音の音高が前音の音高より高い(または低い)場合にレガート制御を行うようにしたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いてこの発明の実施の形態を説明する。
【0014】
図1は、この発明の実施の形態に係る楽音発生装置のブロック構成を示す。この装置は、中央処理装置(CPU)101、フラッシュメモリ102、ランダムアクセスメモリ(RAM)103、鍵盤104、MIDI入出力インターフェース(I/O)105、パネル操作子106、パネル表示器107、音源108、波形メモリ109、およびサウンドシステム110を備える。これら各部はバスラインにより相互に接続されている。
【0015】
CPU101は、本装置全体の動作を制御する処理装置である。CPU101は、鍵盤104の演奏操作を検出し該演奏操作に応じた発音指示を音源108に出力するが、特に鍵盤104がレガート演奏されたことを検出したときはレガート制御で楽音を生成するように音源108に指示を与える。フラッシュメモリ102は、CPU101が実行する各種制御プログラムやデータを格納する不揮発性メモリである。RAM103は、プログラムのロード領域や各種バッファ領域として使用する揮発性メモリである。鍵盤104は、ユーザが演奏操作するための複数の鍵を備えた鍵盤である。MIDI I/O105は、外部のMIDI機器と接続するためのインターフェースである。パネル操作子106は、この装置の外部パネル上に設けられた各種の操作子である。パネル表示器107は、この装置の外部パネル上に設けられたディスプレイである。音源108は、CPU101からの指示に基づき波形メモリ109から波形データを読み出して楽音を生成し、サウンドシステム110により放音する。
【0016】
図2は、図1の装置で採用している波形メモリ読み出し方式の音源108において生成する楽音のエンベロープ波形200を示す。エンベロープ波形200は、ノートナンバXのノートオン発生タイミング201でアタック部が立ち上がり、ディケイ部とサスティン部の後、ノートオフ発生タイミング202でリリース部に移行する(いわゆるADSR方式)。ノートオン201からノートオフ202までが一楽音のノートオン期間203となる。このエンベロープ波形200は、レガート演奏でないときに使用される通常用音色の波形であり、立ち上がり部にアタック感のあるものである。通常用音色では、当該音色に対応する自然楽器をアタックをつけて演奏した音をサンプリングし、そのサンプリングされた波形データを素材(通常用波形データ)として使用する。該波形データは、アタック部とループ部からなる波形データに加工されて波形メモリに記憶される場合が多い。波形読出のためのパラメータは、指定された音高(ノートナンバ)に対応した速度で、該波形データをアタック部の先頭から読み出し、続いてループ部を繰り返し読み出すように設定する。音量EGパラメータは、音量エンベロープ波形がノートオンに応じて開放状態からスタートする、または、レガート用音色より速い速度で立ち上がるように設定するとよい。
【0017】
上述の通常用音色のほか、本装置の波形メモリ109にはレガート用音色の波形データが格納されている。レガート用音色は、レガート演奏されたときに通常音色の代わりに使用される、通常用音色に比べてアタック感の弱い音色である。当該音色に対応する自然楽器をアタックを付けないように演奏した音をサンプリングし、そのサンプリングされた波形データを素材(レガート用波形データ)として使用する。例えば、ギター音色であれば、ギターをハンマリングオン奏法で演奏した音、トランペットやサックスなどの管楽器音色であれば、該管楽器をレガートで演奏した2音目の音を切り出したり、ブレスの調整により単音でなるべくアタックを付けずに吹いた音である。なお、レガート用音色にも通常用音色で使用している波形データと同じ波形データを用いて、アタック感を弱めるため波形読出用のパラメータを、アタック部の途中から読み出し、続いてループ部を繰り返し読み出すように、設定してもよい。音量EGパラメータは、音量エンベロープ波形が通常用音色より遅い速度で立ち上がるように設定するとよい。
【0018】
図3は、図1の装置のパネル表示器107に表示される各音色のレガート制御の設定画面を示す。この画面は、所定の操作で音色を選択し、レガート制御設定画面の呼び出しを行うことにより表示される。図3のタイトル300の「音色No.17 レガート制御 設定画面」は、この設定画面が音色ナンバが17の音色に関するレガート制御設定画面であることを示している。301は当該音色No.17に対するレガート制御を行うか否かを設定するチェックボックスである。チェックボックス301がチェックされている状態(ENABLEオン)のとき、当該音色の演奏に対しては、後述するような条件判定の基でレガート制御を行う。チェックボックス301がチェックされていない状態(ENABLEオフ)のとき、当該音色に対するレガート制御を行わない。ENABLEオフのときは、当該設定画面内でこれ以降の設定は受け付けない。
【0019】
ENABLEオンのとき、当該音色(ここでは音色No.17)の音からレガート制御で移行する次音の音色であるレガート用音色No.を入力する領域が311である。ここではレガート用音色No.36が設定されているので、前音(音色No.17またはNo.36)の後の次音のノートオンでレガート制御すべきと判定されたとき、当該ノートオンで発音する楽音は音色No.36である。すなわち、レガート制御で次音の音色No.36の楽音に移行するように制御される。
【0020】
ENABLEオンのときは、後述するチェックボックス302〜304のそれぞれの設定状態に応じてレガート制御を行なうか否かを判定するが、その前提として、前音と次音のノートオン期間が重なっていることが必要である。すなわち、前音がノートオフされる前に次音がノートオンされたとき、チェックボックス302〜304に係るそれぞれの条件を判定し(その判定方法は以下で説明する)、レガート制御を行うと判定された場合にレガート制御を行う。なお、チェックボックス302〜304がすべてオフされていた場合は、前音がノートオフされる前に次音がノートオンされたときレガート制御を行う。また、チェックボックス302〜304のオン/オフは独立して設定できるものとする。
【0021】
302は前音と次音とのノートオンの時間差による判定を行うか否かを設定するチェックボックスであり、312はその時間幅を設定する入力領域である。チェックボックス302がオンされている場合は、前音のノートオンと次音のノートオンとの時間差が領域312で設定している値以上のときレガート制御を行い、そうでないときレガート制御を行わない。
【0022】
303は演奏時のベロシティによる判定を行うか否かを設定するチェクボックスであり、313はその閾値を設定する入力領域である。ボタン314と315は、閾値「以上」または「以下」を設定する択一的なラジオボタンである。チェクボックス303がオンされており、「以上」を示すラジオボタン314がオンされている場合は、次音のノートオンのベロシティが領域313に設定された閾値以上のときレガート制御を行い、そうでないときレガート制御を行わない。同様に、チェクボックス303がオンされており、「以下」を示すラジオボタン315がオンされている場合は、次音のノートオンのベロシティが領域313に設定された閾値以下のときレガート制御を行い、そうでないときレガート制御を行わない。上述の「以上」は閾値を下限として用いる意味であり、「以下」は閾値を上限として用いる意味である。
【0023】
304は音高の移行の方向による判定を行うか否かを設定するチェックボックスである。「UP」ボタン316と「DOWN」ボタン317は、その方向が音高の高くなる方向か低くなる方向かを択一的に選択するラジオボタンである。チェクボックス304がオンされており、「UP」ボタン316がオンされている場合は、前音から次音へ音高が上昇する方向のときレガート制御を行い、そうでないときレガート制御を行わない。同様に、チェクボックス304がオンされており、「DOWN」ボタン317がオンされている場合は、前音から次音へ音高が下降する方向のときレガート制御を行い、そうでないときレガート制御を行わない。
【0024】
320はこの設定画面を閉じるクローズボタンである。ユーザは、パネル表示器107に表示された図3のような設定画面上で、パネル操作子106を操作することにより、各音色のレガート制御について上述したような設定を行うことができる。
【0025】
図4は、CPU101が鍵盤104の何れかの鍵のノートオンイベントを検出したときに実行するノートオンイベント処理のフローチャートであり、特にレガート制御がENABLE(図3のチェックボックス301がオン)の場合のノートオンイベント処理を示す。
【0026】
ステップ401で、ノートオンされたノートナンバおよびベロシティをそれぞれレジスタNNおよびVELにセットする。ステップ402で、現在ノートオン中の発音ch(チャンネル)があるか否か判定し、無いときは、レガート演奏でなく通常の演奏の発音ということであるから、ステップ405で発音chを割り当て、ステップ406で割り当てたchのレジスタにNNおよびVELに対応した通常発音用音色例えば音色No.17の音色の楽音制御パラメータを設定し、ステップ407で当該chに発音開始のトリガを送出して、終了する。
【0027】
ステップ402でノートオン中の発音chがあるときは、ステップ403で、設定された条件に従いレガート制御を行うか否か判定する。レガート制御を行うときはステップ404からステップ408に進み、行わないときはステップ404からステップ405以降の通常の発音処理に進む。
【0028】
ここでステップ403におけるレガート制御判定について説明する。まず、図3のチェックボックス302,303,304が何れもオフのときは、レガート制御を行う。チェックボックス302がオンのときは以下の▲1▼の条件を判定し、チェックボックス303がオンのときは以下の▲2▼の条件を判定し、チェックボックス304がオンのときは以下の▲3▼の条件を判定する。▲1▼〜▲3▼のうち2つ以上の条件判定を行うときは、何れか1つの条件で「レガート制御を行わない」とされたら後の条件は判定しない。何れか1つの条件で「レガート制御を行う」とされた場合は、残りの条件についても判定するものとする。すなわち、▲1▼〜▲3▼の各条件は「レガート制御を行わない」ことの判定条件としてORで結ばれているものとする。なお、
【0029】
▲1▼の条件を説明する。前音(ステップ402で現在ノートオン中の楽音)と次音(今回発生したノートオンイベントの楽音)とのノートオンの時間差が、領域312で設定している値以上かどうか判定する。以上のときレガート制御を行い、そうでないとき行わないとする。
【0030】
▲2▼の条件を説明する。「以上」ボタン314がオンの場合は、今回発生したノートオンイベントのベロシティが領域313に設定された閾値以上のときレガート制御を行い、そうでないとき行わないとする。「以下」ボタン315がオンの場合は、今回発生したノートオンイベントのベロシティが領域313に設定された閾値以下のときレガート制御を行い、そうでないとき行わないとする。
【0031】
▲3▼の条件を説明する。「UP」ボタン316がオンの場合は、前音から次音へ音高が上昇する方向のときレガート制御を行い、そうでないとき行わないとする。「DOWN」ボタン317がオンの場合は、前音から次音へ音高が下降する方向のときレガート制御を行い、そうでないとき行わないとする。
【0032】
以上の条件判定により、レガート制御を行うと判定されたときステップ404から408に進み、行わないと判定されたときステップ404から405に進むものである。
【0033】
レガート制御を行うときは、ステップ408で発音chを割り当て、ステップ409で割り当てたchのレジスタにNNおよびVELに対応したレガート用音色(現在設定されている音色に対し、図3の設定画面の領域311で設定されている音色)例えば音色No.36の音色の楽音制御パラメータを設定し、ステップ410で当該chに発音開始のトリガを送出して、終了する。
【0034】
なお、上記実施の形態では、図3のチェックボックス302〜304に係る上記▲1▼〜▲3▼の条件を、(前音のノートオン中に次音のノートオンが来たことを前提として)「レガート制御を行わない」ことの判定条件としてORで結ばれているとして説明したが、各条件の捉え方は任意である。すなわち、各条件を「レガート制御を行う」ケースを抽出する条件として見るか、「レガート制御を行わない」ケースを抽出する条件として見るかは、条件ごとに独立しており任意である。例えば、上記▲1▼〜▲3▼の条件を「レガート制御を行う」ことの判定条件としてORで結ばれているとしてもよい。また、各条件に優先順位を付け、該順位が高い条件から判定していってもよい。さらに、従来より知られているレガート演奏の検出方法と組み合わせてもよい。ただし、通常は1音ごとにアタック感のある楽音で演奏し、時々レガート制御を入れたい場合が多いと考えられ、またその方が弾き分けることがし易いので、「レガート制御を行わない」ことの判定条件としてORで結ばれているとする方が好ましい。
【0035】
上記実施の形態では、レガート制御の方法として、レガート用音色の楽音を発生するようにしたが、レガート制御の方法は任意である。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、前音と次音が重なった場合に、前音のノートオンと次音のノートオンの時間差が閾値以上のとき、あるいは次音のノートオンから所定時間待ってその間にさらに次のノートオンが来ないとき、レガート制御を行うようにしているので、レガートで1音ずつ弾かれた場合にのみレガート制御がかけられ、同時に複数音がノートオンされた(バッキング演奏や和音演奏の場合)ときには、レガート制御のされないアタックのある音で発音させることができる。同時にノートオンされた音のうちの最初の1音だけはレガート制御されるが、同時にノートオンされた他の音のアタックによりマスキングされて目立たない。
【0037】
また、前音と次音が重なったとき、次音のベロシティが閾値以上(または以下)の場合にレガート制御を行うので、次音を強く(または弱く)弾いたときにレガート制御をかけることができる。さらに、前音と次音が重なったとき、次音の音高が前音の音高より高い(または低い)場合にレガート制御を行うようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係る楽音発生装置のブロック構成図
【図2】 楽音のエンベロープ波形を示す図
【図3】 レガート制御の設定画面を示す図
【図4】 レガート制御がENABLEの場合のノートオンイベント処理のフローチャート図
【符号の説明】
101…中央処理装置(CPU)、102…フラッシュメモリ、103…ランダムアクセスメモリ(RAM)、104…鍵盤、105…MIDI入出力インターフェース(I/O)、106…パネル操作子、107…パネル表示器、108…音源、109…波形メモリ、110…サウンドシステム。

Claims (4)

  1. ノートオンの指示に応じて楽音を発生する楽音発生装置であって、
    現在ノートオン中の楽音がある状態で、次音のノートオンが検出されたかどうかを判定する手段と、
    現在ノートオン中の楽音がある状態で、次音のノートオンが検出されたとき、前記現在ノートオン中の楽音のノートオン発生時点と前記次音のノートオン発生時点との時間差が所定の閾値以上であるか否か判定する手段と、
    前記時間差が所定の閾値以上のとき、レガート制御を行って前記次音の楽音を発生する手段と
    を備えたことを特徴とする楽音発生装置。
  2. ノートオンの指示に応じて楽音を発生する楽音発生装置であって、
    現在ノートオン中の楽音がある状態で、次音のノートオンが検出されたかどうかを判定する手段と、
    現在ノートオン中の楽音がある状態で、次音のノートオンが検出されたとき、該次音のノートオン発生時点から所定時間内にさらに次のノートオンが検出されたかどうかを判定する手段と、
    前記所定時間内にノートオンが検出されなかったとき、レガート制御を行って前記次音の楽音を発生する手段と
    を備えたことを特徴とする楽音発生装置。
  3. ノートオンの指示に応じて楽音を発生する楽音発生装置であって、
    レガート制御を行うか否かの判定に用いる上限の閾値または下限の閾値を設定する手段と、
    現在ノートオン中の楽音がある状態で、次音のノートオンが検出されたかどうかを判定する手段と、
    現在ノートオン中の楽音がある状態で、次音のノートオンが検出されたとき、前記次音のノートオン時に検出されたベロシティと前記閾値とを比較しその大小関係を求める手段と、
    前記閾値が下限の閾値である場合は、前記ベロシティが前記閾値以上のときレガート制御を行うと判定し、前記閾値が上限の閾値である場合は、前記ベロシティが前記閾値以下のときレガート制御を行うと判定する手段と、
    レガート制御を行うと判定されたとき、レガート制御を行って前記次音の楽音を発生する手段と
    を備えたことを特徴とする楽音発生装置。
  4. ノートオンの指示に応じて楽音を発生する楽音発生装置であって、
    音高の移行の方向として上方向または下方向を設定する手段と、
    現在ノートオン中の楽音がある状態で、次音のノートオンが検出されたかどうかを判定する手段と、
    現在ノートオン中の楽音がある状態で、次音のノートオンが検出されたとき、前記ノートオン中の楽音から前記次音の楽音への音高の移行の方向を求める手段と、
    前記設定手段で上方向が設定されている場合は、前記音高の移行の方向が上方向のときレガート制御を行うと判定し、前記設定手段で下方向が設定されている場合は、前記音高の移行の方向が下方向のときレガート制御を行うと判定する手段と、
    レガート制御を行うと判定されたとき、レガート制御を行って前記次音の楽音を発生する手段と
    を備えたことを特徴とする楽音発生装置。
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