JP3791168B2 - コンデンサ - Google Patents

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JP3791168B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モーター配電盤等に使用されるコンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
力率改善用として個々の負荷に接続されるコンデンサ、及び配電盤の内部に配置され電磁接触器等に接続されるコンデンサでは、外部からの引出用端子を用いて接続される場合が多く、これらの引出用端子との接続部を備えた端子台とその接続用の絶縁電線の導電部を覆う絶縁カバーを有した構造となっている。
【0003】
図9は、従来の端子構造を備えたコンデンサを示す一部断面図である。図9で19はコンデンサ本体部で、合成樹脂からなりコンデンサ素子を内部に収容し、充填用樹脂を注型硬化している。12は端子台で帯状の導体からなり、その根元側はコンデンサ素子に接続され充填樹脂で固定されている。この端子台12は斜め方向に設置され、その面には端子ねじ13が螺合可能なねじ孔14が形成されている。15は絶縁電線でその端部に引出用端子としての圧着端子16が取り付けられている。端子台12は3相分設けられており、各端子台の両端及び相互間には絶縁用の隔壁を形成した絶縁台18が設置され、コンデンサ本体19の上部に設置されている。この端子台12、端子ねじ13及び圧着端子16を含む充電部を覆う絶縁カバー11が絶縁台18に嵌合させるように装着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
コンデンサ等の電気機器に関しては、安全上の対策としてその導電部は通常の使用状態において、所定形状の試験指が触れないことが例えば「電気用品取締法関係法令集」に規定、記載されている。したがって、図9で端子台12、端子ねじ13及び圧着端子16を含む導電部を覆う絶縁カバー11の取り付けが必要となる。この絶縁カバー11は実際に例えば樹脂成型品からなり、絶縁台18に嵌合するように装着している。しかしながら、端子台12に絶縁電線15を接続するときは絶縁カバー11を取り外す必要があるが、接続作業のあいだは取り外した絶縁カバー11を作業の邪魔にならない所に置いておかなければならず、コンデンサ本体19から離れてしまうため紛失したりする恐れがあり、前記の安全上の対策ができなくなるという問題の発生があった。本発明は以上のような問題を解決するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1記載のコンデンサは、電線を接続する端子台と、前記端子台を取り付けた絶縁台と、前記端子台や前記絶縁台などを覆う絶縁カバー部と、コンデンサ本体と、前記コンデンサ本体の蓋部とを備え、前記絶縁カバー部と前記蓋部とが一体成形され、薄肉部分からなる連結部により連結されているものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載のコンデンサは、絶縁カバー部とコンデンサ本体の蓋部とが一体成形され、薄肉部分からなる連結部により連結されているもので、絶縁カバー部の開閉を行ってもコンデンサ本体から離れることがなく、コンデンサ製作上の作業性を向上でき、かつ使用する上において電線の接続作業性の向上も図れる。
【0007】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。
【0008】
図1は本発明の実施の形態1の絶縁カバーの斜視図である。絶縁カバー1は図3に示すコンデンサ本体部9に取り付ける蓋部2と絶縁台8を覆うカバー部3と、これらを接続する連結板4とからなっており、例えばナイロン、ポリプロピレンなどの樹脂成型品で一体成形されたものである。図2に示すように、蓋部2と連結板4との接続部5は薄肉部分となっており、成形加工時に同時に形成されており、図4に示すように、この部分を軸として回転しカバー部3が絶縁台8に脱着できる。この薄肉部分5はカバー部3を絶縁台に取り付ける際に、折り曲げが可能で、かつ破断しない厚みを有しており、カバーの繰り返しの開閉、脱着を可能としている。また、カバー部3の連結板4が取付られた側と反対側には、絶縁電線の導出が可能な開口部が形成されており、さらに絶縁電線の露出部を覆うためU字状のバリヤが設けられている。蓋部2とカバー部3の連結は、カバー部3を絶縁台8に取り付けたとき、絶縁電線の導出方向と反対方向にすることで、絶縁電線を端子台に接続する作業の邪魔にならない方向としている。
【0009】
まれに配電盤の内部に配置され電磁接触器等に接続されるコンデンサにおいては機器全体の絶縁カバーが取り付けられることもあり、この場合においては個々の機器の絶縁カバーが不要となる場合がある。このときは、蓋部2と連結板4との接続部5の薄肉部分を切断することにより、カバー部3を容易に取り外すことができる。
【0010】
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2の絶縁カバーの斜視図である。絶縁カバー1はコンデンサ本体部9に取り付ける蓋部2と、絶縁台8を覆うカバー部3とで構成されるがそれぞれ樹脂成形品の独立した部品となっている。蓋部2の先端にはカバーを取り付けるための係止部6が形成されている。カバー部3の一方の先には蓋部2に設けられた係止部6に嵌合する係合部7が設けられている。図6(a),(b)に示すように、係止部6は凹部6Aが形成されており、係合部7の先端部は円筒形部分7Aを有した口状になっており、この7A部を前記係止部6の凹部6Aに圧入等により係止する。係止部6の凹部6Aの開口部分は凹部中央部より少し狭く、かつ係合部7の円筒形部分7Aの径よりも少し小さくなっており、カバー部3が蓋部2から容易に離脱しない寸法に設定されている。7A部の円筒形部の径は凹部6Aの中央部の径と同一または僅かに小さくなっており、装着した後、カバーが7A部を軸として回転でき、カバー部が絶縁台に脱着できるのである。また、実施例1の場合と同様に配電盤の内部に設置され、機器全体のカバーが取り付けられることで個々の機器のカバーが不要な場合には、係止部6と係合部7の嵌合部を取り外すことで容易に対応できる。
【0011】
図7は本実施の形態2の絶縁カバーの係合部の他の形状を示すものである。係止部6は凹部6A、6Bで形成されており、係合部7の先端部は円筒形部分7Aを有したT字形となっており、この7A部を前記凹部6A,6Bに嵌合するものである。
【0012】
また、図8(a)に示すように係止部6の凹部6Aの位置は、実施の形態2では蓋部2に対して垂直方向にある場合について示したが、水平方向(図8(b)の6B)でも斜め方向(図8(c))の6C)でも円筒形部分7Aが嵌合できる位置であれば良い。
【0013】
なお、以上の実施の形態では蓋部に係止部、カバー部に係合部を形成した場合について述べたが、蓋部に係合部、カバー部に係止部を設けた場合も同様の構成が可能である。
【0014】
【発明の効果】
以上のように、請求項1のコンデンサでは、電線を端子台に接続する作業時に絶縁カバー部を外しても、コンデンサ本体から離れることがないため、紛失する恐れをなくすことができる。また、絶縁カバー部と絶縁台との開閉がスムーズに行えるだけでなく、絶縁カバー部の脱着が容易に行えることで、コンデンサの製作工程において、絶縁カバー部が製作上邪魔になる場合において有利になるとともに、部品点数の削減にもなり製作コストの低減を図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における絶縁カバーを示す斜視図
【図2】 同実施の形態1における絶縁カバーを示す側面図
【図3】 同実施の形態1における絶縁カバーを開けた状態を示す側面図
【図4】 同実施の形態1における絶縁カバーを取り付けた状態を示す側面図
【図5】 同実施の形態2における絶縁カバーを示す斜視図
【図6】 (a)同実施の形態2における絶縁カバーの係止部を示す側面図
(b)同実施の形態2における絶縁カバーの第1の係合部を示す側面図
【図7】 同実施の形態2における絶縁カバーの係合部の他の形状を示す斜視図
【図8】 (a)同実施の形態2における絶縁カバーの第2の係合部を示す側面図
(b)同実施の形態2における絶縁カバーの第3の係合部を示す側面図
(c)同実施の形態2における絶縁カバーの第4の係合部を示す側面図
【図9】 従来の絶縁カバーの構造を示す一部断面図
【符号の説明】
1 絶縁カバー
2 蓋部
3 カバー部
4 連結板
5 接続部(薄肉部)
6 係止部
7 係合部
8 絶縁台
9 コンデンサ本体部

Claims (1)

  1. 電線を接続する端子台と、前記端子台を取り付けた絶縁台と、前記端子台や前記絶縁台などを覆う絶縁カバー部と、コンデンサ本体と、前記コンデンサ本体の蓋部とが一体成形され、薄肉部分からなる連結部により連結されていることを特徴とするコンデンサ。
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